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評価規準 造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能鑑賞の能力 自分の分身をアクショ アクションペイントかンペイントで飾ったり, ら生まれる偶然の形や空間をイメージしたり線, 色を生かし, 表したすることを楽しもうといことを思い付いていしている る 段ボールに自分の姿を 写し取り, 切り抜

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Academic year: 2021

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(1)

本題材は,小学校学習指導要領の第1学年及び第2学年の目標(2)「造形活動を楽しみ,豊かな発想をする などして,体全体の感覚や技能などを働かせるようにする。」に基づいている。A表現(1)特に「ア 身近な 自然物や人工の材料の形や色などを基に思い付いてつくること。」〔共通事項〕(1)「イ 形や色などを基に, 自分のイメージをもつこと。」に重点を置いている。 本題材は,自分の体の形を段ボールに写し取って,切り取り,アクションペイントをする活動を通して,自分 らしい造形的な表現を楽しんだり,出来上がった自分の体を使って,座らせたり並べたりして新たな空間のイメ ージを広げたりして,造形遊びを楽しむことができる学習である。表現が苦手な児童も自分の体の形を写し取る ことで分身ができたという感覚になり,今まで経験したことがない新しい表現方法(絵の具をたらす・絵の具を こぼす・絵の具をちらす)を使うことによって,児童の興味・関心を高め,自分なりの表現方法が楽しめる題材 である。さらに,色の重なりや線の動きの面白さを味わい,自分のイメージをもつ力を伸ばすことができると考 える。 指導にあたっては,イヴ・クラインやジャクソン・ポロックなどの作品を参考に見させることによって,イメ ージを広げさせたい。アクションペイントについては,絵の具を散らす活動や垂らす活動・こぼす活動を自由な 発想でのびのびと活動できるように用具や場所・服装などを工夫させたい。また,使用する段ボールについては, 児童が扱いやすい片面段ボールを使用させたい。最後に,出来上がった自分の分身を置く場所を見付けたり,周 りに今まで作った作品(ケーキやさん・まどをひらいて)や色水の入った容器・プリンカップなどを並べたりす ることによって,新たな空間を作るという造形遊びにつなげたい。 自分の体のポーズを考えたり,児童が協力して写し取ったりする場面で,かかわり合いを深めていきたい。さ らにアクションペイントをする活動の中では,できあがった形や模様の偶然性を楽しみ,色の組み合わせ方も工 夫させていきたい。 【題材の目標】 ○ 自分の分身を切り抜き,アクションペイントで飾ることや空間をイメージする活動を通して,自由に表現 することの楽しさを味わうことができる。

第2学年 図画工作科学習指導案

題材名:わたしのぶんしんとあそぼう

題材について

題材の目標及び評価規準

【基礎的な知識・技能】 自分のイメージ通りに色の重 なりを楽しむことができる。自分 の体の形を切り抜くことができ る。 【かかわり合い】 自分の分身を切り抜き,アクシ ョンペイントで飾ることや空間 をイメージする活動を通して,自 由に表現することの楽しさを味 わうことができる。 【応用・ひろがり】 様々な技法を試したり楽しん だりすることを通して,自分の表 現方法を見付け,主体的に製作活 動をすることができる。

指導のポイント

(2)

【評価規準】 造形への関心・意欲・態度 発想や構想の能力 創造的な技能 鑑賞の能力 ・ 自分の分身をアクショ ンペイントで飾ったり, 空間をイメージしたり することを楽しもうと している。 ・ アクションペイントか ら生まれる偶然の形や 線,色を生かし,表した いことを思い付いてい る。 ・ 自分の分身を置いた空 間をイメージし,周りの 飾り方を思い付いてい る。 ・ 段ボールに自分の姿を 写し取り,切り抜いてい る。 ・ 自分や友達が作った空 間や飾り方のよさや表 現の工夫に気付いてい る。 (全7時間) 次 学習内容 評価の観点 評価規準 (評価方法) 関 発 創 鑑 1 (3) 自分の体の形を写し取り,切り抜 く。 1/7【2年2組授業】 ◎ ・ 段ボールに自分の姿を写し取り,切り抜い ている。 2 (3) アクションペイントで自分の分身 を飾る。 4/7【2年1組授業】 ◎ ◎ ・ 自分の分身をアクションペイントで飾った り,空間をイメージしたりすることを楽しも うとしている。 ・ アクションペイントから生まれる偶然の形 や線,色を生かし,表したいことを思い付い ている。 3 (1) 出来上がった自分の分身を使って 空間をイメージする。 7/7【2年3組授業】 ◎ ○ ・ 自分の分身を置いた空間をイメージし,周 りの飾り方を思い付いている。 ・ 自分や友だちが作った空間や飾り方のよさ や表現の工夫に気付いている。

指導と評価の計画

(3)

1 日 時 平成27年10月30日(金)公開授業Ⅰ(9:30~10:15) 2 学 年 第2学年2組 男子16名 女子13名 計29名 3 場 所 2年1組教室 4 指 導 者 片川 知世理 本学級の児童は,図画工作科の授業において意欲的に取り組む児童が多い。7月に行ったアンケート結果によ ると,「図画工作はわくわくする授業だ。」という問いに対して全児童が肯定的に答えている。また,内容につい てどれが好きかを問うと「絵」は33%,「工作」は41%,「造形遊び」は26%であった。さらに,「どんな作 品を作りたいかアイデアが浮かぶ。」という問いは93%,「作品を作るとき,どんな材料や用具を使ったらいい か分かる。」という問いは89%の児童が肯定的に答えている。しかし「友達のよさを見付けることができる。」 は81%,「自分の意見を言ったり,友達の意見を聞いたりすることができる。」は77%など,友達と関わる活 動では,肯定的に答える児童が比較的少ないことがわかった。 このアンケート結果から,図画工作の授業は,表したいことをイメージしながら,楽しんで取り組む児童が多 いことがわかった。また,今まで扱った材料や用具を思い出し,必要な場面で選択して使うことができる児童が 多いことがわかった。しかし,鑑賞や造形遊びの中で友達と関わる活動について,苦手意識を持つ児童がいる。 1学期に行った造形遊び「新聞紙であそぼう」では,材料である新聞紙の特性を考えながら身体全体を使って 関わることができた。新聞紙を様々な方向からちぎったり,丸めたりしながら新聞紙と関わり,自分の机や椅子 を包む活動を行った。子ども達にとって椅子を包む方が,机を包むより難しかったようだが,隙間無く全部隠れ るように工夫して包む児童が多くいた。また,新聞紙を止める際のセロハンテープが上手に切れない児童がいた が,席が近くの友達に上手に切れるコツを教えてもらうなど,友達との関わり合いも見られた。また,班ごとに ガムテープを配ったことから,声を掛け合い,順番に使う姿も見られた。しかし机や椅子を包む時に,新聞紙の 端を持ってもらったり,包み方の工夫を交流したりする場面は見られなかった。 指導にあたっては,導入でイヴ・クラインの作品を見せることにより,自分の体を使って作品を作るというこ とに意欲を高めたり,様々なポーズの表現の幅を広げさせたりしたい。二人一組となり,自分のポーズを決めた り,型を写し取ったり協力して取り組ませたい。

材料とのかかわり合い

段ボールは児童の身近にあるが,授業の材料として扱うのは初めてである。今回は片面段ボールを扱う。片面 段ボールは,普通の段ボールと比べて柔らかく,丸めることもできる。また厚みが薄いので,低学年でも使いや すく,はさみでも簡単に切ることができるので新しい材料としっかり関わらせたい。はじめに片面段ボールに触 れた感じ,両面段ボールとの違いを味わわせてから活動させたい。

友達とのかかわり合い

本時では,友達との関わりを大切にしたい。ポーズを決める時,自分では表したいポーズを見ることができな い。そこで友達とペアになり,鏡のように同じポーズをしてもらい,助言し合いながらより表したいポーズがで きるようにさせたい。型をとる活動では友達に鉛筆で書いてもらうなど,協力して取り組ませたい。その時,そ っと描くこと,優しく接すること等も伝え,お互い認め合って相手を思いやりながら型をとるようにさせたい。

第2学年2組

児童の実態について

かかわり合いのポイント

(4)

(1)本時の目標 友達と協力して,片面段ボールに体の形を写し取ることができる。 (2)準備物 (教師)片面ダンボ-ル (児童)6B鉛筆 (3)本時の学習展開 学習活動 ◇指導上の留意点 (◆Cと判断される児童に対する手だて) 評価規準 (評価方法) 1 イヴ・クラインの作品を見る。 2 本時の課題を確認する。 ◇ イヴ・クラインの作品から,自分の体 を使う方法もあることを知らせ,活動へ の意欲を高める。 3 片面段ボールに写し取る自分の ポーズを決める。 4 友達と協力して,自分の姿を写し 取る。 ◇ 動きのあるポーズになるように,手や 足を曲げたり,手のひらを開いたり,脇 を広げたりするように伝える。 ◇ ポーズを決める時,友達同士で鏡のよ うにポーズを見せ合い,ポーズを確認し たり直したりするようにさせる。 ◆ ポーズが思い付かない児童には,友達 のポーズを参考にして決めることを助言 する。 ◇ 友達に型を取ってもらう時に,体全体 を段ボールにつけるようにさせる。 ◇ 上手に写している児童を紹介し,綺麗 に書くポイントを伝えさせる。 ◆ 写すコツがつかめない児童には,鉛筆 の先を段ボールから離さない,ゆっくり 体に沿って鉛筆を動かすことを助言す る。 ・ 段ボールに自 分の姿を写しと っている。(行動 観察・写し取っ た形) 5 写し取った体の形を見せ合う。 ◇ 自分が写し取った体の形を見せ,友達 の形の面白さを見付けさせる 6 本時をふり返り,次時につなげ る。 ◇ 本時は友達と協力して楽しく活動でき たかを振り返り,次時は体の形を切るこ とを話し,意欲を持たせる。

本時の学習

うごきのあるポーズで,わたしのぶんしんをつくろう。

(5)

1 日 時 平成27年10月30日(金)公開授業Ⅱ(10:25~11:10) 2 学 年 第2学年1組 男子16名 女子15名 計31名 3 場 所 図工室 4 指 導 者 正田 可愛 本学級の児童は,図画工作科の授業において意欲的に取り組む児童が多い。7月に行ったアンケート結果によ ると,「図画工作はわくわくする学習だ。」と90%の児童が肯定的に答えている。また,「造形遊びが好き。」と 答えた児童は60%,「工作が好き。」「絵が好き。」と答えた児童が16%,「鑑賞が好き。」と答えた児童が6% であった。「自分らしい作品を作ることができている。」という問いに対しては,93%の児童が肯定的に答えて いる。しかし,「どんな作品をつくりたいかアイデアがうかぶ。」という問いに対し,「アイデアが浮かぶ時もあれ ば浮かばない時もある。と答えた児童が56%,アイデアが浮かばない児童が10%であった。 このことから,自分らしい発想で取り組むことができる児童は多いが,取りかかるのに時間のかかる児童がい ることが分かった。 1学期に行った造形遊び「新聞紙であそぼう」では,材料である新聞紙と体全体を使って活動していく中で, 材料の特性を考えながら十分に材料と関わる児童が多く見られた。新聞紙で机を包む活動では,みんなが同じ包 み方ではなく,それぞれの発想をもとに机を新聞紙で包むことができた。新聞紙で包まれた机を見て,「もぐって みたい。」「友達とつなげてみたい。」などどんどん発想が膨らみ,活動が展開されていた。また,「まどをひらい て」という工作では,はさみやカッターナイフを使って窓や屋根を切ることができた。しかし用具の使い方には 個人差があり,上手に用具を使いこなせない児童が数名いる。「たのしいこと見つけた」の題材でザリガニの絵を 描き,色を塗る際には,始めは楽しんで色を塗っていたが,途中から飽きて手が止まってしまう児童が数名いた。 その後に絵の具を入れた石けん水をストローで吹き,出てきた泡を付ける活動では,青,赤,黄の色の重なりを 楽しみながら表現活動をすることができた。 指導にあたっては,ジャクソン・ポロックの作品を見せた後に,絵の具を垂らす活動や散らす活動を自由な発 想でのびのびと活動できるように,図工室で行う。その際,自分の分身の段ボールの下に不織布を敷き,乾いた 後にできる分身の型抜きの面白さにも気付かせたい。

新たな技法とのかかわり合い

絵の具を「垂らす」「散らす」「こぼす」などの新しい技法に出会わせたい。「垂らす」では,穴を二つ開けたカ ップの容器を使って活動させる。活動の中で,高さやスピードを変えたときの線の違いを感じられるようにした い。「散らす」では,硬めの刷毛を振って散らさせる。その際,刷毛を振る強さでできる線の違いに気付かせたい。 「こぼす」では,自分達の分身4体乗せた不織布の端からダイナミックにカップを投げて活動させる。 これら新しい技法は初めてのことであるので,始めに教師がやってみせてから活動に入らせたい。また,活動 をしていく中での気付きは,児童から出てくるようにしたい。子どもたちは,新しい技法に興味・関心を持ち, 意欲的に取り組めると考える。さらに,出来上がった形や模様の偶然性を楽しみ,表現することを楽しませたい。

色とのかかわり合い

まず始めに,自分の好きな色を決めさせる。その後に「次はこの色を試してみよう。」など色と関わることを 楽しませたい。また,たくさんの色の線の重なりから,自分の好きな色の重なりを見つけたり,生かしたりでき るようにさせたい。

第2学年1組

児童の実態について

かかわり合いのポイント

(6)

(1)本時の目標 たらす・ちらす・こぼすの技法を使って,自分の分身を飾ることができる。 (2)準備物 (教師)共同絵の具,はけ,穴を開けたカップの容器,不織布 (児童)自分の分身 (3)本時の学習展開 学習活動 ◇指導上の留意点 (◆Cと判断される児童に対する手だて) 評価規準 (評価方法) 1 ジャクソン・ポロックの作品を見 る。 2 本時の課題を確認する。 ◇ ジャクソン・ポロックの作品を見せて, 本時の見通しを持たせる。 3 新しい技法を知る。 (たらす・ちらす・こぼす) 4 新しい技法を使ってアクション ペイントをする。 ◇ 新しい技法のやり方をやって見せる。 ◇ 絵の具を人にかけないなど,活動の約 束を伝える。 ◇ 自分の好きな色(基調となる色)を選 ばせてからアクションペイントをさせ る。 ◇ 穴の大きさの違うカップ使って垂らし たり,垂らす高さを変えたりして線の変 化に気付かせる。 ◇ 刷毛などの道具を使ってちらす技法や カップから思い切りこぼす技法の面白さ を体感させる。 ◇ アクションペイントする際には,自分 の分身にこだわらず,敷かれた不織布の 上を広い画面と捉え,友達と関わりなが らグループで技法を思い切り楽しめるよ うにさせる。 ◆ アクションペイントすることに戸惑っ ている児童には,友達の活動を見させる。 ・ 自分の分身を アクションペイ ン ト で 飾 っ た り,空間をイメ ージしたりする ことを楽しもう としている。 (行動観察) ・ アクションペ イントから生ま れる偶然の形や 線、色を生かし, 表したいことを 思 い つ い て い る。 (行動観察) 5 本時のまとめをする。 6 片付けをする。 ◇ アクションペイントで分身を飾った感 想を述べさせる。 7 本時をふり返り,次時につなげ る。 ◇ 次時は自分の顔をかいて分身を仕上げ ることを伝える。

本時の学習

色を楽しみながら,思いっきりぶんしんをかざろう。

(7)

1 日 時 平成27年10月30日(金)公開授業Ⅱ(10:25~11:10) 2 学 年 第2学年3組 男子16名 女子15名 計31名 3 場 所 2年3組教室・1 校舎 2 階廊下 4 指 導 者 片山 文子 本学級の児童は,図画工作の授業において意欲的に取り組む児童が多い。7 月に行ったアンケート結果による と,「図画工作はわくわくする授業だ。」という問いに対して,肯定的に答えた児童が97%いた。また,「工作が 好き。」と答えた児童は57%,「絵が好き。」と答えた児童は30%,「造形遊びが好き。」と答えた児童は13% だった。さらに,「どんな作品を作りたいかアイデアがうかぶ。」という問いに対して,83%の児童が肯定的に 答えている。 このアンケート結果から,図画工作科の授業は,意欲的に取り組んでいるということが分かった。しかし,造 形遊びや鑑賞については,苦手意識を持っている児童がいることが分かった。また,作品を作る時にアイデアが 浮かびにくい児童もいることが分かった。 1 学期に「みえる?みえる!かおにみえる!」の授業では,デジタルカメラを使って学校の中で顔に見えるも のを見付け,写真をとるという活動を行った。この授業では,顔に見立てるという鑑賞の授業だったが,児童が 活動しながらの鑑賞だったので,とても意欲的に取り組むことができた。また,「まどをひらいて」という工作で は,初めてカッターナイフを使って,窓やドアの形を考え,切り抜くことができた。さらに「新聞紙であそぼう」 の授業では,新聞紙を使って机やいすを包むという造形遊びを楽しんだ。どの活動の時も,友達の作ったものを 見たり,自分なりの思いを表現したりして,楽しんで活動することができたように思う。 しかし,まだ用具の使い方が上手にできなかったり,表現のアイデアが浮かびにくかったりする児童もいる。 それらの児童ができるだけ抵抗なく楽しんで活動できるように用具や場の設定を工夫していきたい。また,新し い技法や新しい材料に出会わせることで興味・関心を高めていきたいと考える。 指導にあたっては,自分の分身をどこに置きたいかを決めさせ,置いた周りをどのような世界に変身させたい かイメージを膨らませて新たな空間をつくることを楽しませたい。

作品とのかかわり合い

今まで作った作品を使うことによって,新たなイメージを広げ,自分の分身と関わらせていきたい。例えば, 「ケーキやさん」で作ったケーキを並べることによって,ケーキ屋さんという空間ができたり,「まどをひらいて」 で作った家を並べることによって,分身がガリバーのように大きくなった空間ができたりするだろうと考える。 また,一年生の時に学習した造形遊び「ならべて ならべて」の材料(色水・カップなど)も使っても良いこと を伝え,さらに自分の空間イメージを広げさせたい。自分の作品だけでなく,みんなの作品を共同に使うことに よって,たくさんの数で空間を構成することができるので,楽しく活動させていきたい。

友達とのかかわり合い

自分の分身を置く時に,友達の分身と手をつないだり,並べて置いたりできるように声かけをしていきたい。 なかなかイメージが広がりにくい児童には,「いっしょに遊ぼう。」と言って,仲良しの友達の所へ分身を持って いくごっこ遊び的な感覚で取り組ませたい。

第2学年3組

児童の実態について

かかわり合いのポイント

(8)

場所とのかかわり合い

教室の中では,椅子や机を並べ替えたり,ロッカーの上を使ったり,窓に貼り付けたりすることもできること を知らせたい。また,廊下のベンチやエレベーター前の空間などを使うことにより,分身を置きたい場所のイメ ージを広げさせていきたい。 (1)本時の目標 自分の分身を好きな場所に置いて,周りを飾り,自分のイメージ通りの空間づくりを楽しむことができる。 (2)準備物 (教師)ケーキ 家 色水など (児童)自分の分身 (3)本時の学習展開 学習活動 ◇指導上の留意点 (◆Cと判断される児童に対する手だて) 評価規準 (評価方法) 1 前時の学習をふり返る。 2 本時の課題を確認する。 ◇ 前時までに作った分身について,形や 色の面白さが表れているものを紹介す る。 3 自分の分身を置きたい場所を決 め,置いてみる。 4 分身の周りを飾り,イメージ通り の空間をつくる。 ◇ 自分の分身を置いてみたい所が見付け られるように,廊下のベンチやエレベー ターホール・窓などが使えることを知ら せる。 ◇ 教室の中では,机や椅子を移動しても よいことを知らせる。 ◆ 一人で決められない時は,友達と一緒 に活動させる。 ◇ ケーキや家などを使用する時は,大切 に扱うようにさせる。 ◇ たくさん持っていきたい時は,お盆に のせて運ばせるようにする。 ・ 自分の分身を 置いた空間をイ メージし,周り の飾り方を思い 付いている。 (行動観察・発言) 5 友達が作ったものを鑑賞し,良さ を伝え合う。 6 後片付けをする。 ◇ 友達が作った空間のイメージに共感さ せ,良さや面白さを見付けさせる。 ◇ 使ったものを丁寧に片付けさせる。 ・ 自分や友達が 作った空間や飾 り方のよさや表 現の工夫に気付 いている。 (発言)

本時の学習

わたしのぶんしんと楽しもう。

参照

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