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日本内科学会雑誌第107巻第6号

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Academic year: 2021

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はじめに

 間質性肺炎とは,胸部放射線画像上,両側び まん性の陰影を認める疾患のうち,肺の間質と 呼ばれる肺胞(壁)を炎症や線維化病変の基本 的な場とする疾患群の総称である.間質性肺炎 は,原因が不明の特発性間質性肺炎(idiopathic  interstitial pneumonia:IIP)と,原因が明らか な膠原病によるもの,じん肺,薬剤や放射線の 副作用,サルコイドーシス,過敏性肺炎等の 2 群に大きく分類される.特発性肺線維症(idio-pathic pulmonary fibrosis:IPF)はIIPsのなかの 約半数を占める頻度の高い疾患であり,早期診 断が困難かつ有効な治療法が限られている予後 不良の疾患である.  これまで,IPFに対して,暫定的治療として用 いられてきたステロイドや免疫抑制薬は,か えって有害であることが近年明らかになってき た.一方で,抗線維化薬は,弱いながらも使用 を推奨されるようになり,現状では開始時期に ついて議論されるようになってきた.本稿で は,IPFの診断及び治療における進歩について述 べたい.

1.特発性間質性肺炎の分類

 IIPsの分類は,IPFと他のIIPsの区別を明確に することを意図し,時代にあわせて改訂されて きた.現行の分類は,病理組織や高分解能CT (high-resolution computed tomography:HRCT)

における形態学的パターンに基づいて,主要な IIPs(6 疾患),稀なIIPs(2 疾患),分類不能型

特発性肺線維症に対する

診断と治療の進歩

要 旨 石川 暢久  特発性肺線維症(idiopathic pulmonary fibrosis:IPF)は,慢性かつ進

行性の経過をたどり,高度の線維化が進行する,悪性腫瘍に準じて予後不 良の疾患である.IPFの診断精度は,高分解能CT(high-resolution com-puted tomography:HRCT),胸腔鏡下肺生検,多面的集学的検討(mul-tidisciplinary discussion:MDD)により向上してきた.治療面では,IPF に対する抗線維化薬の有効性のエビデンスが蓄積され,患者毎に抗線維化 薬による治療開始時期を決定するようになってきた. 〔日内会誌 107:1028~1034,2018〕 Key words 特発性肺線維症,特発性間質性肺炎,高分解能CT,多面的集学的検討,抗線維化薬 県立広島病院呼吸器内科

Importance of the systematic approach in the respiratory common disease. Topics:IV. Advances in the diagnosis and treatment of idiopathic pulmonary fibrosis.

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IIPsの 3 つに分類されている1,2)表 1).さらに, 主要なIIPsは,慢性線維化性間質性肺炎,喫煙 関連間質性肺炎,急性あるいは亜急性間質性肺 炎の 3 つに分類される.

2.特発性肺線維症の概念

1)定義  IPFは慢性かつ進行性の経過をたどり,高度な 線維化が進行して不可逆性の蜂巣肺形成を来た す原因不明の肺疾患である3).画像所見及び病 理所見では,IPFに特徴的な通常型間質性肺炎 (usual interstitial pneumonia:UIP)パターンが 認められる.主に高齢者に発症し,病変は肺に 限局する. 2)病態  IPFにおける肺の線維化は,各種の刺激により 上皮細胞傷害が引き起こされ,さまざまな要因 が重なり合って過剰な組織修復が進行し,肺の 線維化まで進展するという考え方が近年,受け 入れられるようになってきている4) 3)疫学  我が国のデータでは,IPFの発症率は 10 万人 対 2.23 人, 有 病 率 は 10 万 人 対 10.0 人 で あ っ た5).我が国におけるIPF患者数は,少なくとも 約 1 万数千人であることが予想されている. 4)予後  我が国のデータでは,IPFの生存期間中央値は 35カ月であり,悪性腫瘍に準じて予後は極めて 不良であると考えられる.IPFの特徴として,急 性増悪と呼ばれる急激な病態の悪化により,呼 吸不全が急速に進行し,予後不良となる場合が ある.IPFの死亡原因の 40%は急性増悪,24% は呼吸不全,11%が肺癌と報告されている.

3.特発性肺線維症の診断の進め方(図)

 IPF診断における進歩として重要なものは, HRCT, 胸 腔 鏡 下 肺 生 検, 多 面 的 集 学 的 検 討 (multidisciplinary discussion:MDD)である.ま ず,最初に間質性肺炎であることを確認し,原 因の特定できる間質性肺疾患を除外する.IIPs の診断を進めるにあたって最も重要なことは, IPFとIPF以外のIIPsを鑑別することである.IIPs 表 1 特発性間質性肺炎の分類(文献 1 より引用) 主要な特発性間質性肺炎 major IIPs

慢性線維化性間質性肺炎 chronic fibrosing interstitial pnuemonias 特発性肺線維症

特発性非特異性間質性肺炎 idiopathic pulmonary fibrosis(IPF)idiopathic nonspecific interstitial pneumonia(iNSIP) 喫煙関連間質性肺炎 smoking related interstitial pnuemonia

呼吸細気管支炎を伴う間質性肺疾患

剝離性間質性肺炎 respiratory bronchiolitis-associated interstitial lung disease(RB-ILD)desquamative interstitial pneumonia(DIP) 急性/亜急性の間質性肺炎 acute/subacute interstitial pneumonia

特発性器質化肺炎

急性間質性肺炎 cryptogenic organizing pneumonia(COP)acute interstitial pneumonia(AIP) 稀な特発性間質性肺炎 rare IIPs

特発性リンパ球性間質性肺炎

特発性胸膜肺実質線維弾性症 lymphocytic interstitial pneumonia(LIP)idiopathic pleuroparenchymal fibroelastosis(IPPFE) 分類不能 IIPs unclassifiable IIPs

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が疑われた場合には,HRCT用いて画像診断を評

価するが,表2に示すUIPパターンが認められた

場合には,病理組織学的検索を行わずに“臨床 的IPF”と診断できる.HRCT所見がpossible UIP パターンあるいはinconsistent with UIPパター ンの場合には,患者のリスクを勘案のうえ,胸 腔鏡下肺生検を可能な限り施行する.その後, 診断に精通した呼吸器専門医,画像診断医,病 理診断医によるMDDを行い,どの病型に最も合 致するか診断することが推奨されている.HRCT において,蜂巣肺が不鮮明等の理由でIPFと診断 できず,組織診断が得られていない症例は分類 不能型IIPsとなる.このなかにはIPFも相当数含 まれると考えられ,厳重な経過観察が重要と思 表 2 UIP パターンの高分解能 CT 基準(文献 2 より引用) UIP pattern (4 つをすべて満たすこと) ・胸膜直下,肺底部優位 ・網状影 ・蜂巣肺(牽引性気管支拡張の有無を問わず) ・inconsistent with UIP pattern の 7 つの項目がない possible UIP pattern

(3 つをすべて満たすこと)

・胸膜直下,肺底部優位 ・網状影

・inconsistent with UIP pattern の 7 つの項目がない

inconsistent with UIP (7 つのどれがあっても) ・上・中肺野優位 ・気管支血管束周囲に優位 ・広範なすりガラス影(網状影より広い) ・多数の微小結節(両側性,上葉優位) ・孤発囊胞(多数,両側性,蜂巣肺より離れた場所) ・びまん性 mosaic 濃度/air-trapping(両側性,3 葉以上) ・区域性浸潤影 図 IPF 診断のフローチャート(文献 2 より引用) MDD(multidisciplinary discussion)の取り扱い MDD:呼吸器内科医,画像診断医,病理診断医が総合的に判断する. HRCT 気管支鏡検査

clinical IPF IPF not IPF

UIP

not diagnostic but compatible with UIP MDD-C

MDD-B possible UIP,inconsistent with UIP

MDD-D 外科的肺生検 間質性肺疾患疑い 原因の特定できる 間質性肺疾患 MDD-A

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われる.

4.特発性肺線維症 早期診断のポイント

1)発症経過  IPF早期診断において,時間的経過は重要であ る.慢性(3カ月以上)の発症経過を来たすIIPs は,IPF,一部の非特異性間質性肺炎(nonspecific interstitial pneumonia:NSIP),剝離性間質性肺 炎(desquamative interstitial pneumonia:DIP), 呼吸細気管支炎を伴う間質性肺疾患(respira-tory bronchiolitis-associated interstitial lung dis-ease:RB-ILD)である.高齢者の慢性経過のIIPs を診た場合,まずIPFを鑑別すべきである. 2)臨床症状

 IPFに特徴的な臨床症状として,乾性咳嗽,労 作時呼吸困難である.Modified Medical Research Council(mMRC)により,労作時呼吸困難の程 度を把握することが可能である. 3)身体所見  身体所見としては,捻髪音とばち指が挙げら れる.IPF患者の 90%前後に背側肺底部で捻髪 音(fine crackles)と呼ばれる特徴的な音が聴取 されるために,初診時には必ず背側肺底部も聴 診するように心がけることが重要である. 4)血液検査

 我が国の血液検査では,KL-6(Krebs von den Lungen-6),SP(surfactant protein)-A,SP-D が 間質性肺炎の血清マーカーとして臨床応用され ている.これらの血清マーカーはIPFに限らず, IIPsにおいて高い陽性率を示すため,IPFを疑う きっかけに有用である6) 5)呼吸機能検査,運動耐容能検査  IPFでは,一般的に肺活量や全肺気量の減少等 の拘束性肺障害が認められる.肺拡散能(DLco) は低下することが多く,通常,DLcoの低下は肺 活量や全肺気量の減少よりも先に認められる. IPFの早期症例においても,労作時の低酸素血症 を認めることがある.6分間歩行試験はパルスオ キシメーターを装着して施行できる簡便な心肺 運動機能検査であり,重症度判定に用いられる. 6)画像検査  最近の多列検出器型CT(multidetector com-puted tomography:MDCT) の 導 入 に よ り, 0.5 mm~1 mm厚の連続スライスが全肺で得ら れるようになった.HRCT上,1)胸膜直下,肺 底部優位な分布,2)網状影,3)蜂巣肺(牽引 性気管支拡張の有無を問わず),4)inconsistent with UIP patternの 7 つの項目がないという 4 つ の項目を全て満たすものをUIP pattern,そのう ち蜂巣肺がないものをpossible UIP patternと分

類する(表 2).蜂巣肺の存在を最大のIPFの診 断根拠にしているが,蜂巣肺は胸膜直下に多層 性に配列する,明瞭で比較的壁の厚い囊胞の集 合であり,連続的または斑状に分布する.

5.特発性肺線維症 治療の進歩(表3)

1)ステロイド+免疫抑制薬  かつては,IPFは間質に発生した慢性炎症に起 因し,その結果として,線維化が惹起されると 考えられていた.これまでIPFに対して明らかに 有効な推奨すべき治療は存在せず,線維化予防 を目的としてステロイド+免疫抑制薬が臨床の 現場で用いられてきた.近年では,逆にこれら の治療が予後を悪化させるというエビデンスが 蓄積され,現在では国内外のガイドラインにお いて,ステロイド+免疫抑制薬による治療に関 しては否定的な見解になっている.

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2)ピルフェニドン  正確な作用機序は不明であるが,ピルフェニ ドンは,抗線維活性のみならず,抗炎症作用等 の多様な活性を持つ経口薬である.我が国にお ける第II相及びIII相臨床試験で肺活量の低下を 抑制することが明らかにされたために,世界初 のIPFに対する抗線維化薬として,世界に先駆け て 2008 年に認可された.その後,ピルフェニ ドンに関しては,海外においても 3 つの第III相 臨床試験(CAPACITY 004 試験,CAPACITY 006 試験,ASCEND試験)が行われ,呼吸機能の抑 制に対する効果の信頼性が高まった.また,上 記の 5 つの臨床試験の統合解析では,ピルフェ ニドン群で予後の延長効果を認めた7).我が国 においては,ピルフェニドンは1回200 mg/1日 3 回から開始し,1 回 600 mg/1 日 3 回まで増量 し,継続内服するが,欧米においては2,403 mg/ 日で継続内服する.主な有害事象として,胃不 快感,食欲不振,光線過敏症があり,有効性と 有害事象とのバランスを見極めながら治療する 必要がある. 3)ニンテダニブ  ニンテタニブは,血小板由来増殖因子受容体 (platelet-derived growth factor receptor: PDGFR),線維芽細胞増殖因子受容体(fibroblast

growth factor receptor:FGFR),血管内皮増殖因 子 受 容 体(vascular endothelial growth factor receptor:VEGFR)の各受容体において,アデノ シ ン 5’-三 リ ン 酸(adenosine 5’ triphosphate: ATP)結合ポケットを占拠する低分子トリプル チロシンキナーゼ阻害薬である.線維芽細胞の 増殖,遊走及び形質転換に関わるシグナル伝達 を阻害することで,肺線維化の進行を抑制する こ と が 期 待 さ れ て い る. 第II相 臨 床 試 験 (TOMORROW試 験 ),2 つ の 第III相 臨 床 試 験 (INPLSUSIS-1,INPLSUSIS-2)が行われ,いずれ も呼吸機能の抑制効果を認めた.3 つの臨床試 験の統合解析では,ニンテダニブ群で急性増悪 の抑制,QOL(quality of life)の改善を認めた8) 主な有害事象としては,下痢,悪心・嘔吐,肝 障害が挙げられる.ニンテダニブは 150 mg/1 日 2 回から開始し,下痢等の毒性が出現した際 には 200 mg/日に減量あるいは休薬し,対症療 法を行う.

6.特発性肺線維症のガイドライン

 現行のIPFガイドラインとしては,国際的には エビデンスに基づくIPFの診断と管理ガイドラ インが 2015 年に改訂された9).2017 年には我 が国においても,「特発性肺線維症の治療ガイド ライン 2017」(日本呼吸器学会)が発刊された 表 3 特発性肺線維症慢性安定期の治療(文献 10 より引用) 治療 使用の推奨 推奨の強さ エビデンスの質 ステロイド 推奨しない 強い 非常に低 ステロイド+免疫抑制薬 推奨しない 強い 低 N―アセチルシステイン吸入 推奨しない 弱い 低 ピルフェニドン 推奨する 弱い 中 ニンテダニブ 推奨する 弱い 中 ピルフェニドン+N―アセチルシステイン吸入 推奨しない 弱い 低 酸素療法 推奨する 強い 非常に低 呼吸リハビリテーション 推奨する 弱い 低

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が,慢性安定期における治療として,ピルフェ ニドン及びニンテダニブが使用することを弱く 推奨する薬剤として記載された10).他の治療と して,酸素療法が強く推奨する治療,呼吸リハ ビリテーションが弱く推奨する治療として記載 された.

7.抗線維化薬の治療開始時期

 IPFは治療にもかかわらず,進行性かつ非可逆 性の経過をたどる予後不良な疾患で,治療目標 は進行を遅くすることである.IPFには強く推奨 される薬剤がないために,抗線維化薬の有効 性・安全性には十分留意したインフォームドコ ンセントを行ったうえで,患者個別に治療開始 時期を決定すべきである.  我が国の臨床の現場では,IPFと診断された全 ての症例に対し,直ちに抗線維化薬による治療 を開始するわけではなく,まずは進行速度を確 認することもある.緩徐に進行する症例には抗 線維化薬の導入を検討し,急速に進行する症例 には直ちに抗線維化薬に治療を開始することが 多い.IPFは進行速度に個人差があるが,IPFの 予後不良因子としては,表 4に示すような因子 が報告されている3).IPFは悪性腫瘍に準じる予 後不良の疾患であり,抗線維化薬による治療の タイミングを逃さないことが重要と思われる.  抗線維化薬は高額な薬剤であるために,難病 医療費助成申請を検討すべきである.認定基準 によるIPFの重症度分類は,我が国独自のものが 用いられているが,安静時動脈血酸素分圧と 6 分間歩行試験時における酸素飽和度(SpO2)最 低値を組み合わせた分類である(表5).重症度 II度以上で 6 分間歩行時SpO2が 90%未満となる 場合は,重症度を1段階上がるシステムであり, 6 分間歩行試験を可能な限り施行することが重 要である.従来は助成の対象となるのは重症度 III~IV度のIPF症例であったが,2015 年の改訂 では,軽症高額に該当する重症度I~II度のIPF症 例にも助成の適応が拡大になり,軽症例に対す る抗線維化薬の適応に道が開けてきた.

8.専門医への紹介のタイミング

 専門医への紹介の適応として,1)間質性肺 炎の初診時(評価のため),2)呼吸困難増悪時 (短期増悪時には緊急で),3)定期的な評価の ため,4)気胸等の専門的治療が必要になった 場合等が挙げられる.かかりつけ医と専門医が 役割を分担し,相互の足りない部分を緊密に連 表 4 特発性肺線維症の予後不良因子(文献 3 より引用) 初回評価時 呼吸困難 予測拡散能(DLco)<40% 6 分間歩行試験時経皮的最低酸素飽和度最低値≦88% 高分解能 CT(HRCT)における蜂巣肺の程度 肺高血圧症 時間経過 呼吸困難の増悪 努力肺活量(FVC)低下≧10% 拡散能(DLco)低下≧15% 高分解能 CT(HRCT)における線維化の進行

DLco:diffusion capacity for carbon monoxide HRCT:high resolution computed tomography FVC:forced vital capacity

表 5 重症度分類判定表(文献 2 より引用) 重症度 安静時 PaO2 6 分間歩行時 SpO2 Ⅰ度 80 Torr 以上 Ⅱ度 70 Torr 以上 80 Torr 未満 90% 未満の場合はⅢにする Ⅲ度 60 Torr 以上 70 Torr 未満 90% 未満の場合はⅣにする Ⅳ度 60 Torr 未満 測定不要

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携し補完することが有用と考えられている.

おわりに

 IPFの診断と治療における進歩について概説 した.有効とされる治療が存在しなかったかつ ては,IPFとIPF以外のIIPsを鑑別することが最も 重要なことであったが,近年ではIPFの診断精度 は大きく向上してきた.治療面では,症例毎に 抗線維化薬の適応と治療開始時期について議論 される時代になってきた.しかし,IPFの治療成 績は未だ満足できる状況ではない状況を鑑みる と,IPFに対する新たな診断・治療法が開発され ることを期待したい. 著者のCOI(conflicts of Interest)開示:石川暢久;講演 料(日本ベーリンガーインゲルハイム) 文 献

1) Travis WD, et al : An official American Thoracic Society/European Respiratory Society statement : Update of the international multidisciplinary classification of the idiopathic interstitial pneumonias. Am J Respir Crit Care Med 188 : 733―748, 2013.

2) 日本呼吸器学会びまん性肺疾患診断・治療ガイドライン作成委員会編:特発性間質性肺炎診断と治療の手引き(改 訂第 3 版).2016.

3) Raghu G, et al : An official ATS/ERS/JRS/ALAT statement : Idiopathic pulmonary fibrosis : evidence-based guide-lines for diagnosis and management. Am J Respir Crit Care Med 183 : 788―824, 2011.

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8) Richeldi L, et al : Nintedanib in patients with idiopathic pulmonary fibrosis : combined evidence from the TOMORROW and INPULSIS(®) trials. Respir Med 113 : 74―79, 2016.

9) Raghu G, et al : An official ATS/ERS/JRS/ALAT clinical practice guideline : Treatment of idiopathic pulmonary fibrosis. An update of the 2011 clinical practice guideline. Am J Respir Crit Care Med 192 : e3―19, 2015. 10) 厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策事業「びまん性肺疾患に関する調査研究」班・特発性肺線維症の治療ガ

イドライン作成委員会:特発性肺線維症の治療ガイドライン 2017. 2017.  

参照

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2) Jauch  EC,  et  al : Guidelines  for  the  early  management  of  patients  with  acute  ischemic  stroke : a  guideline 

水素濃度 3%以上かつ酸素濃度 4%以上(可燃限界:水素濃度 4%以上かつ酸素

受電電力の最大値・発電機容量・契約電力 公称電圧 2,000kW 未満 6.6kV 2,000kW 以上 10,000kW 未満 22kV 10,000kW 以上 50,000kW 未満 66kV 50,000kW 以上

3:80%以上 2:50%以上 1:50%未満 0:実施無し 3:毎月実施 2:四半期に1回以上 1:年1回以上

3:80%以上 2:50%以上 1:50%未満 0:実施無し 3:毎月実施 2:四半期に1回以上 1:年1回以上

3:80%以上 2:50%以上 1:50%未満 0:実施無し 3:毎月実施. 2:四半期に1回以上 1:年1回以上