できる限り、その有する能力に応じ、自立した生活をしてい る。
F2-1 地域包括ケアシステムの構築を進めます
事 業 目 的
福祉ニーズの多様化、複雑化を踏まえ、ワンストップの相談窓口を設置し、高齢者のみなら ず子育て、障害、介護、貧困等地域における多分野・多機関に渡る相談に対応し、相談支 援機関等の連携体制を構築することで、複合的な課題を抱える高齢者等の自立を促進する とともに、多職種間の連携、協働を図りつつ、地域に不足する社会資源を創出することで高 齢者等が自立して暮らしやすい地域づくりを目指す。
事 業 概 要
単独の相談機関では十分に対応できない複合的な課題を抱える者等に対する包括的な支 援システムを構築するとともに、ボランティア等と協働し、地域に必要とされる社会資源を創 出する取組を地域包括支援センターに委託しモデル的に実施する。
(1)相談支援包括化推進員の配置 (2)相談者等に対する支援の実施 (3)相談支援包括化ネットワークの構築 (4)相談支援包括化推進会議の開催 (5)新たな社会資源の創出
事業区分 多機関の協働による包括的支援体制構築事業(平成28年度モデル事業(H28年 10月~H29 年3月))
総事業費 15,906千円
設置場所 地域包括支援センター 2か所に委託 補助率 国3/4 市1/4
事 業 の 必 要 性 (現状における問題点と その要因、今後の課題)
少子高齢化や核家族化の進行、人口減少などの環境変化により、要介護高齢者の親と無 職で引きこもり状態にある子どもが同居している世帯など、様々な課題を抱える福祉ニーズ が増加しているなか、単独の相談機関では十分に対応できない、いわゆる「制度の狭間」の 課題を解決する必要がある。
地域包括支援センターの周知が進む中、①相談者本人の世帯に課題を抱える家族が複数 人存在し、②複数の問題を抱えた相談者、③既存のサービス活用が困難な相談の件数が 増えており、支援困難事例としても解決までに時間がかかっている。高齢者の虐待や成年 後見制度利用など支援に時間がかかる問題も高齢者の人権を侵害している家族に支援を 必要としている人が多く、地域において多分野、多機関にわたる相談支援機関等を適切に コーディネートできる人材や多世代を支援する体制づくりが急務である。
整 理 番 号 26001
事務事業評価(事前)シート
提 出 日 平成28年4月25日評価対象年度 28年度 事業担当課 地域包括ケアシステム推進室
編 成 区 分 6月補正 担当者・内線 峰 ・ 2630
事 務 事 業 名 多機関の協働による包括的支援体制構築事業
市民等の参画と 協働のまちづくり (取組みに☑をし、
その内容を記載)
相談支援包括化推進員が多機関・多分野の関係者が話し合う会議を開催、地域包括支援 センター主催の地域ケア会議、地域ケア推進会議なども活用し、住民と一緒に地域の課題 を協議する。また、ボランティア等と協働し地域に不足している社会資源の創出に取り組 む。
基 本 施 策 基本施策の目的
(対象と意図)
対 象 意 図
高齢者が 生きがいを持ち、地域で支え合い安心して暮らしている。 F2 高齢者が暮らしやすい地域づくりを進めます
個 別 施 策
個別施策の目的 (対象と意図)
対 象 意 図 高齢者が
新 規
拡 大
(2) 評価会議における指摘事項
国のモデル事業を活用し、単独の相談機関では十分に対応できない複合的な事案に対する包括的な相談窓口を 設置するとともに、各種相談・支援機関等の連携体制を構築するもので、複合的な課題を抱える世帯等に対する包括 的な支援が可能となることから、事業の実施は適当である。
ただし、事業の実施にあたっては、次の事項について整理すること。 ・事業実施箇所の選定基準を明確にすること。
・相談実績に係る目標を明確にすること。
・通常業務の委託料とのすみ分けを明確にすること。
・将来的な方向性を含めて、行政サテライトの取組みとの調整を行うこと。
評 価 結 果
(1) 評価会議として判断した今後の事業の方向性と理由 6名
成果指標及び 目標値の説明
相談支援包括化推進員の増加により、相談処理件数が増加し、包括的な支援体制の向上 が図られることから、相談支援包括化推進員の数を指標とした。
成 果
(
活 動
)
指 標
平成31年度 平成32年度 指標(単位) 相談支援包括化推進員の配置
年 度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 目 標 値
4,656
事 業 期 間 ( 年度~ 年度 )
予 算 額
金額(千円) 国 地方債 その他 一般財源
当 年 度 15,906 11,250 総 額
県
単年度 単年度繰り返し 期間限定
一部不採択
所管案のとおり
企画不十分
事業規模縮小
企画不十分 不採択
採択
事業のやり方改善 事業規模拡大