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青森サミット2016 〜青森県民による青森県民のための包括ケアを考えませんか?〜

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Academic year: 2021

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(1)公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団 2015 年度在宅医療助成(後期)テーマ指定公募② 「地域包括ケアを目的とした在宅医療推進のための多職種研修会への助成」 完了報告書. 青森サミット 2016 ~青森県民による青森県民のための包括ケアを考えませんか?~. 申請者:斉藤竜也 所属機関:自主団体 Link with ~つながろう青森~ 提出年月日:2016 年 10 月 25 日. 1.

(2) 1. 青森サミットとは (1) 青森サミット 2016 の目的等 青森サミットの第 1 回目は、企画・主催「ライフリンクとわだ」という自主団体のもと、青森県 十和田市にて 2015 年 11 月 21 日に開催されました。サブタイトルは「青森の地域包括ケアを 考える」、約 200 名の参加となりました。内容は主に青森県内の保健・医療・福祉に携わる者 が地域をより良くしたいという想いで形成された自主団体による取り組み発表です。青森サミ ットは、自主団体同志のつながりをつくり、また深め、地域の方に自主団体の存在と取り組み を知っていただく機会となりました。 そして「青森サミット」は県内持ち回りで、第 2 回目は青森市にて自主団体「Link with ~つ ながろう青森~」主催のもと開催することに決まりました。 〇主催:自主団体 Link with ~つながろう青森~ 〇共催:青森県、青森県立中央病院、青森在宅緩和ケア懇話会 〇後援: 青森県相談支援専門員協会、青森県地域連携実務者協議会、青森大学、一般社団法人青 森県介護福祉士会、青森県歯科衛生士会、一般社団法人青森市歯科医師会、一般社団法 人青森県薬剤師会、一般社団法人青森市薬剤師会、公益社団法人青森県栄養士会、七和 地区活性化協議会、公益社団法人青森県社会福祉士会、公立大学法人青森県立保健大 学、国立大学法人弘前大学地域保健医療教育研究センター、東青地域橋渡しネットワーク 推進連絡会、CREATIVE、ひろさきナラティブ.net 〇日程:2016 年 9 月 10 日 10:00~17:00 〇場所:リンクステーションホール青森大ホール(青森市) 〇目的:保健・医療・福祉の在り方を、地域に暮らす人が決める 〇目標:青森サミットで地域のために活動している団体がつながり、活性化し、その輪を暮ら す人まで広げていく ⇒青森県内 8 の自主団体がつながり、また地域の方に知っていただいたことで、今後の活 性化に期待できると感じています。 〇数値目標:地域包括ケアを「知らない」という地域住民 200 名以上参加、かつ 7 割以上の 方が興味を持つ ⇒アンケート結果より(図 5)、「地域の保健・医療・福祉への興味」が 80%以上ある方がサミ ット参加前は 40%であったが、サミット参加後は 66%と 1.5 倍に増えた事から、ある程度達成 できたと感じています。. 2.

(3) (2) 当日のプログラムと様子(YouTube でご覧いただけます) ① オープニング ◯高齢化社会に向けた地域の総力戦 今日本では、2025 年問題を目前として、高齢化がものすごいスピードで進んでいます、それ だけでなく少子化によって労働人口も減少し始めています。へき地ではその変化は特に顕著 で、すでに医療の疲弊、多死社会による看取りの人材・場所の不足、老老介護、認認介護な ど時代の最先端ともいえる問題が生じつつあります。この現状に対して、さまざまな解決策が 生まれています。総合診療、ナース・プラクティショナー、在宅医療・看護、遠隔医療、ICT、 ポケットエコーなどの小型医療機器、コミュニティデザイン、暮らしの保健室、宅老所・・・。これ らの新しいものを今後真っ先に取り入れていくのは誰でしょうか?医師・看護師・介護士など の専門職でしょうか?もしかしたら住民の、特に会場にいらっしゃる誰かかもしれません。 ◯なぜ、「専門職でなく住民が」なのでしょうか? 実は、今青森では、全国的にも稀にみる住民主導の新しい活動として「自分たちの暮らしを、 今よりもよくするために地域住民の手でつくられ、医療介護にとどまらずに活動する自主団体 による取り組み」が各地域で展開されています。今まで医療やケアを受ける立場であった住 民に変化が起き始めているのです。これら自主団体同士の横の繋がり(ネットワーク)を作るた め、2015 年 11 月に十和田市で第 1 回青森サミットが開催されました。 2016 年の第 2 回は「青森県民による青森県民のための包括ケアを考えませんか?」というテ ーマで、これら自主団体と専門職や地域との関わり方を考えていきたいと思います。 ◯自主団体だけが頑張っていっても地域はよくなりません。 下の図に、3 つの丸があります。これは内閣府から発表されているコミュニケーションの分類を 図式化したものです。自主団体はこのうちの目的を持って作られている、「テーマ型コミュニテ ィ」に入ります。しかし、地域のコミュニティは、近所付き合いのような「近隣関係コミュニティ」 や住んでいる場所によって作られる「地縁型コミュニティ」も含み、多くのコミュニティが複雑に 重なるようにして成り立っています。テーマ型コミュニティだけが活発になっても他のコミュニテ ィへ効果は波及しません。地域にあるコミュニティ同士がつながって動いていかないかぎり、 地域に起きる問題解決もくらしの発展もみこめないのです。 ◯あなたの”やりたいこと”と”役割”は? 本日午後からは自主団体の方々の発表が予定されています。さまざまな地域でそれぞれの やり方で自分たちの活動を行っている方々です。自分たちの地域を面白く、かつくらしやすく しようと、どのような活動をしているかぜひ聞いてみてください。そして、専門職・地域住民の 方々には、こういった自主団体とのかかわり方を、すでに自主団体に所属されている方々に は、今後他のコミュニティとどうかかわっていくかを考えるきっかけになればと思います。 3.

(4) ② 講話:「青森県が目指す保健・医療・福祉包括ケアシステム」青森県知事 三村申吾. 4.

(5) ③ シンポジウム:「青森県民と考える包括ケア」 青森慈恵会病院 医療局長 小枝淳一「青森在宅緩和ケア懇話会 10 年の歩み」. 大田区地域包括支援センター入新井 センター長 澤登久雄 「新たなネットワークモデル!~28 年度厚生労働白書 モデル事例~」. 社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス東埼玉総合病院 在宅医療連携拠点事業推 進室室長 中野智紀「地域包括ケアからケアする社会へ~幸手モデルの取り組み~」. 5.

(6) ④ 寸劇:「笑って学ぼう認知症」じゅんちゃん一座. ⑤ 公益団体発表・自主団体発表:「つながる」 弘前大学. 青森県栄養士会. Link with ~つながろう青森~(青森市). 6.

(7) ひろさきナラティブ.net(弘前市). 七和地区活性化協議会(五所川原市). connect8(八戸市). ライフリンクとわだ(十和田市). 7.

(8) りんどうの会(むつ市). イカす大畑カダル団(大畑町). 幸畑ヒルズイノベーション(青森市). (3) 参加者について 事前申込:367 名 職種. 数. 医療. 99. 福祉. 147. 行政. 13. 一般. 108. 計. 367. 住まい. 数. 青森市. 197. 青森県青森市以外. 153. 青森県外. 17 367. 計. 8.

(9) (4) 青森サミット 2016 アンケート集計結果(回収 159 名分). 図 1.青森サミット 2016 参加者数(年代別). 図 2.青森サミット 2016 参加者の所属. 9.

(10) 図 3.青森サミットを知ることとなった媒体. 図 4.青森サミット参加回数. 10.

(11) 図 5.青森サミット 2016 参加者の、参加前後の「地域の保健・医療・福祉への興味」 (興味が高い程パーセンテージが高い). 図 6.青森サミット 2016 参加者が今後自主団体にどのように関わっていきたいか. 11.

(12) (5) 研修会終了後の効果等 ① 青森サミットに参加したことで、自主団体の企画に興味を持ち参加する方が増えまし た。 ② 青森サミットで発表した自主団体を招いての企画が実施されることになりました。(む つ下北地域包括ケアフォーラム) ③ 今後、より地域を巻き込んでの自主団体同志のコラボ企画を実施したいと考えてい ます。 ④ 「青森サミット」を広く知っていただく契機となったと感じています。毎年青森県内持ち 回りで実施予定ですので、 (6)感想等 青森サミット 2016 開催にあたり、共催・後援の団体から各 1~2 名実行委員としてご協力い ただきました。多くの方々と新たなつながり、より強いつながりが出来たのが一番の収穫です。 顔と腹の見える関係が築けたと実感しています。今後は青森サミットを通しつながった方々と 青森県の地域包括ケア具現化のために、地域のために、今まで以上に多職種協働していく 所存です。 また、青森県外で「地域包括ケア」の先進的な取組みをされている中野智紀先生と澤登久 雄さんをお招きでき、行政はじめ地域包括支援センター職員、地域住民に知っていただく事 ができたことも収穫と感じています。アンケート結果より、「自分たちの住む地域でもやってほ しい、やりたい!」と感じた方も多くいらっしゃいました。テーマが「青森県民による青森県民 のための包括ケアを考えませんか?」なので、「自分たちの住む地域でもやってほしい、やり たい!」と感じた方が多くいたことは嬉しい限りです。あとは実践あるのみです。 反省点・今後の課題ですが、参加者が約 500 名と目標の 2,025 名には遠く及ばずだったこ とです。知っていただくための媒体はホームページ・Facebook の他、共催の青森県からは新 聞・ラジオ広告、ポスター・フライヤー配付を県内市町村・地域包括支援センター・居宅介護 支援事業所等、青森県立中央病院からはポスター・フライヤー配付を県内各病院等へと、計 ポスター1,000 部・フライヤー15,000 部を配付したにも関わらずです。 つまりは「地域包括ケア」について知らない方が多い、興味のある方が少ないという事が言 えると考えます。「地域包括ケア」の主役は地域住民ですので、主役無しで専門職だけが地 域のために行動しないよう心掛けなければといけません。地域に必要な事・モノを知るために、 地域に暮らす住民と対話をする場をつくる事が課題です。そしてその場をつくる事ができる一 つのツールとして自主団体がある事を、継続して広めていきたいと考えています。 この度、私たち青森県の自主団体が開催する「青森サミット 2016」のために助成をしていた だきました「公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団」に感謝致します。そして今後も継 続して地域のために活動を続ける事を宣言致します。 自主団体 Link with ~つながろう青森~代表 斉藤竜也 12.

(13)

図 1.青森サミット 2016 参加者数(年代別)
図 3.青森サミットを知ることとなった媒体
図 5.青森サミット 2016 参加者の、参加前後の「地域の保健・医療・福祉への興味」

参照

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