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超高感度HPLCを用いたビタミンEの生体内フリーラジカル捕捉反応解析

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Academic year: 2021

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Title

超高感度HPLCを用いたビタミンEの生体内フリーラジカル

捕捉反応解析( はしがき )

Author(s)

山内, 亮

Report No.

平成15年度-平成16年度年度科学研究費補助金 (基盤研究

(C)(2) 課題番号15580103) 研究成果報告書

Issue Date

2004

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/747

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

はじめに ビタミンEは脂溶性のフリーラジカル捕捉剤として生体内脂質過酸化反応の抑 る。すでにモデル反応系では、1分子のビタミンEが2分子の脂質ペルオキシル 捕捉することを反応生成物であるビタミンE-脂質ペルオキシルラジカル付加体 明らかにされている。しかし生体ではビタミンEの含有量が脂質分子の1000分( 微量であるため、そのフリーラジカル捕捉反応生成物からビタミンEの役割を明 ことはこれまで非常に困難であった。本研究は、.我々が開発したビタミンE-フ ル捕捉反応生成物の高感度分析法を生体内脂質過酸化反応におけるビタミンE反 挙動解析に応用して、ビタミンEの生体内抗酸化機構の解明を目的とするものでi まず、ビタミンE-フリーラジカル捕捉反応生成物をHPLCで分離した後、オ 還元してヒドロキノン体として電気化学検出する高感度分析法(ECD-HPLC法) ラットの臓器(肝臓、心臓、腎臓、肺臓)から調製したホモゲネートの脂質過酸 けるビタミンE反応生成物を分析した。その結果、各臓器ホモゲネート中では、」 に伴って内在性ビタミンEが減少し、その反応生成物としてα-トコフェリルキノ よび5,6-エポキシーα-トコフェリルキノン、さらにはビタミンEとリン脂質ペ/レ ジカルとの付加体を検出することができた。これらのビタミンE反応生成物の挙 よって異なっており、ビタミンEの作用が臓器によって異なる可能性が示唆されニ ストレプトゾトシン投与によって作成した糖尿病モデルラットを用いて、高血掛 レス下におけるビタミンE反応生成物の挙動をECD-HPLC 法を用いて解析した。■ 正常ラットに比べて糖尿病ラットでは、ビタミンE反応生成物のうちα-トコフェ が高い割合で検出され、この動物モデルにおいてもビタミンEが抗酸化作用を矧 能性が示された。 以上の本研究によって、生体組織の脂質過酸化反応あるいは酸化ストレス動物⊥ けるビタミンE反応生成物の高感度分析が可能になったので、この成果が今後の∠ 過酸化反応におけるビタミンEの抗酸化作用機構の解明に役立てば幸いである。 おわりに、本研究を遂行するにあたり様々な実験上の協力をしてくれた岐阜大± 李 軍剛および尾関昇孝の両氏に感謝します。

参照

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