第3学年 組 保健体育科学習指導案
指導者 T1 ○○ ○○ T2 ○○ ○○ 1 単元名 健康な生活と病気の予防(ア健康の成り立ちと疾病の発生原因,イ生活行動・生活習慣と健康) 2 単元の目標 ○ 健康な生活と病気の予防について,資料を見たり,自分たちの生活を振り返ったりするなどの学習活動に 意欲的に取り組むことができるようにする。 (関心・意欲・態度) ○ 健康な生活や病気の予防について,課題の解決を目指して,知識を活用した学習活動などにより,科学的 に考え,判断し,それらを表現すことができるようにする。 (思考・判断) ○ 健康の保持増進のために必要な生活行動や病気の予防について,科学的に理解し,日常生活の課題解決に 役立つ知識を身に付けることができるようにする。 (知識・理解) 3 指導にあたって(在籍32人) 健康な生活を送るためには,食事・運動・休養及び睡眠の3本柱が大切である。その中でも,食事は生きて いくために必要な要素であるとともに,欠かすことのできないものであり,良い食生活を送ることが健康の維持 増進には重要である。1日3度の食事を決まった時間にとることで生活のリズムも整い,学校での活動にも力 を発揮できると思われる。中学生の時期に食事を中心とした望ましい生活習慣を確立しておくことは,生活習 慣病を予防し,将来にわたって健康な生活を送るために大切なことである。 特に中学生は心身ともに急速な発育発達の時期にあり,偏った栄養摂取や生活リズムの乱れが健康に大きく 影響してくる。そのため,生徒が望ましい食生活を学習し,そして自らの健康を適切に管理し,さらに改善し ていく思考力・判断力を身に付けることは生涯にわたって健康で生き生きとした生活を送るために大変重要で ある。 平成27年9月2日実施 アンケート調査から 実施32人 質問 回答 1 毎日朝食を食べていますか。 ・毎日食べる(20人) ・ほぼ食べる(10人) ・ほとんど食べない(1人) ・食べない(1人) 2 給食を残さずに食べていますか。 ・毎回食べる(13人) ・ほぼ食べる(16人) ・ほとんど食べない(3人) 3 食事のバランスについて考えたことはあります か。 ・はい(16人) ・いいえ(10人) ・どちらともいえない(6人) 4 自分は好き嫌いが多いほうだと思いますか。 ・はい(9人) ・いいえ(16人) ・どちらともいえない(7人) 5 嫌いな食べ物はありますか。 ・はい(17人) ・いいえ(15人) アンケートの結果を見ると,朝食をほとんどの生徒が食べてきているが,食べないできてしまう生徒も少な くはない。また,自分の生活習慣が健康的だと思っている生徒,食事のバランスについて考えている生徒につ いては少数であった。さらに,好き嫌いがある生徒や嫌いな食べ物があるについては,多くの生徒があるよう であった。したがって,食事と健康について十分に考え実践している生徒は多くはないということがこのアン ケートから見て取れた。 そこで,健康な生活を送るうえでの食事の重要性,適切な食事量や栄養バランスについては,生徒自身の生活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい。また,栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事 によるエネルギー量を基盤として,グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい。ま た,授業の導入にアイスブレイクや,カード式発想法を取り入れることにより,生徒が本気で語ることができ る環境をつくるようにしたい。 4 単元の評価規準 項 目 健康・安全への 関心・意欲・態度 健康・安全についての 思考・判断 健康・安全についての 知識・理解 単 元 の 評 価 規 準 健康な生活と病気の予防につ いて関心をもち,学習活動に意欲 的に取り組もうとしている。 健康な生活と病気の予防につ いて,課題の解決を目指して,知 識を活用した学習活動などによ り,科学的に考え,判断し,それ らを表現している。 健康の成り立ちと病気の発生 要因,生活行動・生活習慣と健康, 感染症の予防,保健・医療機関や 医薬品の有効利用,個人の健康を 守る取り組みについて課題の解 決に役立つ基礎的な事項及びそ れらと生活の関わりを理解して いる。 学 習 活 動 に 即 し た 評 価 規 準 ① 健康な生活と病気の予防に ついて,健康に関する資料を見 たり,自分たちの生活を振り返 ったりするなどの学習活動に 意欲的に取り組もうとしてい る。 ② 健康な生活と病気の予防に ついて,課題の解決に向けての 話し合いや意見交換などの学 習活動に意欲的に取り組もう としている。 ① 健康な生活と病気の予防に ついて,健康に関する資料等で 調べたことをもとに課題や解 決の方法を見付けたり,選んだ りするなどして,それらを説明 している。 ② 健康な生活と病気の予防に ついて,学習したことを自分た ちの生活や事例などと比較し たり,関係を見付けたりするな どして,筋道を立ててそれらを 説明している。 ① 健康の成り立ちと病気の発 生の要因について理解したこ とを言ったり,書き出したりし ている。 ② 食生活と健康について理解 したことを言ったり,書き出し たりしている。 ③ 運動と健康について理解し たことを言ったり,書き出した りしている。 ④ 休養と健康について理解し たことを言ったり,書き出した りしている。 ⑤ 生活習慣について理解した ことを言ったり,書き出したり している。 ⑥ 生活習慣病の予防について 理解したことを言ったり,書き 出したりしている。 5 指導と評価計画(6時間扱い) 次 主なねらい・学習活動 評価計画 関心・意欲・態度 思考・判断 知識・理解 1 ・オリエンテーション ・病気の発生原因について知る。 ・中学生に多い疾病について考える。 ① 健康な生活と 病気の予防に ついて,健康に関 する資料等で調 べたことをもと に課題や解決の 方法を見付けた り,選んだりする などして,それら を説明している。 ① 健康の成り立 ちと病気の発生 の要因について 理解したことを 言ったり,書き出 したりしている。 (観察・ワーク) 健康の成り立ちと病気の発生原 因について考える。
(観察・ワーク) 2 ・生きていくために必要な栄養素をバ ランスの取れた食事からとること を知る。 ① 健康な生活と 病気の予防につ いて,健康に関す る資料を見たり, 自分たちの生活 を振り返ったり するなどの学習 活動に意欲的に 取り組もうとし ている。 (観察・ワーク) ② 食生活と健康 について理解し たことを言った り,書き出したり している。 (観察・ワーク) 3 ・適度な運動を日常生活の中に取り入 れることはからだの発育を促し生 活習慣病や肥満の予防に役立つこ とについて考える。 ③ 運動と健康に ついて理解した ことを言ったり 書き出したりし ている。 (観察・ワーク) 4 ・疲労を感じた時の自覚症状を考え身 体的疲労,肉体的疲労それぞれに適 した疲労回復の方法を考える。 ④ 休養と健康に ついて理解した ことを言ったり 書き出したりし ている。 (観察・ワーク) 5 ・生活習慣病によっておこるさまざま な病気について考える。 ② 健康な生活と 病気の予防につ いて,学習したこ とを自分たちの 生活や事例など と比較したり関 係を見付けたり するなどして筋 道を立ててそれ らを説明してい る。 (観察・ワーク) ⑤ 生活習慣につ いて理解したこ とを言ったり,書 き出したりして いる。 (観察・ワーク) 6 ・不規則な食生活,睡眠時間の減少夜 型生活など問題の多い生活習慣と 生活習慣病の密接な関係を知り,予 防のための方法を考える。 ② 健康な生活と 病気の予防につ いて,課題の解決 に向けての話し 合いや意見交換 などの学習活動 に意欲的に取り 組もうとしてい る。 (観察・ワーク) ② 健康な生活と 病気の予防につ いて,学習したこ とを自分たちの 生活や事例など と比較したり関 係を見付けたり するなどして筋 道を立ててそれ らを説明してい る。 (観察・ワーク) ⑥ 生活習慣病の 予防について理 解したことを言 ったり,書き出し たりしている。 (観察・ワーク) 食生活と健康について考える。 運動と健康について考える。 休養と健康について考える。 生活習慣病について考える。 生活習慣病の予防について考え る。
6 研究主題との関連 (1)保健安全と道徳との関連 (2)研究主題との関連 本校体育部会では,研究主題「心身ともに健康で安全な生活を送ることができる力を身に付けた生徒の育 成」を受けて,重点を「心身ともに健康な生活を送ることができる力を身に付けた生徒の育成」とした。 本校の保健安全計画の「心身の発育・発達・病気や異常など健康状態保持増進できるようにする。」を受け て,特別活動では,「食育の観点を踏まえた学校給食を望ましい食習慣の形成」という目標で望ましい食事 のメニュー作りを行った。道徳では,心身の健康を維持することを目指して,望ましい習慣を身に付け,心 身の健康の増進を図り,節度を守り節制に心がけ調和のある生活をしようとする心をはぐくむ授業を行った。 保健体育では「健康な生活と疾病の予防について理解を深めることができるようにする。」という目標で, 生きていくためには食事が大切であることや,健康に生活するためには,望ましい食生活や習慣が必要であ ることを理解し,実践していこうとする態度を身に付けさせるために,本教材を設定した。 7 本時の学習(2/6時間) (1)本時の目標 ○ 健康な生活と病気の予防について,健康に関する資料を見たり,自分たちの生活を振り返ったりするなど の学習活動に意欲的に取り組もうとしている。 (関心・意欲・態度) ○ 食生活と健康について理解したことを言ったり,書き出したりすることができるようにする。(知識・理解) (2)本時における研究主題との関連 アイスブレイクや,カード式発想法を取り入れることにより,生徒が本気で語ることができる環境をつく るようにしたい。また,栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行うことにより,望ましい食生活を学習し,自 らの健康を適切に管理し,改善していく思考力・判断力を身に付け,実践することができるようにすること で研究主題に迫りたい。 (3)資料・準備 ・ワークシート ・パソコン ・電子黒板 ・提示資料 ・付箋 ・ボール (4)展開 ※研究主題との関連 時間 学習活動 教師の支援 評価 T1 T2 5 分 1 アイスブレイクをする。 ・アイスブレイクをするこ とにより場を和ませる とともに,学習活動2の 司会と書記をきめる。 【保健安全】 心身の発育・ 発達,病気や異 状など自分の健 康 状 態 を 把 握 し,健康を保持 増進できるよう にする。保(1) 【保健体育】(知) 健康な生活と疾病の予防について理 解を深めることができるようにする。 保(4) ・健康管理,食事 【道徳】(心) 望ましい生活習慣を身に付け,心身の 健康の増進を図り,節度を守り節制に心 がけ,調和のある生活をする。1(1) ・望ましい生活習慣 【特別活動】(実) 食育の観点を踏 まえた学校給食と 望ましい食習慣の 形成。級(2)ケ
10 分 5 分 25 分 5 分 2 資料として示されたカッ プラーメンにどのような工 夫をすれば,食事のバランス がとれるのかグループで考 え,付箋に書き,発表する。 ・野菜や卵を加える。 ・ヨーグルトを加える。 ・サラダを作る。 3 本時の課題を確認する 4 バランスのとれた食事に ついて確認する。 (1) 給食の献立を利用して 代表的な食品をまとめ る。 ・からだをつくる(赤) ・力や熱になる(黄) ・体の調子を整え(緑) (2) 1日に必要なエネギル ー量について考る。 ・消費エネルギーと摂取エ ネルギーのバランス ・年齢や個人差によるエネ ルギー必要量の違い。 (3)健康な食生活について のクイズをグループで考 えて発表する。 6 本時のまとめを行う。 ・生徒にとって身近な食事 から問題点を見に付け ることで,本時のめあて をつかませる。 ・意見は否定せずに,自由 に発表させて付箋に書 くように指示をする。 ・給食の献立に食品群が詳 しく載っていることを 伝える。 ・黒板に6つの食品群とお もな栄養素についてま とめたものを貼ってい く。 ・各種運動で消費されるエ ネルギーを比較するこ とで,1日に必要なエネ ルギーには個人差があ ることに気付かせる。ま た,基礎代謝量について も説明していく。 ・一人一人の学習状況を確 認しながら,摂取と消費 のバランスが崩れると, エネルギーの過不足が 起こることに気付かせ る。 ・話合いが進まないグルー プにはヒントを与え,話 合いが進むように支援 する。 ※自らの今までの食生活 を振り返り,今回学習し たことから,今後の食生 活について考えさせる。 ・給食の献立を利用し て,6つの食品群と 栄養素や働きにつ いて説明する。 ・計算の仕方がでない でいる生徒には個 別指導を行う。 ・朝食をとることで, 午前中の体温が上 昇した状態を維持 できることを説明 する。 健康な生 活と病気の 予防につい て,健康に関 する資料を 見たり,自分 たちの生活 を振り返っ たりするな どの学習活 動に意欲的 に取り組も うとしてい る。 (観察 ワーク) 食生活と 健康につい て理解した ことを言っ たり,書き出 したりして いる。 (観察 ワーク) 健康のために必要な食 生活について考えよう。