• 検索結果がありません。

分子動力学シミュレーターLAMMPSのGPUによる高速化

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "分子動力学シミュレーターLAMMPSのGPUによる高速化"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)HPCS2013 2013/1/15. 2013年ハイパフォーマンスコンピューティングと計算科学シンポジウム High Performance Computing Symposium 2013. 分子動力学シミュレーターLAMMPS の GPU による高速化 大塚 順 住友電気工業株式会社 1.. はじめに 分子動力学シミュレーションによる非晶質材. 料の構造解析技術の構築に取り組んでおり、微量 元素の拡散定数を定量的に予測することが目標。. 解析技術研究センター と比べて約 22 倍高速化した。ハードウェアの理 論性能は CPU(8 並列計算)が 54GFLOPS、GPU が 665GFLOPS であり、性能差は GPU が 12.3 倍。GPU によるスピードアップは 17/1.1=15.5 倍なので、ベンチマーク結果は妥当と言える。. 大規模化である。現状は、6000 原子(微量元素 は 6 原子)を 300ps(時間ステップは 0.001ps) 計算するのに市販ソフトを使用して 24 時間も要. 計算時間(hour). シミュレーション上の課題は、計算の高速化と. 100 50. 図 1. Graphics Processing Units)を適用し、計算の高 速化と計算規模の拡大による統計性改善につい. 1.1. 計算時間の比較(M は市販ソフト,. L は LAMMPS). たな並列ハードウェアとして近年注目を集めて いる GPGPU(General-Purpose computing on. 24. 17. L-1CPU L-4CPU L-8CPU L-1GPU (参考) M-4CPU. 傾き)を検討するには計算規模が小さく統計精度. 本発表では、高い演算性能を安価に得られる新. 34. 0. する上に、微量元素の拡散係数(平均二乗変位の. が低いことが問題。. 136. 150. 計算規模を大きく(当初の 10 倍に)したとき の微小元素の平均二乗変位の変化を図 2 に示す。 計算規模が大きいとカーブのバラツキが小さく なり、統計精度が向上していることがわかる。. て検討した結果を報告する。 2. msd(Å ). 800. 2.. GPU 計算 シミュレーターはオープンソースの. 600 200 0 0. LAMMPS を使用した。ポテンシャル関数は Born-Mayer 型を採用し、長距静電相互作用の計 算は Particle-Particle Particle-Mesh 法を用いた。 計算負荷全体に対して長距離相互作用計算の占 める割合が大きいが、GPU 計算で高速化できる ので、計算時間の短縮化が可能となる。GPU は NVIDIA 社の Tesla M2090 を使用した。 3.. 結果と考察 図 1 に 300ps のシミュレーションに要した計. 算時間を比較する。GPU 計算により当初の計算. ⓒ 2013 Information Processing Society of Japan. x1 x10. 400. 図 2 4.. 20. 40 60 Time(ps). 80. 100. 微量元素の平均二乗変位. おわりに LAMMPS で GPU 計算を行い、当初の約 22. 倍の高速化を達成した。計算規模を大きくするこ とで、微量元素の平均二乗変位のバラツキが小さ くなり、統計精度が向上することを示した。今後、 倍精度浮動小数点演算性能が M2090 の約 2 倍の K20X についても検討する。. 65.

(2)

参照

関連したドキュメント

警告 当リレーは高電圧大電流仕様のため、記載の接点電

◼ 自社で営む事業が複数ある場合は、経済的指標 (※1) や区分計測 (※2)

原稿は A4 判 (ヨコ約 210mm,タテ約 297mm) の 用紙を用い,プリンターまたはタイプライターによって印 字したものを原則とする.

テューリングは、数学者が紙と鉛筆を用いて計算を行う過程を極限まで抽象化することに よりテューリング機械の定義に到達した。

※ 硬化時 間につ いては 使用材 料によ って異 なるの で使用 材料の 特性を 十分熟 知する こと

15 校地面積、校舎面積の「専用」の欄には、当該大学が専用で使用する面積を記入してください。「共用」の欄には、当該大学が

利用している暖房機器について今冬の使用開始月と使用終了月(見込) 、今冬の使用日 数(見込)

利用者 の旅行 計画では、高齢 ・ 重度化 が進 む 中で、長 距離移動や体調 に考慮した調査を 実施 し20名 の利 用者から日帰