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今月の麦大豆

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Academic year: 2021

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Ⅰ 麦 、 大 豆 等

実 況

1 大 麦 ・ ・ ・ 播 種 が 遅 か っ た 圃 場 等 で は 、 茎 数 少 な く 、 生 育 小 さ い 。

越 冬 前 生 育 が 順 調 だ っ た 圃 場 で は 、 下 葉 の 黄 化 が 目 立 つ 。

今 年 は 降 雪 が 少 な い た め 、奥 越 お よ び 中 山 間 地 の 大 麦 畑 は 積 雪 下 に あ る も の の 、平 坦 地 等 で は 土 が 露 出 し て い る 状 態 で あ る 。 播 種 時 期 が 早 い 圃 場 で は 茎 数 は や や 多 め で あ る も の の 、播 種 時 期 が 遅 い 圃 場 で は 、11 月・12 月 の 低 温 で 生 育 は 進 ま ず 茎 数 は 少 な め と な っ て い る 。 下 葉 の 黄 化 が 目 立 つ 。

2 気 象 ・ ・ ・ 冬 型 の 気 圧 配 置 の 影 響 で 、 雪 や 雨 が 多 い 。

12 月 下 旬 、 1 月 中 旬 は 、 平 年 よ り 気 温 低 い 。

12 月 下 旬 は 、 冬 型 の 気 圧 配 置 の 影 響 に よ り 雪 や 雨 の 日 が 多 く あ っ た 。 特 に 28 日 と 29 日 は 、 上 空 に 強 い 寒 気 が 入 っ た た め 大 雪 と な っ た と こ ろ が あ っ た 。 平 均 気 温 は 、 全 て の 地 点 で 、 平 年 よ り 低 く な っ た 。 降 水 量 は 、 美 浜 、 小 浜 で 平 年 よ り か な り 多 く な っ た ほ か は 、 平 年 よ り 多 く ま た は 平 年 並 と な っ た 。 日 照 時 間 は 、 嶺 北 で は 平 年 よ り 少 な い か 、 か な り 少 な く 、 嶺 南 で は 平 年 並 と な っ た 。 1 月 上 旬 は 、 移 動 性 高 気 圧 に 覆 わ れ 晴 れ た 日 も あ っ た が 、 冬 型 の 気 圧 配 置 や 低 気 圧 の 影 響 で 、雨 や 雪 と な っ た 。平 均 気 温 は 、今 庄 、美 浜 で 平 年 よ り 低 い ほ か は 、平 年 並 と な っ た 。 降 水 量 は 、 小 浜 、 大 飯 で 平 年 よ り 多 く 、 三 国 で 平 年 並 、 美 山 で 平 年 よ り か な り 少 な い ほ か は 平 年 よ り 少 な く な っ た 。 日 照 時 間 は 、 勝 山 、 大 野 で 平 年 よ り か な り 多 く 、 福 井 、 越 廼 で 平 年 よ り 多 い ほ か は 、 平 年 並 と な っ た 。 1 月 中 旬 は 、 中 頃 に 高 気 圧 に 覆 わ れ 晴 れ た が 、 そ の ほ か の 日 は 冬 型 の 気 圧 配 置 や 気 圧 の 谷 の 影 響 で 雪 や 雨 と な っ た 。 ま た 、 強 い 寒 気 が 入 っ た た め 、 気 温 は 低 く な っ た 。 平 均 気 温 は 、 平 年 よ り 低 い か 、 平 年 よ り か な り 低 く な っ た 。 降 水 量 は 、 嶺 北 で は 今 庄 で 平 年 並 の ほ か は 平 年 よ り 少 な く 、嶺 南 で は 平 年 並 と な っ た 。日 照 時 間 は 、三 国 で 平 年 よ り か な り 多 く 、 今 庄 、 美 浜 で 平 年 並 、 そ の ほ か は 平 年 よ り 多 く な っ た 。

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対 策

1 大 麦 ・ ・ ・ 今 で き る こ と は 、 排 水 の み !

( 1 ) 排 水 溝 、 排 水 口 の 確 認 ・ 手 直 し ( 徹 底 し た 排 水 対 策 の 実 施 ) 圃 場 排 水 が 進 み 、土 壌 湿 潤 状 態 を 早 期 に 脱 却 す る よ う 、排 水 溝 、排 水 口( 水 尻 落 と し 口 ) を 確 認 、 手 直 し す る 。 【 排 水 溝 の 手 直 し 】溝 に 落 ち た 土 を さ ら う 。枕 地 の 畝 を 作 っ た 場 合 に は 、畝 を 切 っ て 圃 場 内 部 か ら 直 接 排 水 口 に 繋 が る 排 水 溝 を 追 加 す る 。 【 排 水 口 ( 水 尻 落 と し 口 ) の 手 直 し 】 排 水 口 は 必 ず 額 縁 排 水 溝 の 底 面 よ り 下 に す る 。 一 般 に は 、 切 り 下 げ る 必 要 が あ る 。( 水 田 排 水 口 は 、 水 稲 の 水 管 理 用 で 高 い こ と が 多 い 。) ( 2 ) 越 冬 後 の 追 肥 ( 分 施 体 系 で 施 肥 し て い る 場 合 ) 分 施 体 系 で 施 肥 し て い る 場 合 に は 、消 雪 直 後 ま た は 平 均 気 温 が 4~ 5℃ に 達 す る 頃 に 越 冬 後 追 肥 を す る 。 施 用 量 の 目 安 は 下 表 の と お り で あ る 。 表 越冬後追肥の目安 草丈 茎数 施用量 備考 (cm) (本/㎡) (Nkg/10a) 600本未満 4 600~800本 3 800本以上 2 20cm超 - 2 600本未満 4 600~800本 3 800本以上 2 20cm超 - 1 施用時期: 消雪直後または平均 気温が4~5℃に達す る頃 (散播での施用は慎 重に行う) 20cm以下 20cm以下 条播 表面 散播

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野菜

実 況 1 施設野菜 果菜類 (1) トマト 南越地区では1月初旬から育苗が開始となっており、1月末には接木作業が行われる予定である。 南越地区のRW栽培では1月中旬から定植が行われている。若狭地区では、本葉2~2.5枚で育苗 中となっている。 (2) ミディトマト 若狭地区の周年栽培では、12月の気温の低下とともに収穫量は減少したが、現在は回復してい る。花質、着果も良好で10段果房前後を収穫中である。 (3) イチゴ 早いところでは12月中旬から順次収穫開始となっている。県内では、1~2番果房が収穫中で 2~3番花房が開花となっている。生育が遅れているところでは、1月下旬から収穫開始の予定であ る。うどんこ病が微~少発、灰色かびが一部少発、ハダニ類が微~少発、アブラムシ類が少発である。 (4) キュウリ 若狭地区では、本葉1.5枚で育苗中となっている。 葉菜類 (1) 軟弱野菜 福井地区のホウレンソウは、11月上旬播種を収穫中である。ケナガコナダニが微発である。 根菜類 (1) コカブ 浜四郷地区では、低温の影響で平年より10~20日程度遅れている。品質は良好である。 2 露地野菜 果菜類 (1) 一寸ソラマメ 坂井地区では、降雪の影響も少なく分枝数5~6本で生育は順調である。若狭地区では、12月 上旬よりトンネル被覆をしているところで分枝長12~20cm、分枝数4~7本となっている。 葉菜類 (1) キャベツ 坂井北部丘陵地、福井市清水地区では8月中~下旬定植を収穫中である。低温により玉の肥大は 遅れている。 (2) ブロッコリー 南越地区では、9月中旬定植が収穫中となっている。9月下旬定植は早いもので花蕾径か5㎝で ある。若狭地区では、生育遅れを中心に出荷が継続されている。

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(3) ネギ 坂井北部丘陵地や福井地区では、6月定植を中心に出荷が継続されている。 奥越地区では、12月14日で出荷は終了した。 若狭地区では、1月中旬から播種が開始され、福井地区でも1月末から播種開始の予定である。 (4) 勝山水菜 1月中旬から雪割りしてトンネル被覆が開始されている。 根菜類 (1) ニンジン 浜四郷地区では、11月下旬収穫開始で12月下旬にほぼ収穫終了した。収量、品種は良好であ った。坂井北部丘陵地では、10月下旬収穫開始で、12月下旬にほぼ収穫終了した。収穫前半は2 L中心、後半はL、M中心の収穫状況であった。 対 策 1 施設野菜 果菜類の定植時期となる2月中旬~3月下旬にかけて、極端な低温(寒波の戻り)や積雪があった場合、 定植苗の活着不良や初期生育の遅れが心配される。特にトマトでは低果房の着果不良、チャック果・窓 あき果の発生、生長点の芯止まり等の影響が懸念される。半促成栽培の果菜類については、定植前から の地温の確保に努めるとともに、定植後の活着が順調となるよう、特に低温時の保温管理は徹底する。 2 露地野菜 越冬野菜は、厳寒期は生育が停滞しているため雪融けや気温の上昇を待って越冬後の追肥を適宜に行 う。なお、圃場内に雨水や融雪水による停滞水が見られる場合は、速やかに排水対策を行う。 3 育苗管理 果菜類 (1) 育苗は、生育適温を確保し、日照やかん水時期、量に注意して健苗育成に努める。 <温度管理> 発芽温度は 28~30℃と高いことから、通常の育苗床とは別に温床線を密に張っておくとともに、 播種2~3日前から通電しておき適正温度を確保しておく。 発芽後は徐々に温度を下げながら管理するが、苗の徒長防止のために温度を下げ過ぎると低温 障害を発生させる場合があるので注意する。 定植 1 週間程度前からは温度を下げて苗を十分に低温に馴らしておく。 <接ぎ木管理> 接ぎ木を行う場合は、接ぎ木前日に十分な日射があると活着が良くなるので、天候をみながら 接ぎ木日を設定する。接ぎ木後数日間は、気温 25~28℃で管理し接ぎ木部の癒合を促す。これよ り低温では癒合が遅れ、高温では軟腐病等が発生しやすくなるので、特に温度管理には留意する こと。

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<日照管理> 苗の徒長を防ぐため、育苗期間中は低温でなければカーテンやトンネルを開放するとともに、 株間を広げて日照を確保する。 <かん水管理> 多かん水は苗を徒長させやすいので、夕方には床土の表面が乾く程度に潅水を行う。 なお、モミガラを多量に混合した鉢土は乾きやすいことからかん水回数が多くなるので、1 回 のかん水量を少なくする。 ① トマト苗 気温を日中 22~25℃、夜間 15~16℃を目標に徐々に温度を下げながら管理する。接ぎ木後数 日間は気温 25~28℃で管理し、萎れを防ぐために有孔ポリのべたがけ被覆等を行う。また、夜間 の保温のためにコモ等の保温資材をポリトンネルの上に掛けておくが、日中は高温にならなけれ ば被覆資材を取り除いて光を当てる。定植前の苗の馴化においては、極端な低温に合うと奇形果 やチャック果の発生が多くなるので 10℃を下回らないように管理する。生育が進むにつれ、苗の 日当たりを良くし、充実した苗に仕上げるため、鉢間隔を生育に応じて広げるが、特に、8葉期 頃からは急激に葉が込み合うようになるので、鉢広げが遅れないようにする。 ② キュウリ苗 気温を日中 25~28℃、夜間 18~20℃を目標に管理する。なお台木のカボチャは気温を日中 20 ~25℃、夜間 14~15℃が育苗適温であるので、キュウリとは別の苗床を利用するのが望ましい。 また、低温日に苗床のトンネルを裾上げ換気した場合には、苗床周辺部のキュウリがカンザシ苗 となって生長が停止する場合があるので、トンネルは上部を開閉して温度を調節する。 ③ スイカ、メロン 播種2~3日前から播種床に通電しておいて、発芽適温 28~30℃を確保してから播種する。発 芽後は気温を日中 25~28℃、夜間 18~20℃を目標に管理する。 (2) 定植の準備 できるだけ早めに圃場準備を行い定植までに十分地温を高めておく。 <排水> ハウス周囲の排水溝を整備して、外部からの雨水の侵入を防ぐとともに圃場の乾燥に努める。 <地温確保> 定植1か月前頃には被覆をして、圃場の地温上昇を図っておく。また、耕起、施肥、畝立て等 の作業も定植 10 日程度前には済ませておく。さらに、畝立てと同時にマルチ、トンネルを設置し ておき、十分に地温を高めておく。なお、定植時の地温は、トマトでは 15℃以上、キュウリ、メ ロンでは 18℃以上に高めておくことが必要である。 <土壌水分確保> 圃場が乾いている場合は定植2~3日前に十分潅水しておき、地温低下を防ぐとともに地温回 復させておく。 <保温> 内張カーテンを設置する。特に暖房を行う場合には燃料の節減効果が大きい。 葉菜類等 キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー育苗は、ペーパーポット(72 穴)やセルトレイ(128 穴)を 利用し、用土は市販の培土を用いる。

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ハウス内で育苗を行うが、厳寒期の育苗となるためトンネルや温床線での保温・加温が必要であ る。播種後発芽までは 18~23℃の温度を確保し、発芽揃い後は昼間 15~20℃、夜間は 10℃以上を目 標に管理する。かん水はできるだけ控えめに、日中はできるだけ光線を当て徒長防止に努める。 2 施設野菜 (1) 軟弱野菜 ホウレンソウはべと病予防のため、ハウスの換気を行いハウス内が過湿になるのを避けるととも に、防除薬剤の予防散布を行う。 (2) イチゴ 最高気温 28℃、最低気温5℃を目安に温度管理を行う。うどんこ病やハダニの防除を徹底する。 3 露地野菜 雨水、融雪水が圃条内に停滞しないよう排水を再度徹底する。ネギ、タマネギ、ニンニク、ラッキョ ウ等の越冬野菜については、追肥が遅れないよう早めに施用し生育促進を図る。

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写真1 キク生産者研修会

Ⅲ 花 き

実 況

1 キ ク 奥越では、昨年12 月 13 日に「キク生産者研修会」が開催 された (写真 1)。1 月 31 日にはJAテラル越前キク部会女性 部勉強会で今後の栽培方法を検討する。秋植えギクは、断続 的な降雪により冠雪状態が保たれているが、消雪が早い可能 性がある。夏秋ギク親株の古枝切りは11 月、冬至芽摘心作業 は1月中旬から実施されている。 坂井では夏秋ギク親株の冬至芽摘心は行わず、トンネル 被覆が行われた。あわら市の寒菊は1月まで断続的に出荷 された。 福井では、夏秋ギク親株の冬至芽摘心作業を1 月上旬から実施している(福井市北部、南部)。 二州、若狭においても8 月咲きギク親株の冬至芽摘心を 1 月上旬から行っている。 2 スイセン 昨年の水仙は12月年末までに125万本であり、年末の需要期には日量 7 万本くらいの出荷になっ た。1月には日量 3~4 万本程度になった。今年は全般的に生育がよく出荷が年末にかけて増えた。1 月からは水仙まつりが各地で開催された。本年の水仙は圃場に残っており、冬の花として 1 月以降 の需要には十分応えられる量がある。 あわらのスイセンは昨年末から開花が始まり現在まで2000 本程度の出荷が行われた。部分的に葉の 枯れ上がりが見られる(1月17 日調査)。 3 ユ リ 奥越のシンテッポウユリは、1 月 18 日に温床設置、1月 22 日に播種された。品種は「F1オーガスタ」 で約16000 粒が播種された。 春江のオリエンタルは加温2重ハウスで加温された切り花が年末から年明けに600 本出荷され、品種 は「クリスタルブランカ」、「マーロン」、「カサブランカ」であった。10 月 30 日に定植された福井ユリ 「リリブライトレッド」は20~30cm(1 月 10 日)で 3 月下旬から出荷見込みである。 あわら市の「リリブライトレッド」は11~12 月に抑制作型で 1000 本程度収穫され、刈り込んで球根 養成に移行する。 福井市「リリブライトレッド」約1 万球、「イエロー」3000 球は 11 月下旬からが定植され、草丈は 3cm 前後である。丹南地区は 11 月中下旬に「レッド」「イエロー」が、5000 球養成中。鱗片を挿し芽 中である (1 月 17 日調査)。 4 ストック 坂井ではアイアンシリーズ等が、福井、関西市場へ出荷されているが、開花がやや遅く、3月まで断 続的に出荷が続く見込みである。一昨年多発した凍害は一部品種で多いものの全体的には少なめである。 福井のカルテットシリーズの10 月定植ものが、昨年同様、草丈 70cm である(1 月 8 日調査、昨年 1

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月11 日調査)。 南越のカルテットシリーズの8月下旬~9 月上旬には種され、草丈は、8 月下旬播種もので昨年 同様80~90cm で、年末に収穫された。9 月上旬播種は現在、開花始めである。9 月中旬播種は昨 年同様60~70cm でピンチを年末に行った(1 月 8 日調査、昨年 1 月4日調査)。 二州では、1 月 20 日調査で、9月下旬に播種された「早麗」の草丈は 40~45cm(20~40cm) で出蕾始めとなっており、カルテットシリーズは25~30 ㎝で摘蕾済みである。菌核病の発生がみ られる(昨年1 月 16 日調査)。若狭では、1 月 20 日調査で、9 月下旬に定植されたアイアンシリ ーズの草丈が30~35cm(40cm)となっており、カルテットシリーズは 40~45cm で摘蕾済みである。 菌核病、コナガが少発生である。 5 その他 福井南部、永平寺のハボタンは、12 月 10 日に目揃い会が実施され、12 月 10 日から 27 日ま で販売された。本年は昨年と比べ、定植時期がやや遅れたものの、草丈がやや長く、防除の励行 によって虫害も少なかった。NHK テレビに放映された影響もあり、需要も高まり、出荷も順調 で2 万本を超える出荷量になった。 福井のトルコギキョウでは8 月咲の作型で、は種が 12 月中旬開始された。南越は昨年同様 12 月上旬に定植された。二州では1月下旬に播種する予定で春植え用の苗を準備中である。 春江のフリージアは二重ハウスで栽培されおり、草丈で55~60cm(1 月 10 日調査)である。

対 策

1 8 、 9 月 咲 き ギ ク の親 株 管 理 と 採 穂 1 ) 冬 至 芽 の 摘 心 は 8 月 咲 き の 山 手 白 な ど の 場 合 、 1 月 下 旬 か ら 2 月 上 旬 に か け て 、 地 際 部 よ り 2 ~3 cm( 葉 3 、4枚 )を 残し て 行 う。芽 立 ち の よい 品 種 では 地 際 部で 、芽 立ち の 悪 い 品 種は 地 際 から や や 上が っ た 部位 で 一斉 に 摘 心 (刈 り 込 み) す る 。 2 ) 挿 し 穂 は 摘 心 を し な い で 冬 至 芽 を そ の ま ま 利 用 す る と 、 心 止 ま り 症 状 や 生 育 開 花 が 不 揃 い と な る 。ま た 、夏 ギク は 親株 時 に 高温 遭 遇す る と 挿 し穂 苗 の 開花 が 早 まる 場 合 があ る た め 、 ハウ ス 内 が高 温 に なら な い よう に 換気 を 行 う 。 3 ) 作 業 時期 目 安 作 型 定 植 日 仮 植 期 間 挿 し 芽 日 冬 至 芽 摘 心日 仮 植 育 苗 の 8 月 咲 き ギク 4/15 3/25~ 4/14 摘 心 4/1~ 4/5 3/11 15℃ 温 床 育苗 1/25~ 2/ 5 8 月 咲 き ギク 4/15 - 3/26 2/ 5~ 2/15 9 月 咲 き ギク 5/15 - 4/30 3/10~ 3/20 仮 植 育 苗 は 8月 咲き の 山 手白 、広 島紅 、夏 晴 などの 旧 盆 に 間に 合 わ ない 品 種 に利 用 す る。 4 ) 採 穂 が 挿 し 芽 適 期 よ り 早 い 場 合 は 0 ~ 2 ℃ で 貯 蔵 す る 。 貯 蔵 す る 場 合 は 、 採 穂 2 、 3 日 前 に ダ コニ ー ル 1000の 1,000倍 を 親 株 に散 布す る 。 5 ) 採 っ た 穂 は 日 の 当 た ら な い 納 屋 等 で 広 げ て 乾 か す ( 採 穂 時 の 70~ 80% の 水 分 含 量 、 少 し 萎 え た 程度 と す る) 。 乾 いて い な いと 冷 蔵中 に 穂 の 曲が り や 腐敗 が 多 くな る 。

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6 ) 穂 は 冷蔵 前 に 調整 し て おき 、 切 り口 を 下に し て 並 べて お く 。 7 )穂 は 30×40cmの ポ リ 袋に 200本 程 度 ゆ っ たり と し て 入れ る 。完 全に 密 封 しな い で ダン ボ ー ル 箱 に 詰め て 貯 蔵す る 。袋 の中 が 蒸 れて い る場 合 は 乾 いた 新 聞 紙を 入 れ 水分 調 整 を行 う 。3 ~ 4 日後 に 新 聞紙 を 取 り出 す 。挿し 穂 は、冷 蔵 後 挿 し芽 時 ま で切 り 口 はそ の まま 下 に し て おく 。 2 親 株 の 病 害 虫 防 除 1 ) 苗 に よ る 本圃 へ の 病害 虫 の 持込 み を 防ぐ た め、 病 害 虫 の防 除 を 徹底 す る 。 2 ) 新 芽 の 伸 長 が 始 ま っ て か ら は 、 週 1 回 の 防 除 を 励 行 す る と と も に 、 晴 れ た 日 に は 十 分 に 換 気 し 、白 さ び 病等 の 病 害発 生 を 抑制 す る。 3 ) 散 布 は 早 い 時 間 に 行 い 、 夜 間 ま で に 植 物 体 に 散 布 し た 薬 液 が 乾 燥 し て い る こ と が の ぞ ま し い 。 4 ) 床 と 通 路 への モ ミ ガラ マ ル チに よ り 、土 壌 水分 を 保 持 し、 灌 水 回数 を 減 らす 。 白 さ び 病 が 発 生 し て い な い 親 株 は 、 ジ マ ン ダ イ セ ン フ ロ ア ブ ル や コ ロ ナ フ ロ ア ブ ル 、 兼 商 ス テ ン レ ス な ど を 週 1 回 定 期 散 布 す る 。 発 病 し て い る 場 合 は 、 病 斑 ( 冬 胞 子 堆 ) の つ い た 葉 を 取 り 除 い て か ら サ プ ロ ー ル 乳 剤 (EBI)や チ ル ト 乳 剤 25(EBI)、 ラ リ ー 乳 剤 (EBI)、 ピ リ カッ ト 乳 剤、 ス ト ロビ ー フ ロア ブル 等 の 治 療剤 を 散 布す る が 、感 受 性 が低 く な っ た(効 果 が 低く な っ た)薬 剤は 使 用 しない 。ま た、効 果 があ る 薬 剤で あ っ ても 、 同 系 統 剤 の 連 用 で 効 果 が 低 下 し な い よ う に 、 ロ ー テ ー シ ョ ン で 同 じ 薬 剤 や 同 系 統 剤 を し ば ら く 使用 し な い。 5 ) 親 株 搬入 時 に 黒さ び 病 がみ ら れ た場 合 は 兼 商 ス テ ンレ ス 等 を早 い 時 期に 散 布 する 。 3 ト ル コ ギ キ ョ ウ の 育 苗管 理 1 ) 子 葉 展開 後 に は灌 水 の 代わ り に とき ど き液 肥 を 施 用す る 。 2 ) 本 葉 が 展 開 す る ま で は 、 乾 燥 さ せ な い よ う に す る 。 晴 天 時 は 乾 燥 し や す い の で 、 ミ ス ト 灌 水 の 場合 は こ まめ に 散 水し 、用 土表 面 の 乾燥 に 注 意 する 。底 面 給水 で は 、過 湿 に な り す ぎ な いよ う に 、過 剰 な 水 を排 水 で きる よ うに し て お く 。灌 水 は 日中 の 暖 かい と き に 行 い 、 冷 たい 水 を 灌水 し て 根を 冷 や さな い よう に す る 。 3 ) 空 中 湿 度 が 低 い と 苗 ( 葉 ) が な か な か 大 き く な ら な い 。 温 風 暖 房 機 等 で 加 温 し て い る 場 合 は 、 床へ の 灌 水等 に よ り湿 度 を 保つ よ うに 工 夫 す る。 4 ) 発 芽 後 、 本 葉 が 重 な る と 軟 弱 徒 長 や 病 害 の 原 因 に な る の で 、 苗 の 生 育 状 態 に 応 じ て 、 早 め に 間 引き す る 4 ス イ セ ン の開 花 後 の管 理 1 ) 露 地 の 栽 培で 12月 に そ さ い 5号 を 20g/ ㎡ を 施用 し た 圃 場に は 、 2月 上 旬に そ さ い 5号を 20g/ ㎡ 施 肥 す る。 2 ) 12月 に 施 肥 を 行 っ て な い 圃 場 で は 、 消 雪 後 、 2月 上 旬 に そ さ い 5号 を 40g/ ㎡ 施 肥 す る 。 水 が 入 る 圃 場 で は 、 排 水 対 策 を 徹 底 し 、 2月 上 旬 と 中 旬 に 分 肥 し て も よ い 。 畝 間 に 水 が 停 滞 し な いよ う に 、排 水 対 策も し っ かり 行 う。 3 ) ハ ウ ス 栽 培 で は 、 12月 に そ さ い 5号 を 20g/ ㎡ を 施 用 し た 圃 場 に は 、 切 り 花 採 花 後 の 球

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根 を 肥 大 さ せ る た め 、 そ さ い 5号 を 2月 上 旬 ま で に 20g/ ㎡ 施 肥 す る 。 12月 に 施 肥 を 行 っ て な い 圃 場で は 、2月 上 旬ま で に そさ い 5号 を 40g/ ㎡ 施 肥 す る 。ハ ウ ス の温 度 管 理は 、1 0℃ ~ 25℃ の 範 囲で 管 理 する 。 5 福 井 ユ リ の生 育 初 期管 理 1 )芽 立 ち が 揃っ た 頃 に 、フラ ワ ー ネッ ト を 張る 。フ ラ ワ ー ネッ ト は 茎の 伸 長 にあ わ せ て、 草 丈 の 半 分の 位 置 にな る よ うに 引 き 上げ る 。特に 、リ リ ブ ライ ト レ ッド は 草 丈が 伸 び や す い た め 、必 ず ネ ット を 張 る。 茎 が 曲が ら ない よ う に でき れ ば 二段 に ネ ット を 張 る。 2 )生 育 初 期 の乾 燥 は 、草丈 に 影響 す る ため 、十 分 灌 水 する 。た だ し 、 2月 下旬 以 降 は 、葉 枯 病 の 発 生が あ る ため 、施 設 内が 過 湿 にな ら ない よ う に 換気 し 、ダ コニ ー ル 1000等 予 防 剤 の 散 布 を行 う 。 3 ) 追 肥 は 2月 下旬 か ら 生育 を 見 なが ら OK F1 の 1000倍 を 適 宜 施用 す る 。

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Ⅳ 果樹

実 況 1 ウメ (1) 生育状況 (園芸研究センター) 「紅サシ」・「剣先」とも結果枝の長短に関わらず前年・平年に比べて花芽の着生が少ない。「新平太 夫」は前年、平年に比べて短果枝では少ないものの、中・長果枝では同等~やや多かった。「福太夫」 は平年、前年に比べて同等~やや少なかった。(表1)。 1月17日現在の花芽重(100芽)は1.68gであり、平年の2.57gよりもかなり軽い(図1)。平年の気温デ ータを当てはめて予測すると、開花始期は3月14日であり、前年より7日遅く、平年よりも22日遅い。 過去20年間における開花期をみてみると、開花始期が3月中旬以降になったのは1996年、2006年、2012 年の3回あり、その年の開花盛期は3月下旬となっている(表2)。 表1 園芸研究センターにおけるウメの花芽密度(個/cm) 短果枝 中果枝 長果枝 短果枝 中果枝 長果枝 短果枝 中果枝 長果枝 短果枝 中果枝 長果枝 2008 (H.20) 0.81 0.51 0.59 1.42 1.01 0.96 1.07 0.82 0.66 1.02 0.89 0.53 2009 (H.21) 1.81 1.45 1.19 1.46 1.18 0.97 1.21 0.91 0.82 1.22 1.21 1.18 2010 (H.22) 1.13 0.93 1.06 1.12 0.75 0.89 1.00 0.90 0.70 1.40 1.13 0.90 2011 (H.23) 1.65 1.14 0.87 1.52 1.05 0.82 1.38 1.09 0.83 1.23 0.75 0.57 2012 (H.24) 1.67 1.13 0.94 0.96 1.05 1.00 1.01 0.71 0.65 1.16 1.18 0.95 2013 (H.25) 1.88 1.25 1.07 1.55 1.18 0.97 1.35 0.86 0.81 1.61 1.04 0.92 2014 (H.26) 1.28 1.04 0.90 1.06 1.04 0.89 0.98 1.04 0.89 1.33 1.04 0.89 平年値 (H9-25) 1.68 1.19 1.05 1.51 1.16 1.07 1.23 0.96 0.89 1.38 1.15 1.00 14/(97-13) 平年比 76 87 86 70 90 84 80 108 100 96 90 89 14/13 前年比 68 83 84 68 88 92 73 121 110 83 100 97 注)短果枝:3-10cm 中果枝:10-20cm 長果枝:20-30cm  年度 紅サシ 剣先 新平太夫 福太夫 (2) 地域状況 1月中旬現在、産地全体のせん定作業進捗は7割程度。全般 に花芽の着生は少ない傾向。 2 ナシ (1) 生育状況 (農業試験場) 農業試験場における「幸水」の自発休眠覚醒は12月21日で前年より1日遅く、平年(過去5か年平均)よ り2日早かった。1月21日現在のDVI(発育指数)は、1.772(前年1.794、平年1.703)で自発休眠から 他発休眠への移行期間(DVI 1~2)にある。1月下旬には他発休眠期に移行する見込みであり、 以後は気温が高い日が多いほど開花が早まる。 (2) 地域状況 11月以降、荒天日が多く、せん定作業は遅れ気味である。 表2 紅サシの過去10年間の開花状況 年度 始期 盛期 終期 2003 (H15) 2/9 3/7 3/28 2004 (H16) 2/21 3/14 3/22 2006 (H18) 3/11 3/26 4/04 2007 (H19) 2/13 2/26 3/07 2008 (H20) 3/02 3/17 3/26 2009 (H21) 2/04 2/23 3/11 2010 (H22) 2/25 3/06 3/19 2011 (H23) 2/26 3/19 4/01 2012 (H24) 3/12 3/28 4/09 2013 (H25) 3/07 3/14 3/22 開花期(月/日)

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3 カキ (1) 生育状況 (農業試験場) 休眠期中であり特に変わったところはない。 (2) 地域状況 11月以降、荒天日が多く、せん定作業は遅れ気味である。 対 策 1 各樹種共通 (1)樹体の雪害対策 降雪中は園内を見回り、枝に付着した雪を払い落とし踏圧する。雪に埋まった樹や枝は、放ってお くと融雪時の沈降により裂開するので、すみやかに掘り出す。ナシ棚などに冠雪した場合には、早急 に払い落とす。 (2)ハウスの雪害対策 ブドウやイチジクなど果樹においてもハウスの導入件数が増加しており、高価な施設を雪害から保 護するために十分な備えが必要である。 巻き上げ式の天井ビニールは、確実に巻き上げて積雪可能部分が少なくなるように点検しておく。 10年に一度の豪雪にも耐えられるよう、大雪警報が発令されたら丸太や竹・パイプなどの補強資材を ハウス内かその近辺に確保しておく。また、除雪対策についても計画しておく。 (3)穂木の採取 春季に苗木養成や高接ぎの計画がある場合は、2月中に穂木を採取しておく。 穂木は、病害虫やキズのない健全な1年生枝(新梢)を採取する。 採取した穂木は、鮮度を保つために、湿らせた新聞紙に包んだ上で、大きなポリ袋や農業用ビニー ルフィルムに包んで密封し、5℃以下の冷蔵庫内で凍結しないように注意しながら、接ぎ木時期まで 保管する。 2 ウメ (1)ミツバチ巣箱の設置 結実の良否は、貯蔵養分と開花期間の気象条件に左右される。前年9月の葉分析の結果、葉中窒素 含有率の低い園が多かったので、貯蔵養分が少なく花器の受精結実能力の低下が懸念される。これ から結実率を高めるための対策としては、ミツバチの導入が必要である。 巣箱は、風当たりの弱い場所を選んで、出入り口を南側へ向け、中に水が入らないよう出入口を 若干、下がり勾配にして設置する。ミツバチは巣箱の外で活動している間に、わずかでも巣箱の位置 や方向が変えられてしまうと、巣箱へ帰還できなくなるので、設置後は絶対に巣箱を移動させない ように注意する。また、巣箱の設置中は薬剤散布をしない。 雪が降り積もったら、出入り口の前方5m四方の除雪を行い、着陸場所の確保を行う。 (2)越冬病害の防除 石灰硫黄合剤は、早咲きの花が咲き始めた時期に散布すると防除効果が高い。ただし、樹勢の弱 った樹に高濃度の石灰硫黄合剤を散布すると、弱小な短果枝や花芽が枯れる恐れがあるので、樹勢 や薬剤濃度に注意する。

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主枝 亜主枝 亜主枝 側枝 本年度よりウメシロカイガラムシに対する休眠期の機械油乳剤を 防除指針に掲載した。これまでは薬害を懸念して利用を控えてきた が、改めて試験をしたところ効果が高く、試験事例では薬害も認め られなかった。写真1のようにカイガラムシの越冬が目立つ園地で は、機械油乳剤(95%濃度)20倍液を葉芽発芽前までに散布する。 かいよう病のり.病枝が多い園では、葉芽の発芽前までにICボルドー 66Dを50倍で散布する。 なお、石灰硫黄合剤・機械油乳剤・ボルドー剤の混用はできない。 また、休眠期にいずれかの薬剤を散布したら、他の薬剤散布までに は2週間程度の期間をあけて用いるよう注意する。 (3)芽出し肥の準備 3月になると芽出し肥の施用時期となるので、今から準備しておく。芽出し肥は春先からの新梢 伸長を促進し、樹勢を維持するために必要である。本年度より、新しい銘柄の福井ウメ専用肥料を 採用しているので、肥料袋の表示内容を一読した上で、施肥量を確認して施用する。さらに、地温 と肥料効果の観点から、芽出し肥の施用時期を3月下旬に変更しているので、併せて注意する。 3 ナシ (1) 整枝・せん定 せん定が終了していない園では、せん定作業 を急ぐ。 主枝は3本とし、それぞれに亜主枝を2~3 本配置する。亜主枝は1.8~2.0m間隔で、亜主 枝どうしは並行になるように配置する。主枝、 亜主枝の先端は棚面から40cm程度の高さで切 返す(図2)。 側枝は主枝、亜主枝の両側にそれぞれ40cm 間隔で配置する。発生していから年数の経った側枝では果実品質が低下する可能性があるので、3 ~4年生以上の長大化した古い側枝は、原則としてせん定して新しい側枝に更新する。また、1㎡ 当たり2~3本程度の予備枝を残し、さらに翌年度以降の着果確保を計画しておく。 せん定が終了したら棚付・誘引作業を行う。主枝、亜主枝は強く伸びるように先端部を立てる。 側枝と主枝、亜主枝の角度は90゜を基本に、棚面がまんべんなく埋まるように側枝を配置する。ま た、側枝は棚面に水平に誘引する。 4 カキ (1) 整枝・せん定 10年生以上の成園で、隣接樹と枝が交差して過密状態になっている場合は、樹勢を考慮しながら 縮間伐を実施する。縮伐樹では、大きな枝の分岐部から間引きせん定を行い、永久樹との枝先間隔 を1m程度空けるようにする。 永久樹については、樹勢を保つため、それぞれの骨格枝の先端部に、上向きの発育枝を配置し、 その発育枝はかならず切り返しを行う。亜主枝は1主枝当たり2本程度にして、亜主枝上に側枝を 写真1 ウメシロカイガラムシ 図2 枝の配置説明

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まんべんなく配置する。主枝から出ている他の太枝は整理し、骨格枝への日当たり改善をめざす。 炭疽病などのり.病枝は、せん定で取り除き越冬菌密度の低下をはかる。 (2) 病害虫防除 せん定後の1~2月に、主幹部を中心に粗皮削りを実施し、生育期の病害虫の発生を抑制する。 カイガラムシ類の越冬の多い園では必ず行う。高圧洗浄機を用いて、樹体に高圧水を噴射する方法 は作業能率が高い。 5 イチジク (1) ハウスの管理 イチジクは休眠が非常に浅く、冬期間でもハウスを密閉して温度が上がると、早くから樹液の流 動が活発になり、春先の戻り寒波によって寒凍害を受けやすくなる。そのため、ハウス内の温度が 15℃以上にならないよう、晴天日の昼間はハウスを開放・換気し、温度上昇を防ぐ。 また、土壌の水分状態を確認し、乾燥してきたら適宜かん水を行う。 (2) せん定 せん定作業は厳寒期を過ぎた3月上旬に行う。前年に伸びた結果枝の基部2芽を残して切る。 6 ブドウ (1) 芽傷処理 昨年伸びた新梢を長く残す場合(特に若木の時は長く残す場面が多い)、前年にせん定した位置か ら3~4芽しか発芽しない場合があるため、必ず芽傷処理を行う。芽傷処理は、2月下旬から3月 上旬に行い、各芽の先5~10㎜の位置に、深さ2mm程度で長さ5~10㎜の傷を入れる。ノコギリで芽 傷をつけることも可能だが、ブドウ専用の芽傷鋏を用いることで、迅速・適切な処理が可能になる。 (2) ハウスの管理 ブドウは休眠が浅いので、ハウスを密閉したままだと早期に芽が動き出してしまい、春先の戻り 寒波によって、寒凍害を受けやすくなる。ハウス内の温度が上昇しないよう、晴天日の昼間はハウ スを開放して、換気を行う。 また、定期的に土壌の水分状態を確認し、乾燥した場合は適宜かん水を行う。

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Ⅴ . 畜 産

実 況 1 平 成 25 年 度 第 17 回 石 川 ・ 福 井 合 同 肉 牛 枝 肉 販 売 会 ( 平 成 25 年 12 月 2 日 ) 頭 数 単 価 (円 ) 販 売 価 格 (円 ) BMS (No.) 枝 肉 重 量 (kg) ロ ー ス 芯 面 積(cm2 上 物 率 ( % ) 去 勢 福 井 32 2,139 1,091,234 8.0 511.0 58.4 84 全 体 52 2,175 1,102,812 7.9 507.1 59.3 85 雌 福 井 8 2,037 915,403 7.3 449.0 60.4 75 全 体 26 2,094 910,766 6.6 434.7 57.0 69 最高価格は、1,345,199 円、去勢牛(安福勝×安茂勝×谷美)、29.4 カ月齢、A-5(BMSNo11)、枝肉重量 559.8 ㎏、ロース芯面積 59 ㎠であり、石川県産であった。枝肉単価は、前回より、去勢で 64 円高く、 雌で95 円高かった。 2 平 成 25 年 度 第 18 回 石 川 ・ 福 井 合 同 肉 牛 枝 肉 販 売 会 ( 平 成 25 年 12 月 9 日 ) 頭 数 単 価 (円 ) 販 売 価 格 (円 ) BMS (No.) 枝 肉 重 量 (kg) ロ ー ス 芯 面 積(cm2 上 物 率 ( % ) 去 勢 福 井 27 2,220 1,115,505 7.7 502.3 59.8 85 全 体 49 2,270 1,118,690 7.3 493.0 59.1 86 雌 福 井 12 2,050 907,581 5.7 446.1 54.8 58 全 体 24 2,107 896,070 5.8 427.9 55.6 63 最高価格は、1,320,757 円、去勢牛(忠富士×福桜(宮崎)×安平)、28.9 カ月齢、A-5(BMSNo8)、枝肉 重量549.4 ㎏、ロース芯面積 63 ㎠であり、宮崎県産であった。枝肉単価は前回より、去勢で 95 円高く、 雌で13 円高かった。 3 平 成 25 年 度 第 19 回 石 川 ・ 福 井 合 同 肉 牛 枝 肉 販 売 会 ( 平 成 26 年 1 月 13 日 ) 頭 数 単 価 (円 ) 販 売 価 格 (円 ) BMS (No.) 枝 肉 重 量 (kg) ロ ー ス 芯 面 積(cm2 上 物 率 ( % ) 去 勢 福 井 21 1,881 923,287 6.2 488.7 58.5 67 全 体 39 1,971 954,892 6.0 483.0 59.8 69 雌 福 井 7 1,745 775,351 6.0 446.5 58.1 71 全 体 15 1,886 805,858 6.1 427.6 58.0 73 最高価格は、1,339,105 円、去勢牛(秀菊安×平茂勝×安福165の9)、26.5 カ月齢、A-5(BMSNo10)、 枝肉重量535.0 ㎏、ロース芯面積 68 ㎠であり、宮崎県産であった。枝肉単価は前回より、去勢で 299 円安く、雌で221 円安かった。 4 平 成 25 年 度 第 20 回 石 川 ・ 福 井 合 同 肉 牛 枝 肉 販 売 会 ( 平 成 26 年 1 月 27 日 ) 頭 数 単 価 (円 ) 販 売 価 格 (円 ) BMS (No.) 枝 肉 重 量 (kg) ロ ー ス 芯 面 積(cm2 上 物 率 ( % ) 去 勢 福 井 14 1,777 879,122 6.3 496.1 59.8 79 全 体 29 1,959 936,299 6.7 480.0 60.4 83 雌 福 井 4 1,401 570,216 4.3 396.3 53.5 25 全 体 9 1,637 673,816 5.1 408.0 56.1 44 最高価格は、1,208,504 円、去勢牛(忠富士×福桜(宮崎)×安平)、28.8 カ月齢、A-5(BMSNo10)、枝 肉重量546.6 ㎏、ロース芯面積 75 ㎠であり、宮崎県産であった。枝肉単価は前回より、去勢で 12 円安 く、雌で249 円安かった。

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対 策 1 乳 用 牛 群 検 定 成 績 表 の 見 方 に つ い て 毎 月 手 元 に 送 付 さ れ て く る 「 乳 用 牛 群 検 定 成 績 表 」 は 、 牛 群 や 個 体 牛 の 貴 重 な 情 報 が 掲 載 さ れ て い る の で 必 ず 目 を 通 す こ と が 大 切 で す 。 次 の 項 目 に 注 意 し て く だ さ い 。 1 ) 『 体 細 胞 数 』 月 間 管 理 情 報 の「 体 細 胞 要 注 意 牛 」の 頭 数 と 牛 群 に 占 め る 割 合 を 確 認 し 、次 に 検 定 日 情 報 の 「 平 均 体 細 胞 数 」 を 見 て か ら 、 個 体 成 績 の 「 体 細 胞 数 」 を 把 握 す る 。 毎 月 の「 体 細 胞 数 」の 変 動 に 注 意 し 、乳 房 炎 の 早 期 発 見 に 努 め る 。ま た 、乳 房 炎 の 感 染 拡 大 を 防 ぐ た め 、低 体 細 胞 数 の 牛 か ら 高 体 細 胞 数 の 牛 の 順 番 で 搾 乳 す る 。つ な ぎ 牛 舎 の 場 合 、 作 業 性 を 良 く す る た め に 牛 の つ な ぎ 替 え を 行 う 。 2 ) 『 乳 成 分 』 分 娩 直 後 の『 乳 成 分 』は 必 ず チ ェ ッ ク す る 。分 娩 直 後 の 乳 成 分 が 、異 常 に 高 い 牛 や 、 低 い 牛 が い な い か 注 意 す る 。 ① 「 乳 脂 率 」が 5.5% を 超 え る 牛 は 、脂 肪 肝 等 の 可 能 性 が 高 く 、ケ ト ー シ ス の 可 能 性 が あ る の で 注 意 が 必 要 で す 。 ② 「 乳 蛋 白 率 」 が 2.7%以 下 の 牛 は 、 卵 巣 機 能 の 回 復 に 影 響 し て い る 可 能 性 が あ り ま す 。 ③ 「 P / F 比 」 を チ ェ ッ ク 乳 蛋 白 率 を 乳 脂 肪 率 で 割 っ た 数 値 を P / F 比 と 言 い ま す 。 乳 蛋 白 率 と 乳 脂 肪 率 の 比 率 に よ り 、間 接 的 に ル ー メ ン 発 酵 の 状 態 が う ま く い っ て い る の か ど う か を 推 測 す る た め に P / F 比 を 利 用 し ま す 。 P / F 比 が 80%~ 90%の 牛 は 、 経 験 的 に 乳 成 分 の バ ラ ン ス が と れ て い る の で 良 好 な 発 情 が き て 、 受 胎 成 績 が 良 い 傾 向 に あ り ま す 。 P / F 比 が 80%未 満 、 90%以 上 の 牛 は 、 ル ー メ ン 発 酵 に 異 常 が あ る 場 合 が 多 く 給 与 内 容 の 検 討 が 必 要 で す 。 乳 用 牛 群 検 定 成 績 は 、 過 去 3 カ 年 程 度 の 資 料 を す ぐ 見 ら れ る よ う に し て お き 、 こ れ ま で と 現 在 の 成 績 の 比 較 を い つ で も 行 え る よ う に し て お く と 便 利 で す 。

参照

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