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ロシア情勢(2013年10月モスクワ事務所)

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– 1 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 更新日:2013/11/26 JOGMEC モスクワ事務所 木原 栄治/荒井 智裕 公開可

ロシア情勢(2013 年 10 月モスクワ事務所)

1.当地動向: (1)ロシア情勢(全般) ①原油価格情勢 ・ 財務省分析専門官サコビッチ氏によると、10 月の Urals 原油平均価格は 9 月に比べて下落し、 107.91USD/BBL とし、100USD/BBL を堅持とした。 ・ なお、財務省の見解としては、2013 年の Urals 原油価格は 106USD/BBL 前後で推移するとみてお り、100USD/BBL 台を維持するとしている。

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– 2 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 ②APEC 首脳会合(G20 サミット) ・ プーチン大統領は 7 日・8日の日程で、イ ンドネシア・バリ島で開催された第 21 回 APEC 首脳会議に出席。インドネシアの ユドヨノ大統領の議事進行の下、多角的 貿易体制や連結性の促進、国際収支の 不均衡下における持続可能な成長等に ついて議論が行われた。会議の成果とし て、首脳宣言「強靱なアジア太平洋,世 界成長のエンジン」等を採択して閉幕。 ・ プーチン大統領は首脳会議後の会見で、世界経済は最大の危機は脱したとしつつも早急な回復は 見込めなず、その主な要因は深刻化する国際収支の不均衡にあると指摘。実体経済を重視した新 たな経済成長モデルの必要性、成長著しいアジア太平洋地域への経済的シフトを強めるロシアとし は APEC を重視とした。更に、地域で実施されているビジネスマン向けビザなし渡航システムにロシ アが加わることも決定されたとした。 ・ なお、APEC 開催中に 61 回目の誕生日 を迎えたプーチン大統領のために開催 国であるインドネシアのユドヨノ大統領が ギター演奏し、各国の首脳とともにお祝 いを行った。 <上写真出典:クレムリン HP: http://news.kremlin.ru/news/19374 >

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– 3 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 ③APEC 首脳会合における個別会談 ・ プーチン大統領は 7 日、APEC 首脳会合議長 国であるインドネシアのユドヨノ大統領、日本の 安倍首相、中国の習国家主席と相次いで会談。 相互の認識の共有を行った。 <写真出典:クレムリン HP: http://news.kremlin.ru/ ④五輪聖火到着 ・ 6 日、ソチ五輪の聖火がギリシアからロシアに到着。赤の広場でまで輸送され、プーチン大統領が五 輪史上最長となる国内リレーのスタートを宣言。聖火は14000人の走者によって123日かけてロシア の 130 都市を経由し、ソチには五輪開幕日の来年 2 月 7 日に到着する予定。 ・ なお、筆者は聖火リレー開始式典を TV で観戦。第 4 走者の聖火が消え、ライターでつけ直しなどの 場面もあった。<上写真出典:クレムリン HP: http://news.kremlin.ru/news/19373 >

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– 4 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 ⑤ソチ五輪ハブ駅完成 ・ 来年 2 月の冬季五 輪開催に向けて急 ピッチで競技施設 等の建設が進んで いるソチで、28 日 に各競技会場など を結ぶハブ機能を果たすアドレル駅の新駅舎が完成。プーチン大統領、国際オリンピック委員会 (IOC)のバッハ会長が出席して完成式典が開催された。このアドレル駅は以前からモスクワなどとも 鉄道で結ばれており、30 日からはロシアで初 2 階建て客車の運行し、競技施設への列車の運行は 11 月 1 日からとした。 <上写真出典:クレムリン HP:http://news.kremlin.ru/news/19499> ⑥インド首相との会談 ・ 21日、プーチン大統領は訪露中のインドのシン首 相と会談。会談では軍事技術協力に力点が置か れた模様で、昨今のロシアとインドが共同で設計し た研究開発した武器の割合が上昇や空母の改修 等具体的な事例を取り上げ、更なる両国の関係強 化を確認した模様。会談後、軍事技術協力に限ら ず、エネルギーをはじめとる経済協力等も含まれ た共同声明(エネルギー協力で、ロシアからインド へのLNG供給について記載)を発表。その他5つの個別協定に署名がなさた。エネルギー分野では 両国エネルギー省間によるエネルギー利用効率に関する協力文書が署名された。 <上写真出典:クレムリン HP:http://news.kremlin.ru/news/19442>

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– 5 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 ⑦独立国家共同体(CIS)首脳会議 ・ 25日、プーチン大統領はベラルーシ-を訪問し、CIS首 脳会議に出席。各種報道によると、EUとの連合協定締結 を目指すウクライナに対し、締結済みのCIS自由貿易協定 の例外措置を根拠に、関税同盟としてウクライナに対し関 税を課す可能性に言及してロシア外交の最優先地域内で の抜け駆けは許さないと強固な姿勢を示したとしている。 <写真出典:クレムリン HP:http://news.kremlin.ru/news/19489> ⑧機密費の増大 ・ 各種報道によると、現在策定中の 2014~16 年度の予算案における機密費の割合が 25%の約 4 兆 RUB(約 12 兆円)で、今年度の 14%から約 2 倍の伸びとした。財務省によると機密費の増大は予算 構造に起因しているとし、機密費の割合が最大の国防関連費用(予算に占める割合は約 3 割)の伸 びが最大のため。なお、ロシアは昨年の全世界Open Budget Index(予算の情報公開度)で上位10 位に入っているが、他の上位国での機密費の割合は 3%以下。 ⑨憲法改正に動く ・ プーチン大統領が、最高裁判所 と最高仲裁裁判所の統合をする 法案を下院に提出。経済上の係 争を扱っていた最高仲裁裁判所 を廃止し、その権限を最高裁に 移すという内容(最高裁は、民事、 刑事、行政事件その他、全般的 な訴訟を裁く最高審で、裁判の 手続きを監督し、その是非につ いても判断を下す)。法案が成立 <上写真出典:最高裁判所 HP:http://www.supcourt.ru >

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– 6 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 するには憲法を改正しなければならない。最高仲裁裁判所での訴訟手続き等、憲法におけるすべての 言及が消えることになるためである。専門家によると法案成立に楽観的であり、最終的な審判組織は一 つであるべきだとする意見が多数。これまで同じ案件にもかかわらず最高仲裁裁判所と最高裁の判断が 食い違い、その結果、経済と法秩序に悪影響を及ぼすケースが再三あったとした。 ⑩治安悪化 ・ ロシアにおけるテロ事件等は、2011年の空港爆破より目立ったもの(未遂は数件あり)がなく、以前よ り比較的穏やかになったかに見えいた。 ・ しかし、13日、モスクワ市南部のビリュリョボ・ザーパドノエ地区(筆者等の日本時居住地域に比較的 近い)にて、ショッピングセンターの放火、野菜倉庫の破壊、車両破壊等が行われ、約380名が拘束 される騒乱が発生。この騒乱は、スラブ系のロシア男性が何者かに刺殺され、犯人が北コーカサス 出身者や中央アジア出身者と報じられたことが発端となり、市民集会参加者が地区行政府や警察署 幹部の解任を要求するとともに、犯人が隠れている可能性があるとする施設の破壊行為にまでエス カレートしたもの。 ・ 更に、21日、ロシア南部のボルゴグラード市において、路線バスで自爆テロが発生し、実行犯を含 む約7人が死亡、30人以上が負傷した。来年のソチ冬季五輪開催に抗議する北コーカサス地域を拠 点とするイスラム過激派が実行したとする声明を出しいる。なお、このテロ犯はモスクワに向かってい る途中であったとも言われている。 ・ 本件、他人事とは考えず、いざという時、守るってくれるのは会社組織では期待できず、己自身であ ることを肝に命じて今後とも身を引き締めて日々のすごす所存である。 (2)ロシア情勢(石油ガス産業) ①原油・石油製品輸出税 ・ 6 月以降上がり続けていた原油輸出税は、11 月から引き下げに転じ、54.2USD/BBL に、東シベリア 及びカスピ海北部の油ガス田等に適用される特典輸出税については26.4USD/BBLに設定された。 ・ 11 月の石油製品輸出税は 261.2USD/t、ガソリンについては 356.3USD/t に設定された。

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– 7 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 <参考:原油及び石油製品輸出税の推移> 輸出税 2010 年 平均 2011 年 平均 2012 年 平均 2013 年 上半期 2013 年 第 3 四半期 2013 年 11 月 原油(USD/t) 273.7 408.9 404.3 393.1 383.2 395.9 原油(USD/BBL) 37.5 55.3 55.4 53.9 52.5 54.2 減税特典原油(USD/t) 87.68 186.1 199.2 190.8 183.4 192.9 減税特典原油(USD/BBL) 11.9 25.2 27.3 26.1 25.1 26.4 軽質石油製品(USD/t) 149.1 274.1 266.8 259.5 252.9 261.2 重質石油製品(USD/t) 80.3 208.2 内、ガソリン(USD/t) 11 年5 月~ 388.6 363.8 353.8 344.9 356.3 ②原油生産・輸出統計(エネルギー省発表データ) ・ 10 月、ロシアの原油、ガス・コンデンセート生産量は 4477.3 万t(約 3.27 億BBL)で前年同時期比、 1.3%増。 ・ 10 月、ロシアの原油輸出量は 1981.1 万 t(約 1.45 億 BBL)で前年同時期比、1.1%減。 ③天然ガス生産・輸出統計(Interfax 報道データ) ・ 10 月、ロシアの天然ガス生産量は 627 億㎥(約 2.26TCF)、うち、Gazprom による生産は 461.6 億 ㎥(約 1.66TCF)だった。1~10 月の生産量合計は 5452.4 億㎥(約 19.6TCF)で、前年同期間比 2.6%増。 ・ 10 月、ロシアの天然ガス輸出量は 170 億㎥(約 0.61TCF)で前年同時期比 20%増。1~10 月の輸 出量合計は、163.4 億㎥(約 5.98TCF)で、前年同期間比 8.3%増。 ④LNG 分野掌握攻防続く(LNG 輸出自由化) ・ 2 月13 日、燃料エネルギー産業発展委員会(大統領直轄)で、プーチン大統領は LNG 輸出の段階 的な自由化を検討するよう政府に指示。これを受けて政府は検討するとし、ノバック・エネルギー大 臣は、非独占化案が「個別のプロジェクト」ごと、「個別の地理的区域」ごとに、実現可能だと発言し、 政府はガスプロムの独占権を形式上守りつつ、具体的なプロジェクトについては法律に補足説明を

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– 8 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 加えていく可能性がある見方があった。 ・ 6 月24 日、ノヴァク・エネルギー大臣はエネルギー省は近いうちに、LNG の輸出自由化問題の詳細 な検討に着手する言及。先月、プーチン大統領が段階的な LNG 輸出自由化に言及し、ドヴォルコ ヴィッチ副首相は LNG 供給者が外国側のパートナーとの間で事前協定を締結した時に、輸出の自 由化が実現されるとの発言を行っていた。 ・ 6 月の第 17 回サンクトペテルブルク国際経済フォーラムでは、Gazprom のウラジオストック LNG プ ロジェクト、Rosneft のサハリン 1 を中心としたプロジェクト等の協定が数々締結され、各LNG 分野に おけるプロジェクト遂行が目白押し。更に、NOVATEK のヤマル半島 LNG プロジェクトがあり、いず れのプロジェクトも 2018 年頃稼働を目指している。 ・ 7 月 9 日には、ノヴァク・エネルギー大臣が、LNG 輸出を認可する新法が 2014 年 1 月 1 日から施 行されるとし、改正を準備中で数週間後には政府内で議論される見通しを示した。なお、近々に政 府内議論が完了され、法案が下院に提出される予定とした。 ・ 9 月 16 日エネルギー省は大統領府に LNG 輸出許可新法案を提出。 ・ 9 月 24 日、Gazprom ティモシロヴ副部長(東方ガス化プロジェクト責任者)は、サハリン 1 のガスを サハリン 2 の LNG プラント拡張に充てる方が政府としても無駄な投資がなく、効率的だと言及。 Rosneft は、競争相手による追加の事業評価は必要ないと撥ねつけた。 ・ 9 月 26 日、サレハルドにてプーチン大統領は、ヤマル LNG プロジェクトに関する会議を実施し、こ の会議を受けて、今月15日には大統領指示書が発出。この中で、エネルギー省のLNGを輸出する 排他的権利のためのライセンスを発行する権限を 12 月 15 日までにメドヴェージェフ首相が責任を 持って仕上げろるべきとの記載があった。 ・ 29 日、政府委員会はエネルギー省より提出されていた法案を承認し、11 月 7 日にはメドヴェジェフ 首相が署名を行い、下院に審議入りとなった。内容は、Gazprom との代理契約なしに、LNG を直接 輸出できる条件は以下で、2013 年1 月1 日時点で、①政府50%以上の出資企業、②上場企業であ れば、権益 50%以上保有の企業、③PS 契約案件、④領域は、内陸・大陸棚・領海(黒海及びアゾフ 海含む)。 ・ なお、法案は 11 月 22 日に下院を通過。12 月中に法律が仕上がる可能性がある。詳細は次号で報 告する。

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– 9 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 ・ 石油天然ガス・イコール国家たるロシア連邦のプレゼン スを向上しつつ、Gazprom、Rosneft、NOVATEK 三つ 巴の掌握をどのように進めるのか今後も注意深く見守っ て参りたい。激しさを増す攻防、もう、左記のような満面 の微笑みのタッグはもう見られないのか。

<上写真出典:筆者撮影:①左:Rosneft 本社、②中央:Gazprom 本社、③右:NOVATEK 本社>

⑤エネルギー掌握の攻防 ・ エネルギーに関する委員会が大統領府(燃料エネルギー 産業発展、及び環境安全の戦略に関するロシア連邦大統 領付属委員会)と政府(燃料エネルギー産業、鉱物資源再 生及び経済エネルギー効率向上の諸問題に関する政府 委員会)にそれぞれ存在し、どちらが主導権を握るのか注 目されており、大統領府委員会は Rosneft セーチン社長 が事務局長を務め、政府委員会はドヴォルコヴィッチ副首相が委員長を務め、この 2 人の間の対決 の様相をていしている。

<上写真出典:Rosneft HP:http://www.rosneft.com/about/management/ 及びロシア政府 HP:http://government.ru/gov/ >

・ 2 月 13 日付ドヴォルコヴィッチ副首相が委員長を務める「燃料エネルギー産業、鉱物資源再生及び 経済エネルギー効率向上の諸問題に関する政府委員会」の改正通達が発布され、委員理事(事務

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– 10 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 局)と委員に権限区分けがなされ、すべての決定権限は閣僚等から構成される事務局が担い、石油 ガス会社首脳等から構成される委員は意見を述べるのみに改正された。なお、委員に Rosneft セー チン社長が新たに加入したが、同委員会での物事の決定に影響力はない模様。 ・ これまでのところ、大統領府委員会及び政府委員会のエネルギー掌握については、互いに協力し 合う状況であるが、LNG 輸出自由化等の命題等に取組む大統領府委員会事務局長の Rosneft セ ーチン社長が先行している模様。 ・ 8 月 26 日には、大統領府委員会(主題は石炭開発)が開催され、会議の進行を政府副首相としてド ヴォルコヴィッチ氏が仕切ろうとしたところ、事務局長のセーチン氏が遮る場面があった。 ・ 5 日、東京でロシアの経済近代化に関する日露経済諮問会議(ロシア側:ドヴォルコヴィッチ副首相、 日本側:原田駐露大使)が日露の企業関係者らを集め開催。ドヴォルコヴィッチ氏は冒頭挨拶し、両 国の協力関係は政治レベルで多くの実を結んでおり、経済関係を発展させる条件も整い始めている とし、首脳会談などの政治対話の活発化を経済関係の一層の強化につなげたいという考えを示した。 今回の訪日では、安倍首相との会談も実施され、同氏は日露経済協力推進の中心人物として存在 感を高めた。また、15 日に露中エネルギー委員会の議長(中国側議長:張副首相)を務め、来るメド ヴェージェフ首相が訪中して実施する露中首脳会談に向けて準備を行うなど、エネルギー担当の政 府要職者として活発に対外活動。 ・ セーチン氏は 17 日にこの委員会の中国側議長である張副首相と個別に会談を実施するなど、政府 要人のごとく活発な行動を行っている。なお、この張副首相との会談後に、CNPC との東シベリア上 流開発に関する協定を締結したが、後日に実施された露中首脳会談の案件になぜならなかったの か謎である。ロシア側の首脳がメドヴェージェフ首相だったからなのか。エネルギー掌握の攻防は 個人間だけでなく組織間でも続く見られ、今後も注意深く見守って参りたい。 ⑥露中首脳会談 ・ 22 日、メドヴェージェフ首相はロシア企業代表団を率いて訪 中し、中国の李首相就任後初の首脳会談を実施。今回の会談 では、ロシア最大の貿易相手国である中国との貿易の多角化 に話が及ぶもの見られていたが、資源関連案件が中心となっ た模様。会談後個別協定等20の文書の署名を実施。その内資 <上記写真出典:ロシア政府 HP:http://government.ru/news/7684

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– 11 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 源案件は融資関係も含めて 10 件におよんだ。 ・ 特に、Rosneft と Sinopecが 締結した原油輸出に関する 合意文書は 2014 年から 10 年間にわたり、Rosneft から 最大で1億t(約7.3億BBL) の原油を供給するというもの で、価格は約 850 億 USD (約8.5 兆円)となる見込み。 Rosneft はこのうち約 30% の 255 億 USD(約 2.6 兆円)を前渡金として受け取るとのこと。他の CNPC との間もあり、中国への 原油供給が益々増加となる。なお、原油源は今後、東シベリアとヤマル半島等の新規開発が進むの で採取量不足にはならないとしている。 <上写真出典:Rosneft HP:http://www.rosneft.com/news/pressrelease/22102013.html> ・ Rosneft 関係の個別協定署名は、この Sinopec との協定と CNPC との天津製油所プロジェクトのみ であり、CNPC との東シベリア上流開発に関する協定は首脳会談案件と別な形(首脳会談以前の 17 日)に署名がなされた。エネルギー掌握の攻防の章で記載したが、なぜ、首脳会談案件としなかっ たのか謎である。 ⑦石油及びガス優遇税制(大陸棚) ・ 大陸棚に対する石油及びガス優遇税制について 9 月末に採択されたばかりであるが、ドヴォルコヴ ィッチ副首相によると、Rosneft が Magadan 鉱区に適用されている優遇税制措置をサハリン州およ び日本海の鉱区にも適用することをロシア政府に要請しており、本件を検討する予定であるとした。 ・ Rosneft は、①抽出税優遇税率を現在の 15%の枠からオホーツク北部と同様の 10%の枠にする、 ②ガス輸出税を 1.3%の枠にすることを要請。LNG 輸出自由化法案成立後や今後の Magadan 鉱区 の探鉱開発等を見据えての手を打っている模様。 【参考:大陸棚鉱区税制】 ①産出税:石油とガスには原則同一。従価税率。

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– 12 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 ②産出税率と期間、対象地域 ・カテゴリー1(30%):2022 年 3 月 1 日 ・カテゴリー2(15%):2032 年 3 月 31 日:オホーツク南部、日本海 ・カテゴリー3(10%):2037 年 3 月 31 日:オホーツク北部 ・カテゴリー4(5%): 2042 年 3 月 31 日 <上図出典:JOGMEC> ③ガスにおける特例 ・新しい大陸棚鉱床で LNG の輸出の対象とならないものには 4.5% ・その面積の 50%以上が黒海、オホーツク海北部、バレンツ海南部に位置する鉱床のガスには 2037 年 3 月 31 日まで 1.3% ・カラ海、バレンツ海北部、東北極海に位置する鉱床で生産されるガスには1% ※Rosneft は 1.3%の税率をオホーツク海南部と日本海の鉱床にも適用することを要請。

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– 13 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 (3)極東・サハリン、ヤマル半島 ①東シベリア~太平洋原油 PL(ESPO)関連 ・ 来年度の Transneft の PL パイプラインタリフについては、連邦タリフ局が 14 日文書を発出し、据え 置きが決定された。政府としてはインフレ圧力の緩和と金融政策に頼らない経済成長を目指すため だとしている。よって、Transneft は、先に開催された取締役会で 2014~18 年の PL 敷設事業への 投資計画を決めたばかりで、投資総額は 5000 億RUB(約1 兆5000 億円)を拠出する計画。ESPO の拡張事業には 740 億 RUB(約 2220 億円)の投資が予定されていた。だが、唯一の資金源である 利用料が凍結されれば、ESPO 拡張事業などの投資計画は中止せざるをえないとしている。 ・ このような状況下、ESPO の需要は益々大きくなっており、24 日の Transneft トカレフ社長の会見に よると、GazpromNeft は年間 800 万 t(約 6 千万 BBL)、Surgutneftegaz は年間 900 万 t(約 7 千万 BBL)を ESPO に供給することを希望しているとし、将来 PL の輸送能力不足が懸念されるとした。な お、ESPO2 が完成した現在は、年間 3100 万 t(約 2.3 億 BBL)の輸送能力であり、今後 15 の送油 ポンプステーションを新設することで、ESPO1 は年間 8000 万 t(約 5.8 億 BBL)、ESPO2 は年間 5000 万 t(約 3.7 億 BBL)まで輸送能力を拡大するとした。 ・ なお、10 日Transneft は Rosneft との間で中国向け原油輸送増強に伴う協定を締結。各種報道によ ると、Rosneft は今回の PL タリフ据え置きによる輸送費削減が図れる数少ないチャンスものにしたば かりか、将来輸送能力不足が懸念される ESPO において中国向け輸送増強の権利を手に入れたこ とになったとしている。 ②サハリンプロジェクト ・23日サハリン3のキリンスコェ鉱区で、Gazpromは生産テストを開始。開始式典にはプーチン大統領が ビデオ会議で参加し、テスト開始の指示を行った。本鉱床は、サハリン3内で最も有望とされている。開 発移行の暁には、ハバロフスク~ウラジオスト(SKV)PLを経由して、2018年に第1生産ラインの始動が 予定されているウラジオストクLNGプロジェクトへの天然ガスを供給する予定としている。

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– 14 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 ※サハリン島の北東28kmの沖に位置し、水深はおよそ90m。キリンスコェ鉱床、ユジノ・キリンスコエ鉱床、ムィン ギンスコエ鉱床が含まれるキリンスキー鉱区の総埋蔵量は、天然ガスが約7000億m3(約24.7TCF)ガス・コンデン セートが約1億t(約7.3億BBL)である。天然ガスの年間生産量が300億m3(約1.1TCF)前後という生産レベルを維 持した開発を25~30年間行うことが可能としている。 <上写真及び図出典:Gazprom HP:http://www.gazprom.com/about/production/projects/deposits/sakhalin3/kirinskoye/> ③各種 PL 構想 ①対日 PL ・ 14 日、韓国で開催された世界ガス会議で、東京ガスの村木副社長は日本の LNG 依存を低減させる ために、サハリンからの PLによるガス輸入の必要性について言及。PLはサハリンから茨城県鹿島ま での約 2500km とした。なお、本件は正式な提案ではないとしている。 ②対韓 PL ・ プーチン大統領は、APEC 首脳会議で、ロシアから韓国へのガスの輸送手段のひとつとして、海底 ガス PL という選択肢があるとした。サハリン~ウラジオストック PL(SKV)を経由し、海底PL で韓国に ガスを供給するという新しい事業の構想。韓国までは海路で 650-900km、水深は 3km。関係者に よると、エネルギー省が年末までにプロジェクトの評価を実施する予定となっており、この動きは Gazprom からガスを購入することを希望する韓国側が主導したものであるが、韓国側には PL 建設 費を負担する意志はないとしている。 <出典:JOGMEC>

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– 15 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 (4)ロシア石油ガス会社

Gazprom

・ 14日、Gazpromのメドヴェージェフ副社長は会見で今後の予定について言及。LNG価格について、 米国のガス価格は3年以内に1USDあたり6MMBtuまで上昇する見込みで、Gazpromとしては輸出 のために液化+輸送費でLNG価格は1USDあたり12~13MMBtuで価格競争力があるとした。また、 欧州のガス需要は2025年までに145Bcm、2035年までに185Bcmとなる見込であって、中国の CNPCとは、年内に価格以外のすべての条件で合意を目指すとした。 ・ Gazpromはペチョラ海のPrirazlomnoye鉱床における1号井の掘削を12月に終えて生産を開始す る予定とした。2号井の掘削も2013年内に開始されるが掘削の完了は2014年の見込みで、同鉱床 からの石油生産量は、2014年に年間約60万t(約438万BBL)となり、2021年にはプラトー水準に達 する見込みとした。 ・ 4日、Gazpromミレル 社長他一行は、ベトナ ムを訪問し、政府要人、 PetroVietnam及 PetroVietnamGas首 脳との会談や2012年よりGazpromとPetroVietnamが 共同事業として行ってきた、ベトナム沖鉱床における生 産テスト開始式典への出席等を行った。7日のズン首 相との会談後、Gazpromミレル社長は、2013年末まで にGazpromはウラジオストックLNG事業からのベトナム 向けLNG供給に係る枠組み協定を締結する計画であ るとした。なお、2012年7月にGazpromの子会社であ るGazprom Marketing and Trading SingaporeとPetroVietnamGasはLNG供給に係る覚書を締結 している。

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– 16 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 ・ 22日のメドヴェージェフ首相訪中に、Gazpromミレル社長代表団として参加。ガス価格について CNPCと協議を実施。協議内容としては最終合意に至らず、価格計算式の一部に関して中国側との 相互理解に達した模様。 ・ 22日、Gazpromは、ウラジオストックのルースキ ー島にて、ウラジオストックLNG事業の将来LNG 調達が予測される日本会社向けのセミナーを実 施。本事業にとって日本が非常に大切な供給先と なることを強調。 <写真出典:Gazprom HP:http://www.gazprom.com/press/news/2013/october/article174866/> ・ 28日、ロシア政府がカラ海大陸棚に位置する戦略的資源鉱区6ヵ所に係る探鉱・生産ライセンスを Gazpromに付与するための決定書を発行。対象鉱区は、Nevsky鉱区、Obruchevsky鉱区、 Severo-Kharasaveisky鉱区、Amderminsky鉱区、Zapadno-Sharapovsky鉱区および Leningradskoye鉱区。

Rosneft

・ 16 日、Rosneft セーチン社長は 10/16、 韓国の世界エネルギー大会で、遠隔 地における石油・ガス生産地域の開発、 アジア市場などの新規市場への参入 について、計画を発表。投資計画では、 2020 年までに、陸上の石油・ガス資源 の探鉱と生産に2000億USDを投資す るとし、その内の約 650 億 USD を東シ ベリアと北クラスノヤルスク地方での新

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– 17 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 規事業振り向けるとした。 <写真出典:Rosneft HP:http://www.rosneft.com/news/today/16102013.html>

・ 14 日、Rosneft は Taas Yuryakh Neftegazdobycha の株式65%の取得(取得金額:20.53 億USD) により、同社株式の 100%を傘下に収めた。また、Rosneft は同社の負債の殆どを取引日当日の時 価で買い取った。Rosneft と CNPC は、Taas Yuryakh の資産を基盤として JV(Rosneft が 51%、 CNPC が 49%)を設立し、同 Taas Yuryakha がライセンスを保有する Srednebotuobinskoye 鉱床 (サハ共和国)を開発することで合意。

・ 18 日、Rosneft は、東シベリアでの石油及び天然ガスの探鉱及び採掘に関して CNPC と協力するこ とで合意した。両社が署名した協定によれば、Srednebotuobinskoye 鉱床(サハ共和国)の油田で あり、14 日に Rosneft が 100%傘下に収めた Taas Yuryakh Neftegazdobycha が権益を保有して いる。設立される JV の出資比率は、Rosneft51%、CNPC49%。ただし、ガスについては輸出自由 化と PL 敷設の問題が未解決なので、現段階では具体的な供給計画を立てることはできないとした。 ・ 21 日、Rosneft と三井物産は東シベリアなどでのエネルギー資源開発で協力する覚書を締結。有望

な油田やガス田が見つかった際に、地質調査や探鉱・開発などで協力する。

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– 18 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 ・ 22 日、メドヴェージェフ大統領が訪中の際、Rosneft セーチン社長は代表団の一員として参加。首 脳会談後メドヴェージェフ首相及び中国の李首相同席の下で、Sinopec との原油輸出協定、CNPC との天津製油所プロジェクト協定を相次いで署名を実施。 <上写真出典:Rosneft HP:http://www.rosneft.com/news/pressrelease/?page=3 > (5)日露(旧ソ連諸国含む)関係 ・ 7日、安倍首相はAPEC首脳会合の訪 尼中に、プーチン大統領と首脳会談を 実施。会談では、G20 に続いて 4 度目 の両首脳間の交流が頻繁れ、両国間 の関係だけでなく、個人的な信頼関係 が深化していることを確認。11 月 1~2 日にラヴロフ外相及びショイグ国防相 が訪日し、外務・防衛閣僚級 2+2 を開 催によって安全保障分野を中心に協 力を深化させ,日露関係に厚みを持たせる絶好の機会であること確認。その他、人的交流の促進や シリア情勢による露国のイニシアティブによる米露合意、安保理決議採択等に認識を共有。この会談 前にも電話会談を行っているなどハイペースに両国の認識の深化がなされている。 <写真出典:外務省 HP:http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/page18_000067.html >

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– 19 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 ・ 30 日、日露査証簡素化協定が発効。本件は、昨年の 1 月の外相会談の際に協定に署名がなされ、 両国で準備を進めていたもの。更なる日露の人的な交流促進が期待される。 <上図出典:外務省 HP:http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000017791.pdf> <写真出典:外務省 HP 及び JOGMEC HP >

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– 20 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 2. その他 ①モスクワ生活お助け・パーソナルアシスタントサービス ・ ロシアの中でも特に時間に追われて生活をし ていると言われるモスクワっ子のために、レス トランやタクシー、病院などの予約を代行して もらったり、生活の様々な場面で必要な情報 をスピーディに入手、困ったことが発生した場 合にはリアルタイムで法律専門家のコンサル ティングを受けられる電話サービスが登場。<上出典:ALLO HP:http://www.allocentralnaya.ru/tariff-vip> ・ 朝の出勤前に子供から「○○のキャラクターの絵がついたピンクのランドセル」をせがまれたなら、「価 格帯はこれくらいで」と電話で伝えれば、在庫の有無を確認の上で条件にぴったりの商品があるお 店を教えてくれ、さらに買いに行く時間がなければ、クーリエサービスをアレンジしてくれる。男性と 対等に仕事をしながら家族の様々な要求・問題にも機敏に応えなければならないロシア女性にとっ て、非常に魅力的なサービス。 ・ その他、あらかじめ電話でスケジュールを伝えておいて、電話やショートメール機能でリマインドをし てもらうこともできる。こちらは、目覚まし時計を夢の中で OFF にしてしまう人や、仕事にかまけて結 婚記念日を忘れてしまい奥さんから大目玉をくらった男性に人気とのこと。

・ 利用料は月額 550RUB~。月額 1100RUB の VIP コース(スタンダードコースと比較して、法律コン サルテーションが充実)を選ぶと、英語でもサービスを受けられる。

②日本食材偽造業者摘発

・ ロシア南東部ロストフ・ナ・ドヌにある食品会社で 11 月、日本食材を偽装していたとして、家宅捜索が 実施され、鰊やカラフトシシャモの卵を偽装した「とびこ」4 トンが押収された。同社は、偽装とびこや

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– 21 – Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に 含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何 らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果について は一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げま す。 醤油、天ぷら粉などを無許可で生産し、モスクワ、サンクトペテルブルクなどの大手小売業者及び卸 売業者に販売、また自社が管理下に置くサプライヤーを通して日本食の有名レストランチェーン等 にも商品を流していた。 ・ モスクワ、サンクト・ペテルブルグなどの買い手側企業でも捜索が実施され、合計 12 トン以上の偽装 食品が押収されたとのこと。 ・ モスクワには長年、日本企業の経営による Japro というお店があり、値段が高いながらも(日本で購 入する場合の 3倍が主流)安全な日本の食材を入手できる唯一の場所があったが、東日本大震災後 の原発事故の影響で日本からロシアへの食材輸入規制が厳しくなった他、賞味期限改ざん問題が 発覚したことなどから、今年廃業に追い込まれてしまった。「日本風食材店」のお世話になるしかなか った在留邦人の間には、今回の報道は、その信頼性及び安全性への不安が募っている。 ③飛行機墜落事故 ・ 11 月 17 日、モスクワからロシア中部タタルスタン共和国の首都カザンに向かっていたタタルスタン 航空の旅客機ボーイング 737 が着陸に失敗して墜落、同共和国大統領の息子を含む乗客 44 人と 乗員6 人全員が死亡した。管制官に着陸をやり直すと伝えた後の出来事。TV ニュース等では、低い 位置からほぼ垂直に降下して地面に激突、大破する旅客機の映像が何度も流れた。 ・ 飛行機墜落事故が多数発生しているロシアでは、中小航空会社を中心に、西側では使用しないよう な古い機体を利用していることが問題視されている。事故が起こるたびに、機体の古さによる整備不 良が原因として一番に疑問視されるものの、最終的には(亡くなった)パイロットの操縦ミスとして片づ けられ、構造的な問題を追求し解決する姿勢に欠けている。今回も州際航空委員会の発表では、設 置されていたオートパイロット装置 2 台のうち 1 台はスイッチが切られており、その中で着陸やり直し のために急激に高度を上げようとして失敗したと、やはり操縦ミスとの判断がなされている模様。 以 上

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