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学 位 論 文 審 査 結 果 の 要 旨

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Academic year: 2021

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(様式8号)「課程博士用」

学 位 論 文 審 査 結 果 の 要 旨

専 攻 名 システム工学 専 攻 氏 名 Jean-Philippe Douarville-Blaise 学 位 論 文 題 目

Eliminate Crosstalk Using Symmetry in MIMO Arrays of Inductive

Antennas: The Pie-Chart Antennas

主査 ・ 副査

主査 駒田 諭 ○

副査 竹尾 隆 ○

副査 石田 宗秋 ○

副査 山村 直紀 ○

副査 平井 淳之 ○

審査結果の要旨

学位論文の研究内容は、風車のように回転している機器における高速な信号伝送に関するもので ある。従来は

Bluetooth

のような無線伝送や、接点を有するスリップリングが用いられているが、

前者は転送速度に問題があり、後者は摩耗によるメンテナンスが必要となる。本研究は接点のない スリップリングを実現するための無線による給電とデータ転送(Near-Field Wireless Transmission

of Power and Information: NFWTPI)に関する研究を行っている。

小型で高いデータ転送能力を持つ多入出力(Multi Input Multi Output: MIMO)の

NFWTPI

を実 現するためには、クロストーク(漏話)を低減する必要がある。低周波の電力伝送と高周波の情報伝送 を分離することで、クロストークの問題を起こりにくくすることはできるが、装置の重量や大きさ が大きくなっていた。それに対して、T. Bieler はデータ用コイルの中に電力用コイルを配置するこ とで、クロストークの影響を低減した。Pie-Chart アンテナは

T. Bieler

の手法の多くのチャンネル への拡張であり、対称性を用いて多数のチャネルでの相互インダクタンスを低減する手法である。

学位論文では高いクロストーク除去能力を持った新たな

Pie-Chart

アンテナの配置を提案した。

本コンセプトに対して理論モデルを導入し、アンテナを構築する簡単な繰り返し手法を提案し、

Matlab

を用いた数値解析を行い、150Hz から

1.5MHz

の範囲の実験を行うことでその有効性を示

した。本研究の貢献は対称性の繰り返しによって、短時間に廉価な多チャンネルの装置を設計可能 としたことである。

公聴会において上記の内容の講演が行われ、さらに質問に対して的確に回答が行われた。学術雑 誌の論文が

1

件掲載済みであることを確認し、学位論文の下書きの内容を確認した。以上により、

学位授与に値する研究成果をあげていることが確認でき、学位論文審査と最終試験を合格と判定し、

学位授与の予備判定を合格と決定した。

参照

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