情報統括による大学の見える化の推進
2013.8.
岡山大学 情報統括センター
稗田 隆
岡山大学の紹介
• 2つのキャンパスと4つの地区からなる総合大学
• 200万平方メートルの広大なキャンパス
新幹線の駅に一番近い
国立大学
学生数 約14,000名の11学部、7研究科からなる総合大学
中国地方の中心、美しい学都 岡山大学
アゼンダ
1. 岡山大学の IRの歴史
2. DB構築から5年経過して
3. 岡山大学における情報活用事例
学長戦略室の活動を支援
情報活用例
システム構築支援
情報の見せる化の試行
4. 今後の活動について
岡山大学 情報統括センター管理から経営へ
学内情報の有効活用と効率化
(前文)国立大学法人岡山大学(以下「本学」という。)は,教育,研究,医療,図書,経営に
関する全ての情報及びそれらを扱う情報環境(以下「情報資源」という。)が,本学の
諸活動における礎として全学構成員の共有の資源であることを認識し,
適正な管理及び戦略的活用によって本学の更なる発展を達成するため, 情報資源
に関する行動指針を次のとおり定める。
情報資源に関する行動指針の策定1.岡山大学の IRの歴史
情報資源の活用に向けた取り組み経緯
岡山大学 情報統括センター1)平成18年4月~平成20年3月 (第一期)
データ管理プロジェクト、データ項目検討ワーキンググループ 評価センターのプロジェクトとして発足 目的:既存のシステムで個別に運用・利用されている情報を統合して扱う新たな統合データベースの開 発を行う2)平成20年4月~平成22年3月 (第二期)
大学情報データベースプロジェクト推進室 総合情報基盤センターのプロジェクトとして設置 目的:大学全体としてサービスの向上を図りつつ、情報一元化を実現する3)平成22年4月~
(第三期)
総合情報基盤センター及び学術情報部情報企画課を改組し、 情報統括センターを設置 (同時に学長戦略室を設置) 目的:情報戦略の企画・立案,情報基盤の整備・運用並びに本学の諸活動に関する情報の収集・整備及 び役員等への提供を通じて,本学の教育研究その他業務の高度化及び円滑な遂行に資するIRに向けた学内の体制
収 集
抽 出
提 供
分 析
学 長 戦 略 室 情報統括センターIR(Institutional Research)
①
②
③
経営層 大学情報 ・人事情報 ・財務情報 ・学務情報 ・研究関連情報 ・施設情報 等 情報提供依頼 経 営 層 の 要 求 必 要 に 応 じ て 追 加 収 集戦 略
④
分 析 ③ 戦 略 ④ 情報化推進戦略 大学経営戦略学内・外データの収集及び活用状況
<教員> 学術成果リポジトリ 財務データ 大学ランキング <財務>大学情報
データベース
教員評価データ <学生> 学務データ 入試データ 研究者総覧/カタログ ReaDデータ提供 新聞社アンケート <職員> 構成員データ 認証評価 学校基本調査 (学位評価授与機構) 統合認証管理 大学経営戦略(IR) 大学情報公開 <経営戦略> <情報利活用> 就職データ 比較データ <他大学> <その他> 部局データ等 情報の拡充 経営層に対す る情報提供 自動転送:省力化 論文データ2.DB構築から5年経過して
• データベースの5年目の危機
・データベースを構築、5年目あたりから費用の削減
・データの鮮度の維持が大変
• 方針が変更
管理から経営
経営より学生サービス
• データベースへの期待
・集めることが出来る情報は集まった?
・苦労して集めるより、必要になった際に、原本データから収集が良い
① 大学情報データベースの寿命
1)単独機能として構築しない
教員情報データベースとして構築、将来にわたって必須システム
2)データのハブとして構築
利用するシステムが存在する限り、継続
新たなシステムはデータベース経由で情報連携するように指導
3)内製要員の育成
費用が無くなってもサービス継続するツールの導入
岡山大学 情報統括センター② DB維持の危機対策は取ってきたが
それでも,DB維持は大きな困難を伴う
•
データ分析者がいない
本当はいるはずだが
•
分析するテーマがない
データがあれば何でもできるはずだが
学長戦略室の活動を支援(1)
岡山大学 情報統括センター 全教員の科研の分類コード で一覧 あぶり 出し 第2期中期目標・中期計画 期間中の退職者数 弱くなる研 究分野 弱くなる教 育分野 政策への提言 検証 情報統括センター 学長戦略室 情報提供依頼 シラバスデータ(博士課程)の 抽出 外部の人材情報データの提供 博士後期課程の見直し 部局の将来人事構想の策定指 示 優秀な人材確保 定 年 退 職 者 数 2011 2013 2010-2016の7年間で約半数が入れ替わる 30ポスト/年の体制見直しのチャンス ピーク3. 岡山大学における情報活用事例
学長戦略室の活動を支援(2)
関西圏に入試関連の活動を実施
・大阪での入試説明会 ・朝日新聞の特集「関西の大学力」への出稿 年度別・高校別の入学者数の推移情報本学に対する入学希望者を増加させるために対策を立てたい
。 入試関連情報の見える化 の構築 近畿地区は平成22 年の広報活動で、朝日新聞の広告、京都市、大阪市での初めての岡山 大学のオープンスクールの実施、それに合わせたアドミッションセンター、学長戦略室による 高等学校訪問などのプロモーション活動を行った。兵庫県は従来より神戸市と姫路市でオー プンスクールを実施していたが、今年度はそれにあわせて地域誌の神戸新聞にも広告を掲 載した。データの標準化 CSV ファイル CSV ファイル 大学情報データベース 業務の標準化 大学情報 データベース 教員活動情報 サービス エビデンス 参照 自己アピール 入力 評価入力 エビデンス 参照 自己アピール 参照 教員評価 サービス 評価参照 評価確認 評価確定 査定 査定 サービス 評価 開始 評価終了 被評価者 評価者 被評価者 評価者 評価 センター 人事給与 システム シラバス システム
情報活用例(1) : 教員情報、評価システムの概要
学務 システム情報活用例(2) : 統合認証基盤システム
学内(外)システムを1組の岡大ID・パスワードで利用するための基盤
統合認証管理 データベース 大学情報 データベース 人事 システム 学務 システム 教職員 学生 利用者 管理者 シングルサインオン システム 学内システム 個人属性の 変更 利用者 個人属性の 提供 認証連携 岡大IDによる 学内外システム利用 ①個人属性の一元管理 ②個人属性の共通利用 ④学外システムとの認証連携 個人基本 属性の提供 ③学内システムとの認証連携 学外システム LDAP サービス Shibbolethサーバ OpenIDサーバ 証明書発行サービスメンバー選択
グループ登録
大学受験者志願者数の推移
情報活用例(4) : 入試情報の見える化
分析情報抽出 大学情報データベース グラフ表示 分析 紙情報 等 情報の電子化 大学受験志願者数の増員 入学者の成績推移情報活用例(5) : 経営分析(費用)
大学データベース内の情報と、学内情報を統合して分析用データベースを構築して、情報の見える化
設備投資と研究成果の関連等の指標作成に向けた予備検証