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第4章参考資料 第4次豊島区男女共同参画推進行動計画、第2次豊島区配偶者等暴力防止基本計画及び豊島区女性活躍推進計画|豊島区公式ホームページ

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用語解説(五十音順)

【アンペイドワーク】

45p

 無償労働と訳され、賃金、報酬が支払われない労働、活動を意味する。睡眠や食事、趣味

やスポーツといった活動もあるが、労働には、市場で労働力を提供して対価を得る有償労働

に加えて、家庭内での家事や社会的活動といった家計の構成員や他人に対して行う対価が支

払われない無償労働もあり、個人、家族、社会は有償労働のみならず、無償労働によっても

支えられている。平成7年に北京で開催された世界女性会議で様々な問題提起がなされたが、

その中の1つとして、女性が無償労働の大部分を担っているにもかかわらず、それが貨幣的

に評価されていないとの問題が指摘された。

【育児・介護休業法】

3p

 平成3年に公布された育児休業法が、平成7年に育児・介護休業法と改正された。正

式名称は「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」

という。平成21年の改正で、3歳未満の子どもを養育する労働者に対する「短時間勤務

制度」の措置の義務づけや、労働者が希望した場合に残業を免除することが義務づけ

られた。この他、「子の看護休暇」の拡充や、育児休業の取得期間がこれまでの「子が

1歳に達するまで」から、母親と父親が共に育児休業を取得する場合「子どもが1歳2カ

月に達するまで」に延長する「パパ・ママ育休プラス」、「介護休暇」が創設された。

【一般事業主行動計画】

17p

 次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員の仕事と子育ての両立を支援するため

の雇用環境整備について事業主の策定する計画のこと。平成21年4月1日より一般事業

主行動計画の策定・届出義務がある事業主に対し、同計画の公表・従業員への周知が

義務化された。また、平成23年4月1日以降は、計画策定・届出の義務が101人以上に拡

大され、100人以下の労働者を雇用する事業主が努力義務となった。平成26年には、法

律の有効期限を平成37年3月まで10年間延長した。さらに、「女性の職業生活における

活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」制定により、平成28年4月1日から、 労働

者301人以上の大企業は、 女性の活躍推進に向けた行動計画の策定などが新たに義務づ

けられることとなった。

【M(えむ)字カーブ】

41p

(3)

市場に参入するという特徴があるため。

【エンパワーメント】

28p

 社会的に不利な状況に置かれた人々のハンディキャップやマイナス面に着目して援助する

のではなく、当事者が本来持っている長所・力・強さに着目して援助することで、当事者自

身が自らの能力や長所に気づき、自信を得ることで、自ら主体的に取り組めるようになるこ

とを目指す理念。

【隠れたカリキュラム】

55p

 ジェンダーや固定的な性別役割分担意識を、学校教育・生活の中で無意識のうちに子ども

たちに伝達していることをいう。学習活動での教師の教え方や何げない言葉・動作、学校行

事における男女の役割分担、男子が先に並ぶ男女別名簿などがあげられる。

【キャリア教育】

41p 

 児童生徒一人ひとりのキャリア発達を支援し、それぞれにふさわしいキャリアを形成して

いくために必要な意欲・態度や能力を育てる教育。端的には、「児童生徒一人ひとりの勤労観、

職業観を育てる教育」のこと。

【苦情処理制度】

31p

 性別による差別等人権侵害に係る相談や苦情・救済の申出に対応するための制度で、「豊

島区男女共同参画推進条例」に基づいて、区長が委嘱した専門家による苦情処理委員を設置

している。

【固定的な性別役割分担意識】

2p

 男女を問わず個人の能力等によって役割の分担を決めることが適当であるにもかかわらず、

男性、女性という性別を理由として役割を固定的に分けることをいう。「男は仕事・女は家

庭」、「男性は主要な業務・女性は補助的業務」等は固定的な考え方により、男性・女性の役

割を決めている例である。

【ジェンダー】

70p

(4)

【女性活躍推進法】

4p

 働く場面で活躍したいという希望を持つすべての女性が、その個性と能力を十分に発揮で

きる社会を実現するための法律(平成28年4月1日施行)。これにより、女性の活躍推進に向

けた数値目標を盛り込んだ行動計画の策定・公表や、女性の職業選択に資する情報の公表が

事業主(国や地方公共団体、民間企業等(※常時雇用する労働者が300人以下の民間企業等

にあっては努力義務)に義務付けられた。

【人身取引】

33p

 他人を売春させて搾取することや強制的な労働をさせることを目的として暴力、脅迫、誘拐、

詐欺、弱い立場の悪用などの手段を用いて人を採用・運搬・移送するなどの行為のことをいう。

【ストーカー行為】

18p

 同一の者に対し「つきまとい等」を繰り返して行うこと。ストーカー規制法では、特定の

者に対する恋愛感情その他の好意感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情

を充足する目的で、その特定の者又はその家族などに対して行う①つきまとい、待ち伏せ、

押しかけ ②監視していると告げる行為 ③面会、交際の要求 ④乱暴な言動 ⑤無言電話、

連続した電話、ファクシミリ ⑥汚物などの送付 ⑦名誉を傷つける ⑧性的しゅう恥心の

侵害の8つの行為を「つきまとい等」と規定し、規制している。

【セーフコミュニティ】

32p

  「けがや事故等は、決して偶然の結果ではなく、原因を究明することで予防できる」とい

う考え方のもと、地域のコミュニティや絆を広げながら、生活の安全と健康の質を高めてい

くまちづくり活動。

【性の商品化】

13p

 主に女性の性をその人格から切り離し、「物・商品」として扱うこと。売買春からポルノ、

セックスアピールを利用した広告など広い意味で用いる。男性が性的魅力のみで女性の価値

を評価したり、女性を男性の従属物としてみなす意識がつくられがちで、女性への暴力を生

みだす土壌になっている。

【セクシュアル・マイノリティ】

72p

(5)

【男女共同参画社会】

2p

 男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活

動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益

を享受することができ、かつ、共に責任を担う社会をいう。

【男女共同参画週間】

57p

 男女共同参画社会基本法の目的及び基本理念に関する国民の理解を深めるため、平成13年

度から、毎年6月23日から6月29日までの1週間を「男女共同参画週間」として設けている。

【男女雇用機会均等法】

3p

 雇用の分野における男女の機会均等及び待遇を図る法律。平成18年の改正では、男女双方

に対する差別、間接差別、妊娠、出産等を理由とする解雇、その他不利益扱いを禁止し、セ

クシュアル・ハラスメント防止対策については事業主の配慮義務から措置義務へと強化した。

さらに平成25年の改正では、間接差別の対象範囲が拡大され、すべての労働者の募集、採用、

昇進、職種の変更をする際に、合理的な理由がないにもかかわらず転勤要件を設けることは、

「間接差別」として禁止となった。

【デートDV】

9p

 恋人同士など、親密な関係にある若者間の暴力のこと。親密な関係になるに伴い、身体的

暴力、精神的暴力、性的暴力が起こりやすい。

【特定事業主行動計画】

50p

 次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画策定が事業主に義務付けや努力

義務付けされたと同様に、次世代育成支援対策を推進するために、国や地方公共団体に策定

が義務付けられた行動計画。平成26年には、法律の有効期限を平成37年3月まで10年間延長

した。また、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」制定に

より、平成28年4月1日から、女性職員活躍推進に向けた数値目標を含む行動計画策定も義務

付けられることとなった。

【ドメスティック・バイオレンス(DV)】

9p

(6)

【配偶者暴力防止法】

10p

 配偶者からの暴力に係る通報、相談、保護、自立支援等の体制を整備し、配偶者からの暴

力の防止及び被害者の保護を図ることを目的とする法律。正式名称は「配偶者からの暴力防

止及び被害者の保護に関する法律」という。平成19年に改正が行われ、保護命令制度の拡充(①

生命又は身体に対する脅迫を受けた被害者に係る保護命令 ②電話・電子メール等を禁止す

る保護命令 ③被害者の親族等への接近禁止命令)、市町村に対する基本計画策定の努力義

務等が定められた。また平成25年の改正では、生活の本拠を共にする交際相手からの暴力及

びその被害者についても、配偶者からの暴力及びその被害者に準じて、法の適用対象とされ

ることとなった。合わせて、法律名が「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関す

る法律」に改められた。

【ハラスメント】

41p

「嫌がらせ」のこと。さまざまな形態があり、「セクシュアル・ハラスメント」(性的要求

や身体への不必要な接触、性的な会話や掲示など、相手が不快と思う言動によって、個人の

尊厳を傷つけ、就労等の遂行を困難にすること)、「パワー・ハラスメント」(職権などのパ

ワーを背景にして、本来の業務の範疇を超えて、継続的に人格と尊厳を侵害する言動を行い、

就業者の働く関係を悪化させ、あるいは雇用不安を与えること)、「マタニティ・ハラスメン

ト」(妊娠・出産・育休などを理由とする、解雇・雇い止め・降格などの不利益な取り扱い)、

「アカデミック・ハラスメント」(大学等の学内で、教員や職員が教育上、研究上または職場

での権力を利用して、学生・大学院生等の教育指導や研究活動に関係する妨害や嫌がらせの

働きかけをしたり、不利益を与えること)などがある。

【バリアフリー】

53p

高齢者・障害者等が社会生活をしていく上で障壁(バリア)となるものを除去(フリー)

すること。物理的、社会的、制度的、心理的な障壁、情報面での障壁など全ての障壁を除去

するという考え方のこと。

【ポジティブ・アクション(積極的改善措置)】

44p

(7)

【メディア・リテラシー】

33p

 メディアの伝えている情報を読解・活用する能力とメディアを使って表現する能力を指す。

メディアの伝えている情報を、視聴者や読者として無批判で受動的に受け止めるのではなく、

批判する力を育て、メディアの情報内容を変えていく。

【メンタルヘルス】

29p

 心の健康。近年、経済・産業構造が変化する中で、仕事や職業生活に関する強い不安、悩

み、ストレスを感じている労働者の割合が高くなっており、職場においてより積極的に心の

健康の保持増進を図ることが重要な課題となっている。

【ライフステージ】

7p

 幼年期・少年期・青年期・壮年期・老年期など、人の一生を身体的、精神的な発達段階に

応じて区分した各段階。

【リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康/権利)】

13p

 リプロダクティブ・ヘルスとは、女性が生涯にわたって身体的・精神的・社会的に良好な

状態であることをいう。リプロダクティブ・ライツとは、女性がいつ何人子どもを産むか産

まないかを自由に選ぶ権利、安全で満足のいく性生活をおくる権利、安全な妊娠・出産の権

利、子どもが健康に産まれ育つ権利をいう。

【労働力率】

41p

 就業者と完全失業者の合計が15歳以上人口に占める割合のことをいう。

女性の年齢階級別労働力率は、20歳代前半までは高く、25歳~35歳の年齢層で低下し、40歳

代で再び高くなり、老年期に向かって下降している。これをグラフで表すとM字型カーブ

を描くことから、M字型曲線と呼んでいる。

【ワーク・ライフ・バランス】

3p

(8)
(9)

豊島区男女共同参画推進会議委員名簿

職 区分 氏 名 所 属 等

会 長 鹿 嶋   敬 一般財団法人 女性労働協会会長

副会長 西 野 淑 美 東洋大学社会学部社会学科准教授

委 員 水 越 俊 行 豊島区立高松小学校長

委 員 後 藤   了 東京都労働相談情報センター池袋事務所長

委 員 星   京 子 (平成28年12月12日まで)自由民主党豊島区議団

(平成28年12月13日から)都民ファーストの会豊島区議団

委 員 ふ ま ミ チ 公明党豊島区議団

委 員 清 水 みちこ 日本共産党豊島区議団

委 員 村 上 典 子 民主ネット豊島区議団

委 員 Andrew DeWit 立教大学経済学部経済政策学科教授

委 員 髙 橋 清 輝 公益社団法人 豊島区医師会

委 員 藤 井   明 としまF1会議委員

委 員 天 野 敬 子 不登校・ひきこもり研究所

委 員 武 藤 眞里子 豊島・女性施策を考える会

委 員 坂 本   豊 公募委員

委 員 芝 﨑 美 幸 公募委員

倉 田 大 輔 東京商工会議所豊島支部

福 田 美津恵 一般社団法人 豊島産業協会

遠 藤 陽 子 公益社団法人 豊島法人会

(10)

豊島区男女共同参画推進委員会委員名簿 

1.委員会      

平成27年度 平成28年度

委 員 長 副区長 水島 正彦 水島 正彦

副委員長 総務部長 鈴木 公一 陣野原 伸幸

委 員 政策経営部長 齊藤 忠晴 城山 佳胤

〃 区民部長 陣野原 伸幸 佐藤 和彦

〃 文化商工部長 栗原  章 小澤 弘一

〃 保健福祉部長 吉末 昌弘 吉末 昌弘

〃 池袋保健所長 原田 美江子 原田 美江子

〃 子ども家庭部長 石橋 秀男 金子 智雄

〃 教育委員会事務局教育部長 天貝 勝己 天貝 勝己 〃 政策経営部 女性にやさしいまちづくり担当課長 ― 宮田 麻子

2.幹事会

幹 事 長 総務部長 鈴木 公一 陣野原 伸幸

幹 事 政策経営部 企画課長 ― 高田 秀和

〃 政策経営部 企画課長(事務取扱参事) 佐藤 和彦 ―

〃 政策経営部 広報課長 矢作 豊子 矢作 豊子

〃 総務部 人事課長 金子 智雄 澤田  健

〃 総務部 人材育成担当課長 倉本 彩子 倉本 彩子

〃 男女平等推進センター所長 小椋 瑞穂 能登 絹子

〃 区民部 区民活動推進課長 柴  俊之 増子 嘉英

〃 文化商工部 生活産業課長 田中 真理子 渡辺 克己

〃 文化商工部 学習・スポーツ課長 關  愼吾 藤田  力

〃 保健福祉部 高齢者福祉課長 直江  太 渡邉 圭介

〃 保健福祉部 障害福祉サービス担当課長 渡邉 圭介 森 眞理子

〃 保健福祉部 生活福祉課長 副島 由理 峰田 和幸

〃 保健福祉部 介護保険課長 松田 美穗 松田 美穗

〃 池袋保健所 健康推進課長 尾本 由美子 石丸 雄二

〃 池袋保健所 長崎健康相談所長 ― 荒井 和子

〃 池袋保健所 長崎健康相談所長(事務取扱部長) 原田 美江子 ―

〃 子ども家庭部 子ども課長 大須賀 裕子 副島 由理

〃 子ども家庭部 子育て支援課長 猪飼 敏夫 猪飼 敏夫

〃 都市整備部 都市計画課長(事務取扱参事) ― 宮川 勝之

〃 都市整備部 都市計画課長 原島 克典 ―

〃 教育委員会事務局 教育部 指導課長 清野  正 加藤  勲

(11)

第4次豊島区男女共同参画推進行動計画検討部会(ワーキンググループ)名簿

第4次としま男女共同参画推進プランワーキンググループ

〃 文化デザイン課 文化施策担当係長 宮下 あゆみ 宮下 あゆみ

〃 地域保健課 地域保健担当係長 松山 美代子 松山 美代子

〃 子育て支援課 子育て支援担当係長 森田 春美 森田 春美

〃 保育課 高松第二保育園長 ― 三浦 洋子

〃 保育課 西池袋第二保育園長 長野 しづ ―

〃 地域保健課 管理グループ(職員団体推薦) 関  明子 関  明子

リーダー 総務部 男女平等推進センター所長 小椋 瑞穂

部会員 政策経営部 企画課企画担当係長 熊谷 崇之

〃 政策経営部 広報課広報担当係長 小澤 さおり

〃 総務部 人事課人事担当係長 加島 咲子

〃 総務部 防災危機管理課防災危機管理担当係長 上野 泰弘

〃 区民部 区民活動推進課区民活動推進担当係長 鈴木 勝徳

〃 文化商工部 生活産業課商工係長 早川 博絵

〃 文化商工部 学習・スポーツ課学習担当係長 草苅  誠

〃 環境清掃部 環境政策課環境政策担当係長 冨樫 由美

〃 保健福祉部 高齢者福祉課高齢者福祉担当係長 梅津 なみえ

〃 保健福祉部 障害福祉課障害福祉担当係長 谷田部 将

〃 池袋保健所 長崎健康相談所保健指導係長 飯野 恵子

〃 子ども家庭部 子ども課子ども施策担当係長 古澤 三千代

〃 都市整備部 都市計画課都市計画担当係長 長澤 義彦

〃 教育委員会事務局・教育部 指導課指導主事 三田 典子

第2次豊島区配偶者等暴力防止基本計画ワーキンググループ

リーダー 総務部 男女平等推進センター所長 小椋 瑞穂

部会員 総務部 防災危機管理課防災危機管理担当係長 西阪 慎一

〃 保健福祉部 高齢者福祉課高齢者福祉担当係長 松尾 隆義

〃 保健福祉部 生活福祉課保護第三係長 常松 幸子

〃 保健福祉部 西部生活福祉課生活福祉担当係長 阿部 治子

〃 保健福祉部 障害福祉課障害福祉担当係長 五月女 光雄

〃 池袋保健所 健康推進課保健指導係長 栗原 せい子

〃 子ども家庭部 子育て支援課子育て支援担当係長 森田 春美

〃 子ども家庭部 子育て支援課子育て支援担当職員 水野 望恵

〃 子ども家庭部 子育て支援課東部子ども家庭支援センター所長 八谷 延美

(12)

豊島区男女共同参画推進会議・部会開催状況

平成27年度

開催日 審議内容等

推進会議 第1回 (平成27年7月8日)

・第4次としま男女共同参画推進プランの策定について(諮問) ・部会設置決定

部会 第1回

(平成27年9月16日)

・ 第4次としま男女共同参画推進プラン検討部会ワーキンググルー プの開催状況について

・豊島区民ワークショップについて

・各意識調査・実態調査の進捗状況について

・第4次としま男女共同参画推進プランにおける課題検討 推進会議 第2回

(平成27年12月8日)

・ 第4次としま男女共同参画推進プラン(案)の体系及び重点的 な取り組みについて

・ 第4次としま男女共同参画推進プラン検討部会ワーキンググルー プの開催状況、豊島区民ワークショップ、各意識調査について

平成28年度

開催日 審議内容等

推進会議 第1回 (平成28年5月20日)

・ 第4次としま男女共同参画推進プラン中間のまとめ(案)につ いて内容審議

推進会議 第2回 (平成28年11月1日)

・ 第4次としま男女共同参画推進プラン中間のまとめ(案)に対 するパブリックコメントを踏まえた内容審議及び区長への答申 について

豊島区男女共同参画推進委員会・幹事会開催状況

平成27年度

開催日 審議内容等

推進委員会 第1回 (平成27年6月15日)

・第4次としま男女共同参画推進プランの策定について ・推進会議部会・ワーキンググループの設置について

幹事会 第1回 (平成27年9月8日)

・ワーキンググループの開催状況の報告 ・豊島区民ワークショップについて

・各意識調査・実態調査の進捗状況について

・第4次としま男女共同参画推進プランにおける課題検討 推進委員会 第2回

(平成27年11月18日)

・ワーキンググループの開催状況の報告

・ 第4次としま男女共同参画推進プランの体系及び重点的な取り 組みについて

・豊島区民ワークショップ、各意識調査について 推進委員会 第3回

(平成28年3月15日)

(13)

平成28年度

開催日 審議内容等

推進委員会 第1回 (平成28年10月11日)

・ 第4次としま男女共同参画推進プラン中間のまとめ(案)に対 するパブリックコメントを踏まえた内容審議

「第4次としま男女共同参画推進プラン」「第2次豊島区配偶者等暴力(DV)防止基本計画」

ワーキンググループ開催状況

平成27年度

開催日 審議内容等

第2次DV防止基本計画 ワーキンググループ (平成27年6月18日)

・事業の課題抽出 ・新規事業の洗い出し

第4次推進プラン ワーキンググループ (平成27年7月29日)

・事業の課題抽出 ・新規事業の洗い出し

第4次推進プラン ワーキンググループ (平成27年10月22日)

・計画の体系について

・重点課題・目標値・新規事業の検討

第2次DV防止基本計画 ワーキンググループ (平成27年10月29日)

・計画の体系について ・重点課題・新規事業の検討

第2次DV防止基本計画 ワーキンググループ (平成27年12月22日)

・豊島区男女共同参画推進会議からの案件報告・検討 ・掲載事業の確認

第4次推進プラン ワーキンググループ (平成27年12月24日)

・豊島区男女共同参画推進会議からの案件報告・検討 ・掲載事業の確認

豊島区民ワークショップ開催状況

平成27年度

開催日 審議内容等

豊島区民ワークショップ (平成27年9月5日)

・将来像の共有

(14)

豊島区男女共同参画推進条例

平成15年3月20日条例第2号

目次

前文

第1章 総則(第1条―第6条)

第2章 性別に起因する人権侵害の禁止(第7条) 第3章 基本的施策等(第8条―第12条)

第4章 豊島区男女共同参画推進会議(第13条―第20条) 第5章 豊島区男女共同参画苦情処理委員(第21条―第27条) 第6章 雑則(第28条)

附則

私たちは、男女共同参画社会の形成を図るため、長年にわたり、積極的な取組を行ってきた。平成14年 2月には、この取組の成果を踏まえ、男女共同参画都市宣言を行った。

これまでの取組により男女共同参画は前進してきているものの、今なお、性別に起因する人権侵害、性 別による固定的な役割分担意識及びそれに基づく社会的慣行が存在するなど、多くの課題が残されている。 また、私たちのまち豊島区が、本格的な少子高齢化の進展、家族形態の変化などに適切に対応し、文化の 風薫る、豊かで活力のあるまちとして発展していくためには、女性も男性も性別にかかわりなくその個性 と能力を十分に発揮し、ともに社会に参画し、責任を分かち合うことが大切である。

ここに、私たちは、男女が家庭、職場、学校、地域社会などあらゆる場において、性別に起因する人権 侵害を受けることなく、1人ひとりがその人らしく、分かち合い助け合い、ともに暮らすまち豊島区をつ くることを決意し、この条例を制定する。

第1章 総則

(目的)

第1条 この条例は、男女共同参画の推進に関し、基本理念並びに豊島区(以下「区」という。)、区民 及び事業者の責務を明らかにするとともに、区の施策の基本的事項を定めることにより、男女共同参画の 推進に関する施策(以下「男女共同参画施策」という。)を総合的かつ計画的に推進し、もって男女共同 参画社会の実現を図ることを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。 (1) 区民 区の区域内(以下「区内」という。)に居住する者、区内の事務所若しくは事業所に勤務す

る者又は区内の学校に在学する者をいう。

(2) 事業者 営利、非営利の別にかかわらず、区内において事業活動を行う個人又は団体をいう。 (3) セクシュアル・ハラスメント 他の者を不快にさせる性的な言動により個人の生活環境を害する

(15)

(基本理念)

第3条 男女共同参画社会の形成を図るため、次に掲げる事項を基本理念として定める。

(1) 男女が、個人として尊重され、性別による差別的な取扱いを受けず、その個性と能力を発揮する 機会が確保されること、暴力が根絶されること等人権が尊重されること。

(2) 社会の制度又は慣行が性別による固定的な役割分担意識の影響を受けず、男女の社会活動におけ る選択の自由が制約されないこと。

(3) 男女が、社会の対等な構成員として、家庭、職場、学校、地域社会などあらゆる分野(以下「あ らゆる分野」という。)における活動の方針の立案及び決定過程に参画する機会が確保されること。 (4) 男女が、相互の協力と社会の支援の下に、子どもの養育、家族の介護その他の家庭生活における

活動の責任(以下「家庭責任」という。)を分かち合うとともに、家庭生活及び社会生活における活 動を両立することができること。

(5) 男女が、国籍にかかわりなく、その個性と能力を発揮し、ともに社会に参画し、責任を分かち合 うことができること。

(6) 学校教育及び生涯学習において、男女平等の理念を尊重し、男女共同参画社会の実現に向けた取 組がなされること。

(区の責務)

第 4条 区は、基本理念に基づき、男女共同参画施策を総合的かつ計画的に推進するため、行動計画を策 定し、実施するものとする。

2  区は、男女共同参画社会の形成に影響を及ぼすと認められる施策を策定し、及び実施するに当たって は、基本理念に沿うよう配慮するものとする。

3  区は、男女共同参画施策を実施するに当たっては、区民、事業者、国及び他の地方公共団体と連携し、 協力するものとする。

(区民の責務)

第 5条 区民は、あらゆる分野の活動において、男女共同参画について理解を深め、その推進に努めるも のとする。

2 区民は、区が実施する男女共同参画施策に協力するよう努めるものとする。

(事業者の責務)

第6条 事業者は、その事業活動に関し、男女共同参画の推進に努めるものとする。 2 事業者は、区が実施する男女共同参画施策に協力するよう努めるものとする。

第2章 性別に起因する人権侵害の禁止

第 7条 何人も、家庭、職場、学校、地域社会などあらゆる場(以下「あらゆる場」という。)において、 性別による差別的取扱い等性別に起因する人権侵害を行ってはならない。

2 何人も、あらゆる場において、セクシュアル・ハラスメントを行ってはならない。

(16)

4  何人も、公衆に表示する情報において、性別に起因する人権侵害を助長することのないよう配慮しな ければならない。

第3章 基本的施策等

(基本的施策)

第8条 区は、男女共同参画を推進するため、次に掲げる基本的施策の実施に努めるものとする。 (1) 男女共同参画の推進に関する調査研究、情報の収集分析並びに区民及び事業者に対する情報の提

供を行うこと。

(2) 男女共同参画の推進に関する啓発活動等を充実するとともに、学校教育を始めとする生涯にわた る学習支援において、男女共同参画の推進のための必要な措置を講ずること。

(3) 区民及び事業者が行う男女共同参画の推進に関する活動に対し、助言等必要な支援を行うこと。 (4) 男女が個人として尊重され、性別による差別的な取扱いを受けることがないよう必要な措置を講

ずること。

(5) セクシュアル・ハラスメント及び家庭内等における配偶者等に対する暴力的行為の防止を図ると ともに、これらの被害を受けた者に対し必要な支援を行うこと。

(6) 男女が、性及び生殖について、互いの人権を尊重するとともに、責任ある選択ができるよう必要 な措置を講ずること。

(7) 社会の制度又は慣行が性別による固定的な役割分担意識の影響を受け、男女の社会活動における 選択の自由が制約されることのないよう必要な措置を講ずること。

(8) あらゆる分野の活動の意思決定過程において、男女間に参画する機会の格差が生ずることのない よう必要な措置を講ずること。

(9) 家庭責任を持つ男女がともに家庭生活及び社会生活における活動を両立することができるよう必 要な措置を講ずること。

(雇用の分野における男女共同参画の推進)

第9条 区長は、男女共同参画の推進に必要があると認めるときは、事業者に対し、雇用の分野における 男女の参画状況等について報告を求めることができる。

2 区長は、前項の報告に基づき、事業者に対し、雇用の分野における男女共同参画の推進について適切 な措置を講ずるよう協力を求めることができる。

(行動計画)

第10条 区長は、行動計画を策定するに当たっては、区民及び事業者の意見を反映することができるよう 適切な措置を講ずるとともに、あらかじめ、豊島区男女共同参画推進会議の意見を聴かなければならない。 2 区長は、行動計画を策定したときは、これを公表しなければならない。

3 前2項の規定は、行動計画を変更する場合について準用する。

(年次報告)

(17)

(拠点施設)

第12条 区長は、豊島区立男女平等推進センターを拠点施設として、男女共同参画施策を実施するととも に、区民及び事業者による男女共同参画の推進の取組を支援するものとする。

2 区長は、前項の拠点施設の運営に当たっては、区民との連携と協働の下に行うものとする。

第4章 豊島区男女共同参画推進会議

(設置)

第13条 男女共同参画の推進を図るため、区長の附属機関として、豊島区男女共同参画推進会議(以下「推 進会議」という。)を置く。

(所掌事務)

第14条 推進会議は、次に掲げる事務を行う。

(1) 区長の諮問に応じ、行動計画その他男女共同参画の推進に関する重要事項を調査審議し、答申す ること。

(2) 男女共同参画施策の実施状況について、必要に応じ調査審議し、区長に意見を述べること。 (3) 豊島区男女共同参画苦情処理委員の求めに応じ、男女共同参画の推進に関する苦情等の処理につ

いて調査審議し、区長に意見を述べるとともに、当該豊島区男女共同参画苦情処理委員に報告すること。

(組織)

第15条 推進会議は、区長が委嘱する委員15人以内をもって組織する。

2 男女いずれか一方の委員の数は、委員の総数の4割未満であってはならない。

(委員の任期)

第16条 委員の任期は、2年とし、補欠委員の任期は、前任者の残任期間とする。ただし、再任を妨げない。

(会長及び副会長)

第17条 推進会議に会長及び副会長を置く。

2 会長及び副会長は、委員の互選によって定める。 3 会長は、推進会議を代表し、会務を総理する。

4 副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるときは、その職務を代理する。

(招集)

第18条 推進会議は、会長が招集する。

(定足数及び表決数)

第19条 推進会議は、半数以上の委員の出席がなければ、会議を開くことができない。

2 推進会議の議事は、出席した委員の過半数で決し、可否同数のときは、会長の決するところによる。 (庶務)

(18)

第5章 豊島区男女共同参画苦情処理委員

(設置)

第21条 区民からの次条第1項第1号に掲げる事項に係る苦情の申出(以下「苦情の申出」という。)及 び同項第2号に掲げる事項に係る救済の申出(以下「救済の申出」という。)を適切かつ迅速に処理す るため、区長の附属機関として、豊島区男女共同参画苦情処理委員(以下「苦情処理委員」という。) を置く。

(申出の範囲)

第22条 区民が苦情処理委員に申し出ることができる事項の範囲は、次のとおりとする。

(1) 区が実施する男女共同参画施策又は男女共同参画の推進に影響を及ぼすと認められる施策に関す る事項

(2) 性別による差別等男女共同参画を阻害する要因により人権が侵害されたと認められる事案に関す る事項

2 前項の規定にかかわらず、次に掲げる事項については、苦情の申出及び救済の申出を行うことができ ない。

(1) 判決、裁決等により確定した事項

(2) 裁判所において係争中の事案及び行政庁において不服申立ての審理中の事案に関する事項 (3) 区議会に請願又は陳情を行っている事案に関する事項

(4) 苦情の申出又は救済の申出の処理に関する事項

(所掌事務)

第23条 苦情処理委員は、苦情の申出について、必要があると認めるときは、次に掲げる事務を行う。 (1) 苦情の申出に係る調査

(2) 区の施策に係る是正等の措置の勧告及び改善意見の表明 (3) 前号の勧告及び改善意見の内容の公表

2 苦情処理委員は、救済の申出について、必要があると認めるときは、関係者の協力を得て、次に掲げ る事務を行う。

(1) 救済の申出に係る調査

(2) 関係者に対する、助言、指導及びあっせん

(3) 関係者及び関係機関に対する、人権侵害の是正の要請

3 苦情処理委員は、苦情の申出及び救済の申出の処理について必要があると認めるときは、当該申出を 行った者の同意を得て、推進会議の調査審議を求めることができる。

4 第1項及び第2項の場合において、苦情処理委員が他の機関において処理することが適当であると認 めるときは、当該苦情の申出又は救済の申出を行った者に対して他の機関を紹介することができる。

(定数等)

第24条 苦情処理委員は、2人以内とし、男女共同参画の推進に関し優れた人格識見を有する者のうちか ら、区長が委嘱する。

(19)

(兼職等の禁止)

第25条 苦情処理委員は、衆議院議員若しくは参議院議員、地方公共団体の議会の議員若しくは長又は政 党その他の政治団体の役員と兼ねることができない。

2 苦情処理委員は、区と特別な利害関係にある企業その他の団体の役員と兼ねることができない。 3 前2項に定めるもののほか、苦情処理委員は、公平な職務の遂行に支障が生ずるおそれがある職と兼

ねることができない。

(委員の任期)

第26条 苦情処理委員の任期は、2年とし、再任することができる。ただし、在任期間は、通算して6年 を超えることができない。

(庶務)

第27条 苦情処理委員の庶務は、総務部において処理する。

第6章 雑則

(委任)

第28条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

附則

(20)

男女共同参画社会基本法

公布 平成十一年 六月二十三日法律第七十八号 改正 同 十一年 七月 十六日同 第 百二号 最終改正 同 十一年十二月二十二日同 第百六十号

目次 前文

第一章 総則(第一条~第十二条)

第二章 男女共同参画社会の形成の促進に関する基本的施策(第十三条~第二十条) 第三章 男女共同参画会議(第二十一条~第二十八条)

附則

我が国においては、日本国憲法に個人の尊重と法の下の平等がうたわれ、男女平等の実現に向けた様々 な取組が、国際社会における取組とも連動しつつ、着実に進められてきたが、なお一層の努力が必要とさ れている。

一方、少子高齢化の進展、国内経済活動の成熟化等我が国の社会経済情勢の急速な変化に対応していく 上で、男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を 十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現は、緊要な課題となっている。

このような状況にかんがみ、男女共同参画社会の実現を二十一世紀の我が国社会を決定する最重要課題 と位置付け、社会のあらゆる分野において、男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の推進を図って いくことが重要である。

ここに、男女共同参画社会の形成についての基本理念を明らかにしてその方向を示し、将来に向かって 国、地方公共団体及び国民の男女共同参画社会の形成に関する取組を総合的かつ計画的に推進するため、 この法律を制定する。

第一章 総則

(目的)

第一条 この法律は、男女の人権が尊重され、かつ、社会経済情勢の変化に対応できる豊かで活力ある社 会を実現することの緊要性にかんがみ、男女共同参画社会の形成に関し、基本理念を定め、並びに国、 地方公共団体及び国民の責務を明らかにするとともに、男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の 基本となる事項を定めることにより、男女共同参画社会の形成を総合的かつ計画的に推進することを目 的とする。

(定義)

第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(21)

 二 積極的改善措置 前号に規定する機会に係る男女間の格差を改善するため必要な範囲内において、 男女のいずれか一方に対し、当該機会を積極的に提供することをいう。

(男女の人権の尊重)

第三条 男女共同参画社会の形成は、男女の個人としての尊厳が重んぜられること、男女が性別による差 別的取扱いを受けないこと、男女が個人として能力を発揮する機会が確保されることその他の男女の人 権が尊重されることを旨として、行われなければならない。

(社会における制度又は慣行についての配慮)

第四条 男女共同参画社会の形成に当たっては、社会における制度又は慣行が、性別による固定的な役割 分担等を反映して、男女の社会における活動の選択に対して中立でない影響を及ぼすことにより、男女 共同参画社会の形成を阻害する要因となるおそれがあることにかんがみ、社会における制度又は慣行が 男女の社会における活動の選択に対して及ぼす影響をできる限り中立なものとするように配慮されなけ ればならない。

(政策等の立案及び決定への共同参画)

第五条 男女共同参画社会の形成は、男女が、社会の対等な構成員として、国若しくは地方公共団体にお ける政策又は民間の団体における方針の立案及び決定に共同して参画する機会が確保されることを旨と して、行われなければならない。

(家庭生活における活動と他の活動の両立)

第六条 男女共同参画社会の形成は、家族を構成する男女が、相互の協力と社会の支援の下に、子の養育、 家族の介護その他の家庭生活における活動について家族の一員としての役割を円滑に果たし、かつ、当 該活動以外の活動を行うことができるようにすることを旨として、行われなければならない。

(国際的協調)

第七条 男女共同参画社会の形成の促進が国際社会における取組と密接な関係を有していることにかんが み、男女共同参画社会の形成は、国際的協調の下に行われなければならない。

(国の責務)

第八条 国は、第三条から前条までに定める男女共同参画社会の形成についての基本理念(以下「基本理念」 という。)にのっとり、男女共同参画社会の形成の促進に関する施策(積極的改善措置を含む。以下同じ。) を総合的に策定し、及び実施する責務を有する。

(地方公共団体の責務)

第九条 地方公共団体は、基本理念にのっとり、男女共同参画社会の形成の促進に関し、国の施策に準じ た施策及びその他のその地方公共団体の区域の特性に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する。

(国民の責務)

(22)

男女共同参画社会の形成に寄与するように努めなければならない。

(法制上の措置等)

第十一条 政府は、男女共同参画社会の形成の促進に関する施策を実施するため必要な法制上又は財政上 の措置その他の措置を講じなければならない。

(年次報告等)

第十二条 政府は、毎年、国会に、男女共同参画社会の形成の状況及び政府が講じた男女共同参画社会の 形成の促進に関する施策についての報告を提出しなければならない。

2 政府は、毎年、前項の報告に係る男女共同参画社会の形成の状況を考慮して講じようとする男女共同 参画社会の形成の促進に関する施策を明らかにした文書を作成し、これを国会に提出しなければならない。

第二章 男女共同参画社会の形成の促進に関する基本的施策

(男女共同参画基本計画)

第十三条 政府は、男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、 男女共同参画社会の形成の促進に関する基本的な計画(以下「男女共同参画基本計画」という。)を定 めなければならない。

2 男女共同参画基本計画は、次に掲げる事項について定めるものとする。

 一 総合的かつ長期的に講ずべき男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の大綱

 二 前号に掲げるもののほか、男女共同参画社会の形成の促進に関する施策を総合的かつ計画的に推進 するために必要な事項

3 内閣総理大臣は、男女共同参画会議の意見を聴いて、男女共同参画基本計画の案を作成し、閣議の決 定を求めなければならない。

4 内閣総理大臣は、前項の規定による閣議の決定があったときは、遅滞なく、男女共同参画基本計画を 公表しなければならない。

5 前二項の規定は、男女共同参画基本計画の変更について準用する。

(都道府県男女共同参画計画等)

第十四条 都道府県は、男女共同参画基本計画を勘案して、当該都道府県の区域における男女共同参画社 会の形成の促進に関する施策についての基本的な計画(以下「都道府県男女共同参画計画」という。) を定めなければならない。

2 都道府県男女共同参画計画は、次に掲げる事項について定めるものとする。

 一 都道府県の区域において総合的かつ長期的に講ずべき男女共同参画社会の形成の促進に関する施策 の大綱

 二 前号に掲げるもののほか、都道府県の区域における男女共同参画社会の形成の促進に関する施策を 総合的かつ計画的に推進するために必要な事項

(23)

4 都道府県又は市町村は、都道府県男女共同参画計画又は市町村男女共同参画計画を定め、又は変更し たときは、遅滞なく、これを公表しなければならない。

(施策の策定等に当たっての配慮)

第十五条 国及び地方公共団体は、男女共同参画社会の形成に影響を及ぼすと認められる施策を策定し、 及び実施するに当たっては、男女共同参画社会の形成に配慮しなければならない。

(国民の理解を深めるための措置)

第十六条 国及び地方公共団体は、広報活動等を通じて、基本理念に関する国民の理解を深めるよう適切 な措置を講じなければならない。

(苦情の処理等)

第十七条 国は、政府が実施する男女共同参画社会の形成の促進に関する施策又は男女共同参画社会の形 成に影響を及ぼすと認められる施策についての苦情の処理のために必要な措置及び性別による差別的取 扱いその他の男女共同参画社会の形成を阻害する要因によって人権が侵害された場合における被害者の 救済を図るために必要な措置を講じなければならない。

(調査研究)

第十八条 国は、社会における制度又は慣行が男女共同参画社会の形成に及ぼす影響に関する調査研究そ の他の男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の策定に必要な調査研究を推進するように努めるも のとする。

(国際的協調のための措置)

第十九条 国は、男女共同参画社会の形成を国際的協調の下に促進するため、外国政府又は国際機関との 情報の交換その他男女共同参画社会の形成に関する国際的な相互協力の円滑な推進を図るために必要な 措置を講ずるように努めるものとする。

(地方公共団体及び民間の団体に対する支援)

第二十条 国は、地方公共団体が実施する男女共同参画社会の形成の促進に関する施策及び民間の団体が 男女共同参画社会の形成の促進に関して行う活動を支援するため、情報の提供その他の必要な措置を講 ずるように努めるものとする。

第三章 男女共同参画会議

(設置)

第二十一条 内閣府に、男女共同参画会議(以下「会議」という。)を置く。

(所掌事務)

第二十二条 会議は、次に掲げる事務をつかさどる。

(24)

 二 前号に掲げるもののほか、内閣総理大臣又は関係各大臣の諮問に応じ、男女共同参画社会の形成の 促進に関する基本的な方針、基本的な政策及び重要事項を調査審議すること。

 三 前二号に規定する事項に関し、調査審議し、必要があると認めるときは、内閣総理大臣及び関係各 大臣に対し、意見を述べること。

 四 政府が実施する男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の実施状況を監視し、及び政府の施策 が男女共同参画社会の形成に及ぼす影響を調査し、必要があると認めるときは、内閣総理大臣及び関 係各大臣に対し、意見を述べること。

(組織)

第二十三条 会議は、議長及び議員二十四人以内をもって組織する。

(議長)

第二十四条 議長は、内閣官房長官をもって充てる。 2 議長は、会務を総理する。

(議員)

第二十五条 議員は、次に掲げる者をもって充てる。

 一 内閣官房長官以外の国務大臣のうちから、内閣総理大臣が指定する者

 二 男女共同参画社会の形成に関し優れた識見を有する者のうちから、内閣総理大臣が任命する者 2 前項第二号の議員の数は、同項に規定する議員の総数の十分の五未満であってはならない。

3 第一項第二号の議員のうち、男女のいずれか一方の議員の数は、同号に規定する議員の総数の十分の 四未満であってはならない。

4 第一項第二号の議員は、非常勤とする。

(議員の任期)

第二十六条 前条第一項第二号の議員の任期は、二年とする。ただし、補欠の議員の任期は、前任者の残 任期間とする。

2 前条第一項第二号の議員は、再任されることができる。

(資料提出の要求等)

第二十七条 会議は、その所掌事務を遂行するために必要があると認めるときは、関係行政機関の長に対 し、監視又は調査に必要な資料その他の資料の提出、意見の開陳、説明その他必要な協力を求めること ができる。

2 会議は、その所掌事務を遂行するために特に必要があると認めるときは、前項に規定する者以外の者 に対しても、必要な協力を依頼することができる。 

(政令への委任)

(25)

附則(平成十一年六月二三日法律第七八号) 抄

(施行期日)

第一条 この法律は、公布の日から施行する。

(男女共同参画審議会設置法の廃止)

第二条 男女共同参画審議会設置法(平成九年法律第七号)は、廃止する。

附則 (平成十一年七月十六日法律第百二号) 抄

(施行期日)

第一条 この法律は、内閣法の一部を改正する法律(平成十一年法律第八十八号)の施行の日から施行す る。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。

    (施行の日=平成十三年一月六日)  一 略

 二 附則第十条第一項及び第五項、第十四条第三項、第二十三条、第二十八条並びに第三十条の規定  公布の日

(委員等の任期に関する経過措置)

第二十八条 この法律の施行の日の前日において次に掲げる従前の審議会その他の機関の会長、委員その 他の職員である者(任期の定めのない者を除く。)の任期は、当該会長、委員その他の職員の任期を定 めたそれぞれの法律の規定にかかわらず、その日に満了する。

一から十まで 略

十一 男女共同参画審議会

(別に定める経過措置)

第三十条 第二条から前条までに規定するもののほか、この法律の施行に伴い必要となる経過措置は、別 に法律で定める。

附則 (平成十一年十二月二十二日法律第百六十号) 抄

(施行期日)

第一条 この法律(第二条及び第三条を除く。)は、平成十三年一月六日から施行する。ただし、次の各 号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。

(26)

仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章

平成19年12月18日 ワーク・ライフ・バランス推進官民トップ会議決定 平成22年6月29日 改訂

我が国の社会は、人々の働き方に関する意識や環境が社会経済構造の変化に必ずしも適応しきれず、仕 事と生活が両立しにくい現実に直面している。

誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たす一方で、子育て・介護の時間や、家 庭、地域、自己啓発等にかかる個人の時間を持てる健康で豊かな生活ができるよう、今こそ、社会全体で 仕事と生活の双方の調和の実現を希求していかなければならない。

仕事と生活の調和と経済成長は車の両輪であり、若者が経済的に自立し、性や年齢などに関わらず誰も が意欲と能力を発揮して労働市場に参加することは、我が国の活力と成長力を高め、ひいては、少子化の 流れを変え、持続可能な社会の実現にも資することとなる。

そのような社会の実現に向けて、国民一人ひとりが積極的に取り組めるよう、ここに、仕事と生活の調 和の必要性、目指すべき社会の姿を示し、新たな決意の下、官民一体となって取り組んでいくため、政労 使の合意により本憲章を策定する。

〔いま何故仕事と生活の調和が必要なのか〕 (仕事と生活が両立しにくい現実)

仕事は、暮らしを支え、生きがいや喜びをもたらす。同時に、家事・育児、近隣との付き合いなどの生 活も暮らしには欠かすことはできないものであり、その充実があってこそ、人生の生きがい、喜びは倍増 する。

しかし、現実の社会には、

・安定した仕事に就けず、経済的に自立することができない、 ・仕事に追われ、心身の疲労から健康を害しかねない、 ・仕事と子育てや老親の介護との両立に悩む

など仕事と生活の間で問題を抱える人が多く見られる。

(働き方の二極化等)

その背景としては、国内外における企業間競争の激化、長期的な経済の低迷や産業構造の変化により、 生活の不安を抱える正社員以外の労働者が大幅に増加する一方で、正社員の労働時間は高止まりしたまま であることが挙げられる。他方、利益の低迷や生産性向上が困難などの理由から、働き方の見直しに取り 組むことが難しい企業も存在する。

(共働き世帯の増加と変わらない働き方・役割分担意識)

(27)

の生き方が多様化している一方で働き方や子育て支援などの社会的基盤は必ずしもこうした変化に対応し たものとなっていない。また、職場や家庭、地域では、男女の固定的な役割分担意識が残っている。

(仕事と生活の相克と家族と地域・社会の変貌)

このような社会では、結婚や子育てに関する人々の希望が実現しにくいものになるとともに、「家族と の時間」や「地域で過ごす時間」を持つことも難しくなっている。こうした個人、家族、地域が抱える諸 問題が少子化の大きな要因の1つであり、それが人口減少にも繋がっているといえる。

また、人口減少時代にあっては、社会全体として女性や高齢者の就業参加が不可欠であるが、働き方や 生き方の選択肢が限られている現状では、多様な人材を活かすことができない。

(多様な働き方の模索)

一方で働く人々においても、様々な職業経験を通して積極的に自らの職業能力を向上させようとする人 や、仕事と生活の双方を充実させようとする人、地域活動への参加等をより重視する人などもおり、多様 な働き方が模索されている。

また、仕事と生活の調和に向けた取組を通じて、「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい 仕事)」の実現に取り組み、職業能力開発や人材育成、公正な処遇の確保など雇用の質の向上につなげる ことが求められている。ディーセント・ワークの推進は、就業を促進し、自立支援につなげるという観点 からも必要である。

加えて、労働者の健康を確保し、安心して働くことのできる職場環境を実現するために、長時間労働の 抑制、年次有給休暇の取得促進、メンタルヘルス対策等に取り組むことが重要である。

(多様な選択肢を可能とする仕事と生活の調和の必要性)

いま、我々に求められているのは、国民一人ひとりの仕事と生活を調和させたいという願いを実現する とともに、少子化の流れを変え、人口減少下でも多様な人材が仕事に就けるようにし、我が国の社会を持 続可能で確かなものとする取組である。

働き方や生き方に関するこれまでの考え方や制度の改革に挑戦し、個々人の生き方や子育て期、中高年 期といった人生の各段階に応じて多様な働き方の選択を可能とする仕事と生活の調和を実現しなければな らない。

個人の持つ時間は有限である。仕事と生活の調和の実現は、個人の時間の価値を高め、安心と希望を実 現できる社会づくりに寄与するものであり、「新しい公共」※の活動等への参加機会の拡大などを通じて 地域社会の活性化にもつながるものである。また、就業期から地域活動への参加など活動の場を広げるこ とは、生涯を通じた人や地域とのつながりを得る機会となる。

 ※「新しい公共」とは、行政だけでなく、市民やNPO、企業などが積極的に公共的な財・サービスの 提供主体となり、教育や子育て、まちづくり、介護や福祉などの身近な分野で活躍することを表現す るもの。

(28)

(明日への投資)

仕事と生活の調和の実現に向けた取組は、人口減少時代において、企業の活力や競争力の源泉である有 能な人材の確保・育成・定着の可能性を高めるものである。とりわけ現状でも人材確保が困難な中小企業 において、その取組の利点は大きく、これを契機とした業務の見直し等により生産性向上につなげること も可能である。こうした取組は、企業にとって「コスト」としてではなく、「明日への投資」として積極 的にとらえるべきである。

以上のような共通認識のもと、仕事と生活の調和の実現に官民一体となって取り組んでいくこととする。

〔仕事と生活の調和が実現した社会の姿〕

1 仕事と生活の調和が実現した社会とは、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事 上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階 に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」である。

具体的には、以下のような社会を目指すべきである。

① 就労による経済的自立が可能な社会

 経済的自立を必要とする者とりわけ若者がいきいきと働くことができ、かつ、経済的に自立可能な働 き方ができ、結婚や子育てに関する希望の実現などに向けて、暮らしの経済的基盤が確保できる。

② 健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会

働く人々の健康が保持され、家族・友人などとの充実した時間、自己啓発や地域活動への参加のため の時間などを持てる豊かな生活ができる。

③ 多様な働き方・生き方が選択できる社会

 性や年齢などにかかわらず、誰もが自らの意欲と能力を持って様々な働き方や生き方に挑戦できる機 会が提供されており、子育てや親の介護が必要な時期など個人の置かれた状況に応じて多様で柔軟な働 き方が選択でき、しかも公正な処遇が確保されている。

〔関係者が果たすべき役割〕

2 このような社会の実現のためには、まず労使を始め国民が積極的に取り組むことはもとより、国や地 方公共団体が支援することが重要である。既に仕事と生活の調和の促進に積極的に取り組む企業もあり、 今後はそうした企業における取組をさらに進め、社会全体の運動として広げていく必要がある。

そのための主な関係者の役割は以下のとおりである。また、各主体の具体的取組については別途、「仕 事と生活の調和推進のための行動指針」で定めることとする。

(29)

(企業と働く者)

(1)企業とそこで働く者は、協調して生産性の向上に努めつつ、職場の意識や職場風土の改革とあわせ 働き方の改革に自主的に取り組む。

(国民)

(2)国民の一人ひとりが自らの仕事と生活の調和の在り方を考え、家庭や地域の中で積極的な役割を果 たす。また、消費者として、求めようとするサービスの背後にある働き方に配慮する。

(国)

(3)国民全体の仕事と生活の調和の実現は、我が国社会を持続可能で確かなものとする上で不可欠であ ることから、国は、国民運動を通じた気運の醸成、制度的枠組みの構築や環境整備などの促進   ・支援策に積極的に取り組む。

(地方公共団体)

(30)

 

仕事と生活の調和推進のための行動指針

平成19年12月18日 ワーク・ライフ・バランス推進官民トップ会議決定 平成22年6月29日 改訂

1 行動指針の性格

本行動指針は、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」(以下「憲章」という。)で示 す「仕事と生活の調和が実現した社会」を実現するため、企業や働く者、国民の効果的な取組、国や地方 公共団体の施策の方針を定める。

2 「仕事と生活の調和が実現した社会」に必要とされる諸条件

憲章で示した「仕事と生活の調和が実現した社会の姿」の具体的な3つの社会が実現するために必要な 条件はそれぞれ以下のとおりである。

① 就労による経済的自立が可能な社会

・若者が学校から職業に円滑に移行できること。

・若者や母子家庭の母等が、就業を通じて経済的自立を図ることができること。 ・意欲と能力に応じ、非正規雇用から正規雇用へ移行できること。

・就業形態に関わらず、公正な処遇や能力開発機会が確保されること。

② 健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会

・企業や社会において、健康で豊かな生活ができるための時間を確保することの重要性が認識されてい ること。

・労働時間関係法令が遵守されていること。

・健康を害するような長時間労働がなく、希望する労働者が年次有給休暇を取得できるよう取組が促進 されていること。

・メリハリのきいた業務の進め方などにより時間当たり生産性も向上していること。

・取引先との契約や消費など職場以外のあらゆる場面で仕事と生活の調和が考慮されていること。

③ 多様な働き方・生き方が選択できる社会

・子育て中の親、働く意欲のある女性や高齢者などが、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応 じて多様で柔軟な働き方が可能となる制度があり、実際に利用できること。

・多様な働き方に対応した育児、介護、地域活動、職業能力の形成等を支える社会的基盤が整備されて いること。

・就業形態に関わらず、公正な処遇や能力開発機会が確保されること(再掲)。

3 各主体の取組

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