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主要施策の成果報告書

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Academic year: 2021

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(1)

平 成 29 年 度

主要施策の成果報告書

(2)

第1節 総合計画の政策体系

第2節 計画の進行管理

第3節 将来像

第4節 基本目標

■政策体系表

■町長部局、町議会、教育委員会

■施策・所属別評価対象事務事業数一覧

1 行政評価による状況把握

2 施策評価とは

■事務事業シートの見方

■施策マネジメントシートの見方

■施策・会計別決算総括表

1 地域福祉の推進

2 高齢者福祉の充実

3 子育て支援の充実

4 障害者福祉の充実

5 低所得者の自立支援

6 平和と人権の尊重

7 健康づくりの推進

8 医療の充実

9 消防防災対策の強化

10 防犯対策の推進

11 交通安全対策の推進

12 道路の雪対策の推進

13 獣害対策の推進

14 公共交通の利便性の向上

15 道路網の整備

16 まちなみの整備

17 水道の整備

18 生活環境の保全

19 循環型社会づくりの推進

20 自然環境の保全

21 観光の振興

22 交流連携の推進

23 移住定住の促進

24 農林業の振興

25 商工業の振興

26 学校教育の充実

27 生涯学習の推進

28 生涯スポーツの推進

29 文化財の保存と活用

30 町民参画によるまちづくりの推進

31 財政の健全化

32 効率的で効果的な行政運営の推進

施策体系外

平成29年度 主要施策の成果報告書 目次

(3)

第1章 総合計画の概要

第2章 組織・機構

(4)

第1編 政策体系と行政組織

第1章 総合計画の概要

第1節 総合計画の政策体系

誰 も が 安 心 で き 安 全 で ゆ と り を 感 じ る ま ち

豊 か な 自 然 と 共 生 す る ま ち

交 流 に よ る 魅 力 と 活 力 に あ ふ れ る ま ち

産 業 が 育 ち 持 続 す る ま ち

住 民 と と も に 歩 む 健 全 な ま ち

豊 か な 心 と 文 化 を 育 む ま ち

水と森・歴史と文化に息づく 利根川源流のまち みなかみ

基 本 事 業 基 本 事 業 基 本 事 業

将来像

基本目標

(6)

施策

(32)

基本事業

(89)

…基本事業は1施策につき2~5

(13)

(7)

(4)

(3)

(3)

(2)

第2節 計画の進行管理

(5)

平成29年度 主要施策の成果報告書

第3節 将来像

水と森・歴史と文化に息づく 利根川源流のまち みなかみ

(6)

第1編 政策体系と行政組織

基本目標

施策

基本事業

1

地域福祉の推進

1

地域で支え合う意識の高揚

2

地域福祉体制の構築

2

高齢者福祉の充実

3

介護予防の充実

4

生きがいづくりと 社会参加の促進

5

生活支援の充実

3

子育て支援の充実

6

子どもの健康増進

7

子どもの発達支援

8

子育ての精神的負担の軽減

9

子育ての経済的負担の軽減

10

子育てと仕事の両立

4

障害者福祉の充実

11

ノーマライゼーション社会の実現

12

生活支援サービスの充実

13

就労支援の充実

14

社会参加の促進

5

低所得者の自立支援

15

最低限度の生活の保障

16

経済的自立の支援

17

住宅困窮者の支援

6

平和と人権の尊重

18

人権意識の高揚

19

相談・保護体制の強化

20

男女共同参画の推進

21

平和意識の高揚

7

健康づくりの推進

22

健康な心と体の維持・増進

23

病気の早期発見

8

医療の充実

24

地域医療の充実

25

かかりつけ医制度の普及

26

医療保険制度の健全な運営

9

消防防災対策の強化

27

消防防災意識の高揚

28

消防防災体制の強化

29

災害危険箇所対策の推進

30

被害の早期回復

10

防犯対策の推進

31

防犯意識の高揚

32

防犯体制と施設の充実

33

消費者保護対策の推進

11

交通安全対策の推進

34

交通安全意識の高揚

35

交通安全施設の整備

12

道路の雪対策の推進

36

冬期間の通行の確保

37

冬期間の安全運転の推進

13

獣害対策の推進

38

鳥獣が出没しにくい環境整備

39

農林産物被害の軽減

40

人的被害対策の推進

14

公共交通の利便性の向上

41

公共交通の確保

42

公共交通の利便性の確保

15

道路網の整備

43

道路の整備促進

44

道路の安全性と利便性の確保

16

まちなみの整備

45

まちなみ形成活動の推進

46

適正な土地利用の推進

政策体系表

(7)

平成29年度 主要施策の成果報告書

基本目標

施策

基本事業

17

水道の整備

47

水道水の安定供給

48

安全な水道水の供給

49

水道事業の健全運営

18

生活環境の保全

50

生活排水の適正処理

51

公害防止対策の推進

19

循環型社会づくりの推進

52

ごみの減量の推進

53

ごみの資源化の推進

20

自然環境の保全

54

保全活動の推進(まもる力)

55

自然資源の活用(いかす力)

56

環境教育の推進(ひろめる力)

21

観光の振興

57

観光PRの推進

58

観光資源の有効活用と品質向上

59

観光客満足度の向上

60

国際観光の推進

22

交流連携の推進

61

交流連携の強化

62

交流連携機会の創出

23

移住定住の促進

63

町の魅力と情報の発信

64

移住定住環境の整備

24

農林業の振興

65

ブランド化の推進

66

生産基盤の整備

67

農業経営者の育成

25

商工業の振興

68

商業事業者の経営改善

69

工業事業者の安定経営

26

学校教育の充実

70

教育水準の向上

71

教育内容の充実

72

教育環境の充実

27

生涯学習の推進

73

学習意欲の高揚

74

学習機会の充実

75

学習環境の整備

28

生涯スポーツの推進

76

スポーツ意欲の高揚

77

スポーツ機会の充実

78

スポーツ環境の整備

29

文化財の保存と活用

79

文化財の保存

80

文化財の活用

30

町民参画によるまちづくりの推進

81

まちづくりに対する意識の高揚

82

まちづくりの環境整備

31

財政の健全化

83

財源の確保

84

効果的な予算執行

85

計画的な財政運営

32

効率的で効果的な行政運営の推進

86

人材の育成と確保

87

効果的な組織運営

88

事業効果の向上

89

公の施設の有効活用

(8)

第1編 政策体系と行政組織

第2章 組織・機構

区分

住所

電話

FAX

役場本庁舎

〒379-1393

みなかみ町後閑318

62-2111

62-2291

水上支所

〒379-1692

みなかみ町湯原64

72-2111

72-4610

新治支所

〒379-1498

みなかみ町布施365

64-0111

64-0852

観光センター

〒379-1313

みなかみ町月夜野1744-1

25-5017

62-3211

奥利根アメニ

ティパーク

〒379-1414

みなかみ町布施2806-1

64-1167

64-1097

町長部局

町議会

教育委員会

平成29年4月1日現在

G:グループ

行政施設

総務学校G

古馬牧小学校

桃野小学校

月夜野北小学校

生涯学習推進G

生 涯 学 習 推 進 室

水上小学校

藤原小学校

新治小学校

月夜野中学校

水上中学校

藤原中学校

新治中学校

月夜野給食センター

新治給食センター

中央公民館

水上公民館

新治公民館

カルチャーセンター

議 会 事 務 局

庶務・議事G

総務G

人事G

秘書G

庶務・住民サービスG

庶務・住民サービスG

資産税G

住民税G

滞納整理G

総 合 戦 略 課

企画G

財政・契約G

町 民 福 祉 課

窓口・医療G

障害・福祉G

高齢介護G

包括支援センターG

子 育 て 健 康 課

にいはるこども園

水上児童館

新治学童クラブ

子育て支援G

つきよのこども園

健康推進G

生 活 水 道 課

上水道G

下水道G

環境政策G

環 境 政 策 室

農政G

農村整備G

獣害対策センターG

獣 害 対 策 セ ンタ ー

観 光 商 工 課

観光振興G

国際誘客G

商工振興G

地 域 整 備 課

土木G

住宅政策G

都市計画G

除雪センターG

除 雪 セ ン タ ー

会計G

消防・防災G

危 機 管 理 室

自然観光G

戦 略 推 進 室

戦略推進G

ま ち づ く り 交 流 室

地域振興G

奥利根アメニティパークG

奥利根アメニティパーク

総合体育館

B&G海洋センター

エ コ パ ー ク 推 進 課

エコパーク推進G

森林環境G

(9)

平成29年度 主要施策の成果報告書

施策・所属別評価対象事務事業数一覧

1 地域福祉の推進

6

6

2 高齢者福祉の充実

55

55

3 子育て支援の充実

3

49

2

3 57

4 障害者福祉の充実

32

32

5 低所得者の自立支援

3

3

6

6 平和と人権の尊重

1

7

1

1 10

7 健康づくりの推進

5

29

1

35

8 医療の充実

1

2

30

2

35

9 消防防災対策の強化

26

2

3

31

10 防犯対策の推進

8

2

10

11 交通安全対策の推進

4

4

12 道路の雪対策の推進

8

8

13 獣害対策の推進

7

7

14 公共交通の利便性の向上

3

1

1

3

8

15 道路網の整備

21

21

16 まちなみの整備

1

1

13

15

17 水道の整備

1

1

18 生活環境の保全

33

33

19 循環型社会づくりの推進

8

8

20 自然環境の保全

8

3

3

21

21 観光の振興

5

63

2

70

22 交流連携の推進

13

13

23 移住定住の促進

5

5

24 農林業の振興

59

1

78

25 商工業の振興

3

9

12

26 学校教育の充実

1

41 42

27 生涯学習の推進

15 15

28 生涯スポーツの推進

1

5

14 20

29 文化財の保存と活用

12 12

30 町民参画によるまちづくりの推進

3

9

1

13

31 財政の健全化

1

8

12

1

1

23

32 効率的で効果的な行政運営の推進

33

1

1

9

44

施策体系外

3

2

6

7

18

合計

84

2

2

58

14 149

80

50

67

80

61

1

9

86 768

7

18

25

所 属

施 策

(10)

Ⅰ 誰もが安心でき安全でゆとりを感じるまち

Ⅱ 豊かな自然と共生するまち

Ⅲ 交流による魅力と活力にあふれるまち

Ⅳ 産業が育ち持続するまち

Ⅴ 豊かな心と文化を育むまち

Ⅵ 住民とともに歩む健全なまち

第2編 執行状況

(11)

平成29年度 主要施策の成果報告書

事務事業シートの見方

1 行政評価による状況把握

2 施策評価とは

執行状況について

事務事業シートとは

(12)

第2編 執行状況

(13)
(14)

第2編 執行状況

施策・会計別決算総括表

一般会計

特別会計

うち現年予算 うち繰越明許 国民健康保険

後期高齢者

医療

介護保険

1 地域福祉の推進

40,377,798

40,377,798

2 高齢者福祉の充実

471,731,788

471,731,788

121,058,948

2,515,313,201

3 子育て支援の充実

838,901,356

823,901,356

15,000,000

7,983,780

4 障害者福祉の充実

441,707,556

441,707,556

5 低所得者の自立支援

194,825,411

194,825,411

6 平和と人権の尊重

1,737,422

1,737,422

7 健康づくりの推進

71,085,553

71,085,553

26,098,995

6,273,446

8 医療の充実

577,250,414

577,250,414

2,632,858,914

254,263,019

9 消防防災対策の強化

555,579,477

555,579,477

10 防犯対策の推進

4,261,541

4,261,541

11 交通安全対策の推進

10,484,018

10,484,018

12 道路の雪対策の推進

245,962,130

245,962,130

13 獣害対策の推進

18,165,425

18,165,425

14 公共交通の利便性の向上

25,342,817

25,342,817

15 道路網の整備

1,098,679,879

702,259,879

396,420,000

16 まちなみの整備

149,856,836

88,295,836

61,561,000

17 水道の整備

171,416,511

171,416,511

18 生活環境の保全

438,057,712

438,057,712

19 循環型社会づくりの推進

529,179,805

529,179,805

20 自然環境の保全

162,189,287

162,189,287

21 観光の振興

444,937,126

444,937,126

22 交流連携の推進

30,382,967

30,382,967

23 移住定住の促進

48,958,728

48,958,728

24 農林業の振興

578,831,496

545,172,496

33,659,000

25 商工業の振興

73,155,423

73,155,423

26 学校教育の充実

1,070,546,467 1,070,546,467

27 生涯学習の推進

59,094,278

59,094,278

28 生涯スポーツの推進

176,171,314

176,171,314

29 文化財の保存と活用

10,728,528

10,728,528

30 町民参画によるまちづくりの推進

51,506,341

51,506,341

31 財政の健全化

2,589,076,501 2,589,076,501

32 効率的で効果的な行政運営の推進

485,993,966

454,693,966

31,300,000

施策体系外

413,834,809

412,241,809

1,593,000

職員(特別職を含む)人件費

2,106,500,074 2,100,825,074

5,675,000

合計

14,186,510,754 13,641,302,754

545,208,000 2,788,000,637

260,536,465 2,515,313,201

会計

施策

(15)

平成29年度 主要施策の成果報告書

単位:円、%

特別会計

水道事業会計

合計

繰出金を

除いた

構成比

下水道事業

収益的支出 資本的支出

うち繰出金

うち現年予算 うち繰越明許

40,377,798

0.20% 1

3,108,103,937

342,440,069

13.38% 2

846,885,136

4.10% 3

441,707,556

2.14% 4

194,825,411

0.94% 5

1,737,422

0.01% 6

103,457,994

0.50% 7

3,464,372,347

257,425,413

15.51% 8

555,579,477

2.69% 9

4,261,541

0.02% 10

10,484,018

0.05% 11

245,962,130

1.19% 12

18,165,425

0.09% 13

25,342,817

0.12% 14

1,098,679,879

5.31% 15

149,856,836

0.72% 16

390,597,381

526,558,960 1,088,572,852

5.27% 17

1,013,912,911

909,372,911

104,540,000

1,451,970,623

406,243,998

5.06% 18

529,179,805

2.56% 19

162,189,287

0.78% 20

444,937,126

2.15% 21

30,382,967

0.15% 22

48,958,728

0.24% 23

578,831,496

2.80% 24

73,155,423

0.35% 25

1,070,546,467

5.18% 26

59,094,278

0.29% 27

176,171,314

0.85% 28

10,728,528

0.05% 29

51,506,341

0.25% 30

2,589,076,501

12.52% 31

485,993,966

1,049

2.35% 32

413,834,809

2.00%

2,106,500,074

10.19%

1,013,912,911

909,372,911

104,540,000

390,597,381

526,558,960 21,681,430,309 1,006,110,529

100.00%

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単位 施 策 の 目 的 ・ 目 標 達 成 の た め の 役 割 分 担 1.町民(事業所、地域、団体)の役割 2.行政(町、県、国)の役割 ①近所で声をかけあい、地域で支え合いながら生活する。 ②福祉への関心を高め、ボランティア活動に積極的に参加する。 ①ボランティア団体の育成や情報の提供など、住民が地域福祉に参加でき る体制づくりを推進する。 ②福祉教育の充実や福祉イベントの充実など、地域福祉を支える人づくりに 努める。 施 策 を 取 り 巻 く 状 況 1.施策を取り巻く状況(対象や法令等)は今後どのように変化するか? 2.施策に対して、住民や議会からどんな意見や要望が寄せられているか? 地域でお互いに助け合い生活していく必要性が次第に高まってくるが、今後 人口減少と高齢化により、地域内の互助の考え方が衰退化する恐れがあ る。 高齢化が進む社会になるので、安心して住める町づくりを目指してもらいた いとの声が寄せられている。 指 標 設 定 の 考 え 方 と 実 績 値 の 把 握 方 法 A)直接的な設問であり、数値が高まれば目的が達成されていると考え成果指標とした。 町民アンケートにより把握 ※あなたは日頃、地域で支え合う福祉活動を行っていますか。→「特に行っていない」と回答しなかった人の割合 B)数値が高まれば、町民が福祉活動を積極的に行っていると考え成果指標とした。 ※ボランティア活動保険加入者数 C)地域に根ざした民生委員児童委員の活動(周知度)指標としての相談件数の数値が増えることは、地域支え合いが積極的に行われているといえること から成果指標とした。 目 標 値 設 定 の 考 え 方 A)団塊の世代の高齢化により地域で支え合う意識の高い傾向にある高齢者が増加する一方で、少子化や核家族化、地域意識の希薄化などが進展する ことで地域で支え合う力の弱まりが懸念されるため、成り行きでは短期的には変化ないと想定。今後、高齢者となる団塊の世代の人たちを中心に、地域福 祉活動に積極的に参加してもらい、平成29年度に30%をめざす。活動を行っている人の数を減らさない。(H23 21,727人×26.9%=5,844人、H29 5,844 人/19,518人=30%) B)平成23年度に急激に増加したのは主に東日本大震災の復興活動への参加者の増加による。これ以外で過去の数値に大幅な増減はなく、ボランティ ア活動に参加している人は継続して活動すると考え、成り行きでは短期的には変化ないと想定。Aの指標と同程度の伸び率をめざし、平成29年度に1,000 人とする。 C)民生委員・児童委員については、住民の身近な相談相手としてその職務を遂行している。平成23年度の数値が極端に減少している理由については、 平成22年末に一斉改選が行われたことで、新規委員の活動量減少が原因となっている。昨今の経済不況等による相談も多岐にわたり、今後毎年50件程 度の増加を見込んでいる。 目標値 F 実績値 目標値 E 実績値 目標値 D 実績値 1,102 943 865 895 目標値 1,700 1,750 1,800 1,850 1,900 1,950 C 民生委員・児童委員の相談支援件数 件 実績値 986 1,178 1,197 B ボランティア活動参加者数 人 1,044 995 1,011 841 832 目標値 900 920 940 実績値 891 1,057 960 980 1,000 30.6 27.4 目標値 27.5 28.0 28.5 29.0 29.5 30.0 成 果 指 標 成果指標名 区分 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 施 策 の 目 的 平成29年度 A 地域で支え合う福祉活動を行っている町民 の割合 % 実績値 26.9 32.7 36.2 34.0 32.8 意図 ①町民 ①地域で支え合う意識を高め、福祉活動を積極的に行う。 1 地域で支え合う意識の高揚 町民 地域で支え合う意識を高める。 2 地域福祉体制の構築 町民 対象 意図 基 本 事 業 基本事業名 対象 5 地域福祉活動を積極的に行える。 3 4 内田 保 施策 1 地域福祉の推進 関係課 月 25 日 基本 目標 Ⅰ 誰もが安心でき安全でゆとりを感じるまち 主管課 名称 町民福祉課 課長

施策マネジメントシート(平成29年度の振り返り、総括)

作成日 平成 30 年 6

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### ### ### ### ### ### ### ### ### ### ### ### ### ### ### 成 果 実 績 に 対 し て の 取 り 組 み の 総 括 ①地域福祉の推進に大きな役割を果たしている町社会福祉協議会に対して、平成29年度は3,500万円の補助金を交付し地域福祉事業に関する支援を 行った。 ②ボランティアセンターに補助金300万円を交付し、運営を支援した。ボランティアセンターでは、人材育成事業として手話奉仕員養成講習会(入門課程) や視覚障害者と盲導犬に対する理解を深めるため「盲導犬ふれあい教室」を開催したり、「介護支援ボランティアポイント制度」を導入した。 ③高齢者の見守りもかねて、ひとり暮らし等高齢者のみの世帯にごみ袋の配布を行っている。 ④平成28年度に策定した地域福祉計画・地域福祉活動計画(計画期間:平成29年度~平成33年度)を町民に周知した。 ⑤「見守る側・見守られる側」それぞれの心構えをまとめた用紙「ご近所の心配り」を全戸配布した。 今 後 の 課 題 と 取 り 組 み ( 案 ) 基本事業名 今後の課題 今後の取り組み(案) 1 地域で支え合う意識の高 揚 町民がボランティア活動に興味を持ち、活動に参加できる環境 をつくる。 社会福祉協議会、小中学校と連携し福祉教育の推進を行う。 また、町民にボランティア活動の情報を発信する。 2 地域福祉体制の構築 町、社会福祉協議会、ボランティアセンター、民生委員、地域 住民等の連携 住民による支え合いを推進するのに必要な担い手の発掘と育 成 3 施 策 の 成 果 水 準 の 分 析 と 背 景 ・ 要 因 の 考 察 実績比較 背景・要因 ① 時 系 列 比 較 かなり向上した。 ①地域で支え合う福祉活動を行っている町民の割合は、平成28年度30.6%から平成29年度27.4%と3.2ポイント低下している。具体的には「家事や介護、雪かきなどを手伝う」が10.2%、「ボランティア活動は参加する」 が9.4%となっている。年代別でみると、福祉活動を行っている割合は70歳以上が高く、30.3%となっている。 ②ボランティア保険加入者数は、平成24年度は1,057人で、震災の影響によりマスコミ等の関心が高まり震災 復興ボランティア参加者等が増加したが、年々関心が薄れてしまい、平成26年は995人、平成27年1,011人、 平成28年は841人で、ボランティア活動の参加者数は減少傾向にある。平成29年は832人で9人の減である。 ③民生委員児童委員活動件数は、平成28年865件、平成29年895件で30件増加している。昨年度に比べる と主に「日常的な支援」(288件→76件)、「介護保険」(43件→20件)、「年金・保険」(14件→3件)、「家族関 係」(30件→10件)、「住居」(36件→22件」の件数が減少し、「在宅福祉」(50件→132件)、「子育て・母子保 健」(6件→22件)、「子どもの地域生活」(16件→202件)、「仕事」(13件→28件)が増加した。 どちらかといえば向上した。 ほとんど変わらない。(横ばい状態) どちらかといえば低下した。 かなり低下した。 ③ 目 標 の 達 成 状 況 目標値を大きく上回った。 ①地域で支え合う福祉活動を行っている町民の割合は、目標値30.0%に対し27.4%と2.6ポイント下回った。②ボランティア活動参加者数は、目標値1,000人に対して実績値832人であり168人下回った。 ③民生委員・児童委員の相談支援件数は、昨年度と同様目標値に達していない。担当地区によって相談活 動件数のばらつきがみられる。 目標値を多少上回った。 ほぼ目標値どおりの成果であった。 目標値を多少下回った。 目標値を大きく下回った。 ② 他 団 体 と の 比 較 かなり高い水準である。 ①地域で支え合う福祉活動を行っている町民の割合について、他団体との単純な比較は難しい。②ボランティア活動参加者数については、公表されていないため比較できない。 ③民生委員児童委員活動件数は、平成29年度「福祉行政報告例」より民生委員一人あたりの相談・支援件 数を換算し比較すると、沼田市17件、片品村9.3件、川場村15.8件、昭和村5件、みなかみ町14件となってい る。   ※ 平成28年度にみなかみ町地域福祉計画を策定。圏域では沼田市・片品村がすでに策定済み。平成29 年度に昭和村が策定。 どちらかといえば高い水準である。 ほぼ同水準である。 どちらかといえば低い水準である。 かなり低い水準である。 施策 1 地域福祉の推進 主管課 名称 町民福祉課 課長 内田 保

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01_地域福祉の推進

年 月 日作成 (平成 年 月 日更新) 課 G H ~ 年間 年 月 日作成 (平成 年 月 日更新) 課 G H ~ 年間 年 月 日作成 (平成 年 月 日更新) 課 G H ~ 年間 年 月 日作成 (平成 年 月 日更新) 課 G H ~ 年間 施 策 体 系 施策 01 地域福祉の推進 事業実績 社会福祉協議会が地域住民の福祉 向上のため実施している地域福祉 事業及び法人運営の活動のため町 から補助金を交付して支援してい る。 平成30年度当初予算要求にお いて、補助金算出根拠の見直し を行った。 事業費 35,000,000円 4 事務事業 000001 社会福祉協議会運営費補助事業 ① 事務事業の内容 ③課題解決のため取り組んだ事、その結果 平成 29 8 17 30 7 ②事務事業の課題 ④今後の方針・課題解決策 基本事業 02 地域福祉体制の構築 社協が実施する福祉関係事業数(補助金対象) 目 1 5 5 件 平成 29 8 17 30 事業 期間 継続事業 計 1 款 3 項 1 障害・福祉 平成28年度 平成29年度単位 根拠 無 組織 町民福祉 課長 内田 保 課題:補助金の額について検証する。社協が担っている地域福祉事業について社会福祉協議会への 補助がどこまでの範囲なのか、また町が果たすべき 役割どこまでか検証する必要がある。 解決策:社協全体の経理状況がわかる資料を提出 させ検証する。他町村との事業内容や町が担って いる部分等を調査して比較検討する。 平成31年度当初予算要求に向 けて補助金額の検証を行う。 施 策 体 系 施策 01 地域福祉の推進 事業実績 町のボランティア活動の拠点となる ボランティアセンターについて、社会 福祉協議会で活動を行っているた め、町から補助金を交付して支援し ている。 事業費 3,000,000円 7 4 事務事業 000002 ボランティアセンター運営支援事業 ① 事務事業の内容 ③課題解決のため取り組んだ事、その結果 ②事務事業の課題 ④今後の方針・課題解決策 基本事業 02 地域福祉体制の構築 ボランティア活動参加者数 目 1 841 832 人 平成 29 8 18 30 事業 期間 継続事業 計 1 款 3 項 1 障害・福祉 平成28年度 平成29年度単位 根拠 無 組織 町民福祉 課長 内田 保 課題:今後のボランティア団体育成 等について町の役割、社協で担う役 割について明確にしていく必要があ る。 施 策 体 系 施策 01 地域福祉の推進 事業実績 厚生労働大臣より委嘱を受けた民 生委員への期待はますます大きく なっており、その活動を支援し、他 機関との連携を図ったり、研修など により活動の充実、委員間の連絡 や調整をする協議会の運営補助を 町が行う。 事業費 1,943,507円 7 5 事務事業 000003 民生委員・児童委員事業 ① 事務事業の内容 ③課題解決のため取り組んだ事、その結果 ②事務事業の課題 ④今後の方針・課題解決策 基本事業 02 地域福祉体制の構築 会議開催件数 目 1 8 6 回 平成 29 8 18 30 事業 期間 会 計 1 款 3 項 1 障害・福祉 平成28年度 平成29年度単位 根拠 無 組織 町民福祉 課長 内田 保 町が直接行うことが困難な事業を実施 してもらうため、事業の最適性や効果的 に実施するため、現状からの改善のた め、事業の充実を図るためには、人材 の確保等が必要であり事業費の大幅増 が考えられる。 施 策 体 系 施策 01 地域福祉の推進 事業実績 更生保護女性会は地域の犯罪予防 活動と犯罪をした人や非行のある 少年の更生支援活動が目的。会の 活動費として補助金を交付してい る。 事業費 276,170円 7 5 事務事業 000006 更生保護事業補助金交付事業 ① 事務事業の内容 ③課題解決のため取り組んだ事、その結果 ②事務事業の課題 ④今後の方針・課題解決策 基本事業 02 地域福祉体制の構築 会議・研修会の回数 目 1 7 7 事業 期間 会 計 1 款 3 項 1 障害・福祉 平成28年度 平成29年度単位 根拠 有 組織 町民福祉 課長 内田 保 課題なし

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01_地域福祉の推進

年 月 日作成 (平成 年 月 日更新) 課 G H ~ 年間 年 月 日作成 (平成 年 月 日更新) 課 G H ~ 年間 平成 29 8 18 30 施 策 体 系 施策 01 地域福祉の推進 事業実績 保護司とは犯罪を犯した者の改善 及び更生を助けることを目的とし、 法務大臣より委嘱されている。沼田 利根保護司会に所属し、研修会等 の負担金の一部を補助する。 事業費 109,100円 7 5 事務事業 000007 保護司活動支援事業 ① 事務事業の内容 ③課題解決のため取り組んだ事、その結果 ②事務事業の課題 ④今後の方針・課題解決策 基本事業 02 地域福祉体制の構築 研修参加人数 目 1 3 2 人 平成 29 8 18 30 事業 期間 会 計 1 款 3 項 1 障害・福祉 平成28年度 平成29年度単位 根拠 無 組織 町民福祉 課長 内田 保 課題なし 施 策 体 系 施策 01 地域福祉の推進 事業実績 町内の行政相談委員が参加する研 修会の費用の一部を補助する。 行政相談委員の任期は2年で、改 選の際の候補者の推薦を市町村で 行う。 事業費 40,000円 7 4 事務事業 000008 行政相談事業 ① 事務事業の内容 ③課題解決のため取り組んだ事、その結果 ②事務事業の課題 ④今後の方針・課題解決策 基本事業 02 地域福祉体制の構築 相談日開設日数 目 1 12 6 日 事業 期間 継続事業 計 1 款 3 項 1 障害・福祉 平成28年度 平成29年度単位 根拠 無 組織 町民福祉 課長 内田 保 課題なし

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単位 施 策 の 目 的 ・ 目 標 達 成 の た め の 役 割 分 担 1.町民(事業所、地域、団体)の役割 2.行政(町、県、国)の役割 ①いつまでも地域で自立して暮らすことをめざす。 ②生涯学習や他世代交流など様々な社会活動に参加する。 ③介護保険制度への理解を深め、保険料を納付する。 ④声かけや見守り等が必要な高齢者を支援する地域活動に参加する。 ①高齢者が安心・安全な生活を送れるよう必要な生活環境を充実させる。 ②生きがいを見出すための生涯学習や他世代交流などの機会を提供する。 ③介護保険制度を健全に運営し、介護予防に関する取り組みを推進する。 施 策 を 取 り 巻 く 状 況 1.施策を取り巻く状況(対象や法令等)は今後どのように変化するか? 2.施策に対して、住民や議会からどんな意見や要望が寄せられているか? ①一般的に65歳以上とされている高齢者の定義について、75歳以上とすべ きだとする提言が発表されたり、75歳以上の運転免許保有者に対し、記憶力 や判断力の認知機能検査を強化する改正道交法が施行された。また介護 分野での外国人の受け入れ拡大を柱とする改正入管法が施行され、在日外 国人の高齢化も進む中、介護分野での外国人のニーズが高まっている。さら に介護保険制度の持続性を高める観点から、2割負担者のうち、特に所得の 高い層の負担割合をら3割に引き上げることや介護納付金への総報酬割の 導入などを盛り込んだ改正介護保険法が成立した。 ②ひとり暮らし高齢者数は平成20年845人、21年876人、22年928人、23年 965人、24年1,003人、25年1,011人、26年1,042人、27年1,062人、28年 1,120人、29年1,151人と年々増加し、その平均年齢は、平成20年76.5歳、21 年76.4歳、22年77.0歳、23年77.3歳、24年77.3歳、25年77.3歳、26年77.4 歳、27年77.4歳、28年77.3歳、29年77.3歳となっている。 ①近くにふれあいサロン、いきいきサロン等が無く、色んな人と会って話した り、運動をやったりして楽しい時間を過ごしたいが、機会が少ない。 ②今は元気でも、いつ支援をしてもらうことになるか心配がある。高齢者が増 加する中だが、必要なときにサービスが受けられる町であってほしい。 ③介護は大変ですが、デーサービスやショートステイなどがあり、とてもありが たく思っています。 ④健康寿命を延ばすための予防医療、運動施設に力を入れてもらいたい。 「元気なお年寄りが多いみなかみ町」になれば首都圏からも人が集まってく ると思う。 ⑤高齢化社会が進むため、定年を迎えた方も健康で長生きできる町、活気・ 魅力あるまちづくりを進めて欲しい。 225 230 235 指 標 設 定 の 考 え 方 と 実 績 値 の 把 握 方 法 A)直接的な設問であり、数値が高まれば目的が達成されていると考え成果指標とした。 町民アンケートにより把握 ※日常生活で生きがいを感じていますか。→60歳以上の方に限定して、「感じている」、「どちらかといえば感じている」と回答した人の割合 B)期間が長ければ、高齢者が介護を必要とせず元気な状態であると考え成果指標とした。 ※65歳以上の町民が、65歳から介護2以上の介護度となるまでの平均的な自立期間(平成26年度は暫定値、確定値は翌年度に発表される。) C)数値が低ければ、高齢者が介護を必要とせず元気な状態であると考え成果指標とした。また、他団体との比較もしやすい。 ※要介護認定率=介護保険認定者数/高齢者(65歳以上町民)人口、介護保険認定者数=要支援+要介護 D)閉じこもりを防止し、生きがいや積極的に社会参加できる高齢者の水準として成果指標とした。 ※単位老人クラブ数 / 単位老人クラブ総会員数 E)高齢者の生きがい支援、閉じこもりの防止のための社会参加できる場所の水準として成果指標とした。 ※社会福祉協議会に登録した生きがいサロン数 F)地域で安心・安全に生活できるようにするため、地域で見守りを行い、問題の早期発見ができる水準として成果指標とした。 ※町に登録した見守り支援員数 目 標 値 設 定 の 考 え 方 A)平成23年度の数値は震災や原発などの不安要素の影響により一時的に大きく低下したと考える。今後、現状のサービスを継続すれば、震災前の水準(平成21年度 86.3%)は回復すると考える。平成26年度までに震災前の水準に回復させ平成29年度には88%をめざす。 B)過去4年間(H20~H23)の推移から成り行きでは毎年度男性が+0.06年、女性が+0.03年で推移する。介護予防事業等の実施により男性+0.13年、女性+0.10年を目標 とする。【国平均:16.66/20.13(H17)、県平均:16.64/19.91(H17)】 C)平成20年度以降の数値は急激な上昇がみられ、今後も増加傾向が続くと考えられる。平成24度以降に団塊の世代が高齢者となり、介護を必要としない高齢者が急激 に増加する見込みであるため上昇幅は抑制されると考える。目標としては、成り行きでの上昇幅を半減させることで19.6%とする。【県平均:16.5%(H23)、利根沼田平均: 18.0%(H23)】 D)単位老人クラブ数及び会員数は、会員の高齢化に伴う活動の鈍化により、共に減少傾向にあるが、団塊の世代が高齢人口となることから、これら団塊の世代者につい て、新たなクラブ活動を牽引する立場での参加を促し、クラブ数は現状維持、会員数は概ね3%の増加を目指す。 E)各行政区1ヶ所位を目途に開設をめざす。小さな行政区は共同開設、大きな行政区は、複数の開設を想定。毎年度5ヶ所の増加を目標とする。 F)平成23年度までに205名が登録申請した状況であり、今後新たに登録希望者は少ないと考え、成り行きでは同数で推移するとした。1人の見守り対象者に対して3名の 見守り支援員を付ける予定。見守り支援員の地域的な偏りがあり、新たに確保する必要が生じるため、毎年度5名を増加させ、平成29年度には235人を目標とする。 300 366 366 366 366 目標値 210 215 220 F 見守り支援員数 人 実績値 205 182 35 40 目標値 27 32 37 42 47 52 E 生きがいサロン数 箇所 実績値 23 28 29 31 35 31/2,099 29/1,956 目標値 39 / 2,384 39 / 2,410 39 / 2,480 39 / 2,555 39 / 2,630 39 / 2,660 D 老人クラブ数、会員数 箇所、人 実績値 41 / 2,544 39 / 2,384 40 / 2,393 39 / 2,393 36 / 2,315 21.3 21.5 21.3 21.2 目標値 19.1 19.2 19.3 19.4 19.5 19.6 C 要介護認定率 % 実績値 19.1 20.0 19.6 B 65歳平均自立期間男性 / 女性 年 17.46/19.83 17.34/20.41 17.48/20.90 17.31/20.69 17.43/20.69 目標値 17.58/20.43 17.71/20.53 17.84/20.63 実績値 17.51/20.43 17.42/20.58 17.97/20.73 18.10/20.83 18.23/20.93 79.0 77.6 目標値 82.0 84.0 86.0 87.0 87.5 88.0 成 果 指 標 成果指標名 区分 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 施 策 の 目 的 平成29年度 A 生きがいを感じている高齢者の割合 % 実績値 81.9 80.8 79.9 77.6 75.5 意図 ①町内の高齢者 ①生きがいを持って、元気に暮ら す。 1 介護予防の充実 町内の高齢者 心とからだの能力や機能を維持・ 向上させる。 2 生きがいづくりと 社会 参加の促進 町内の高齢者 対象 意図 基 本 事 業 基本事業名 対象 5 活動的で生きがいのある生活や人 生を送る。 3 生活支援の充実 町内の高齢者 住み慣れた地域で安全に安心して 暮らす。 4 内田 保 施策 2 高齢者福祉の充実 関係課 月 25 日 基本 目標 Ⅰ 誰もが安心でき安全でゆとりを感じるまち 主管課 名称 町民福祉課 課長

施策マネジメントシート(平成29年度の振り返り、総括)

作成日 平成 30 年 6

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### ### ### ### ### ### ### ### ### ### ### ### ### ### ### 2 生きがいづくりと社会参加の促進 老人クラブは、様々な健康づくりや介護予防活動を実践してき ているが、近年ではクラブ数、会員数ともに減少している。 老人クラブ会員が地域の高齢者に対する見守りを兼ねた簡単 な手助け(電球交換やゴミ出しなど)を行う仕組みづくりを支援 する。活動の幅を広げることで、会員がやりがいを感じ、活動を 継続していけるようにする。 3 生活支援の充実 地理的・金銭的にバスやタクシーなどを容易に利用できない高 齢者が多い。 生活支援コーディネーターを中心に、高齢者の外出支援に関 する現状を把握し、その結果を基に、地域ケア会議で検討す る。 成 果 実 績 に 対 し て の 取 り 組 み の 総 括 ①介護保険給付費は2,318,921千円となり、介護職員の処遇改善加算の影響により前年比104.3%となった。 ②緊急通報システムを新たに1件導入し、合計39件のひとり暮らし高齢者世帯に導入された。 ③自立型ホームヘルプサービス事業による生活援助(206回)や通院介助(237回)は、ひとり暮らしで軽度の要介護者等の健康状態の維持や日常生活の 支援に役立っている。 ④要介護状態の進行抑制等を目的とした生活管理指導短期宿泊事業で延べ157日の利用があり、ひとり暮らし高齢者等の健康維持が図られた。 ⑤老人クラブ活動支援事業により、高齢者の健康増進や生きがいづくりに役立っている。 ⑥労力的かつ経済的に自力で除雪等が困難な4名の高齢者が除雪支援事業を利用したことにより、冬期間の安全な暮らしが確保された。 ⑦認知症の疑いがある受診困難な人の医療的支援を行うために、認知症疾患医療センターである内田病院に委託し、認知症初期集中支援チームを設 置した。 ⑧第7期高齢者保健福祉計画(計画期間:平成30年度~平成32年度)を策定した。 今 後 の 課 題 と 取 り 組 み ( 案 ) 基本事業名 今後の課題 今後の取り組み(案) 1 介護予防の充実 歩いていける範囲に、介護予防のための運動教室や、ボラン ティア活動ができる場を作る必要がある。 地域の健康教室等を充実させるとともに、ボランティアポイント を活用した地域の担い手養成を支援しながら、高齢者が参加 できる場所を増やしていく。 施 策 の 成 果 水 準 の 分 析 と 背 景 ・ 要 因 の 考 察 実績比較 背景・要因 ① 時 系 列 比 較 かなり向上した。 ①生きがいを感じている高齢者の割合は、平成28年度からわずかに減少したが、全年齢層の中で60代と70 代以上が上位に位置している。生きがいの内容では「趣味・レジャー」が共に高く、60代では「家族」、70代以 上では「友人」との交流が高くなっている。全体的には昨年度と比べて数値が下がってきている。唯一微増し た「社会参加・貢献」は、生きがいを感じる割合が比較的高齢層で高く、「社会とつながっている」ことが生き がいを感じさせていると推測できる。 ②65歳平均自立期間は、男性は平成28年度より0.12年上昇し、女性は増減なしだった。 ③要介護認定率は、平成28年度21.3%から平成29年度21.2%となり、0.1ポイント下降した。これは介護を必 要とする高齢者の割合が減少し、僅かに成果が上がったということを示す。 ④老人クラブ数・会員数は、平成28年度31箇所・2,099人より減少し、クラブ数29、会員1,956人となった。60 歳を過ぎても仕事を続けている人が増え、また活動に魅力を感じないなどの理由により入会者が減少、構成 員の高齢化など様々な要因が考えられる。 ⑤生きがいサロン数は、平成28年度35箇所から平成29年度40箇所に増加した。 ⑥見守り支援員数は平成27年度366人から変更は無い。平成27年度より、地域ケア会議で検討・作成した 「ご近所への心配り」というチラシを全戸配布し、地域の中でお互いに見守りをしていく体制を作っていきま しょうという取り組みに方針を変えたことによる。 どちらかといえば向上した。 ほとんど変わらない。(横ばい状態) どちらかといえば低下した。 かなり低下した。 ③ 目 標 の 達 成 状 況 目標値を大きく上回った。 ①生きがいを感じている高齢者の割合は、目標値88%に対し実績値77.6%と10ポイント以上下回った。②65歳平均自立期間は、男性18.23年に対し実績値17.43年と0.8年下回った。また、女性20.83年に対し実 績値20.69年と0.14年下回った。 ③要介護認定率は、目標値19.6%に対し実績値21.2%と1.6ポイント下回った。 ④老人クラブ数・会員数は、目標値(クラブ数39箇所、会員数2,630人)に対し実績値(クラブ数29箇所、会員 数1,956人)となり、クラブ数、会員数ともに大幅に下回った。 ⑤生きがいサロン数は、目標値52箇所に対し実績値40箇所と12箇所下回った。 ⑥見守り支援員数は、目標値235人に対し実績値366人となり、131人増と大幅に上回った。 目標値を多少上回った。 ほぼ目標値どおりの成果であった。 目標値を多少下回った。 目標値を大きく下回った。 ② 他 団 体 と の 比 較 かなり高い水準である。 ①要介護認定率は、平成30年3月末現在、利根沼田圏域平均19.7%。高い方から、みなかみ町21.2%、沼田 市19.4%、片品村18.5%、川場村18.2%、昭和村18.1%で、当町の認定率は最も高い。県内平均は17.0% で、当町は南牧村の24.6%に次ぐ県内2番目の高さとなっている。 ②老人クラブ数は、みなかみ町29、利根沼田圏域計112、県全体1,804、沼田市49、片品村13、川場村10、 昭和村11。高齢者1,000人あたりのクラブ数に換算すると、みなかみ町4.1、圏域平均4.1、県平均3.2、沼田 市3.2、片品村8.3、川場村6.5、昭和村5.0。会員数は、みなかみ町1,956人、圏域計5,481人、県全体 114,069人、沼田市1,989人、片品村823人、川場村351人、昭和村362人。老人クラブ加入率(会員数/高齢 者数)は、みなかみ町27.4%、圏域平均19.9%、県平均20.3%、沼田市13.1%、片品村52.7%、川場村22.7%、昭 和村16.6%。以上の結果から当町の老人クラブ数は、圏域平均や県平均よりも多い。加入率を比較すると、圏 域平均や県平均よりも高く、圏域内では片品村に次ぎ2番目である。 ③生きがいサロン設置数は、当町40箇所、利根沼田圏域計153箇所、県全体1,980箇所、沼田市45箇所、片 品村33箇所、川場村5箇所、昭和村30箇所である。高齢者1,000人あたりのサロン数に換算すると、当町5.6 箇所、圏域平均5.5箇所、県平均3.5箇所、沼田市3.0箇所、片品村21.1箇所、川場村3.2箇所、昭和村13.8 箇所である。当町の高齢者1,000人あたりのサロン数は、圏域市町村中第3位で、県平均よりも高い水準に なっている。 どちらかといえば高い水準である。 ほぼ同水準である。 どちらかといえば低い水準である。 かなり低い水準である。 施策 2 高齢者福祉の充実 主管課 名称 町民福祉課 課長 内田 保

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02_高齢者福祉の充実

年 月 日作成 (平成 年 月 日更新) 課 G H ~ 年間 年 月 日作成 (平成 年 月 日更新) 課 G H ~ 年間 年 月 日作成 (平成 年 月 日更新) 課 G H ~ 年間 年 月 日作成 (平成 年 月 日更新) 課 G H ~ 年間 目 2 6 6 回 事業 期間 継続事業 計 4 款 3 項 1 包括支援センター 平成28年度 平成29年度単位 根拠 有 組織 町民福祉 課長 内田 保 サロン等の活動に積極的に協力し てもらえるようにする 社会福祉協議会と連携を図り、 サロンの活動に参加してもらえる よう委託を検討。 施 策 体 系 施策 02 高齢者福祉の充実 事業実績 介護予防サポーターの資質の向上 のため、研修会を実施 保健福祉事務所主催の講習会 などの情報を伝え、参加するよう すすめた。 事業費 83,412円 6 26 事務事業 000005 地域介護予防活動支援事業 ① 事務事業の内容 ③課題解決のため取り組んだ事、その結果 ②事務事業の課題 ④今後の方針・課題解決策 基本事業 01 介護予防の充実 研修会実施回数 目 2 16 16 会場 平成 29 8 15 30 事業 期間 継続事業 計 4 款 3 項 1 包括支援センター 平成28年度 平成29年度単位 根拠 有 組織 町民福祉 課長 内田 保 地域住民が集まれる場所(歩いて いける範囲)を増やしていく 地域住民主体の集いの場を増や していくため、運営費の補助を検 討する。 施 策 体 系 施策 02 高齢者福祉の充実 事業実績 地域の高齢者を対象に、地域住民 が集まって体操・レクリエーション・ 脳トレなど、介護予防の健康教育を 行う。社会福祉協議会に委託し、実 施している。 町では、65歳以上の高齢者を対 象に、子育て健康課で元気塾を 開催 事業費 3,306,441円 6 26 事務事業 000004 一般介護予防事業 ① 事務事業の内容 ③課題解決のため取り組んだ事、その結果 ②事務事業の課題 ④今後の方針・課題解決策 基本事業 01 介護予防の充実 実施会場数 目 3 102 157 日 平成 29 8 15 30 事業 期間 継続事業 計 1 款 3 項 1 高齢介護 平成28年度 平成29年度単位 根拠 有 組織 町民福祉 課長 内田 保 他の高齢者福祉事業との連携を強 化し、ケース会議等の開催頻度を 多くすることを検討する。 継続 施 策 体 系 施策 02 高齢者福祉の充実 事業実績 生活困窮者などで著しく栄養管理 や生活管理が劣っている高齢者、 若しくは虐待などで一時的緊急避 難が必要な高齢者を保護し短期的 (7日間)な生活管理指導を養護老 人ホームで行う事業です。 経済や身体等の様々な虐待事 案に該当する恐れのある高齢者 に対して、速やかな避難措置を 講じた。 事業費 598,170円 6 26 事務事業 000002 生活管理短期宿泊事業 ① 事務事業の内容 ③課題解決のため取り組んだ事、その結果 ②事務事業の課題 ④今後の方針・課題解決策 基本事業 01 介護予防の充実 利用延日数 目 3 295・398 206・237 回 平成 29 8 10 30 事業 期間 継続事業 計 1 款 3 項 1 高齢介護 平成28年度 平成29年度単位 根拠 有 組織 町民福祉 課長 内田 保 課題なし 施 策 体 系 施策 02 高齢者福祉の充実 事業実績 介護保険の認定結果において要介 護状態が非該当の判定を受けた方 で生活支援が必要な高齢者を対象 に生活援助を支援する事業。 事業費 855,000円 事務事業 000001 自立支援型ホームヘルプサービス事業 ① 事務事業の内容 ③課題解決のため取り組んだ事、その結果 ②事務事業の課題 ④今後の方針・課題解決策 基本事業 01 介護予防の充実 生活援助利用延回数(要 介護状態 自立の方)・通 院介助利用延回数(要介 護状態要支援1以上の方) 平成 29 8 10 30 6 26

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02_高齢者福祉の充実

年 月 日作成 (平成 年 月 日更新) 課 G H ~ 年間 年 月 日作成 (平成 年 月 日更新) 課 G H ~ 年間 年 月 日作成 (平成 年 月 日更新) 課 G H ~ 年間 年 月 日作成 (平成 年 月 日更新) 課 G H ~ 年間 目 1 738 802 人 事業 期間 継続事業 計 4 款 3 項 1 包括支援センター 平成28年度 平成29年度単位 根拠 有 組織 町民福祉 課長 内田 保 早期に対象者を把握し、事業へつ なげていく。 教室を卒業後、参加できる教室 を作っていく。 施 策 体 系 施策 02 高齢者福祉の充実 事業実績 事業対象者に対し、理学療法士等 専門スタッフが、運動機能や口腔機 能の向上、栄養改善等の指導を行 い、自立へ向けた支援をしていく。 通年型の事業は社会福祉協議会に 委託。 事業対象者という位置づけにな るので、介護保険証を発行し、ケ アプランを作成した。 事業費 81,554,692円 6 26 事務事業 000010 通所型サービス事業 ① 事務事業の内容 ③課題解決のため取り組んだ事、その結果 ②事務事業の課題 ④今後の方針・課題解決策 基本事業 01 介護予防の充実 はつらつ教室参加延人数 目 7 3853 3,894 人 平成 29 8 15 30 事業 期間 継続事業 計 1 款 3 項 1 包括支援センター 平成28年度 平成29年度単位 根拠 有 組織 町民福祉 課長 内田 保 居宅介護支援事業所の受託件数に 制限があることや、ケアマネの不足 などにより、委託件数に頭打ちが生 じている。このため、新規契約事業 所の開拓が今後も必要である。 次年度より、地域包括支援セン ターの業務を委託する。 施 策 体 系 施策 02 高齢者福祉の充実 事業実績 要支援者等が自立した生活を送れ るよう介護予防サービス計画を作成 する。(一部業務委託)また、給付管 理表の管理、サービス費の請求事 務、委託料の支払い事務を行って いる。 新規または更新のタイミングで、 事業所のケアマネに打診し、受 け持ってもらえるよう、依頼した。 受け持ち人数を増やしてくれた居 宅もあり、委託率が増えた。 事業費 10,930,300円 6 26 事務事業 000009 介護予防サービス支援計画事業 ① 事務事業の内容 ③課題解決のため取り組んだ事、その結果 ②事務事業の課題 ④今後の方針・課題解決策 基本事業 01 介護予防の充実 ケアプラン作成数 目 3 1 1 事業 平成 29 8 15 30 事業 期間 継続事業 計 4 款 3 項 3 高齢介護 平成28年度 平成29年度単位 根拠 無 組織 町民福祉 課長 内田 保 認知症あるいはその予備群といわれる判断能力の低下した高齢者が 増えることが予想されるため、認知 症の方の意思を尊重し、寄り添いな がら、ともに地域で生活できるような 環境づくりが求められている。 包括支援センターグループへ事 業移管 施 策 体 系 施策 02 高齢者福祉の充実 事業実績 グループホームにおいて当該施設 の入居に要する費用について支払 が困難な者を受け入れ、当該者が 支払うべき費用について負担してい る事業者に対しみなかみ町グルー プホーム家賃等助成金を交付す る。 引き続き制度の周知を図る。 事業費 66,223円 事務事業 000008 地域自立生活支援事業 ① 事務事業の内容 ③課題解決のため取り組んだ事、その結果 ②事務事業の課題 ④今後の方針・課題解決策 基本事業 01 介護予防の充実 家賃などの費用負担が困 難な低所得者に対して、利 用者負担の軽減を行って いるグループホーム運営事 業所数 目 1 453・1,057 436・1,059 人 平成 事業 期間 継続事業 計 4 款 3 項 2 包括支援センター 平成28年度 平成29年度単位 根拠 有 組織 町民福祉 課長 内田 保 要支援・要介護状態になることを予 防するとともに、サービスが必要な 人には、自立に向けた適切なサー ビスが利用できるよう、支援してい く。 次年度より、地域包括支援セン ターの業務を委託する。 施 策 体 系 施策 02 高齢者福祉の充実 事業実績 事業対象者及び要支援1・2と認定 された人のアセスメント・ケアプラン の作成・モニタリング・評価を行う。 一部登録指定居宅介護支援事業所 に委託。 チェックリストを導入し、事業対象 者となった場合は、すぐサービス につなげられるようになった。 事業費 15,471,792円 6 26 事務事業 000006 介護予防支援(ケアマネジメント)事業 ① 事務事業の内容 ③課題解決のため取り組んだ事、その結果 ②事務事業の課題 ④今後の方針・課題解決策 基本事業 01 介護予防の充実 要支援認定者数・要介護認定者数 平成 29 8 15 30

参照

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