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シールドトンネル工事における 大深度立坑での土砂圧送施工事例

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Academic year: 2021

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4 施工

*シンガポール営業所ケーブルトンネル(出)(現:九州(支)福岡住吉シールド(出))  **シンガポール営業所ケーブルトンネル(出) ***国際事業本部技術部土木設計課

高永光太郎* 三ツ井敦史**

上田幸生***

▶キーワード:土砂圧送排土方式,大深度立坑,土圧式シールド,工程短縮

Case study adopting soil pumping system at a deep shaft in TBM project

シールドトンネル工事における 大深度立坑での土砂圧送施工事例

概要

○ ズリトロ揚重方式では 1 日最大 9 リングの進捗であったが,土砂圧送排土方式を使用したことにより 1 日最大 12 リング の進捗を達成した.

○ ロコ 1 編成当り(ズリ函 4 函)のズリ処理時間を約 40%短縮した.

○ 最大月進 336 m を達成した.(ズリトロ揚重方式では最大月進 208 m)

○ 深度 60 m の圧送が可能であることと,OA 層に土砂圧送排土方式が適していることを確認した.

成果

総延長 5.5 km、掘削外形 6,910 mm のトンネルを 2 台のシールドマシンにて施工するトンネル工事において,ズリトロ揚 重方式による施工を行っていたが,ズリ処理に想定以上の時間を要し工程に遅れが生じた.そこで工程短縮を目的として,当 初計画していたズリトロ揚重方式に替えて,深度 60  m の大深度立坑に土砂圧送排土方式を採用した.土砂圧送ポンプは,最 大圧送能力 140  m3/ 時間,最大吐出圧 5.9  MPa(型式 MSP1414)を,シルトミキサーは最大輸送量 120  m3/ 時間(型式 MSM-07T)のものを使用した.

本論文は,この深度 60  m の大深度立坑に採用した土砂圧送排土方式に関して,施工上の課題や土砂圧送排土方式の採用に いたった経緯,対象土質の特長などを含めた施工結果,技術的内容について報告するものである。

写真− 3

圧送ポンプ、シルトミキサー設置状況 写真− 1 切羽写真

坑口〜 480 m 付近

写真− 2 切羽写真 坑口〜 1600 m 付近

図− 1 土砂圧送設備配置平面図 図− 2 土砂圧送設備配置図

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