• 検索結果がありません。

著者 山本 健一

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "著者 山本 健一"

Copied!
3
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

シグナルモジュレーターとしてのFKBP分子シャペロ ンの役割

著者 山本 健一

著者別表示 Yamamoto Keiichi

雑誌名 平成10(1998)年度 科学研究費補助金 特定領域研究 (A) 研究概要

巻 1998

ページ 2p.

発行年 2021‑08‑26

URL http://doi.org/10.24517/00060831

Creative Commons : 表示 ‑ 非営利 ‑ 改変禁止

http://creativecommons.org/licenses/by‑nc‑nd/3.0/deed.ja

(2)

 Back to previous page

シグナルモジュレーターとしてのFKBP分⼦シャペロンの役割

Research Project

Project/Area Number

10172207

Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)

Allocation Type

Single-year Grants

Research Institution

Kanazawa University

Principal Investigator

⼭本 健⼀ ⾦沢⼤学, がん研究所, 教授 (60115285)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha)

清⽔ 弘⼦ ⾦沢⼤学, がん研究所, 助⼿ (20126585)

Project Period (FY)

1998

Project Status

Completed (Fiscal Year 1998)

Budget Amount

*help

¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)

Fiscal Year 1998: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)

Keywords

シグナル伝達 / 転写因⼦ / インヒビター / リン酸化 / 蛋⽩分解 / 免疫抑制剤 / FKBP / プロテアソーム

Research Abstract

多様なストレスにたいする細胞の応答機構における分⼦シャペロンの役割について明らかにするため、これらストレスによって活性化されてストレス応答に重要な役割を果たしていると 考えられているNF-κB転写因⼦の活性化のシグナル伝達機構における分⼦シャペロンの役割について研究し、現在までに次のような成果を上げた。我々は前に免疫抑制剤FK506により IκBαの分解を介してNF-κBの活性化が起こることを明らかにした(J.Clin.Invest.,1996)。NF-κBの活性化には、そのインヒビターであるIκBαのN末部のセリン残基の燐酸化とユビキチン 化に依存したプロテアソームによる蛋⽩分解が必須であると考えられている。我々はFK506とFKBP分⼦シャペロンによるNF-κBの活性化ではIL-1/TNF-αの場合と異なり、N末部のユビキ チン化部位の⾮依存性にプロテアソームによる分解が起こることを明らかにした。また、42番⽬のチロシン残基のアラニンへの置換には影響されないが、N末部のセリン残基の変異によ って分解はブロックされた。しかし、燐酸化したN末部のセリン残基に対する抗体を⽤いたウェスタンブロティングや、in vitro kinase assayによるIκBαキナーゼの活性化の測定、等 IκBαの燐酸化を検出できないという興味ある結果が得られた。今後FKBPがIκBαの燐酸化とプロテアソームによる分解にどのように関わっているのか明らかにしていく。

All

Search Research Projects   How to Use

(3)

Published: 1998-03-31 Modified: 2021-08-26

Report

(1 results)

1998

Annual Research Report

Research Products

(3 results)

All Other All Publications

URL: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-10172207/

[Publications] Muraoka,K.,et al: "Hypoxia but not reoxygenation induces interleukin-6 gene expression through NF-κB activation." Transplantation. 63. 466-470 (1997)  [Publications] Onishi,I.,et al: "Activation of JNK during ischemia and reperfusion in mouse liver." FEBES Letters. 420. 201-204 (1997)  [Publications] Muraoka,K.,et al: "Effects of natural anti-oxidants on the activation of transcription factor NF-κB and p53." Springer-Verlog, 676 (1997) 

参照

関連したドキュメント

DMG3 については RCV において計測されたデータをそれぞれ 訓練データとした.なお,帰無仮説の妥当性を検証するため INT および RCV のそれぞれについて一個抜き交差検証法によって 得られた

いることが分かる.また,M1/2 の結果より,メッシュを配置することによってさらに耐力が増大していることが 分かる.ただし,メッシュの保証耐力を 100 kN/m から 200

○「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」で示された「2060

を基本とした計画であることが分かっている.②③につ いては,同雑誌にその詳細が説明されている.(③に関し.. ては 4

それぞれの地震動に対する各部材の加速度応答倍率 を図-1 に示す.図に示すように,部材の位置が上部 になるにつれて応答が大きくなることから,芯棒の

緑化施設の心理的リラクゼーション効果に関する基礎的研究* A fundamental study on Psychological Relaxation Effects of Urban Green Facilities* 加納 光規**・石計

本研究では自動車運転時に走行環境が与えるストレス の要因を明らかにするために,RRIの中央値とストレス

この ような情報を持っている可能性のある割れ目をフィールドで探した結果, 屋久島の花崗岩露頭において観 察された. 対象とした割れ目は,