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なぜ高血圧が治らないのか? ~ 他では絶対に聞けない高血圧 血管 体のしくみ ~

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Academic year: 2021

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なぜ高血圧が治らないのか?

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Q.1 炭水化物ばかり食べると動脈硬化になりやすいのは 本当ですか? (その1)  「血圧」というと難しく聞こえますが、 「水圧」と考えると良いです。  水圧とは、水道のホースに掛かる圧力のことです。  血圧とは、血管の太さ、血管の長さ、血管壁の硬さを総合した ものです。  血管の壁が硬くなる(動脈硬化)と、血圧は高くなります。

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Q.1 炭水化物ばかり食べると動脈硬化になりやすいのは 本当ですか? (その2)  動脈とは「動く脈」です。つまり、筋肉がなければ動きません。  筋肉が硬くなれば、血管は硬くなってきます。  筋肉が硬くなってくるのは、言わば「老化」です。  老化の最たる原因の一つは「糖」にあります。  コラーゲン繊維に糖が付くと、硬くなって伸び縮み出来なく なります。  それが動脈硬化なのです。  「しわ」も、糖がコラーゲンに付き、皮膚が硬くなった結果 です。

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Q.1 炭水化物ばかり食べると動脈硬化になりやすいのは 本当ですか? (その3)  動脈硬化は、以前はおおよそ60歳以降にみられました。  しかし今では、動脈硬化はどんどん若年化しています。  昔に比べ糖分を摂る割合が非常に多くなってきているからです。  動脈硬化は、脳溢血(のういっけつ)・脳出血などを引き 起こします。  かつて脳溢血脳出血が多くみられたのが、米どころ北国 です。  魚や鶏肉を中心に食べていた南国では脳溢血脳出血が少な かったのです。

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Q.2 農産物ばかり食べると血管がボロボロになりやすいのは 本当ですか? (その1)  血管が縮まってくることを、「血管の狭窄(きょうさく)」 といいます。  血管の太さが細くなるほどに、圧力はたくさん掛かります。  これも、血圧を上げる大きな原因の1つです。  一般的に「コレステロールが付くから血管が細くなる」と 言われます。  でも実は、コレステロールよりも、血小板や白血球が主な 成分です。  ではなぜ、血管に傷が付き、血小板や白血球が付くのか?  一番大きな原因は、ビタミンB12の不足です。

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Q.2 農産物ばかり食べると血管がボロボロになりやすいのは 本当ですか? (その2)  ビタミンB12が不足すると、血管がボロボロになってきます。  ホモシステインが多くなると、血管がボロボロになります。  フランスの小児科医が20年以上前に発見しました。 動脈硬化で死んだ幼児の血は、ホモシステインでいっぱい でした。  それ以後、アメリカのマックレーンがそれを実証しました。  ビタミンB12は、ホモシステインをメチオニンに戻す働きが あります。  ビタミンB12があれば、ホモシステインは必要以上には 溜まりません。

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Q.2 農産物ばかり食べると血管がボロボロになりやすいのは 本当ですか? (その3)  ホモシステインを尿として出すには、ビタミンB6が必要です。  ビタミンB6は農産物にも含まれますが、農産物主体の食事だと ホモシステインが尿として出ていく量より溜まる量の方が多い です。  かつて60歳くらいの成人病だった高血圧は、若年化が進んで います。  ビタミンB12が全く含まれない農産物ばかりを食べていると、 非常に早く血管がボロボロになります。  ビタミンB12は動物にしか含まれていません。

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Q.2 農産物ばかり食べると血管がボロボロになりやすいのは 本当ですか? (その4)  ビタミンB12は、農産物には一切含まれていません。  米、野菜、果物などにはビタミンB12は 0 です。 全く含まれません。  農産物主体の食事では、血管がボロボロになりやすく なります。  よって農産物を主体に食べているところに、脳溢血や脳梗塞 が多かったのです。  ビタミンB12は動物にしか含まれていません。

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Q.3 どうすれば早朝高血圧は防げますか? (その1)  血液を全身に流すのは、需要と供給の関係です。  走ったり飛んだりした時、体の隅々まで血液を送る必要があり ます。  酸素を、血液に乗せて運ぶ必要があります。  必要以上に酸素を送り続けている状態は、酸素が届いてない からです。  心臓が送った酸素が、相手先まで届いてないのです。  夜寝てる時まで血圧が高いことは普通起こりません。  高齢者などの「早朝高血圧」は、酸素が全身に届いてないから です。

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Q.3 どうすれば早朝高血圧は防げますか? (その2)  酸素を受け取るためには、体が酸性ではいけません。  アルカリ性でないと酸素を受け取れません。  食事で摂った糖分が余った場合、それは乳酸という酸に 変わります。  すると酸素は行き渡らないため送り続け、結果、血圧は 上がります。  食事として糖分を摂らなければ、このような高血圧の状態は 防げます。  農作物なしで健康に生きている人たちは、モンゴル、 エスキモー、ヒマラヤ地方、アフリカの一部…世の中に たくさんいます。

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糖を断てば血圧は下がる

~生活習慣を薬で変えられますか?~

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Q.1 肉や魚を嫌い、足腰が衰えると高血圧は治りません (その1)  血圧は、足先から心臓に送り返す時に大きな力が掛かり ます。  心臓の力だけでは、血液を心臓まで送り返すことはできません。  血液を心臓まで送り返すには、血管を取り巻く「筋肉」の力も 使って押し出しています。  むしろ心臓の力より、筋肉の力の方が大きいのです。  筋肉も年を取ればだんだん弱くなってきます。  そうなると、年を取れば自然と血圧は高くなるものです。

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Q.1 肉や魚を嫌い、足腰が衰えると高血圧は治りません (その2)  筋肉を柔らかくすることです。  特に、太ももとお尻の筋肉がしっかりしていれば、血液は 非常に流れやすくなります。  「夕方の足のむくみ」は、太ももとお尻の筋肉が衰えて いるのです。  下に溜まった水が血管からにじみ出し、「むくみ」となり ます。  「足腰を鍛える」というのは、太ももとお尻を鍛えることです。  そこを鍛えるには、しゃがんだり立ったりする動き方が 一番大切です。

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Q.1 肉や魚を嫌い、足腰が衰えると高血圧は治りません (その3)  筋肉を鍛える一方で、筋肉を作るには肉を食べないといけま せん。  それは魚介類、肉類です。  魚介類・肉類を食べる、口からは糖を入れない、足腰を鍛える。 これが、いつまでも若々しく健康でいられる方法です。  血圧はいろんな原因で変動しますが、一番大きな原因は 「老化」です。  やはり糖は止め「断糖」する、そして魚介類・肉類中心の食事 にすることが何より重要です。

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Q.2 血管保護、高血圧を防ぐのはビタミンCではなく、 ビタミンB12! ガンにも?!  北極に果物はありません。  壊血病(ビタミンC欠乏症)にならないエスキモーと同様に、 アザラシなどを食べた探検隊は北極点に到達し帰還しました。  米や野菜など農産物にはビタミンB12が皆無です。  老化により、魚や肉中心の食事でもビタミンB12は不足して いきます。  ビタミンB12は、血管保護にも、遺伝子を作るのにも非常に 重要です。  近年のガンの増加も、ビタミンB12不足が原因の1つかもしれ ません。

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Q.3 高血圧薬では高血圧が根本的に治らない理由とは? ~糖化コラーゲン~ (その1)  血圧は、心臓の力よりも血管壁によるところが大きいです。  いくら血圧の薬を飲んでも、血管の筋肉を伸縮させたり、 柔らかくさせたりは絶対にできません。  糖がタンパクに付くと「糖化タンパク」となり、カチカチに なってタンパクの役目を為さなくなります。  糖尿病の大きな原因の1つが糖化タンパクです。  食事から糖を断てば、糖化タンパク(糖化コラーゲン)は 防げます。

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Q.3 高血圧薬では高血圧が根本的に治らない理由とは? ~糖化コラーゲン~ (その2)  血圧の薬によって糖化タンパクを取り除くことは出来ません。  いわゆる「代謝(新陳代謝)」によって、 不要な糖化タンパクを処分し、新しく出来るタンパクには 一切付かないようにすることです。  そうすれば、血管も徐々に柔らかくなります。  血圧の上下に一喜一憂するだけでは不十分です。  血圧がそれほど高くないのに脳梗塞で亡くなるのは珍しくあり ません。  高血圧の問題には、血管の状態が大きく影響するのです。

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Q.3 高血圧薬では高血圧が根本的に治らない理由とは? ~インスリン抵抗性~ (その1)  血管を動かしたり止めたりする働きは、自律神経が調整して います。  交感神経は、活性化を促し「昼間の神経」ともいわれます。  副交感神経は、沈静化を促し「夜間の神経」ともいわれます。  本来、この2つの神経は常にバランスを取っています。  イライラした時に血圧が上がるのは、交感神経が活発だから です。  イライラしてないのに高血圧なのは、2つの自律神経の バランスが崩れているからです。

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Q.3 高血圧薬では高血圧が根本的に治らない理由とは? ~インスリン抵抗性~ (その2)  インスリンが正常に働かなくなるのが「インスリン抵抗性」 です。  インスリン抵抗性により交感神経が刺激され、血圧が上がり ます。  ではなぜ、インスリン抵抗性が起こるのか?  不要な糖分を大量に食べるからです。  インスリンは糖が入ると、エネルギーとしてすぐに消費するか、 脂肪として体内に溜めるよう働きます。  エネルギー以上に糖が入ると、インスリン抵抗性が起こります。

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Q.3 高血圧薬では高血圧が根本的に治らない理由とは? ~インスリン抵抗性~ (その3)  やはり糖分・農作物は食事として摂ってはいけません。  交感神経の働きを抑えて血圧を下げる薬もあります。  しかし、そのような薬は、インスリン抵抗性とは無関係なので 一時的な対処療法にすぎません。  血圧の薬を2、3種類飲んでも下がらなかった患者さんがいます。  「断糖食」で糖を一週間摂らなかっただけで、自律神経の バランスが改善し、血圧は100近くに落ち着いています。

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Q.3 高血圧薬では高血圧が根本的に治らない理由とは? ~インスリン抵抗性~ (その4)  糖分を食べない、足腰を鍛える、体を酸性化しない… 各々の原因を治さない限り、いくら薬を飲んでも高血圧は 治りません。  高血圧、高い中性脂肪やコレステロール、肝臓の異常、 糖尿病、ガン… 日本では、「生活習慣病」と名付けてます。  生活習慣を変えるほかありません。  生活習慣を薬で変えられますか?  生活様式と食生活を改善してはじめて、生活習慣病は治ります。

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もう騙されない!

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Q.1 熱中症が注目された時、「低塩、減塩」は沈黙しました。 なぜでしょうか? (その1)  2000年、厚生省は「健康日本21」というプロジェクトを開始 しました。  「1日に30分以上の運動」、「塩分を控える」(1日あたり10g 未満)など、目標は生活習慣病や健康の改善です。  5ヶ年計画で目標を達成したのは低塩、減塩だけでした。 でも、高血圧は改善せず、むしろ血圧下げる薬を飲む人は増え ています。  最近では、厚生省やマスコミも低塩・減塩はそれほど言って ません。販売促進に利用している食品メーカーだけです。

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Q.1 熱中症が注目された時、「低塩、減塩」は沈黙しました。 なぜでしょうか? (その2)  国は2009年まで「塩は控えなさい」と言ってましたが、 2010年になり熱中症が増えた途端に、「塩をなめましょう」 「塩を食べましょう」と、それまでと全く逆のことを言って ます。  血圧のことには一切触れずに、熱中症を防ぐためには塩分を 摂りなさいと。  塩分と血圧は関係がないことが分かったわけです。

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Q.1 熱中症が注目された時、「低塩、減塩」は沈黙しました。 なぜでしょうか? (その3)  北極に住むエスキモーたちは、アザラシやサケなどから相当な 塩分を摂っているはずです。  でも終戦直後、世界保健機構の健康調査では、 世界中の人種の中でエスキモーだけが、当時の血圧の基準値を 満たしていました。  エスキモーたちは塩を大量に摂っているにも関わらず、 血圧は上がってないのです。  塩分と血圧は全く関係がないということです。

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Q.2 熱中症が示す「塩」の重要性 ~ 人間の体は塩の電気で生きている ~  我々の体も神経も脳も全て、塩の電気で動いているのです。  塩は非常に重要なミネラル、最重要なミネラルです。  塩は「控える、控えない」の問題ではありません。  塩分を摂っても体の調子は変わりません。塩分が不足すると 体の調子は変わります。  熱中症だと、体内に電気が流れなくなります。  塩は血圧とは全く関係がありません。

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Q.3 塩分を減らすと、逆に血圧が上がる可能性があるのは 本当ですか?  ミネラルは非常に大切なものなのです。  人間の体内では電気の流れによって、いろんな栄養素や 化学物質も移動しています。  神経の働きにも、血管を動かすためにも、筋肉が動くためにも ミネラルは非常に大切です。  その意味では、塩分を減らすと、むしろ血圧が上がる可能性 があります。  血管が動かないと、その分、血圧を上げることで血液を運ぶ ことになります。

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Q.4 なぜ、鶏や牛は土をなめるのですか?  海の魚を食べられる動物であれば、魚介類以外から塩を摂る 必要はありません。  陸上に住み、草のようなものしか食べられない動物は、 どこかから塩を摂る必要があります。  つまり、土に溶けている塩です。土をなめるのです。  どの動物でも、必ず塩を摂ります。 塩が無いと、どの動物も生きてはいけません。

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Q.5 塩分が増え過ぎないようにしている体のメカニズムを 教えてください。  もしも塩が多過ぎたら、必ず「のどが渇く」という信号が 出ます。  これは「塩分(電気)が多過ぎますよ」という信号なのです。  そして、水を入れて電気を薄め、余った電気(塩分)は 尿や汗で出す、このような仕組みがあるのです。  ですから、電気(塩分)が増え過ぎることはありません。 塩分で血圧は左右されません。

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Q.1 高血圧には断糖食が有効です。では、 断糖食では何を食べれば良いでしょうか? (その1)  人間の身体は主にタンパクと脂質(脂肪酸やコレステロール など)から成り立っています。  タンパクは、20種類のアミノ酸が結合して作られています。  人間に絶対に必要で、外部から摂取するほかない8種類のアミノ酸 を必須アミノ酸といいます。  その他12種類のアミノ酸は、8種類の必須アミノ酸を利用して 作り出すことも出来ます。  従って絶対に必要なのは、8種類のアミノ酸です。  全ての必須アミノ酸をしっかり含んでいるのが、魚や肉などの 動物です。  米、小麦粉、野菜には、必須アミノ酸がほとんど揃っていません。

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Q.1 高血圧には断糖食が有効です。では、 断糖食では何を食べれば良いでしょうか? (その2)  脂肪酸にも、人間の体内では絶対に作り出せない脂肪酸が3種類 あります。  この3種類の脂肪酸も、肉や魚など動物にはほぼ揃っています。  ただ、含まれる量・割合は少なく、1つの動物から3種類の脂肪酸 を摂取するのは難しいです。  植物性の油は、ほとんど役に立たないばかりか、害をもたらし やすいです。  人間は、動物性の脂を絶対に摂取する必要があります。  陸上の動物だけでは必要な脂が揃わないので、冷水域の海で泳ぐ 魚を食べると、最良の脂を摂取出来ます。  例えば、イワシ、ニシン、サケ、サンマ、タラなどの魚には非常 に良質の脂が含まれています。

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Q.1 高血圧には断糖食が有効です。では、 断糖食では何を食べれば良いでしょうか? (その3)  イワシ、ニシン、サケ、サンマ、タラなどの魚には、EPA、DHA などの脂が豊富に含まれています。  EPA、DHAなどの脂は、脳の働きには絶対に必要な脂です。  タンパクと脂質さえしっかり摂取すれば、人間の身体は健康を 保てます。  一方、米・麦・いも・豆・野菜などに、ほとんどタンパクは 含まれません。  ただし、「畑の肉」と称される大豆にはタンパクが含まれていま す。  人間の身体には絶対に肉が必要なのです。  一番良い肉は、良質なタンパクが豊富に含まれる動物の肉なので す。

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Q.2 「糖がないと脳が働かない」というのは本当でしょうか? (その1)  よく「糖がないと脳が働かない」と言われますが、 そんなことはありません。  糖は身体の働きにとって極めて大切なものです。  ですが、食べ物として糖を摂取する必要はありません。  糖分を食べなくても、身体中の筋肉や脂から糖は作られます。  その糖を使っていろんな仕事がなされます。  むしろ、脳に糖は必要ありません。  糖ではなく、脂肪から作ってきたエネルギーの方が 脳にとって危険もなく効率的です。

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Q.2 「糖がないと脳が働かない」というのは本当でしょうか? (その2)  余分な糖は、高血圧、うつ病、糖尿病、ガンなど身体の調子を 乱す元になります。  どの動物でも、余分な糖は、脂肪に変えて貯めようとします。  そして必要に応じて糖に変えて使います。  余分な糖が増えると、活性酸素(余分な酸素)が発生しやすく なります。  活性酸素によって、身体や脳の血管はボロボロになり、 血液循環は悪くなり、脳も縮みやすくなります。  食べ物として糖を摂取する必要はありません。

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Q.3 なぜ、野菜や米を食べる必要がないのでしょうか?  かつて野菜や米などの農産物には、必要な栄養分が含まれてい ました。  非常に重要な「ミネラル」も含まれていました。  しかし、土壌が悪くなり、栽培方法も変わってしまったため、 ミネラルの少ない農産物が多くなりました。  その結果、糖の害が前面に現れるようになりました。  糖を食べ過ぎると、高血圧、糖尿病、ガンなどの病気を引き起 こします。  糖は、食事として口から入れる必要はありません。  タンパクと脂質さえしっかり摂取すれば、人間の身体は健康を 保てます。

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【荒木式】断糖食Q&A

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Q.1 高血圧を克服できる断糖食の基本を教えてください。 (その1)  「断糖食」は私たちが作った言葉ですが、難しいことでは ありません。  肉、魚、卵、豆腐を食べていけばいいです。  肉は牛肉、鶏肉、豚肉はもちろん、動物の肉なら何でも OKです。  魚は「魚介類」のことです。海や川に住んでるものなら OKです。  卵は鶏の卵を思いがちですが、ウズラ、烏骨鶏など何でも OKです。  豆腐(大豆)はタンパク質なので、食べても良いのです。  あまり難しく考えない方がいいです。

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Q.1 高血圧を克服できる断糖食の基本を教えてください。 (その2)  おからは「豆腐を取った残りカス」で、炭水化物ばかりです。  豆乳にはタンパク質も含まれますが、圧倒的なのは炭水化物 です。  きな粉は半分以上が炭水化物で、約35%がタンパク質です。  おから、豆乳、きな粉のような炭水化物食品は、断糖食では NGです。  断糖食では、肉、魚介類、卵、豆腐を食べたいように食べれば 良いのです。  最初のうちは、「焼いて食べる」「塩を掛けて食べる」など 単純な食べ方の方がオススメです。

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Q.2 高血圧、生活習慣病を克服できる食生活の秘訣を 教えてください。 (その1)  ハチミツ、黒砂糖、三温糖、異性化糖、果糖ぶどう糖液糖、 オリゴ糖… 多くの食品には何らかの砂糖が含まれています。  商品裏の「原材料名」を見て、糖質・糖類の含まれるものは 避けましょう。  ワサビ、カラシ、しょう油、コンソメスープ、マヨネーズ… これらにも砂糖は含まれています。  ある意味「断糖」とは、ケーキを口にしないことです。  ドンブリもの=ケーキ、そう捉えることが「断糖」といえます。

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Q.2 高血圧、生活習慣病を克服できる食生活の秘訣を 教えてください。 (その2)  コロモを付けたものは食べない、お米と一緒に食べない、 そして豚肉だけを塩で食べる。  これが「断糖」の神髄です。  昔に比べ、今の野菜は糖度が非常に上がってます。  それを山のように食べるのは、お米を食べるのと同じことです。  肉を食べる時は、肉だけを食べるようにします。  糖分を食べない癖を一年、二年、三年と続ければ、自然に 糖分は欲しくなくなります。

(43)

Q.3 断糖食と果物について教えてください。  断糖食では、果物も摂ってはいけません。  「アボカドなら良いのでは?」という方もいます。  これは体の太り具合、糖尿病の度合いによりけりです。  アボカドも絶対にNG、とは言いません。  ただ「OK」と言うと、その人の冷蔵庫がアボカドでいっぱい になることがあります。  だから、なかなか「OK」とは言えません。

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Q.4 断糖食と野菜について教えてください。 (その1)  極端なことをしないという前提で、野菜の話をします。  もやし、スプラウト(ブロッコリー、からし菜、豆苗、 カイワレ)… 崇高クリニックでは、1パックの半分を4~5名で 食べる程度です。  もやし、キノコ類は糖分が少ないので少しくらいなら食べても 構いません。  ニラの葉っぱ、ホウレンソウの葉っぱ、レタスの葉っぱなども、 飾り付け程度ならいいです。  お勧めは、バジルなどのハーブを植えることです。

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Q.4 断糖食と野菜について教えてください。 (その2)

 野菜、果物は避けて、肉、魚介類、卵、豆腐を食べる。  あとは、いかに食品の中に紛れている「糖」を見つけて

避けることです。

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Q.5 断糖食と食べて良い肉、悪い肉について教えてください。 (その1)  断糖食では、動物であれば鹿肉でも猪肉でも食べても良いです。  鶏肉の皮はゼラチンが多いので食べましょう。皮の下の脂も食 べましょう。  豚肉は、ほどほどの脂身が良いです。  毎日、三枚肉(赤身と脂肪が層になっている肉)ばかり食べる などは避けた方が良いです。  市販のミンチ肉は脂が非常に多いです。  ミンチ肉の場合は、自分で脂の割合を指定して買う方が安全 です。

(47)

Q.5 断糖食と食べて良い肉、悪い肉について教えてください。 (その2)  崇高クリニックで食べている牛肉は、オーストラリア産の 牧草飼育のモモ肉(内モモ)です。  牛肉は、牧草飼育と穀物飼育の2通りがあります。  牛肉は、牧草飼育のものを食べてください。  穀物飼育の脂だらけの牛肉は避けてほしいです。  10年くらい前までは、「穀物飼育○○日」と誇りにしている 販売者もいました。  ところが大手スーパーが「赤身でヘルシー」とPRし始めました。

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Q.6 「コレステロールの原因は、肉ではなく穀物や炭水化物」 というのは本当ですか?  「肉がコレステロールの原因」と一般的に思われてます。  それは間違いです。  お米を食べるとコレステロールが溜まります。  穀物・糖分をたくさん食べて余った糖分は、運動や体温調整で 消費しなければ脂肪になります。  そのために、コレステロールが溜まるのです。  毎日たくさん食べてるのは肉ですか? 穀物・炭水化物ですよね?  穀物・炭水化物こそが、あなたのコレステロールの原因です。

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『断糖食(糖質を摂取しない食事)』を

実践すれば、高血圧は治ります。

荒木先生のお話を基に、

高血圧を克服していきましょう!

私たちが全力で

あなたをサポートします。

参照

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