家 兎骨 髄 体外 組 織 培養 に於 け る蛋 白代 謝 の研究 第2編
14
0
0
全文
(2) 1686. 藤. 井. 即 ち 家 兎 に ベ ン ゾ ー ル,サ ポ ニ ン,コ ラ ル ゴ ー ル ,フ ェ ニ ー ル ヒ ドラ チ ン等 の 投 与 を 行 い, 又 レ 線 照 射,瀉. 血 等 を 行 い,そ. 幸. 雄. 第3節 第1編. の 骨髄 の体 外. 組 織 培 養 を 行 う こ と に よ り蛋 白 代 謝 を 動 的 に. に同 じ.. 第4節. 第3章. 実 験材 料並 び に 実験 方 法. 第1節. 実 験 動 物 に は 体 重2.0kg内. 第1項. 外 の白色 雄性 家. に述 べ る如 き方 法 で実 験的 貧. 血 家 兎 を 作 製 し た.対. 実 験 成 績. 以 下 対 照 は総 て健 康 家 兎骨 髄 であ る.. 実 験動 物 作 製 法. 兎 を 使 用 し,次. 組 織 増 生 の観 察 方 法. 第1編 に 同 じ.. 観 察 せ ん と試 み た. 第2章. 蛋 白分 劃 測 定 方 法. 照 に は 体 重2.0kg内. 外. (1)急. べ ン ゾー ル 貧血 家 兎. 性 ベ ン ゾー ル貧 血 家 兎. 末 梢 血 液像 は第1表 第1表. の如 く,著 しい 低色 素. 急性 ベ ン ゾール 貧血 家 兎末 梢 血 液像. の 白 色 雄 性 家 兎 を 使 用 し た. 第1項 (1)急. ベ ン ゾー ル貧 血 家 兎 性 ベ ン ゾール 貧 血 家 兎. 精 製 さ れ た べ ン ゾ ー ル をpro 日 皮 下 注 射 を 行 い,約30日 (2)慢. kg 0.3cc,毎. に 及 ん だ.. 性 ベ ン ゾー ル貧 血 家 兎. ベ ン ゾ ー ル をpro を 行 い,約3ケ 第2項 0.2%サ. kg 0.4cc,隔. 下 注 射 を 行 い,約30日 第3項. 培 養 す るに比 較 成 長 価 は第1図. kg 3cc,毎. 日皮. の如 く, 3日. 急性 ベ ン ゾー ル 貧血 家 兎 比 較成 長価. コ ラル ゴー ル 貧血 家 兎. 日静 脈 注 射 を 行 い,約30日 第4項. kg 0.5cc,毎. に 及 ん だ.. フ ェ ニ ー ル ヒ ドラ チ ン 貧 血 家 兎 ェ ニ ー ル ヒ ドラ チ ン 溶 液 をpro. 1cc,連. 第1図. 間 投 与 し た.. ラ ル ゴ ー ル 溶 液 をpro. 1%フ. 性 貧 血 と白血 球 減 少 を 来 してい る.網 赤 血球 に は差 を認 めず.骨 髄 は 肉眼 的 に 殆 ん ど赤味 を 失 い,又 頗 る柔 軟 で 組織 の弾 力性 を失 う.. 月 に 及 ん だ. サ ポ ニ ン貧 血 家 兎. ポ ニ ン 溶 液 をpro. 1%コ. 日皮 下 注 射. 続4日. 間 皮 下 注 射 し,終. 了 後3日. kg 目. に 使 用 し た. 第4項 (1). レ線 照 射家 兎. 1000r. 1回 照 射 家 兎.. 1000rを1回 (2). 300r連. 300rを. で 対 照 の18.2に. 全 身 照 射 し た. 続 照 射 家兎. 毎 日 全 身 照 射 し, 10日 間 実 施 し た.. 第6項 (1)急. 性瀉 血家 兎. pro kg. 20ccを. 採 取 し,. 5. (2)慢. 性瀉 血 家 兎. pra kg. 10ccを. 第1編. 対 し14.5と. 下 ア と記 す)は. れ に 対 し580.0mg%と. なつ. 3, 4図 の 如 く,ア ル 起 始270.0mg%. で 対 照 は520.0mg%に. 増 加 し,こ. 増 加 し,や. や増 加率. グ ロ ブ リ ン(以 下 グ と記 す)は 起 始380.0mg. 耳 静 脈 よ り毎 日 採 取 し, 20. %で,培. 血 中 止 後4日. 培 養 例 で は704.8mg%と. 培養方法. に 同 じ.. 白 分 劃 で は 第2,. 中等 度 増 生低 下. が 高 い.. 日 目 に 使 用 した.. 第2節. 5日 で は 対 照23.0に. た.蛋. よ り3日. 耳 静 脈 よ り1回. 日 間 に 及 ん だ.瀉. を み,. ブ ミ ン(以. 瀉血貧血家兎. 対 し て13.2で. 目 に 使 用 し た.. 養3日. つ て い る. い た.. で は 対 照750.9mg%に. 対 し,. な りグ 増 加 率 は 劣. 5日 で もや は り グ 増 加 率 は 劣 つ て.
(3) 家 兎 骨髄 体 外 組 織 培養 に於 け る蛋白 代 謝 の研 究 第2図. 急性 ベ ン ゾー ル 貧血 家 兎の. 第4図. 急性 ベンゾール貧血家 兎の γ‑グ,フ. 総 蛋 白,ア,グ. 第3図. 1687. 急性 ベ ン ゾー ル貧 血 家 兎 の. 第2表. ィ. 慢性 ベ ン ゾー ル 貧 血 家 兎 末 梢 血 液像. α, β‑グ. か く破 壊 し や す い.培 第5図. の 如 く,. 日で は23.1に 第5図. 養 す るに比 較 成 長価 は. 3日 で 対 照22.7に. 対 し8.5と. な り,著. 対 し8.1,. 5. 明に劣つて. 慢 性 ベ ン ゾー ル 貧血 家 兎 比 較成 長 価. a及 び β‑グ に は 特 別 の 差 が 認 め ら れ な か つ た. γ‑グ は3日 274.2mg%と. で 対 照350.6mg%に. 対 し. 著 明 な 増 加 率 の 低 下 を み た.フ. ィブ リ ノ ー ゲ ン(以. 下 フ ィ と記 す)は. 培養例. では僅 か に増 加す る のみ で 対 照 との差 は著 し い. (2)慢. 性 ベ ン ゾー ル貧 血 家 兎. 末 梢 血 液 像 は 第2表. の 如 く,著. 両 血 球 の 減 少 が み ら れ,網 143‰. い る.蛋 明 な 赤,白. 赤 血 球 は12‰ よ り. と な り著 明 な 増 加 が み ら れ た .骨. 一見 ゼ リー様 を呈 し. ,真. 髄 は. 紅 の 色 調 を 滞 び,軟. く,ア. 白 分 劃 像 の推 移 は 第6,. は 培 養3日. し495.6mg%で 770.3mg%に. 7,. 8図 の 如. で は 対 照414.7mg%に. 対. 増 加 率 高 く,グ. は3日. で. な り,グ. の. 対 し684.4mg%と. 増 加 率 は 低 下 し て い る.. 5日. で は ア の対 照.
(4) 1688. 藤. 492.0mg%に mg%に. 対 し556.0mg%,グ. 対 し834.0mg%と. 井. で は903.0. 幸. 雄. 第8図. 慢 性 ベ ン ゾー ル 貧 血 家 兎 の. な つ た . α‑グ は. γ‑グ,フ. ィ. や や 減 少 し, β‑グ は 対 照 に 比 し や や 増 加 し て い た.. γ‑グ は3日. し397.2mg%, 460.0mg%と. で 対 照474.0mg%に. 対. 5日 で は572.0mg%に な つ て い る.フ. 対 し. ィは 殆 ん ど増 加. を 示 さ な か つ た. 第6図. 慢 性 ベ ンゾー ル 貧 血 家 兎 の 総 蛋 白,ア,グ. 第3表. サ ポ ニン 貧 血 家 兎末 梢 血 液像. 所 を み る. 培 養 す る に 骨 髄 の 増 殖 は 組 織 片 に よ り区 々 第7図. 慢 性 ベ ン ゾー ル 貧血 家 兎の. で あ つ た.こ. α, β‑グ. 18.1に. 対 し15.1で. 第9図. し た.蛋. サ ポ ニ ン貧 血 家 兎. 末 梢 血 液 像 は第3表. の如 く,赤,白. 両 血球. 対 し13.3,. の如 く 5日 で は. 比 較的 正常 に近 い値 を示. サ ポ ニ ン貧 血 家 兎比 較 成 長価. 白 分 劃 像 の 推 移 は 第10,. の 如 く,ア. 第2項. れ を 平 均 す る と,第9図. 3日 で は 対 照 の15.0に. は3日. 11, 12図. で は 対 照384.1mg%に. 対 し414.2mg%,. 5日 で は494.3mg%に. 対 し531.5mg%と. な り,グ. の705.0mg%に. は3日. 対 し675.8mg%,. で対 照 5日 で. の減 少 が み られ る,骨 髄 は 肉 眼 的 に 赤味 を 失. 880.7mg%に. い,横 断 面 に は所 々 島嶼 状 に赤 味 を 帯 び た 箇. や や 劣 る け れ ど も 比 較 的 に 増 加 率 が 高 い.α. 対 し838.5mg%と. 増 加 率は.
(5) 家 兎 骨髄 体 外 組 織 培養 に於 け る蛋 白 代謝 の研 究. 第10図. サ ポ ニ ン貧 血 家 兎 の総 蛋 白,ア,グ. 1689. 及 び β‑グ で は 対 照 に 比 し α‑グ の 減 少, の や や 増 加 を 示 し た. γ‑グ は3日 405.1mg%に. 対 し382.4mg%,. 495.3mg%に. 対 し425.2mg%を. 減 少 し て い る.フ. β‑グ. で 対 照 5日 で は. 示 し,や. や. ィは や や 低 値 を 示 し た が 比. 較 的 増 加 率 が 高 い. 第3項. フ ェ ニ ー ル ヒ ドラ チ ン 貧 血 家 兎. 末 梢 血 液 像 は 第4表. の 如 く,一. 様 に 赤,白. 両 血 球 の減 少 を 来 し て い る. 第4表. フ ェニー ル ヒ ドラ チ ン 貧 血 家 兎末 梢血 液 像. 第11図. サ ポ ニ ン 貧 血 家 兎 の α, β‑グ. 比 較 成 長 価 は 第13図 の 如 く,培 養3日 照 の18.0に. 対 し7.3,. 5日 で は21.0に. で対 対 し. 10.1で 著 明 な 骨 髄 機 能 の 低 下 が み られ た .蛋 白 分 劃 像 の 推 移 は 第14, は3日. 5日 で は431.3mg%に り,グ. は3日. 16図 の 如 く,ア 対 し507.2mg%,. 対 し539.1mg%と. で707.5mg%に. 5日 で は817.7mg%に る.即. 15,. で 対 照471.5mg%に. な. 対 し596.8mg%,. 対 し739.8mg%と. な. ち 対 照 に 比 し グ 増 加 率 は 著 明 に 劣 る.. α‑グ は 大 差 な く, β‑グ は や や 低 下 す る. γ‑グ は 著 明 に 低 下 し, 第12図. サ ポ ニ ン 貧 血 家 兎 の γ‑グ,フ. ィ. 270.0mg%, 332.0mg%と. 3日 で345.0mg%に. 対 し. 5日 で は425.0mg%に. 対 し. な る.フ. ィ も又 著 明 に 低 下 し て. い る.. 第13図. フ ェニ. ル ヒ ドラ チ ン. 貧血 家 兎 比 較 成 長 価.
(6) 1690. 藤. 第14図. 井. 幸. 雄. フ ェ ニ ー ル ヒ ドラ チ ン 貧 血. 第16図. フ ェ ニ ー ル ヒ ドラ チ ン 貧血. 家 兎 の 総 蛋 白,ア,グ. 家 兎 の γ‑グ,フ. 第17図 第15図. ィ. コ ラル ゴ ー ル貧 血 家 兎比 較成 長価. フ ェ ニ ー ル ヒ ドラ チ ン貧 血 家 兎 の α, β‑グ. 5日 で は18.1に. 対 し10.0で. 著 明 に劣 つ て い. る. 蛋 白 分 劃 像 の推 移 は 第18, 第18図. コ ラル ゴー ル 貧 血 家 兎. 末 梢 血 液像 は第5表. の如 く,赤,白. 両 血球,. 血 色 素 量,網 赤血 球 共 に殆 ん ど同 程 度 に減 少 を 示 した.骨 髄 は 暗 赤 褐 色 を呈 し,硬 さは 殆 ん ど正常 で あつ た.培 養 す るに 比 較 成 長価 は 第17図 第5表. の如 く, 3日 で は 対照14.1に 対 し8.1, コ ラル ゴ ー ル 貧 血家 兎末 梢血 液 像. 20図 の 如 く,. コ ラル ゴー ル貧 血 家 兎 の 総 蛋 白,ア,グ. 第4項. 19,.
(7) 家 兎 骨髄 体 外組 織 培 養 に於 け る蛋 白 代謝 の 研究 第19図. コ ラ ル ゴ ー ル 貧 血 家 兎 の α, β‑グ. 第6表. 1000γ 1回 照 射 家 兎 末 梢 血 液像. に 比 較 成 長 価 は3日 5日 で は22.0に を 示 し,蛋. 1691. で 対 照 は19.3に. 対 し11.2で. 白 分 劃 で は 第21,. 対 し9.3,. 著 明 に発 育低 下 22,. 23,. 24図 の. 如 く,対 照 に 比 し て ア 増 加 率 は や や 高 く,グ 増 加 率 は 減 少 を 示 し て い る.即 照 の グ は555.7mg%に. ち3日. では 対. 対 し518.9mg%,. 日 で は778.5mg%に. 対 し695.4mg%と. 5 な る.. α‑グ は 対 照 に 比 しや や 減 少, β‑グ の 軽 度 増 第20図. コ ラ ル ゴ ー ル 貧 血 家 兎 の γ‑グ,フ ィ. 加 あ り, γ‑グ は や や 減 少 を 示 し た.フ. ィも対. 照 に 比 し又 軽 度 の 減 少 を 示 し て い る. 第21図. ア は3日 %,. 5日 で は634.4mg%に. グ は3日 %,. で 対 照 の523.1mg%に. 第22図. 時 対 し582.6mg. で 対 照 の761.9mg%に. 対 し712.4mg 対 し918.8mg%. とな り,グ 増 加 率 は 劣 る. α 及 び β‑グ で は 殆 ん ど対 照 と大 差 を み な か つ た が, γ‑グ で は 3日 で435.2mg%に で は442.3mg%に. 対 し387.2mg%, 対 し430.3mg%と. や 低 値 を 示 し て い る.フ. 5日 な りや. ィ も又 増 加 率 が や や. 劣 つ て い た. 第5項. レ線照 射家 兎. (1)1000r. 1回 照 射 家 兎. 培 養 前 の 末 梢 血 液 像 は 第6表 軽 度 の 赤,白. の 如 く,極. 両 血 球 の 減 少 を 来 す,培. 1回 照 射 家 兎 比 較 成 長 価. 1000r. 1回 照 射 家 兎 の. 総 蛋 白,ア,グ 対 し682.2mg%,. 5日 で は941.6mg%た. 100r. く. 養 する.
(8) 1692. 藤. 第23図. 1000r. 井. 1回 照 射 家 兎 の α, β‑グ. 幸. 雄. 第25図. 300r. 第26図. 10回 照 射 家 兎 比 較 成長 価. 300r. 10回. 照射 家 兎 の. 総 蛋 白,ア,グ 第24図. (2)慢. 1000r. 1回. ィ. 性 レ線 照 射 家 兎. 毎 日300r,. 10日 間 連 続 照 射 家 兎 の 培 養 前. の末 梢 血 液像 は第7表 第7表. 照 射 家 兎 の γ‑グ,フ. の如 く,赤 血 球 数 及 び. 300γ 10回 照 射 家 兎 末 梢 血 液 像. 血 色 素 量 の減 少 と白 血 球 の 著 明 な減 少 を 示 し て い る.骨 髄 は 膠 様 で や や 硬 く,灰 白色 を 呈 す.培 養 す るに 増 生 は 殆 ん どな く(第25図), 蛋 白 分 劃 に 於 て は第26, 27, 28図 の如 く,対 照 に 比 して ア の 増 加 及 び グ の著 明 な減 少 を 示. 第27図. 300r. 10回 照 射 家 兎 の α, β‑グ.
(9) 家 兎 骨髄 体 外組 織 培養 に 於 け る蛋 白代 謝 の研 究. 第28図. 300r. 10回. 照 射 家 兎 の γ‑グ,フ. 第30図. ィ. し, α及 び β‑グ の軽 度 増 加, γ‑グの 減 少 を. 第31図. 1693. 急 性瀉 血 貧血 家 兎 の総 蛋 白,ア,グ. 急 性 瀉 血 貧 血 家 兎 の α, β‑グ. 示 してい る,フ ィは殆 ん ど増 量 を示 さ なかつ た. 第6項 (1)急. 瀉 血 貧血 家 兎 性 瀉血 貧 血 家兎. 培養 前 の 家 兎末 梢 血 液像 は第8表 の 如 く, 赤 血 球,血 色 素量 の軽 度減 少,白 血 球 の 増 加 第8表. 急 性 瀉血 貧血 家 兎 末 梢血 液 像. を示 し,網 赤 血球 の著 明 な増 加 を 呈 した.培 養 す るに 比 較成 長 価 は第29図 の 如 く, 3日 で 第29図. 対 照10.6に. 急性 瀉 血 貧血 家 兎比 較 成 長 価. 対 し14.6,. 5日 で は12.1に. 16.8と な り組 織 増 生 は 優 つ て い る .蛋 の 推 移 は 第30,. 31,. 32図 の 如 く,ア. 対 し 白分 劃. は3日. で. 第32図. 急 性 瀉 血 貧 血 家 兎 の γ‑グ,フ. ィ.
(10) 1694. 藤. 対 照473.1mg%に. 対 し425.1mg%,. 井. は583.2mg%に. 5日 で. 対 し521.1mg%と. 照 よ り劣 る.グ. は3日. し735.0mg%と. 優 り,. に 対 し919.0mg%と. 幸. 雄. 第34図. 慢 性 瀉血 貧血 家 兎 の総 蛋 白,ア,グ. な り,対. で 対 照707.0mg%に. 対. 5日 で は882.0mg% な る. α‑グ は 対 照 に. 比 し や や 増 加 し, β‑グ は や や 減 少 を 示 し た. γ‑グ は3日 473.0mg%を. で 対 照 の451.0mg%に. 示 し,や. 対 し. や 増 加 し て い る.フ. ィ. も又 や や 増 加 を 示 し て い る. (2)慢. 性 瀉 血貧 血 家 兎. 培 養 前 の 末 梢 血 液 像 は 第9表. の 如 く,赤,. 白 両 血 球 の 減 少 を 示 し て い る.培 第9表. 養 す るに 比. 慢 性 瀉 血 貧 血 家 兎 末 梢 血 液像 第35図. 較 成 長 価 は 第33図 の 如 く, に 対 し18.2,. 3日 で 対 照 の13.3. 5日 で は15.2に. 明 な 組 織 増 生 を 示 し て い る.蛋 34,. 35,. 対 し20.1で. 著. 白分 劃 では 第. 36図 の 如 く,ア 増 加 率 の 対 照 に 対 す. る 減 少,グ. の 増 加 を 示 し, α‑及 び β‑グ は 殆. ん ど差 を 認 め ず,. γ‑グ は 著 明 に 増 加 し て い. る.フ. で は 対 照 の50mg%に. ィ も又5日. 80mg%と. 慢 性 瀉 血 貧 血 家 兎 の α, β‑グ. 対 し. な り著 明 に 増 量 し て い る.. 第33図. 慢性瀉血家兎比較成長価. 第36図. 第4章. 総括並びに考按. 骨髄 に 於 け る造 血 機 能 と蛋 白代 謝 に関 し, そ の機 能 亢 進 の際 に グ及 び フ ィの 増 加 を認 め, 従 つ て骨 髄 は グ及 び フ ィの 有 力 な る産 生 母地. 慢 性 瀉 血 貧 血 家 兎 の γ‑グ,. フィ.
(11) 家 兎 骨 髄 体外 組 織 培 養 に於 け る蛋 白代 謝 の研 究. 1695. は更. ぼ 一 致 して い る.何 れ に して も この程 度 の短. に造 血 機 能 との 関 係 を 一 段 と 明 らか に す る た. 期間 投 与 では 骨髄 の蛋 白代 謝 に 及ぼ す 影 響 は. め に 実 験 的 に 家 兎 に 種 々 の 貧 血 を 起 さ し め,. 非 常 に 少 い.こ. で あ る こ とを 前編 に 於 て 詳 述 し た が,私. の 事 は 富37),小. 山23),渡. これ が 蛋 白 代 謝 の 面 に 如 何 な る 影 響 を 及 ぼ す. 辺63)等の述 べ てい る如 く,ベ ン ゾー ル に 対 す. か を 観 察 し た.. る造 血 巣 の感 受 性 が個 体 に よ り異 り,又 再 生. (1)ベ. 現 象 が 速 か で あ るか ら同一 個 体 に 於 て も破 壊. ン ゾー ル 貧 血 家 兎. ベ ン ゾール は 白血 球 顆粒 細 胞 系を 選 択 的 に 障 碍 し,末. 梢 血液 に顆 粒細 胞 減 少 を 来 す こ と. は1911年Selling94)に. よ り実 験 的 に 証 明 さ れ,. そ の 後 相 次 い でNeamann88), 多 々 羅32),志. 麻26),小. が 見 られ た が,そ. Pappenheim89),. 山23),富 塚37)等 の 発 表. の 成績 に 就 て もベ ン ゾー ル. と再 生 が 混 在 す る事 に原 因 して い る と思 わ れ る. 次 にベ ン ゾー ル 長期 間 投 与 家 兎 に 就 い て骨 髄 蛋 白代 謝 の研 究 を行 つ た 人 は未 だ これ をみ ない.中 村38)は長 期 ベ ン ゾー ル投 与(pro 4.4cc,隔. 日, 3ケ 月間 投 与)家. kg. 兎骨 髄 の被. は 骨 髄 に 於 け る 線 維 化 性 退 行 変 性 を 起 し,骨. 覆 培養 を行 い,骨 髄 の 増 生,偽 好酸 球 遊 走 速. 髄 性 細 胞 を 減 少 乃 至 消 失 せ し め る と言 う所 見. 度 に 著明 な低 下 を み,又 木村22)は該 家 兎骨 髄. に 於 て ほ ぼ 一 致 し て い る.し. の糖 消費 量 の著 明 な 低 下 を み て い る.私 の実. か し な が ら赤 血. 球 系 に 及 ぼ す 障 碍 の 程 度 に 就 て は,完 見 の 一 致 が 見 られ て お らず,富. 塚37),中. 全な意 村39). 等 は実験 的 に再 生 不 良性 貧血 の像 を 呈 す る ま でに至 る こ とを認 め て い るが,従 来 の 成績 を 一般的に 見れ ば,極 く少 量短 期 間投 与 では 赤. 験成 績 で もや は り著 明 な 増生 低 下,グ,就 中 γ‑グ,フ ィ増 加 率 の 著 しい 減 少 を み て い る. 即 ち これ は 骨髄 造 血 巣 の長 期間 投 与 に よ る完 全 な破 壊 を 意味 す る もの で あ り,又 骨 髄 に於 け る グ,フ. ィ産 生 は 殆 ん ど行 わ れ て い な い事. 血球は殆 ん ど変 化 な く,白 血 球 は そ れ に反 し. を意 味 して い る.又 ア増 加 率 が 対 照 に比 し著. て増 加 し,大 量 投 与 で初 め て貧 血 は 増強 し,. 明 に 高 くな つ て お り,之 は 骨髄 の 荒廃 に基 い. 骨髄 の実 質障 碍 並 び に成 熟 障 碍 を 来 し て い る. 一方教 室 中村38)はpro kg 0 .3cc 21回 連 続 投. て ア需 要 が 低下 し た事 を物 語 つ て い る.. 与家 兎の骨 髄 組織 被 覆 培 養 を 行 い,比 較 成 長. (2)サ. ポ ニ ン貧 血 家 兎. サ ポ ニ ン は一 種 の 溶 血 毒 に して そ の骨髄 に. 価,細 胞密 度 及 び遊 走 速 度 につ い て健 康 家 兎. 与 え る影響 は 投 与 量 に よ り異 り,富 塚37)よ. 骨髄 との間 に 差 を認 め ず,又 骨 髄 組織 像 で も 実質 の荒廃 を認 めて い な い.又 教 室 木村22)も. れ ば比 較的 少量 投 与 で は 実 質 の増 殖 を促 し, 一 般所 見 は後 述 の瀉 血 貧血 に類 似 し,比 較 的. 該家 兎 の骨髄 培養 に 於 け る糖 消 費 量 を 測定 し,. 大 量投 与 で は,一 方 で 実 質 の瀰 漫 性 壊 死 を 惹. 僅 か の低 下 を み てい るの み で あ る.ベ ンゾ ー. 起 す る と共 に 他 方 で は そ の増 殖 を 促 す と言 う.. ル投 与家 兎 骨髄 の生化 学 的研 究 は極 め て少 く,. 又 大 村16),森58)等 は サポ ニ ン衝撃 投 与 を 行 い,. 最近 の渡 辺63)によ る報告 が あ るの み で あ る.. 骨 髄 造 血巣 の破壊 を 起 さ しめ た と言 う.即 ち. 氏は ベ ン ゾール をpro kg 1cc, 6〜7日. 投 与24時 間 後 に 骨髄 では 未 熟 細 胞 は 殆 ん ど消. 間連. 続投 与 し,末 梢 血 の 著 しい貧 血 を 起 した時 期. 失 して,鬱 血,出 血 が極 めて 高 度 とな り,脂. に於 て骨髄 穿 刺 液 の蛋 白分 劃定 量 を行 い,残. 肪 細 胞 を除 く殆 ん ど全 て の間 隙 は 赤 血 球 で 充. 余窒 素が軽 度 増 加 し,総 蛋 白,グ は軽 度 に 減. 満 す る.し か し72時 間 を経 過 す る と再 生 の 徴. 少 し,特 に オ ィグ の減 少 度 が大 き く,グ そ の 他 の分劃 は 各 例 に よ り一 定 しな い と述 べ てい. を 示 す と言 つ て い る. 一 方 サ ポニ ン 貧 血 家 兎 の蛋 白代 謝 に 関 す る. る.私 の骨髄 培 養 成 績 に よれ ば グ及 び フ ィ増. 報 告 者 は 渡 辺63)のみ で あ る.氏 は サポ ニ ンの. 加率 の僅 か の低 下 が み られ,渡 辺63)とほ ぼ 一. 衝 撃 投 与 を 行 い,そ の骨 髄 穿 刺 液 の蛋 白分 劃. 致 した成 績 を得 てい る.又 骨 髄 機 能 の 状 態 か. を 測 定 し,総 蛋 白,ア の増 加,残 余 窒 素,フ. らみ れば教 室 中村38),木 村22)の実験 成 績 とほ. ィの減 少,殊 に フ ィの著 しい減 少 を 認 め,次.
(12) 1696. 藤. 井. 幸. 雄. の 造 血 再 生 期 に は総 蛋 白,ア は正 常 値 に 近 ず. り,そ の 本態 に就 い て 武藤57)はコ反復 注 射に. き残 余窒 素 は増 加 し,殊 に フ ィの著 しい 増 加. よ り,体 内何 れ か の臓 器 に 赤血 球 の抑留 が 起. を み,而. り,こ の血球 抑 留 が 持 続 す れ ば造 血 臓器 の萎. して グは 破壊 期 と同様 に 減 少 した値. を 示 す とい う.私 の組織 培 養 の成 績 で は グ,. 縮 が 起 る もの と推 察 し,更 に該 貧 血 動物 血 清. フ ィの増 加 は や や 劣 つ て い たが 殆 ん ど正常 に. 中 に催 貧 血性 物 質 が 存 在 す る と述 べ て い る.. 近 い値 を 示 して お り,ア の消 費 も対 照 と大 差. 又 小 宮24)はコ 貧血 は 骨髄 の萎 縮,出 血,網 内. が な かつ た.即 ち 渡 辺63)の造 血 再 生 期 に ほ ぼ. 系 封 鎖 に よる 貧血 に して,コ 反 復注 射 に よ り. 近 い値 を 示 して い る.こ の事 は 実 験 方 法 の差. 実 験 的 に再 生 不 良 性 貧 血 を起 し得 る と述 べ て. に も よ るで あ ろ うが,又 一 面 サ ポ ニ ン投 与 法. い る.コ 投 与 に よ る末 梢血 の貧 血 の程 度 は,. の 相 違 に よ る骨髄 実 質 の破 壊 像 の異 るた め と. 諸 家 の 採 れ る実 験 方 法 に よ りそ り成績 は区 々. 解 され る.即 ち氏 の方 法 に よる骨 髄 像 は 前述. で あ るが,私 の成 績 で は1%コ,. の 大 村16)等の所 見 に一 致 す る ものに して,私. 毎 日静注 し, 25日 に して著 明 な 赤 血球 系 の減. の 所 見 は所 謂 破壊 巣 と造 血 再 生 巣 の混 在 す る,. 少 を 示 した,白 血 球 数 は1例 に 於 て 増多 を 示. 而 も全 体 的 にみ れ ば ほ ぼ均 衡が 保 た れ て い る. した.. 状 態 に あ る もの の所 見 と解 され る. (3)フ. コ投 与 家 兎 の骨 髄 蛋 白代 謝 を論 じた者 は 未. ェニ ー ル ヒ ドラ チ ン貧 血 家 兎. フ ェ ニ ー ル ヒ ドラ チ ン(以 は 溶 血 毒 に し て,赤. pro kg 1.5cc. だ これ を み な い.私 の 成績 で は,コ 投 与 家 兎. 下 フ ェ と記 す). 血 球 の破 壊 作 用 を 有 す る. 骨髄 の体外 組織 培 養 で,組 織 の増 生 は著 明 に 劣 り,対 照 の1/2に 過 ぎな い.従 つ て又 之 に. こ とが 古 く よ り 知 ら れ, Heinz75),馬. 島51),. 伴 つ て ア の 増 加率 は 対 照 よ り著 明 に高 くな つ. 高 亀33)等 そ の 他 多 数 の 人 々 に よ り,高. 度の貧. て い る.一 方 グ,フ. 血 を 起 す こ とが 報 告 さ れ て い る.高 よ る と, pro kg か ら 赤,白. 亀33)等 に. ィの骨髄 産生 は 著 明 に抑 制. 頃. され て い る,教 室 中村38)は同様 コ投 与家 兎 骨. 赤 血球. 髄 の体 外 培養 で細 胞 遊 走速 度,細 胞密 度 を観. 3cc 1回 注 射 に て3〜6日. 両 血 球 の最 低 値 を 示 し,網. い る.即 ち グ,フ. ィの増 加 率 は 甚 だ劣 つ て. ち 貧 血 を 起 す と共. 察 し,何 れ も著 明 に 低 下 を み て お り,又 木. に 骨 髄 に 於 て は 細 胞 増 殖 が 旺 ん に 行 わ れ てい. 村22)も糖 消費 が 著 明 に 低下 す る こ とを認 め て. る こ と を 示 して い る.教. い る.私 の成 績 で は ほ ぼ べ長 期 投 与例 に 酷似. は 著 明 に 増 加 し て い る.即. 室 中 村38)は フ ェ 貧 血. 家 兎 骨 髄 の 組 織 培 養 を 行 い,フ. ェ大 量注 射 で. は 骨 髄 造 血 機 能 の 減 退 を 来 し,少. 量注 射 では. 機 能 亢 進 を 来 す こ と を 証 明 して い る.一. 方 フ. す る成績 を 得 て い る.即 ち私 の 成績 よ り按ず れ ば,骨 髄 造 血巣 の 著 しい萎 縮 を来 し,更 に 或 は網 内 系 の封 鎖 に よ りグ産 生障 碍 を 来 した. ェ貧 血 家 兎骨 髄 の 蛋 白代謝 に 関 す る文献 は渡. もの と解 され る.. 辺63)に よ る も の の み で あ る が,氏. の成 績 に よ. (5)レ. る と 骨 髄 穿 刺 液 の 総 蛋 白,ア,フ. ィの 増 加 を. 来 し,特. に フ ィ の 著 明 な 増 加 が あ る と言 う.. 線 照 射家 兎. 硬 レ線 照 射 の造 血臓 器 に 及 ぼ す影 響 に 関す る研 究 は, 1903年Heineck76)以. 来多 数 の業. こ の こ と は フ ェ少 量 投 与 に よ る 骨 髄 造 血 機 能. 績 が 見 られ る.硬 レ線 の頻 回 照 射 に よ り赤,. の亢 進 を 意 味 して い る.私. の 成 績 は 渡 辺63)の. 白両 血球 は減 少 し,骨 髄 に於 て は骨 髄 性 細胞. 成 績 と は 全 く相 反 す る.即. ち グ,フ. の破 壊,萎 縮 を来 し,そ れ は 白 血球 に 於 て特. ィ増 加 率. の 著 明 な 低 下 を 示 して お り,又 骨 髄 の 増 殖 も. に 著 し く,更 に網 内 系 細胞 は又 同様 萎 縮. 頗 る劣 り,従. 壊,融 解 等 の退 行 変性 を蒙 る と言わ れ る.教. つ て ア 消 費 も劣 つ て い た.こ. れ. 崩. は 投 与 量 の 差 に よ る も の と 考 え られ る.. 室橋 本43)はレ線 照 射 家 兎骨 髄 の培養 を行 い,. (4)コ. 骨髄 の著 しい機 能 低 下 を来 す こ とを発 表 して. ラ ル ゴ ール 貧 血 家 兎. コ ラ ル ゴ ー ル(以. 下 コ と記 す)反. 復注射に. よ り著 明 な 貧 血 を 来 す こ と は 周 知 の 事 実 で あ. い る.即 ち300r,. 10回 照 射 で は比 較成 長価,. 細 胞 密度 は零 を示 し,液 体 培養 では 赤血 球系.
(13) 家 兎骨 髄 体 外 組織 培 養 に於 け る蛋 白代 謝 の 研究. 1697. の多 少 の低 下 をみ てい る.又 教 室平31)はレ線. 形成 分 につ い て も又 血 漿蛋 白 につ い て も多 数. 照 射家 兎骨髄 の組 織 呼 吸 を 計測 し,著 しい機. の報 告 が あ る.こ れ ら に よ る と生 体 で大 量 の. 能 の低下 を み,木 村22)は同様 に 該 骨髄 の 組織. 血 液 損 失 が 起 る と,血 液 有 形 成 分 の 再 生 と血. 培養 に よ り糖 消 費 量 を 測定 し,や は り著 しい. 漿成 分 の再 生 とが 同時 に見 られ る もの で あつ て,こ の際骨 髄 並 び に肝 臓 の果 す 役割 は 実 に. 機能 低下 を 証 明 して い る. 一 方 レ線 照 射 家 兎 の 骨 髄 蛋 白 代 謝 を 観 察 し た 者 は 二 瓶47),渡. み に 照 射 し,ア. 能 状 態 と骨髄 の蛋 白像 に関 す る報 告 は 極 め て. 瓶47)は 骨 髄 の. 少 く,ご 瓶 氏47)によれ ば,骨 髄 に 於 て は造 血. ィの減. 機 能 の亢 進 と共 に蛋 白分 屑 中特 に フ ィが 活 溌. 辺63)は 全 身 照 射 に よ り ア. に生 産 され,之 が 流 血 中に 動 員 され る といわ. の 著 減,残. 少 を 来 す と い い,渡 は 著 減 した が,残. 余 窒 素,フ. 余 窒 素,フ. した と発 表 し て い る.私 照 射 で は,骨. れ も. 辺63)の 二 氏 の み で,何. 骨 髄 穿 刺 液 に 就 い て で あ る.二. 大 き い も ので あ る.瀉 血 貧 組 家 兎 の 骨髄 の機. ィは 却 つ て 増 加. の300r,. 10回 全 身. 髄 は 全 く荒 廃 し,代 謝 は 殆 ん ど. 行 わ れ て い な い.而. し て グ,フ. ィは産 生 され. れ る.又 土井36)は体 重pro kg 20ccの 瀉 血 を 行 つ て第5日. 目,即 ち 骨髄 の造 血 機 能 が 最 も. 盛 ん な時 期 の家 兎 に就 て 骨髄 蛋 白 質を 測 定 し た 結果,骨 髄 に於 て は総 蛋 白 質 の増 加 と共 に. て い な い 事 を 意 味 し て お り,渡 辺63)の 成 績 に. フ ィが著 増 し,同 時 に 軽 度 で あ るが総 グの 増. 相 反 す る.レ. 加,及 び ア の減 少 の傾 向 を認 め て い る.教 室. 線 照 射 に よる全 身蛋 白質 代 謝 の. 変 化 に つ い て はGustaff73)の. 研 究 が あ り,組. 沼 本41)は瀉 血 後5日. 織 の崩 壊 と, Metabolismsの. 変化を生ず ると. 著 しい機 能 亢 進 の 状態 を認 め,又. 強調 し, Selye96)は Alarming. レ 線 照 射 に よ り生 物 に. reactionsが. 起 り,こ. のた め 恐 ら く. 目の家 兎骨髄 を 培養 し, 中村38)は慢. 性 瀉血 貧 血 家 兎 の 骨髄 を 培養 し,や は り同 の 結果 を 得 て い る.又 教 室上 原6)は 瀉 血 貧 血. コー チ ゾ ン投 与 の 場 合 と 同 様 に 蛋 白 代 謝 に 変. 家 兎骨 髄 の呼 吸 解糖 作 用 の上 昇 を 認 め て い る.. 化 を 来 し,異 化 亢 進 合 成 抑 制 が 生 ず る も の と. 私 の実 験 成 績 か らみ て も,急 性 及 び 慢 性瀉 血. 述 ベ て お り,渡 辺63)は こ のSelye96)の. 共 に機 能 亢 進 を認 め,ア の消 費,グ,フ. の成 績 に 導 入 して,骨. 説 を彼. 髄 フ ィが そ の 造 血 巣 の. 産生 の 著 増 を 示 して い る.而. ィの. して これ は 二. 破 壊 に も か か わ ら ず 軽 度 増 加 して い る の は,. 瓶47),土 井36)の報告 と一 致 す る もの で,骨 髄. か か る理 由 に よ る も の で あ ろ う と説 明 して い. が グ,フ. る.然. 層確 実 に 示 して い る.. し 私 の 成 績 に 於 け る フ ィ,グ. の著 減 は. ィの 有 力な 生産 基 地 で あ る こ とを 一. 已 に機 能 荒 廃 を 受 け た 骨 髄 組 織 よ り何 ら の 蛋. 第5章. 白 産 生 を も来 さ な い 事 を 直 接 に 証 明 し た もの. 結. 論. で あ り,之 は 全 身 蛋 白 新 陳 代 謝 と は 全 く別 個. 以 上 私 は 骨髄 体外 組織 培 養 法 に よ り実験 的. の も の で あ り,骨 髄 穿 刺 液 の 蛋 白 と は 自 ら 意. 貧 血 家 兎 骨髄 の蛋 白代 謝 を観 察 し,次 の 結果. 義 を 異 に す る.即. を得 た.. ち穿 刺 液 蛋 白 の変 化 は骨髄. そ の もの の 代 謝 に よ る も の か,或. は組 織 の 崩. (1)ベ. ン ゾール 短 期 間 投 与 家 兎骨 髄 の ア. ,壊が 関 与 す る も の か ど うか を 判 然 区 別 出 来 ず,. 消 費,並 び に グ,フ. 実 質 的 代 謝 と断 言 す る に は 靴 下 〓 痒 の 感 を 禁. た.次 に ベ ン ゾール 長 期間 投 与 家 兎 で は 骨髄. じ得 な い.以. の荒 廃 甚 し く,ア の消 費 劣 り,グ,フ. 当然 の 事 で,渡. 上 よ り渡 辺63)の 成 績 と 異 る の は 辺63)の 方 法 に 比 し,な. お一 層. 明 確 に 骨 髄 蛋 白 代 謝 の 実 相 を 窺 い 知 り得 た と 考 え る. (6)瀉. ィの産 生 は や や 劣 つ て い ィの 産. 生 を 殆 ん ど示 さな か つ た. (2)サ. ポ ニ ン投 与家 兎 で は 健 常 家 兎 と殆. ん ど差 を 認 め な か つ た. (3)フ. 血貧血家兎. 生 体 に 於 て 大 量 の 血 液 損 失,並. びに そ の 恢. 復 期 に 於 け る 血 液 の 変 化 に 関 し て は,そ. の有. ェエ ール ヒ ドラチ ン投 与 家 兎 で は. 骨髄 の 機 能 低下 をみ,ア. の消 費 は 劣 り,グ,. フ ィの 産 生 は 著 明 に 劣 つ て い た..
(14) 1698. (4)コ. 藤. 井. 幸. 雄. ラ ル ゴ ー ル 投 与 家 兎 で は や は り骨. 髄 機 能 頗 る低 下 し,ア. の 消 費,グ,フ. (6)瀉. ィの 産. 生 は 著 明 に 劣 つ て い た. (5)レ 廃 し,ア. 性 共 に アの 消. ィの 産 生 が 尤 ま つ て い た .. 擱 筆 す るに臨 み 終 始御 懇 篤 な る御 指 導 と御校 閲 を. 線 照 射 家 兎 で は 骨 髄 の 機 能 全 く荒 の 消 費,グ,フ. 血 家 兎 で は 急 性,慢. 費 及 び グ,フ. 賜 りた る平 木 教授 並 び に大 藤 助教 授 に深 謝す.. ィ の 産 生 は 全 くみ ら. (文献 は 巻 尾 に一括 記載 す). れ な か つ た.. Studies. on. the. Protein. Metabolism. Marrow. Culture Part. The. Protein. Metabolism. of the. Explanted. Bone. in Rabbits Two. of the Anemic. Bone. Marrow. in Experimental. Rabbits By. Yukio Department. of Internal. Medicine. (Director:. Prof.. Fujii Okayama Kiyoshi. University. Medical. School. Hiraki). The protein metabolism of the bone marrow in experimental anemic rabbits had been studied with explanted bone marrow culture (Carrel flask method) and the following results were obtained: (1) The consumption of albumin and the production of globulin and fibrinogen, have been found to have rather decreased in the bone marrow of the rabbits given benzol for a short period of time. Next, in the case of the rabbits given benzol for a longer period of time. hypolasia of the bone marrow has been quite marked, namely, the consumption of albumin is low and production of globulin or of fibrinogen can hardly be noticed. (2) In the rabbits given saponin, the findings have been almost identical with those of the normal. (3) In the rabbits administered with phenylhydrazin or collargol, the marrow functions are low, the consumption of albumin slack, and the, production of globulin and fibrinogen has been markedly low. (4) In the rabbits irradiated by x-rays, the marrow function have been completely deteriorated; namely, neither the consumption of albumin nor the production of globulin and fibrinogen can at all been seen..
(15)
関連したドキュメント
[r]
【結果および考察】全白血球および各血球系のキメリズムは、移植片の割合と同様
[r]
GPI‑anchored protein deficient T cells on patients with aplastic anaemia and low‑risk
The 111 In-Cl 3 uptake pattern detected by SPECT/CT was similar to the 18 F-FDG uptake pattern corresponding to the bone lesions on MRI.... an individualʼs sex and
In the tissue culture of bone-marrow from the guinea pigs injected daily with 0.8 mg testosterone per 100 g body weight consecutively for 24 days to the total of 70 mg testosterone,
..:~.~.:=-.= lOO-fold dilution - - IO-fold dilution - - original extract Bone Marrow Cells Exposed to Phospholipid of Irradiated Animal 51 The wandering velocity of
[r]