1
chemSHERPA事務局
chemSHERPA 入門セミナー
テキスト
chemSHERPA入門セミナーv.3j®
プログラム ・化学物質管理の重要性と課題
・chemSHERPAの概要と基本的な考え方
・データ作成支援ツールの機能概要
・データ作成支援ツールのデモと実習
・質疑応答
配付資料
・化学物質管理の重要性と課題
・chemSHERPA情報伝達スキームの概要
・chemSHERPAデータ作成支援ツールの説明
・成形品データ作成支援ツール演習
・化学品データ作成支援ツール演習
化学物質管理の重要性と課題
• なぜ化学物質の管理が必要なのか?
• 世界に広がる製品含有化学物質情報管理が必
要な法規制
• 化学物質管理、正確な情報提供をしないことのリ
スク
• 化学物質情報伝達の企業の課題
• 製品含有化学物質管理の実践のために
3なぜ化学物質の管理が必要なのか?
素材
部品
最終製品
適切な処理(リサイクル)
不適切な処理
電機電子製品を例にとる
と、最終製品はおよそ1万
点の部品で構成されると
言われている。
構成部品は化学物質でで
きており、規制対象化学
物質を含有する場合があ
る。
最終製品が廃棄された後、リサイクル工
場で解体・分解・再処理される際の
作業
者への暴露
を最低限に抑える。
不法投棄や廃棄物の違法な国境移
動など不適切な処理によって生じう
る
環境汚染を防止
する。
最適でない(less than optimal conditions)処理による人及び環境へのリスク
を減らすため、有害な化学物質を規制する(2011/65/EU(RoHS2)前文)
製品含有化学物質情報管理を要求する法規制はますます増えています
罰金
製品回収
成形品
既存物質
リスク評価
・化学物質管理計画 (CMP)(2006~) ・TSCA(1977~) ・California州 SB50 (2007~) ・HCS など ・RoHS指令(2006~) ・REACH規則(2007~) ・CLP規則(2009~) など ・中国REACH(2010~) (新化学物質環境管理弁法) ・中国RoHS(2007~) (電気電子製品の有害物質の 使用制限管理規則) ・韓国REACH(2015~) ・韓国RoHS(2008~) ・化審法(1973~) ・安衛法(1972~) (GHS)世界に広がる製品含有化学物質情報管理が必要な法規制
5 ・台灣 CNS 15663 (2017~)化学物質管理、正確な情報提供をしないことのリスク
アーティクルマネジメント推進協議会:製品含有化学物質情報の伝達 パンフレットより 抜粋例えばEUへ製品を輸出しようとすると、 原材料のみならず製造工程で発
生したり、混入の可能性のある物質についてまで詳細な含有情報の提供を
当局より求められることがあります。
例えばEUへ製品を輸出しようとすると、 原材料のみならず製造工程で発
生したり、混入の可能性のある物質についてまで詳細な含有情報の提供を
当局より求められることがあります。
欧州における化学物質管理等に関する規制
REACH規則
[ChRegistration, emicals] Evaluation, Authorisation and Restriction of【⽬的】 ⼈の健康、環境保護及び欧州化学産業の競争⼒向上(注1) 【概要】 ①全ての化学物質(新規・既存)の製造・輸⼊者に対して、⾃らリスク評価を実 施の上、欧州化学品庁(ECHA)に登録する義務(注2) ②全ての成型品中の⼀部の有害物質の使⽤について、ECHAの認可や届出が必要。 また、消費者への情報開⽰の義務 ③サプライチェーンにおける有害物質含有情報の伝達義務 [登録の期限] 2008年6⽉1⽇~12⽉1⽇ 予備登録(予備登録が⾏われれば、以下の本登録まで経過措置あり) 2010年11⽉30⽇ 年間1000トン以上の製造・輸⼊等の物質と1トン以上のCMR 2013年5⽉31⽇ 年間100トン以上 2018年5⽉31⽇ 年間1トン以上 2007年6⽉から 段階的に施⾏ (注1)目的:物質の有害性評価のための代替手法の促進を含む、人の健康及び環境の高レベルの保護、並びに域内市場 における物質の自由な流通とともに競争力と革新の強化を確保すること。 Article 1 The purpose of this Regulation is to ensure a high level of protection of human health and the environment, including the promotion of alternative methods for assessment of hazards of substances, as well as the free circulation of substances on the internal market while enhancing competitiveness and innovation. (注2)産業界が、当然に予見可能な条件において人の健康及び環境に対し悪影響を及ぼさないことを確実にするように 求められる責任と注意を持って、物質を製造、輸入、使用、上市すべき。(前文30) Article 5 “No data, no market” エコプロダクツ2013 JAMPセミナー 経済産業省「化学物質管理政策の現状と課題」資料より改編 CMR物質(発ガン性、変異原性、生殖毒性があるとされる物質) 7
欧州における化学物質管理等に関する規制
RoHS指令
[Restriction of Hazardous Substances]【⽬的】 廃棄物処理(埋⽴て、焼却処分)での有害物質による被害を防ぐ 【概要】 電気・電⼦製品について、次の6物質を含んではならない。 鉛、⽔銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDE(許容濃度0.1%(カドミウムは0.01%) (2019年以降、DEHP,BBP,DBP,DIBPが追加され、以後定期的に物質が追加されていく⾒込み) 2013年より、CEマーキング貼付、適合宣⾔書の義務化。 2014年以降、段階的に全ての電⼦機器に拡⼤(医療機器、監視・制御機器等) 2006年7⽉施⾏ 2011年7⽉改正
その他主要規制
・CLP規則(GHSに基づく分類、表⽰、包装および届出) ・ELV指令(使⽤済み⾃動⾞に関する指令):有害物質規制あり(鉛、⽔銀、カドミウム等) ・包装廃棄物/WEEE/ErP指令 ・化粧品規則 ・殺⽣物性製品規則 ・⾃動⾞エアコン(MAC)指令、Fガス規制の動き エコプロダクツ2013 JAMPセミナー 経済産業省「化学物質管理政策の現状と課題」資料 より世界的な化学物質管理、情報提供の強化の要請
化学物質情報提供が
取引先選定基準の重要項目
化学物質管理、正確な情報提供をしないことのリスク
輸入者が営業停止、罰金、懲役などの処分を受ける
輸出者が商品回収費用負担、返品、契約解除などの要求
を受ける
輸出入メーカーのリスク増大
9欧州REACH規則違反事例
SVHCが成形品に0.1wt%を超えて含まれる場合 成形品の供給者は使用者へ以下の情報を伝達する義務がある。(REACH規則第33条) SVHCを含有していること 物質名、安全取扱方法 また、消費者から要求があれば、45日以内に無料で情報を提供する義務がある。 1. あるNGOが、スウェーデンの靴販売会社に製品中のSVHCの含有の 有無を問い合わせた 2. 販売会社は靴の供給元に問い合わせて、SVHCの含有は無いと回答 3. しかしNGOの分析の結果、SVHCであるDEHPとDBPを検出 4. 販売会社は陳謝し、全製品の市場回収を表明 5. NGOは27種の輸入靴を分析し、17種の靴からSVHCや重金属、アゾ染 料、有機スズ化合物などの禁止物質を検出*SVHC:EUのREACH規則で規定する「高懸念物質」(Substance of Very High Concern)
罰則事例
登録無しでの物質・調剤の製造・輸入 登録または文書で不正な情報を提出 →最大2年の禁固 または 最大10,000,000SEK (=約1.5億円)の罰金 重大な違反は6年以上の禁固 物質・調剤の受領者へのSDSの提供 を怠る 不正・不十分なSDS情報の提供 成形品に含有されるSVHC情報の 提供を怠る →最大2年の禁固 または 最大10,000,000SEK(=約1.5億円)の罰金REACH規則に違反した場合の罰則は各国で制定されている
(REACH規則第126条)スウェーデンの事例
11リスクは自身の所属する会社に降りかかる。
取引上のリスクにもなる。
部品/部材納入業者は
化学物質情報の提供が鍵
1.部材情報の収集
2.製品情報管理
3.自社内工程管理
4.正確な情報を迅速に提供
化学物質管理、正確な情報提供をしないことのリスク
物の流れ
“化学物質情報”は“もの”とセットで流通
混合物(調剤) メーカー 部品メー カー 素材メーカー 機械 メーカー市場は世界に
どんな化学物質が 入っているの? どんな化学物質が 入っているの?“情報”は”もの”と同じように流れていますか?
13あなたの会社は準備ができていますか?
化学物質管理 仕入先 自社 化学物質の情報 収集 化学物質の情報 提供 収集した情報の 維持管理 顧客 製造工程における化 学物質の変化・含有 量把握 など 情報を集め られない どうやって 提供するの? 情報をどう管理 するか化学物質情報伝達の企業の課題
コネクタ
含有化学物質
1. Copper (metallic) 2. Nickel 3. Bis(2-ethylhexyl) phthalate 4. Polyvinyl chloride (PVC)ケーブル
含有化学物質
1. Copper (metallic) 2. Bis(2-ethylhexyl) phthalate 3. Polyvinyl chloride (PVC) 4. Diantimony trioxide構成
①コネクタ
1個
②ケーブル
1本
化学物質情報伝達の企業の課題
15 名称 員数 名称 員数 材質名称 材質質 量 物質名 CAS番号 含有率 質量 REACH 該当項目 (wt%) (g) SVHC 制限物質 1 導体 3 銅 (例:ケーブル ハーネスの銅) 7.1 Copper (metallic) 7440-50-8 100 7.1 - - 絶縁体 3 PVC 4.5 Bis(2-ethylhexyl) phthalate 117-81-7 12 0.54 有 有 Polyvinyl chloride (PVC) 9002-86-2 42 1.89 - - シース 1 PVC 24.4 Bis(2-ethylhexyl) phthalate 117-81-7 27 6.588 有 有 Diantimony trioxide 1309-64-4 0.16 0.03904 - - Polyvinyl chloride (PVC) 9002-86-2 40 9.76 - - 1 導体 1 銅合金 10.3 Copper (metallic) 7440-50-8 70 7.21 - - ニッケルめっき 0.01 Nickel 7440-02-0 100 0.01 - 有 絶縁体 1 PVC 43.6 Bis(2-ethylhexyl) phthalate 117-81-7 15.4 6.7144 有 有 Polyvinyl chloride (PVC) 9002-86-2 54.4 23.7184 - - ケー ブル コ ネ ク タコネクタ付きケーブル(1m)の例
データ出典:社団法人 電線総合技術センター 資料より部品、材料のデータを集める
このようなリストを
御社だけで作れ
ますか?
化學物質情報伝達の企業の課題
製品含有化学物質管理上の問題点
• どんな情報を集めたらいいの? • 情報がない • 情報を提供してもらえない • 顧客毎に要求が異なり回答を作るのが大変 • 化学物質の知識が不足、回答の作り方がわからない2.情報の収集・回答書の作成
chemSHERPAが解決策を提供します1.情報の管理
3.情報の伝達
•集めた情報が自社の 定義と違う •どんな物質を管理しなけれ ばならないの? •受け取った情報の中身がよ くわからない •対象化学物質が頻繁に追加さ れ、その度に情報授受が必要で 大変 •製品数や、顧客の数が多く回答 作業の負担が重い 17サプライチェーンにおける情報伝達の課題
課題と回答例(各種相談、アンケートより)
【必要事項1】 統⼀された必要最⼩限のデータ項⽬、記述様式
⇒chemSHERPA-CI/AI等 で実現
【必要事項2】 管理対象とする物質の業界共通リスト
⇒chemSHERPA 物質リスト等で実現
企業秘密が保護されるような情報交換の仕組み
⇒chemSHERPA 物質リスト及び含有判断基準で実現
【必要事項3】 サプライチェーン共通で利⽤可能な
製品含有化学物質管理のガイドライン
⇒製品含有化学物質管理ガイドラインで実現
製品含有化学物質管理の実践のために
企業負担を最⼩限とする仕組みの提供
19業界横断型「製品含有化学物質情報伝
達スキーム(chemSHERPA)」のイメージ
製品含有化学物質管理ガイドライン サプライチェーンに参加する事業者に必須 な管理の仕組み車両
chemSHERPA-CI/AI 産業界共通の様式で、SC間の 業務負荷を削減交通ルール
chemSHERPA管理対象物質リスト 国内外の主な法規制を網羅しており、法令 遵守に貢献chemSHERPA情報伝達スキーム
概要説明資料
chemSHERPA事務局
chemSHERPAとは
製品含有化学物質の情報伝達共通スキーム
• 製品に含有される化学物質を適正に管理し、拡⼤する規制に継続的に対応するためには、サプライ チェーンにおける製品含有化学物質の情報伝達が重要 • chemSHERPAは、サプライチェーン全体で利⽤可能な情報伝達の仕組みを提供確実かつ効率的な製品含有化学物質の情報伝達のために
• 川上から川下まで、商社等も含むサプライチェーンに関係する事業者における利⽤を考慮したデザイン • 情報伝達の対象とする化学物質、情報項⽬、国際標準を採⽤したデータフォーマット、など、共通の 考え⽅に基づく情報伝達の実践が可能 • 共通の物質リストに基づく成分情報、成形品については製品分野ごとの遵法判断情報も合わせて、 「責任ある情報伝達」として情報を作成・伝達情報伝達と管理の課題への継続的な取り組み
• 製品含有化学物質管理の課題の解決への継続的な取り組み • 物質リストの定期更新、国際標準化の推進、普及研修のツール・機会等の提供データ作成⽀援ツールを公開、JAMPが運⽤開始
• 2015年10⽉、データ作成⽀援ツールの正規版をリリース • 2016年4⽉、JAMP(アーティクルマネジメント推進協議会)が運⽤を開始 chemSHERPA [kémʃéərpə]:Chemical infomation SHaring and Exchange under Reporting Partnership in supply chain
情報伝達スキームの標準化に関する課題認識
現状において、電気電⼦分野が関わる製品含有化学物質の情報伝達の標準スキームとして、JAMP及び旧 JGPSSIの2つが存在(他に⾃動⾞分野のIMDSも存在)。かつ、それらの「標準スキーム」による情報伝達は合計 4割に満たず、6割以上は各個別企業の独⾃様式。サプライチェーンの川中の事業者は、これら多⼤な数のスキーム に対応しなければならず、過⼤な負担を負っているケースもある。 中⼩企業 平均値 うち分析費 川上 300 168 川中 153 87 川下 156 54 その他 418 381 中⼩企業・計 223 128 顧客から要求される様式の割合 (中⼩企業164社、複数回答あり) 【情報伝達スキームの利⽤状況】 (万円/年) 【化学物質管理対応コスト】 ⼤企業 平均値 うち分析費 川上 2,523 774 川中 2,685 1,389 川下 2,871 1,909 その他 1,635 50 ⼤企業・計 2,579 1,177 アーティクルマネジメント推進協議 会 (パナソニック、リコー、住友化学、三 菱化学、村⽥製作所、⽇⽴製作 所、富⼠通など) ⾃動⾞業界 (トヨタ、⽇産、ホンダなど +欧・⽶の主な⾃動⾞メーカー) グリーン調達調査共通化協議会 (現 VT62474) (ソニー、キヤノンなど +欧・⽶の主な電気電⼦メーカー) (出典:平成23年度経済産業省委託調査 製品含有化学物質の情報伝達の実態に関する調査) 23 「化学物質規制と我が国企業のアジア展開に 関する研究会 取りまとめ(2013)」より 動画新情報伝達スキームに関する検討・開発の経緯
期間 検討・運⽤体制 主な取り組み 2013.5 - 2014.3 • 化学物質規制と我が国 企業のアジア展開に関 する研究会(アジア研究 会)、情報共有WG 国際的な化学物質規制の拡⼤に適切に対応し、サプライチェーン がグローバル化する中で、我が国企業のアジア展開に係る諸課題 について検討 対応⽅針をまとめた「取りまとめ」を公開 2014.6 - 2015.3 • 新情報伝達スキーム検 討会 • 物質・材質リスト、化 学品ツール・コンバー タ、成形品ツール・コ ンバータ、ITシステム、 ツール検証の各WG 新情報伝達スキームを具体化 物質リストに関するパブコメの実施、管理対象基準の策定 データフォーマット(xmlスキーマ、化学品⽤と成形品⽤)の策定 化学品および成形品のデータ作成⽀援ツールの試作 データ作成⽀援ツールのマニュアル等のドキュメントを作成 データ作成⽀援ツールの検証(第1次)を実施。約130社が参加 新情報伝達スキームの運営体制、運⽤ルール等に関する検討など 2015.4 - 2016.3 • ステアリング・コミッ ティ • chemSHERPA暫定事務 局 • ツール技術、物質リス ト技術、普及企画の各 WG データ作成⽀援ツールの検証(第2次) データ作成⽀援ツール正規版の開発、ドキュメント類の整備 (2015.10)データ作成⽀援ツール正規版リリース、運⽤開始 chemSHERPAの周知普及 正式運営組織の選定、ツール等の引渡し 2016.4- • JAMPによる運⽤開始 JAMPの従来スキーム(MSDSplus・AIS)との併⾏運⽤(2年間)chemSHERPA管理対象物質の維持改訂、データ作成⽀援ツール
chemSHERPA情報伝達スキームの構成要素
データの作成・加⼯・提供/回答 情報 情報流通・ 蓄積インフラ A社 B社 C社 25 chemSHERPA-CI data XML File chemSHERPA-AI data XML File 情報 chemSHERPA-AI data XML File [利⽤ルール] chemSHERPAを⽤いて情報伝達を⾏う、すべての組織が遵 守すべき原則。 [データ作成⽀援ツール(互換ソフトウェア)] 所定のデータフォーマットへのデータの書き込み・閲覧等のため のソフトウェア。運営組織から提供される基本機能データ作成 ⽀援ツールのほか、パッケージ・ソフトウェアや社内システム等の 活⽤も想定。 [ITシステム](将来構想) サプライチェーンにおいて、多数の情報伝達を効率的に授受す るための、データベース、情報交換ポータルなどのシステム。 [管理対象物質リスト] 情報伝達の対象とする化学物質のリスト。管理対象基準(法 規制・業界基準)によって規定される。 [データフォーマット・情報項⽬] 製品含有化学物質情報を電⼦データ化するためのフォーマット。 IEC62474のXMLスキーマを採⽤。 「化学物質規制と我が国企業のアジア展開に 関する研究会 取りまとめ(2013)」に加筆 動画新情報伝達スキームの基本要件
「化学物質規制と我が国企業のアジア展開に 関する研究会 取りまとめ(2013)」より 1. 現在直⾯する製品含有化学物質規制への対応が可能であること。 かつ、「持続可能な開発に関する世界⾸脳会議(WSSD)」2020年⽬標の達成にも貢献する、リ スク評価・管理の基本となる化学物質情報を伝達可能なスキームとすること。 2. 業種・製品分野を限定せず、サプライチェーン全体で活⽤できること。 かつ、既にサプライチェーンを通じた含有化学物質の情報伝達の取組が進められている分野においては、 これまでと同等以上の情報伝達・管理が可能となること。 3. 単なる⽇本標準ではなく、国際標準(デジュール・スタンダード※)を⽬指し得るものとすること。 すなわち、電気電⼦分野において既に制定されている国際規格IEC62474と齟齬のない仕組みとし た上で、対象範囲を拡げる形でISO/IEC化などを⽬指し得るスキームとすること。 4. デジュール・スタンダードとともに、デファクト・スタンダード※化の取組が重要。 そのためにも、B2Bで、アジアを中⼼に拡がる⽇本企業のサプライチェーンでも有効に普及できる仕 組みとすること。また、⽇本政府からG2Gレベルの普及を⾏うための必要条件としても、新たなスキーム を⽇本全体の業種横断的な仕組みとすること。 デジュール・スタンダード:IECやISOなどの標準化団体が定めた標準規格 デファクト・スタンダード:市場での実績により事実上の標準となった規格 ※chemSHERPA製品含有化学物質情報の利⽤ルール(1)
製品含有化学物質情報伝達スキームchemSHERPAの最上位の⽂書
1. 序⽂
2. 適⽤範囲
3. ⽤語の定義
4. 製品含有化学物質管理体制の構築
5. 製品含有化学物質情報
6. 製品含有化学物質情報伝達の基本
6.1. サプライチェーンにおける製品含有化学物質情報の伝達 6.2. 管理対象基準 6.3. 成分情報の伝達基準 6.4. 「提供型」による情報伝達 6.5. 「依頼回答型」による情報伝達 6.6. 責任ある情報伝達 6.7. 情報の更新 6.8. 企業機密 6.9. 情報伝達先における情報作成・伝達の⽀援 7. 化学品の製品含有化学物質情報伝達
7.1. 化学品の製品含有化学物質情報の作成と管理 7.2. 化学品の成分情報 8. 成形品の製品含有化学物質情報伝達
8.1. 成形品の製品含有化学物質情報の作成と管理 8.2. 成形品の成分情報 8.3. 成形品の成分情報の複合化 8.4. 成形品の遵法判断情報 8.5. 成形品における成分情報と遵法判断情報の伝達 27chemSHERPA製品含有化学物質情報の利⽤ルール(2)
2. 適⽤範囲
□本ルールは、chemSHERPAの情報伝達スキームを利⽤した製品含有化学物質情報
伝達の原則を⽰したものであり、chemSHERPAの情報伝達スキームを利⽤して製品
含有化学物質情報の授受を⾏う全ての組織に適⽤される。
(注記)本項に該当する組織には、商社、ファブレス事業者、受託⽣産事業者等も含まれる。□chemSHERPAの情報伝達スキームを利⽤する組織は、サプライチェーンにおける製
品含有化学物質の確実かつ効率的な情報伝達のために、本ルールを正しく理解し、遵
守し、本ルールを逸脱する要求をしないこと。
□本ルールに⽰された原則は、必要に応じてchemSHERPAが制定する規定やマニュア
ル等(以降、マニュアル等と記載する)の⽂書に、本ルールの内容をより具体的に展開
して盛り込まれることがあり、その際には本ルールとの関連を⽰す。管理対象物質リスト
やデータ作成⽀援ツール等を使⽤する場合には、それぞれのマニュアル等を正しく理解し、
遵守すること。
(注記)マニュアル等には、サプライチェーンにおける円滑な情報伝達を実現するために、各情報 項⽬への⼊⼒内容や制限、情報の提供や回答依頼の⽅法、データのファイル名の付与等につい て定められている。chemSHERPA製品含有化学物質情報の利⽤ルール(3)
4. 製品含有化学物質管理体制の構築
□製品含有化学物質情報の伝達は、各組織が定める製品含有化学物質管理の仕組み
に基づいて実施すること。
(注記)製品含有化学物質管理の仕組みの構築については、⽇本⼯業規格JIS Z 7201:2012(製品含有化学物質管理-原則と指針)や製品含有化学物質ガイドライン第 3.0版(アーティクルマネジメント推進協議会やグリーン調達調査共通化協議会等の6団体が共 同で作成)を参考とすることができる。□製品含有化学物質管理においては、さまざまな製造⼯程を経て製造される組織の製品
の製品含有化学物質を把握すること。特に、化学変化、化学品から成形品への変換等
に留意することが必要である。
29 製品含有化学物質管理基準の明確化 設計・開発における製品含有化学物質管理 製造⼯程における製品含有化学物質管理 引渡しにおける管理 トレーサビリティ 変更管理 顧客との情報交換 製品含有化学物質情報の⼊⼿・確認 供給者における製品含有化学物質の管理状況の確認 受⼊れ時における製品含有化学物質管理管理対象物質(1)
管理対象基準の選定の考え⽅
• chemSHERPAでは、サプライチェーンにおける製品含有化学物質の情報伝達の確実化・円滑化の ために、サプライチェーン全体が必要とし、サプライチェーン全体で合意できる管理対象基準を選定する ことを⽬指す。 管理対象基準の選定
① 全般 • 製品含有化学物質に関係のある法規制及び/⼜は業界基準から管理対象基準を選定する。 • 法規等の内容(条件、表現、判断基準など)については変更せずに採⽤する。 ② 法規制 • 初版では、⽇⽶欧の主要な法規制を対象とする。 • アジア諸国等の法規制についても、今後取り⼊れる可能性を有する。管理対象基準として取り⼊れる べきかを⼗分に検討したうえで、必要であれば管理対象基準の変更⼿続きに則り、追加していく。 ③ 業界基準 • 初版では、電気電⼦業界および⾃動⾞業界を対象とする。 • 他業界の基準についても、今後取り⼊れる可能性を有する。管理対象基準として取り⼊れるべきかを ⼗分に検討したうえで、必要であれば管理対象基準の変更⼿続きに則り、追加していく。 管理対象物質リストの維持管理 • 検索⽤リストは、年2回(1⽉、7⽉)、改訂を実施。 • 管理対象基準の変更は、改訂のルールを定め、提案を受け付ける。管理対象物質(2)
管理対象基準
ID 対象とする法規制及び業界基準(並び順は制定年順)
LR01 ⽇本 化審法 第⼀種特定化学物質
LR02 ⽶国 有害物質規制法(Toxic Substances Control Act:TSCA)使⽤禁⽌または制限の対象物質(第6条) LR03 EU ELV指令 2011/37/EU
LR04 EU RoHS指令 2011/65/EU ANNEX II LR05 EU POPs規則 (EC) No 850/2004 ANNEX I
LR06 EU REACH規則 (EC) No 1907/2006Candidate List of SVHC for Authorisation(認可対象候補物質) およびANNEX XIV(認可対象物質)
LR07 EU REACH規則 (EC) No 1907/2006 ANNEX XVII(制限対象物質) IC01 Global Automotive Declarable Substance List (GADSL)
IC02 IEC 62474 DB Declarable substance groups and declarable substances
管理対象基準
31 動画管理対象物質(3)
⽤語 定義 製品含有化学物質 製品に含有されることが把握される化学物質(JIS Z 7201:2012の定義) 管理対象物質 chemSHERPAが法規制及び/ ⼜は業界基準を選択することで、 製品含有化学物質管理の対象と する化学物質 管理対象基準 管理対象物質を規定する元となる法規制及び/⼜は業界基準 管理対象物質検索⽤ リスト (検索⽤リスト) 管理対象物質集約リストを、実 ⽤的に利⽤される範囲で物質群 名表⽰の部分も含めて個別の物 質名やCAS 番号まで展開した リスト 管理対象基準の法規制・業界基準の対 象となる化学物質の和集合によって、管理 対象物質が規定される。 (包含関係はイメージ) GADSL IEC62474 REACH ANNEX XVII 化審法 ・・・・・・ 動画化学品の伝達情報(chemSHERPA-CI)とデータフォーマット
化学品の製品含有化学物質情報は、含有される管理対象物質の成分情報とする。
データフォーマットは、IEC 62474のXMLスキーマを利⽤し、成形品のデータフォーマットと整
合する仕様とする。
情報項⽬ 対象 データフォーマット 1 ビジネス情報 組織名・担当者名等 IEC62474 XMLスキーマを準⽤ 2 成分情報 管理対象物質 33 動画 chemSHERPA-CIXML File chemSHERPA-AIXML File chemSHERPA-CI
XML File chemSHERPA-AIXML File chemSHERPA-AIXML File chemSHERPA-AIXML File
成形品の伝達情報(chemSHERPA-AI)とデータフォーマット
成形品の製品含有化学物質情報は、含有される管理対象物質の成分情報、及び/⼜
は遵法判断情報とする。
データフォーマットは、国際的な普及を考え、IEC 62474のXMLスキーマを採⽤する。
情報項⽬ 対象 データフォーマット 1 ビジネス情報 組織名・担当者名等 IEC 62474 XMLスキーマを採⽤ 2 (階層)-部品-マテリアル-物質の構造成分情報 管理対象物質 and/or 3 遵法判断情報 製品分野に対応した“エリア”による指定 動画 chemSHERPA-CI XML File chemSHERPA-AI XML File chemSHERPA-CI XML File chemSHERPA-AI XML File chemSHERPA-AI XML File chemSHERPA-AI XML Fileエリアによる成形品の遵法判断情報の設定
遵法判断情報の作成基準を、“エリア”で指定 (対象物質、報告⽤途、報告閾値等)する。
エリア名 対象とする法規制・業界基準
IEC 62474 IEC 62474 DB: Declarable substance groups and declarable substances
GADSL REACH ANNEX XVII 化審法 ・・・・・・ IEC62474 ■エリア「IEC 62474」のデータ⼊⼒画⾯のイメージ(⼀部) 35
エリアの設定
エリアは、管理対象基準とした法規制または業界基準の中か ら選択する。 初期設定では、電気電⼦機器分野向けの遵法判断情報の ために、IEC 62474をエリアとして採⽤する。 今後、必要に応じて、別の製品分野のためのエリアの追加を 検討する。 動画•
国際電気標準会議 IEC
(International Electrotechnical Commission)
• 電気・電⼦技術分野の規格を国際的に統⼀することにより、グローバルな経済発展と国際貿 易の更なる促進を⽬的として活動
•
IEC 62474
• [概要]2012年3⽉に発⾏した電気電⼦業界の製品に含有する化学物質や構成材料に 関するサプライチェーンにおける情報伝達の国際規格 • [⽬的]グローバル・サプライチェーンにおけるデータ交換の効率化を⽬指す。 • [内容]サプライチェーンの各社間で流通するマテリアルデクラレーションに求められる各種の要 件(基本要件とオプション) とともに、対象とする化学物質の選定基準やデータ交換の⽅法につ いても規定 • [IEC62474 DB]法規制等の動向により化学物質リストは⾒直す必要があり、データ交 換の仕様(XMLスキーマ)も改善が必要となる場合があるため、これら迅速な改訂を必要とする 詳細情報は、公開のIEC62474データベースに掲載することで、適宜改訂が可能となる⽅法を 採⽤• 物質リスト:Declarable substance groups and declarable substances
• IEC62474データベースは、⽇本を含む14ヶ国が参加する国際チーム(VT62474)により、 メンテナンスを実施
• URL http://std.iec.ch/iec62474/iec62474.nsf/welcome?openpage
主な情報伝達項⽬
成形品(chemSHERPA-AI)
ビジネス情報
成分情報
階層 部品 マテリアル 物質 名称 員数 名称 員数 ⽤途 分類記号 質量 物質名称 CAS番号 含有率(%)及び/⼜は 遵法判断情報
“エリア”で規定される対象物質・報告⽤途・報 告閾値に対する 含有判定(Y/N) 含有率(%) (含有判定が「Y」の場合)化学品(chemSHERPA-CI)
ビジネス情報
成分情報
管理対象物質の含有有無(0/1) 物質名称 CAS番号 最⼤含有率(%) 37成分情報の伝達基準
法規制等の規定する閾値 管理対象物質の含有濃度 成分情報の伝達の要否 法規制等の対象 ⽤途に⽤いられ ることが明らか な場合、及び⽤ 途が不明の場合 法規制等の 規定する閾値 > 0.1wt% 法規制等が含有を制限する 濃度以上 当該化学物質を含む成分情報の伝達を必須とする。 chemSHERPAの⾃主基準 0.1wt%以上、かつ法規制等 が含有を制限する濃度未満 当該化学物質を含む成分情報を、 chemSHERPAの⾃主基準に基 づいて伝達する。 chemSHERPAの⾃主基準 0.1wt%未満 当該化学物質の情報伝達は不要とする。任意の伝達が可能。 法規制等の 規定する閾値 ≦ 0.1wt% 法規制等が含有を制限する 濃度以上 当該化学物質を含む成分情報の伝達を必須とする。 法規制等が含有を制限する 濃度未満 当該化学物質の情報伝達は不要とする。任意の伝達が可能。 法規制等の対象⽤途に⽤いられない ことが明らかな場合 chemSHERPAの⾃主基準 0.1wt%以上 当該化学物質を含む成分情報を、 chemSHERPAの⾃主基準に基 づいて伝達する。 chemSHERPAの⾃主基準 0.1wt%未満 当該化学物質の情報伝達は不要とする。任意の伝達が可能。 •管理対象物質は、有害性等を根拠とした法規制等の対象となっている物質であることから、原則と して、企業機密(CBI)の対象にならないと考える。 動画責任ある情報伝達
サプライチェーンにおける授受される、chemSHERPAの製品含有化学物質情報は、す
べてが「責任ある情報伝達」である。
[化学品] 化学品の成分情報の伝達における「責任ある情報伝達」として、供給者からの情報や⾃社の知⾒に基づ き、可能な限りの努⼒による情報を伝達する。化学品の成分情報を伝達する者は、「責任ある情報伝達」 に即した情報であることを化学物質管理責任者※が承認(オーソライズ)した情報を伝達する。 [成形品] 成形品の成分情報の伝達における「責任ある情報伝達」として、供給者からの情報や⾃社の知⾒に基づ き、可能な限りの努⼒による情報を伝達する。成形品の成分情報を伝達する者は、「責任ある情報伝達」 に即した情報であることを承認(オーソライズ)した情報を伝達する。選択したエリアにおいて参照される法 規制等の対象となる管理対象物質については、成分情報の伝達閾値以上含有される全ての物質について、 情報を伝達する。 成形品の遵法判断情報の伝達における「責任ある情報伝達」として、成形品の供給者として、供給先に対 し、「エリア」によって規定される基準に基づいて材料宣⾔する。エリアに基づく遵法判断情報のレベルは、エリ アにおいて参照される法規制等が規定する要求レベルに応じたものとなる。 [共通] 川上側からの伝達情報等で知り得た情報を、⾃社で情報量を削ることなく、確実に川下側に伝達する。 全ての調達品の情報を、全ての供給者から⼊⼿できるとは限らないため、⾃社の有する知⾒や科学的な知 ⾒などの情報を加えるなどの合理的な努⼒により作成して情報を伝達する。 39 動画 (※権限委譲された者でも良い)データ作成⽀援ツール(概要)
化学品ツール 業種横断的な利⽤を想定 • [成形品]成分情報と各業界等が設定する範囲(エリア)の遵法 判断のための情報の2つのレベルを設定 • [成形品]エリアの設定情報の外部リスト化するなど、複数の エリアを想定した設計 提供型と依頼回答型の両⽅を想定 • ⾃ら情報を作成して提供する提供型、依頼情報を読み込み情報 を追記して回答する依頼回答型のどちらも可能 • 1製品1ファイル(⼀品⼀葉)だけでなく、複数製品を1ファイル (多品⼀葉)で依頼/回答することも可能 従来スキームからの継続性に配慮 • JAMP(AIS, MSDSplus)、JGPSSIの各データの読み込み可能 • JAMP(AIS, MSDSplus)、JGPSSIの情報項⽬を網羅 • 成分⼊⼒画⾯は、AIS、MSDSplusのインターフェイスを踏襲 • 出⼒データフォーマットは、IEC624674のxmlスキーマを採⽤ • [成形品]AISの複合化機能も継承 • [成形品]IEC62474の物質リストに対応(エリアとしてIEC 62474を選択した場合) • [成形品]IEC62474の必須情報項⽬を網羅(承認者情報など) ⼊⼒しやすいインターフェースとデータ作成⽀援機能 • 物質や除外項⽬は⼀覧から検索して⼊⼒することが可能 • 作成済みデータの取り込み機能 • [成形品]成分情報からエリアの遵法判断情報へのデータ変換機能(変換可能な部分のみ) 項⽬ 化学品ツール 成形品ツール 出⼒情報 •成分情報 •成分情報 •遵法判断情報(エリア を指定した場合) 成分情報の ⼊⼒⽅法 •物質名、含有率 •部品・マテリアルごとの物質名、含有率 複合化機能 •なし •あり 成形品ツールchemSHERPAへの移⾏
移⾏のための準備と想定される作業
41 範囲 (取り扱う製品や業態、企業規模、川上/川中/川下により異なる)chemSHERPAへの移⾏で想定される検討・準備事項 •chemSHERPA 運⽤スケジュール •従来スキーム 運⽤スケジュール 企業内 グループ企 業・関係企 業内 • chemSHERPA情報伝達スキームの把握 • データ作成⽀援ツールを⽤いた情報作成⽅法の把握 • chemSHERPAの基本的な考え⽅などの情報の共有 • 従来スキームで作成された情報のchemSHERPAへの変換 • 製品含有化学物質管理・情報提供に関わる業務の⾒直し (社内規定やマニュアル、⼿順書等の改定) • 社内ITシステム等の改修 など B2B (川上側) • 製品の供給先(顧客)におけるchemSHERPAへの移⾏スケジュールの確認、データ提供開始時期の調整 など B2B (川下側) • サプライヤへのchemSHERPAによるデータ提供依頼、データ授受の開始時期の調整 など 業界団体等 • 必要に応じて、個別の製品分野における製品固有の事情等に業界として対応するためのデータ作成の指針等の検討・ 作成 などchemSHERPA運⽤・展開のスケジュール
(2018以降は想定)
2016年度
2017年度
2018年度
上期
下期
上期
下期 上期 下期
管理対象物質リスト
化学品&成形品
データ作成
⽀援ツール
対外情報発信、
普及活動(セミナー)
(国内外)
管理ガイドライン
整備(改訂:6⽉/12⽉)
ツール整備(改訂:7⽉/1⽉)
正コンバータ運⽤
逆コンバータ運⽤
⼀般向け(東,名,阪)
海外向け(タイ他)
業界団体向け
セミナー(適時⾒直し)
(JIS Z 7201改訂検討への参画)★
☆
正コンバータ:JAMP MSDSplus/AIS,JGPSSI → chemSHERPA 逆コンバータ:JAMP MSDSplus/AIS,JGPSSI ← chemSHERPA
当⾯継続 6⽉JAMP従来ツール の利⽤期限 12⽉ JAMP従来物質 リストの最終更新 |提供停⽌
寄稿, 講演, webサイト等
JIS Z 7201に応じた改訂検討製品含有化学物質情報伝達スキームの共通化の推進
2015.10
JGPSSI/Ver.4
JAMP MSDSplus
JAMP AIS
その他の書式
chemSHERPA
さまざまな製品分野 サプライチェーン全体 グローバル化 国際標準との整合 432016.4
chemSHERPAデータ作成⽀援ツール
説明資料
chemSHERPA事務局
[データ作成⽀援ツール(互換ソフトウェア)] 所定のデータフォーマットへのデータの書き込み・閲 覧等のためのソフトウェア。運営組織から提供される 基本機能データ作成⽀援ツールのほか、パッケージ・ ソフトウェアや社内システム等の活⽤も想定。
I. データ作成⽀援ツールの⽬的と位置づけ
45Ⅱ. データ作成⽀援ツールの特徴
業種横断的な利⽤を想定
成分情報と各業界等が設定する範囲(エリア)の遵法判断のための情報の2つのレベルを設定 複数のエリアを想定した作り、エリア情報の外部リスト化
提供型と依頼回答型の両⽅を想定
⾃ら提供データを作成/依頼情報を読み込み情報を追記して回答を作成のどちらも可能 ⼀製品⼀ファイル(⼀品⼀葉)だけでなく、複数製品を1ファイル(多品⼀葉)で依頼・回答することも可能
IEC62474準拠
IEC62474の物質リストに対応(エリアとしてIEC 62474を選択した場合) 出⼒ファイルのデータ形式は、IEC62474のXMLスキーマを採⽤ IEC62474の必須情報項⽬を網羅(承認者情報の追加など)
従来スキームからの継続性に配慮
JAMP(AIS, MSDSplus)、JGPSSIの各データの読込み及びchemSHERPAフォーマットへの変換可能 JAMP(AIS, MSDSplus)、JGPSSIの情報項⽬を網羅 成分⼊⼒画⾯は、AIS, MSDSplusのインターフェイスを踏襲し、 AISの複合化機能も継承
⼊⼒しやすいインターフェースとデータ作成⽀援機能
物質や除外項⽬は⼀覧から検索して⼊⼒することが可能
作成済みデータの取り込み機能
Ⅲ. 2つのデータ作成⽀援ツール
chemSHERPA化学品データ作成⽀援ツール chemSHERPA成形品データ作成⽀援ツール 画⾯イメージ 使⽤想定ユーザ 化学物質や混合物を提供する事業者 成形品を提供する事業者 伝達情報(出⼒) CI : Chemical Information ・ビジネス情報 ・成分情報 AI : Article Information ・ビジネス情報 ・成分情報 ・遵法判断情報(エリア選択時) chemSHERPA AI chemSHERPA AI chemSHERPA CI chemSHERPAAI 川上 (原材料メーカ) 川中 川下(最終セットメーカ) 化学品 混合物 原部品 サブアセンブリ 完成品 chemSHERPA CI chemSHERPACI chemSHERPAAI chemSHERPA AI chemSHERPAAI chemSHERAAI chemSHERPA CI AI : Article Information CI : Chemical Information 複合化 全体的 に⽔⾊ 系トーン 47 動画 chemSHERPA CI chemSHERAAI 全体的 に⻩⾊ 系トーン chemSHERPA-CI 成分表 基本情報 1.製品情報 2.発⾏者・承認者会社情報 3.製品中の管理対象物質含有状況 4.成分情報 LRLRLRLRLRLRLRICIC 010203040506070102 108-88-3 0.2% 1D 14808-60-7 15.0% D 5.管理対象基準の詳細 LR01 LR02 LR03 LR04 LR05 LR06 LR07 IC01 IC02 統合バージョン 1.00.00 整理番号 A0001234-1 初版 作成⽇付2013-09-26 都道府県(ローカル)東京都 物質リストバージョン D8.00ツールバージョン chemSHERPA-C1.00.01 承認 承認⽇付2015-01-01 会社ID 登録機関ID 製品名接着剤01A 製品品番000-000-000 メーカ名JAMP株式会社 シリーズ品名 会社名 英字SupplyCompany ローカル供給会社 国 管理対象基準 任意 報告 DUNS 会社ID987654321 部署名CSR Div. 役職Staff 担当者名HanakoTANTO 番地(ローカル)テスト町 1-2-3 Tokyo Japan/⽇本 都道府県(英字) 市町村(英字)Chiyodaku 番地(英字)1-2-3 test EU RoHS指令 Annex II 2011/65/EU トルエン コメント 製品中の管理対象物質情報に関する宣⾔ 1.本製品は管理対象基準に掲載される管理対象物質を含有します 物質名 CAS番号最⼤含有率コメント 発⾏部⾨ 電話番号123-456-789 内線番号 メールアドレス[email protected] 市町村(ローカル)千代⽥区 承認者名Taro SHONIN 郵便番号100-0011 ⽯英(結晶) IEC62474 IEC62474 D8.00 部署名CSR Div. 役職Senior Manager 承認部⾨ EU REACH規則 SVHC 2012-06-15 GADSL 2015 GADSL Reference List Version 1.1 EU REACH規則 Annex XVII EUNo 628/2015 EU POPs規則I 2012-06-20 ⽶国 有害物質規制法(TSCA) 40 CFR 763 EU ELV指令 2011/37/EU 管理対象基準名 制定・改訂 ⽇本 化学物質審査規制法 2014-03-19 chemSHERPA CIⅣ. 化学品データ作成⽀援ツール
chemSHERPA CI 外部リスト JAMP MSDSplus (ver4.x) (コンバート取込*1) 帳票 (Excel) 【⼊⼒⽀援機能】 ○外部リストでマスタ化された情報の選択⼊⼒ 物質 ○物質検索機能 CAS番号、物質名(⽇英中)の部分⼀致 検索、該当法令での絞り込み 等 ○作成済CIの引⽤ 製品への作成済みデータ引⽤/追加取込 (*1:時限的機能) (表⽰⾔語:⽇・英・中) 【⼊⼒】 【出⼒】 正規ファイル エラーがなく、承認済みの製品含有化学物質情報 依頼ファイル 依頼する製品の情報と依頼者の情報 ⼀時ファイル 作成途中のファイル(サプライチェーンでの流通は不可) 【外部リスト】 ○検索⽤物質リスト ○材質リスト ○⽤途リスト 等を管理 動画Ⅳ. 化学品データ作成⽀援ツール ー 主な画⾯構成と⼊⼒項⽬
基本情報画⾯ 依頼者情報 発⾏者・承認者情報 製品情報 成分情報画⾯ 物質(とその含有率) 画⾯ 内容 ⼊⼒情報項⽬ 基本情報 画⾯ 発⾏者・承認者情報 会社名、住所、担当者名、担当者連絡先、承認者名、承認⽇、作成⽇ 等 製品・部品情報 製品名、製品品番、メーカ名、発⾏⽇ 等 依頼者情報 会社名、住所、担当者名、担当者連絡先、 依頼⽇、回答期限 等 成分情報 画⾯ 製品含有化学物質情報 物質名、含有率 管理対象物質の含有有無 等 49Ⅴ. 成形品データ作成⽀援ツール
chemSHERPA AI 外部リスト JGPSSI JAMP AIS (ver4.x) (ver4.xx) (コンバート取込*1) chemSHERPA-AI(成分情報) 製品品番 製品名 確定⽇時 対象エリア 製品質量(g)材料質量総計(g) 製品質量に対 する材料総計 ⽐(%) 統合バ ン KLM7890タクトスイッチ IEC62474 0.286 0.286 100 1.00. 名称(階層) 員数(階層) 名称(部品) 員数(部品) ⽤途(材質)分類記号(材 質) 名称(材質) 質量(材質) 単位(材質)公的規 質) ハウジング 1 1.⺟材 N499 フィラー(充填 102 mg ISO10 1.⺟材 R312 銅合⾦ 77.63 mg JISH3 6.(表⾯処理系S002 ニッケルめっき 0.08 mg JISH8 6.(表⾯処理系S012 銀めっき 0.29 mg JISH8 1.⺟材 R312 銅合⾦ 13.79 mg JISH3 6.(表⾯処理系S012 銀めっき 0.21 mg JISH8 フレーム 1 1.⺟材 R111 ⾼合⾦鋼 30 mg JISG4 ステム 1 1.⺟材 P529 その他の熱可塑 62 mg ISO10 材質情報集計結果 分類記号 材質名称 質量(g) N499 フィラー(充填 0.102 R312 銅合⾦ 0.09142 S002 ニッケルめっき 0.00008 S012 銀めっき 0.0005 R111 ⾼合⾦鋼 0.03 ターミナル 1 メタルコンタクト 1 帳票*2 (Excel) *2:画⾯(基本/成分/ 遵法判断)単位 【⼊⼒⽀援機能】 ○外部リストでマスタ化された情報の選択⼊⼒ 物質/材質/適⽤除外 等 ○物質検索機能 CAS番号、物質名(⽇英中)の部分⼀致 検索、該当法令での絞り込み 等 ○成分情報の複合化 調達部品のAIを統合 ○作成済AIの引⽤ 製品への作成済みデータ引⽤/追加取込 ○成分情報→遵法判断情報変換 成分情報から指定されたエリアの遵法判断 情報に変換(⼀部対象外) (*1:時限的機能) (表⽰⾔語:⽇・英・中) 【⼊⼒】 【出⼒】 chemSHERPA AI 正規ファイル エラーがなく、承認済みの製品含有化学物質情報 依頼ファイル 依頼する製品の情報と依頼者の情報 ⼀時ファイル 作成途中のファイル(サプライチェーンでの流通は不可) 【外部リスト】 ○エリア情報 ○検索⽤物質リスト ○材質リスト ○⽤途リスト ○換算係数 等を管理 動画Ⅴ. 成形品データ作成⽀援ツール ー 主な画⾯構成と⼊⼒項⽬
基本情報画⾯ 依頼者情報 発⾏者・承認者情報 製品・部品情報 成分情報画⾯ 遵法判断情報画⾯ 階層ー部品ー材質ー物質 画⾯ 内容 ⼊⼒情報項⽬ 基本情報 画⾯ 発⾏者・承認者情報 会社名、住所、担当者名、担当者連絡先、承認者名、承認⽇、作成⽇ 等 製品・部品情報 製品名、製品品番、メーカ名、質量、報告単 位、発⾏⽇ 等 依頼者情報 会社名、住所、担当者名、担当者連絡先、 依頼⽇、回答期限 等 成分情報 画⾯ 階層→部品→材質→物質の構造を持つ製品 含有化学物質情報 階層、階層員数、部品、部品員数、材質、 材質質量、物質名、材質あたり含有率、適 ⽤除外コード 等 遵法判断 情報画⾯ エリアにおける遵法判断情報 報告ID毎の含有判定(Y/N)、含有率、含有量、⽤途コード、使⽤⽤途、使⽤部位 等 51
ツールの⼊⼿
chemSHERPウェブサイトからダウンロード https://chemsherpa.net/chemSHERPA/english/tool/ ①ダウンロードしたzipファイルを解凍(Unzip)。 IAA.zip(成形品)またはICA.ZIP(化学品)および 操作マニュアル、⼊⼒マニュアルが同梱されています。 ②IAA.zip(成形品)またはICA.ZIP(化学品)をさらに解凍(Unzip)。
ツールの起動
chemSHERPA¥Article¥Article.exe (成形品)またはchemSHERPA¥Chemical¥Chemical.exe(化学品)をクリック。
実⾏環境
分類 バージョンOS Microsoft Windows Vista、7、8、8.1
画⾯解像度 XGA(1024×768)以上(推奨環境:1280×800以上)
Windowsフォントサイズ ⼩、中(推奨環境:⼩)
Microsoft .Net Framework Full版 4.0、4.5
Microsoft Excel 2007、2010、2013 .net 4.5 検索
Ⅵ.ツールの⼊⼿と起動
※解凍した後に、外部ファイルやフォルダなどの構成変更、名称変更、移動、削除をしないで下さい。起動できなくなる可能性 があります。
Ⅶ. 想定業務フローシナリオ
業務 提供型 依頼回答型 概要 提供側企業が自らデータを公開 依頼企業の依頼に対して、作成済の データ(または新規に作成したデータ)を 送付 依頼企業の依頼データに、提供企業が データを記入して送付 手順 ①提供企業は、データを作成し、ホーム ページ、ITシステム等で公開 ②依頼企業は、公開された場所から必要 に応じてダウンロードしてデータを入手 ①依頼企業が、提供企業に対してメール や電話等でデータの提供を依頼 ②依頼を受けた提供企業は、作成済の データを利用、または、データを新規に 作成(データ引用も含む)し、依頼企業に 提供 ①依頼企業が、条件指定(依頼者型番、 エリア等)した依頼データを提供企業(サ プライヤ等)に送付 ②提供企業は、①の依頼データに回答を 追記して、依頼企業に送付 ホームページ ITシステム等 提供企業 依頼企業 提供企業 依頼企業 ② ② ① 依頼企業 提供企業 ② ① ① シナリオ(1) (次ページ) (次々ページ)シナリオ(2) chemSHERPA AI/CI chemSHERPAAI/CI chemSHERPAAI/CI
(回答) chemSHERPA AI/CI (依頼) 53
Ⅶ.想定業務フロー シナリオ(1)提供型
[D1]発⾏者情報、 作成⽇、エリアの⼊⼒ [D2]製品情報の⼊ ⼒・確定 [D3]成分情報の⼊ ⼒・確定 データ作成者 承認者 提供 [D5]エラーチェック [D11] →出⼒ [D9]承認者情報、 承認⽇の⼊⼒ [D7]⼀時保存データ の読み込み 提供企業 [D4]遵法判断情報 の⼊⼒・確定 [D6] →ファイル出⼒ [D8]製品、成分、遵 法判断情報の確認 [D10]エラーチェック e chemSHERPA AI/CI (テンポラリー) chemSHERPA AI/CI (正規) D4は成形品のみ 承認 一時保存Ⅶ.想定業務フロー シナリオ(2)依頼回答型
データ作成者 承認者 依頼者 [R1] ]依頼者情報、 依頼⽇、エリアの⼊⼒ [R2]依頼製品情報の⼊ ⼒ [D7]作成済み データの取り込み 回答 依頼 回答 回答企業 依頼企業 [R3]依頼データの出⼒ [D1]発⾏者情報、 作成⽇、エリアの⼊⼒ [D2]製品情報の⼊ ⼒・確定 [D3]成分情報の⼊ ⼒・確定 [D5]エラーチェック [D4]遵法判断情報 の⼊⼒・確定 [D8]承認者情報、 承認⽇の⼊⼒ [D7]⼀時保存データ の読み込み [D9]製品、成分、遵 法判断情報の確認 [D10]エラーチェック e e chemSHERPA AI/CI (依頼) D4は成形品のみ 55 [D11] →出⼒ [D6] →ファイル出⼒ chemSHERPA AI/CI (テンポラリー) chemSHERPA AI/CI (正規) 承認 一時保存Ⅷ.(参考)成形品ツール: 成分情報の⼊⼒のポイント
主な⼊⼒情報
情報 項⽬ 階層 部品 材質 物質 任意報告 名称 員数 名称 員数 ⽤途 分類および名称 (&単位)質量 規格 コメント 物質名 CAS 含有率材料あたり(%) コメント 必須 /任 意 任意(原部品は 不要) 必須 必須 必須 任意 任意 必須 必須 必須 任意 任意 ⼊⼒ 形式 全⾓⽂字列 数値 全⾓⽂字列 数値 選択式 選択式 数値 (単位:選択 式) 全⾓⽂字 列 全⾓⽂字列 半⾓英数字 (検索画⾯で選択 して⼊⼒も可) 半⾓英数字 (検索画⾯で 選択して⼊⼒ も可) 数値 全⾓⽂字列 チェックボックス ⼊⼒ 内容 成形品 の成形 品名/ 原部品 の成形 品名 各原部 品の投 ⼊量 部品名 称 部品の員数 材質の⽤途 材質(分類 コードと材質 名) 材質の質量 JIS規格 等、材質に 関する規 格番号 材質に関する コメント 物質名(表⽰⾔ 語にかかわらず英 語で⼊⼒) CAS番号ま たは物質群 番号 材質当たりの 重量濃度 物質に 関するコ メント 管理対象物 質以外の物 質を、任意 で報告する 場合にチェッ クを⼊れる 部品 材質 物質 (下記のうち、⾚字がchemSHERPA管理対象物質。これらに ついて閾値を超える場合、材質あたり含有率とともに報告。) 名称 員数 材質 質量 ① 端⼦ 15 りん⻘銅 0.03g 銅、スズ、りん スズめっき 0.6mg スズ ② 絶縁⼦ 1 PBT樹脂 0.5g PBT, 三酸化アンチモン、臭素系難燃剤TBBA ③ シェル 1 快削鋼 4g 鉄、鉛 ニッケルめっき 0.3mg ニッケル④ ジャンクションセル 1 ABS樹脂 5g ABS,三酸化アンチモン、臭素系難燃剤TBBA
⑤ ねじ 2 炭素鋼 0.2g 鉄、炭素 クロムめっき 0.2mg クロム
※材質合計が製品質量となるように報告(材質100%報告がルール)。
※物質については、chemSHERPA管理対象物質が、成分情報の閾値以上含まれている場合に、材料あたり含有率とともに報告。
材質の⼊⼒
①⽤途を選択 ②⽤途に応じて 表⽰される材質リ ストから選択 物質コード選択画⾯Ⅷ.(参考)成形品ツール : 成分情報の⼊⼒のポイント
57 1.母材 2.被覆 3.付着剤 4.内包剤 5.はんだ接 合 6.(表面処理 系)めっき 7.(表面処理 系)化成処理 8.(表面処理 系)溶射 高合金鋼 ○ 高合金鋳鉄 ○ 鉄鋼/鋳鋼/焼結 合金 ○ 非合金、低合金 鋼 ○ ○ 鋳造アルミニウ ム合金 ○ 鍛造アルミニウ ム合金 ○ 含鉛はんだ ○ ○ 非鉛はんだ ○ ○ 特殊金属(金) ○ ○ その他の特殊金 属(銀、パラジ ウム等) ○ チタン、チタン 合金 ○ その他の非鉄金 属 ○ セラミック ○ ○ ガラス ○ ○ その他無機化合 物 ○ ○ フィラー(充填 材)を含有する熱 可塑性樹脂 ○ ○ ○ PE ○ ○ ○ PP ○ ○ ○ PS ○ ○ ○ ○ アルミニウム めっき ○ 銅めっき ○ スズめっき ○ クロムめっき ○ ・ ・ ・ …. 材質用途 材質名称 分類記号 R111 R112 R101 R102 ・ ・ ・ R211 R212 ・ ・ ・ R351 R361 V421 V412 P398 P399 N720 N721 N498 N499 P511 P512 P513 ・ ・ S003 S004 S005 S006 材質の⽤途分類と材質の関係(⼀部) 材質は選択式。chemSHERPA材質リストはJAMP材質リストを継承。 物質の⼊⼒
以下のどちらかの⽅法で物質を⼊⼒。 ①「選択」ボタンを押下し、物質検索画⾯で、物質を検索して選択する。 ②成分情報画⾯にCAS番号を直接⼊⼒して、「物質情報更新」ボタンを押下する。 ※物質名称は、様々な名称があり得るため、CAS番号での管理を推奨。 ※chemSHERPA管理対象以外の物質を報告する際は、成分情報画⾯にCAS,名称を直接⼊⼒し、「任意報告」にチェック。 物質によって、管理対象基準に関わる適⽤除外や物質⽤途の⼊⼒(選択式)が必要。 ①の場合、引き続いて除外項⽬や物質⽤途の選択画⾯がポップアップ。②の場合、⾃動的にポップアップしないので、該当する欄をクリックして除外項⽬や物質⽤途を選択することが必要。 「材料あたり含有率」を⼊⼒。含有率に幅がある場合は、最⼤含有率とする。Ⅷ.(参考)成形品ツール : 成分情報の⼊⼒のポイント
物質検索画⾯ CAS番号、 EC番号、 英名、和名で検索可 (部分⼀致)。 対象基準で 絞り込みして 検索することも 可。 ⼊⼒した物質の規制情報が表 ⽰される。(表⽰フラグの意味は、 物質リスト説明書参照) chemSHERPA管理対象以外 の物質を報告する際は、成分情 報画⾯にCAS,名称を直接⼊ ⼒し、「任意報告」にチェック。 鉛及びその化合物 、カドミウム及びその化合物 、六価クロム、PBB, PBDE, PFOS, DBT, DOT, UVCBとなる 可能性のあるSVHC対象物質適⽤除外、物質⽤途等の ⼊⼒が必要な物質
Ⅷ.(参考)成形品ツール: 遵法判断情報の⼊⼒(エリアIEC62474)のポイント
IEC62474の物質リスト
• EU改正RoHS指令、EU REACH規則 制限対象物質、EU REACH規則 認可対象物質お
よびその候補物質(いわゆるSVHC)、EU POPs規制、⽶国 TSCA、⽶国カリフォルニア州 プ ロポジション65、中国RoHS、⽇本 化審法⼀特など、様々な国・地域の法規制、業界基準な どを根拠。 • 電気・電⼦製品に含有し得る物質を選定して収載。 • 同じ物質でも、報告⽤途や報告閾値が異なれば、別IDを付与。 • 報告閾値の分⺟は共通ではない(製品中、均質材料中、部品中など)。 ID 物質(群)名 参照法規制 報告用途 報告閾値
00021 鉛/鉛化合物 EU_RoHS, 中国RoHS, US/CA電⼦製品に含まれる有害物質規制、J-Moss, EU_REACH制限物質 電池、ケーブル、⼦供⽤製品を除く全製品 均質材料中の鉛の0.1重量%(1000ppm)
00022 鉛/鉛化合物 US_消費者製品安全改善法 主として12歳以下の⼦供向けの消費者製品 製品中の鉛の0.01重量%(100ppm) 00023 鉛/鉛化合物 US_消費者製品安全改善法 玩具及び⼦供向け製品の塗料⼜は表⾯塗装 表⾯被覆材中の鉛の0.009重量%(90ppm) 00024 鉛/鉛化合物 US/CA Proposition 65 熱硬化性/熱可塑性樹脂で被覆された電線・ケーブル⼜はコード 表⾯塗装中の鉛の0.03重量%(300ppm) 00025 鉛/鉛化合物 EU_バッテリ指令、中国規格 GB-24427-2009; 電池 電池中の鉛の0.004重量%(40ppm) 00038 フタル酸ビス(2-エチルヘキシル) (DEHP) EU_RoHS、EU_SVHC 全製品 均質材料の0.1重量%(1000ppm) 表:IEC物質リストの⼀部抜粋 報告閾値の異なる2つの 法規制を根拠にしているが、 より厳しい閾値を採用 同じ物質でも、報告⽤途や報 告閾値が異なれば、別ID 59 化合物の濃度ではなく、特定の元素として の濃度が閾値になっている場合もある。
⼊⼒情報
情報項⽬ 含有判定 含有率(ppm) 含有量 ⽤途コード 使⽤⽤途 使⽤部位 コメント 必須/任意 必須 含有判定が「Y」の場合にのみ必須 任意 ⼀部必須 任意 任意 任意 ⼊⼒形式 Y or N(選択式) 数値単位はmg/g/kgから 選択 数値 選択式 ⽂字列(全⾓半⾓混在 可) ⽂字列(全⾓半⾓混在可) ⽂字列(全⾓半⾓混在可) ⼊⼒内容 Y or N (⾃動変換機能を 使⽤した場合は EntryY or N) 「報告閾値」の分⺟に 合わせた含有率 製品当たり含有量およびその単位 適⽤除外または物 質⽤途(選択 式) 化学物質を使⽤した意 図 化学物質を使⽤した部位 遵法判断情報の報告IDと 対応する化学物質(群)に 関するコメント ⼊⼒単位 報告IDごとに1つ 「報告閾値」が材質(部品)あたりの場合は、報告IDと対応する化学物質(群)を報告閾値以上含む材質(部品)だけ⾏を追加して報告。 含有判定は IDごとに1つ 含有判定=Yとなる均質 材料毎に⾏を分けて報告 含有判定=Yとなる部品 含有判定=Nの場合、以降の ⼊⼒は不要(不可)Ⅷ.(参考)成形品ツール: 遵法判断情報の⼊⼒(エリアIEC62474)のポイント
含有判定(Y/N)の考え⽅
「報告⽤途」に該当し、「報告閾値」以上当該物質を含有している場合は「Y」 「報告⽤途」に該当していても、含有率が「報告閾値」未満の場合は、「N」 「報告閾値」以上含有していても、「報告⽤途」に該当しない場合は、「N」 「報告閾値」以上含有していて、「報告⽤途」に該当するか不明の場合は、「Y」(安全側の判断) 適⽤除外の範囲で含有している場合でも、含有判定は「Y」(あくまでも「報告⽤途」と「報告閾値」で判定) 「成分→遵法判断情報」変換機能を⽤いた⼊⼒
成分情報をもとに、遵法判断情報を⾃動設定する機能(⼀部限界あり) 本機能は、「⽀援機能」であり、変換結果についての確認は必要。 本機能を使った場合は、含有判定は「EntryY」または「N」となる。「EntryY」はユーザがあらためて「YまたはN」を再 選択する必要がある。 EntryY:「Yの可能性がある」という意味。Ⅷ.(参考)成形品ツール: 遵法判断情報の⼊⼒(エリアIEC62474)のポイント
61 「成分→遵法判断情報」変換機能の限界
変換の条件 ・報告閾値が「製品」「部品」「材質」あたりの割合で⽰されているもの。 ※ただし、「報告⽤途」は考慮されない。 変換ができないもの ・報告閾値が特定部品 例 「電池中の鉛の0.004%」「基板中の臭素の含有合計で0.09%」「表⾯塗装中の鉛の0.03%」など) ・報告閾値の単位が特殊なもの 例 「1μg/m2(PFOAの合計として)」 →製品中に対象物質が含まれていれば「EntryY」、含まれていなければ「N」となる。(含有率等は設定されない) →報告閾値の分⺟に合わせた濃度と報告⽤途を考慮してユーザが判定。含有判定=「Y」となる場合は、含有率等を⼊⼒。 報告⽤途にかかわらず、報告閾値のみで含有判定を⾏っている。そのため、 報告⽤途に該当しない場合は「EntryY」を「N]に修正する必要がある。 製品中に対象物質が含まれていれば「EntryY」、含まれてい なければ「N」となる。(含有率等は設定されない)。Ⅷ.(参考)成形品ツール: 遵法判断情報の⼊⼒(エリアIEC62474)のポイント
「成分→遵法判断変換」機能 は、限界をご理解の上、⼊⼒ ⽀援機能としてご利⽤ください。 chemSHERPAにおける製品含有化学物質の情報伝達の原則が、「製品含有化学物質情報の利 ⽤ルール」に⽰されています。chemSHERPAを利⽤する組織は、サプライチェーンにおける 確実かつ効率的な情報伝達のために、利⽤ルールを理解し、遵守して下さい。 データ作成⽀援ツールを使⽤される際には、操作マニュアル、⼊⼒マニュアル、FAQ等を必ず ご覧ください。 •データ作成⽀援ツールは、chemSHERPAのウェブサイトより無料でダウンロードできます。 •利⽤ルール、操作マニュアル、⼊⼒マニュアル等のドキュメントも、ウェブサイトより、ダ ウンロードできます。 データ作成⽀援ツールは、法規制や業界基準の更新への対応や、機能の追加・改善のために仕 様が変更される可能性があります。そのため、本動画とは部分的に異なる可能性もあります。 ドキュメントも、必要に応じて改定が⾏われます。 chemSHERPAの最新情報、最新のデータ作成⽀援ツールやドキュメントは、ウェブサイトで 確認してください。 免責事項:データ作成⽀援ツールが提供する情報および作成されるデータ等については、 chemSHERPAは⼀切責任を持ちません。提供する情報の内容の⼀切の責任は利⽤者にありま す。