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指導案 5年 算数

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Academic year: 2021

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(1)

第5学年 算数科学習指導案 平成27年11月25日 1 単元名 「人文字」 2 単元を貫くテーマ 本単元を通して育てたい力は「人数と間の数の関係について,簡単な場合から複雑な場合を考えることができ る。」ことである。 3 単元について ①児童について Aコースの児童は, 少人数指導を始める際に,「基礎的なことはもちろん,やや発展的なことも学習したい。」 という児童の願いをもとに編成されたグループである。とはいえ,予習をしてほぼ理解でき,説明もできる児 童から,予習をしただけでは,問題を解くための見通しも十分に持てない児童もいる。しかし,教師の説明を よく聞き,理解しようとする意欲はどの児童からも感じることができる。また,わからないところは,わから ないと素直に言えるところもある。 Bコースの児童は,少人数指導を始める際に,「ゆっくり確実に学習したい。」という児童の願いをもとに編 成されたグループである。算数に対して苦手意識を持つ児童が多いが,各自のペースで学習できるので,意欲 的に学ぼうとする姿勢が徐々に身に付きつつある。しかし,少人数の中でも個人差が大きく,問題場面の把握 やノート記入に時間がかかる児童もいる。基礎・基本を身につける学習の時間が多いため,学んだ考え方を応 用したり広げたりする活動が十分できていない実態がある。また,自分の考えに自信が持てず,説明すること に対して苦手意識がある児童もいる。 ②単元構成について 「人文字」が目指すのは問題解決の思考法である。それは「関係を分析して,推理を積み重ねていくこと」 である。「人文字」は,その中の「簡単な場合から考える」という思考法を育成することをねらっている。児 童は第3学年で,間の数に着目して簡単に考える問題を学習してきている。本単元ではこの学習を発展させ, 「簡単な場合をもとにして,関係をとらえる」ことをねらっている。この思考法は,複雑な問題場面に於いて も問題の条件を簡単にして,問題解決のきっかけをつかみやすくするのに有効である。 ③指導について Aコースの指導に当たっては,算数が得意で,より発展的な問題を解きたいという意欲を持った児童がいる ことを想定し、やや難しい問題を提示する必要がある。また,つまずきやすいポイントでは,模型を利用して 視覚的にイメージしやすくなるよう配慮し,授業を展開したい。「教える」の場面では,児童との問答を通し て、理解度を確かめながら進め、「理解確認」の場面では,ポイントとしてまとめた部分を活用できる問題を 行う。「理解深化」では,自力解決からグループでの話し合い,そして発表へと順に行いたい。その際,誰も が話し合いに積極的に参加できるような課題(知恵を出し合わないと解けないもの)を提示したい。この活動 を通して,児童が日常生活の中で,算数・数学により興味が持てるように指導していきたいと考える。 Bコースの指導に当たっては,操作的な活動を大切にしたい。具体的には,折れ曲がった線を直線に並べか える操作や,人数と間の数のイメージがつかみにくいと思われる。そこで,図形構成板やワークシートを使い, 操作活動や作図作業を通して人数と間の数についての理解を深めていきたい。その際,直線に並べ替える意味 や操作の仕方をペアやグループを使って説明する場面も取り入れていきたい。

(2)

『教えて考えさせる授業』の指導法の特徴を活かし,まず,「教える」ではできるだけ簡単な形に置き換え て考える思考法の良さをしっかり教えたい。次に,「考えさせる」では,形や人数が変わっても既習の思考法 が有効であるような理解深化問題を扱い,児童の理解を深めていきたい。 4 指導の系統 5 単元の目標 一定の間隔で並んだ人の数と間の数の関係に目をつけて問題を解くことができる。 6 単元の評価規準 関心・意欲・態度 数学的な考え方 技 能 知識・理解 人数と間の数の関係につ いて,簡単な場合から複雑 な場合を考えることに関 心をもつ。 直線や輪になる場合の数 量関係をもとに,複雑な 人文字の人数や間の数を 考えることができる。 輪 に な る 場 合 の 数 量 関係をもとに,類似す る 人 文 字 の 人 数 求 め ることができる。 人数と間の数の関係につ いて,簡単な形で考えたこ とが複雑な形でも使える ことを理解している。 7 指導と評価の計画(全2時間) 次 (時)

ねらい

評価規準

関心・意欲・

態度

数学的な

考え方

技能

知識・理解

一 (1) 人と間の 数の関係 を簡単化 して考え, 説明する ことがで きる。 人数と間の数 の関係につい て,簡単な場 合から複雑な 場合を考える ことに関心を 持つ。 人数と間の数 の関係につい て,簡単な形で 考えたことが 複雑な形でも 使えることを 理解している。 (2) 本 時 並ぶ人の 数と間の 数を関係 づけて考 え,説明す ることが できる。 直線や輪にな る場合の数量 関係をもとに, 複雑な人文字 の人数や間の 数を考えるこ とができる。 輪になる場 合の数量関 係をもと に,類似す る人文字の 人数求める ことができ る。 【3年】 間の数 ●間の数に着目して考える 【5年】 人文字 ●人数と間の数の関係について,簡単な 場合から考える 【教】人文字の O の人 数を簡単化して考え ること 【考】U,F,O の字の学 習を生かして,P,A,R などの字を簡単化し て考えること 【教】人文字の U を分解 して,直線に置き換え れば簡単化できること 【考】U の字の学習を 生かして,F の字を 1本の直線に直して 簡単化すること 【教えること】以下【教】 【考えさせること】以下【考】

(3)

8 本時の学習(Aコース) (1)目標 並ぶ人の数を間の数と関係づけて簡単化して考え,説明することができる。 (2)準備 O,P,R,A の模型(紙テープと磁石),図形構成板,ワークシート(理解深化) (3)学習課題 ①習得させること 人文字「O」の並ぶ人の数を間の数と関係づけて簡単化して考え,説明すること。 ②予想される児童のつまずき (ア) O の文字のような輪の形は,「人の数=間の数」 ということが理解できない。 (イ) 簡単化(どこで切り離すのか、どこに移動させるのか)の仕方がわからない。 ③深化課題 A,R のような文字も簡単化すると輪になる形になり、複雑な問題でも簡単な場合で見つけた思考法を使え ば問題解決できることを知る。 ④予習 ノートに問題を写し、「わかっていること」「求めること」に線を引いてくる。 (4)展開 過 程 教師からの説明・課題提示 児童の学習活動 教師の支援(・),評価(※) 教 え る 15 分 ○予習を確認する。 ・教科書P135

イの問題文を提示する。 1 教師からの説明 ○輪になる場合は,人の数と間の数の 関係を考える。 〇点を打って,実際に数える。

ポ輪になる場の,人の数と間の数は等 +++++くなる。(前時との違いを はっきりさせる。) 〇予習してきたことをもとに,「わかっているこ と」「求めること」をみんなで確認する。 ・O は、U,F と違って、輪になっているなあ。 ○人の立つところに点を打って数えてみる。 32人 ・アルファベットのイラ ストを見せて問題をイ メージさせる。 ・前時の学習と似ている ところ,違うところを 比べ,本時の学習の見 通しをもてるようにす る。 ・模型を使って操作しな がら考えさせる。(ア) ・教室に掲示してある角 の一カ所を切って,一 直線にしたり,逆に一 直線の状態から輪にし たりすると,重なる部 分が出ることを,模型 を 使 っ て 説 明 す る 。 (ア) 輪になる場合の人文字の人の数と間の数の関係を考え,説明しよう。 右のような O の文字をつくると,子どもは 全部で何人ならびますか。 ならぶ間かくは、1mとする。 角の一カ所を切って開き、一列にすると,片方に人が いないことになり,一直線の場合より一人少ないことに なるので,人の数と間の数は等しくなる。

(4)

考 え さ せ る 2 5 分 2 理解確認 ○輪になる場合を利用して,求める。 3 理解深化 ○考え方をペアで説明し合い,発表す る。 ・P は、切り離してつなげると、輪にな る場合だから、 10+6+6+6=28 28人 ・上の輪の部分と下の直線で考えて、 6+6+6+6+4=28 28人 〇個人で考える。 ○グループで相談し合う。 ○全体で話し合う。 [A]・真ん中の―を下に移動させると,輪の形にな るから,6+6+6+6+4=28 28人 ・上の三角形の輪の部分に下の2つの直線を足し て, 6+6+4;6;6=28 28人 [R]・8mの―を切って下に移動し,真ん中の6mの―を開 くと,輪の形になるから 10+6+6+6+8=36 36人 ・上の正方形の輪の部分に,下の2つの直線を足して, 6+6+6+6+4+8=36 36人 ・どう考えたか,友だち に説明する。 ※【技】輪になる場合の 数量関係をもとに、類 似する人文字の人数を 求めることができる。 (ノート、発表) ・グループの話し合いで は,答えだけでなく, なぜそうなったのかも 話し合わせる。 ・模型を使って操作しな がら考えさせる。(イ) ・全体の発表では,個人 で発表させる。 ※【考】直線や輪になる 場合の数量関係をもと に、複雑な人文字の人 数と間の数を考えるこ とができる。(ワークシ ト、ホワイトボード, 発表) 自 己 評 価 5 分 4 自己評価 ○振り返りをする。 ○本時の学習でわかったこと等を単元 シラバスに記入する。 ・人の数と間の数の関係は,輪になる場 合は、人の数と間の数は等しくなるこ とがわかった。 ・どんな文字も簡単化して考えることが できることが分かった。 ・一直線になる場合、輪になる場合はわ かったけど、他の場合もあるのだろう か。調べてみたくなった。 ・本時の理解状況を自己 評価する場をもち,メ タ認知の力を育てる機 会とする。 次のような A や R の人文字を つくるには、何人の子どもがなら べばよいか考えましょう。 間かくは1mとする。 右のような P の文字をつくると, 子どもは全部で何人ならびますか。 間かくは,1mとする。

(5)

8 本時の学習(Bコース) (1)目標 並ぶ人の数を間の数と関係づけて簡単化して考え,説明することができる。 (2)準備 O,P,の模型(紙テープと磁石),図形構成板,ワークシート(理解深化) (3)学習課題 ①習得させること 並ぶ人の数を間の数と関係づけて簡単化して考え、説明すること。 ②予想される児童のつまずき (ア) O の文字のような輪の形は,「間の数=人の数」 ということが理解できない。 (イ) 簡単化(どこで切り離すのか、どこに移動させるのか)の仕方がわからない。 ③深化課題 F と O を兼ね備えた人文字 P について考え、複雑な問題でも簡単な場合で見つけた思考法を使えば問題 解決できることを知る。 ④予習について ・ノートに問題を写し,前時の問題とちがうところを考えてくる。 (4)展開 過 程 教師からの説明・課題提示 児童の学習活動 教師の支援(・) 評価(※) 教 え る 15 分 ○予習を確認する ・教科書P135

イの問題文を提示する。 1 教師からの説明 ○輪になる場合は,間の数と人の数は等しくなる 理由を考える。 ○模型や図形構成板を使って,実際に数える。 ・人数と間の数を数えてみよう。 ○予習してきたことをもとに,本時 の学習課題をつかむ。 ・O は,U,F とちがって輪になっ ているよ。 ○理由を考える。 ・角の一ヶ所を切って開いてみる。 ○人の立つところの点(釘の頭)を数えて みる。 10人 ・アルファベットの イラストを見せ て問題をイメー ジさせる。 ・前時の学習と似て いるところ,違う ところを比べ,本 時の学習の見通 しをもてるよう にする。 ・模型や図形構成板 を使って操作し ながら考えさせ る。(ア) ・教室掲示してある 前時の掲示物を 使い,角の一カ所 を切って,一直線 にしたり,逆に一 直線の状態から 輪にすると重な る部分が出たり することを説明 する(ア)

輪になる場合の人文字の人数と間の数の関係を考え,説明しよう。

右のような O の文字をつくると,子どもは 全部で何人ならびますか。 ならぶ間かくは、1mとする。 切って一直線にすると端の1人がいない。

(6)

ポ輪になる場合は,間の数と人の数は等しくな る。(前時との違いをはっきりさせる。)

間の数=人の数

3+2+3+2=10 10人 ・一列にすると片方に人がいないことにな り,一直線の場合より1人少ないことに なるので,間の数と人の数は等しくなる。 考 え さ せ る 2 5 分 2 理解確認 ○輪になる場合を利用して,求める。 ・O の求め方 10+6+10+6=32 32人 3 理解深化 ○簡単な場合にして考える。 ・輪でない部分を切り離したり,O 型の図形に 変形したりして考えると,

間の数=人の数

になる。 28人 ○考え方をペアで話し合い,発表す る。 ・O は,輪になる場合だから、 間の数と人の数は等しくなり、 10+6+10+6=32 32人 ○グループで考え方を相談し,説明 の仕方を考える。 ・P の輪でない部分を切り離すと O と直線にできるぞ。 6+6+6+6+4=28 28人 ・真ん中の-を左下に移動し,右下 の点を移動させれば O 型の図形 になるぞ。 10+6+6+6=28 28人 ・どう考えたか,友 だちに説明する。 ※【技】輪になる 場合の数量関係 をもとに,類似 する人文字の人 数を求めること ができる。 (ノート、発表) ・グループの話し合 いでは,答えだけ でなく,なぜそう なったのかも話 し合わせる。 ・全体の発表では, グループで協同 して発表させる。 ※【考】直線や輪に なる場合の数量の 関係をもとに類似 する人文字の人数 と間の数の関係を 考えることができ る。(ワークシート, ホワイトボード,発 表) 自 己 評 価

5

分 4 自己評価 ○振り返りをする。 ・単元シラバス「めあて」の欄に自己評価を◎, ○,△で行い,振り返りを書く。 ○本時の学習でわかったこと等を 単元シラバスに記入する。 ・間の数と人の数の関係は,一列に なる場合と輪になる場合がある ことがわかった。 ・他の文字も簡単な形にして分類す ることができるか考えてみたい。 ・本時の理解状況を 自己評価する場 をもち,メタ認知 の力を育てる機 会とする。 右のような P の文字を つくると,子どもは全部で 何人ならびますか。 間かくは,1mとする。 3+2+3+2=10 10人 間の数は10 下のような O の文字をつくると,子どもは 全部で何人ならびますか。 ならぶ間かくは,1mとする。

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