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IRUCAA@TDC : The effect of concentrated growth factor on rat bone marrow cells in vitro and on calvarial bone healing in vivo

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

The effect of concentrated growth factor on rat

bone marrow cells in vitro and on calvarial bone

healing in vivo

Author(s)

武田, 侑大

Journal

歯科学報, 117(1): 68-69

URL

http://hdl.handle.net/10130/4179

Right

Description

(2)

論 文 内 容 の 要 旨 1.研 究 目 的

Concentrated growth factor(CGF)は白血球・血小板由来の成長因子を含む完全自己血由来のフィブリン生 体材料の一つで,骨再生への応用が期待されている。CGF に関する研究は少なく,過去の in vitro 研究は CGF 抽出液のみや,抽出液をのぞいたフィブリン膜のみを使用している。本研究は十分な可溶性因子を含ん だ CGF の培養ラット骨髄細胞に対する効果を検索することを目的とした。さらに,in vivo においてラット頭 蓋骨欠損に移植した CGF の影響を検索した。

2.研 究 方 法

フィブリンを有する CGF と platelet-poor plasma gel(PPP gel)をラット血液から生成した。In vitro では, CGF と PPP gel を約30µm の厚さに凍結薄切し,直径13.5mm の cell disc 表面にコートした。次いで,ラッ ト骨髄細胞を各試料上に播種し,無血清培地を用いて培養した。In vivo では,ラット頭蓋骨に直径3.8mm の 骨欠損を作製し,CGF,PPP gel を移植した。また,移植なしをコントロールとした。

3.研究成績および考察

In vitro において CGF および PPP gel 上のラット骨髄細胞のストレスファイバーは non-coat 群と比較して伸 展傾向がみられたが,CGF と PPP gel 群間で明らかな差はみられなかった。CGF 群の細胞増殖と骨芽細胞分 化は他の2群と比較して高かった。In vivo において CGF 群の新生骨形成量は他の2群と比較して有意に高 かった。 In vitro において,CGF および PPP gel 群で顕著な細胞伸展がみられたことはフィブリンなどの足場形態に よると考えられる。CGF および PPP gel 群とも類似した足場形態にもかかわらず CGF 群において細胞増殖活 性および骨芽細胞分化が有意に高いのは,血小板・白血球由来の成長因子によるものと考えられた。また,in vivo においても CGF 移植群は他の2群と比較して有意な骨再生を示した。CGF はフィブリン構造から応用後 すぐに消失せず,少なくとも9∼13日にわたって成長因子を徐放することが報告されており,骨再生において 長期的に良好な環境を提供すると考えられた。 4.結 論 CGF のフィブリンおよび可溶性因子は in vitro においてラット骨髄細胞の初期伸展,増殖,骨芽細胞分化を 氏 名(本 籍) たけ だ ゆき ひろ

(東京都) 学 位 の 種 類 博 士(歯 学) 学 位 記 番 号 第 2079 号(甲第1292号) 学 位 授 与 の 日 付 平成27年3月31日 学 位 授 与 の 要 件 学位規則第4条第1項該当

学 位 論 文 題 目 The effect of concentrated growth factor on rat bone marrow cells in vitro and on calvarial bone healing in vivo

掲 載 雑 誌 名 The International Journal of Oral & Maxillofacial Implants 第30巻 5号 1187−1196頁 2015年 論 文 審 査 委 員 (主査) 矢島 安朝教授 (副査) 井上 孝教授 柴原 孝彦教授 齋藤 淳教授 山本 仁教授 歯科学報 Vol.117,No.1(2017) 68 ― 68 ―

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促進し,in vivo においてラット頭蓋骨欠損の骨治癒を促進した。 論 文 審 査 の 要 旨 平成26年5月13日(火曜日)に一次審査が行われた。最初に,学位論文の内容について武田大学院生より説明 があった後,⑴CGF の吸収について,⑵他家移植モデルを用いた理由について,⑶CGF 中の soluble factor と フィブリンの詳細について,⑷ALP 活性の変動について質疑がなされた。これらの質問について武田大学院 生より⑴CGF は移植部位により吸収動態は大きく異なるものの,本 in vivo 実験において2週経過時の組織標 本で観察されないことから,2週より以前に吸収したと考えられる。⑵同一個体から CGF 作成に必要な血液 量を採取すると著しい貧血状態になり,その後の創傷治癒に影響を及ぼすと考えられたため,本実験では同種 ラットの血液を用いた。しかし,臨床においては自家血液を必ず用いる必要がある。⑶in vitro の実験から CGF 中の白血球・血小板由来の成長因子およびフィブリンは共に細胞の増殖・分化を促進する事が示唆され る。⑷ALP は骨芽細胞分化の早期の指標であり,成熟した骨芽細胞はその発現が低下することが知られてい る。In vitro 実験では ALP 活性は培養7日でピークを示し,14日で低下したことから,骨芽細胞分化が生じた と考えられると概ね妥当な回答が得られた。さらに,タイトルを含め,用語,英文表記,図表の修正,文献の 記載方法等についての指摘がなされ,後日的確に修正された。

以上の結果,本研究は今後の歯学の進歩,発展に寄与するところ大であり学位授与に値すると判定した。 歯科学報 Vol.117,No.1(2017) 69

参照

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