Sustainability Report 2012
環境・社会報告書
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岩谷産業環境方針
環境憲章
2012年7月26日 岩谷産業株式会社 代表取締役社長 野村 雅男 本報告書は、イワタニグループの2011年度の活動を 掲載しています。 【参考にしたガイドライン】 環境省:環境報告書ガイドライン(2012年度版) GRI:サスティナビリティ・リポーティング・ガイドライン第3.1版 岩谷産業は「ガス&エネルギー」を企業コンセプトに、LP ガス、各種高圧ガスを中心とし、生活商品、食品、機械、溶接 材料、電子機器、金属、化学品、鉱産物など広範な事業を 展開しています。 当社はこれら全ての事業活動において、「イワタニグループ 環境憲章」の精神に則り、地域社会との共生に努め、循環型 社会の構築に貢献します。 資源を有効利用するための技術、社会の持続的発展に寄与する 新エネルギーの研究・開発ならびに、環境良品の普及拡大を通じ て、温暖化をはじめとする地球環境の負荷低減に努めます。 事業の諸活動を通じて、省資源・省エネルギー及び廃棄物の低減 に努めます。 環境関連法規および、当社が同意する環境に係わる要求事項を 遵守します。 環境目的および目標を設定し見直すことにより、環境マネジメント システムの継続的な改善を推進し、汚染の予防に努めます。 当社および、グループ全社員に対し環境啓発・教育を実施します。環境憲章
本報告書は、イワタニグループの2011年度の活動を 掲載しています。 【参考にしたガイドライン】 1. 2. 3. 4. 5.特集
いつまでも持続可能なクリーンエネルギー社会を目指して
社会的パフォーマンス
経済的パフォーマンス
環境パフォーマンス
岩谷産業環境方針 環境憲章 経営者からのメッセージ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 社会の確かな安心や豊かさを支えるLPガス・・・・・・・・・・・・・・・・・ LPガス/天然ガス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 水素エネルギー社会の実現へ向けて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ イワタニのエネルギーと環境への幅広い取り組み・・・・・・・・・・・ 良き企業市民として・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 地域社会への貢献・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 国際活動 エネルギー技術への支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お客様との関わり コミュニケーション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 社員との関わり 2011年度経済的パフォーマンスの総括・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 環境マネジメントシステム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2011年度環境パフォーマンスの総括・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ イワタニのマテリアルバランス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ サプライチェーンの管理体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 物流 法令遵守およびネガティブ情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 環境会計 2012年度環境目的・目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 環境年表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・当社は、クリーンエネルギーを通して、低炭素社会の実現に寄与することを重要な使命と考えております。基幹ビジネスであるLPガスは、 クリーンで災害に強い分散型エネルギーとして高く評価されており、当社は、LPガスを使ったガスヒートポンプエアコン(GHP)やコー ジェネレーションシステムの普及、都市ガスエリアにおけるLPガスの併用や非常用LPガス発電機の導入など多彩な活動で、電力ピー クカットの実現や単一エネルギーに依存しないリスクに強い社会の構築に貢献しています。同時に、安定供給体制を一層強化すべく、 災害対策を施した基幹LPGセンターの整備も推進しています。 LPガスと並ぶクリーンエネルギーLNG(液化天然ガス)の需要も高まっています。当社はLNGの一貫供給体制を有する企業として 供給量の拡大に取り組み、今後もしっかりとニーズに応えてまいります。 低炭素社会の実現へ向けた取り組みに足踏みは許されません。その切り札ともいうべき究極のクリーンエネルギーが「水素」です。 当社は半世紀以上も前から水素の潜在ニーズに着目し、日本初の商業用液化水素プラントを稼働させ、水素エネルギー時代の先鞭 をつけてきました。来春には、大阪、千葉に続く国内3ヵ所目となる液化水素製造プラント「山口リキッドハイドロジェン」が山口県周 南市に完成いたします。西日本のお客様の需要に、よりスムーズにお応えできる体制が整います。また、様々な企業と協働で進めて おります技術開発や用途開発も着実に成果をあげています。「北九州水素タウン」の実証試験が順調に推移するなど水素社会への 道筋がはっきりと見えてきた今、当社の役割はさらに高まるものと考えております。 エネルギーを取り巻く状況が厳しさを増す中、当社は本格的なクリーンエネルギー社会へ向けた取り組みに一層力を注いでまいります。 2013年3月には、新たな技術拠点となる「新総合技術センター」が完成いたします。LPガス、太陽電池、水素エネルギーをはじめとするエネ ルギーのベストマッチングを通じた新しいエネルギー社会を技術的にサポートできる場とします。更に委託実験や技術支援を通してお客様 の課題解決に寄与するとともに、お客様と一緒に商品開発を行うなど、広く社会のニーズに応えられる技術開発を目指してまいります。 当社は、「新総合技術センター」により「技術のイワタニ」としての真価を、これまで以上に発揮し、社会からより必要とされる企業と なるべく努力してまいります。今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
いつまでも持続可能な
クリーンエネルギー社会を目指して
経営者からのメッセージ 代表取締役会長 兼 CEO 代表取締役社長イワタニのLPガス供給ネットワーク ※平成24年4月1日現在 一次基地(輸入・備蓄基地) 二次基地(LPガスターミナル 三次基地(充填所) 地域事業会社 4ヶ所 3ヶ所 108ヶ所 20ヶ所
[一貫供給ネットワーク]
イワタニは日本で唯一、産ガス国から消費者までの一貫供給ネット ワークを有するLPガスのトップサプライヤーです。自社LPガスタン カーをはじめとする独自の輸送手段、輸入備蓄基地、全国をカバー する充填所や多彩な供給システム、そして約1,400社を中心とした 全国の販売ネットワークを通じ、北海道から沖縄まで全国310万世帯 のご家庭、企業、学校や公共 施設等にLPガスを供給して います。LPガスは豊かな将来 性を持つエネルギーインフラ。 その信頼性を高め続けるこ とが、イワタニの責任であり 使命です。トップサプライヤーの責任
産ガス国から自社LPガスタンカーで輸入[基幹LPGセンター]
LPガスの安定供給を災害時にも維持するためには、貯蔵・充填・出荷を 行うLPGセンターが、過酷な条件下でも安定して稼働することが不可 欠です。イワタニは、LPガス供給の信頼性を一層高めるため、全国の LPGセンター(3次基地)の中から大都市近郊の11ヵ所を選び、「基幹 LPGセンター」として、その強化をはかりました。強化内容は、LPガスタン クや事務所棟の耐震性 増強、オートガス(自動車 用LPガス)の充填設備の 設置、LPガス非常用発電 機の設置、充填機の自動 充填システムへの更新等 です。今後も、毎年10ヵ 所程度を選定し、同様の 強化をはかる予定です。災害時の供給体制を強化
基幹LPGセンターを順次整備 エネルギーの分散化へ向けて、高まるLPガスの役割。 イワタニの果たす役割も大きくなっています。■ イワタニのLPガス供給ネットワーク
災害やリスクに強く、環境負荷も
LPガス備蓄基地 基幹LPGセンター LPガス配送車 災害対応バルク ス供給ネットワーク 地(輸入・備蓄基地) 地(LPガスターミナル 地(充填所) 業会社 4ヶ所 3ヶ所 108ヶ所 20ヶ所 災害対応バルクク バルク貯槽 L災害やリスクに強く、環境負荷も
基幹LPGセンター災害やリスク
Pガス備蓄基地 LP社会の確かな安心や豊かさを、イワタニ
日本の社会は、
エネルギーの分散化へ動き始めています。それは電気や都市ガスだけに依存しない、災害やリスクに強い社会
です。こうした動きの中、自立型で環境に優しいLPガスが注目されています。イワタニはLPガスのトップサプライヤーとして、
この問題に早くから取り組んでいます。企業や家庭へ向けて、LPガスを核とした多彩なエネルギーシステムを提案。都市部に
おけるLPガスの併用を促進し、同時に安定供給体制の強化をはかっています。
LPガスのある、エネルギー分散型社会へ
イワタニの取り組み
LPガスは、容器を設置すればどこでも使用できる“ラインのいらないライフライン”です。この優れた特性を、万一 の災害時にも発揮させるためには、やはり人の力が欠かせません。『Marui Gas災害救援隊』は、Marui Gas 特 約店の協力のもと、3,000名以上におよぶ有資格者によって結成された災害時の互助支援組織です。東日本大 震災発生時にも被災地へ駆けつけ、LPガスの供給や点検・復旧に尽力しました。ライフラインを守るという強い 使命感と絆で結ばれた人のネットワークが、LPガスの安心を支えています。
絆のあるネットワークで、ライフラインを守る。
[LPガス非常用発電機]
電気や都市ガスが途絶えた場合に備えて、日頃から災害に強いLPガス を併用する。イワタニは、その重要性と有効性を訴え、都市ガスエリア の学校や公共施設、企業や集合住宅などを中心に、大容量のLPガスを 貯蔵・供給できる「バルク貯槽」や「災害対応バルク」の設置を促してき ました。さらにこの度、デンヨー(株)と共同で「LPガス非常用発電機」 を開発。電気や都市ガスが 途絶えても、LPガスと電気の 両方を供給できるシステムを 完成させました。非常時の電 力確保は、病院や公共施設の 災害対策、企業のBCP(事業 継続計画)対策として、特に 待ち望まれていたものです。都市部にもLPガスを
LPガス非常用発電機[日本最大の販売ネットワーク]
LPガスの一貫供給ネットワーク。その最もお客さまに近い所で活動 しているのが、全国約1,400社の「Marui Gas」特約店からなる、日本 最大の販売ネットワーク「マルヰ会」です。加盟企業は、お客さまとの 接点強化をはかり、LPガスを核にした新しいエネルギーシステムの 情報提供や普及に取り組んでいます。お客さまと直接向き合い、地域 に密着した活動を展開しな がら、同時に全国1,400社が 「Marui Gas」ブランドのもと 力を結集できる。こうした強 みを活かし、イワタニはエネ ルギー分散化の動きを加速 させています。お客さまとの接点を強化
お客さまとの対話を大切に 全国一斉訓練を行う「Marui Gas災害救援隊」抑えたエネルギー分散型社会へ。
LPガスのさらなる安定供給とエネルギーシステムの普及が 鍵を握るエネルギーの分散化。イワタニの取り組みが、エネ ルギーの新しい未来を引き寄せています。 ガスコンロ GHP (ガスヒートポンプエアコン) LPガス非常用発電機抑えたエネルギー分散
高効率ガス給湯器エコジョーズ W発電(太陽光発電+家庭用燃料電池エネファーム) コージェネレーションシステムはLPガスで支え続けます。
[バルク供給システム]
「バルク供給システム」とは、ユーザーの敷地内に設置した大容量のバ ルク貯槽に、バルクローリーから直接LPガスを充填し、供給を行うも のです。集合住宅や大規模施設へ効率よくLPガスを供給するシステ ムとして利用を広げてきましたが、自立型で災害に強いLPガスの特性 が見直されると、災害に備える企業や地域のガス供給拠点としても注 目されています。イワタニは、 バルク供給システムを活用 し、都市部におけるLPガスの 併用を提案。また、災害時の ニーズに応えるべく、バルク 貯槽の耐震性を高め、ガス 機器と直接接続できるガス 栓等を一体化した「災害対応 バルク」も提案しています。 活用の場を広げるLPガス。その利用拡大をはかるため、イワタニは安 定供給に力を注ぎ、新しい利用システムの開発や普及をはかるなど、 多彩な活動を展開しています。LPガスの利用拡大を支える
優れた特性、広がる可能性
バルクローリーとバルク貯槽[安全機器/テレセーフセンター]
イワタニは、LPガスを安全にお使いいただくため、「マイコンメーター」「ガス放出防 止器」「ヒューズガス栓」「ガス漏れ警報器」など安全機器による多重安全システムを 確立。さらに、各家庭のマイコンメーターと東西2ヵ所に設けた「テレセーフセンター (集中監視センター)」を双方向の通信ネットで結び、ガス設備機器が正常に機能し ているか、ガス漏れはないか、24時間・365日途切れることなく見守っています。安心・安全への備えも万全に
[家庭用エネルギーシステム]
わが家で発電する時代へ
昼間の太陽の光で発電する「太陽光発電」 家庭用燃料電池「エネファーム」[コージェネレーションシステム]
LPガスで発電するコージェネレーションシステムは、いわば小さな発電 所。オフィスや工場など使う場所で発電し、その時に発生する排熱を 空調・給湯にムダなく活用します。送電が不要なためロスがなく、高い 省エネ効果を発揮。停電に備えたBCP(事業継続計画)対策や、落雷等 による瞬時電圧低下を回避する安定電源としても信頼され、オフィス や工場、病院や学校等への導入が進んでいます。LPガスが実現する小さな発電所
送電ロスがなく、停電対策としても優れた効果[GHP
(ガスヒートポンプエアコン)
]
「GHP(ガスヒートポンプエアコン)」は、ビルや工場などの冷暖房に活 躍する、ガスで動くエアコンです。エネルギー効率に優れ、消費電力は EHP(電気式エアコン)の約10分の1以下。夏の冷房需要期の節電や 電力ピークカットに貢献します。イワタニは、省エネ効果に優れたGHP を、災害時にも寸断されることのないバルク供給システムと共に提案。 自社の東京本社ビルにも導入し、大きな節電効果をあげています。節電・電力ピークカットに貢献
LPガスで節電しながら冷暖房。暖房は排熱も利用して効率アップクリーンなLPガスで、
次の豊かさを
マイコンメーター ヒューズコック ガス漏れ警報器 販売店 24時間 集中監視 センター お客さま 検針 ・残 ガス 情報 自動通報 計画 配 達 出動 要請 電話連絡 緊急 出動 イワタニは、全国の販売ネットワークと力を合わせ、新しい家庭用エネ ルギーの普及に力を注いでいます。「エコジョーズ」は、熱効率を高め、 CO2の排出量を抑えたガス給湯器。「エネファーム」は、LPガスから取 り出した水素を使って燃料電池で発電し、発生する排熱で給湯も行え る家庭用コージェネレーションシステム。さらに「太陽光発電」を組み合 わせた「W発電」とすることで、大幅な省エネ、CO2削減を実現します。特集 いつまでも持続可能なクリーンエネルギー社会を目指して
[セルフステーションα]
LPガス車の排気ガスは、他の燃料と比較して非常にクリーン。窒素 酸化物(NOx)の排出が少なく、CO2に関してはガソリンと比べて 約12%削減、ディーゼル車と比べて約6%の削減効果があります。 日本では、タクシー、バス、宅配・郵便トラックなど幅広い分野で導入が 進んでいます。その更なる普及に欠かせないのが燃料供給インフラの 拡充です。イワタニの「セルフ ステーションα」は、LPガス車 を保有する企業等が自らの 事業所内に設置することの できる簡易型LPガス充填シ ステムです。LPガスオートス タンドを補完する燃料供給 インフラとして活 用されて います。LPガス車のインフラ整備に貢献
省スペースで設置できるセルフステーションα[災害対応型エネルギーシステム]
イワタニは、LPガスを安定的に供給する「災害対応型エネルギーシス テム」の販売に注力しています。このシステムは、日常の生活用エネ ルギーとしてはもちろん、万一地震などの災害が発生し、一定の期間 都市ガスや電気の供給が遮断されるような事態に陥っても、大型LP ガスタンク(バルク貯槽)内にあるLPガスを利用することにより、最低 限の生活用エネルギーを確保できるものです。各種建築物の設計・ 施工会社「スターツCAM(株)」などでの採用が決まり、首都圏を中心 とする販売を展開中です。さまざまな場所で防災への新たな取り組 みが進む中、イワタニはLPガスで、そのニーズに応えてまいります。マンションの防災をサポート
[LNG一貫供給体制]
天然ガスは、窒素酸化物(NOx)やCO2の発生量が非常に少なく、石油に替わる クリーンな代替エネルギーです。主に発電や都市ガス用として使われる他、産業 分野でも需要が伸びています。その動きはエネルギーの見直しが進む今日、さら に大きくなっています。この天然ガスを貯蔵や輸送を目的に、マイナス163℃に 冷却して液化させたのがLNG(液化天然ガス)です。イワタニは、大手電力会社 等との提携や合弁会社の設立に よって供給ソースを確保。また、 産業ガス事業で培った低温ガス 輸送・貯蔵・保安技術を駆使し、 わが国では稀なLNGの輸送・ 貯蔵・供給・保安の全てをグルー プ内で完結できるネットワークを 確立。その取扱量と供給エリア を着実に拡げています。需要増に安定供給で応える
[甲賀エナジー
(株)
/丹後瓦斯(株)]
「甲賀エナジー(株)」は、イワタニが関西電力(株)及び甲賀協同ガス (株)と共同で設立した天然ガス供給会社です。供給エリア内の大口需 要家の他、一般家庭(約3,000戸)へガスを供給する甲賀協同ガス(株) へも卸供給を行い、地域の暮らしのエネルギーを天然ガスに転換する 全国でも初の事例となりました。また、イワタニは、京都府舞鶴市内の 約3,000戸へ都市ガスを供給 している「丹後瓦斯(株)」に資 本参加し、都市ガス事業にも 初めて本格参入しています。 丹後瓦斯は、既に天然ガス への熱量変更を行っており、 原料となるLNGは、イワタニ グループが供給しています。次の時代を見据えた取り組み
甲賀エナジーの貯蔵タンク 国内初の産業用大型LNGサテライト供給例[サテライト供給]
高まる天然ガス需要を支えているのが、イワタニの「サテライト供給」 です。これはユーザーの敷地などにLNGの受入・貯蔵・気化設備(=サ テライト)を設置し、ローリーを使ってLNGを供給するもので、この供給 方法により、天然ガス導管のないエリアでも天然ガスを利用すること が可能になりました。イワタニは、多くのユーザーへサテライト供給を 行い、東北から九州まで幅広 い供給ネットワークを確立。 石油等からクリーンな天然 ガスへ燃料転換をはかりた い産業界のニーズにもしっ かりと応えています。天然ガスへの転換を促進
ローリーによるLNGのサテライト供給 発電や都市ガス用として、近年は産業用として需要が高まる天然 ガス。イワタニは、LNG(液化天然ガス)供給において確かなネット ワークと技術を持ち、安定供給に取り組んでいます。エネルギーをつくるエネルギー
液化天然ガスを、
求められる場所へ
[山口リキッドハイドロジェン
(株)]
イワタニは、大手化学メーカー(株)トクヤマと合弁会社「山口リキッド ハイドロジェン(株)」を設立。山口県周南市のトクヤマ徳山製造所内に 液化水素製造工場を新設し、2013年春より稼働を開始します。これ によりイワタニの液化水素製造プラントは、大阪府堺市の「(株)ハイド ロエッジ」、千葉県市原市の「岩谷瓦斯(株)千葉工場液化水素製造 プラント」と合わせて3ヵ所となり、製造能力の増強はもとより、西日 本と九州へ向けた一段とスピーディな供給体制が整いました。全国 をカバーするイワタニの安定した供給体制は、液化水素の需要増に 応え、水素エネルギー社会の実現にも寄与します。 液化水素の製造・供給・利用技術を進化させるイワタニ。 その先に見据えているのは水素エネルギー社会です。液化水素製造3拠点体制へ
■ イワタニの水素供給インフラ
[省電力型プラント]
水素エネルギー社会の実現へ向けて、また、工業分野における液化 水素の需要増に応えるためにも、液化水素の製造コストを抑えることは 重要な課題です。イワタニが関西電力グループ・堺LNG(株)と合弁で 設立した「(株)ハイドロエッジ」は、液化水素プラントに併設して空気 分離ガスプラントを設置し、冷熱源として液化窒素を使用することで 消費電力を抑え、より効率的 に液化水素を製造することを 可能にしました。2006年に 稼働を開始したプラントは、 毎時3,000ℓ×2系列という 日本最大の液化水素製造能 力を誇ると共に、省電力型 プラントとしても実績を重ね ています。液化水素を、より効率的に
日本最大の液化水素製造能力を誇る 「(株)ハイドロエッジ」究極のクリーンエネルギー水素が、
イワタニの水素供給インフラ
水素工場 (株)ハイドロエッジ 岩谷瓦斯(株)千葉工場 液化水素製造プラント 埼玉県庁ソーラー水素ステーション 北九州水素タウン(北九州水素ステーション) JHFC関西空港 水素ステーション JHFC有明 水素ステーション 山口リキッドハイドロジェン(株) 液化水素専用ローリー車 純水素型燃料電池 水素ステーション 水素ステ シ ン水素エネルギー社会の実現へ、イワタニ
市場導入を目前にした燃料電池自動車
(FCV)
。実証試験が進む世界初の
「水素タウン」
プロジェクト。水素エネルギー社会の
早期実現へ向けた産官学をあげた取り組みの中で、
イワタニは重要な役割を担っています。水素のクリーンエネルギーとして
の可能性にどこよりも早く着目し、大量輸送・大量貯蔵が可能な液化水素製造のパイオニアとして幅広い工業需要に応え、
水素の未来を切り拓いてきたイワタニ。半世紀を超える弛みない挑戦が、水素エネルギー社会の早期実現に貢献してい
ます。
水素エネルギー社会の実現へ向けて
イワタニの取り組み
未来を変える旺盛な好奇心と可能性を持った子どもたちへ向けて、イワタニはクリーンエネルギーや環境について学ぶ機会を提供し ています。「水素エネルギー教室」は、水素エネルギーに関する理解促進を目的として全国各地の小学校で開催。燃料電池自動車の 試乗体験も用意されています。毎年実施している「住みよい地球∼全国小学生作文コンクール」は、多くの学校からご賛同をいただき、 多数のご応募をいただいています。イワタニは、これらの活動を通して、エネルギーや環境に対する子どもたちの関心を高めています。
環境とエネルギーの未来を、子どもたちと考える。
[水素ステーション]
イワタニなど水素供給事業者と自動車メーカー13社は、2015年の燃料 電池自動車(FCV)の国内市場導入および水素供給インフラの整備へ向 けて動き始めました。イワタニは、すでに有明、関西空港、北九州の3ヵ所 で水素ステーションを運用していますが、今後4大都市圏を中心に、独自 に20ヵ所の水素ステーション開設を目指しています。また、新たに本田 技研工業(株)、(株)本田技 術研究所と共同で、日本初の 高圧水電解システムを適用 した「ソーラー水素ステーショ ン」を埼玉県庁敷地内に設 置。水素の製造から供給まで のプロセスでCO2を一切排 出しない日本初のシステムと して実証試験を開始しました。水素供給インフラの整備
■ 世界初「水素タウン」プロジェクト
[水素アプリケーション]
水素の供給によって発電する「純水素型燃料電池」は、来るべき水素 エネルギー社会のコア技術です。イワタニは、この「純水素型燃料電 池」を使ったアプリケーションの開発に取り組んでいます。国内初の 「燃料電池電源車」は、騒音・振動やCO2の排出がほとんどなく多用途 に活用できます。「水素自転車」は、未来の移動手段として期待される アシスト自転車で、北九州の水素タ ウンにも導入されています。水素ガ スを使ったアプリケーションもありま す。新開発の新溶断混合ガス「ハイド ロカット」は、性能の向上と共に、従 来のアセチレンに比べCO2排出量 の70%削減を実現しています。水素が変える技術や製品
暮らしと社会を支える時代へ。
小学校で開かれる水素エネルギー教室 北九州市八幡東区において2011年1月よりスタート。街に 敷設した水素パイプラインから純水素型燃料電池に水素 を供給して発電。家庭や施設のエネルギーを水素でまかな うコミュニティ規模の実証試験です。イワタニは純水素型 燃料電池の運転実証と周辺技術の検証を行っています。 作業環境改善やCO2削減を実現する 新溶断混合ガス「ハイドロカット」 環境省の事業として開発された 「ソーラー水素ステーション」[水素エネルギー教室/住みよい地球∼全国小学生作文コンクール]
燃料電池自動車(FCV) 水素自転車 新溶断混合ガス「ハイドロカット」 燃料電池電源車の挑戦は加速しています。
[新総合技術センター]
イワタニは、新たな研究・開発拠点となる「新総合技術センター(仮称)」を兵庫県尼崎市に建設。2013年3月から運用を開始します。新センターは 滋賀技術センター(STC)の研究・開発機能を受け継ぎ、さらにお客様との共同実験や委託実験、技術支援やコンサルティング等を行える機能を 拡充。分析・試験解析機能を活用したサービス提供やイワタニのエネルギーコンセプトを発信する場としても活用されます。革新的な技術を開発 するためには、企業・業種の枠を超えて力を結集することが求められる時代。新総合技術センターは、広くエネルギーや環境問題に役立つ技術や 製品の研究・開発拠点として機能します。イワタニの新しい研究・開発拠点
「新総合技術センター(仮称)」(完成予想図) 【総合技術センター概要】 所在地:兵庫県尼崎市次屋3-3-13 敷地面積:7,420㎡ 延床面積:約12,000㎡ 主要建物:レセプション棟・大型実験棟・研究棟(7階建)からなる本館、および総合管理棟 ※1:ISO17025/JISなどの公定法に基づき、正確な試験・分析ができることを第三者認定機関が審査 し認めた事業所・機関に与えられる認定制度。イワタニは高純度ガス中の微量不純物成分の分析 技術に関して、ISO17025の認定を取得。ガス分析に対するISO17025の取得は日本初です。 ※2:BOG/boil off gas(ボイルオフガス)の略。液化水素などの低温の液化ガスを輸送、貯蔵する場合に外部からの自然入熱などにより気化するガスのこと。 幅広くガスを取り扱うことのできる実験環境、恒温・恒湿環境、クリーンルーム環境 等を提供。お客様と共同研究を進め、ソリューションを導き出す拠点とします。 □ お客様との共同研究・開発に応える、多機能・多目的な実験環境を提供 研究成果のプレゼンテーションルームやオリジナル技術を実際に体感できるデモ ンストレーションルームが設けられます。 □ 研究成果や新技術などのデモンストレーション機能を充実 ISO17025※1(国際試験所)や環境計量証明事業所などの公的ライセンスを滋賀 技術センターより移管。ガスや環境有害物質の分析の他、JIS対応の製品安全 分析、食品・衛生分析機能を提供し、お客様の問題解決や研究をサポートします。 □ 最新の分析装置を導入し、優れた分析・試験解析機能を提供 高度な溶接技術のサポート・トレーニングの他、高圧ガスの取り扱いに関する 研修、排ガス処理や漏洩検知システムのデザインなどに対するコンサルティング 機能を提供します。 □ お客様へのトレーニング、コンサルティング機能を発揮 LPガスを使ったGHPや非常用発電機の他、太陽光発電や液化水素貯槽の BOG※2や実験後に排出する水素を回収して行う燃料電池発電、壁面緑化、 LED照明などを研究棟に導入。新しいエネルギー社会の実証の場とし、エネル ギーコンセプトやエコハウスの提案を行います。 □ イワタニのエネルギーコンセプトを発信
イワタニは、各種ガスの供給や多彩な製品開発で培った技術・ノウハウ・ネットワークを活かし、エネルギーや環境の問題に新たな
ソリューションを提供しています。2013年春には新しいR&D拠点が完成。さまざまな課題に挑み、より幅広く貢献できる体制が整います。
イワタニは、エネルギーと環境の問題に
幅広く取り組み、着実な成果をあげています。
環境負荷の低減だけでなく周囲の景観にも配慮した最新鋭工場
[富士の湧水]
「富士の湧水」は、富士山の北麓標高約950mに設けた最新鋭工場で、地下200mを超える 深井戸より汲みあげた天然水です。イワタニは、この富士山が育んだ天然水を徹底した 衛生管理のもと新鮮パック。独自の使い切りD-パックと新型ウォーターサーバーを使った 宅配水としてお客様のもとへお届けしています。富士箱根伊豆国立公園の自然豊かなエリ アにある「富士の湧水」工場は、建築物総合環境性能評価システムのCASBEEで最高ランク のS評価を取得しています。CASBEEとは省エネや 環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮 はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含 めた建物の品質を総合的に評価するシステムです。 2012年6月、イワタニは東京都世田谷区砧にアンテ ナショップ「富士の湧水 世田谷ステーション」を開設。 ミネラルウォーターに詳しい「水の相談員」が、お客様 と直接コミュニケーションをはかりながら、宅配水の ある暮らしを提案・発信してまいります。最高ランクの環境性能を持つ工場
[ハロン回収・充填設備]
消火用ガスのハロンの容器弁は、設置後15年で検査を義務付けら れており、その際ハロンガスを回収・再充填する必要があります。イワ タニが、新たに岩谷瓦斯(株)姫路工場内に設置したハロンガス回収・ 充填装置は、国内最高水準の99.9%以上の回収率を実現。ハロンを 原則として大気へ放出することなく回収します。国内最高水準99.9%以上の回収率
[都市緑化システム]
屋上や壁面緑化で節電・省エネ
[液化ヘリウム事業]
イワタニは、半導体や液晶の製造工程に不可欠な希少資源ヘリウムの供給拡大に 取り組んでいます。既存の供給ソースである米国からの輸入に加え、2010年には、 カタールの新たなヘリウム開発プロジェクトにおいて、日本企業として初めてヘリウ ムを直接輸入する権益を取得し、2013年初頭から年間約800万㎥の輸入を見込ん でいます。イワタニは、2010年に建設した国内最大級の「大阪ヘリウムセンター」を はじめ中国・マレーシア等へ供給拠点を拡充し、体制の強化をはかってまいります。ヘリウムの供給拡大を推進
[バイオマスPET]
イワタニが開発した「バイオマスPET」は、植物由来の原料を使用した PET樹脂で、化石資源の利用低減と焼却処分時のCO2排出量削減を 可能にします。イワタニは、インドやタイの企業と協力し、原料の調達 からPET樹脂の製造、最終製品の加工までを一貫して行う体制を整え ています。「バイオマスPET」は、フィルム、ボトル、繊維などの幅広い用 途への利用が見込まれます。環境配慮型樹脂を開発
植物由来で環境に優しい「バイオマスPET」 原料となるサトウキビ 回収したハロンガスの蒸留・精製装置 既設容器からのハロンガス回収・再充填装置 MRI・半導体・光ファイバー等の用途に使われます ヘリウム供給拠点「大阪ヘリウムセンター」 富士の湧水 世田谷ステーション 節電が大きな課題となった今日、建物の屋上や壁面の緑化が注目 されています。緑化は、植物の蒸散作用で周辺の気温を下げ、優れた 断熱効果で屋内の温度上昇を防ぎ、省エネやCO2の排出削減も期待 できます。イワタニの緑化システムは、砂漠緑化にも使われる土壌改 良剤「ピートモス」を固化した基盤材を使い、植物の生育を助け、施工 や維持管理が容易。農業分 野の技術を応用した、今、注 目されているシステムです。 当社東京本社ビルの壁面緑化当社のコーポレート・ガバナンスは、意思決定の迅速化・透明性の 向上、情報開示、説明責任(アカウンタビリティ)の強化、法令遵守 (コンプライアンス)、危機管理の徹底などを図り、経営の健全性を 確保することを基本的な考え方としています。内部統制に関する社 内監査体制につきましては、十分なコーポレート・ガバナンスが実 施できる体制を構築しており、概要は以下のとおりです。 当社は、業務意思決定および監督機関である取締役会と職務執行の 監視機関である監査役会による企業統治体制を構築しています。 常務以上の取締役で構成する経営会議においては、取締役会に付議 する事項や業務執行上の重要事項の審議に加えて、情報の共有化と 意思疎通を図っています。 監査役会は4名の監査役(うち2名は社外監査役)で構成しており、常 勤監査役は全ての取締役会・経営会議に出席し、また独立役員も経営 会議に出席するなど、取締役の職務執行を充分に監視できる体制に しております。また監査役の選任については、財務・会計、法律に関す る専門性や当社事業に関する知識・経験等を重視するとともに、特に 社外監査役は取締役会からの独立性や専門性の程度を考慮すること で、より多角的な視点に基づいた監査体制を確立しています。 内部監査については、社長直轄の「監査部」が、監査役と密接な関係・ 連携を持って必要な内部監査を定期的に実施し、会社の事業活動が 適切に行われているか監査しています。 また、グループ企業全体のリスクを統合的に管理するため、「危機管理 委員会」を社長直轄の組織として設置しています。当委員会の傘下に 8つの個別委員会を設け、顕在ないし潜在する企業危機への総合的 な対応を行っています。 イワタニは、「世の中に必要な人間となれ、世の中に必要なものは栄え る」を企業理念として掲げ、常に世の中が求める新しい価値、お客様 が求める価値の創造に努め、社会に貢献することを目指しています。 この企業理念をもとに、イワタニは持続可能な社会に貢献するため経 済面・環境面・社会面の様々な活動を行っています。また、1998年に は「グループの経営者、従業員が企業理念や倫理観・価値観を共有 し、あらゆる事業活動の局面において遵守すべき規範」としてイワタニ 企業倫理綱領を制定し、企業不祥事の発生阻止に向けて、リーフレッ トの配布や小冊子の発行を通じて社内・グループ会社で周知徹底を 図っています。なお、昨今の企業を取り巻く社会環境の変化、法令の 改正動向を踏まえ、随時改訂を致しております。 1.顧客が求める新しい価値を創造し、社会に貢献します。 2.関係法令の遵守及びその精神を尊重し、公正で自由な競争を通じ、社会 的責任を果たします。 3.広く社会の共感、相互理解を得るために、積極的に企業情報を開示する とともに社会との対話を行います。 4.ゆとりと豊かさを実現するため、多様な価値観を尊重し、能力を充分 発揮できる環境をつくります。 5.「住みよい地球がイワタニの願いです」との認識に立った、環境との共生 を目指す企業活動を行います。 6.国際的な視野に立った企業経営を行います。 イワタニ企業倫理綱領
イワタニ企業倫理綱領
コーポレート・ガバナンス
良き企業市民として
経営の健全性を確保するとともに、企業としての社会的責任を果たすため、コーポレート・ガバナンスの体制を整え、 従業員一人ひとりの意識を高めています。 ●コーポレート・ガバナンスの体制 監査役会 監査役 4名 (うち社外監査役 2名) 選 任 ・ 解 任 選 任 ・ 解 任 選 任 ・ 解 任 指示 指示 指示 指示 報告 指示 報告 報告 報告 報告 監査 内部監査 連携 会計監査 内部監査 報告 報告 報告 選 定 ・ 解 職 ・ 監 督 指示 報告 指示 報告 会計監査人 取締役会 取締役 17名 代表取締役 危機管理委員会 執行役員会 執行役員 37名 経営会議 役付役員 12名 安全保障輸出管理委員会 個人情報保護委員会 コンプライアンス委員会 工場保安委員会 災害対応・環境委員会 海外安全管理委員会 CS委員会 製品安全・ブランド委員会 監査部 各営業部門・関係会社 株主総会社会的パフォーマンス イワタニの社会貢献 イワタニは、NHK交響楽団が事業目的とする、「交響管弦楽により、わ が国の音楽芸術の向上発展を図り、その社会文化使命を達成する」こ とに賛同し、特別支援企業として多角的な事業協力を行い、全国各地 でのN響の活動に協力しています。なかでも活動の柱になっているの が、大阪、東京で行われるク ラシックコン サ ート「 N 響 “夏”」の主催・協賛で、東京 公演は25回目、大阪公演は 22回目を迎えました。 環境良品「ALALA」は、100%天然素材の環境にやさしい洗剤です。環境良品「ALALA」の売上の一部は、 社団法人日本ナショナルトラスト協会への寄附を通じて、知床半島の「100平方メートル運動の森・トラスト」 など、自然生態系の保護に役立てています。イワタニは地道な活動を継続することにより、地域の自然生態 系保護に貢献していきたいと考えています。 環境保護団体「知床100平方メートル運動」の活動 イワタニが事業協力を行う「NHK交響楽団」
[NHK交響楽団の活動に協力]
イワタニは、プレジデント社主催の「環境フォト・コンテスト」に協賛。コンテスト では協賛各社が掲げたテーマを元に作品を募集。イワタニのテーマ「ふるさと のかお」にも多数の応募をいただき、選考の結果、環境フォト・コンテスト 2012「岩谷産業賞」受賞作品には広島県の平元一幸さんの作品「とんど餅」 が選ばれました。「ふるさと」は 私たちの心を豊かにしてくれる 安らぎの原点。環境悪化によっ てその姿が徐々に変化している のも事実ですが、写真から伝わ る「ふるさと」の人のぬくもりを、 環境保護の重要性を考えるきっ かけにできればと考えています。 環境フォト・コンテスト2012「岩谷産業賞」受賞作品[環境フォト・コンテストへの協賛]
溶接は製造業に不可欠な技術基盤。めざましい成長を続けるアジア諸国にとって、 その技術基盤の整備と溶接技術の向上は急務の課題であり、また進出を計画 する日本の企業にとっても重要な課題です。イワタニでは、1997年より10年間、 大連市における溶接技術の向上を目的に「大連市・岩谷日中溶接技術交流会」 を実施。2007年以降はハノイ、ジャカルタなど各地で「イワタニ溶接セミナー」を 開催、ユーザー先での実地指導も含め てアジアでの溶接技術向上を支援して います。また、インドやタイなどにおける、 進出企業の溶接機器・資材の調達も サポートしています。さらに、上海岩谷 の営業スタッフの研修教育を溶接 技術センターで実施しています。 海外ユーザー先での実地指導の様子 イワタニは、岩谷直治記念財団による「岩谷国際留学生奨学助成」 制度を支援しています。この制度は、東アジア・東南アジアから来日 する自然科学専攻の大学院私費留学生を援助するものです。将来 わが国と親密な関係を保ち、親善、交流の実を期待できる人材にその 機会を提供し、研究を援助す ることで国際間の相互協力 と理解を深め、双方の国民 生活向上に寄与することを 目的としています。生物多様性への取り組み
アジアでの溶接技術向上と普及を支援
文化活動を支援
留学生奨学金
地域社会への貢献
国際活動
イワタニは、LPガス販売店など全国に広がる人や情報のネットワークを活かし、地域の安全や環境保護に貢献。 さらに豊かな文化の育成にも協力しています。 イワタニは、海外支援活動にも力を入れています。その国の発展の原動力になるよう、技術者、留学生の支援を行っています。●2003年8月、1997年3月∼2000年10月にかけて製造された単機能 電子レンジに不具合があり、最悪の場合発煙・発火の恐れがあることが 分かりました。このため、2003年9月2日に全国主要新聞紙上にて無償 点検・修理についての謹告を掲載するとともに、ホームページでもお知ら せして継続的に該当製品の無償点検・修理を実施しています。 ●弊社が販売いたしました小型ガス缶、商品名「まめガスっ子」が再充填して はいけない容器であることが判明しました。このため2007年11月6日全国 主要新聞紙上ならびにホームページに回収と使用中止のお願いを掲載し、 全力をあげて回収活動を実施しています。また本事例のようなことを二度と 起こさぬよう法令遵守と安全性に関する審査機能を有する組織を、社外の 専門家を入れて新たに設置し消費者保護を徹底しています。 消費者保護の事例 岩谷直治記念財団は、エネルギー・環境分野における優れた研究開発に関する業績を表彰する「岩谷直治 記念賞」と、全国の大学の自然科学分野における研究者を対象とする「岩谷科学技術研究助成」を通して、 科学技術に関する研究の助成および奨励を行っています。1973年の設立当初からテーマにすえている 資源・エネルギー・環境問題は、時代と共にその重要性をますます高めています。 イワタニブランド商品につきまして は、安全に配慮した製品設計、製造 管理、説明書や製品への危険を示す 警告表示などにより、お客様が使用 される際に危険となりうる事項に 細心の注意を払っています。万一、 欠陥が発見された場合には速やか に適切な処置を行います。また、一般 のお客様の相談窓口としてお客様 担当を設置し、クレーム・修理受付 などに対応するとともに、貴重なご 意見を新商品開発等に活かしてい ます。 ●第38回(平成23年度)「岩谷直治記念賞」受賞者 代表研究者 研究・開発テーマ 所属機関 JFEスチール(株) 製鉄事業部・常務執行役員 製鉄技術部長 西村 博文 炭化水素ガスを活用した鉄鉱石焼結プロセスの開発 ●第38回(平成23年度)「岩谷科学技術研究助成金」受領者 代表研究者 研究・開発テーマ 所属機関 日本大学 理工学部 名古屋工業大学 大学院工学研究科 島根大学 総合理工学部 東北学院大学 工学部 崇城大学 工学部 東北大学 大学院理学研究科 助教 梅垣 哲士 准教授 柿本 健一 教授 梶川 靖友 特別研究員 簡 梅芳 教授 草壁 克己 講師 清水 宗治 機能性球状中空材料の微細構造制御とその触媒酸化活性に対する効果に関する研究 無鉛圧電セラミックスを利用した高温振動力発電の研究 新規ヘテロ接合を用いた赤外光起電力デバイスの開発 水銀汚染水の生物学的除去・回収するバイオリアクターの開発 リサイクル廃油からの省エネルギー生産を目的としたバイオディーゼル研究 有機薄膜太陽電池を指向した歪みフタロシアニンを用いたフラーレン分子の配列制御と物性解明 (受領者全20名から抜粋:順不同)
岩谷直治記念賞 / 岩谷科学技術研究助成
消費者保護の徹底
エネルギー技術への支援
お客様との関わり
イワタニは岩谷直治記念財団が、資源・エネルギー・環境をテーマに行う、科学技術の研究開発活動を支援しています。 お客様からの信頼をより確かなものにするために、「消費者保護」の視点を、あらゆる活動において徹底するとともに、広くお客様の 声に耳を傾けています。社会的パフォーマンス イワタニとお客様/イワタニを担う人材 イワタニでは、家庭用LPガス「MaruiGas」をご使 用いただいているお客様に向けて生活情報紙 「ムティ」を毎月発行しています。ガスを快適にお使 いいただくための保安啓発、省エネ提案、料理や 暮らしのヒントをはじめ、日本の良さを次代に伝え る四季折々の企画を織り込んでいます。既に創刊 以来433号を数え、毎月の発行部数は110万部を 超えています。(2012年8月現在) 当社の核であるガス&エネルギーを中心に、LPガスのある暮らし、さま ざまな場面で使用されているガス、環境への取り組みなどを紹介すると ともに、LPガス設備や安全器具など実用的 な情報、便利なLPガスの豆知識などをご紹 介しています。また、遊びながら、楽しみなが らガスとエネルギーについて学べる、子ども 向けサイト「ガスエネキッズ」を公開し、内容 を拡充。これからもガスのある豊かな暮らし と情報を提供してまいります。
お客様の暮らしの視点を大切に
「イワタニi-COLLECT」は、イワタニグループが提供するショッピングサイトです。クッキング用品、産直グルメ、アウトドアグッズ、健康と美容に役立つ 商品など、毎日の暮らしを豊かに彩る商品を、価値ある情報とともに提案しています。価値ある商品・情報をお客様のもとへ「イワタニi-COLLECT」
ホームページから暮らしに役立つガスの情報をご提供
[人事制度] 2004年4月に、成果主義に軸足を移した『職能資格・役割制度』を導入し、人事制度を抜本的に改定しました。その基本的なポリシーは「発揮能力の向上」と 「業績成果に応じた処遇・評価」であり、社員が自信と誇りを持ち、社員の挑戦意欲とパワーを生み出す源泉となるよう中長期的視点で人事制度を見直したものです。 [教育制度] イワタニの企業理念「世の中に必要な人間となれ、世の中に必要なものこそ栄える」を実現するためには、常に時代が求める知識、知恵、技能、能力を修得 すべく、社員一人ひとりが自己研鑽することが必要です。当社は、社員の能力開発をサポートするため、「階層別研修」、「目的別研修」、「海外留学派遣」等を実施し、 各種通信教育講座を開講しております。更に、近年では取得している資格に応じて支給する「技能手当」の内容を拡充するなど、社員の自己啓発を奨励しております。 [福利厚生制度] イワタニでは、社員が心身ともに健康で安心して働くことができるように、以下の各種福利厚生制度を整備しています。 厳しい企業間競争を勝ち抜き、会社を発展させるためには「社員一人ひとりの高いモラールの維持と能力の向上」が不可欠であり、そのための諸施策 (人事制度、教育制度、福利厚生制度等)を講じています。基本的な考え方
イワタニでは、「労使の信頼関係なくして企業の発展はありえず、社員の生活向上と企業の発展は表裏一体の関係にある」との認識に立ち、良好な労使関係の構築に 努めています。1988年には、岩谷産業労働組合との間で“労使共同宣言”を締結し、「信頼関係と相互理解の維持により企業の永続的な発展と社員の豊かさを追求 する」ことを謳いました。労使の協議機関としては労使協議会・労使連絡会議があり、労使の懸案事項や働きやすい職場環境の整備等について協議しています。労使関係
コミュニケーション
社員との関わり
イワタニらしさを感じていただき、共感していただけるよう、お客様への積極的な情報発信を心がけています。 社員一人ひとりが能力を発揮し、また、安心して仕事に取り組める環境を整備することが、企業の発展にもつながると考え、制度の充実等に力を入れています。 退職金・年金制度、弔慰金、遺児等奨学金制度、単身赴任者帰宅旅費補助、長期傷病欠勤、公傷病欠勤、リフレッシュ休暇、メモリアル休暇、その他休暇 (結婚、忌引、妊娠、出産、看護)、育児休業制度、介護休業制度、勤務時間の短縮(妊娠、育児、介護)、財形貯蓄制度、持株制度、住宅資金貸付制度、 借上社宅制度、転勤者子女入園・入学金補助制度、災害・傷病見舞金、海外駐在員への危機管理サービス・医療補助制度、各種クラブ活動支援 生活情報紙「ムティ」 「暮らしに役立つガス&エネルギー」 [出産・育児・介護への取り組み] イワタニでは、社員が仕事と家庭を両立させながら能力を発揮できるように、育児や介護のための休業制度や勤務時間短縮制度など を設けています。今後もこれらの制度を拡充するだけでなく、制度を利用しやすい職場環境づくりを図ることで次世代育成支援や介護支援に取り組んでまいります。 [その他(ボランティア休暇の導入)] イワタニでは今回の東日本大震災に対して、社会貢献の一環として、また「何かをしたい」いう社員の気持ちを 後押しするためにも社員のボランティア活動を支援する「ボランティア休暇」を導入しました。1,661 44.4% 1,593 41.3% 総合エネルギー 340,339(51.5%) 産業ガス・溶材 133,682(20.2%) マテリアル 131,281(19.9%) 2008年度 2009年度 2012年度 (中期経営計画) 2012年度 (予想) 経常利益(億円) 当期純利益(億円) ROA ●収益力の向上(連結) 82 25 134 55 2010年度 155 61 180 80 202 97 2008年度 2009年度 2012年度(中期経営計画) 連 結 単 独 売上高 経常利益 当期純利益 ROA 有利子負債依存度 売上高 経常利益 当期純利益 ROA 4,089 75 27 2.9% 5,554 134 55 3.7% 43.4% 2010年度 4,566 82 32 3.1% 6,188 155 61 4.2% 44.4% 2011年度 4,863 105 53 3.9% 6,611 195 105 5.1% 41.3% 5,036 19 10 0.7% 6,813 82 25 2.1% 46.9% 7,100 180 80 4.5% 40.0% (単位:億円) ●安定した財務基盤の確立(連結) 2008年度 2009年度 2010年度 2012年度 (中期経営計画) 1,717 有利子負債額(億円) 有利子負債依存度 1,589 2011年度 2011年度 195 105 2012年度(予想) 6,866 202 97 46.9% 40.0% 以下 43.4% 1,500以下 その他 15,237(2.3%) 自然産業 23,155(3.5%) 電子・機械 17,489(2.6%) 合計 661,185 (単位:百万円) ●セグメント別連結売上高 4.5%以上 3.7% 4.2% 2.1% 5.1% 総合エネルギー事業では、継続的な取り組みであるLPガス消費者戸数 の拡大や、LPガス発電機やカセットガスストーブ等、防災・節電ニーズに 対応した商品開発に取り組みました。産業ガス・溶材事業は、当社グルー プの強みである水素・ヘリウム分野の更なる強化に取り組むとともに、 夏場の電力不足に対応した各種産業ガスの安定供給体制の構築に努め ました。また、液化ガス貯蔵設備の製造会社を連結子会社化するなど、 ガス事業の根幹となるエンジニアリング力の強化も図りました。電子・ 機械事業は、スマートフォン関連市場、自動車関連市場、環境市場など、 成長市場への展開を推進しました。マテリアル事業は、中国等の新興国 を中心に鉱物資源の需要が伸長する中、資源の確保と安定供給に努め ました。自然産業事業は、徹底した品質管理により食の安全の確保を 図るとともに、新商品を継続的に開発し、販路の拡大に努めました。 この結果、経常利益は195億円、当期純利益は105億43百万円と なり、それぞれ過去最高益を更新し、期初の目標を達成するとともに 中期経営計画「PLAN12」の収益面の数値目標を1年前倒しで達成 しました。2012年度は、財務面の目標も合わせて達成するための 取り組みを進めます。 当社グループは、2012年度を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画「PLAN12」において、経営目標の「成長力の強化」と「安定した財務基盤の 確立」に取り組んでおり、数値目標である、経常利益180億円、ROA4.5%以上、有利子負債1,500億円以下、有利子負債依存度40%以下を目指 しております。
経営成績
2011年度経済的パフォーマンスの総括
イワタニグループは、中期経営計画(PLAN12)に基づいて「成長力の強化」と「安定した財務基盤の確立」に取り組んだ結果、売上高・ 営業利益・経常利益・当期純利益の全てにおいて期初の目標を上回るとともに、当期純利益は三期連続で過去最高益を更新しました。環境パフォーマンス イワタニの環境への取り組み イワタニの環境マネジメントシステム(EMS)は、東京・大阪両本社、滋賀技 術センター並びに全国6ヶ所の基幹拠点でISO14001認証を取得(人員の 7割強をカバー)しています。また、認証範囲外の支店・営業所においても、 本社・基幹拠点の指導のもとに管理体制を整えています。環境マネジメン トの重要事項は「災害対応・環境委員会」で審議され、実行に移されます。 2001年度より、ISOを取得している主要子会社・関係会社を組織した 「グループISO推進責任者会議」を定期的に開催し、方向性の統一・情 報交換・指導等を行うことでイワタニグループの環境管理体制の強化 を図っています。さらに、海外の事業会社でもISO認証取得を推進し ています。
環境マネジメントシステム
グループISO推進責任者会議
内部監査・外部審査
環境教育
関係会社の環境関連法規遵守の徹底
EMSの内部監査は、年2回、社内全ユニットを対象に実施しており、発 見された不適合はすぐに改善が行われます。2011年度は9月と2月に 実施し、重大な不適合は発見されませんでした。また、2011年11月に は高圧ガス保安協会によるISO14001の定期審査を受審し、EMSの 運用状況は良好との評価を受けました。 2011年度ISO審査風景 イワタニでは、社員の環境意 識向上のため、以下の教育 を実施しています。 社内LANを使い環境教育を実施 関連会社に対しては、環境関連法規の遵守レベルを向上させるため、現地調査を行った上で改善点を指摘しています。関連会社の環境影響を検討 した上で優先順位をつけて実施しており、2011年度は3事業所の調査・指導を行いました。環境マネジメントシステム
イワタニは環境活動にグループをあげて取り組んでいます。より大きな成果をあげるために、組織や体制の強化を図り、 また、従業員の意識の向上にも力を注いでいます。その結果、2011年度も着実な成果をあげることができました。 危機管理委員会 災害対応・環境委員会 環境管理責任者 内部環境監査員 (環境保安部長) EMS事務局 (環境保安部地球環境担当) 東京本社 (16ユニット) 大阪本社 (14ユニット) 支社 (6ユニット) ●EMS運用組織 時期 教育内容 教育名 入門教育 階層別教育 専門教育 フォローアップ 新入社員研修 管理職研修 年度始め 随時 環境問題全般、EMSの概要、環境活動の利点 環境関連法規の要求内容及び事業との関連 環境目標、環境活動の手順、法規遵守手順 社内LANによる情報提供、理解確認のテスト 海外ISO取得組織 ISO14001…12社/ISO9001…18社 ●グループISO推進責任者会議 ISO14001認証範囲 社長 滋賀 技術センター 議長 (環境保安部長) 支店・営業所 支店・営業所 支店・営業所 事務局 (環境保安部地球環境担当) ISO14001分科会 22社 ISO9001分科会 17社エコオフィス
53,496 48,146 45,471 42,796 45,471 43,867 42,797 43,425 43,424 43,424 43,657 43,657 43,657 2,912 2,965 2,933 2,841 2,810 2,779 2,996 3,088 2,857 2,865 2,811 2,811 設定なし 53,496 47,174 45,421 47,495 52,304 45,001 43,863 42,802 42,948 39,235 42,809 46,069 43,335 3,088 2,896 2,973 2,848 3,005 2,762 2,864 2,992 2,855 2,811 2,605 2,776 1999年度より継続して取り組んでいる「エコオフィス活動」の推移は、以下のグラフの通りです。 項目 2011年度目標 No. 1 実績の総括 達成度 △ ○ 3 △ 4 × 5 ○ 6 ○ 7 ○ 環境良品の普及拡大 環境活動の推進 営業車の環境負荷の削減 (岩谷産業全社) 配送車等の環境負荷の削減 (関係会社) 工場建設・設備工事時の 環境関連法規遵守の徹底 イワタニグループの温室効果ガス排出量の削減 (エアセパレート工場のエネルギー効率改善) 改正省エネ法特定荷主規制に基づく 物流の合理化による環境負荷の削減 改正省エネ法事業者(企業)単位規制に基づく 全社対象エネルギー環境負荷の削減 焼却ゴミ排出量の削減 目標 120ポイント 実績 104ポイント 目標 6,500ポイント 実績 6,747ポイント 9 ○ 目標 LPG車化率 50.0% 実績 LPG車化率 46.0% 目標 LPG車の導入 100台 実績 LPG車の導入 26台 目標 関連法規遵守の徹底 実績 関連法規の違反事項なし 目標 AS工場のエネルギー効率改善 3% 実績 AS工場のエネルギー効率改善 13.6% (08年度出荷量当りエネルギー使用量比) 8 ○ 輸送効率の改善 目標 効率改善 3% 実績 効率改善 9.2% (08年度 売上高当りエネルギー使用量比) 目標 全社該当エネルギー使用量データ100%抽出 実績 全社該当エネルギー使用量データ100%抽出の実施 目標を達成できませんでした。 2010年度より継続して行われている 水素エネルギー教室や各種イベントへの 協力等により、目標を達成しました。 目標を達成できませんでした。 目標を達成できませんでした。 廃棄物処理法、建設リサイクル法などの 環境関連法規遵守を徹底しました。 目標を大幅に達成することができました。 全社的に環境負荷削減を目的とする 物流効率の改善に取り組み、 目標を大きく上回る成果を挙げました。 当社の全事業所(本社、支社、支店、営業所) を対象に、エネルギー使用量の集計調査を 実施しました。 目標を達成しました。 ●焼却ゴミ排出量 ●電気使用量 2500 (単位:千kWh) 実績値 目標値 ’99 ’00 ’01 ’02 ’03 ’04 ’05 ’06 ’07 ’08 39000 42000 46000 50000 54000 (単位:kg) 実績値 目標値 ’09 ’10 ’11(年度) ’99 ’00 ’01 ’02 ’03 ’04 ’05 ’06 ’07 ’08 ’09 ’10 ’11(年度) 2600 2700 2800 2900 3100 3000 達成率:○…達成/△…50%以上達成/×…達成率50%未満 ●2011年度環境活動結果 目標 43,657kg以下 (08年度比 ▲1%) 実績 43,335kg (08年度比 ▲1.7%) 2 2,556 イワタニのEMSでは、環境目標を毎年設定し、3ヵ年の中期計画である環境目的の達成を目指しています。 2011年度の環境目標に対する達成状況は以下の表の通りです。2011年度環境活動結果
2011年度環境パフォーマンスの総括
イワタニの企業活動が環境に与える負荷をより減らしていくため、 環境パフォーマンスの把握と改善に努めています。イワタニグループ(連結)
岩谷産業(単独)
岩谷産業 対象範囲:国内全事業所注:集計範囲の限定を☆で表します。 ☆:ISO14001認証範囲(74ヶ所) 集計範囲:2011年4月∼2012年3月 注1:このほかにPRTR対象物質の排出がありますが、調査中となっております。集計が終了次第、当社ホームページに掲載いたします。 注2:推計値が含まれる場合には、公表値に占める実測値の割合を( )内に併記しています。 ※1:2006年度までのイワタニグループ(連結)の数値は岩谷産業(単独)の数値を除いた集計としています。 なお、過去のマテリアルバランスについては、当社ホームページをご覧ください。http://www.iwatani.co.jp/jpn/csr/csr04.html ※2:エネルギー起源CO2とは、使用した電力や燃料などのエネルギー量を、それぞれその製造や消費によって発生するCO2量に換算し合算した値です。「事業者からの温室効果ガス排出量算定方法ガイドライン(試案)」(環境省)を使用して算出しました。 ※3:紙のリサイクル量には、新聞・雑誌・包装紙などの事業用途以外の紙資源が含まれています。 紙 53t 水 34千m(74%)3 自動車燃料 ガソリン・・・・・・・ 軽油・・・・・・・・・・・・・ LPガス・・ 燃料 LPガス・・・・・・ 都市ガス・・・・ 灯油・・・・・・・・・・・ 熱供給・・・・・ 42千m3 23千m3 5kℓ 2,442GJ エネルギー起源CO2 2,888t※2 産業廃棄物 148t 焼却ゴミ 43t ☆ リサイクル(紙) 76t※3 電気 3.935千kWh 紙 217t(95%) 水 1,043千m3 (97%) 自動車燃料 ガソリン・・・・・・・・・・・ 軽油・・・・・・・・・・・・・・ LPガス・・・・・・・ 4,480kℓ 3,819kℓ 2,738kℓ(99%) 燃料 LPガス・・・ 都市ガス・・・・・・・ 灯油・・・・・・・・・・・・・・ A重油・・・・・・・・・・・・・ 熱供給・・・・・・・・・ 1,336千m(99.5%)3 9,802千m3 474kℓ 928kℓ 97,764GJ 電気 272,246千kWh(99.8%) エネルギー起源CO2 165,208t※2 産業廃棄物 3,301t※3 リサイクル(紙) 225t※3 (連結) (単独) イワタニグループ 対象範囲:上記の岩谷産業国内全事業所に加え国内連結対象会社80社およびエネルギー使用量の 多い持分法適用子会社2社を集計範囲としています。 集計範囲:2011年度(各社会計年度)※1 343kℓ 0ℓ 172kℓ(79%)イワタニのマテリアルバランス
イワタニの環境に与える影響の全体像を表すのが「マテリアルバランス」です。2003年度よりイワタニグループ国内連結対象企業の 環境負荷について調査を開始し、結果を公表しています。今後投入する資源・エネルギー量や廃棄物量、エネルギー起源CO2排出量 等を削減していくことにより、事業活動における環境効率の改善に努めてまいります。●サプライチェーンのグリーン化 ●イワタニグループのセパレートガスメーカー