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Copyright Synix Inc. 2014 All Rights Reserved.

Epi Database

®

Newsletter

2014年9月のアップデート

<9月30日前後に実施完了>

サイニクス株式会社

2014年10月

(2)

Copyright Synix Inc. 2014 All Rights Reserved.

アップデート内容

対象国:G7 (日本、米国、欧州5ヶ国)

2

(3)

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G7(日本、米国、欧州主要5カ国)アップデート対象疾患一覧

疾患名 日本 米国 欧州 1 Alopecia(脱毛症) レビューを行い更新なし レビューを行い更新なし レビューを行い更新なし

2 Amyotrophic Lateral Sclerosis (筋萎縮側索硬化症) 更新 → レビューを行い更新なし 各国により増減が異なる 更新 3 Arrhythmia (不整脈) 更新 更新 レビューを行い更新なし 4 Bipolar Disorder (双極性感情障害) 更新 New Segment! 更新 → 更新 ↑

5 Borderline Personality Disorder (境界性人格障害)

データ提供なし 更新

↑ 更新 →

(イギリス:更新なし)

6 Bronchitis (Chronic) (慢性気管支炎) New Indication! 更新 更新

7 Pulmonary Arterial Hypertension (肺高血圧症)

レビューを行い更新なし レビューを行い更新なし レビューを行い更新なし

8 Pneumonia (肺炎) 院内肺炎患者のみ更新New Segment! ↓ 更新 各国により増減が異なる 更新

9 Sjogren’s Syndrome (Primary) (シェーグレン症候群) 更新 New Segment! 更新 New Segment! 更新 New Segment!

10 Solid Organ Transplants (臓器移植) 更新 更新なし 更新なし

【注記】

矢印はアップデート前後の患者数の増減を示す(↑:増加、→:ほぼ変化なし、↓:減少)

New Indication / Segment !:新規に疾患を追加/新たなセグメント(診断患者数や重症度など)の提供開始 データの閲覧は、ご契約頂いている提供国ののみ

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Alopecia

(脱毛症)

文献レビューの結果、新しい疫学研究報告が入手困難であったため、アップデートによるデータの変更なし(参考まで、 現在提供しているデータ作成手法を以下にまとめる)  日本:

• Alopecia Areata (円形脱毛症): 自国の疫学研究がなく、有病率に人種差が比較的少ない(Textbook of Primary Care Medicine, 3rd edition; Bolduc, et al., 2008年)とされることから、米国の有病率を用い有 病患者数を算出

• Androgenetic Alopecia (アンドロゲン性脱毛症): 男性患者数はTakashima and Sudo (1981年)を使用。 女性患者数は疫学研究報告がなかったため、米国での男性と女性の患者数割合を用い、有病患者数を 算出

米国:

• Alopecia Areata: National Health and Nutrition Examination Survey*1(NHANES-I)を用いた疫学研究

(Safavi, 1992年)を基にに有病患者数を算出 • Androgenetic Alopecia:

− 男性: 3つの疫学研究(Norwood, 1975年, Hamilton ,1951年, Rhodes et al., 1998年)を用い、 カーブフィッティング分析を行い、有病患者数を算出

− 女性: Hamilton (1951年)を使用  欧州:

• Alopecia Areata: 各国の疫学研究報告がなく、有病率に人種差が比較的少ない(Textbook of Primary Care Medicine, 3rd edition; Bolduc et al., 2008年)とされることから、米国の有病率を用い有病患者数を 算出

• Androgenetic Alopecia: 各国の疫学研究報告がなく、フィンランド(Gonzalez et al., 2007年)およびノル ウェー(DeMuro-Mercon et al., 2000年)の有病率が米国と類似していたことから、米国の有病率を用い て、有病患者数を算出

4

・ 最新の

文献レビューの結果、現状のデータが最適と判断し、全提供国においてアップデートなし

Among the G7 countries, Japan has the lowest prevalence rate oアンドロゲン性脱毛症(男性型脱毛症)の有病率は、

日米欧州で日本が最も低く、米国と欧州は、ほぼ等しい

(5)

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Amyotrophic Lateral Sclerosis: ALS

(筋萎縮側索硬化症)

日本:

• 厚生労働省より報告されている最新の2000年~2012年の難病情報センター登録患者数データを採用 • アップデート後、患者数は微増

イタリア:

• 罹患率:Georgoulopoulou et al. (2011年)、Chio et al.(2009年)とBandettini di Poggio et al. (2013年)が報告 する罹患率の平均値から算出

• 有病率:Georgoulopoulou et al. (2011年)とChio et al.(2009年)が報告する有病率の平均値から算出 − 有病患者数の男女比は、罹患率の男女比と同等とした • アップデート後、罹患患者数と有病患者数は共に増加

スペイン:

• アップデート前、イタリアの有病率と罹患率を採用し患者数を推計 • アップデート後には、1999年~2001年に実施された国内の疫学調査(Pradas et al., 2013年)を採用し、患者数を 推計 • アップデート後、罹患患者数と有病患者数は共に減少

イギリス:

• アップデート前から採用している2002年~2006年にイギリス西部で15歳以上を対象に実施された疫学調査 Abhinav etal.(2007年)を引き続き使用しているが分析手法を変更 • アップデート後、罹患患者数と有病患者数は共にほぼ変化なし 5

最新の疫学文献のレビューの結果、日本、イタリア、スペイン、イギリスでアップデートを実施

チャリティー活動として人気を集めた“アイスバケットチャレンジ”より、米国ALS協会に112万ドルの寄付が寄せられた。 日本ALS協会によると、日本では2587万円もの寄付金が集まり、ALSに対する関心が深まるきっかけになったという

Point

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Bipolar Disorder

(双極性感情障害)

日本:

• 世界精神保健調査の日本調査(2002-2006年)を分析したMerikangas et al.(2011年)を採用しアップデート。厚生労 働省「こころの健康科学研究事業」は本調査の共同研究の一環で実施 • サブセグメント(I型、II型、Subthreshold)の提供開始New! • アップデート前後でデータの比較不可

米国:

• 最新の疫学文献のレビューの結果、全米を代表するNCS-R*2とNCS-A*3のデータを解析している疫学調査

(Merikangas et al., 2007、2011年)より報告されているBipolar I型、II型、 Subthreshold bipolar disorderの20歳以 上の総有病率を引き続き採用

− Bipolar I型/II型における男女比:上記に記載のあるNCS-R *2とNCS-A*3を分析した別の論文 Kessler et al.

(2012年)で報告されている割合を採用

− Subthreshold bipolar disorderにおける男女比:上記Kessler et al. (2012年)におけるI型/II型の男女比を採用

• アップデート後、患者数の増減はほぼなし

欧州:

• 最新の疫学文献のレビューの結果、2009-2012年に実施されたドイツの幅広い地域を対象にした疫学研究を採用 (Jacobi et al., 2014年) • 最新の疫学研究を採用した結果、Bipolar I型とII型の有病率は増加 6 • 最新の疫学文献のレビューの結果、全提供国でDSM-IVの診断定義に基づくデータでアップデートを実施

• 全提供国でSubthreshold bipolar disorder(I 型,II 型に分類できない閾値下の双極性障害)を追加 New!

• DSM-Vでの疫学調査はまだ実施されていないが、定義の変更点はDescriptionに記載

Bipolarは早期に発症するため、生涯を通し慢性的な気分障害によりQOLを大きく損なう。その他の主な精神系疾患に比 べ障害調整生命年(DALYs:早死と障害を合わせた社会全体の病気による負担を表す指標)による損失が大きい

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Borderline Personality Disorder

(境界性人格障害)

日本:

• 最新の疫学文献のレビューの結果、信頼性の高いデータを入手することができなかったため、データの新規提 供見送り

米国:

• 米国の成人34,653人を対象としたアルコールおよび関連障害全国疫学調査(National Epidemiologic Survey on Alcohol and Related Conditions (NESARC)2004-2005年)を分析したGrant et al.(2008年)を採用 • アップデート後、有病患者数は大幅に増加  ドイツ: • ドイツの一般住民を対象とした疫学研究(Aragones et al., 2013年)で報告されている生涯有病率を基に5歳刻 みの年齢別有病率はカーブフィッティングの手法で算出 • アップデート後、有病患者数にあまり変化はなし 7

最新の疫学文献のレビューの結果、米国と欧州でアップデートを実施

Borderline Personality Disorderの有病率は男女ともに20代が一番高い

Point

0 1 2 3 4 5 6 7

Borderline Personality Disorder 年齢別有病率(ドイツ) フランス、イタリア、スペイン: • 各国における独自の疫学研究が入手できなかったため、ドイツの有病率 を採用 • アップデート後、有病患者数にあまり変化はなし イギリス: • 最新の疫学文献のレビューの結果、アップデート前に採用していたデータ が最善と判断し、変更なし • 性別のデータの提供開始 Prevalence (%) 年齢

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Bronchitis (Chronic)

(慢性気管支炎)

 日本: New ! • 有病患者数は厚生労働省研究班が2006年に全国10都市を対象に実施した疫学研究(Fukutomi et al., 2010年)を採用 • 診断有病患者数は一般家庭を対象にしたパネル調査(Nagai et al., 2012年)を採用  米国:

• 有病患者数はEuropean Community Respiratory Health Survey (ECRHS) のCerveri et al.(2001年)で報告されている 20歳~44歳の有病率を引き続き採用。45歳以上の有病患者数の算出にはNational Health Interview Survey (NHIS)*4

2012年で報告されている45歳以下と45歳以上の比率を採用

• 診断有病患者数はNational Health Interview Survey (NHIS)*4の2012年のデータを採用

• 受診患者数は、医療施設を対象にしたスタディであるNational Ambulatory Medical Care Survey (NAMCS)*5 2010年、

National Hospital Ambulatory Medical Care Survey (NHAMCS)*6 2012年、 National Hospital Discharge Survey

(NHDS)*7を採用

• 慢性気管支炎の急性増悪患者数は上記同様、NAMCS*5, NHAMCS*6, NHDS*7で各2010年に報告されているICD-9の

491.21を採用

• アップデート後、有病患者数、診断有病患者数、慢性気管支炎の急性増悪患者数は微減、受診患者数は微増

欧州:

• 有病患者数は米国同様、Cerveri et al.(2001年)で報告されている欧州の20歳~44歳の有病率を引き続き採用。45歳以

上の有病患者数の算出にはNational Health Interview Survey (NHIS)*4 2012年で報告されている45歳以下と45歳以上

の比率を採用

• スペインの診断有病患者数はスペイン国内の疫学調査(MiguelDiez et al., 2012年)を採用し提供開始New !

8

最新の文献のレビューの結果、米国と欧州のデータは最新のデータを分析に追加しアップデートを実施

日本のデータ提供開始!

New!

G7諸国中でスペインが慢性気管支炎の有病率が一番高い。これは、喫煙率が高いためと考えれられる

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Pulmonary Arterial Hypertension:PAH

(肺高血圧症)

日本、米国および欧州5ヶ国(フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス):

登録データが多く報告されているが、過小評価となるため採用には至らず

− 日本では難病登録や患者調査でPAHの患者数が登録されているが上記の理由から採用に至らず

− レビューしたデータソースはDescriptionタブに記載

Scottish Pulmonary Vascular Unit (SPVU) データベースは、スコットランド全人口におけるすべて

のPAHの治療症例が登録されており、すべての人口に対する罹患率、有病率が報告されている唯

一のデータソースである(

http://spvu.co.uk/

− 本ソースで報告されている罹患率と有病率を全提供国に採用

9

(10)

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Pneumonia

(肺炎)

日本:

アップデート前は、「Nosocomial Pneumonia」(NP) 罹患患者数を提供

− 1996年~2000年に長崎大学病院に入院する5歳以上の患者3,176人を対象とした疫学研究(Ohi et al., 2004年) とUNより報告される病床数から算出した入院患者数を基にを算出

アップデート後は、「NP」ならびに、新たに追加したセグメント「Outpatient Community Acquired

Pneumonie(CAP)」「Inpatient CAP」「Hospitalized pneumonia」で以下のデータソースを採用:

− NP: Organization for Economic Co-operation and Development (OECD)より報告されている2000年~ 2011年の退院患者数を基に、引き続きOhi, et al.(2004年)で報告されている罹患率を掛け、罹患患者数を算 出。アップデート後、 NP罹患患者数は減少 − 新たに追加されたセグメントのデータソース: 社会医療診療行為別調査の医療費データを基に肺炎患者数を 報告しているKohno (2003年)を採用

フランス、ドイツ、イタリア、イギリス:

NP罹患患者数において、OECDより報告されている退院患者数を基に、各国におけるNP罹患率

(引き続き同じデータソースを採用)に掛け合わせ、罹患患者数を算出。アップデート後、 NP罹患

患者数は微減

最新の文献レビューの結果、他のセグメント(「Outpatient CAP」「Inpatient CAP」「Hospitalized

pneumonia」)のアップデートはなし

10

• 最新の文献レビューの結果、全提供国にてアップデートを実施

• 日本にて、新しく3つのセグメントを提供開始:「Outpatient Community Acquired Pneumonie(CAP)」「Inpatient CAP」「Hospitalized pneumonia」 New !

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Pneumonia

(肺炎)

スペイン:

Outpatient CAP罹患患者数は、最新の疫学調査である疫学調査(Sicras-Mainar et al., 2012年

およびCapelastegui et al., 2010年)を採用。アップデート後、 「Outpatient CAP」罹患患者数は増

「NP」罹患患者数においては、OECDより報告されている退院患者数を基に、各国における「NP」

罹患率(引き続き同じデータソースを採用)に掛け合わせ、罹患患者数を算出。アップデート後、

「NP」罹患患者数は減少

米国:

医療施設を対象にした統計調査であるNHDS

*7

, NAMCS

*5

, NHAMCS

*6

(2000年~2010年)の元

データを分析し、 ICD-9-CMコードより、「Hospitalized bacterial pneumonia」罹患患者数と

「Outpatient pneumonia」罹患患者数を算出

2000年~2010年の10年間において、罹患率の大きな変化が読み取れなかったため、平均値を算

出し、各年の人口に掛け合わせ罹患患者数を求めた

アップデート後、 「Hospitalized bacterial pneumonia」罹患患者数と「Outpatient pneumonia」罹

患患者数の増減はほぼなし

11

• 最新の文献レビューの結果、全提供国にてアップデートを実施

• 日本にて、新しく3つのセグメントを提供開始:「Outpatient Community Acquired Pneumonie(CAP)」「Inpatient CAP」「Hospitalized pneumonia」 New !

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Sjogren’s Syndrome (Primary)

(原発性シェーグレン症候群)

G7全提供国:

各国での有病患者数を報告する疫学研究報告が入手困難だった

入手できた信頼性の高い複数の疫学調査を基に、すべての提供国で統一して下記の算出方法を

用い推計

報告されている疫学調査の有病率の平均値を採用し、有病患者数を算出

− イギリス(Bowman et al., 2004年)

− トルコ(Kabasakal et al., 2006年、Birlik et al., 2008年)

− ギリシャ (Trontzas and Andrianakos, 2005年)

アップデート前後では、有病患者数にほとんど変化なし

新たに、診断患者数を提供開始

New !

− 入手可能であった下記3つの文献で報告されている診断率より平均値を採用し、すべての提

供国で統一した手法で診断患者数を算出

− フランス(Maldini et al., 2014年) − ノルウェー(Goransson et al., 2011年) − 日本(Tsuboi et al., 2014年)の平均診断率をベースに、診断患者数を算出 12

疾患名を「Sjogren’s syndrome (シェーグレン症候群)」を「Sjogren’s syndrome (primary) (原発性

シェーグレン症候群)へ変更

新たに、診断患者数を提供開始

New ! シェーグレン症候群は、診断が正しくされないことが多くある。 本疾患は中年女性での発症が多いため、 更年期障害と誤診されてしまう場合があること理由として挙げられる。

Point

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Solid Organ Transplants / Arrhythmia

臓器移植

/不整脈)

 Solid Organ Transplants(臓器移植)

日本:最新の疫学文献のレビューの結果、2006年日本臨床腎移植学会より報告されている生体腎

移植と献腎移植件数を基に有病患者数を算出

 Arrhythmia(不整脈)

日本と米国:現状のデータソースに変更はないが、分析手法を改め、データのアップデート実施

【アップデートが実施されたArrhythmia(不整脈)提供セグメント】

13

Supraventricular Arrhythmia Incidence (Diagnosed Patients) 上室性不整脈(罹患患者数)

Atrial Fibrillation and Flutter 心房細動と心房粗動

Paroxysmal Supraventricular Tachycardia 発作性上室性頻拍

Supraventricular Arrhythmia Prevalence (Diagnosed Patients) 上室性不整脈(有病患者数)

Atrial Fibrillation and Flutter 心房細動と心房粗動

Recurrent Paroxysmal 再発発作

Recurrent Persistent 再発持続性

Permanent 永続性

Paroxysmal Supraventricular Tachycardia 発作性上室性頻拍

Ventricular Arrhythmia Incidence (Clinically Recognized Episodes) 心室性不整脈

Ventricular Fibrillation and Flutter 心室細動と心室粗動

(14)

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*1: National Health and Nutrition Examination Survey (NHANES)

(米国)国民の身体状況、栄養摂取量および生活習慣の状況を明らかにすることを目的とした一般人口をベースとした年次調 査。身体状況調査では、問診、身体計測、血圧測定、採血検査が実施。さまざまな疾病や症状などの状況に関し調査される全 国民を代表する全国規模の疫学調査。調査は毎年実施され、対象は約10,000人。調査結果は2年ごとに公表される。データは、 複雑且つ多段クラスター式で報告されているため、解析が困難。人口統計や社会的状況(年齢、性別、人種、民族、収入、教育 レベルや配偶者の有無)に関しても調査が実施。NAHNESサイト:http://www.cdc.gov/nchs/nhanes.htm

*2: The National Comorbidity Survey Replication (NCS-R)

(米国)全米併存疾患調査。NCS-Rは、1992年に行われた調査であるNCSから10年後に実施された調査であり、精神疾患の 有病数を把握するための構造的診断インタビューを用いた全国的な精神疾患に関する調査。性・年齢・地域等、人口の代表性 を加味したサンプル抽出法を採用している、NCS-Rでは、NCS-1での調査項目の多くをカバーすると同時に、米国精神医学会 (APA: American Psychiatric Association)の診断基準である「精神障害の分類と診断の手引き」(Diagnostic and Statistical Manual-IV(DSM-IV))による評価項目も追加されている。調査の目的は、過去10年間における精神疾患の罹患状況の推移と その関連性を把握することなどを掲げており、米国における幅広い精神疾患における疫学研究といえる。

*3: National Comorbidity Survey in Adolescents (NCS-A)

(米国)NCS-R*2と並行して実施された全米併存疾患調査の青年期補足調査(13~18歳、約10,000人が対象)。回答者の家 庭における面接と親への補足的な質問票に基づき、若者におけるDSM-IVでの精神障害の有病率やその関連要因について全 米の実態を代表する疫学調査。

*4: National Health Interview Survey (NHIS)

1957年から開始された国民の健康に関する調査。各世帯へのインタビューを通して健康に関するさまざまなデータを収集。過 去50年以上にわたり、米国国勢調査局がデータ収集を担当。収集されたデータは健康の状況、医療へのアクセス状況の把握 および国家的健康対策の遂行に利用されている。

(15)

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*5: National Ambulatory Medical Care Survey (NAMCS)

(米国)国民の身体状況、栄養摂取量および生活習慣の状況を明らかにすることを目的とした一般人口を

ベースとした年次調査。身体状況調査では、問診、身体計測、血圧測定、採血検査が実施。さまざまな疾病

や症状などの状況に関し調査される全国民を代表する全国規模の疫学調査。調査は毎年実施され、対象は

約10,000人。調査結果は2年ごとに公表される。データは、複雑且つ多段クラスター式で報告されているため、

解析が困難。人口統計や社会的状況(年齢、性別、人種、民族、収入、教育レベルや配偶者の有無)に関し

ても調査が実施。NAHNESサイト:

http://www.cdc.gov/nchs/nhanes.htm

*6: National Hospital Ambulatory Medical Care Survey (NHAMCS)

一般病院および短期滞在型病院を対象とし、救急外来、一般外来の診療患者から米国人口を代表するサン

プルを収集し、1992年以降、毎年調査を実施。(連邦、軍、退役軍人局に属する病院は対象から除外)調査

項目として、患者が訴えた病状、診断方法、薬物療法、診断、処置、支払方法などのデータを収集し公開。

*7: National Hospital Discharge Survey (NHDS)

1965年以降、毎年公表されている統計データ。全患者の平均入院日数が30日に満たない病院、一般病院、

小児一般病院を対象とし、約500のサンプル病院から27万の入院患者記録をカバー。(連邦、軍、退役軍人

局に属する病院、 監獄病院等の公共病院、ベッド数6床以下の病院は除外)。調査項目として、年齢、性別、

人種の他、退院状況や診断、処置情報のデータを収集し公開。

(16)

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アップデート内容

対象国:ブラジル、ロシア、インド、中国

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(17)

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BRIC(ブラジル、インド、中国、ロシア)

疫学データ アップデート 対象疾患一覧

疾患名 ブラジル 中国 インド ロシア 1 Asthma (喘息) レビューを行い 更新なし 更新 ↑ レビューを行い 更新なし レビューを行い 更新なし 2 Chronic Pain (慢性疼痛)

New Indication! New Indication! New Indication! データ提供なし

3 Chronic Prostatitis (慢性前立腺炎) データ提供なし New Indication! データ提供なし データ提供なし 4 Fibromyalgia (線維筋痛症)

New Indication! データ提供なし New Indication! データ提供なし

5 Osteoporosis/Osteopenia (骨粗鬆症と骨減弱症) 更新 New Segment! 更新 New Segment! 更新 New Segment! 更新 New Segment! 17

(18)

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Asthma

(喘息)

中国:

• より最新の疫学文献のレビューを行った結果、小児および成人の有病患者数について

新たな文献を採用し、算出

− 小児: 2009年~2010年に実施された都市部43地域の0~14歳の小児463,982人を対象とした

調査(National Cooperative Group on Childhood Asthma (NCGGA) et al., 2013年)を採用

− 成人: 2009年に9省より無作為抽出された約19,000人を対象とした調査(China Health and

Nutrition Survey, 2009年)より報告されている20歳以上の有病率を採用

• アップデート後、有病患者数は増加

18

最新の疫学文献のレビューの結果、中国のデータをアップデート

ブラジル、ロシア、インドにおけるデータの変更はなし

1990年以降、中国における小児喘息患者数は増加し続けている

Point

(19)

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Chronic Pain

(慢性疼痛)

ブラジル:

• 2009年~2010年に北部ブラジルで実施された18歳以上の一般住民1,597人を対象とした疫学調査(Vieira et al., 2012年)より報告されている有病率を採用 • 20歳以上における男女別総有病患者数を提供 

中国:

• 2009年に一般住民1,003人を対象にした電話インタビューによる疫学調査(Jackson et al., 2014年)を採用 − 本文献では「3ヶ月以上継続する疼痛」での有病率のみが報告されていいたため、定義を統一するために2003年に欧

州15カ国を対象に実施された疫学調査Breivik et al.(2006年)とスペインにて11,980 人を対象にした疫学調査Catala et al.(2002年)より報告されている「3ヶ月以上継続する疼痛」と「6ヶ月以上継続する疼痛」有病率の比を用いて、中国 の「6ヶ月以上継続する疼痛」有病患者数を算出 • 20歳以上における男女別総有病患者数を提供 

インド:

• 8市における一般住民5,004人を対象に実施された疫学調査(Dureja et al., 2013年)を採用 − 本文献では、「3ヶ月以上継続する疼痛」での有病率のみが報告されていいたため、定義を統一するために中国と同様 の算出方法にてインドにおける「6ヶ月以上継続する疼痛」有病患者数を求めた • 20歳以上における男女別総有病患者数を提供 19

BRIC全提供国にて、新たに提供を開始

New !

疾患定義は、「6ヶ月以上継続する疼痛」とし、他国の定義と統一(これにより各国での患者数比較ができ

るようになった)

Point

疼痛において、男性より女性の有病率が高い

(20)

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Chronic Prostatitis

(慢性前立腺炎)

 中国:

文献レビューの結果、2007年に、農村部と都市部の15歳~60歳の男性15,000人を対

象に実施された疫学調査(Liang et al., 2009年)を入手

本文献より報告されている年齢別有病率を採用し、有病患者数を提供開始

20

中国にて、新たに提供を開始

New !

ブラジル、ロシア、インドでは信頼性の高い疫学調査が入手できなかったため、新規追加に至らず

(21)

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Fibromyalgia

(線維筋痛症)

ブラジル:

2都市の16歳以上の一般住民3,168人を対象にした疫学調査(Senna et al., 2004年)より報告さ

れている有病率を採用

本文献で報告されている男性の有病患者数が極端に少なかったため、20歳以上における総有病

患者数(男女区別なし)を提供

インド:

1996年に15歳以上の4,092人を対象に実施された疫学調査(Chopra et al., 2001年)と2004年に

16歳以上の8,145人を対象とした疫学調査(Joshi et al., 2009年)を採用

2つの文献より報告されている有病率を加重平均し、男女別総有病率を算出

これを20歳以上の人口に掛け合わせ、男女別有病患者数を求めた

21

ブラジルとインドにて、新たに提供を開始

New !

診断基準は、1999年に公表されたAmerican college of Rheumatology(ACR)を採用

ロシア、中国では信頼性の高い疫学調査が入手できなかったため、新規追加に至らず

Point

(22)

Copyright Synix Inc. 2014 All Rights Reserved. サイニクス株式会社は、Kantar Health のパートナー企業であり

日本におけるEpi Database®およびCancerMPact®の総代理店として製品の販売・サポートを行っています

Osteoporosis/Osteopenia

(骨粗鬆症 / 骨減弱症)

ブラジル:

最新の文献レビューの結果、現在提供している「Osteoporosis Femur Neck Prevalence」 のアップデートはなし

• 新規追加セグメントのデータソースは、ブラジル南部プライマリーケアセンターにて40歳以上の女性4,332人を対象に実施され た疫学調査(Pinheiro et al., 2010年)より報告されている女性の有病率を採用 • 男性の有病率は、70歳以上の男女301人を対象にした疫学調査(Camargo et al., 2005年)より報告されている男女別有病 率を採用。40歳以上の年齢群の有病患者数の比率は、70歳以上のそれと同様と仮定し、 40歳以上の年齢群の男女の比率 を用いて40歳~70歳の有病患者数を算出  中国:

最新の文献レビューの結果、現在提供している「Osteoporosis Femur Neck Prevalence」 のアップデートはなし

• 新規追加セグメントのデータソースは、 以下複数の文献を採用; − 40歳以上の一般住民5,593人を対象に実施されたに疫学調査(Li et al., 2002年) − 無作為に選出された10歳~90歳までの女性3,406人を対象とした疫学調査(Wu et al. , 2004年) − 香港に在住する中国人の9歳~94歳4,274人を対象に実施された疫学調査(Lynn et al., 2005年) − 20歳~89歳の女性8,142人を対象とした疫学調査(Cheng et al., 2007年) − 2001年~2003年に香港の65歳以上4,000人を対象に実施された疫学調査(Kwok et al., 2013年) • 新しいデータソースの採用により50歳以上の年齢群において10歳刻みの年齢別有病患者数を提供 22

BRIC全提供国にて、アップデートを実施

セグメント名の変更:「Osteoporosis prevalence」⇒「Osteoporosis femur neck prevalence」へ

(採用している論文が大腿部のみの有病率を報告しているため、齟齬ないよう部位名を追加記載した)

新たに3つのセグメントを提供開始:「Osteoporosis total hip prevalence」「Osteopenia femur neck prevalence」

「Osteopenia total hip prevalence」

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BRICの中で、骨粗鬆症と骨減弱症の有病率が一番高い国は中国

Point

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Osteoporosis/Osteopenia

(骨粗鬆症 / 骨減弱症)

インド:

• 現在提供している「Osteoporosis Femur Neck Prevalence」および新規追加セグメントのデータソースは、1,104人を対象に

実施された疫学調査(Makker et al., 2008年)より報告されている有病率を採用

ロシア:

• 最新の文献レビューの結果、現在提供している「Osteoporosis Femur Neck Prevalence」のアップデートはなし

• 新規追加セグメントのデータソースは、50~90歳の女性1,756人を対象に実施された疫学研究(Popovet et al., 2009年)より

報告されている有病率を採用

• 男性の有病率は、国内の疫学調査が入手できなかったため、近隣であるエストニアにおける65歳以上1,000人を対象とした疫

学研究(Saks etal., 2001年)より報告されている有病率の男女比を基に、上記Popovet (2009年)の女性の有病率との比率 を用いて算出

23

2/2

BRIC全提供国にて、アップデートを実施

セグメント名の変更:「Osteoporosis prevalence」⇒「Osteoporosis femur neck prevalence」へ

(採用している論文が大腿部のみの有病率を報告しているため、齟齬ないよう部位名を追加記載)

新たに3つのセグメントを提供開始:「Osteoporosis total hip prevalence」「Osteopenia femur neck prevalence」

「Osteopenia total hip prevalence」

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U R L :

www.synix.co.jp/epidemiology

Epi Database:

www.epidb.jp

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FA X : 0 3 - 6 2 8 0 - 8 2 0 3

参照

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※ 1

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2021年12月17日

本株式交換契約承認定時株主総会基準日 (当社) 2022年3月31日 本株式交換契約締結の取締役会決議日 (両社) 2022年5月6日

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