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米国法における会社の パートナーシップ参加

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(1)

米国法における会社の  

パートナーシップ参加  

市 川 兼  

Ⅰ序  

企業結合の法的仕組を経済的構造との関連において,探究しようと思う。企   業結合の法規制ほ.,今後の企業法,経済法の重要課題であると思われる。この   課題紅とって1′経済法(独禁法)的研究ほ不可欠である。しかし,当面は会社   法的側面からの探究を中心にしようと思う。そのためまず米国法に.おける会社  

(以下特に,断わらない限りcorporationを意味する)のパ・qトナーシップ参加   を戟上げる。いうまでもなく,米国は独占資本主義が最も典型的紅成立した,  

世界最大の資本主義国であり,企業結合の法規制に.ついて豊富な経験を有する   国である。この課題に.ついての米国法の検討を1つの辛がかりとして,商法第   55条の立法論的検討を試みるつもりである。   

既に一個の経済単位として確立した企業−その米国における基本的な法的   形態が会社と考えられる−【が,結合する方法として−,パーートナーシップほ,  

簡易な方法,すなわち契約による方法であり,それが個人間での共同企業の初   歩的方法であると同じく,企業間の合同またほ共同の初歩的方法でもある。米   国コモン・ロ・一上,営利を目的とする共同企業ほ,会社または.リミテッド・パ  

−トナ−シップとしての,制定法上の要件を備えないかぎり,パートナーシッ  

(1)  

プとされ,パ・−・トトーシップ法の適用を受ける。  

最近,土建業などを始めとして,国際的および国内的な合弁事業が増加して   いる。合弁事業が契約をもって行なわれるとき,米国ではそれにパ⊥十ナ−レ  

(1)坪田潤二郎「合弁事業の法的プランニング」国際商事法務3巻309(1975),CRANE  

&BROMBERG,LAW OF PARrNERS重工fP158以下参照。   

(2)

第49巻 第5・6号  

ー・6β −・   516  

ップ法が適用される。だが,合弁事業ほ多くの場合,当事者間にまず合弁契約   が締結され,この契約に基づいて合弁事業を遂行する手段として,合弁会社が   設立される。そして合弁会社設立後も当事者の関係を定めるものとして了,しば  

しば合弁契約が合弁会社と並立して存続する。このような場合の合弁契約に.対  

(2) しても,米国ではパ−トナーシップ法が通用される。   

米国でほ企業間の共同活動の増加紅つれて,会社のパ一十ナー」ンッブ参加問  

(3)  

題の検討が,ますます重要となっている。  

ⅠⅠ一般原則(GeneralRule)   

①一般原則とその根拠   

コモンエロー上,会社ほ.,制定法またはチャーターによって授権されないか  

く4)  

ぎり,パ−トナ−となることはできなV 

(5)  

スとして:引用されるのが,Whittenton Mills v.Uptonである。この事件の   概要を紹介する。   

申立(petition)の概要は次のとラリである。   

先にWilliam Masonが,パートナ−としての製造会社(manufacturing cor−  

poration)とMason自身紅対し,支払不能訴訟手続(proceedingSininsolvency)  

(2)参照,ハソタ−・へイル「米国のパ−トナー−レップ」国際商事法務3巻78(1975),   

坪田前掲注(り309−308。  

(3)TheCommitteeon Partnerships and UnincorporatedBusinessAssociations    of the Section of Corpocation Banking and Business Law,MayaCorporation    be a Partne‡?17BusrNESS LAWYER514(1962)。  

(4)MoRAWETZE,PRIVATE CoRPORAIION § 421(1884),BALLANTINE,ON    CoRPORATIONS §87(1946),STEVENS,ON CoRPORATIONS § 57(1949),H・   

HENN,LAW OF CoRPORATIONS351−352(1970),6FLETCHER,CYCLOPEDIA    CoRPORATIONS §2520(Perm.1950),4T王王OMPSON,ONCoRPORATIONS S2421   

(1927),W小 E。Shipley,Annotation,Corporation,s Power to Enterinto    Partnership orJoint Venture,60AL‖Rい2d919(1958),Note,Power toC?rpO− 

rations to Become Member of Partnership,25TuLL.L.Rev.272(1951),   

ModelBus.、Corp.,Act Ann.2d §4(p)(1971),19Am.Jur.2d §′1047。なお   この問題に関する判例については,FIEJTCHERおよびSbipleyが詳しい。  

(5)76Mass.582(1858)。なおこの判決の一・部ほ後掲20に.おいても引用している。   

(3)

米国法に.おける会社のパートナーシップ参加   −6−9−−  

517  

を申立てた。その事続において任命された破産管財人(assigneeS)が,会社   財産に.干渉するのを止めさせるため,会社がその手続の取消を申立てこた。   

事実の概要は次のとうりである。   

TheWhittenton Mills CorIpOr・ationほ,綿製品を製造する目的のため,1836   年9月に.設立された。1845年6月にWhittenton Mi】1sとWi11iamMasonほ,  

(8)  

William Mason&Companyの名の下軋,鋳物工場(foundry)と機械販売店  

(machine shop)を共同経営(joint business)することに同意した。Mason   は技術と特許権のみを提供し,Whittenton Millsが必要な資金のすぺてを前   貸した。利潤は,Maspnに.認められた給料と特許料を差し引いたのち,両者   に平等K.分配されlた。Whittenton Millsに.とって,この鋳物工場と機械販売   店を支配し,Masonの特許権を利用できることほ,おおいに便宜であった。  

や Whittenton Millsほ,その必要とする機械類の大部分をWilliam Mason&  

Companyから購入した。William Mason&Company ほ,そのはかにも大   意の機械類を製造し,他の者紅売却した。1852年まで,William Maso王l&  

Companyほ非常に順調であり,パートナqとしてのWhittenton MillsにL,  

毎年多くの利益を配当した。1852年まで,WiⅢaJilMason&Companyは,  

綿工場向け機械類のみを製造していたが,その年に.機関凍(locomotive engine)  

の製造を始め■た。William Mason&Companyほ,1−852年以後欠損を生じ,  

1857年紅支払不能(insolvency)となった。   

判決の要点は次のとうりである。   

「このチャータ−(The Whittenton Mills Corporationを設立するcharter  

‥‥‥‥牒川注)が創立するような団体(society)とパートナ−シップという団体   との間紅は,ひとつの明白かつ重要な差異が存在する。会社の行為ほ,値按投   票(direct vote)/によるのであれ,その目的のため授権された代理人に,よるの   であれ,団体の集合意思(collectedwi11)の表明である。そのようなものとし  

(6)companyという言葉ほ,一・般的な用法によれほ,法人格の有無に関係なく,団体   

(association)を意味するものとして,使われる。PoLLOX,ONPARTふERSHIP26   

(1952)。大塚市助「英・米パ−トナーシップ法論序説」国学院法学9巻1号17(昭和  

46年)。   

(4)

第49巻 第5・6号  

トー 7()−一、   518  

ての会社のメンバ−・ほ団体を拘束できない。パ−トナ・−シップにおいては,各   々のメンバ」−ほ本人(principal)として団体を拘束する。もし会社が個人とパ  

−トナーシップを形成できるとすれば,2人の本人,つまり各々が団体事業の   範囲内において,団体財産の処分さえも含めて,その事業を経営する十分な授  

(7) 姪を有する,法人と自然人が存在するであろう。」   

「改訂制定法策38号(chapter)第2条(section)は次のように規定してい   る,あらゆるそ・のような製造会社の事業は,その社長(president)と取締役  

(directors),および会社がそ・の目的のため特に授権した他の役員(officers)  

と代理人(a:gentSandfactors)紅よって:,経営され,指醸されるべきである。  

パ、−トナ−−シップが存在する場合,本条の規定が実行されえない,ということ   は明らかである。パ−トナ・」−ほ会社の事業を経営し指揮すること,およ.び彼の   行為に.よって会社を拘束することができる。そうするさいに,彼は.,会社から   受けた授権によって会社の役員もしくは代理人として行為しているのではな  

くて,全員が平等であり,各々がそ・の個人的な意思紅よる行為に.よって団体  

(8)  

(society)を拘束できる,そのような団体の本人として行為している0」   

「はんとう紅,製造会社の規制紅対する,我制定法全体の趣旨,我議会の   確立した政策は,次のとうりである,会社.はその事業を独立的かつ排他的に  

(separately and excl11Sively)経営すべきであり,・一・定の権限咋.株主に・、よっ   て,他の権限ほ,会社の使用人(serVant$)であり,会社の名払おいてそのた  

めに行為する,役員によって行使されるべきである。そして,会社もしくはそ   の任命した役員がその権限を奪われるような,あるいは,会社のフランチャイ   ズがその事業を指揮し支配する平等の権限をもつパートナ一にゆだねられるよ   うな,契約の形成もしくほ.関係への参加はその政策と完全に.矛盾する。」    (9 

以上のような理由から,パ−トナ1−シップ参加契約は,会社がそのチヤ−タ   ーで明示的または黙示的に(expr・eSSly or byimplication)与えられた権能  

(7)前掲注(5)595。  

(8)同595−596。  

(9)同597。   

(5)

米国法における会社のパートナ−シップ参加   −7ユー   519  

(10)  

(powers)を越えており,違法かつ無効である(illegaland void)とされ,  

(11)  

全株主の同意によっても有効にはならないとされた。したがって,Masonの申   立紅基づく支払不能訴訟手続は,Whittenton Millsの財産に影響する限り軋  

(12) おいて取消されねばならないとされた。   

会社がパ−トナーシップに参加できないことの根拠として,一・般に次のよう   なことがいわれて‥いる。たとえば,MoRAWELrZによると「会社が,他のカン㌧ペ   ニイもしくほ個人とのパー・トナ−シップに.参加する権限を黙示的に与えられて   いない,ということほ明らか軋思われる。パ−トナ−シップの存在は,正規紅   任命された役員に.よる会社の経営に干渉するのみならず,株主自身の権限を侵   害し,カムバニイの支配しない代理人による新たな責任にカンパニイを巻き込   

(13) む。」。また,次のように.述べるものもある。パーートナノーは会社を拘束する極限を  

有し,かくして,取締役会に.排他的紅ゆだねられている会社事業の経営に関与  

(14)  

する。パー11ナー・Vップへの参加において,会社の主体性(identity)が失わ   れるかまたほ他のものと融合される,そして事業指揮ほその設立法によって規  

(15)  

足された者以外の事におかれる。そして総括的に.次のように.いわれる。パ−・ト   ナーシップ合意ほ,制定法によって会社取締役紅与えられた経営権限を会社取  

(1¢) 締役から奪い,株主を予期していない危険に服せしめる。   

要するに,会社のパートナーシップ参加を禁止する主な理由として,次の4   つがあげられる。すなわち,(1)会社とパ−・トナ−シップほ佐賀上両立しな   い。(2)会社ほその事業を独立的かつ排他的に経営すべきである。会社のパ  

−トナ−レップ参加は,(3)制定法が経営梅限行使者と定めた取締役から経営  

(10)同598。  

(11)同600。  

(12)同所。  

(13)MoRAWET・ZE,前掲注(4)§421。  

(14)SrEVENS,前掲注(4)§57。  

(ユ5)F王.ErC王王ER,前掲注(4)§2520。  

(16)ModelBus・Corp.Act Ann.2d §4(p)TT2,19 Am.Jur。2d §1047,R.   

JENNINGS&N.LATTIN,CASES AND MATERIALS ON CoRPORAでIONS213−214   

(1959),Sbipley,前掲注(4)919,927,930。   

(6)

第49巻 第5・6号   520  

− 72 −  

権限を奪い,(.4)株主を予期しない危険に服せしめる。これら4つの理由の   うち,より根本的な理由はどれであろうか。株主の予期しない危険は,会社の   パ・−トナ−」/ップ参加との関連でとりあげられる限/り,会社がその目的の範開   外の事業紅参加することにあるのではなく,株主の支配していないパ−トナ−  

の行為によって会社が拘束されることに.ある。これはつまり,株主の選出した   正規の取締役以外の者が経営極限をもつことを問題としているのである。とす   れば,こ.の理由は,会社のパ−トナ−レップ参加は制定法が権限行使者と定め   た取締役から経営権限を奪う,という(3)の理由に吸収される。ところでこの  

(3)の理由は,パートナ−・が会社経営紅干渉するこ.とを問題としているのであ   るから,結局のところ,会社ほその事喪を独立的かつ排他的紅(separately  

andexclusively)経営すべきである,とする(2)の理由隼,すなわち,会社   の独立性を確保しようとする立法政策紅,吸収される。したがって.,】・般原則   の根本的理由ほ,会社とパ−トナ・−シップとが性質上両立しえない,とする  

(1)の性質上の理由と,会社の独立性を確保しようとする(2)の立法政策上の   理由との2つ紅なるものと思われる。  

④・山・般原則の適用除外   

会社によってなされた合意が,会社役員から会社事業の指揮(dif・eCtion)を  

(17)  

奪うものでないとすれば,その合意は問題ない。したがって.,会社は,パート   ナ・L−シップ事業の全経営が会社にまかされている場合には,パーートナーシップ  

(1畠)   (19)  

に参加できる。その1例はMarkowitzv.GreenwallTheatIicalCircuit Co.  

である。本件払おいて.Gi11判事は,すべての権威が一・般原則に周志している   ことを認めるが,しかし・一・般原則は正規の(0Ⅰ・dina叩)パ′−トナ−シップに関   するものであり,相互代理(mutualagency)が存存する場合のものであると  

(17)FIEIC耶R,前掲注(4)§2520,はぼ同旨STEVENS,前掲注(4)§57,Note,   

前掲注(4)275。  

(18)FLETCHER,前掲注(4)§2520,BALLANⅠINE,前掲注(4)§87,STEVENS,  

前掲注(4)§57。  

(19)ナ5S.W.74(Tex.Civ.App.1903)。   

(7)

米国法における会社のパーートナーシ ップ参加   −7」ヲ¶  

521  

(20)  

する。そして,他のパートナL−が匿名パ−トナー(silent or secret partner)  

であり,パートナーーレップのため行為する権限を与えられていない場合には.,  

そのようなパ・−トナーシップが,会社の側から,一−・般原則によって禁止されな   いことほ明らかであるとして−,損益分配の合意ほパートナ−シップであり,会  

(21)(22)  

社を拘束しないとの主張をしりぞけている。   

会社ほ特定目的のための・一・時的なパノートナ−シップである汐ヨイント。グェ  

(23)   (餌)  

ンチ・ヤー・に参加できる。なぜならば,ジ  ョイント・ヴュンチヤ−ほ,一・般に,  

(25)  

会社事業に関する権限の不当な放棄(undueabdication)を含まない。・その1  

(26)  

例はBates v.Coronado Beach Co.である。本件に.おいて,会社と個人との   間の契約であって,特定の土地を共同で購入し処分する契約が有効かどうか争  

われた。裁判所ほ次のように述べた。「会社設立目的を瞳接もしくほ間接に遂行   する効果を有し,事業(Venture)の利益と損失が両当事者庭平等に生じるt  とを内容とする契約を,会社が個人と締結するのを排除する法原則は存しな  

(27)  

い。」。つまり,会社が,経営権限の不当な放棄を含まない限り,その設立月的を  

(20)同77・一78。  

(2ユ)同78〜79。  

(22)西FデイツのGmbH&Co.あるいはGhlbH&Co…KG.は,有限会社が唯一・の   無限茸任社員である合資会社を指すとすれば,それと同様のものは,こ.の判例の趣旨   から考えると,米国の−L般原則の下でも,合法となる。G叩bH&Co.については,   

増田政章「西ドイツにおける有浪合資会社について」比較法政(近大)8号146(1976)  

および泉田栄一イGmbH&Coル とわが商法上の問題点」富大経済論集21巻2号41   

(1975)参照。  

(23)joint ventureという言葉は,joint adventure,ioint enterprise,ioint trade,  

joint business,Sindicate,pOOl等と同意義に用いられることもあり,また,しば   しば,joint venture co声pOration,すなわら2つ以上の会社が共同出資して設立し   た会社という意味にも用いられるが,ここでは,unincorpoIated.ioint ventureを   意味する。参風,抜山映子「汐ヨイント・ヴェンチャーの法的性格」ジ′エリスト369    号(1967.5.1)112,大塚前掲注(6)27。  

(24)BAI・LANTINE,前掲注(4)§87,FLELTL℃frER,前掲注(4)§2520,Shipley,前   掲注(4)936。  

(25)BAエ1LANTINE,前掲注(4)§87。  

(26)109Cal.160,41P.855(1895)。  

(27)41P.856。本件は,会社がパ−トナ・−シップ事業の全権限を有する場合としてしば   しば引用される(BALI.ANTINE,前掲注(4)§87,FLETCXER,前掲注(4)§2520,   

ModelBus.Corp.Act Ann.2d §4(p)W4.01)。しかし土地購入は個人K.よって   

行なわれでおり,Sbipley,前掲注(4)938のように,汐ヨイント・・グエンデヤ−の場  

合と解すべきと思われる。   

(8)

第49巻 第5・6号  

・− 74・−   522  

遂行するため,他者と共同事業を行う契約を締結することは,契約自由原則の   範囲内というこ.とに.なる。   

会社ほ汐ヨイント・ヴェンチャー・に参加できるけれども,その参加紅よっ   て,その資産の重要部分(substantialpart)の排他的支配(exclusive control)  

が他者にゆだねられることとなる場合には,会社はそのようなジョイント・グ  

(28)  

ェンチヤ一に参加できない。また会社がその設立目的の範周内紅ない事業を遂  

(29)  

行するため,ジョイント。グェYチヤ一に・参加するこ・とほ認められない。   

会社はリミテッド・パートナ−となることができるのであろうか。 Pof・t  

(き0)  

Arthur Trust Co.v.Muldrowは,The Unform LimitedPa!tnerShipAct  

(81)  

の下で,直接この問題を取扱った恐らく唯一の判決である。本件ほ,信託設定   者がジェ.ネラル・パートナ−・となり,受託会社がリミ.テッド。パ−トナーとし   て信託資産を出資する,リミテッド・パ一トナー・シップ設立の合法性を取扱っ   

(32) た。裁判所は次のように述べた。「会社のパートナ・−シップ参加を禁止する根拠  

は本件にあてほまらない,なぜならば,リミテッド・パー・トナ−シップのメン   バ−紅よつて行使される唯一一・の支配は,信託資産に.対するものである。会社資   産ほふれられないままでありら 会社自身の役員および取締役の管理と支配の下  

(3$) にある。」。なお本件から「制定法の下で受託者として行為する合法的資格を有  

する会社朋,信託目的遂行の太め組織され允リミテッド・パーートナ−シップに 

(34)  

参加できる。」と言いうるであろう。しかし本件が会社リミテッド・パ」−トナー   是認の一般的先例(generalprecedent)となるかどうかは疑問である。なぜ   なら,本件は,会社パ 

(28)Brand v.Fernandez,91S.W.933,938−939(Tex.Civ・App・1935)。参照,   

Shipley ,前掲注(4)939,FLErC王王ER,前掲注(4)§2520。  

(29)FIEICI柑R,前掲注(4)§2520。  

(30)155Tex.612,291S.W..2d312,60A.L.R.2d913(1956).  

(31)Richerd Singer,BusinessAssociation−UniformPartnershipAcトCorporation   as a PaI・tneI・,55Micb.L.Revn588,589(1957)。  

(32)60Aユ.R.2d915。  

(33)同916。  

(34)同914,参照,S最pley,前掲注(4)929,ModelBus・Corp巾ActAnn・2d§4   

(p)V4.01。   

(9)

米国法における会社のパ」−トナーシップ参加   …75−  

523  

(35)  

易に.説明できる。いな,次のように述べるものもある。「仮紅会社が,実際紅・ま   たは効果紅おいて,リミテッド・パ−トナ・−であったとすれば,会社のパ・−ト   ナ−シップ参加に.対する通常の反対理由が,特に強くあてはまるであろう。パ   ートナ−シップ活動に伴う会社の全責任は制限されているが一一・方,会社ほパ・−  

(36)  

トナⅦ」/ツプ経営活動に参加する全権限を引き渡す。」。  

(37)   

Strum v.Ulrichに.おいて,石油とガスの開発を目的とする会社の,石油開   発を目的とするマイエソグ・パー・トナ・⊥シップ参加ほ有効とされた。故判所ほ  マイニング・パートナ−・シップが正規の(or・dinafy)パー・トナ−シップと異な   る点として次のことをあげる。「パ−・トナ・−の死亡もしくは破産はパ・−トナ・−  

シップを終結させない。パ・一トナ・−ほ彼の持分の全部または・一部を仲間の同意   なしにかつパ鵬・トナL−・シップを終結することなしに譲渡できる。持分の譲受人   ほ譲渡された持分の範囲で,その有効時(effectivedate)から,パ−トナ・−  

となる。  パートナ−の他者を拘束する権限ほ,パ・−トナーーシップの目的   である鉱業(mining ventuIe)の開発に億接関係ある行為に厳密に・限られて  

(38) いる。」。以上のようにマイエソグ。パ−トデ・−・レップの特徴を述べたのち,裁  

判所は次のように.述べる。「会社機構の性質上,会社がマイニング・パ」−け 

−シップあるいほその種のジョイント・アドプェンチヤ−のメンバ−・となるこ   とを阻止するものはなに.もない。   マイ・ニソグ・パ−トナ−の持分の譲渡   がパ一−トナ−・シップを終結させないこと,およびその理論がいったん始められ   た鉱業開発の妨害排除に・根拠づけられて.いることを考えたとき,もし(鉱業能   力(mini喝pOWe‡S)卑有する)会社がそのような持分を取得できず,またそ   のような性質の開発に加わることができないとすれば,それほ.,持分を譲渡す  

(39) るパ−け−の自由と鱒業開発とに対する不幸な抑制となるであろう0」0しか   しながら,マイニング・パ−トナ−シップにおいても,ジェネラル・バーートナ  

(35)SingeI,前掲注(31)590。  

(36)TheCommittee,前掲注(3)515。  

(37)10F.2d9(8tb Ci工・.1925)。  

(38)同12。なお,miningpartnershipの特徴紅ついては参R軋へイル前掲注(2)78o  

(39)前掲注(37)13。   

(10)

第49巻 第5・6号   524   ー 76−  

ー・シップに.おけると同じく,パ−トナーほパ−トナーシップの名において行為   することに.よっで他者を拘束できる。かくして,会社のパ−トナ・−シップ参加   を禁止する主な根拠,すなおち,経営支配の喪失は,マイニソグ・パ−トナー   シップの場合紅も起りうる。鉱業会社のかかる特権是認の根拠ほ,鉱業の事業  

(40)       〈41) 的性質もさりながら,鉱業に対する経済政策的考慮の優先にある,と思われる。  

(42)   

Al1en&Sons v.Woonscket Co.において,いつでも解約可能なパ・−ト   ナーシップへの参加が,会社の権限内とされた。「被告ほパ√−トナ・−シップを形   成する権利を有しない,会社ほそ・の正当な役鼠によってその事業を行なわねば   ならず,その事共に.その支配の及ばないような方法で権限を委任(delegate)  

(4き) できない。」との被告の主張に対し,裁判所ほ次のよう紅述べた。「もしそのパ  

ートナーシップが一・定期間のためのものであったとすれほ,被告ほそのような   契約をなす権利を有しないと,主張されることもできたであろう。しかしそれ   ほ,当事者のいずれによってこもいつでも終結できる,任意紅解散可能なパー⊥ト   ナL−Vツプ(partnershipatwi11)に・すぎない。それゆえ,被告ほPhillipAllen  

&Sons(パ−・トナー  市川注)をもっぱら代理人として使う場合より以   上に事業の支配を手放してはいない,代理人を使う権利は全く否認されえな   

(4塵)  

い。」。  

⑥・一般原則の背景  

一般原則が判例払おいて確立したのほ,19世紀中頃であり,その経済的歴史  

(・15)  

的背景紅は,他会社株式所有禁止やウルトラ・プァイレス・ルール全般に通じ  

(40)鉱業の事業的性質がジョイント・ヴェンチャー的共同企業に適していることについ  

¢ ては参腰,ア−レンス&デービス「オー・ストラリアにおける合弁事業」国際商事法務   4巻395(1976)。  

(41)参周,Note,The Corporation as a Partner,1955、Wash.U.L・Q・76,81   

(1955)。  

(42)11R.Ⅰ.288(1876)。  

(43)同301。  

(44)同所。  

(45)米国コモン・ロ一紅おける会社の他会社株式所有禁止原則については参照,BAL・−  

L,ANTINE,前掲注(4)§88,ModelBus.Corp・Act Ann・2d §4(g),NoYES,  

A TREATISE ONrHE LAW OFINIERCORPORATE RELALTIONS,2d §264(1909),  

HENN,LAW OF CoRPORATIONS349(1970),19Am.Jur.2d§1006,Freedland,   

(11)

米国法に.おける会社のパートナーシップ参加   −77−  

525  

ると同じものがある,と思われる。すなわち,当時,営利事業ほ,主として個   人企業形腰もしくはパートナ一−シップ形態で営まれており,会社ほ比較的少数  

(46)  

かつ小規模であり,営利事業の観織形態としてその当否が疑問とされていた。  

(47)  

それのみならず,会社は非常な恐怖の念でもって見られてこいた。すなわち,会   社は,それと取引する個人や小さい法人格なきグループを圧倒することを可能  

とするような資産の集中をもたらすだろう。会社は個人商人を破滅させるの紅   十分な資金を競争紅投入するだろう。会社ほ,私的経済力に対する市場のコン  

(48)  

トロールを破壊するであろう。このような大衆と議会の会社に対する恐怖心   が,会社の能力のあるゆる黙示的拡大を禁止.したり,あるいほ会社の独立性を   確保しようとするパブリック・ポリシイを作り出したものと思われる。その− 

環として:,会社のパーーナナ・−シップ参加を能力外とする一・般原則が存在したと   思われる。   

この叫・般原則は,産業革命の初期までほ,パ{トナ一間の人間関係もあって,  

特に.裁判上問題とされることがなかったもの,と思われる。しかし産業革命の   進展に/つれての重工業の発達と共に,より大なる資本とより高度の専門的技能   が必要とされ始めると,・一・般原則が必然的紅裁判所で問題となる。この意味紅   おいて,リ・qディング・ケースとされるWhittenton Mills v.Uptonにお   る.パートナ−∵ンップが,当初,綿工場用機械製造をおこなっており,のち,ア  

History of Holding Company Legislationin New York,24Ford・L・Rev・  

369.(1955),,.C.BoNBRIGHT & G.C・MEANS,THE HoLDING CoMPANY55   

(1932),奥島孝康「株式相互保有の規制原理」企業法研究249胃24(1976)。企業間の    合同と共同の方式として,会社のパートナーシップ参加と,会社の他会社妹式所有と   は,同じ経済的機能をもつものである。米国法における会社の他会社株式所有に.つい   ては,別稿で扱う予定である。  

(46)Scott Rowley,The CoIpOrate Partner,14Minn・L…Rev…777−778(1930)。  

(47)たとえば,BIandeis裁判官は,初期の会社に.対する恐怖の念を次のよう紅述べて   いる。「個人の自由と機会に対する侵害の恐怖。資本への労働の従属の恐怖。独占の   恐怖。会社による資本の吸収と会社の永続的生命が死手(mo‡tmain)にともなった  

と同様な弊害を生じるという恐怖。資本の大なる集積そのものに,それが会社濫.よっ   て所有されている場合K,はとくに,険悪な危険(insidious menace)の観念が存在  

した。.」Louis K Ligget Co.v.Lee,85A.L.R..699,715(1933)。  

(48)HuRST,J.Wい,THE LEGITIMACY OF・THE BusINESS CoRPORAⅠIONSIN THE   

LAW OF THE UNITED STATES,1780−1970,pp.43〜44(1970)。   

(12)

第49巻 第5・6号  

−− 7g・舶   526  

メリカ鉄道業の生成期に,機関車製造に.手を出して失敗し,裁判所に持込まれ   たことは象徴的である。  

④ 一山般原則と受託者トラスト  

し191   

先に.述べたように,コモン。ロー上,営利を目的とする共同企業組織は,会   社または.リミ.テッド。パ・−F・ナ・−レツプとしての制定法上の要件を備えない限  

り,パ−トデ−・シップとされる。このことは,会社を構成員とする共同企業組   織についても同じと考えられる。会社が他者と共同企業を営む主な法形式とし  

ては,契約によるもの,す・なわち,パ」−トナーシップの外に・,法人格を利用す   るもの,すなわち,共同会社を利鳳する方法がある。しかし後者の方法は,コ  

(50)  

モン・ロ一上他会社株式所有が原則として禁止されていたのみならず,会社の   設立紅制定法上の手練を必要とするので,事実上利用困難となる。そこで契約   による方法をとれば,共同企業組織ほ  パートナーシップとして類別される。そ   のような法状況の下で,会社のパ・→トナーーレップ参加を禁止する一・般原則ほ,  

企業結合に対して重要な阻止的役割を果たす−こととなる。そのきわだった例が  

(51)       (52) 受託者トラスト違法判決である。Malloryv.HananerOilWorksは受託者ト  

テストの合法性が始めて問題となった事件である。それにおいてこ裁判所ほ次の   ように述べている。「−パー・トナーシップと会社ほ両立しない(incong‡uOuS)。  

そ・のような契約ほ,厳密紅私的な営利事業会社であれ,運送業(common car・−  

rier・)のような公的義務を負う会社であれ,会社に明示的に与えられた権能  

(powers)の範囲と趣旨および明示的紅命令された義務と完全に矛盾(wholly   inc叩Sistent)する。パ・−け・−Vップに 

し5=11  

園内において行為するとき,ファームを拘束する。会社は,その取締役または  

(49)前掲1。  

(50)前掲注(45)参照。  

(51)受託者トラスト(tzust properまたはtrustdevice)の法的仕組と経済的機能にIつ    いては,多くの日本語文献がある。一たとえば参照,矢沢惇「アメリカ紅おける反トラ    スト法の形成」法律時報19巻215−220(昭和22年),小原敬士『アメリカ独占資本主    義の形成』26−50(昭和28年)。  

(52)86Tenn小598,8S.W.396(1888)。  

(53)大塚前掲注(6)3「firmはpartnershipの全構成メンバl−を集合的に呼ぶ場合  

の名称であって,実質はパ−トナ・−シップの別名と言ってよいo」。   

(13)

米国法における会社のパートナーシップ参加   −7クー  

527  

授権された代理人を通して一行為しなければならない,そ・して:各メンバーは,メ   ンバ−・としては,会社を拘束できない。さて,もし会社がパ−・トナ−シップの   メンバーであるとすれは,それは団体(association)のどのメンバーによって  

も拘束される,そして∴そうするさい,彼ほ.,会社の役員または代理人としてで   なく,会社から受けた権限紅よってでなく,全員が平等であり,各々がその行   為によって団体(society)を拘束できる団体(association)の本人として,行   為する。会社を創出し規制している法の全政策ほ,各会社事業の,そのチャー   タ」一に.よって二規定または授権された役員による,排他的経営と思われる。この   経営ほ.独立的かつ排他的(separate and exclusive)であらねほならず,会社   事業の支配をその株主,および授権され鱒役員・代理人から奪うあらゆる協定  

(54) ほわが一一・般会社弦の政策に敵対するものである。」。以上のような理由から,契  

(55)  

約ほ全株主の同意によっても有効紅ならないとされ,会社のそのような結合が  

(56)  

独占を創り出す傾向をもつものとして違法かどうか,検討する必要ほないとさ   れた。この事件の外軋,一・般鹿別に・よって−受託者トラスナを違法としたもの  

(57)  

紅,Peoplev.NothRiverS11garRefiningCo.,Preser・Ver sTrustv.Tayor  

(朗)   (59)  

Mfg.Co.,State v.Standard、OilCo.,American Bishop v.American  

(80)  

PrIeSerVerS Co.,がある。受託者トラストほ,と,れらの諸判決によって,会社   間のパーけ・」−シップとして適法とされ,崩壊するに.至る。すなわち,受託者  

トラストの崩壊をもたらしたものは,連邦反トラスト制定法(シャーマン法)  

(54)8S.W.399。  

(55)同所。  

(56)同400。  

(57)121Nl・Y巾582,24N.E..834,840(1890)「会社がパ・−トナ−∵ンップに参加するこ  

とは違法である。……‥終わり紅引用した判例(Whittenton Mii王sv.,Upton…・h市川   注)が正確かつ十分な理由を与える。そ・れは,会社のため行為する者が2人の異なる   

本人に対して負う2蚤の忠実義務(doul)le a11e唱iance)という全くの矛眉を示し,  

会社の致命的諸特質がパ−トナ・−シップの優越的癖限(paIamO11ntautboごity)紅よ   って必然的に消される,ということを証明している。」。参照,矢沢前掲注(51)220。  

(58)46Fedり154−155(1891)。  

(59)490bioSt・137,30N・E・279,290(1892)。参胤 ′J\原前掲注(51)48−49。  

(60)157Ili・284。41N..E.765,774(1895)。   

(14)

貨49巻 籍5・6号  

ーー β0 −−l   528  

紅基づく連邦裁判所の判決ではなく,会社のパ一トナ・−レップ参加を禁止す  

(61)  

る,コモン′。ロ」−の原則に基づく州裁判所の判決であった。  

ⅠⅠ‡一−・般原則の後退   

亘)−−・般原則の批判  

(62)  (6二り  

叫・般原則が批判されるとき,ロ・−リイがしばしば引用される。またローリイが   引用されていない場合でも,ロ−リイの論旨に含まれるとほぼ同じ批判のなさ   れることが多い。また,−・般原則の批判としてほ,ロ−リイの批判が最も鋭く   かつ包括的であると思われるので,ここ.では主としてこれを紹介する。   

会社がパートナ−シップ参加権能を有しないとされる主な根拠ほ2つある。  

第一・ほ,会社とノトートナ・−シップほ両立しないという性質上の理由であり,籍  

(64)  

二は,会社の独立性を確保しようとする立法政策上の理由である。  

〈65)   

第一・の理由に.対して,ロ−リイほ次のように批判する。「この理由ほ説得的で   ないと思われる。それ聴,会社がその設立目的を成功的に遂行するためパ一ト   ナー・シップ関係を原則として必要としない,ということを示す。しかし,結局   のところ,必要性と両立性は,各々の場合の特殊状況の下での,事実に基づく   決定の問題(matters for factualdetermination)である。裁判所は黙示的梅  

(66)  

能(implied powers)の範囲を制限するよりは拡大する傾向に・ある。」。   

第二の理由については.,会社の独立的かつ排他的経営および経営権限行使者  

(67)  

の特定が立法政策であるかどうかが問題となる。   

経営権限行使者の特定について,ロ−・リイほ次のよ.うに批判する。i ̄会社の本  

(61)参照,矢沢前掲注(51)220。  

(62)Rowley,前掲注(46)。  

(63)MichaelAr・mStrOZlg,CanCorporationsbePaI tneIS?20BusinessLawyer899,   

900(1965),Note,Corporations−CorporatePower・sandLiabilities−PaItnerShip−   

Power of a Corporation to enter、into a Limited Partne!Ship,35Texas L.   

Rev.265,267(1956)。  

(64)参月乳 前掲5−6。  

(65)参照,前掲3−4,12−13,注(57)。  

(66)Rowley,前掲注(46)770。  

(67)参照,前掲4,13。   

(15)

米国法における会社のパートナーシップ参加   −βノー   529  

来的性質上,そのすべてこの行為は代理人によって遂行されねばならない。会社は   肉体と精神を有しないので,会社それ自体ほ.行為でき′ない。一・定の代理機能  

(agenCyfunctio‡1S)ほグル十プとしての株主にゆだねられ,他の代理機能は   取締役にゆだねられる。会社役員は,種々の事柄において,会社を拘束できる。  

同じことほたんなる代理人についても真実である。もし会社が,第三者(stran− 

ger)を,契約または不法行為に∴おいてこ会社を拘束する,あるいほ総支配人  

(generalmanager)としてサら行為する,代理人として一任命できるとすれば,  

会社ほ,自己がメンバ」−である  パートナー・シップにおいて,他のパートナ・−を   そのような代理人に任命できることが,なぜ理解できないのであろうか。通常  

の代理と異なる諸要素がパ」−・トナ−シップによる代理には存在するというのは   本当であろうか。川‥会社のパ」−トナーほ.コカ■パートナーシップの定款(tIle   articles ofcorpartnership)紅おいて会社から受けた権限によって会社の代理   人である。あらゆるパ−・トナ・」−シップ紅おいて†1メンバ−の他のメンバ」−を   拘束する権限軋 各々に.よって.他の各々に与えられた代理である。制限なし   の,たんなるパー・トナ−シップ契約そのものがこの権限を与える。……い通常の   代理はいつでも取消可能であると主張される。…‥‥さらに.,通常の代理ほ,本   人によって指示され支配され解任される,そして真の支配がファーム紅あると   主張される。ある範囲常おいて,このことはパ−トナ一一間の代理についても真   実である。それはパL−トナ・−シップに.よらない代理紅おいて真実では.ない,と  

(68)  

いうのほ.,ある型の代理は取消不可能である。」。ただしこの点については,・−・  

般原則を批判しながらも,次のよう紅述べる者がある。「しかしながら,通常の   代理と異なって,支配紅関する特約なき限り,各パートナーは事業の経営紅平   等な発言権を有する。もし2人のパ→トナー,つまり個人と会社が存在すると  

すれば,どちらも他方の黙認なしにほ政策を決定できない。    会社に.おい   て:ほ,取締役会のメンバ・−の過半数が政策を決定する。かくして,理論的には,  

取締役会のメンバーは誰も1パ−トナ【の有する鼻の権限を有しない。それゆ  

(68)Rowley,前掲注(46)771−772。同所n..13は自己の主張の袈付けとして前掲注(42)   

判例を引用する。参照,前掲10。参月乳 Ar■mst王Ong,前掲注(63)900。   

(16)

第49巻 第5・6号   530   ーβ2・−  

え,パ−トナーシップは正常な会社構造紅少なくともある種のゆがみを作り出   

(¢9)  

す。」。   

独立的排他的経営について,ロ−・リイは次のように批判す−る。「会社事業の経   営と支配が会社軋よ.って引渡された,または引渡されうる顕著な事例がある。  

この点について,会社そのものの経営とその事業の経営との間の明確な相違を   考慮し{:当然である。内部機構(internalorganization)はたやすくメンバ一  

紅限られたかもしれない。しかしながら,この内部機構ですらも,ある種の状  

況の下でほ,引渡されう諾 ・川儲会の法律は,  一腰匿パブリック・ポリシ   イの宣言として受取られる。会社設立の目的を遂行するため,会社償・ある種の   責任を生じさせる権限をもつ代理人を(パ−トナーーシップ関係またほ他の方法   に皐.って)任命する権利を否認するはどにさえも・,会社がその事業経営の排他   的権限を,どのような状況の下でも,完全に保持しなければならない,という   パブリック・ポリシイは確かに存在しない。他方,議会は会社権能の付与を効   力あらしめるこ.とを意図しており,もし明示的紅与えられた権能の実行紅必要  

ま■たほ便宜であり,パブリック・ポリシイまたは実定法(positivelaw)に反   しないならば,・−・定の列挙されていない権能が黙示的に.与えられる,という推  

(71) 定は存在する。」。   

なお一一般原則を否定すれば,株.主の保証が問題となる。これ紅つい七ほ,次   のような意見がある。−一般原則の根本ほ株主の保護にあるとして∴株主保護は,  

会社のパ−トナーーシップ参加を認めても,反対株主紅  ,ミスマネイジメソトを   理由として,会社と取締役に対する,契約の執行差止請求権を与え.ること紅よ  

(72)  

って,適切に守られる。会社のパ−トナ−シップ参加紅おいて,取締役が株主   全体から与え.られた権限を越える,ということが一・般原則の根拠セあるなら  

(69)Note,前掲注(41)77n.10。  

(70)ロ−リィは,この実例として,債権者,とく紅社債権者が株主総会で議決権を有す    る場合,および金融会社が債務会社の経営を支配する場合考あげる。Rowley,前掲   注(46)773−774nい16−17。  

(71)同,773−774。  

(72)Note,前掲注(41)82。   

(17)

米国法における会社のパ・−トナ−シ ップ参加   −β3−  

531  

ば,全株主の同意紅よって1会社のパ−トナ−シップ参加に反対する根拠ほな  

\丁31  

くなる。  

④ 会社参加パ′−トナーーシップ契約の効力  

一・般原則に.よれは,制定法またはチヤ一夕−の授権なき限り,会社参加パ・−  

トナーーシップ契約は無効である。それでは,裁判所は,そ・のような違法なパ・−  

トナ−レップを現実に.ほどのように.扱うのであろうか。違法なパ−トナ・−レッ   プに関与した当事者は何の法的救済も受けないのであろうか。これがここでの   問題である。   

まずパートナ・−−レップ契約当事者,つまり自称(purprted)パ−け−・−・間  

(74)   (75)  

の関係から見よう。個人パートナ−−・も会社パ・−トナ−も,完全虹履行されたパ  

(76)  

−−・トナーーシップ契約の無効を他のメンバ一に対して主張できない。パ・−トナ」−  

シップ契約が当事者の・一・方碇よって履行された場合,いずれのパ−・け−一−・もー  般原則を主張して∴パ−トナ・−」/ップ事業から生じた利益の計静を回避できな  

(rr)  

い。その理由として\裁判所は,たとえば次のように述べる。「パブリック・ポ   リシイは,裁判所が会社紅よるそのような契約を違法(unlawhl)と宣言すべ   きこと,および本当に1日たりともその生命を引き延ばす判決をしてはならな   いこと,を要求しているが,・一方,エクイティのあらゆる原理は,そのような   契約から利益を受け・た会社が完全に履行した彼から受けたものを計算すべきで   あること,を要求している。その契約は,それ自体意(mal11min se)なので   はなく,禁止による恵(mal11mprOhibitum)にすぎない。それほ・,違法(ille−  

(78)  

gal)ではあるが,不正(iniquitous)ではない。」。  

(73)SrEVENS,前掲注(4)§57。ただしステイ−サンスは全株主の同意ある場合も琉    艇者の利益の害される恐れのあることを,とくに銀行の場合その恐れの大きいことを    指摘している,同所。  

(74)Shipley,前掲注(4)930,判例についてはShipley同所参照。  

(75)BALLANTINE,前掲注(4)§87,Shipley,前掲注(4)931,判例については   Sbipley同所参照。  

(76)AI・mstI・Ong,前掲注(63)905,Note,前掲注(4)275。  

(77)FLE・TCⅡER,前掲注(4)§2522,Note,前掲注(4)274,ただしNote同所およ   ぴRowley,前掲注(46)775ほ,異なる少数判例のあることを認めている。  

(78)Boydv.AmericanCarbon−BlackCo。,182Pa206,37A・937,938(1897)。   

(18)

第49巻 第5・6号  

ー β4 −   532  

一一・般原則ほ,パ−トナーシップ契約の将来紅おけ−る執行またほ継続を阻止で  

(79)  

きる。これに.ついて,裁判所ほ,たとえば次のように述べる。「 その未履行部分   の強制執行ほ当然請求されえない。   法は,個人または.会社が違法な結合   から撤退するのを阻止するために,その力を用いるのでほなく,むしろ,遅し  

といえども,悔い改めを促がす。違法な契約が当事者の一一・方の行為によって終   わったとき,違反行為から生じる将来の結果ほその当事者を損害應億訴訟に服  

(80)  

せしめない,当事者は契約の既履行部分に・ついてのみ責任を負う。」。   

次に会社参加パートナ・−」/ップと第三者との間の法律関係についてみてみよ   う。会社と個人からなるパ−トナ」−シップほ,会社のパートナーシップ参加能   力にかかわりなく,雄三者とパ−トナーシップとの間の完全紅履行された契約  

(81)  

に.基づいて,発三者を訴えることができる。会社がメンバーの1人である自称   パ−トナーシップと取引した舞三者ほ,そのパ−トナーシップの違法性を理由  

(82)  

として責任を回避できない。その根拠について,裁判所は.次のように述べる?  

「■原告たらの1人が会社であるという理由での,彼らのパートナ・−シップを形   成する能力町対する異議についてほ,彼らがパ−トナ一−・シップの全権能を行使  

できるか否かに関係なく,彼らの組織ほ訴えられた契約における原告たちの合   同利益を立証するに十分である,と述べさえすればよい。パートナー間の関係  

(83)  

は,被告に関係ない。」。また次のように・も述べられる。「被告たちほ.,原告がパ  

−トナーVップに参加できないこと(Pearce v.R.R.Co.,21How.441,  

16L.Ed.1鋸),および購入契約紅おいて,彼らが,財産を売却する権利を有す   る,財産の合同所有者としての,原告およびRo11ntree(原告会社のパ−トナ 

‖‖l・∴市川注)と取引したことを,知っていたと非難される。この理由のた  

(79)BAILAN工INE,前略庄(4)§87,TheCommittee,前掲注(3)516,Shipley,   

前掲注(4)932。判例についてはShipley同所参照。  

(80)Sabine Tr am Co.v。Bancroft,16Tex.Civ.App.170,40S.W.837,839   

(1897)。  

(81)BALLANrINE,前掲注(4)§87,Armstrong,前掲注(63)905。  

(82)Shipley,前掲注(4)935,Note,前掲注(4)275。判例K.ついてほ,Shipley同   所参照。  

(83)F‡enCh vいI)onohue,29Minn111,12NパW.354,355(1882)。   

(19)

米国法紅おける会社のパートナーシップ参加   −β5−  

533  

め,彼らほ,購入契約の有効性,あるいは彼らがその履行を拒否したとき彼ら  

く84)  

にふりかかる責任を争いえない。」。   

自称パートナ−シップの個人パ−トナ・−は,完全に履行された契約に基づく  

(85〉  

第三者に.よる訴において,パートナー・レップの有効性を否認できない。ある裁   判所は次のように.述べる。「パーートナーシップに・参加した会社甘パーートナーと  

して責任を負わされえないとする判例もあるが,−・方,そ・の逆の判例もある。  

州′しかし,本件紅おいては,パートナ・−シップ協定の他の当事者がそ・の関係   に参加できないという理由でパ−トナ−としての貴任を回避することを求めて   いるのは個人である。パー・トナーシップの債務者が,前掲凧enCbv.Donohue  

(86)  

事件で,その問題を主張できなかったより以上に・,個人はその問題を主張でき   ないと,我々紅は思われる。契約に.はそれを違法にするよりほむしろ合法に.す   る解釈が与えられるべきであるという主張は正しいが,しかしそれほ,求めら  

(87)  

れた解釈が公正で合理的なものでない限り,決定的でない。」。   

会社がパ−・トナー・シップ参加能力を萌しないことを理由として,会社パ−ト   ナ−が,弟三者に射しパートナ−としての責任を回避できるか否かに・ついて   ほ,学者の判例分析に相違がある。バランタイソによれは,会社がパートナー   シップに参加できないことを理由に.して\,会社ほ,舞三者紅対しパ」−トナー・と  

(88)  

しての責任を回避できない。ア−ムストロング紅よれば,パ一トナ・−シップ参   加がクルトラ。グァイレスであったとしても,貴任を生じる契約が,会社の設   立目的を助成する場合に.はとくに,第三者に.よるパ−トナ−・シップに対する訴  

(89)  

払おいて,会社ほ有効なバートナ−シップの存在を否認できない。シ/イプレイ   ほ判例を2群に区別する。すなわち,多数の裁判所によれば,会社が,その法   的無能力にもかかわらず,パ一−トナ−レップのメンバ一になると称す−る場合,そ  

(84)Huguenot Mills v.Jempson,68S.C.363,47S.E.687,688(1904)。  

(85)BAuANTINE,前掲注(4)§87,ArmstIOng,前掲注(63)905,Shipley,約掲   注(4)935。  

(86)参照,前掲18,前掲注(83)。  

(87)Moorev.Thorpe,133Minn、244,158NWい235,239(1916)。  

(88)BAllANTINE,前掲注(4)§87。  

(89)A王mstOng,前掲注(63)905。   

(20)

第49巻 第5・6号 ′   534  

・−− β6 一−  

のメシバ−シップに信赦してパ・−・トナーーシップと取引した第三者紅射し,会社  

(90〉  

はパ岬−トナ・−として責任を負う。たとえば,ある裁判所ほ.次のよう軋述べる。  

「これらの取引は,破産宣告時に,完全紅履行されて.いた,上訴人ほ,自己の   法的権限の限界を越えてこいたことを示すことに・よって,自己が既に完了してし  

まったものの法的結果を回避できない。破産管財人ほ,ウルトラ。ヴァイレス   な契約の執行を求めていないし,その≠一滴βの履行の強制も求めていない。彼ほ,  

現実紅生じたもの紅よって創り出された状態が,そ・の創出当事者の申立紅基づ   いて−かつ善意の第三者の損害砿・おいて,すっかり無視されるべきでない,とい  

うことを主張しているにすぎない。我々ほ,この申立を支持したことにおい  

(91)  

て,下級裁判所ほ.明らかに正しかった,と信じる。」。しかしながら,他の諸判   例において,裁判所は会社≒パートナ・・−≒が禁反言(estoppel)の理論紅基づ   いて第三者に対する貴任を拒否することを認めた,通常その根拠ほ.,そ・のよう   な自称パ−トナ・−・シップと取引した人が,会社のパ・−トナ・−シップ関係維持無  

(92)  

能力を知っている,ということである。たとえば,先紅あげたり・−ゲイング・  

ケ・−スに.おいて次のように.述べられている。「会社のチャータ」−・はパブリック・  

ロ・Mの−・部である。Rev.Sts.c.2,§3。会社と取引する者ほ,その権能  

(powerS)の範囲に注意しなければならない,そして会社が合法的にはパ−・ト   ナ−Vップ契約に参加不可能であること,その契約がその権限(authoIity)の   範囲を越えていること,およぴこの不可能ほ,この会社または∴そのメンバ・一に   特有な考慮からではなく,パブリック。ポリシイの−L般的根拠から,すなわち,  

会社およびそれと取引する者が違反し打破することを認められない根拠から,  

(93)  

生じていること,紅注意しなければならない。」。  

(90)Shipley,前掲注(4)933。  

(91)Wallersteinv..Ervin,112Fedい124,125−126(1901)。なお,会社が第三者に  対レミ−トナ−としての安住を負わされるのは,パ−−トナ−シップが会社目的を助成   

するものである場合が多いようである。参照,Sbipley,前掲注(4)933−934引用渚   判例。  

(92)Shipley,前掲注(4)935。  

(93)前掲注(5)598。なお, 

されるのは,銀行会社に多いようである。参照,Shipley,前掲注(4)935,Anno−   

tation,Bank as Partnerinother Business,37A L・R。1109(1924)。   

(21)

米国法紅おける会社のパー・トナ・−シップ参加   −β7−  

535  

⑧ ジョイント・ヴェンチャーの拡大    会社ほ,制定法またはチャータ−の授権な 

きないが,しかしそれなしにでも,ジョイント・ヴュンチヤ、−を形成すること  

(鋸)  

ほできる。でほパートナ−シップとジョイント・ヴェンチャーほ.どう異なるの   であろうか。この問題全般について,既にすぐれた簡潔な紹介が抜山弁護士に  

く95)  

よってなされている。パ−トナーーシップとジョイント。ヴェンチャー・との相違   として通常いわれている諸点,および両者を区別する説と区別しない説につい   てほ,抜山論文および同論文引用諸文献を参照されたい。ここでほ,会社の参   加権能と閑適あると思われる点のみを取上げる。   

両者の主な相違点はその結合目的にある。すなわち,′く−・トナ・−シップほ,  

通常,特定種類の一・般的事業の取引(the transaction of a generalbusiness   ofa particular kind)のため形成されるが,iyヨイン 

(98)  

通常り 単一−・取引(single transaction)に限定される。・それゆえi7ヨイント・  

ヴェンチャラーの代理権の範囲は軍−−・取引に限られており,パ−・トナーシップ   紅は・冊・般に存在する相互代理(m11tlユa】agency)〜1パ−トナ−のパ冊トナ  

−・シップ事業遂行上の行為は特に.反対の定めない限り全パートナ・−を拘束する  

−−すなわち,−・般に事業遂行上必要とされる黙示による大巾な代理権付与  

(97)  

ほ,ジョイントJヴュンチャ一にほ一・般に存在しない。いわば,ジョイン ト   グェンチヤ−は,その事菓範囲と期間が嘩・⊥取引紅限られている点払おいて特  

(98)  

殊なパートナ−シップである。純粋に米国裁判所の創造物としての本来の意味  

(94)前掲24−26。  

(95)前掲注(23)抜山論文。  

(96)Armstrong,前掲注(63)908,TheCommittee,前掲注(3)517引用McRoberts    vりPbelps,391Pa.591,598岬599(1958)。参照,Rowley,前掲注(46)776,Note,   

A Partnership and aJoint AdventuIe Distinguished,33HaIV.L.Revり852   

(1920),へイル前掲注(2)78−79,抜山前掲注(23)113,大塚前掲注(6)24−25。  

(97)参照,Comment,TheJoint Venture:ProblemChildofPartnership,38Cal.   

L.Rev.860,866−868(1950),MECHEM,ELEMENエS OF THE LAW OF   PARLrNERSIiIP20(1920)。  

(98)Berle,R.P.,DevelopmentsinthePatte;nOfCo王pOrateJointEnterprise,   

14翫siness LawyeI309,3ユ0(1959)。   

(22)

第49巻 欝5・6号   536  

ーーー ざ∂ −  

におけるジョイント・グェンチヤ−・ほこのようなものであったと思われる。し   たがって,汐ヨイント・グェンチヤ−・形成は,・・・・・・般に,会社事業経営権限の不   当な放棄(undueabdication)を含まず,また会社が目的の遂行に・有益なジョ  

(99)  

イント・プ工チャーー契約を締結できないという法原則ほ存在しない。しかし,  

一L般的事業(generalbusiness)と単一一h取引(si喝1etransaction)はどう異な   るのであろうか。尊∵・取引といえども,統一ハパ−トナ鵬」/ツプ法の下での事業  

(100)  

(business)を構成する。HaImOn V.Martinにおいて,土地を購入し,小   分し,改良し,売却してその利潤を当事者の間で分配する合意はジョイント。  

(101)  

グェンチ・ヤ−であるとされた。多くの契約と数年間払わたる事業遂行を必要と   したけれども,裁判所はそれを利潤のためのSingle specificenterpriseと  

(102)   (103)  

して特徴づけた。Pfingstlv.Solomonに.おいて,草木が,売却のため栽培さ   れるほずであった。そ・の関係は,多数の活動を必要とし,時間的に制限のない  

ものであったけれども,ジョイント・ヴェンチャーーと判断された。かくしてジ   ョイント・グェンチヤ−・は長期間にわたる複雑な商業取引を含むことができ  

(10集)  

る。  

(105)   

Luhrig Collieries Co.Ⅴ.Interstate Coal&DockCo.において,個人間   の合意であったとすれば,パ−け・一−シップであろうけれども,会社が参加し  

ているから,ジョイント・ヴェンチヤ−∴であるとされた。その理由を裁判所は   次のように.述べた。「係争中の合意が,もし個人間紅なされていたとすれば,パ   ートナーーシップを創り出した,ということほおそらく本当であろう。だが,私   の見たかぎりでほ,会社が当事者であるそのような契約が,パー・トナー−・シップ   が意図されていたにもかかわらず,無効にならない,ということは奇妙である。  

問題が,確か紅当事者間においてと同様,全く意図の問題であるとすれば,当  

(99)参照,前掲7−8。  

(100)U.P.A.§2,Comment,前掲注(97)863。  

(101)395Ill.595,71N.E、2d74,83(1947)。  

(102)同所。  

(103)240Ala..58,197So.12(1940)。  

(104)Comment,前掲注(97)863。  

(105)281Fedい265。(1922)。   

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