なぜ高血圧が治らないのか?
Q.1 炭水化物ばかり食べると動脈硬化になりやすいのは 本当ですか? (その1) 「血圧」というと難しく聞こえますが、 「水圧」と考えると良いです。 水圧とは、水道のホースに掛かる圧力のことです。 血圧とは、血管の太さ、血管の長さ、血管壁の硬さを総合した ものです。 血管の壁が硬くなる(動脈硬化)と、血圧は高くなります。
Q.1 炭水化物ばかり食べると動脈硬化になりやすいのは 本当ですか? (その2) 動脈とは「動く脈」です。つまり、筋肉がなければ動きません。 筋肉が硬くなれば、血管は硬くなってきます。 筋肉が硬くなってくるのは、言わば「老化」です。 老化の最たる原因の一つは「糖」にあります。 コラーゲン繊維に糖が付くと、硬くなって伸び縮み出来なく なります。 それが動脈硬化なのです。 「しわ」も、糖がコラーゲンに付き、皮膚が硬くなった結果 です。
Q.1 炭水化物ばかり食べると動脈硬化になりやすいのは 本当ですか? (その3) 動脈硬化は、以前はおおよそ60歳以降にみられました。 しかし今では、動脈硬化はどんどん若年化しています。 昔に比べ糖分を摂る割合が非常に多くなってきているからです。 動脈硬化は、脳溢血(のういっけつ)・脳出血などを引き 起こします。 かつて脳溢血脳出血が多くみられたのが、米どころ北国 です。 魚や鶏肉を中心に食べていた南国では脳溢血脳出血が少な かったのです。
Q.2 農産物ばかり食べると血管がボロボロになりやすいのは 本当ですか? (その1) 血管が縮まってくることを、「血管の狭窄(きょうさく)」 といいます。 血管の太さが細くなるほどに、圧力はたくさん掛かります。 これも、血圧を上げる大きな原因の1つです。 一般的に「コレステロールが付くから血管が細くなる」と 言われます。 でも実は、コレステロールよりも、血小板や白血球が主な 成分です。 ではなぜ、血管に傷が付き、血小板や白血球が付くのか? 一番大きな原因は、ビタミンB12の不足です。
Q.2 農産物ばかり食べると血管がボロボロになりやすいのは 本当ですか? (その2) ビタミンB12が不足すると、血管がボロボロになってきます。 ホモシステインが多くなると、血管がボロボロになります。 フランスの小児科医が20年以上前に発見しました。 動脈硬化で死んだ幼児の血は、ホモシステインでいっぱい でした。 それ以後、アメリカのマックレーンがそれを実証しました。 ビタミンB12は、ホモシステインをメチオニンに戻す働きが あります。 ビタミンB12があれば、ホモシステインは必要以上には 溜まりません。
Q.2 農産物ばかり食べると血管がボロボロになりやすいのは 本当ですか? (その3) ホモシステインを尿として出すには、ビタミンB6が必要です。 ビタミンB6は農産物にも含まれますが、農産物主体の食事だと ホモシステインが尿として出ていく量より溜まる量の方が多い です。 かつて60歳くらいの成人病だった高血圧は、若年化が進んで います。 ビタミンB12が全く含まれない農産物ばかりを食べていると、 非常に早く血管がボロボロになります。 ビタミンB12は動物にしか含まれていません。
Q.2 農産物ばかり食べると血管がボロボロになりやすいのは 本当ですか? (その4) ビタミンB12は、農産物には一切含まれていません。 米、野菜、果物などにはビタミンB12は 0 です。 全く含まれません。 農産物主体の食事では、血管がボロボロになりやすく なります。 よって農産物を主体に食べているところに、脳溢血や脳梗塞 が多かったのです。 ビタミンB12は動物にしか含まれていません。
Q.3 どうすれば早朝高血圧は防げますか? (その1) 血液を全身に流すのは、需要と供給の関係です。 走ったり飛んだりした時、体の隅々まで血液を送る必要があり ます。 酸素を、血液に乗せて運ぶ必要があります。 必要以上に酸素を送り続けている状態は、酸素が届いてない からです。 心臓が送った酸素が、相手先まで届いてないのです。 夜寝てる時まで血圧が高いことは普通起こりません。 高齢者などの「早朝高血圧」は、酸素が全身に届いてないから です。
Q.3 どうすれば早朝高血圧は防げますか? (その2) 酸素を受け取るためには、体が酸性ではいけません。 アルカリ性でないと酸素を受け取れません。 食事で摂った糖分が余った場合、それは乳酸という酸に 変わります。 すると酸素は行き渡らないため送り続け、結果、血圧は 上がります。 食事として糖分を摂らなければ、このような高血圧の状態は 防げます。 農作物なしで健康に生きている人たちは、モンゴル、 エスキモー、ヒマラヤ地方、アフリカの一部…世の中に たくさんいます。
糖を断てば血圧は下がる
~生活習慣を薬で変えられますか?~
Q.1 肉や魚を嫌い、足腰が衰えると高血圧は治りません (その1) 血圧は、足先から心臓に送り返す時に大きな力が掛かり ます。 心臓の力だけでは、血液を心臓まで送り返すことはできません。 血液を心臓まで送り返すには、血管を取り巻く「筋肉」の力も 使って押し出しています。 むしろ心臓の力より、筋肉の力の方が大きいのです。 筋肉も年を取ればだんだん弱くなってきます。 そうなると、年を取れば自然と血圧は高くなるものです。
Q.1 肉や魚を嫌い、足腰が衰えると高血圧は治りません (その2) 筋肉を柔らかくすることです。 特に、太ももとお尻の筋肉がしっかりしていれば、血液は 非常に流れやすくなります。 「夕方の足のむくみ」は、太ももとお尻の筋肉が衰えて いるのです。 下に溜まった水が血管からにじみ出し、「むくみ」となり ます。 「足腰を鍛える」というのは、太ももとお尻を鍛えることです。 そこを鍛えるには、しゃがんだり立ったりする動き方が 一番大切です。
Q.1 肉や魚を嫌い、足腰が衰えると高血圧は治りません (その3) 筋肉を鍛える一方で、筋肉を作るには肉を食べないといけま せん。 それは魚介類、肉類です。 魚介類・肉類を食べる、口からは糖を入れない、足腰を鍛える。 これが、いつまでも若々しく健康でいられる方法です。 血圧はいろんな原因で変動しますが、一番大きな原因は 「老化」です。 やはり糖は止め「断糖」する、そして魚介類・肉類中心の食事 にすることが何より重要です。
Q.2 血管保護、高血圧を防ぐのはビタミンCではなく、 ビタミンB12! ガンにも?! 北極に果物はありません。 壊血病(ビタミンC欠乏症)にならないエスキモーと同様に、 アザラシなどを食べた探検隊は北極点に到達し帰還しました。 米や野菜など農産物にはビタミンB12が皆無です。 老化により、魚や肉中心の食事でもビタミンB12は不足して いきます。 ビタミンB12は、血管保護にも、遺伝子を作るのにも非常に 重要です。 近年のガンの増加も、ビタミンB12不足が原因の1つかもしれ ません。
Q.3 高血圧薬では高血圧が根本的に治らない理由とは? ~糖化コラーゲン~ (その1) 血圧は、心臓の力よりも血管壁によるところが大きいです。 いくら血圧の薬を飲んでも、血管の筋肉を伸縮させたり、 柔らかくさせたりは絶対にできません。 糖がタンパクに付くと「糖化タンパク」となり、カチカチに なってタンパクの役目を為さなくなります。 糖尿病の大きな原因の1つが糖化タンパクです。 食事から糖を断てば、糖化タンパク(糖化コラーゲン)は 防げます。
Q.3 高血圧薬では高血圧が根本的に治らない理由とは? ~糖化コラーゲン~ (その2) 血圧の薬によって糖化タンパクを取り除くことは出来ません。 いわゆる「代謝(新陳代謝)」によって、 不要な糖化タンパクを処分し、新しく出来るタンパクには 一切付かないようにすることです。 そうすれば、血管も徐々に柔らかくなります。 血圧の上下に一喜一憂するだけでは不十分です。 血圧がそれほど高くないのに脳梗塞で亡くなるのは珍しくあり ません。 高血圧の問題には、血管の状態が大きく影響するのです。
Q.3 高血圧薬では高血圧が根本的に治らない理由とは? ~インスリン抵抗性~ (その1) 血管を動かしたり止めたりする働きは、自律神経が調整して います。 交感神経は、活性化を促し「昼間の神経」ともいわれます。 副交感神経は、沈静化を促し「夜間の神経」ともいわれます。 本来、この2つの神経は常にバランスを取っています。 イライラした時に血圧が上がるのは、交感神経が活発だから です。 イライラしてないのに高血圧なのは、2つの自律神経の バランスが崩れているからです。
Q.3 高血圧薬では高血圧が根本的に治らない理由とは? ~インスリン抵抗性~ (その2) インスリンが正常に働かなくなるのが「インスリン抵抗性」 です。 インスリン抵抗性により交感神経が刺激され、血圧が上がり ます。 ではなぜ、インスリン抵抗性が起こるのか? 不要な糖分を大量に食べるからです。 インスリンは糖が入ると、エネルギーとしてすぐに消費するか、 脂肪として体内に溜めるよう働きます。 エネルギー以上に糖が入ると、インスリン抵抗性が起こります。
Q.3 高血圧薬では高血圧が根本的に治らない理由とは? ~インスリン抵抗性~ (その3) やはり糖分・農作物は食事として摂ってはいけません。 交感神経の働きを抑えて血圧を下げる薬もあります。 しかし、そのような薬は、インスリン抵抗性とは無関係なので 一時的な対処療法にすぎません。 血圧の薬を2、3種類飲んでも下がらなかった患者さんがいます。 「断糖食」で糖を一週間摂らなかっただけで、自律神経の バランスが改善し、血圧は100近くに落ち着いています。
Q.3 高血圧薬では高血圧が根本的に治らない理由とは? ~インスリン抵抗性~ (その4) 糖分を食べない、足腰を鍛える、体を酸性化しない… 各々の原因を治さない限り、いくら薬を飲んでも高血圧は 治りません。 高血圧、高い中性脂肪やコレステロール、肝臓の異常、 糖尿病、ガン… 日本では、「生活習慣病」と名付けてます。 生活習慣を変えるほかありません。 生活習慣を薬で変えられますか? 生活様式と食生活を改善してはじめて、生活習慣病は治ります。
もう騙されない!
Q.1 熱中症が注目された時、「低塩、減塩」は沈黙しました。 なぜでしょうか? (その1) 2000年、厚生省は「健康日本21」というプロジェクトを開始 しました。 「1日に30分以上の運動」、「塩分を控える」(1日あたり10g 未満)など、目標は生活習慣病や健康の改善です。 5ヶ年計画で目標を達成したのは低塩、減塩だけでした。 でも、高血圧は改善せず、むしろ血圧下げる薬を飲む人は増え ています。 最近では、厚生省やマスコミも低塩・減塩はそれほど言って ません。販売促進に利用している食品メーカーだけです。
Q.1 熱中症が注目された時、「低塩、減塩」は沈黙しました。 なぜでしょうか? (その2) 国は2009年まで「塩は控えなさい」と言ってましたが、 2010年になり熱中症が増えた途端に、「塩をなめましょう」 「塩を食べましょう」と、それまでと全く逆のことを言って ます。 血圧のことには一切触れずに、熱中症を防ぐためには塩分を 摂りなさいと。 塩分と血圧は関係がないことが分かったわけです。
Q.1 熱中症が注目された時、「低塩、減塩」は沈黙しました。 なぜでしょうか? (その3) 北極に住むエスキモーたちは、アザラシやサケなどから相当な 塩分を摂っているはずです。 でも終戦直後、世界保健機構の健康調査では、 世界中の人種の中でエスキモーだけが、当時の血圧の基準値を 満たしていました。 エスキモーたちは塩を大量に摂っているにも関わらず、 血圧は上がってないのです。 塩分と血圧は全く関係がないということです。
Q.2 熱中症が示す「塩」の重要性 ~ 人間の体は塩の電気で生きている ~ 我々の体も神経も脳も全て、塩の電気で動いているのです。 塩は非常に重要なミネラル、最重要なミネラルです。 塩は「控える、控えない」の問題ではありません。 塩分を摂っても体の調子は変わりません。塩分が不足すると 体の調子は変わります。 熱中症だと、体内に電気が流れなくなります。 塩は血圧とは全く関係がありません。
Q.3 塩分を減らすと、逆に血圧が上がる可能性があるのは 本当ですか? ミネラルは非常に大切なものなのです。 人間の体内では電気の流れによって、いろんな栄養素や 化学物質も移動しています。 神経の働きにも、血管を動かすためにも、筋肉が動くためにも ミネラルは非常に大切です。 その意味では、塩分を減らすと、むしろ血圧が上がる可能性 があります。 血管が動かないと、その分、血圧を上げることで血液を運ぶ ことになります。
Q.4 なぜ、鶏や牛は土をなめるのですか? 海の魚を食べられる動物であれば、魚介類以外から塩を摂る 必要はありません。 陸上に住み、草のようなものしか食べられない動物は、 どこかから塩を摂る必要があります。 つまり、土に溶けている塩です。土をなめるのです。 どの動物でも、必ず塩を摂ります。 塩が無いと、どの動物も生きてはいけません。
Q.5 塩分が増え過ぎないようにしている体のメカニズムを 教えてください。 もしも塩が多過ぎたら、必ず「のどが渇く」という信号が 出ます。 これは「塩分(電気)が多過ぎますよ」という信号なのです。 そして、水を入れて電気を薄め、余った電気(塩分)は 尿や汗で出す、このような仕組みがあるのです。 ですから、電気(塩分)が増え過ぎることはありません。 塩分で血圧は左右されません。
Q.1 高血圧には断糖食が有効です。では、 断糖食では何を食べれば良いでしょうか? (その1) 人間の身体は主にタンパクと脂質(脂肪酸やコレステロール など)から成り立っています。 タンパクは、20種類のアミノ酸が結合して作られています。 人間に絶対に必要で、外部から摂取するほかない8種類のアミノ酸 を必須アミノ酸といいます。 その他12種類のアミノ酸は、8種類の必須アミノ酸を利用して 作り出すことも出来ます。 従って絶対に必要なのは、8種類のアミノ酸です。 全ての必須アミノ酸をしっかり含んでいるのが、魚や肉などの 動物です。 米、小麦粉、野菜には、必須アミノ酸がほとんど揃っていません。
Q.1 高血圧には断糖食が有効です。では、 断糖食では何を食べれば良いでしょうか? (その2) 脂肪酸にも、人間の体内では絶対に作り出せない脂肪酸が3種類 あります。 この3種類の脂肪酸も、肉や魚など動物にはほぼ揃っています。 ただ、含まれる量・割合は少なく、1つの動物から3種類の脂肪酸 を摂取するのは難しいです。 植物性の油は、ほとんど役に立たないばかりか、害をもたらし やすいです。 人間は、動物性の脂を絶対に摂取する必要があります。 陸上の動物だけでは必要な脂が揃わないので、冷水域の海で泳ぐ 魚を食べると、最良の脂を摂取出来ます。 例えば、イワシ、ニシン、サケ、サンマ、タラなどの魚には非常 に良質の脂が含まれています。
Q.1 高血圧には断糖食が有効です。では、 断糖食では何を食べれば良いでしょうか? (その3) イワシ、ニシン、サケ、サンマ、タラなどの魚には、EPA、DHA などの脂が豊富に含まれています。 EPA、DHAなどの脂は、脳の働きには絶対に必要な脂です。 タンパクと脂質さえしっかり摂取すれば、人間の身体は健康を 保てます。 一方、米・麦・いも・豆・野菜などに、ほとんどタンパクは 含まれません。 ただし、「畑の肉」と称される大豆にはタンパクが含まれていま す。 人間の身体には絶対に肉が必要なのです。 一番良い肉は、良質なタンパクが豊富に含まれる動物の肉なので す。
Q.2 「糖がないと脳が働かない」というのは本当でしょうか? (その1) よく「糖がないと脳が働かない」と言われますが、 そんなことはありません。 糖は身体の働きにとって極めて大切なものです。 ですが、食べ物として糖を摂取する必要はありません。 糖分を食べなくても、身体中の筋肉や脂から糖は作られます。 その糖を使っていろんな仕事がなされます。 むしろ、脳に糖は必要ありません。 糖ではなく、脂肪から作ってきたエネルギーの方が 脳にとって危険もなく効率的です。
Q.2 「糖がないと脳が働かない」というのは本当でしょうか? (その2) 余分な糖は、高血圧、うつ病、糖尿病、ガンなど身体の調子を 乱す元になります。 どの動物でも、余分な糖は、脂肪に変えて貯めようとします。 そして必要に応じて糖に変えて使います。 余分な糖が増えると、活性酸素(余分な酸素)が発生しやすく なります。 活性酸素によって、身体や脳の血管はボロボロになり、 血液循環は悪くなり、脳も縮みやすくなります。 食べ物として糖を摂取する必要はありません。
Q.3 なぜ、野菜や米を食べる必要がないのでしょうか? かつて野菜や米などの農産物には、必要な栄養分が含まれてい ました。 非常に重要な「ミネラル」も含まれていました。 しかし、土壌が悪くなり、栽培方法も変わってしまったため、 ミネラルの少ない農産物が多くなりました。 その結果、糖の害が前面に現れるようになりました。 糖を食べ過ぎると、高血圧、糖尿病、ガンなどの病気を引き起 こします。 糖は、食事として口から入れる必要はありません。 タンパクと脂質さえしっかり摂取すれば、人間の身体は健康を 保てます。
【荒木式】断糖食Q&A
Q.1 高血圧を克服できる断糖食の基本を教えてください。 (その1) 「断糖食」は私たちが作った言葉ですが、難しいことでは ありません。 肉、魚、卵、豆腐を食べていけばいいです。 肉は牛肉、鶏肉、豚肉はもちろん、動物の肉なら何でも OKです。 魚は「魚介類」のことです。海や川に住んでるものなら OKです。 卵は鶏の卵を思いがちですが、ウズラ、烏骨鶏など何でも OKです。 豆腐(大豆)はタンパク質なので、食べても良いのです。 あまり難しく考えない方がいいです。
Q.1 高血圧を克服できる断糖食の基本を教えてください。 (その2) おからは「豆腐を取った残りカス」で、炭水化物ばかりです。 豆乳にはタンパク質も含まれますが、圧倒的なのは炭水化物 です。 きな粉は半分以上が炭水化物で、約35%がタンパク質です。 おから、豆乳、きな粉のような炭水化物食品は、断糖食では NGです。 断糖食では、肉、魚介類、卵、豆腐を食べたいように食べれば 良いのです。 最初のうちは、「焼いて食べる」「塩を掛けて食べる」など 単純な食べ方の方がオススメです。
Q.2 高血圧、生活習慣病を克服できる食生活の秘訣を 教えてください。 (その1) ハチミツ、黒砂糖、三温糖、異性化糖、果糖ぶどう糖液糖、 オリゴ糖… 多くの食品には何らかの砂糖が含まれています。 商品裏の「原材料名」を見て、糖質・糖類の含まれるものは 避けましょう。 ワサビ、カラシ、しょう油、コンソメスープ、マヨネーズ… これらにも砂糖は含まれています。 ある意味「断糖」とは、ケーキを口にしないことです。 ドンブリもの=ケーキ、そう捉えることが「断糖」といえます。
Q.2 高血圧、生活習慣病を克服できる食生活の秘訣を 教えてください。 (その2) コロモを付けたものは食べない、お米と一緒に食べない、 そして豚肉だけを塩で食べる。 これが「断糖」の神髄です。 昔に比べ、今の野菜は糖度が非常に上がってます。 それを山のように食べるのは、お米を食べるのと同じことです。 肉を食べる時は、肉だけを食べるようにします。 糖分を食べない癖を一年、二年、三年と続ければ、自然に 糖分は欲しくなくなります。
Q.3 断糖食と果物について教えてください。 断糖食では、果物も摂ってはいけません。 「アボカドなら良いのでは?」という方もいます。 これは体の太り具合、糖尿病の度合いによりけりです。 アボカドも絶対にNG、とは言いません。 ただ「OK」と言うと、その人の冷蔵庫がアボカドでいっぱい になることがあります。 だから、なかなか「OK」とは言えません。
Q.4 断糖食と野菜について教えてください。 (その1) 極端なことをしないという前提で、野菜の話をします。 もやし、スプラウト(ブロッコリー、からし菜、豆苗、 カイワレ)… 崇高クリニックでは、1パックの半分を4~5名で 食べる程度です。 もやし、キノコ類は糖分が少ないので少しくらいなら食べても 構いません。 ニラの葉っぱ、ホウレンソウの葉っぱ、レタスの葉っぱなども、 飾り付け程度ならいいです。 お勧めは、バジルなどのハーブを植えることです。
Q.4 断糖食と野菜について教えてください。 (その2)
野菜、果物は避けて、肉、魚介類、卵、豆腐を食べる。 あとは、いかに食品の中に紛れている「糖」を見つけて
避けることです。
Q.5 断糖食と食べて良い肉、悪い肉について教えてください。 (その1) 断糖食では、動物であれば鹿肉でも猪肉でも食べても良いです。 鶏肉の皮はゼラチンが多いので食べましょう。皮の下の脂も食 べましょう。 豚肉は、ほどほどの脂身が良いです。 毎日、三枚肉(赤身と脂肪が層になっている肉)ばかり食べる などは避けた方が良いです。 市販のミンチ肉は脂が非常に多いです。 ミンチ肉の場合は、自分で脂の割合を指定して買う方が安全 です。
Q.5 断糖食と食べて良い肉、悪い肉について教えてください。 (その2) 崇高クリニックで食べている牛肉は、オーストラリア産の 牧草飼育のモモ肉(内モモ)です。 牛肉は、牧草飼育と穀物飼育の2通りがあります。 牛肉は、牧草飼育のものを食べてください。 穀物飼育の脂だらけの牛肉は避けてほしいです。 10年くらい前までは、「穀物飼育○○日」と誇りにしている 販売者もいました。 ところが大手スーパーが「赤身でヘルシー」とPRし始めました。
Q.6 「コレステロールの原因は、肉ではなく穀物や炭水化物」 というのは本当ですか? 「肉がコレステロールの原因」と一般的に思われてます。 それは間違いです。 お米を食べるとコレステロールが溜まります。 穀物・糖分をたくさん食べて余った糖分は、運動や体温調整で 消費しなければ脂肪になります。 そのために、コレステロールが溜まるのです。 毎日たくさん食べてるのは肉ですか? 穀物・炭水化物ですよね? 穀物・炭水化物こそが、あなたのコレステロールの原因です。