(1)市立函館病院
市立函館病院 第
第
26
26回
回 市民公開がん講座
市民公開がん講座
「がんで命を失わないために」
「がんで命を失わないために」
「がんで命を失わないために」
「がんで命を失わないために」
~
~ 予防と検診を中心に
予防と検診を中心に ~
~
~
~ 予防と検診を中心に
予防と検診を中心に ~
~
市立函館病院
市立函館病院
木村
木村
純
純
(2)本日の内容
本日の内容
本日の内容
本日の内容
がんの基礎知識
がんの基礎知識
がんの予防
がんの予防
がん検診
がん検診
(3)死因統計
死因統計
2007年 がん死亡者数
2007年 がん死亡者数
男性 202,743人
厚生労働省 人口動態統計
女性 133,725人
計 336,648人
(4)死亡数の多いがん(
死亡数の多いがん(
2007
2007年)
年)
11
22
33
44
55
男
男
肺
肺
胃
胃
肝
肝
結腸
結腸 膵臓
膵臓
男
男
肺
肺
胃
胃
肝
肝
結腸
結腸 膵臓
膵臓
女
女
肺
肺
胃
胃
結腸
結腸 膵臓
膵臓 乳房
乳房
*
* 結腸と直腸を合わせた大腸は男性結腸と直腸を合わせた大腸は男性33位、女性位、女性11位位
(5)がんの統計
がんの統計
①主な死因別死亡数 割合 ②がん 罹患数
がんの統計
がんの統計
①主な死因別死亡数の割合 ②がんの罹患数(2004年度)
男性36.2万人(人口10万対388.6人)
女性26 1万人(人口10万対247 2人)
(2008年度)
悪性新生物
悪性新生物
(30.0%)
(30.0%)
その他
その他
(23.8%)
(23.8%)
女性26.1万人(人口10万対247.2人)
③生涯がん罹患リスク(2003年度)
( %)
( %)
老衰
老衰
自殺
自殺
(2.6%)
(2.6%)
( %)
( %)
男性54%・女性41%
~男女とも2人に1人は生涯で
がんになる
心疾患
心疾患
(15.9%)
(15.9%)
脳血管
脳血管
疾患
疾患
肺炎
肺炎
(10.1%)
(10.1%)
不慮の
不慮の
事故
事故
(3 3%)
(3 3%)
(3.1%)
(3.1%) がんになる~
④生涯がん死亡確率(2007年度)
疾患
疾患
(11.1%)
(11.1%)
(3.3%)
(3.3%) ④生涯がん死亡確率(2007年度)
男性27%・女性16%
~男性4人に1人、女性6人に1人
2008年度悪性新生物による死亡総数
の割合でがんで死亡する~
年度悪性新生物 よる死 総数
342,963人(人口10万対272.3人)
(6)函館市の死因統計
函館市の死因統計
(平成
(平成
21
21年度:死亡数
年度:死亡数
3,322
3,322人)
人)
悪性新生物
悪性新生物
その他
944人 悪性新生物悪性新生物
1,051
1,051人人
944人
心疾患
脳血管疾患
腎不全
心疾患
518人
肺炎
脳血管疾患
330人
96人
328人
(7)函館市のがんによる死亡の順位
函館市のがんによる死亡の順位
1.
1.
肺がん
肺がん
218
218
大腸がん
大腸がん
148
148
2.
2.
大腸がん
大腸がん
148
148
33
胃がん
胃がん
126
126
3.
3.
胃がん
胃がん
126
126
4.
4.
膵臓がん
膵臓がん
96
96
5.
5.
肝臓がん
肝臓がん
70
70
(平成21年:函館保健所)
(平成21年:函館保健所)
(8)2020
2020年におけるがん患者数
年におけるがん患者数
(推計)
(推計)
男
男 女女
肺
その他 肺 その他 乳房
90,528
その他
82,563
胆のう・胆管
腎その他
15,281
乳房
50,221
結腸
その他
77,586
前立腺
78,468
直腸
食道
26,033
16,662
全部位
500,723
結腸
49,871
胃
膵臓
胆のう・胆管
10,058
卵巣
8,922 全部位
377,396
胃
72,617
結腸
52 960
肝臓
33,266
32,345 胃
37,077
肺
33,651
子宮
22 918
直腸
18,961
肝臓
17,571
膵臓
10,560
資料:大野ゆう子、中村 隆、他。日本のがん罹患の将来推計-ベイズ型ポワソン・コウホートモデル
52,960 22,918
による解析に基づく2020年までの予測:がん・統計白書-罹患/死亡/予後/-2004.大島 明ほか
(編)篠原出版新社、p201-207,2004.
(9)がんで命を失わないために
がんで命を失わないために
がんになっても
がんに
ならない
治る確率が高いうちに早期発見・治療
検診
検診
検診
検診
進行していても治す
予防
予防
根治的治療の進歩
根治的治療の進歩
がんは治らなくても死なない
共存
共存
(10)がんで命を失わないために
がんで命を失わないために
がんになったら情報が生命
がんになったら情報が生命
診断医・治療医と良く相談
診断医・治療医と良く相談
診断医 治療医と良く相談
診断医 治療医と良く相談
これこそかかりつけ医の出番
これこそかかりつけ医の出番
場合によってはセカンドオピニオン
場合によってはセカンドオピニオン
場合によってはセカンドオピニオン
場合によってはセカンドオピニオン
信頼できる情報源
信頼できる情報源
地域がん診療連携拠点病院の相談支援センタ
地域がん診療連携拠点病院の相談支援センタ
地域がん診療連携拠点病院の相談支援センター
地域がん診療連携拠点病院の相談支援センター
国立がんセンターHP
国立がんセンターHP
対がん協会
対がん協会 HPHP 等等
(11)(12)「がん」とは何者か
「がん」とは何者か
」
」
何者
何者
体 約 兆個 細胞 構成
人体は約60兆個の細胞で構成
細胞分裂で毎日6000 8000億個入れ替え
細胞分裂で毎日6000~8000億個入れ替え
細胞分裂=細胞のコピー
がん細胞=コピーミス
がん細胞=コピーミス
細胞分裂
新陳代謝
正常組織細胞 コピーミス=ガン細胞発生
(13)がんと免疫
がんと免疫
免疫
免疫
免疫システムが「がん細胞」を敵と認識して殺す
免疫システムが がん細胞」を敵と認識して殺す
健康人でも毎日約5000個のがん細胞誕生
免疫力 強 若者毎 5000全勝0敗
→ 免疫力の強い若者毎日5000全勝0敗
→ 免疫力の衰えた老人時に4990勝10敗
1敗 もすると がんの勝利
1敗でもすると、がんの勝利
(14)ガンの成立
ガンの成立
免疫システムがたった1個のがん細胞を見逃すと
がんの倍々ゲ ムの始まり
がんの倍々ゲームの始まり
がん=免疫力の衰え=老化現象
がん=免疫力の衰え=老化現象
がん
免疫力の衰え
老化現象
がん
免疫力の衰え
老化現象
9ガンは自分自身のミスに負けた時
9高齢化社会の日本で急増する理由
9高齢化社会の日本で急増する理由
9平均寿命の短い時代、地域ではガンは少ない
(15)がんの一生
がんの一生
宿主死亡
(mm)
100
が
宿主死亡
末期がん
(細胞数1兆)
100
10
が
んの大 (細胞数1兆)
根治可能ながん
(細胞数100億)
数cmまで
1
きさ(
直
(細胞数 億)
発見可能ながん
(細胞数1億)
5mm以上
0.1
直
径)
0
10 20 30 40(回) がん細胞の分裂回数
5 10 15 20(歳) がん細胞の年齢
0 5 10 15 20(歳) がん細胞の年齢
0
3年間
(16)がんの予防
がんの予防
原因がわかれば予防できる可能性がある
原因がわかれば予防できる可能性がある
コピーミスを少なくする
コピーミスを少なくする
コピ
ミスを少なくする
コピ
ミスを少なくする
免疫力を高める
免疫力を高める
とい
ても非常に難しい
とい
ても非常に難しい
といっても非常に難しい
といっても非常に難しい
(17)子宮頚がんの予防
子宮頚がんの予防
HPVHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が(ヒトパピローマウイルス)の感染が
関連している
関連している
多くの場合は感染しても症状のないうちに排除多くの場合は感染しても症状のないうちに排除
多くの場合は感染しても症状のないうちに排除多くの場合は感染しても症状のないうちに排除
されるが、一部で持続感染がおこり、
されるが、一部で持続感染がおこり、
前がん病変や子宮頚癌が発生する
前がん病変や子宮頚癌が発生する
前がん病変や子宮頚癌が発生する
前がん病変や子宮頚癌が発生する
感染を予防する事ができれば
感染を予防する事ができれば
感染を予防する事ができれば、
感染を予防する事ができれば、
がんも予防できる
がんも予防できる
予防
予防
子宮頚がん予防ワクチン
子宮頚がん予防ワクチン
子宮頚がん予防ワクチン
子宮頚がん予防ワクチン
(18)日本人のためのがん予防法
日本人のためのがん予防法
(国立がんセンタ
)
(国立がんセンタ
)
(国立がんセンター)
(国立がんセンター)
推奨1
【喫煙】
推奨1
【喫煙】
推奨1
【喫煙】
推奨1
【喫煙】
ば な
ば な
たばこは吸わない
たばこは吸わない
他人のたばこの煙をできるだけ避ける
他人のたばこの煙をできるだけ避ける
推
【飲酒】
推
【飲酒】
飲むなら節度のある飲酒をする
飲むなら節度のある飲酒をする
推奨2
【飲酒】
推奨2
【飲酒】
飲むなら節度のある飲酒をする
飲むなら節度のある飲酒をする
1日あたりアルコール量換算約
1日あたりアルコール量換算約2323gg
(日本酒
(日本酒11合 ビ ル大瓶合 ビ ル大瓶11本程度)本程度)
(日本酒
(日本酒11合、ビール大瓶合、ビール大瓶11本程度)本程度)
(19)日本人のためのがん予防法
日本人のためのがん予防法
(国立がんセンタ
)
(国立がんセンタ
)
(国立がんセンター)
(国立がんセンター)
推奨3
【食事】
推奨3
【食事】
推奨3
【食事】
推奨3
【食事】
偏らずバランスよくとる
偏らずバランスよくとる
偏らずバランスよくとる
偏らずバランスよくとる
塩蔵食品、食塩の摂取は最小限に
塩蔵食品、食塩の摂取は最小限に
食塩
食塩11日あたり男日あたり男1010g、女g、女88g未満g未満
野菜や果物不足にならない
野菜や果物不足にならない
11日日400400g以上g以上
加工肉 赤肉(牛・豚・羊)はとりすぎない
加工肉 赤肉(牛・豚・羊)はとりすぎない
加工肉、赤肉(牛・豚・羊)はとりすぎない
加工肉、赤肉(牛・豚・羊)はとりすぎない
ようにする
ようにする
飲食物を熱い状態でとらない
飲食物を熱い状態でとらない
(20)日本人のためのがん予防法
日本人のためのがん予防法
(国立がんセンタ
)
(国立がんセンタ
)
(国立がんセンター)
(国立がんセンター)
推奨
【身体活動】
推奨
【身体活動】
推奨
4 【身体活動】
推奨
4 【身体活動】
常生 を 動的 ごす
常生 を 動的 ごす
日常生活を活動的に過ごす
日常生活を活動的に過ごす
毎日
毎日6060分程度の歩行、週分程度の歩行、週11回回6060分程度の活発な運動分程度の活発な運動
推
【体型】
推
【体型】
成人期の適正体重を維持する
成人期の適正体重を維持する
推奨
5 【体型】
推奨
5 【体型】
成人期の適正体重を維持する
成人期の適正体重を維持する
BMI
BMI(体重(体重(kg)(kg)/身長/身長(m)(m)2 2 ))
中高年期成人男性
中高年期成人男性 2121~~2727
中高年期成人男性
中高年期成人男性 2121~~2727
女性
女性 1919~~2525
(21)日本人のためのがん予防法
日本人のためのがん予防法
(国立がんセンタ
)
(国立がんセンタ
)
(国立がんセンター)
(国立がんセンター)
推奨
6 【感染】
推奨
6 【感染】
推奨
6 【感染】
推奨
6 【感染】
肝炎ウイルス感染の有無を知り 感染して
肝炎ウイルス感染の有無を知り 感染して
肝炎ウイルス感染の有無を知り、感染して
肝炎ウイルス感染の有無を知り、感染して
いる場合はその治療の措置をとる
いる場合はその治療の措置をとる
地域の保健所や医療機関で一度は
地域の保健所や医療機関で一度は
肝炎ウイルスの検査を受ける
肝炎ウイルスの検査を受ける
(22)なぜ「がん検診」か
なぜ「がん検診」か
日本人の日本人の22人に人に11人は一生のうちにがんにかかり人は一生のうちにがんにかかり
日本人の日本人の22人に人に11人は 生のうちにがんにかかり、人は 生のうちにがんにかかり、
33人に人に11人はがんで命を失う人はがんで命を失う
進行したがんの治療成績は未だなお不良である
進行したがんの治療成績は未だなお不良である
進行したがんの治療成績は未だなお不良である進行したがんの治療成績は未だなお不良である
一方、がんに対する診断と治療の進歩により一一方、がんに対する診断と治療の進歩により一方、方、 すす 診断 治療診断 治療 歩歩
部のがんでは早期発見、早期治療が可能となっ
部のがんでは早期発見、早期治療が可能となっ
ている
ている
これらのがんに対しては、「がん検診」の実施これらのがんに対しては、「がん検診」の実施
により、がんによる死亡を減少させることが証
により、がんによる死亡を減少させることが証
により、がんによる死亡を減少させることが証
により、がんによる死亡を減少させることが証
明されている
明されている
(23)検診と健診のちがい
検診と健診のちがい
検
検
診
診
特定の病気を発見し、
早期に治療を行う事を
目的とする
健
健
診
診
健康かどうかを確認し、
健康上の問題がなく
健
健
診
診
健康上の問題がなく
社会生活を正常に行なえるか
どうかを判断する
どうかを判断する
(24)がん検診の目的
がん検診の目的
がんを早期に発見し、適切な治療を行う事に
がんを早期に発見し、適切な治療を行う事に
より、がんによる死亡を減少させる事
より、がんによる死亡を減少させる事
より、がんによる死亡を減少させる事
より、がんによる死亡を減少させる事
検診の対象は症状のない人である
検診の対象は症状のない人である
検診の対象は症状のない人である
検診の対象は症状のない人である
検診の
検診の有効性有効性が確立しているがんとが確立しているがんと
検診の
検診の有効性有効性が確立しているがんと、が確立しているがんと、
確立していないがんがある
確立していないがんがある
(25)がん検診の種類(
がん検診の種類(
11)
)
対策型検診
(住民検診型)
任意型検診
(人間ドック型)
(住民検診型) (人間ドック型)
目 的 対象集団全体の
死亡率低下 個人の死亡リスク低下
死亡率低下
市町村の住民検診
(集団 個人)
検診機関や医療機関で
行う人間ドック
具体例
(集団・個人)
法定健診に付加して
行う人間ドック
かかりつけ医等の勧めで
法定健診に付加して
行われるがん検診
かかりつけ医等の勧めで
実施するスクリーニング
(26)がん検診の種類(2)
がん検診の種類(2)
対策型検診
(住民検診型)
任意型検診
(人間ドック型)
提供者 市町村や職域・
健保組合等
特定されない医療・
検診機関等
健保組合等 検診機関等
対象者
検診対象として特定
された集団構成員 定義されない個人の判断
対象者 された集団構成員
(但し、無症状) (但し、無症状)
公的費用 無料か
費 用 公的費用、無料か
一部少額自己負担 原則全額自己負担
(27)がん検診の種類(3)
がん検診の種類(3)
対策型検診
(住民検診型)
任意型検診
(人間ドック型)
(住民検診型) (人間 ック型)
利益と 限られた資源の中で
個人のレベルで判断
不利益 集団の利益を最大化 個人のレベルで判断
死亡率減少効果が
検診方法 死亡率減少効果が
死亡率減少効果が
示されている方法
検診方法
示されている方法
実施機関・個人に
より他の方法も選択
(28)有効性の確立している対策型がん検診
有効性の確立している対策型がん検診
(久道班報告書
(久道班報告書 20012001 3より)3より)
(久道班報告書
(久道班報告書 2001.3より)2001.3より)
対
対 象象 検診方法検診方法
胃がん
胃がん 胃X線検査胃X線検査
胃がん
胃がん 胃X線検査胃X線検査
子宮頸がん
子宮頸がん 細胞診細胞診
乳がん
乳がん 視触診+マンモグラフィ視触診+マンモグラフィ
肺がん
肺がん 胸部X線+喀痰細胞診胸部X線+喀痰細胞診
肺がん
肺がん 胸部X線+喀痰細胞診胸部X線+喀痰細胞診
大腸がん
大腸がん 便潜血検査便潜血検査
大腸がん
大腸がん 便潜血検査便潜血検査
肝臓がん
肝臓がん 肝炎ウイルスキャリア検査肝炎ウイルスキャリア検査
(29)函館市のがんによる死亡の順位
函館市のがんによる死亡の順位
1.
1.
肺がん
肺がん
218
218
大腸がん
大腸がん
148
148
2.
2.
大腸がん
大腸がん
148
148
33
胃がん
胃がん
126
126
3.
3.
胃がん
胃がん
126
126
4.
4.
膵臓がん
膵臓がん
96
96
5.
5.
肝臓がん
肝臓がん
70
70
(平成21年:函館保健所)
(平成21年:函館保健所)
(30)がん検診による死亡率減少効果
がん検診による死亡率減少効果
大腸がん
大腸がん
60
60
80%
80%
大腸がん
大腸がん
60-80%
60-80%
乳がん
乳がん
乳
乳
20%
20%
%
%
子宮頚がん
子宮頚がん
78%
78%
胃がん
胃がん
32
32
68%
68%
胃がん
胃がん
32-68%
32-68%
肺がん
肺がん
28-60%
28-60%
第
第
33回都道府県がん診療連携拠点病院
回都道府県がん診療連携拠点病院
第
第
33回都道府県がん診療連携拠点病院
回都道府県がん診療連携拠点病院
連絡協議会
連絡協議会
提供資料より
提供資料より
(31)検診のメリット
検診のメリット
早期発見
早期治療
よる救命効果
早期発見
早期治療
よる救命効果
早期発見、早期治療による救命効果
早期発見、早期治療による救命効果
前がん病変の発見
前がん病変の発見
治療による癌化の防止
治療による癌化の防止
前がん病変の発見、治療による癌化の防止
前がん病変の発見、治療による癌化の防止
z
z 子宮頸がん:子宮頸がん: 異常上皮異常上皮
z
z 大腸がん大腸がん :: 大腸腺種(ポリープ)大腸腺種(ポリープ) 等等
検診で「異常なし」とされた安心感
検診で「異常なし」とされた安心感
(32)検診のデメリット
検診のデメリット
がん検診でがんが
がん検診でがんが
100
100%見つかるわけで
%見つかるわけで
はない
はない
はない
はない
結果的に不必要な治療や検査を招く可能
結果的に不必要な治療や検査を招く可能
結果的
結果的
不必要な治療や検査を招く可能
不必要な治療や検査を招く可能
性がある
性がある
検査に伴う偶発症
検査に伴う偶発症
受診者の心理的影響
受診者の心理的影響
受診者の心理的影響
受診者の心理的影響
(33)がん検診後の流れ
がん検診後の流れ
がん検診
がん検診
異常なし 異常あり(がんの疑い)
精密検査
異常なし
良性病変
がん
良性病変
治療
次回の検診
治療
(34)がん検診の成績
がん検診の成績
~H~H1717年度~(対がん協会年度~(対がん協会HPHPより)より)
部位
部位 受診者受診者
(人)
(人)
要精検率
要精検率
(%)
(%)
がん発見率
がん発見率
(%)
(%)
胃
胃
2,515,391
2,515,391
9.6
9.6
0.13
0.13
子宮頸部
子宮頸部
1 349 077
1 349 077
1 0
1 0
0 06
0 06
子宮頸部
子宮頸部
1,349,077
1,349,077
1.0
1.0
0.06
0.06
乳房
乳房
1,000,966
1,000,966
7.7
7.7
0.24
0.24
乳房
乳房
1,000,966
1,000,966
7.7
7.7
0.24
0.24
肺
肺
2,780,978
2,780,978
2.6
2.6
0.05
0.05
大腸
大腸
2.093,951
2.093,951
5.9
5.9
0.17
0.17
(35)臓器別来院経路①
臓器別来院経路① (大腸・肺・胃)
(大腸・肺・胃)
市立函館病院
市立函館病院 がん登録がん登録
市立函館病院
市立函館病院 がん登録がん登録
その他
1%
その他
2%
大腸
大腸
自主
30%
自主
15%
検診 健診
他疾患
経過
観察中
28%
他疾患
経過
観察中
18%
606
606件件
検診・健診
3%
肺
肺
559
559件件
検診・健診
2%
28% 18%
他院紹介
38%
3%
他院紹介
63%
他疾患
その他
2%
胃
胃
自主
26%
検診・健診
3%
他疾患
経過
観察中
20%
439
439件件
3%
他院紹介
49%
(36)臓器別来院経路②
臓器別来院経路② (前立腺・乳・肝)
(前立腺・乳・肝)
市立函館病院
市立函館病院 がん登録がん登録
市立函館病院
市立函館病院 がん登録がん登録
その他
4%
自主
他疾患
その他
4%
剖検
1%
自主
検診・健診
6%
他疾患
経過観察
10%
前立腺
前立腺
自主
11%
検診・健診
1%
他疾患
経過
観察
19%
乳房
乳房
285
285件件
他院紹介
自主
46%
前立腺
前立腺
355
355件件
1%
他院紹介
他院紹介
63%
他院紹介
36%
自主
その他
8%
他院紹介
66%
剖検
1%
肝
肝
11%
他疾患
8%
162
162件件
他院紹介
%
経過観察
30%
51%
(37)来院経路別ステージ
来院経路別ステージ
市立函館病院
市立函館病院
がん登録
がん登録
市立函館病院
市立函館病院
がん登録
がん登録
自主、他院紹介・その他
Ⅰ期
25%
Ⅳ期
14%
不明
12%
0期
3%
Ⅱ期
17%
25%
Ⅲ期
19%
14%
がん検診・健康診断
Ⅳ期
Ⅱ期
15% Ⅰ期
45%
Ⅲ期 9%
期
5% 不明
8%
18%0期
他疾患経過観察 45%
他疾患経過観察
不明 0期
Ⅱ期
17%
Ⅰ期
38%
Ⅲ期
13%
Ⅳ期
14%
不明
12% 5%
17%
13%
(38)乳がん検診
乳がん検診
がん検診は昭和がん検診は昭和5757年から 全国的に整備され 昭年から 全国的に整備され 昭
がん検診は昭和がん検診は昭和5757年から、全国的に整備され、昭年から、全国的に整備され、昭
和
和6262年から乳がん検診も開始した。年から乳がん検診も開始した。
平成
平成1414年からは市町村が主体とな年からは市町村が主体とな たた
平成平成1414年からは市町村が主体となった。年からは市町村が主体となった。
平成平成16平成平成16年にはマンモグラフィーを導入した乳がん年にはマンモグラフィーを導入した乳がん年年 ィィ 導導 乳乳
検診を推進するように提言された。
検診を推進するように提言された。
アメリカにおけるマンモグラフィー検診受診率はアメリカにおけるマンモグラフィー検診受診率は
アメリカにおけるマンモグラフィー検診受診率は、アメリカにおけるマンモグラフィー検診受診率は、
70
70%に達している。%に達している。
本 乳が 検診受診率 成
本 乳が 検診受診率 成1818年度年度 9 49 4%%
日本の乳がん検診受診率は、平成日本の乳がん検診受診率は、平成1818年度で年度で9.49.4%%
です。北海道は
です。北海道は9.09.0%で全国で%で全国で2929番目でした。番目でした。
(39)乳がんの統計
乳がんの統計
日本では全女性の日本では全女性の
ほぼ20人に1人
ほぼ20人に1人
ほぼ20人に1人
ほぼ20人に1人
が一生の間に乳が
が一生の間に乳が
んになります
んになります
んになります。
んになります。
毎年3万5千人が毎年3万5千人が
毎年3万5千人が毎年3万5千人が
乳がんになり、
乳がんになり、
1万人が亡くなり
1万人が亡くなり
1万人が亡くなり
1万人が亡くなり
ます
ます
(40)乳がん検診
乳がん検診
【
【 検診方法
検診方法 】
】
対策型として
対策型として
z
z
有効性が認められている
有効性が認められている
→
→ 視触診+マンモグラフィ
視触診+マンモグラフィ
→
→ 視触診+マンモグラフィ
視触診+マンモグラフィ
z
z
有効性が検討中
有効性が検討中
有効性が検討中
有効性が検討中
→
→ 超音波検査
超音波検査
z
z
無効
無効
→
→ 視触診のみ
視触診のみ
(41)(42)(43)(44)(45)マンモトーム生検
マンモトーム生検
マンモトームとは三次元マンモグラフィ
マンモトームとは三次元マンモグラフィ
で使用する乳房専用の吸引式針生検シス
で使用する乳房専用の吸引式針生検シス
使用す
使用す
乳房専用
乳房専用
吸引式針
吸引式針
検
検
テムのことをいう。
テムのことをいう。
11回の穿刺で、複数の大きな組織を採取す
回の穿刺で、複数の大きな組織を採取す
ることができ、診断がつきにくい微小病
ることができ、診断がつきにくい微小病
、診断
、診断
微
微
病
病
変の生検を確実に行うことが可能である。
変の生検を確実に行うことが可能である。
触診や超音波で検出不能な病変の組織診
触診や超音波で検出不能な病変の組織診
断に有用である。
断に有用である。
(46)(47)(48)(49)マンモトーム生検結果
マンモトーム生検結果
(市立函館病院:平成
(市立函館病院:平成1818年年88月~月~2222年年99月)月)
(市立函館病院:平成
(市立函館病院:平成1818年年88月~月~2222年年99月)月)
1 9
1 9回 検査
回
検査
~
~
179
179回の検査で~
回の検査で~
非浸潤癌
非浸潤癌
悪
26
26件
件
悪
性
浸潤癌
浸潤癌
21
21件
件
47
21
21件
件
件
内微小浸潤癌3例
内微小浸潤癌3例
内微小浸潤癌3例
内微小浸潤癌3例
(50)乳がん検診で小さな乳がんが
乳がん検診で小さな乳がんが
発見されれば
発見されれば
発見されれば
発見されれば
非浸潤癌であれば
• ほぼ100%の治癒
非浸潤癌であれば
• リンパ節郭清不要
浸潤癌であっても
• 高い生存率
• 高率に乳房温存
• センチネルリンパ節生検でリンパ節郭清省略
• 補助化学療法非適応例の増加
(51)乳がん手術成績(市立函館病院)
乳がん手術成績(市立函館病院)
(52)生存率
生存率
Stage I
100
N=484
N=814
N=1,704
Stage II
全体
90
80
70
N=107
N 1,704
Stage IIIA
70
60
50
生存
率
N=72
Stage
IIIB
50
40
30
率
(%)
N=48
IIIB
Stage IV
30
20
10
がんの統計’03 (財)がん研究振興財団 編
(年)
0
1 2 3 4 5
(53)乳がんの危険因子
乳がんの危険因子
初潮がはやい初潮がはやい
月経周期が短い月経周期が短い
肥満肥満
家族に乳がんの人がい家族に乳がんの人がい
月経周期が短い月経周期が短い
閉経が遅い閉経が遅い
家族に乳がんの人がい家族に乳がんの人がい
る
る
子宮体がん 卵巣がん子宮体がん 卵巣がん
出産未経験出産未経験
高齢出産
高齢出産
子宮体がん、卵巣がん子宮体がん、卵巣がん
の既往
の既往
長期間 ホルモン補充
長期間 ホルモン補充
高齢出産高齢出産
高学歴である高学歴である
長期間、ホルモン補充長期間、ホルモン補充
療法を受けている
療法を受けている
等々
等々
(54)大腸がん検診
大腸がん検診
【
【検診方法検診方法】】
死亡率減少効果を示す証拠あり死亡率減少効果を示す証拠あり
便潜血検査
便潜血検査
–– 便潜血検査便潜血検査
対策型検診、任意型検診ともに強くすすめる
対策型検診、任意型検診ともに強くすすめる
–– 内視鏡検査・注腸X線検査内視鏡検査・注腸X線検査
検査に伴う不利益が無視できないため、
検査に伴う不利益が無視できないため、
対策型検診としてはすすめられない
対策型検診としてはすすめられない
対策型検診としてはすすめられない
対策型検診としてはすすめられない
死亡率減少効果がない死亡率減少効果がない
–– 直腸指診直腸指診直腸指診直腸指診
検診として実施することはすすめられない
検診として実施することはすすめられない
(55)大腸がん検診で早期のがんが
大腸がん検診で早期のがんが
発見されれば
発見されれば
発見されれば
発見されれば
高い生存率
高い生存率
高い生存率
高い生存率
内視鏡的治療での根治
内視鏡的治療での根治
腹腔鏡下手術の実施
腹腔鏡下手術の実施
(56)大腸がん
大腸がん
((結腸がん
結腸がん
))手術成績
手術成績
(市立函館病院)
(市立函館病院)
(市立函館病院)
(市立函館病院)
(57)大腸がん
大腸がん
((直腸がん
直腸がん
))手術成績
手術成績
(市立函館病院)
(市立函館病院)
(市立函館病院)
(市立函館病院)
(58)(59)(60)胃がん検診
胃がん検診
【
【検診方法検診方法】】
【
【検診方法検診方法】】
死亡率減少効果を示す証拠あり死亡率減少効果を示す証拠あり
–– 胃X線検査胃X線検査
対策型検診、任意型検診ともに強くすすめる
対策型検診、任意型検診ともに強くすすめる
死亡率減少効果が検討中死亡率減少効果が検討中
内視鏡検査 ペプ ゲ 法
内視鏡検査 ペプ ゲ 法
–– 内視鏡検査・ペプシンノゲン法内視鏡検査・ペプシンノゲン法
–– ヘリコバクタピロリ抗体ヘリコバクタピロリ抗体
対策型検診とし はすすめられ な
対策型検診とし はすすめられ な
対策型検診としてはすすめられていない
対策型検診としてはすすめられていない
(61)胃がん検診で早期のがんが
胃がん検診で早期のがんが
発見されれば
発見されれば
発見されれば
発見されれば
高い生存率
高い生存率
高い生存率
高い生存率
内視鏡的治療での根治
内視鏡的治療での根治
腹腔鏡下手術の実施
腹腔鏡下手術の実施
腹腔鏡下
腹腔鏡下
術
術
実施
実施
(62)胃がん手術成績
胃がん手術成績
(市立函館病院)
(市立函館病院)
(市立函館病院)
(市立函館病院)
(63)(64)(65)がん検診で見つかる
がんの
60%以上は、
粘膜の表面のごく一部だけにとどまる
粘膜
表面
く
部だけ
とどまる
上皮内がんなどごく早期のがん
で、
その大半は子宮を温存した治療が可能です
その大半は子宮を温存した治療が可能です。
子宮頸がん検診(細胞診)は・・・
痛みのない検査です。
検
精度の高い検査です。
短時間で終了します(
3分くらい)
短時間で終了します(
3分くらい)
(66)子宮がん検診はあくまで
無症状のうちにあえて検診することで
無症状のうちにあえて検診することで
早期発見することに意味がある
症状が出てしま
たのでは遅い!
症状が出てしまったのでは遅い!
(進行している可能性)
(進行して る可能性)
(67)さらにもう一つ重要なこと
さらにもう一つ重要なこと
0期までならがんにかかっても
子宮を残して妊娠することが
可能です。
早期発見すれば妊娠をあきらめる必要がない!
早期発見すれば妊娠をあきらめる必要がない!
(逆に言えば進行していると子宮を摘出する必要があります)
(68)わが国のがん検診受診率の推移
わが国のがん検診受診率の推移
(国立がんセンターHPより)
(国立がんセンターHPより)
(国立がんセンターHPより)
(国立がんセンターHPより)
(69)がん検診受診率の国際比較
がん検診受診率の国際比較
(国立がんセンターHPより)
(国立がんセンターHPより)
(国立がんセンターHPより)
(国立がんセンターHPより)
(70)函館市のがん検診受診者数の推移
函館市のがん検診受診者数の推移
8000
6000
7000
胃
5000
6000
胃
大腸
肺
3000
4000
肺
乳腺
子宮頚部
2000
3000
子宮頚部
子宮体部
0
1000
0
H19 H20 H21
(71)函館市のがん検診受診率
函館市のがん検診受診率
(
(
度)
度)
(平成
(平成
20
20年度)
年度)
子宮
35
子宮
30
35
子宮
乳腺
25
15
20
乳腺
胃
肺
大腸
10
15
胃
肺
大腸
肺
5
10
0
函館 全道
(72)がん検診の目標
がん検診の目標
55年以内に検診受診率50%以上
年以内に検診受診率50%以上
(がん対策推基本計画)
(がん対策推基本計画)
ガン検診受診率の向上
ガン検診受診率の向上
ガン検診受診率の向上
ガン検診受診率の向上
(西尾市長マニフェスト)
(西尾市長マニフェスト)
(73)がん検診を受けましょう
がん検診を受けましょう
ご自分のため、家族のため、
ご自分のため、家族のため、
そして社会のために、
そして社会のために、
ご自分のため、家族のため、
ご自分のため、家族のため、
そして社会のために、
そして社会のために、
そして社会のために、
そして社会のために、
がん検診の受診をお勧めします
がん検診の受診をお勧めします
そして社会のために、
そして社会のために、
がん検診の受診をお勧めします
がん検診の受診をお勧めします
本日、みえられていない
本日、みえられていない
身の回りの方にも
身の回りの方にも
本日、みえられていない
本日、みえられていない
身の回りの方にも
身の回りの方にも
身の回りの方にも
身の回りの方にも
がん検診受診を是非お勧め下さい
がん検診受診を是非お勧め下さい
身の回りの方にも
身の回りの方にも
がん検診受診を是非お勧め下さい
がん検診受診を是非お勧め下さい
(74)がん検診の相談・情報は
がん検診の相談・情報は
がん相談支援センター(市立函館病院)
がん相談支援センター(市立函館病院)
電話
電話
0138
0138-
-
43
43-
-
2000
2000(代)
(代)
電話
電話
(
(
)
)
市立函館保健所健康増進課
市立函館保健所健康増進課
電話
電話
0138
0138-
-
32
32-
-
1532
1532
国立がんセンタ
国立がんセンタ
ホ
ホ
ムペ
ムペ
ジ
ジ
国立がんセンターホームページ
国立がんセンターホームページ
http://www.ncc.go.jp/jp/
http://www.ncc.go.jp/jp/
対がん協会ホームページ
対がん協会ホームページ
http://www jcancer jp/
http://www jcancer jp/
http://www.jcancer.jp/
http://www.jcancer.jp/