排 水 性 舗 装 の ミク ロテ ク ス チ ャの 評 価 方 法 の 提 案
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(2) イ ヤ/路面騒 音 レベル の問 に,高 い負 の相 関が生 じた.. a)つ ま り物の 除去. そ のため タイ ヤ騒音 の発 生メ カニズ ムを考 える上 で,微 少 な表面 のテ クスチ ャの変 化 につ いて はMPDよ. 空隙 に詰 まってい る塵埃 を取 り除 くこ とによって空隙. りもっ. を確保 し,騒 音低減 効果 を回復 させ るこ とを期待 し,機. と ミク ロテ クスチャ に注 目した評価 が必要 と考 え,以 下. 能回復機1)を 用 い,5MPaの. を目的 に新 た な評価 方法 について の研 究 を行 った. ・ ミク ロテ クス チャの変化 を評 価 で きるこ と. 物 と水 を吸引回収す る,つ ま り物 の除去作 業 を行 った.. 高圧 水 に よる洗浄 後,除 去. b)表 面 処理. ・ 変化 した部分 を特 定す る事 がで き ること. 表面処理 は,つ ま り物 を除去 した後,路 面が充 分乾燥. ・ 機 能回復 効果 を評価 で きる こ と. した状態 で乳剤お よび樹脂 を塗布,お よび散 布 して行 っ た.施 工場所の概 要,お よび使用 した処理 材 を表‑1,使. 3.つ. ま り物 の 除 去 な らび に 表 面 処 理 に よ る騒 音. 用材 料 の詳 細 を表‑2に 示す.. 低 減 効 果 の 回復 効 果 排水 性舗装 の騒音低減 効果 の回復 効果 と して,つ ま り 物 の除去 によ る方法2)は示 されて い るもの の,表 面処理. (3)機 能 回復 の結 果 a)タ イヤ/路面騒音 レベル 除 去 後,お. による方法 は示 され て いない.そ のた め現道 におい て,. よび処 理 後 の タ イ ヤ/路面 騒 音 レベ ル を. 図‑1に 示 す.. っ ま り物 の除去 と表 面処理 につい ての検証 を行 った.. こ こで,タ イ ヤ/路面 騒音 レベ ル は普 通 タイ ヤ を用 い て測 定 してい るた め,精 度の高 い測定 は困難 と判 断 し,. (1)施 工概要 試験 は国道10号,宮. 崎県新 富町,宮 崎 市の2路 線 と,. 国道6号 水戸市 の各1路 線 におい て,つ ま り物 の除去 と. これ よ り騒 音レベル が大 き くな る場 合が ある ものの, 除去後 は乳剤C,樹. 表面処理 に よる回復 効果 と,経 時変化 につ いて検 討 を行. 脂,処 理 後 は乳剤A(1),乳 剤C,樹. 脂 の路 面で騒 音 レベル が低 くなってい る.表 面処理 につ. った.. い ては,処 理材 を多 く使 用 した乳剤Cと. 測定 は供用 され てい る状態(以 下,現 況),つ ま り物 の除去作 業後(以 下,除 去後),乳 剤 等 による表 面処理 後(以 下,処 理 後),お. 基準路 面 を設 け,そ の差 で評価 した.. 樹脂 の路 面 に. おい て,特 に騒 音 レベル が低 くなって い るこ とか ら,機. よび一 定期 間経過 後 に行 っ た.. 能回復 の可能性 が示 され た. 追跡 調 査 に よ り,経 時 変 化 を確 認 した.結 果 を図‑2. (2)機 能回復 方法 機 能回復 は,つ ま り物 の除去 と表面 処理 によって行 っ た.. 表‑1施. 工箇所概 要お よび 使用材料. 表‑2使. 図‑1機. 能 回復 の効果(タ イ ヤ/路面騒 音). 図‑2処. 理路面 での騒 音 レベル の経時変 化. 用材料 の詳細. 136.
(3) に 示 す.こ. れ よ り乳剤C,樹. は 薄 れ,8週. 脂 と も に,徐 々 に低 減 効 果. (D評. MPD6)は 図‑6,式(1)に. 程 度 で 低 減 効 果 が ほ ぼ 一 定 値 と な る.. b)MPD(S)5). よ るMPD(S)の. 図‑3に 示 す.こ. こ で,除 去 作 業 に. 差 は あ ま り明 確 で は な い.し. にお い て 乳 剤Cは. 約02mm減. 左 と右(HMAX=1,HMAX2)で. 示 す.こ. MPD=(HMAx1+HMAX2)/2‑HMEAN. 少 す る の に 対 し,樹 脂 は. りへ り量 の 検 証 を 行 っ た結 果 を,. れ よ り乳 剤Cは. 平 均 して 求 め る.. か し処 理 後. 加 と両 極 端 な 状 況 を示 す.. 追 跡 調 査 に よ り,す 図‑4に. 示 す よ うに,基 長 区 間 の 平 均. と,基 長 の 半 分 の 区 間 で 最 も凸 とな っ て い る部 分 の差 を,. 各 路 面 のMPD(S)を. 約0.1mm増. 価 方法の必要 性. MPD:平. 均 プ ロ フ ァイ ル 深 さ. HMEAN:平. 均 レベ ル. HMAX1,2:1,2番. あ ま り大 き く変 化 しな. (1). 目の 最 大 レベ ル. い の に 対 し,樹 脂 は 時 間 と と もに 減 少 す る傾 向 が 見 られ. 表 面処理後 のテ クスチ ャの評価 対象 は,一 定期 間 が経. た. c)MPD(S)と. 過 した後 のテ クスチ ャで ある.テ クスチ ャの変化 を模 式. 騒 音 レベ ル に関 す る 疑 問. 乳 剤Cと. 樹 脂 は,図‑5に. ヤ/路 面 騒 音 は 負 の 相 関,つ. 示 す よ うに,MPD(S)と. 的 に図‑7に 示 す.こ こで供 用期 間 が長 くな るに した が. タイ. い,テ クスチ ャは以 下の よ うに変化す る と考 え られ る.. ま りテ ク ス チ ャ が 大 き くな. る ほ ど騒 音 レベ ル は 小 さ くな る傾 向 を示 して い る.し か. (1)アスモル の消失 に よる骨材表 面の露 出. し従 来,テ. (2)つま り物 の堆 積 に よる,空 隙の消失(空 隙つ ま り). ク ス チ ャ と タ イ ヤ/路 面 騒 音 に つ い て は,正. の 相 関 が 示 され て い る4).こ. の 事 は,従. (3)空隙 の縮小 に よる沈下(空 隙つぶれ). 来 の評価 方 法. (4)テ クスチャの変化 しない領域(不 動 区間). とは異 な った 評 価 方 法 の 必 要 性 を示 す も の と考 え た.. ただ し,今 回 は空隙つぶれ につ いて は考慮 しない もの 4.テ. ク ス チ ャの 評 価 方 法. 機 能 回 復 作 業 にお け る 処 理 の前 後 で は,テ 変 化 す る も の と想 定 さ れ る.ま MPDで. クスチ ャが. た こ れ ら の 変 化 は,. 評 価 され る よ りも も っ と ミ ク ロ な 領 域 で あ る可. 能 性 が あ る. そ の た め,ミ つ い て,以. ク ロテ ク ス チ ャの 変 化 を評 価 す る手 法 に. 下 の よ うに 考 え た.. 図‑5タ. 図‑3機. イ ヤ/路 面 騒 音 レベ ル とMPD(S)の. 能 回復 の 効 果(MPD(S)). 図‑6MPDの. 図‑4す. 比較. 図‑7供. りへ り量 の 経 時 変 化(MPD(S)). 137. 概念(参考 文献6を 基 に作成). 用後の舗 装表面 の変化.
(4) と して,わ. だ ち 掘 れ の発 生 して い な い 箇 所 を対 象 に 検 討. き な い た め と考 え られ る.そ. を行 っ た.. こ で,こ. こで は 中間. 付 近 に位 置 す る 部 分 は 変 化 し な い も の と推 定 で き る こ とか ら,そ の 部 分 を重 ね 合 わせ る と,図‑11の. (2)解 析 の概 念. よ うに示 す 事 が で き る.こ. 今 ま で提 案 され て い る方 法 で は,例 う場 合,1回. え ば 追 跡 調 査 を行. 付 近 に お い て テ ク ス チ ャ が 変 化 し,そ. 目 と2回 目で 同 じ位 置 で あ る こ と を確 認 す. る こ とが で き な い.そ の た め,以 基 準 とな る 区 間(以. (4)図‑11の. 求 め,変 化 が 生 じ. そ の 差(以. を行 え る と考 え た.以 下 に考 え 方 を示 す.. た.そ. (1)図‑8に 現 況 の 路 面 形 状 の モ デ ル 化 した 図 を示 す.こ. か ら の 下 が り を,大. こ で,下. こ. 列 形 状 差)を. の結 果 を 図‑12に. の変 化 が 一 定 の 値,つ され る.し. がり. 示 す.こ. ま りX軸. た が っ て,上. 加 す る 形 状,下. の大 きな位 置 は空 隙 の底 部 に位 置 す る とこ ろで あ る こ とか ら,Bottom部,下. 下,整. り分 か. 定 の 整 列 形 状 を基 準 と し, 評 価 す るこ とと し れ よ り,基 準 と し. た 整 列 形 状 に 対 して 変 化 が な い 部 分 は,表. し,そ. き い 方 か ら順 番 に 左 か ら右 に. 並 べ た グ ラ ブ を整 列 形 状 とす る.こ. の 間 は変化. 不 動 区 間 は傾 き を 持 つ こ とか ら,よ. りや す くす る た め,特. た と想 定 され る前 後 の値 を比 較 す る こ と に よっ て,評 価. こで,基 長 区間 の最 も高 い位 置 をHMAXと. とBottom部. が な い こ とか ら,不 動 区 間 と想 定 され る.. 下 の 手 順 に よ っ て仮 の. 下,不 動 区 間)を. こで,Top部. 面 凹凸. に 対 して 平 行 に 示. 方 向 に 変 化 した 部 分 は 増. 方 向 に 変 化 した 部 分 は 減 少 す る 形. 状 を示 す も の と想 定 され る.. が りの 小 さな位 置 は 凸 部. に位 置 す る と こ ろ で あ る こ とか らTop部. と記 す.. (2)図‑7の つ ま り物 が 堆 積 した 状 況 と,表 面 の ア ス モ ル が 失 わ れ た 状 況 の テ ク ス チ ャ を モ デ ル 化 す る と, 図‑9の. よ うに 示 す こ と が で き る.ア. れ た 状 態 と空 隙 つ ま りの 状 態 で は,上. スモル が失 わ の 領 域 と下. の 領 域 に 変 化 が 現 れ る こ と は 容 易 に 推 定 で き る. しか し,現 在 提 案 され て い る テ ク ス チ ャ を 評 価 す る 手 法 に お い て は,こ. れ らを 区別す る こ とがで き. な い. (3)基 長 区 間 の最 も高い粒 置HMAXを 状 を示 す と,図‑10の. 基 準 と して 整 列 形. よ うに な る.し. 図‑10整. か し,こ こ で. 列形状 の変化 のモデル(最 高点 を基 準). は ど の 部 分 が 変 化 した か を 知 る こ と は で き な い. こ の よ うな 現 象 は,基. 準 とな る不動 区間 を特 定 で. 図‑11整 図‑8基. 列形 状の 変化 のモデル(不 動 区間 を想 定). 長区間 にお ける路 面形状 と下が りの 整 列形状 のモデル. 図‑9路. 図‑12整. 面形状 の変化 のモデル. 138. 列形状差 のモデル.
(5) 5.評. 価手法 の確認. (3)新 設排水性13mm アス フ ァル ト混 合物 のわだ ちは,交 通 開放直後 に初期. 本手法 に よって評価 が可能 で ある事 を確認す るた め,. わだ ちが発 生 しや すい.こ の時骨材 は,タ イヤ に よるニ ーデ ィ ング作用 に よって,垂 直 に沈下す るので はな く,. 表 面性状 が異 なる と考 え られ る舗装 面 を対象 にデー タを 採 取 し,不 動 区間に対す る考 え方 について の検 証 を行 っ. こね る よ うに,骨 材 に回転が加 わ って動 くもの と想 定 さ. た. 対象 と した排 水性舗装 は,図‑13に. れ る ことか ら,不 動 区間 はない可能 性があ る と考 えた.. 示す よ うに,不 動. 交通 開放後7週 間 の整 列形状 の値 か ら,開 放 前の値 を. 区間 が想 定 され る路面 と不動 区間 がない と想 定 され る路. 引い た値 図‑16に 示 す.こ れ よ り,予 想 に反 し不動 区間. 面 であ り,ど の よ うな路面 で あれ ば本手法 の適 用 が可能. の存在 す る ことが確認 で きた.. か につ いて も評価 を行 った.. (4)新 設排水性8mm. (1)つ ま り物除去作 業 つま り物 を取 り除 く除 去作業 におい ては,表 面 のア ス. 新 設 排 水 性13mmと 8mmで. モル な どに対す る影響 はない ことか ら,空 隙が詰 ま って. 同 様,最 大 骨 材 粒 径 の 小 さな. あ って も,交 通 開放 直後 に は骨材 全 体 が動 くも. の と想 定 された.交 通開放後2週 間 の整列形 状 の値 か ら,. い る箇所以外 は不動 区間 になる と想定 した.作 業 後 の整. 開放 前 の 値 を引 い た 値 を図‑17に 示 す.これ よ り排 水. 列 形 状 の 値 か ら,現 状 の 整 列 形 状 の 値 を 引 い た 値 を. 13mmと 同様,不 動 区間 の存在 す る事 が確認 で きた.. 図‑14に 示 す.こ れ よ り,予 想 どお り不動 区間 の存在す ることが確 認で きた. (2)表 面 に ア ス フ ァル ト乳 剤 を塗 布 した路 面 今 回 調 査 を行 っ た 表‑1の 乳 剤A(1),A(2),Bに は,除 去 後,次. お いて. の 日に 表 面 処 理 を行 っ て い る.こ の 時 乳. 剤 は,塗 布 した こ とか ら,そ の 表 面 性 状 は 写 真‑1に. 示. す よ うに,表 面 に だ け乳 剤 が 付 着 して お り,そ れ 以 外 の 骨 材 部 分 は露 出 して い る事 か ら,不 動 区間 を 有 す る と考 え られ る.処 理 後 の整 列 形 状 の 値 か ら,除 去 後 の整 列 形 状 の値 を 引い た 結 果 を図‑15に 示 す.. 写真‑1乳 剤塗布後 の表面性状 (白 く光ってい る部分が 乳剤). これ よ り,推 定 どお り不 動 区間 の 存 在 す る こ とが確 認 で き た.. 図‑13解. 析 の対象 とした路面 図‑15乳. 図‑14除. 去作 業 による路面 の変化. 図‑16新. 139. 剤 塗布 に よる路面 の変化. 設 時の変化. 最大骨材 粒径13mm.
(6) (5)表 面 に乳剤 を散 布 した路 面 表‑1の 乳剤Cに. は不動 区間が存在 す る.従 って,乳 剤散布 の よ うに表面 のテ クスチ ャの状 態 が大 きく変化 す る場 合で ない限 り,. 対応す る.ア ス ファル ト乳 剤 を塗布. した場 合に比 べ,散 布 した場合 には,写 真‑2に 示 す よ. 不動 区間のあ る こ とが確認 で きた.. うに表面 だ けで はな く,空 隙の 中にまで乳剤 の付着 が確 認 され る ことか ら,不 動 区間の存在 しない事 が想 定 され. (6)適 用限界 につ いて. た.. 以上 の検討 の結 果,路 面 全体 に乳剤 を散布 した場 合を. 処理後 の整 列形状 の値 か ら,除 去後 の整 列形状 の値 を. 除 き,不 動 区間 の存在す る事が確 認で きた.た だ し,乳. 引いた値 を図‑18に 示す.こ れ よ り全 区間に渡 り,平 行. 剤 を散布 した場合 であ って も,そ の後の追跡 調査 時は不. な形 状が ない こ とか ら,不 動 区間の ない こ とが 明 らか と. 動 区間 が存在 す る ことか ら,極 端 に大 きなテ クス チャの. なった.. 変化 が ない限 り,不 動 区間 は存 在す る事が確認 で きた.. また散布後 に も追跡 調査 を行 ってい るた め,不 動 区間 につ いての確認 を行 った.現 況 を基準 とした整列形 状 と. 6.樹. の差 を図‑19に 示す.こ れ よ り,処 理 後以降 の形状 が似 MPDと. て い るこ とか ら,現 状 を基 準 とす るので はな く,3ヶ 月. タイ ヤ/路面騒音 に負 の相 関 を示 した,樹 脂 を. 散 布 した工 区につい て,不 動 区間 を考慮 した評価 を試み. の追跡 調査 は1ヶ 月 を基準 とい うよ うに,前 回調査 との 整 列形 状の差 を求 めた.そ の結 果,図‑20に. 脂 散 布 作 業 に対 す る 評 価. 示 す よ うに,. 処理直後 には不動 区間が見 られ ない ものの,そ れ以外 に. た.さ らに,そ の結果 に基づ き,滑 りとの関係 につい て も評 価 を行 った. (1)表 面 に樹 脂 を散 布 した路 面の評価 処理後 の整列形 状 の値 か ら,除 去 後 の整 列形状 の値 を 引い た値 を,図‑21に. 示す.こ れ よ り,不 動 区間 の存在. す るこ とが確認 で きる.さ らに処理 後以降 に も不動 区間 があ る ことを確認 す るため,乳 剤散布 と同様,前 回調 査 との整列 形状 の差 を求 めた.そ の結果,図‑22に. 示す よ. うに,不 動 区間 が確 認 でき る. そ こで 図‑12に 示 す よ うに,変 化 の大 きな 恥. 図‑17新 設 時 の変化. 最 大骨材粒径8mm. 図‑19乳. 剤散布 に よる整 列形状差 の変化 (現況 を基準). 写真‑2乳 剤 処理後 の表面 性状 (黒い空隙 を除 き,全 体的 に乳剤 の存在 が確認 で きる). 図‑20乳 剤 散布 に よる整列 形状差 の変化 (前回調査 か らの変化) 図‑18乳. 剤散 布後 の変化 140. 部と.
(7) Bottom部 を対象 に,不 動 区間 と最 も変 化の大 き吋 立置 と. 表 面 が 粗 い ほ ど タ イ ヤ/路 面 騒 音 が 低 下 す る 現 象 の 原 因. の差(以 下,最 大変化 量)を 求 め,さ らに処理 後か らの. と して は,図‑24に. 変 化 を求 め るた め,処 理直後 か ら3ヶ 月経過 後まで の最. クが 路 面 をす べ る(Stik‑Slipと い う)時 に 生 じる摩 擦 音. 大変化 量 を累積(以 下,累 積 最大 変化 量)し,タ. が,路. イ ヤ/. 示 す よ うに,タ. イ ヤ トレ ッ ドブ ロ ッ. 面 粗 さの 減 少 に よ り増 加 す る た め と考 え られ 7) る.. 路面騒音 レベル との相 関 を求 めた.そ の結果 を図‑23に. そ こ で,3測. 点 の デ ー タ に よ り,滑. り と累 積 最 大 変 化 量. 示 す.こ れ よ り,Bottom部 は相関 が認 め られ ない ものの,. の 関 係 に つ い て の 評 価 を行 っ た.滑. p部 を対象 と した相 関係 数 は0.89と 高 い事か ら,表 面 To 部 の変化 が タイ ヤ/路面 騒 音 レベ ル に大 き く寄与 してい. を用 い て 測 定 し,動 的 摩 擦 係 数 と して 求 め た.そ 3ヶ 月 後 に ほ ぼ0.4近. る事 が確認 で きた.. 上 す る傾 向 を 示 して い る.. りは,DFテ. スター の結 果,. くま で 低 下 した もの の,以 降,向. 動 的 摩 擦 係 数 と累 積 最 大 変 化 量 との 関 係 を 図‑25に す.こ. (2)表 面部 の変化 と滑 り抵 抗 との関係 前述 の検討 の結 果,表 面部 の変 化 が タイ ヤ/路面 騒音. れ よ り,0.82〜0.95と. 傾 向 は,40km/hを. の変化 に強 く関与 してお り,な おかつ表 面 の累積 最大変. 高 い 相 関 が 見 られ た.こ. 想 定 したRSN‑40kmも. 上 述 した よ うに,表. の. 同様 で あ っ た.. 面の累積最 大変化量 が大 きい ほ ど. 化 量が大 きいほ ど,騒 音 レベ ルの低下 す るこ とが確認 で. タ イ ヤ/路 面 騒 音 が 小 さ く な る現 象 は,滑. きた.こ の よ うに,ミ クロテ クスチ ャに注 目した場 合に,. 係 して お り,Stick‑Slipに よ る と考 え られ る. こ こで,3測. 示. り と密 接 に 関. 点 と も に相 関 が 高 い の に対 し傾 き や 切 片. が 異 な る の は,不 動 区 間 とい う,相 対 的 な 基 準 点 を 設 け た た め,す. べ て の デ ー タ を絶 対 的 な 値 と して 比 較 で き な. い た め で あ る.. 7.結. 論 および課題. 以 上 の 研 究 よ り,テ ク ス チ ャの 評 価 につ い て,以. 図‑21樹. 下の. 結 論 が 得 られ た. ・ 表 面 形 状 を ミク ロテ ク ス チ ャ で評 価 した場 合,テ. 脂散布後 の変化. ス チ ャ の 状 態 が 変 化 しな い 領 域(不. ク. 動 区 間)が 存 在. す る こ とが 確 認 で きた. ・ 不 動 区 間 を基 準 と して ,ミ ク ロテ ク ス チ ャ の形 状 に. 図‑22樹 脂 処理 に よる整列 形状差 の変化 (前回調査 か らの変化). 図‑23樹. 図‑24Stick‑Slipの模 式図(参 考文献7を 基 に作成). 脂処理. 図‑25最 141. 大変 化量 と動 的摩 擦 系数 との関係.
(8) 着 目す る事 に よって,テ クスチ ャの どの部分 が変化. 力 に よる もので ある事 を記 し,心 か ら感 謝 ナる次第 です.. したのか を評価 で きる可能性 があ る. た だ し評価 はあ くまで も相対的 な ものであ り,そ れ. 参考 文献. 以降 の検 証 が必 要で ある,. 1) 増 山 幸 衛, 草 刈 憲 嗣: 排 水 性舗 装 の 機 能 回 復 作 業 の 方 向性,. タイ ヤ/路面 騒 音 とテ クスチ ャは,高 い相 関が認 め. 舗 装, pp26‑32, 2003. 11.. られ た.同 時 に動 摩擦係数 との問に も高い相関 が認. 2) 酒 井 雅 利, 池 田 一 壽, 戸 倉 健 司: 低 騒 音舗 装 の 機 能 低 下 と維. め られ た こ とか ら,ト レッ ドブ ロックのす べ り音 の. 持 清 掃 作 業 に 関 す る 検 討 舗 装, pp29, 2002. 11.. 発 生要因 であ るStick‑Slipが タイ ヤ路面騒 音 と密接 に. 3) 増 山 幸 衛, 片 山潤 之 介, 草 刈憲 嗣, 岩 井 茂 雄, 寺 田. 剛: 解 析 方. 関係 してい るこ とが推 定で きた.. 法 の違 い を考 慮 した テ クス チ ャ の 評価 に 関 す る研 究, 土 木. 今 回の研 究にお いて 「 騒 音低減 効果 の回復」 と 「 テ. 学 会 舗 装 工 学 論 文 集, 第9巻,. クスチ ャの評価 」 に関 して,一 定 の成 果 を得 た.し. pp231‑238, 2004. 12.. 4) 井 原 務, 石 垣 勉, 井 上 武 美: 排 水 性 舗 装 の 路 面 テ クス チ ャ. か し現場 での検 証 が必 要 な事 か ら,デ ー タ数 が充分. と タ イ ヤ/路 面 騒 音 に 関 す る検 討, 土 木 学 会 舗 装 工 学 論 文 集,. とはい えない.し たがって,今 後 はデ ー タ数 を増や. 第7集,. し,更 な る研究 を進 めてい く事 が必 要 と考 え る.. pp.1‑1‑1‑6,. 2002.. 5) 橋 本 喜 正, 新 田 弘 之, 吉 田武: 路 面性 状 か らの タ イ ヤ/路 面 騒 音 の 予 測 に 関す る 検 討, 土 木 学 会 舗 装 工 学 論 文 集, 第7. 8.お わ りに. 集, pp2‑1‑2‑9,. 騒音低 減効果 の回復 を 目的 に表面 処理 を行 い,そ の有. 6) Characterization. 2002.. of pavement texture by use of surface. 効 性を確認 す る事 がで きた.同 時 に,テ クスチ ャ評価 に. profiles-Part2:. 対す る新 しい 手法 を用 い る事 に よ り,従 来 とは異 な り. to pavement texture profile. Stick‑Slipの 卓越 した現象 を評価 す る事 がで きた.. terminology and basic requirements related analysis,DRAFT INTERNATIONAL. STABDARD ISO/DIS 13473-2, 1999.. これ らの貴重 なデー タを得 るこ とがで きたのは,検 証. 7) Ulf Sandberg, Jerzy A.Ejsmont: TYREROADNOISEREFERENCE. のた めの現 場 を提 供 して くだ さい ま した,久 保 所長(現. BCCE,Part of the picture reproduced with permission by. 独 立行政法 人土木研 究所上席研 究員)を は じめ と した宮. Continental Gislaved Dack AB,2002. 4.. 崎 河川国道 事務所 の方 々,お よび池 田課長 をは じめ とし た常陸河川 国道 事務所,菊 池 所長(現 宇都 宮国道 事務所 管理2課 長)を は じめ と した同水 戸 出張所 の方 々の御尽. A PROPOSAL. ON THE EVALUATION. METHOD. OF MICRO-TEXTURE. OF POROUS. PAVEMENT. Yukiei Masuyama,. Junnosuke Katayama,. Noritsugu Kusakari. and. Shigeo Iwai. An increase oftire/road noise level was measured as the surface roughness of porous pavement decreases under its auface treatment The new surface evaluation method by micro-texture based on wearing out of asphalt-mortar and clogging condition is proposed assuming nonmovement of the coarse aggregates. The result of the text=. analysis shown the existence of the non-movement duration of the aggregates, then it. is confirmed that the proposed method can evaluate the changes of micro-texture and that an adequate correlation between the changes of microtexture and the dynamic friction coefficient And then, it is estimated that the increase of tire/road noise level after surface treatment is generated by the sfick-slip phenomena of tire tread block.. 142.
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