<MW-400i-107-01>
InterSec/MW
データ移行ガイド
本書は下記の製品が対象です
InterSec/MW400i
2014/9 初版
目次
はじめに ... - 3 - 1. ユーザ登録情報... - 5 - 2. メール関連 ... - 6 - 2.1. メールサーバ設定 ... - 6 - 2.2. メールエイリアス ... - 7 - 2.3. 全メール保存設定 ... - 11 - 2.4. メールデータ ... - 12 - 2.5. ユーザ毎のメール設定 ... - 14 - 2.6. メーリングリスト ... - 16 - 3. Web コンテンツ ... - 18 - 4. DNS サーバ ... - 20 - 4.1. MW300e/MW500e/MW300f/MW500f/MW300g/MW500g からの移行 ... - 20 - 4.2. MW400g/MW400h/MW400h2 からの移行 ... - 20 -はじめに
本ドキュメントは、既存のメールサーバ・WEB サーバ(下表、移行元機種を参照)から InterSec/MW400i (以下、MW と表記します)へのデータ移行に関する参考資料として提供する目的で作成されています。 【作業一覧表1】 移行元機種 *1 ユーザ 情報 メール エイリアス 設定 全メール 保存設定 メール データ メール 転送設定 メーリングリスト(fml)設定 アドレス帳 データ *2 WEB コンテンツ N8100-1343 MW300e 1 2.2. 2.3. 2.4. 2.5. 2.6. - 3. N8100-1344 MW500e N8100-1460 MW300f N8100-1461 MW500f N8100-1559 MW300g N8100-1560 MW500g N8100-1643 MW400g N8100-1705 MW400h NP8100-1808YPCY R110d-1M(MW400h2) 【作業一覧表2】 移行元機種 *1 DNS サーバ 設定 N8100-1343 MW300e 4.1 N8100-1344 MW500e N8100-1460 MW300f N8100-1461 MW500f N8100-1559 MW300g N8100-1560 MW500g N8100-1643 MW400g 4.2 N8100-1705 MW400h NP8100-1808YPCY R110d-1M(MW400h2) *1 弊社サーバの製品名の“Express5800/”は省略しています。*2 WEBMAIL 機能が WEBMAIL-EXT から WEBMAIL-X への変更に伴い、WEBMAIL-EXT 用である LDAP アドレス帳 は削除いたしました。
MW400i におけるカーネル、主要サービス、スクリプト言語のバージョン情報 MW400i の出荷状態、およびインストール DVD による再インストール直後の状態でのカーネル、主要サー ビス、スクリプト言語の各パッケージのメジャーバージョンは以下のとおりです。 ※ MW400i からメールサーバ機能は、postfix、dovecot パッケージを採用しました。 機能(パッケージ名) メジャーバージョン カーネル kernel-2.6.18-371.el5.x86_64 メールサーバ(postfix) postfix-2.10.2-3.2.x86_64 メールサーバ(dovecot) dovecot-2.2.7-0_142.x86_64 Web サーバ(httpd) httpd-2.2.3-82.el5_9.x86_64 DNS サーバ(named) bind-9.9.5-2.x86_64 DHCP サーバ(dhcpd) dhcp-3.0.5-33.el5_9.x86_64 FTP サーバ(vsftpd) vsftpd-2.0.5-28.el5.x86_64 スクリプト(perl) perl-5.8.8-41.el5.x86_64 (php) php-5.1.6-40.el5_9.x86_64 (python) python-2.4.3-56.el5.x86_64 (ruby) ruby-1.8.5-31.el5_9.x86_64 ※アップデート適用でバージョンは更新される場合があります。
1.
ユーザ登録情報
ユーザ登録情報は移行できません。 MW の管理画面(ドメイン管理者 Management Console)からユーザの登録を行ってください。 MW ではユーザ情報(パスワード情報も含む)を複数で管理していますので、/etc/passwd や/etc/shadow などの情報を使っての移行はできません。 管理画面からCSV 形式のデータファイルを使用したユーザ一括登録が可能です。以下の CSV 形式を参 考にしてデータファイルを作成してください。 パラメータ名 パラメータの形式 省略の可否 ユーザ名 英小文字、数字 (注 1) 必須 パスワード(注 2)(注 3) 半角英数字、半角記号 省略可能 メール保存期間(日数) 数値 省略可能 ディスク上限(メールスプール用) 数値 省略可能 ディスク上限(ホーム用) 数値 省略可能 Web ページを持つ ON/OFF 省略可能 FTP の使用を許可する ON/OFF 省略可能 ssh の使用を許可する ON/OFF 省略可能 (予約済み) (未使用) (未使用) 説明 文字列 省略可能 (注 1) 1~16 文字の 1 バイト系文字の英小文字・数字・ハイフン・アンダーバー・ピリオドで、先頭は英 字で始まらなくてはなりません。英字大文字を使用してはいけません。これはメール他いくつか のサービスで、大文字と小文字が区別されないためです。ユーザ名自体は大文字小文字が区別 されて登録されますので、注意してください。 (注 2) パスワードが未設定のユーザは POP/IMAP/FTP にログインできません。ログインを可能に するためには、パスワードの位置にパスワードを指定してください。ただしパスワード省略でも登 録はできます。ユーザ情報変更画面でパスワードを入力してください。 (注 3) MW400i ではパスワードの最小長がデフォルトにて、6 文字(仮想ドメインは 8 文字)に 設定されています。6 文字未満のパスワードを設定する場合は、 システム管理者Management Console の「ドメイン編集」画面でパスワードの最小長を “0”に設定してください。 [レコード記入例] taro,bazzagoz,180,10,10,OFF,OFF,OFF,,日電太郎 hanako,ilovenec,180,10,10,OFF,OFF,OFF,, 日電花子 jiro,necexpmw,180,,10,OFF,,OFF,, ユーザ登録の注意制限事項については、MW の Management Console のヘルプも参照して下さい。2.
メール関連
2.1. メールサーバ設定
MW のメールサーバは、postfix/dovecot を採用しています。 旧機種(sendmail/popd/imapd)や他社機種からの移行の場合、再設定を行なってください。 また、MW の専用設定がありますので、移行元のメールサーバが postfix/dovecot の場合においても再設 定を行なってください。2.2. メールエイリアス
MW のメールエイリアス設定においては、旧機種における include 指定形式の設定は行えません。 その為、ドメイン管理者Management Console のエイリアスの追加画面から再設定を行なってください。 一般的なsendmail ベースのメールサーバではメールのエイリアス設定は、/etc/mail/aliases という名前の フ ァ イ ル に 行 い ま す 。MW では 、/etc/mail/aliases とは 別 の 設 定フ ァイ ルを用 意 し、 Management Console(ドメイン管理者)にて管理しています。 メールエイリアス設定の移行は、移行元機種に依存するため後述の各方法で移行してください。 他社サーバ 「■移行元サーバでの作業手順」と「■移行先サーバでの作業手順」別に記載しています。 ■移行元サーバでの作業手順 1.ssh コマンド等で移行元サーバにログインし、root アカウントに変更(su) 2./etc/mail/aliases を /tmp に別名でコピー (注意事項)別名に関し、”aliases_”の後ろの部分は、移行先サーバの実ドメインの グループ名を指定してください。 3./tmp にカレントディレクトリを移動 4.以下のコマンドを実行 su - root cp /etc/mail/aliases /tmp/aliases_reald cd /tmpchown root:root aliases_reald chmod 644 aliases_reald
5.aliases_reald の編集を行う vi 等のエディタを使用し、編集を行ってください。編集手順は以下となります。 5.1.お客様にて設定されたエイリアスの設定箇所を残し、それ以外の設定をすべて削除 5.2.ファイルの先頭行に以下の文字列を追記 #WbMC Update 編集後のイメージは以下のようになります。 (例) #WbMC Update
[email protected] [email protected], [email protected] [email protected] [email protected], [email protected]
(注意事項)”エイリアス名@ドメイン名:”と”転送先メールアドレス”の間は、tab で区切る必要が あります。半角スペースで区切った場合、Management Console 上で設定内容が認識されません。 6.以下のコマンドを実行 7.ftp コマンド等を使用し、移行先、もしくは、別サーバへ aliasesdir.tar を転送 ftp で転送する場合は、必ず、バイナリモードで転送すること ■移行先サーバでの作業手順 aliasesdir.tar が /tmp 配下に格納されていることを前提としています。 1.メールサービスを停止 Management Console(システム管理者)のサービス画面より、 メールサーバ(postfix)/ メールサーバ(dovecot)を[停止]します。 2.ssh コマンド等で MW サーバにログインし、root アカウントに変更(su) 3./etc/opt/nec/wbmc/aliasesdir にカレントディレクトリを移動 4.以下のコマンドを実行 5.Management Console(システム管理者)の「ドメイン情報」画面にて、 「■ 実ドメイン情報」の「管理画面」ボタンをクリックし、 Management Console(ドメイン管理者)を起動 tar cf aliasesdir.tar aliases_reald
su - root
cd /etc/opt/nec/wbmc/aliasesdir
6.Management Console(ドメイン管理者)の「メールサーバ」画面にて、 「■ エイリアスの設定」の「エイリアスの設定...」ボタンをクリック 7.「エイリアスの設定」画面にて表示されているエイリアス設定の任意の1つを選び、 「編集」ボタンをクリック 8.「エイリアスの編集」画面にて、「設定」ボタンをクリック 9.メールサービスを起動 Management Console(システム管理者)のサービス画面より メールサーバ(postfix)/ メールサーバ(dovecot)を[起動]します。 旧MW サーバ ●MW 旧機種からの移行 「■移行元サーバでの作業手順」と「■移行先サーバでの作業手順」を列挙します。 MW 旧機種からの移行は、メールエイリアス移行ツールを用いて、変換を行います。 ■移行元サーバでの作業手順 1.ssh コマンド等で移行元サーバにログインし、root アカウントに変更(su) 2.以下のコマンドを実行 3.ftp コマンド等を使用し、移行先、もしくは、別サーバへ/var/tmp/mailalias.tgz を転送 ftpで転送する場合は、必ず、バイナリモードで転送すること su - root
tar czfh /var/tmp/mailalias.tgz /etc/opt/nec/wbmc/aliases* /etc/mail/include/ /etc/opt/nec/wbmc/domain.conf /etc/domainaliases
注意事項
移行先のドメイン名(実ドメイン、仮想ドメイン)は、移行元のドメイン名と同一にしてく ださい。 実ドメインから仮想ドメイン、またはその逆への移行は出来ません。 必ず、移行元と同じ設定にしてください。 ドメイン名の変更が必要な場合、移行後に Management Console(システム管理者) にて、ドメイン名の変更を行ってください。■移行先サーバでの作業手順 mailalias.tgz が /var/tmp 配下に格納されていることを前提としています。 また、移行ツールが予めインストールされている必要があります。移行ツールのインストールが未 だの場合は、「補足:移行ツールのインストール方法」の手順に従ってインストールを実施してくださ い。 1.メールサービスを停止 Management Console(システム管理者)のサービス画面より、 メールサーバ(postfix)/ メールサーバ(dovecot)を[停止]します。 2.ssh コマンド等で MW サーバにログインし、root アカウントに変更(su) 3./var/tmp にカレントディレクトリを移動 4.以下のコマンドを実行 5.メールエイリアス移行ツールを実行 メールデータ移行ツールを実行後、以下のような情報入力が要求されます。 “Data directory”のプロンプトが表示されたら、移行元メールデータの ディレクトリを入力。本手順書通りのディレクトリの場合、/var/tmp を入力 メールデータ移行に失敗した場合、ERROR:”理由”が表示されます。 “ERROR!”表記がなく、”Success”が表示された場合は、成功を意味します。 6.メールサービスを起動 Management Console(システム管理者)のサービス画面より、 メールサーバ(postfix)/ メールサーバ(dovecot)を[起動]します。 メールエイリアスの移行は、ドメイン毎に実施する必要があります。 su - root cd /var/tmp tar xvzf /var/tmp/mailalias.tgz perl /opt/nec/wbmc/bin/aliasconvert.pl data directory:[移行元メールデータディレクトリ]
2.3. 全メール保存設定
全メール保存の設定情報は、 /etc/mail/mwbcc 配下に保存されます。 /etc/mail/mwbcc 配下のファイ ルをetc/postfix/mwbcc にコピーする事により移行可能です。
全メール保存機能を使用するためには、以下のライセンスを購入する必要があります。
2.4. メールデータ
MW では、ユーザのメールデータは Maildir++形式で格納されています。 MW 旧機種では独自方式の Maildir 形式のため、メールデータファイルを そのまま移行することができません。以下の方法で移行してください。 ●MW 旧機種からの移行 MW 旧機種からの移行は、メールデータ移行ツールを用いて、変換を行います。 ■移行元サーバでの作業手順 1.ssh コマンド等で移行元サーバにログインし、root アカウントに変更(su) 2.以下のコマンドを実行 3.ftp コマンド等を使用し、移行先、もしくは、別サーバへ/var/tmp/maildata.tgz を転送 ftpで転送する場合は、必ず、バイナリモードで転送すること su - roottar czfh /var/tmp/maildata.tgz /home/mail/[ドメイン名]
注意事項
移行先のドメイン名(実ドメイン、仮想ドメイン)は、移行元のドメイン名と同一にしてく ださい。 実ドメインから仮想ドメイン、またはその逆への移行は出来ません。 必ず、移行元と同じ設定にしてください。 ドメイン名の変更が必要な場合、移行後に ManagementConsole(システム管理者) にて、ドメイン名の変更を行ってください。 既読情報の引き継ぎは行えません。■移行先サーバでの作業手順 maildata.tgz が /var/tmp 配下に格納されていることを前提としています。 また、移行ツールが予めインストールされている必要があります。移行ツールのインストールが未 だの場合は、「補足:移行ツールのインストール方法」の手順に従ってインストールを実施してくださ い。 1.メールサービスを停止 Management Console(システム管理者)のサービス画面より、 メールサーバ(postfix)/ メールサーバ(dovecot)を[停止]します。 2.ssh コマンド等で MW サーバにログインし、root アカウントに変更(su) 3./var/tmp にカレントディレクトリを移動 4.以下のコマンドを実行 5.メールデータ移行ツールを実行 メールデータ移行ツールを実行後、以下のような情報入力が要求されます。 “Domain name:”のプロンプトが表示されたら、移行を行うドメイン名を入力 “Data directory”のプロンプトが表示されたら、移行元メールデータの ディレクトリを入力。本手順書通りのディレクトリの場合、/var/tmp/を入力 メールデータ移行に失敗した場合、ERROR:”理由”が表示されます。 6.メールサービスを起動 Management Console(システム管理者)のサービス画面より、 メールサーバ(postfix)/ メールサーバ(dovecot)を[起動]します。 メールデータの移行は、ドメイン毎に実施する必要があります。 su - root cd /var/tmp tar xvzf /var/tmp/maildata.tgz perl /opt/nec/wbmc/bin/mailconv.pl Domain name:[移行を行うドメイン名]] data directory:[移行元メールデータディレクトリ]
2.5. ユーザ毎のメール設定
●他機種からの移行 MW サーバは dovecot(sieve)において、ユーザ毎のメール設定を行っています。 MW においては、ユーザ毎のメール設定を WEB ブラウザ経由で参照・更新するインターフェースを用意し ています。それにおいて、設定の変更をおこなってください。 ●MW 旧機種からの移行 旧機種からのユーザ毎のメール設定は、以下の方法で実施してください。 MW 旧機種からの移行は、メールデータ移行ツールを用いて、変換を行います。 ■移行元サーバでの作業手順 1.ssh コマンド等で移行元サーバにログインし、root アカウントに変更(su) 2.以下のコマンドを実行 3.ftp コマンド等を使用し、移行先、もしくは、別サーバへ/var/tmp/forward_data.tgz を転送 ftpで転送する場合は、必ず、バイナリモードで転送すること su - rootfind /home/web/[ドメイン名] ¥( -name ¥.forward¥* -o -name ¥.vacation.msg -o -name ¥.mailalert.msg ¥) | xargs tar zcvf /var/tmp/forward_data.tar.gz
注意事項
移行先のドメイン名(実ドメイン、仮想ドメイン)は、移行元のドメイン名と同一にしてく ださい。 実ドメインから仮想ドメイン、またはその逆への移行は出来ません。 必ず、移行元と同じ設定にしてください。 ドメイン名の変更が必要な場合、移行後に ManagementConsole(システム管理者) にて、ドメイン名の変更を行ってください。■移行先サーバでの作業手順 forward_data.tgz が /var/tmp 配下に格納されていることを前提としています。 また、移行ツールが予めインストールされている必要があります。移行ツールのインストールが未 だの場合は、「補足:移行ツールのインストール方法」の手順に従ってインストールを実施してくださ い。 1.メールサービスを停止 Management Console(システム管理者)のサービス画面より、 メールサーバ(postfix)/ メールサーバ(dovecot)を[停止]します。 2.ssh コマンド等で MW サーバにログインし、root アカウントに変更(su) 3./var/tmp にカレントディレクトリを移動 4.以下のコマンドを実行 5.メールデータ移行ツールを実行 メールデータ移行ツールを実行後、以下のような情報入力が要求されます。 “Domain name:”のプロンプトが表示されたら、移行を行うドメイン名を入力 “Data directory”のプロンプトが表示されたら、移行元メールデータの ディレクトリを入力。本手順書通りのディレクトリの場合、/var/tmp を入力 メールデータ移行に失敗した場合、ERROR:”理由”が表示されます。 6.メールサービスを起動 Management Console(システム管理者)のサービス画面より、 メールサーバ(postfix)/ メールサーバ(dovecot)を[起動]します。 メールデータの移行は、ドメイン毎に実施する必要があります。 su - root cd /var/tmp tar xvzf /var/tmp/forward_data.tgz perl /opt/nec/wbmc/bin/homeconfconv.pl Domain name:[移行を行うドメイン名] data directory:[移行元メールデータディレクトリ]
2.6. メーリングリスト
他社サーバ、メーリングリスト設定は移行することができません。お手数ですが、MW にて再設定してく ださい。 旧MW シリーズ製品は、移行することができます。以下の注意事項および後述の手順を参照してくださ い。 「■移行元サーバでの作業手順」と「■移行先サーバでの作業手順」を列挙します。 ■移行元サーバでの作業手順 1.ssh コマンド等で移行元サーバにログインし、root アカウントに変更(su) 2.移行する各ドメインのメーリングリスト設定を退避 3.ftp コマンド等を使用し、移行先、もしくは、別サーバへ/var/tmp/fmldata.tgz、/var/tmp/fmletc.tgz を転送 ftp で転送する場合は、必ず、バイナリモードで転送すること注意事項
移行先のドメイン名(実ドメイン、仮想ドメイン)は、移行元のドメイン名と同一にしてく ださい。 実ドメインから仮想ドメイン、またはその逆への移行は出来ません。 必ず、移行元と同じ設定にしてください。 ドメイン名の変更が必要な場合、移行後に Management Console(システム管理 者)にて、ドメイン名の変更を行ってください。 但し、メーリングリスト返信メッセージは変更されませんので、移行後に再設定が必 要です。 su - root cd /home/fml/tar czfh /var/tmp/fmldata.tgz /home/fml/
tar czfh /var/tmp/fmletc.tgz ./etc/mail/aliases /etc/opt/nec/wbmc/aliases* /etc/domainaliases
■移行先サーバでの作業手順 移行元サーバで退避したファイルが/tmp 配下に格納されていることを前提 としています。 1.メールサービスを停止 Management Console(システム管理者)のサービス画面より、 メールサーバ(sendmail)を[停止]します。 2.ssh コマンド等で MW サーバにログインし、root アカウントに変更(su) 3.退避した各ドメインのメーリングリスト設定を展開 4.メーリングリスト設定を変換します。 メールデータ移行ツールを実行後、以下のような情報入力が要求されます。 “Data directory”のプロンプトが表示されたら、移行元メーリングリスト設定ファイルの ディレクトリ(fmletc.tgz を解凍したカレントディレクトリ)を入力。 本手順書通りのディレクトリの場合、/var/tmp を入力 移行に失敗した場合、ERROR:”理由”が表示されます。 6.メールサービスを起動 Management Console(システム管理者)のサービス画面より メールサーバ(postfix)/ メールサーバ(dovecot)を[起動]します。 su - root cd /home/fml/ tar xvzf /var/tmp/fmldata.tar.gz –C / tar xvzf /var/tmp/fmletc.tgz perl /opt/nec/wbmc/bin/fmlconvert.pl data directory:[移行元メールデータディレクトリ]
3.
Web コンテンツ
MW は、仮想ドメインに対応しているため、ドメイン単位にドキュメントルート・ユーザ単位のコンテンツが あります。各ドキュメントルートの対象ディレクトリは以下のとおりです。 ドメイン単位のコンテンツ ドキュメントルート /home/web/ドメイン名/htdocs ユーザドメイン単位のコンテンツ ドキュメントルート /home/web/ドメイン名/users/ユーザ名/ftp/public_html 以下の移行元サーバのドキュメントルートに従い、コンテンツを移行してください。 コンテンツ移行後、移行した各ファイルの所有者、グループを確認し、適宜変更して下さい。 ・一般的なapache で運用されているサーバ、 ドメイン単位のコンテンツ ドキュメントルート /usr/local/apache /htdocs ユーザドメイン単位のコンテンツ ドキュメントルート /home/ユーザ名/public_html ※ 上記ディレクトリは、標準的な設定に基づくものです。実際のディレクトリは、ご利用のサーバをご確認くださ い。 ・MW サーバ ドメイン単位のコンテンツ ドキュメントルート /home/web/ドメイン名/htdocs ユーザドメイン単位のコンテンツ ドキュメントルート /home/web/ドメイン名/users/ユーザ名/ftp/public_htmlコンテンツ移行に関する注意事項
html ファイル内に絶対パスや既存サーバ名を含む URL でリンクがある場合は、書き換えが必要で す。 ユーザ単位のコンテンツファイルのオーナ、グループは対象ユーザのID に変更して下さい。 実ドメインのユーザの場合、以下のコマンドでユーザ、グループを変更できます。 chown –R ユーザ名 /home/web/ドメイン名/users/ユーザ名 chgrp –R グループ名 /home/web/ドメイン名/users/ユーザ名 仮想ドメインのユーザの場合、は以下のコマンドを実行してください。 chown –R ユーザ名@グループ名 /home/web/ドメイン名/users/ユーザ名 chgrp –R グループ名 /home/web/ドメイン名/users/ユーザ名 グループ名は、ManagmentConsole「ドメイン情報」画面の「グループ名」を確認してください。 CGI を使用している場合は、実行権の設定を Management Console でディレクトリ単位に設定可能です。また、スクリプト言語のバージョンやパス名の違いについては、予め対応しておく必要があり ます。 MW の出荷状態における主なサーバ機能、スクリプト言語のバージョンは、4 ページの「MW400i におけるカーネル、主要サービス、スクリプト言語のバージョン情報」を参照してください。 FTP を使用してドメイン単位のコンテンツを移行する場合、ドメインのマスター管理者として設定され たユーザアカウントを使用する必要があります。 移行先サーバにおいてManagement Console(ドメイン管理者)の「管理者情報」画面で マスター管理者の設定を行って下さい。 なお、マスター管理者のユーザアカウントでログイン後「cd /」コマンドを実行することにより、 /home/web/ドメイン名 配下へ移動できます。
MW では、Web サーバとしてのデフォルト文字コードの設定は、Management Console(システム管 理者)の「Web サーバ(httpd)」画面で行うことができます。移行元の HTML 文書の記述内容(文字コ ード)に従い、文字コードを設定して下さい。
4.
DNS サーバ
4.1. MW300e/MW500e/MW300f/MW500f/MW300g/MW500g からの移行
ゾーン管理方法が異なるため、設定ファイルやゾーンファイルの直接コピーでの移行はできません。 以下の方法でゾーン、RR を登録してください。 1. MW400i でゾーンを登録 2. 「ゾーン編集」画面から RR の再登録、またはゾーンファイルの直接編集による RR の登録4.2. MW400g/MW400h/MW400h2 からの移行
■移行元サーバでの作業手順 1. ssh コマンド等で移行元サーバにログインし、root アカウントに変更(su) 2. DNS サーバ設定を退避 3. /var/tmp/nameddata.tgz ファイルを移行先サーバに転送 ftp で転送する場合は、必ず、バイナリモードで転送すること。 ■移行先サーバでの作業手順 移行データ(nameddata.tgz)ファイルが/tmp に格納されていることを前提とします。 1. ssh コマンド等で移行元サーバにログインし、root アカウントに変更(su) 2. DNS サーバ設定を展開 移行データ(nameddata.tgz)ファイルを展開した後は、必ず ManagementConsole 画面で DNS サ ーバ設定内容を確認してください。 su - root cd /var/named/chroottar czfh /var/tmp/nameddata.tgz ./etc ./var/named
su - root
cd /var/named/chroot