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(3) 指 導 観 身 の 回 りの 人 物 や 物 をより 具 体 的 に 説 明 するために ひと 手 間 付 け 加 えた 表 現 を 作 れるように なることを 第 一 目 標 におく ゲーム 性 を 持 たせて 楽 しく 考 えさせることで 自 然 に 後 置 修 飾 に 慣 れるようにす

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Academic year: 2021

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第3学年2組 英語科学習指導案

平 成 2 2 年 1 0 月 2 9 日 ( 金 ) 第 4 校 時 授業者 教諭(T1) 佐野 芳美 ALT(T2)Joanna Maclean 生徒数 37名

1 単元名 Program6 Okinawan Music(開隆堂「SUNSHINE ENGLISH COURSE 3」)

2 単元について (1)題材観 本単元は、沖縄の音楽を通して、沖縄独特の楽器や歌、関連する人物などについて説明をしてい る。ジェニーと大介が写真を見ながら対話をし、更に大介が、調べたことをまとめ発表する場面設 定は、自分の考えや気持ちを伝える実践的コミュニケーションの場としてふさわしい単元である。 言語材料として、現在分詞の形容詞的用法、過去分詞の形容詞的用法、接触節の後置修飾を扱う。 具体的な言語活動の場面として、「付け足しライティング」という独自の方法を考えた。それは、1 つの絵や写真に、段階的に新たな絵や写真を肉付けしながら説明をしていく方法である。英語の特 徴的な用法「後ろから説明を加える」という方法を学ぶために、この方法で抵抗感なくアプローチ していきたい。 これらの文法学習を通じて、自分の興味あることや身の回りの物事を、後置修飾を用いた「ひと 手間」加えた文章で、より具体的に説明・紹介できるような活発な言語活動を心がける。 扱う言語材料

① 現在分詞の形容詞的用法 名詞+~ing で始まる語句 ex.: a boy running with a dog ② 過去分詞の形容詞的用法 名詞+過去分詞で始まる語句 ex.:a house built in 1906 ③ 接触節の後置修飾 名詞+主語・動詞で始まる語句 ex.:the book I bought yesterday

(2)生徒観 本学級の生徒は、明るく素直である。授業も活発に取り組み、挙手や発言も多い。一方、3年生 の進路決定を控えた時期でありながらも、何かに盛り上がりすぎてケジメがつかなくなる時もあり、 授業規律に気を配ることが多尐ある学級である。しかし、質問や疑問点を恥ずかしがらずに質問で きる雰囲気のある学級なので、1人でも多くの生徒が、自分の思いを言葉で表現し伝えられるよう な、活発な言語活動を大切にしたい。 また、英語に対する能力や意欲の差は大きい。多動傾向の生徒や1年次の復習段階で苦戦してい る低学力の生徒もいれば、英検準2級取得済み生徒もいるなど習熟度には大きな差が生じている。 従って、個別指導での理解度の確認が常に重要となっている。全体的に、「書くこと」に対する抵抗 感があり、自由英作文表現に苦手意識を持つ生徒が多い。苦手意識を尐しでも拭う工夫をし、表現 の意欲を高め、間違いを恐れずに「話す」「書く」活動を心がけたい。(別紙資料)

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(3)指導観 身の回りの人物や物をより具体的に説明するために、「ひと手間」付け加えた表現を作れるように なることを第一目標におく。ゲーム性を持たせて、楽しく考えさせることで、自然に後置修飾に慣 れるようにする。しかし、英語の語順が定着していない生徒もいるので、後置修飾に戸惑うことが 予想される。「~している」「~された」というまとまりを捉えさせ、丁寧に説明し個々の理解度が 上がるような指導を心がけたい。 (4) 学校研究との関連 本校の研究主題は「基礎的・基本的な知識・技能の定着を図り、確かな学力を身につけさせる指導 方法の研究-学び方指導・繰り返し学習・家庭学習の充実による学習意欲の向上-」である。 これを受けて英語科では、次のような取り組みをしている。 (ア)「学び方」・・・予習復習の習慣化、ノート点検という手段による学び方指導 授業内容に事前に目を通し準備をすることで、授業時の内容理解を深められると考える。特にノ ート点検でのアプローチにより、語句や英文への抵抗感をなくし英語への興味を引き出すことと自 ら学ぶ場を設けることに取り組んでいる。 一つは、予習として、ワンセクションごとに、こまめなノート点検を行う。点検方法も手間を取 らないで行うことと生徒の意欲を掻き立てることが重要である。方法としては、スタンプの個数で 評価を工夫して授業中の5分以内点検を済ませる方法を取っている。 点検スタンプ A 条件:語句調べ、本文、和訳(象印2つ=A マーク) B 条件:語句調べ、本文まで(象印1つ=B マーク) AB 以外 :(スタンプなし) 白紙、途中までしかやっていないなどの生徒に 励ましの声かけ、家庭学習の相談などができる。 上記のような、小さな点検の積み重ねによって、英語を苦手とする生徒への具体的な言葉掛けや 指導を日常的に行い易い。また、継続的な取り組みで、学習の習慣化が図られ、基礎的な言語学習 の方法が定着していくと考える。 もう一つは、復習として、定期テストごとに、ノート点検を行う。ワンセクションごとに行った 点検の蓄積が更に意欲向上につながる。(継続したセクションごとのスタンプがたまっていれば、意 欲の評価に加味してあげる。)また、必ずノート作りに取り組んでいるので、それ以上に、授業内容 や単元のポイントが理解しやすい。ここの段階では、授業後にどれだけ家庭学習を工夫して行って いるかの確認もできる。 これら2ステップのノート点検により、ノートを大切な英語学習の手段にし、自ら工夫して取り 組む生徒が増えてきた。

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(イ)「繰り返し学習」・・・ビンゴ、単語テスト、音読練習、全学年共通の取り組みを行う 英語を学ぶにあたって、「聞く・話す・読む・書く」の4技能はどれもバランスよく学習すべきも のであり、特に音と文字の一致は、英語の苦手意識を拭い去り意欲を持ち続けるためには大切であ る。その重要性を理解させるために「楽しく繰り返し」学習できるような実践をしている。そして、 1年から3年まで必ず行う授業内容として以下の取り組みをしている。 ビンゴゲームでは、英語を苦手とする生徒も、音声練習及び単語を瞬時に探すという視覚的学習 を同時に楽しく学習している。ビンゴの本数を揃えた上位 5 位までを賞賛し意欲を持たせている。 次に、ビンゴによる繰り返し学習の定着の場として、書き取りの単語テストを実施する。ゲーム 性を持たせて興味関心を引き出すビンゴ、その確認としての単語テストという2つの流れは「楽し くそして確実に」を目標に、全学年を通して行っている。 また、音読練習の取り組みは、学年によってその方法手段は異なるが、共通している目的は「イ ンプット」である。ドラマ形式でスキットを覚えさせ発表会を開いたり、ALT の前で暗記リーディン グをしたり、一問一答のクイズなど、色々な形式で飽きない取り組みを心がけている。多くの例文 を繰り返し音読練習してインプットし、アウトプットへ活用していくことをねらいにしている。 3 単元の目標 評価の観点 評価の規準 ア コミュニケーション への関心・意欲・態度 ①内容を推測するなど積極的な態度で聞く。【L】 ②絵や写真を使って、その人物や物について英語で積極的に尋ねたり答え たりしようとする。【S】 イ 表現の能力 ①質問に適切に答えることができる。【S】 ②人物や物についてその特色を、英語で話したり書いたりして説明するこ とができる。【S】【W】 ウ 理解の能力 ①人物や物についての特色や説明を、英語で聞いたり読んだりして必要な 情報を理解することができる。【L】【R】 エ 言語や文化について の知識・理解 ① 人物や物のような名詞について、現在分詞・過去分詞・接触節を用いて 付け加えて説明する後置修飾の基本表現を理解している。【W】【R】

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4 指導計画(全8時間) 時 間 主な学習内容 主な学習活動 評 価 規 準 との関連 評価方法等 1 Program6-1 導入・音読 ・現在分詞の形容詞的用法 後置修飾を用いた表現を聞き取る 「お絵かきリスニング1」 音読及び Q&A ア① イ① ウ① 観察 発表 Q&A 2 Program6-1内容理解 ・現在分詞の形容詞的用法 後置修飾を理解し運用する 「サマリー」による速読 現在分詞を用いたライテ ィング ウ① エ① 観察 発表 ワークシート 3 Program6-2 導入・音読 ・過去分詞の形容詞的用法 後置修飾を用いた表現を聞き取る 「お絵かきリスニング2」 音読及び Q&A ア① イ① ウ① 観察 発表 Q&A 4 Program6-2内容理解 ・過去分詞の形容詞的用法 後置修飾を理解し運用する 「サマリー」による速読 過去分詞を用いたライテ ィング ウ① エ① 観察 発表 ワークシート 5 Program6-3 導入・音読 ・主語、動詞の文を見分ける ・基本的な文構造の理解 「SV 探し」 音読及び Q&A ア① イ① ウ① 観察 発表 Q&A 6 Program6-3内容理解 ・接触節による後置修飾を理解し運 用する 「サマリー」による速読 過去分詞を用いたライテ ィング ウ① エ① 観察 発表 ワークシート 7 本時 ・会話活動で名詞の修飾を理解し 運用する。 現在分詞(~している) 過去分詞(~された) 接触節(主語+動詞)を用いて 人物や物を説明する表現活動 「付け足しライティング」 及び クイズ形式で伝える活動 ア①② イ①② ウ① エ① 観察 ワ ー ク シ ー ト 発表 8 本時 ・後置修飾についてのまとめ発表会 物紹介発表会 ア① イ② ウ① 観察 発表 テスト 5 本時の学習 (1)本時の目標 ① 現在分詞・過去分詞・接触節などの後置修飾を用いて、人物や物を具体的に英語で話したり書 いたりして説明することができる。 ② 現在分詞・過去分詞・接触節などの後置修飾を用いた英語の語順と、基本的な表現について理 解ができる。 (2)使用する教材教具 Bingo ノート、ワークシート、写真や絵

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6 本時の展開 過 程 学習活動 教師の指導支援 生徒の反応 ○評価の観点及び規準 ◆留意点 領 域 T1 T2 導 入 15 分

・挨拶 Greets ALT & Ss.

Greets JTE & Ss. ・元気よく挨拶 ・歌 ・Bingo ・英語学習の 楽しい雰囲気 を作る。 ・大きな声で 発音するよう に支援。 ・Pronounces each word. ・大きな声で歌う。 ・楽しく単語学習 をする。 (発音→3lines ビンゴ活動→次 ページの準備3 分) 【繰り返し学習】 ◆単語を見つけら れない生徒を支援。 L ・Stick Question ミニ英会話タイム: 生徒の出席番号の書 いてある棒を引き該 当生徒に、既習表現 を用いて質問する。 ・答えに詰ま る生徒にヒン トを与える。 ・該当生徒以 外にも考えさ せるように質 問方法を工夫 する。 ・Asks Questions & Encourages Ss ・質問内容を一生 懸命理解しようと する。 ・質問にふさわし い答えを探す。 【繰り返し学習】 ◆該当生徒の様子 を見て、能力差を 考慮する。個に合 わせたレベルで質 問方法を選び、自 信を持たせ励ます 方向で活動をすす める。 L S ・目標の確認 ・Input 本時に使う単語や 表現の復習を行う。 ・Helps Ss. ・音読練習により、 既習の単語や表現 を口頭練習する。 【繰り返し学習】 ◆単語や、動詞の活 用(~ing 形、過去 分詞形)をスピーデ ィーに暗記する。 S 付け足しの表現を用いて、身の周りの物や人をより具体的に紹介しよう。 (後置修飾)

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過 程 学習活動 教師の指導支援 生徒の反応 ○評価の観点及び規準 ◆留意点 領 域 T1 T2 展 開 30 分 「付け足しライティン グ」 ・カードに描かれた 人物や物を説明する ① Oral Practice 身の回りの人物や 物を提示し、教師の 質問に答える。 ② Writing Speaking ・現在分詞形 と過去分詞形 文の語順が身 についている か確認する。 ・ワークシー ト配布。 机間指導で全 ての生徒が英 文作成をし、 口頭で表現で きるよう支援 ・Asks some Questions about the cards ・Helps Ss make sentences ・Input で出た単語 を用いて考える。 ・Oral Practice で 出てきた表現やワ ークシートに書い た英文を活用して 考える。 【学び方指導】 ○内容を推測して 積極的な態度で聞 くことができる。 (ア①②)発表 ○教師の質問に適 切に答えることが できる。(イ①) 観察 ○ワークシートに ある絵や写真につ いて後置修飾を用 いて説明すること ができる。 (イ②、ウ①、エ①) 観察 L S W R 提示例( 付け足しライティング )

1 T1 : Look at the girl. 「何をしていると思う?」

Ss: (想像して答える) T2 : I think she is playing tennis. T1 : That’s right.

2 : This is the girl playing tennis. 「ではどこでしていると思う?」 Ss: (想像して答える) T2 : At the park?

3 T1: No. In Wimbledon.

This is the girl playing tennis in Wimbledon. T1 : 「誰と?」

4 Ss : (想像して答える) T2 : With her friend?

T1 : No. This is the girl playing tennis in Wimbledon with her dog! A:十分に満足できる 自ら考えたアイテムを追加し、適切な英文で説明することができる。 B:概ね満足できる 与えられたアイテムから適切な英文で説明することができる。 C:支援を要する生徒 (手だて)並べ替えカードを用意しておき助言しながら文の組立てを指導する。

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過 程 学習活動 教師の指導支援 生徒の反応 ○評価の観点及び規準 ◆留意点 領 域 T1 T2 ま と め 5 分 ・まとめ 付け足しライティングで 提示した写真や絵を 用いて、内容と文の 順番を再確認する。 ・生徒の理解 度にあわせて 確認を行う。 表現を確かめ理 解する。 ◆活動を評価する 場および自らの表 現を確認する場を 与える。 自己評価 ・挨拶 ・今日の目標 文を黒板に記 入し、文法事 項を再確認さ せる。 ・次回はワー クシートを元 に会話テスト を行うことを 予告する。 (宿題) 【学び方指導】 ・Greets Ss. ・Gives Ss their STEP UP CARDS. ・Greets Ss. ・今日の学習、活 動内容を反省・自 己評価する。 (ABC3段階評価) ・評価カードを提 出する。 ・元気よく挨拶 ◆ワークシートに 提示した例文を書 き写すように支援 する。 7 本時の評価規準 ① 現在分詞・過去分詞・接触節などの後置修飾を用いて、人物や物を具体的に英語で話したり書いた りして説明することができる。 (イ 表現の能力) ② 現在分詞・過去分詞・接触節などの後置修飾を用いた英語の語順と、基本的な表現について理解が できる。 (エ 言語や文化についての知識・理解)

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資料 調査対象3年2組生徒 (1)授業内アンケートより 質問事項:「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」のうち苦手と感じるものは何ですか。 解答割合:「聞くこと 15%」「話すこと 32%」「読むこと 12%」「書くこと 41%」 (2)前期中間テスト・期末テストの考察 A・・・30点中 8割以上(24点以上)の点数がとれた生徒 B・・・ 〃 3割以上(10点以上)の点数がとれた生徒 C・・・ 〃 AB以外(0点~9点)の生徒 上記(1)(2)の結果より、書く問題への「苦手意識」と書く問題の「得点率のC生徒」の比率が ほぼ一致していることが分かる。 A 33% B 67% C 0% 中間テスト(聞く問題) A 36% B 53% C 11% 期末テスト(聞く問題) A 36% B 42% C 22% 中間テスト(読む問題) A 33% B 39% C 28% 中間テスト(書く問題) A 58% B 31% C 11% 期末テスト(読む問題) A 39% B 25% C 36% 期末テスト(書く問題)

参照

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