平成 19年度
国語に関する世論調査
〔平成20年3月調査〕
文化庁文化部国語課
世 論 調 査 報 告 書
目 次
Ⅰ 調査の概要 ··· 1
Ⅱ 調査結果の概要
1.ほかの人の言葉遣いが気になるか ··· 3 2.国語が乱れていると思うか ··· 5
3.これからの言葉遣いの在り方 ··· 10
4.家庭での言葉のしつけ ··· 12
5.家庭で受けた言葉のしつけについての感想 ··· 16
6.中学生・高校生の言葉遣いの乱れ ··· 18
7.子供の言葉遣いに注意を与えるべき人 ··· 23
8.子供の言葉遣いに与える影響が大きい人やもの ··· 28
9.日本人の国語力についての課題 ··· 31
10.自分自身の国語力について自信の持てない点 ··· 34
11.国語力向上のための方策(個人) ··· 37
12.日本人の国語力向上のための方策(国・自治体) ··· 40
13.日本国内で外国人から話し掛けられた経験 ··· 43
14.日本在住の外国人が日本人と会話するときの使用言語 ··· 50
15.外来語や外国語などのカタカナ語の使用が多いと感じるか ··· 52
16.外来語や外国語などのカタカナ語の使用に対する印象 ··· 54
17.外来語の認知・意味の理解・使用 ··· 59
18.気になる言い方 ··· 73
19.慣用句の認識と使用 ··· 77
20.言葉の意味 ··· 84
Ⅲ 調査票 ··· 91
Ⅳ 標本抽出方法 ··· 103
Ⅴ 集計表 ··· 107
Ⅰ 調 査 の 概 要
調 査 の 概 要
1.調 査 の 目 的 現代の社会状況の変化に伴う,日本人の国語意識の現状について調査し,国語 施策の立案に資する。
2.調 査 項 目 (1)言葉遣いについて
(2)国語力について
(3)外国人とのコミュニケーションについて
(4)外来語の定着度
(5)慣用句等の言葉遣いについて
3.調 査 対 象 (1)母 集 団 全国16歳以上の男女個人
(2)標 本 数 3,000人
(3)抽出方法 層化2段無作為抽出法 4.調 査 時 期 平成20年3月1日~3月20日
5.調 査 方 法 調査員による面接聴取法 6.調査実施機関 社団法人 中 央 調 査 社
7.回 収 結 果 (1)調査対象総数 (100.0%)3,445(正規対象3,000,予備対象445)
(2)有効回収数(率)(57.3%)1,975(正規対象1,735,予備対象240)
<予備対象の使用>
1地点に3対象(東京都区部,大阪市については5対象)の予備対象を抽出 し,正規対象が不能(転居,長期不在,一時不在,住所不明,拒否等によっ て調査ができないこと)の場合,拒否を除いて,予備対象を使用した。
〔本報告書を読む際の注意〕
1.百分比は回答者(n)を 100%として算出し,小数点第2位を四捨五入したため百分比の合計が 100%にならない場合がある(「n」は各問いの回答者数を示す)。
2.1回答者が二つ以上の回答をすることができる質問(調査票では「M.A.」(Multiple Answers の略)と表示)では,回答率の合計が100%を超えることがある。
3.〔回答票〕という表示は,回答の選択肢を列挙したリスト(回答票)を対象者に示して,その中 から回答を選ばせる質問であることを示す。
4.「付問」は,前問で特定の回答をした一部の回答者のみに対して続けて行った質問である(調査 票では「SQ」(Sub-Questionの略)と表示)。
5.図表等に「-」と表示してあるのは,回答者がいなかった場合である。なお,「0.0」と表示して あるのは,回答者が1人以上いるが,百分比の小数点第2位を四捨五入した結果,「0.0」となった ものである。
6.本調査で用いた都市規模区分は次のとおりである。
大 都 市(東京都区部,政令指定都市)
中 都 市(人口10万人以上の市)
小 都 市(人口10万人未満の市)
町 村
7.本調査で用いた地域ブロック区分は次のとおりである。
北海道―――北海道
東 北―――青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県
関 東―――茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県 北 陸―――新潟県,富山県,石川県,福井県
中 部―――山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県 近 畿―――滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県 中 国―――鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県
四 国―――徳島県,香川県,愛媛県,高知県
九 州―――福岡県,佐賀県,長崎県,大分県,熊本県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県 8.調査結果の誤差の計算は,2段抽出法による標準偏差の計算式(信頼度95%)
n
P(1-P)
N-1 n 2 N
2 − •
±
で計算できる。上記の式について,N=母集団数 n=実回収数 P=回答率 である。
なお,
≒ 1 N-1
N-n
で計算できる。Ⅱ 調 査 結 果 の 概 要
1.ほかの人の言葉遣いが気になるか
問 1〔回答票〕あなたは,ふだん,ほかの人の言葉遣いなどが気になりますか。それとも,気になり
ませんか。この中から選んでください。
ふだん,ほかの人の言葉遣いなどが気になるかどうかを尋ねた。
「非常に気になる」が14.4%,「ある程度気になる」が56.6%で,両方を合わせた「気になる(計)」
は71.0%と約7割となっている。一方,「全く気にならない」が5.6%,「余り気にならない」が23.2%
で,これらを合わせた「気にならない(計)」は28.9%となっている。
地域ブロック別に見ると,「気になる(計)」の割合は,関東(75.4%)で7割台半ばと高くなってい る。一方,東北(56.8%)では,5割台半ばとなっている。
性別に見ると,「気になる(計)」(男性66.8%,女性74.6%)は,女性の方が高い。
性・年齢別に見ると,「気になる(計)」の割合は,女性の 30~50代で8 割台と高い。一方,男性の 60歳以上では,5割台後半と最も低く,「気にならない(計)」が4割強と高くなっている(図1参照)。
(%)
14.4 56.6 23.2 5.6 0.2
(n=1,975)
全く気にならない 分からない 非常に気に
なる 余り気に
ある程度 ならない
気になる 気に
(計)なる
気にならない
(計)
71.0 28.9
図1 ほかの人の言葉遣いが気になるか(地域ブロック別,性別,性・年齢別)
(1,975) 71.0 28.9
( 95) 69.5 30.5
( 139) 56.8 43.2
( 589) 75.4 24.4
( 106) 68.9 31.1
( 311) 71.7 28.0
( 309) 71.8 28.2
( 124) 71.0 28.2
( 65) 64.6 35.4
( 237) 69.6 30.4
( 912) 66.8 33.2
(1,063) 74.6 25.1
男 性 ・16~19歳 ( 31) 64.5 35.5
20~29歳 ( 78) 71.8 28.2
30~39歳 ( 126) 76.2 23.8
40~49歳 ( 142) 75.4 24.6
50~59歳 ( 157) 68.8 31.2
60歳 以 上 ( 378) 58.7 41.3
女 性 ・16~19歳 ( 49) 71.4 28.6
20~29歳 ( 99) 70.7 29.3
30~39歳 ( 148) 81.8 18.2
40~49歳 ( 164) 85.4 14.6
50~59歳 ( 196) 84.2 15.8
60歳 以 上 ( 407) 64.4 34.9
〔 性 ・ 年 齢 〕
〔 性 〕
北 海 道
東 北
関 東
北 陸
中 部
近 畿
中 国
四 国
九 州
男 性
女 性
総 数
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
14.4
10.5 15.1 15.4 13.2 12.5 14.9 14.5 10.8
16.0
14.3 14.5
9.7 17.9 11.1
14.8 15.9
6.1 10.1
15.5 12.8
20.9 13.8
56.6
58.9 41.7
59.9 55.7
59.2 57.0 56.5 53.8
53.6
52.5 60.1
54.8 53.8 65.1
60.6 52.9 44.7
65.3 60.6
66.2 72.6
63.3 50.6
27.6 19.5
13.5 12.2 14.3
25.1 0.7
14.0
20.3 28.3 27.3
26.3 22.4 34.1
29.0 24.9
25.2 20.7 25.3
25.6
21.8 22.9
21.4 24.6
23.4 23.2
2.4 1.5 5.6
5.5 10.8
4.8 2.9 7.7
2.8 3.7 15.8
5.3
9.8 5.6
5.6
6.5 2.6 2.4
2.8
7.1 6.1 3.0 4.7 8.3
-
- 0.2
-
0.3
-
-
- 0.3
-
- 0.8
-
-
-
- 0.2
-
-
-
-
-
- n (%)
分からない 全く気にならない
非常に気になる 余り気に
ある程度 ならない 気になる
気に なる
(計)
気にならない
(計)
2.国語が乱れていると思うか
問 2〔回答票〕あなたがふだんの生活の中で接している言葉から考えて,今の国語は乱れていると思
いますか。それとも,乱れていないと思いますか。この中から選んでください。
(「非常に乱れていると思う」「ある程度乱れて (「余り乱れていないと思う」「全く乱れて いると思う」と答えた人に) いないと思う」と答えた人に)
付問1〔回答票〕では,どのような点で乱れ 付問2〔回答票〕では,乱れていないと思う
ていると思いますか。この中から三つ のはどのような理由からでしょうか。
まで挙げてください。 この中からあなたの考えに最も近い ものを一つだけ挙げてください。
敬語の使い方 言葉は時代によって変わる
ものだと思うから
若者言葉 多少の乱れがあっても,
根本的には変わっていない と思うから
あいさつ言葉
(*1) いろいろな言葉や表現があ
る方が自然だと思うから 新語・流行語の
多用(*2) 正しい言葉遣いをしている
人が多いと思うから 発音やアクセン
ト その他
外来語・外国語
の多用(*3) 分からない
語句や慣用句・
ことわざの使い 方
手紙や文章の 書き方 その他
分からない
(%)
60.4 38.9
25.2 16.7 12.4 11.1 0.6 0.4
36.4 67.1 0 20 40 60 80
【5.5】
【19.6】
【6.8】
【0.7】
【30.5】
【27.6】
【7.1】
【0.2】
(n=1,570)
【56.0】
【53.3】
*1:平成14年度調査は「あいさつ」
*2:平成14年度調査は「新語・流行語」
*3:平成14年度調査は「外来語・外国語の使い方」
※平成14年度調査では「言葉遣い」(67.3%)の選択肢が あった
【 】内は平成14年度調査結果(n=1,769)
(%)
29.7 18.8
0.3 4.4
7.8
39.1 0 20 40 60
【12.3】
【2.7】
【38.7】
【2.1】
(n=320)
【30.1】
【14.1】
【 】内は平成14年度調査結果(n=375)
※平成14年度調査では「現在使 われている言葉は乱れている と思いますか」と尋ねた (%)
20.2 59.3 15.1 1.1 4.3
(n=1,975)
全く乱れて いないと思う
分からない 非常に乱れて
いると思う
余り乱れ ていないと思う ある程度乱れて
いると思う
乱れていると 思う(計)
乱れていない と思う(計)
79.5 16.2
【24.4】 【56.0】 【15.8】
【 】内は平成14年度調査結果 (n=2,200)
【2.5】【80.4】【17.0】
【1.2】
ふだんの生活の中で接している言葉から考えて,今の国語は乱れていると思うかどうかを尋ねた。
「非常に乱れていると思う」が20.2%,「ある程度乱れていると思う」が59.3%で,両方を合わせた
「乱れていると思う(計)」は79.5%と約8割を占めている。一方,「全く乱れていないと思う」が1.1%,
「余り乱れていないと思う」が15.1%で,これらを合わせた「乱れていないと思う(計)」は16.2%と なっている。
平成14年度調査では「現在使われている言葉は乱れていると思いますか。」という類似の質問をして いるが,今回と比較しても割合には余り変化が見られない。
地域ブロック別に見ると,「乱れていると思う(計)」の割合は,東北(64.7%)で6割台半ばと低い。
性別に見ると,「乱れていると思う(計)」(男性77.7%,女性81.0%)は,女性の方が高い。
性・年齢別に見ると,「乱れていると思う(計)」の割合は,女性の 30~50代で8 割台半ば以上と高 く,中でも40代では9割を超えている。一方,男女の16~19歳及び60歳以上で7割台前半と低くなっ ている。また,「非常に乱れていると思う」の割合だけを見ると,男女ともに50代で2割台半ばを超え,
他の年代よりも高くなっている。
ほかの人の言葉遣いが気になるかどうか別に見ると,「気になる(計)」という人の方が「気にならな い(計)」という人よりも,「乱れていると思う(計)」の割合が29ポイント高くなっている(図2参照)。
図2 国語が乱れていると思うか(地域ブロック別,性別,性・年齢別,
「ほかの人の言葉遣いについて」別)
(1,975) 79.5 16.2
( 95) 84.2 13.7
( 139) 64.7 30.9
( 589) 82.9 13.2
( 106) 79.2 17.0
( 311) 79.7 14.5
( 309) 79.6 14.6
( 124) 81.5 17.7
( 65) 72.3 20.0
( 237) 78.5 18.1
( 912) 77.7 18.4
(1,063) 81.0 14.3
男 性 ・ ( 31) 71.0 25.8
( 78) 75.6 23.1
( 126) 82.5 15.9
( 142) 85.2 14.1
( 157) 79.0 16.6
( 378) 73.8 20.1
女 性 ・ ( 49) 71.4 28.6
( 99) 80.8 15.2
( 148) 88.5 10.8
( 164) 90.2 9.1
( 196) 86.7 11.7
( 407) 73.0 17.0
(計) (1,402) 87.8 10.4
(計) ( 570) 59.1 30.5
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
男 性
女 性
〔 性 〕
九 州
気 に な る 60 歳 以 上 16 ~ 19 歳 20 ~ 29 歳 30 ~ 39 歳
四 国
40 ~ 49 歳 50 ~ 59 歳 60 歳 以 上 20 ~ 29 歳 30 ~ 39 歳 40 ~ 49 歳 50 ~ 59 歳
〔 性 ・ 年 齢 〕 16 ~ 19 歳
〔ほかの人の言葉遣いについて〕
気 に な ら な い
総 数
北 海 道
東 北
関 東
北 陸
中 部
近 畿
中 国
20.2
17.9 18.0 23.1 19.8 18.6 19.1 22.6 12.3
19.8
18.9 21.4
9.7 11.5 7.9
26.1
16.3 18.2 18.9 24.4
19.4
25.5
59.3
66.3 46.8
59.8 59.4 61.1 60.5 58.9 60.0
58.6
58.9 59.6
61.3 64.1
74.6 66.9
52.9 51.9 55.1
62.6 69.6
65.9 59.2 53.6
62.3 51.8
17.7
13.2
11.7 15.0
10.1 27.5
0.3 3.0
10.1
10.4 7.4
18.3
27.6 22.0
17.4
8.5 16.9
15.1
13.8 17.0 26.6
13.1 26.5
18.8 22.6
16.5 14.2
12.2 13.7
23.1
13.4 15.3
15.9
10.8
- 0.6 1.3
1.0 1.7 3.1
- 0.3
0.6
- 1.0 4.3
-
2.0 1.1
1.1 3.2
-
- 0.7
1.3 2.0
2.0
- 1.5
0.6 0.7
0.7 1.6 3.4
5.8 4.3
2.1 4.3
4.0 6.1 4.7
3.8 7.7
0.8
3.2 1.3
4.5
- 3.9 3.8
5.8
1.8 (%) 分からない
乱れていると 思う(計)
乱れていない と思う(計)
全く乱れていない 非常に乱れて と思う
いると思う
余り乱れていない ある程度乱れて と思う
いると思う n
乱れていると思う点
今の国語が「非常に乱れていると思う」「ある程度乱れていると思う」と答えた人(全体の 79.5%)
に,どのような点で乱れていると思うかを尋ねた(選択肢の中から三つまで回答)。
「敬語の使い方」(67.1%),「若者言葉」(60.4%)が 6 割台と,多く挙げられている。以下,「あい さつ言葉」(38.9%),「新語・流行語の多用」(36.4%),「発音やアクセント」(25.2%),「外来語・外 国語の多用」(16.7%),「語句や慣用句・ことわざの使い方」(12.4%),「手紙や文章の書き方」(11.1%)
となっている。
平成14年度調査結果と比較すると,選択肢の変更があることに留意しなければならないが,「発音や アクセント」以外の項目で割合が増加している。
地域ブロック別に見ると,すべての地域で「敬語の使い方」は6 割以上,「若者言葉」は 5割以上の 人が選択している。
性別に見ると,「若者言葉」(男性 54.9%,女性65.0%)では女性が 10ポイント高く,一方,「あい さつ言葉」(男性43.3%,女性35.2%)では男性が8ポイント高くなっている。
性・年齢別に見ると,「敬語の使い方」を選択した人は,男性の20~30代で8割台と高くなっている が,男女の60歳以上で5割台後半と低くなっている。「若者言葉」は,女性の40代で7割台半ばと高 いが,男性の 30代以下では 5 割以下と低くなっている。また,「外来語・外国語の多用」は男性の 60 歳以上,「語句や慣用句・ことわざの使い方」は女性の16~19歳,「手紙や文章の書き方」は男性の20 代以下で2割台半ばから約3割となり,他の年代に比べ高くなっている(表1参照)。
表1 乱れていると思う点(地域ブロック別,性別,性・年齢別)
(%)
n 敬語の使
い方 若者言葉 あいさつ言葉
新語・流行語の多 用
発音やアクセント
外来語・外国語の 多用
語句や慣用句・こ とわざの使い方
手紙や文章の書き 方
1,570 67.1 60.4 38.9 36.4 25.2 16.7 12.4 11.1
80 62.5 71.3 35.0 35.0 30.0 11.3 11.3 8.8
90 60.0 60.0 40.0 41.1 22.2 13.3 12.2 12.2
488 66.6 58.0 39.5 36.7 31.8 19.5 11.9 8.8
84 72.6 61.9 36.9 39.3 19.0 21.4 10.7 15.5
248 64.5 66.1 40.3 33.5 23.8 14.1 9.7 11.3
246 71.1 53.7 39.0 35.0 19.9 15.9 18.7 13.4
101 70.3 69.3 38.6 34.7 21.8 14.9 11.9 11.9
47 61.7 51.1 36.2 48.9 40.4 19.1 8.5 6.4
186 68.8 60.8 37.6 36.6 16.7 16.1 11.8 13.4
709 68.0 54.9 43.3 36.2 25.4 18.8 13.0 11.3
861 66.3 65.0 35.2 36.6 25.0 15.0 12.0 11.0
男 性 ・16~19歳 22 77.3 45.5 31.8 31.8 18.2 18.2 13.6 27.3
20~29歳 59 83.1 37.3 47.5 23.7 27.1 10.2 18.6 30.5
30~39歳 104 82.7 50.0 43.3 37.5 26.9 11.5 12.5 11.5
40~49歳 121 70.2 60.3 44.6 41.3 30.6 11.6 13.2 6.6
50~59歳 124 71.0 60.5 41.9 33.1 28.2 19.4 14.5 9.7
60歳 以上 279 56.3 56.3 43.4 38.0 21.5 26.2 11.1 8.6
女 性 ・16~19歳 35 62.9 65.7 37.1 31.4 17.1 2.9 28.6 17.1
20~29歳 80 72.5 63.8 23.8 35.0 20.0 8.8 13.8 18.8
30~39歳 131 69.5 59.5 30.5 35.9 31.3 14.5 16.8 18.3
40~49歳 148 78.4 74.3 35.8 41.9 21.6 10.8 9.5 6.1
50~59歳 170 66.5 64.1 38.8 40.0 28.2 16.5 13.5 11.2
60歳 以上 297 57.6 63.6 37.7 33.3 24.2 19.5 7.7 7.4
総 数
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
北 海 道
東 北
関 東
北 陸
中 部
近 畿
男 性
女 性
〔 性 ・ 年 齢 〕
中 国
四 国
九 州
〔 性 〕
乱れていないと思う理由
今の国語が「余り乱れていないと思う」「全く乱れていないと思う」と答えた人(全体の16.2%)に,
乱れていないと思う理由を尋ねた。
「言葉は時代によって変わるものだと思うから」が 39.1%で最も高く,以下,「多少の乱れがあって も,根本的には変わっていないと思うから」が 29.7%,「いろいろな言葉や表現がある方が自然だと思 うから」が18.8%,「正しい言葉遣いをしている人が多いと思うから」が7.8%となっている。
平成14年度調査結果と比較すると,平成14年度調査で1位であった「多少の乱れがあっても,根本 的には変わっていないと思うから」が9ポイント減少し今回調査では2位になっている。一方,平成14 年度調査で2位の「言葉は時代によって変わるものだと思うから」は9ポイント増加し今回調査では1 位になった。また,「いろいろな言葉や表現がある方が自然だと思うから」は5ポイント増加,「正しい 言葉遣いをしている人が多いと思うから」は5ポイント減少となっている。
性別に見ると,「言葉は時代によって変わるものだと思うから」(男性45.2%,女性32.2%)は,男性 の方が13ポイント高くなっている(表2参照)。
表2 今の国語は乱れていないと思う理由(性別)
(%) n 言葉は時代によっ
て変わるものだと 思うから
多少の乱れがあっ ても,根本的には 変わっていないと 思うから
いろいろな言葉や 表現がある方が自 然だと思うから
正しい言葉遣いを している人が多い と思うから
総 数 320 39.1 29.7 18.8 7.8
男 性 168 45.2 27.4 17.9 5.4
女 性 152 32.2 32.2 19.7 10.5
〔 性 〕
3.これからの言葉遣いの在り方
問 3〔回答票〕あなたは,これからの時代の言葉遣いはどうあるべきだと思いますか。ここに挙げ
た意見の中から,特に大切だと思うものを二つ選んでください。
これからの時代の言葉遣いはどうあるべきだと思うかを尋ねた(選択肢の中から二つまで回答)。
「相手への気配りを表すものであるべきだ」(56.5%),「話す人の気持ちを,分かりやすく飾らずに 伝えるものであるべきだ」(52.5%)が5割台,「人間関係を滑らかにするものであるべきだ」(41.6%)
が4割強となっている。以下,「話す人の主張を論理的に伝えるものであるべきだ」(18.0%),「話す人 の品の良さを表すものであるべきだ」(13.2%)となっている。
平成9年度調査結果と比較すると,平成9年度調査で1位であった「話す人の気持ちを,分かりやす く飾らずに伝えるものであるべきだ」が11ポイント減少し今回調査では2位になった。平成9年度調 査で3位の「相手への気配りを表すものであるべきだ」は,14ポイント増加し今回調査では1位になっ た。また,「人間関係を滑らかにするものであるべきだ」は5ポイント,「話す人の主張を論理的に伝え るものであるべきだ」は6ポイントそれぞれ減少し,「話す人の品の良さを表すものであるべきだ」は6 ポイント増加している。
地域ブロック別に見ると,全体での上位2項目は,すべての地域で,上位2位までに入っている。全 体で3位の「人間関係を滑らかにするものであるべきだ」は北海道(52.6%)で5割強と高くなってい る。
性別に見ると,全体での上位2 項目は男女共に5 割台となっているが,「相手への気配りを表すもの であるべきだ」(男性53.6%,女性59.0%)を選択した人の割合は女性の方が高い。一方,「話す人の気 持ちを,分かりやすく飾らずに伝えるものであるべきだ」(男性54.1%,女性51.2%),「話す人の主張 を論理的に伝えるものであるべきだ」(男性21.9%,女性14.6%)は男性の方が高くなっている。
性・年齢別に見ると,「相手への気配りを表すものであるべきだ」は,男女の 16~19 歳と女性の 30
~40代で6割台,「話す人の気持ちを,分かりやすく飾らずに伝えるものであるべきだ」は,男性の50 代で6割台と高くなっている。「人間関係を滑らかにするものであるべきだ」は,男性の30代と女性の
30~40代で5割前後と高い。「話す人の主張を論理的に伝えるものであるべきだ」は,男性の16~19歳
相手への気配りを表すものである べきだ
話す人の気持ちを,分かりやすく 飾らずに伝えるものであるべきだ 人間関係を滑らかにするものであ るべきだ
話す人の主張を論理的に伝えるも のであるべきだ
話す人の品の良さを表すものであ るべきだ
分からない
(%)
52.5 41.6
18.0 13.2 2.3
56.5
0 10 20 30 40 50 60
【42.4】
【2.4】
【23.9】
【7.3】
【46.6】
【63.7】
【 】内は平成9年度調査結果 (n=2,190)
(n=1,975)
ほかの人の言葉遣いが気になるかどうか別に見ると,「気になる(計)」という人の方が「気にならな い(計)」という人よりも,「相手への気配りを表すものであるべきだ」「話す人の主張を論理的に伝え るものであるべきだ」を選択した割合が高くなっている。
国語が乱れていると思うかどうか別に見ると,「乱れていると思う(計)」という人の方が「乱れてい ない(計)」という人よりも,「相手への気配りを表すものであるべきだ」「話す人の主張を論理的に伝 えるものであるべきだ」を選択した割合が高くなっている(表3参照)。
表3 これからの言葉遣いの在り方(地域ブロック別,性別,性・年齢別,
「ほかの人の言葉遣いについて」別,「国語が乱れていると思うか」別)
(%)
n
相手への気 配りを表す ものである べきだ
話す人の気 持ちを,分 かりやすく 飾らずに伝 えるもので あるべきだ
人間関係を 滑らかにす るものであ るべきだ
話す人の主 張を論理的 に伝えるも のであるべ きだ
話す人の品 の良さを表 すものであ るべきだ
1,975 56.5 52.5 41.6 18.0 13.2
95 55.8 54.7 52.6 18.9 5.3
139 49.6 48.9 36.0 21.6 10.8
589 56.2 50.4 41.4 21.1 14.1
106 57.5 52.8 41.5 14.2 16.0
311 58.8 51.1 38.9 15.8 12.5
309 59.5 52.8 44.3 20.4 10.4
124 49.2 59.7 33.9 18.5 17.7
65 61.5 53.8 38.5 7.7 16.9
237 56.5 56.1 46.0 11.8 15.2
912 53.6 54.1 40.5 21.9 12.7
1,063 59.0 51.2 42.6 14.6 13.5
男 性 ・ 31 61.3 38.7 38.7 35.5 16.1
78 47.4 48.7 37.2 41.0 9.0
126 57.9 44.4 50.8 25.4 11.9
142 53.5 50.7 44.4 24.6 9.9
157 56.1 62.4 40.8 17.8 12.1
378 51.9 57.4 36.2 16.4 14.8
女 性 ・ 49 63.3 38.8 40.8 20.4 18.4
99 53.5 42.4 44.4 19.2 16.2
148 63.5 43.2 48.0 16.2 17.6
164 67.7 50.0 48.2 12.8 11.0
196 58.2 55.6 45.9 16.8 12.2
407 55.0 56.0 36.6 11.8 12.5
( 計 ) 1,402 59.4 51.9 42.2 19.8 13.5
( 計 ) 570 49.3 54.4 40.5 13.3 12.5
( 計 ) 1,570 58.3 52.2 42.4 19.4 13.2
( 計 ) 320 51.3 55.6 40.3 13.1 13.4
近 畿
中 国
四 国
九 州
〔 性 〕
男 性
女 性
〔 性 ・ 年 齢 〕
16 ~ 19 歳
20 ~ 29 歳
30 ~ 39 歳
40 ~ 49 歳
50 ~ 59 歳
60 歳 以 上
16 ~ 19 歳
20 ~ 29 歳
30 ~ 39 歳
40 ~ 49 歳
50 ~ 59 歳
60 歳 以 上
総 数
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
北 海 道
東 北
関 東
北 陸
中 部
乱れていないと思う
〔国語が乱れていると思うか〕
〔ほかの人の言葉遣いについて〕
気 に な る 気 に な ら な い 乱 れ て い る と 思 う
4.家庭での言葉のしつけ
問 4〔回答票〕あなたは,小さい時から小学生ぐらいまでのころに,御家庭で言葉遣いについて注
意されましたか。それとも,注意されませんでしたか。この中から選んでください。
(「よく注意された」「時々注意された」と答えた人に)
付問〔回答票〕あなたが言葉遣いについて注意されたのは,主にどなたからでしたか。ここに挙げ た中から一人選んでください。
*1:平成12年度調査の選択肢は「よく注意された」「時々注意 された」「たまに注意された」「注意されたことはない」「分 からない」
*2:平成 12年度調査は「よく注意された」「時々注意された」
「たまに注意された」の合計
母 親 父 親 祖 母 祖 父 兄 姉 弟 妹 その他 分からない
(%)
25.6 4.9
3.1 0.8 0.7 0.1
1.4
63.4
-
-
0 10 20 30 40 50 60 70
【60.4】
【0.9】
【2.6】
【0.7】
【5.8】
【28.4】
【0.7】
【0.1】
【0.5】
【-】
【 】内は平成12年度調査結果 (n=1,519)
(n=1,180) (%)
24.2 35.6 29.4 9.9 0.9
【3.9】 【69.3】【26.8】
(n=1,975)
全く注意された ことはない
分からない よく注意
された
余り注意されな 時々注意 かった
された
注意された
(*2)(計)
注意されな かった
(計)
59.7 39.3
【21.1】 【25.2】
【 】内は平成12年度 (n=2,192)調査結果 たまに注意さ
れた(*1)
【23.0】
注意されたこと はない(*1)
【26.8】
小学生ぐらいまでのころに,家庭で言葉遣いについて注意されたかどうかを尋ねた。
「よく注意された」が24.2%,「時々注意された」が35.6%で,両方を合わせた「注意された(計)」
は59.7%となっている。一方,「全く注意されたことはない」が9.9%,「余り注意されなかった」が29.4%
で,これらを合わせた「注意されなかった(計)」は39.3%となっている。
平成12年度調査結果と比較すると,選択肢の変更があることに留意しなければならないが,「注意さ れた(計)」が減少し,「注意されなかった(計)」が増加している。
地域ブロック別に見ると,「注意された(計)」は関東(64.3%),四国(63.1%),九州(61.6%)で 6割台となっている。一方,東北(51.8%)で約5割と低くなっている
性別に見ると,男女で余り差は見られない。
性・年齢別に見ると,「注意された(計)」の割合は,男性では30~40代で7割台半ばと高くなって いる。女性では40代以下の年代で高く,6割台半ばから後半となっている。一方,男女共に60歳以上 で約5割と低い。
ほかの人の言葉遣いが気になるかどうか別に見ると,「気になる(計)」という人の方が「気にならな い(計)」という人よりも,「注意された(計)」の割合が19ポイント高くなっている。
国語が乱れていると思うかどうか別に見ると,「乱れていると思う(計)」という人の方が「乱れてい ない(計)」という人よりも,「注意された(計)」の割合が21ポイント高くなっている(図3参照)。
図3 家庭での言葉のしつけ(地域ブロック別,性別,性・年齢別,「ほかの人の言葉遣いについて」別,
「国語が乱れていると思うか」別)
(1,975) 59.7 39.3
( 95) 56.8 43.2
( 139) 51.8 47.5
( 589) 64.3 34.5
( 106) 56.6 43.4
( 311) 57.9 41.2
( 309) 57.3 42.1
( 124) 57.3 42.7
( 65) 63.1 35.4
( 237) 61.6 36.7
( 912) 60.7 38.4
(1,063) 58.9 40.2
男 性 ・ ( 31) 64.5 35.5
( 78) 61.5 38.5
( 126) 74.6 25.4
( 142) 74.6 24.6
( 157) 63.1 36.3
( 378) 49.5 48.9
女 性 ・ ( 49) 69.4 30.6
( 99) 68.7 31.3
( 148) 68.2 31.8
( 164) 66.5 32.9
( 196) 55.1 44.4
( 407) 50.6 47.4
(計) (1,402) 65.4 34.0
(計) ( 570) 46.0 52.3
(計) (1,570) 64.4 35.0
総 数
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
北 海 道
東 北
関 東
北 陸
中 部
近 畿
中 国
四 国
九 州
〔 性 〕
男 性
女 性
〔 性 ・ 年 齢 〕 16 ~ 19 歳 20 ~ 29 歳 30 ~ 39 歳 40 ~ 49 歳 50 ~ 59 歳
40 ~ 49 歳 50 ~ 59 歳 60 歳 以 上 60 歳 以 上 16 ~ 19 歳 20 ~ 29 歳 30 ~ 39 歳
〔ほかの人の言葉遣いについて〕
〔 国 語 が 乱 れ て い る と 思 う か 〕 気 に な る
気 に な ら な い
乱れていると思う
24.2
26.3 19.4
27.3 23.6 23.2 23.6 19.4
24.6 22.8
23.6 24.6
19.4 26.9
29.4 23.6
20.4 24.2
27.7 22.6
25.6
27.6 15.8
26.0
35.6
30.5 32.4
37.0 33.0 34.7 33.7 37.9
38.5 38.8
37.2 34.2
45.2 34.6
45.2 50.7 39.5 28.3
49.0 44.4
40.5 43.9 31.6 25.1
37.8 30.2
38.4
31.5
29.3
32.1 30.5
27.4 34.4
27.5
6.6 17.9
7.5 0.6
0.6 23.9
23.5 21.2
29.6
29.9 23.1 29.4
31.2 37.7 30.2
24.2 24.5 36.0
32.3 29.5 32.4
24.6 34.7
34.6
20.4 25.5
22.2
26.4 12.2
3.0 10.8 8.8 7.2 12.3
11.3 9.7 10.0 5.7 9.8 17.3
8.4
17.0 9.9
10.9
3.2 3.8 3.2 4.2
13.0 6.1
7.1 5.4
2.0
1.8 0.5 0.6
- 0.7
- 1.7 1.0 0.7
- 0.9
- 1.6 0.9 0.9 1.5
-
-
-
0.6
- 1.2
-
0.6 (%) 分からない
注意された
(計)
注意されなか った(計)
全く注意され たことはない よく注意さ
れた 余り注意さ
れなかった 時々注意された
n
言葉遣いを注意した人
家庭で言葉遣いについて「よく注意された」「時々注意された」と答えた人(全体の 59.7%)に,主 にだれに注意されたのかを尋ねた。
主に母親に注意されたと答えた人が 63.4%で最も高く,次いで「父親」が 25.6%となっている。以 下,「祖母」(4.9%),「祖父」(3.1%),「兄」(0.8%),「姉」(0.7%),「弟」(0.1%)となっている。
性別に見ると,男女共に「母親」の割合は6割台,「父親」の割合は2割台となっている。
年齢別に見ると,「母親」は40代以下の年代で7割台,50代以上の年代で5割台と差が見られる。「父 親」は50代以上で3割前後と高くなっている(表4参照)。
表4 言葉遣いを注意した人(性別,年齢別)
(%)
n 母親 父親 祖母 祖父 兄 姉 弟 妹
総 数 1,180 63.4 25.6 4.9 3.1 0.8 0.7 0.1 -
男 性 554 61.4 27.4 4.2 3.6 1.4 0.5 0.2 -
女 性 626 65.2 24.0 5.6 2.7 0.2 0.8 - -
16 ~ 19 歳 54 77.8 16.7 3.7 1.9 - - - -
20 ~ 29 歳 116 73.3 20.7 3.4 0.9 - - 0.9 -
30 ~ 39 歳 195 75.4 19.0 2.6 2.1 0.5 - - -
40 ~ 49 歳 215 70.2 21.9 2.8 4.2 0.5 0.5 - -
50 ~ 59 歳 207 56.0 28.5 7.7 4.3 - 1.0 - -
60 歳 以 上 393 52.7 32.1 6.4 3.3 1.8 1.3 - -
〔 性 〕
〔 年 齢 〕
5.家庭で受けた言葉のしつけについての感想
問 5〔回答票〕あなたは,御自分が家庭で受けた言葉のしつけについて,現在どう思っていますか。
ここに挙げた中から,あなたの気持ちに近いものを一つ選んでください。
自分が家庭で受けた言葉のしつけについて,現在どう思っているかを尋ねた。
「適切にしつけられたと思う」が59.7%と約6割を占める。「もっときちんとしつけてくれれば良かっ たと思う」が17.5%,「厳しくしつけられ過ぎたと思う」が3.4%,また,「特に何も思わない」が18.5%
となっている。
平成12年度調査結果と比較すると,「適切にしつけられたと思う」は6ポイント増加しており,一方,
「特に何も思わない」は8ポイント減少している。
地域ブロック別に見ると,「適切にしつけられたと思う」の割合は,関東(65.5%)と中部(64.3%)
で6 割台半ばと高くなっているが,東北(42.4%)で 4割強と低くなっている。東北では,「もっとき ちんとしつけてくれれば良かったと思う」の割合が28.1%と他の地域より高くなっている。
性別に見ると,男女で余り差は見られない。
性・年齢別に見ると,「適切にしつけられたと思う」の割合は,男女共に30代で7割強と高くなって いる。16~19 歳の男女を比較すると,女性の 67.3%が「適切にしつけられたと思う」と答えているの に対し,男性は48.4%と19ポイントの差がついている。「もっときちんとしつけてくれれば良かったと 思う」の割合は男性の40~50代,女性の50代で2割台,また,「厳しくしつけられ過ぎたと思う」は,
男性の16~19歳と男女の60歳以上で他の年代より高くなっている(図4参照)。
(%)
59.7 17.5 3.4 0.4 18.5 0.5
(n=1,975)
分からない
適切にしつけられたと思う 特に何も
思わない もっときちんと
しつけてくれれば 良かったと思う
厳しくしつけられ 過ぎたと思う
その他
【53.5】 【14.9】 【26.3】
【 】内は平成12年度調査結果 (n=2,192)
【1.6】
【3.7】【-】
図4 家庭で受けた言葉のしつけについての感想(地域ブロック別,性別,性・年齢別)
(1,975)
( 95) ( 139) ( 589) ( 106) ( 311) ( 309) ( 124) ( 65) ( 237)
( 912) (1,063)
男 性 ・16~19歳 ( 31) 20~29歳 ( 78) 30~39歳 ( 126) 40~49歳 ( 142) 50~59歳 ( 157) 60歳 以 上 ( 378) 女 性 ・16~19歳 ( 49) 20~29歳 ( 99) 30~39歳 ( 148) 40~49歳 ( 164) 50~59歳 ( 196) 60歳 以 上 ( 407)
総 数
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
北 海 道
東 北
関 東
北 陸
中 部
近 畿
男 性
女 性
〔 性 ・ 年 齢 〕
中 国
四 国
九 州
〔 性 〕
59.7
51.6 42.4
65.5 60.4
64.3 59.2 51.6 50.8
59.9
59.2 60.2
48.4 66.7
72.2 64.1 58.6
67.3 67.7 70.3 65.2 54.1 54.8
17.5
13.7 28.1
15.3 19.8
13.8 18.1 19.4 18.5
20.3
17.9
6.5
9.0
16.2 6.9 21.1
0.5
0.5 0.7 52.6
24.5 17.1 10.1
17.6 15.1 17.2
18.8 20.4 22.3
10.2
1.0 1.2
0.7 3.5
3.3 5.1
1.9 2.2
1.0 2.0 6.1 9.7
3.8 2.6
3.4 5.3
-
2.1 1.9
-
- 3.2
3.4
1.0
- 0.4
-
- 0.8
0.3 0.3
- 0.5
- 2.1
0.2 0.4
0.4
-
- 0.8 0.7
0.3
-
- 0.7 0.6
18.9 16.5 18.5
26.3
16.1
16.0
20.2 21.4
18.3 18.6 29.2
24.2
35.5 24.4
16.6
18.4 14.8
17.9
19.7 25.9
11.9 12.7
10.8
-
- 1.0
-
-
- 1.4
0.8
-
-
-
2.0 0.8
-
- 0.6 0.3 1.5 0.3 0.5 1.1 n (%)
分からない その他
適切にしつけ られたと思う
厳しくしつけら れ過ぎたと思う もっときちんと
しつけてくれれば
良かったと思う 特に何も 思わない
6.中学生・高校生の言葉遣いの乱れ
問 6〔回答票〕あなたは,あなたの周りにいる中学生や高校生の話を聞いて,言葉遣いが乱れてい
ると感じることがありますか。それとも,感じることがありませんか。この中から選んでく ださい。
(「よくある」「時々ある」と答えた人に)
付問〔回答票〕中学生や高校生がどんな言葉遣いをしているときに,乱れていると感じますか。こ こに挙げた中から幾つでも選んでください。
*1:平成12年度調査の選択肢は「よくある」「時々ある」
「たまにある」「ない」「分からない」
*2:平成12年度調査は「よくある」「時々ある」「たまに ある」の合計
※平成12年度調査では「男子が女子のような話し方をし ているとき」(10.1%),「女子が男子のような話し方
(%)
34.5 44.6 13.2 2.4 5.2
【7.8】 【79.3】【12.9】
(n=1,975)
全くない 分から よくある 時々ある 余りない ない
あ る(*2)
(計)
な い(計)
79.1 15.6
【34.8】 【27.6】
【 】内は平成12年度 (n=2,192)調査結果 たまにある
(*1)【17.0】
ない(*1)
【12.9】
若者言葉を使ってい
るとき 文法的におかしな言
い方をしているとき ものの言い方が乱暴
なとき 場面に合わない言葉
を使っているとき あいさつをきちんと
しないとき 単語の意味を間違え
て使っているとき 汚い言葉を使ってい
るとき
ことわざや言い回し を間違えて使ってい るとき
人を傷つける言葉を
使っているとき 外来語を多く使って
いるとき おかしなアクセント
やイントネーション で話しているとき
発音がはっきりしな いとき
敬語を間違えて使っ ているとき
聞き取りにくいほど 小さな声で話してい るとき
ものの言い方がだら
しないとき その他
流行語を多く使って
いるとき 分からない
必要以上に大声で 話しているとき
(%)
47.2 45.2
41.8 34.0 33.6 32.9 32.8 26.6
43.0 51.6
0 20 40 60
【32.4】
【45.1】
【38.4】
【32.4】
【42.7】
【34.7】
【25.9】
【21.7】
【33.7】
【54.8】
【 】内は平成12年度調査結果(n=1,739) (%)
20.5 14.3
10.0 9.5 7.4 0.6 0.6
23.7
12.2
0 20 40
【7.3】
【9.2】
【0.6】
【0.6】
【11.3】
【4.3】
【4.6】
(n=1,563)
【20.5】
【17.7】
周りにいる中学生や高校生の話を聞いて,言葉遣いが乱れていると感じることがあるかどうかを尋ね た。
言葉遣いが乱れていると感じることが「よくある」が34.5%,「時々ある」が44.6%で,両方を合わ せた「ある(計)」は79.1%となっている。一方,「全くない」が2.4%,「余りない」が13.2%で,こ れらを合わせた「ない(計)」は15.6%となっている。
平成 12 年度調査結果と比較すると,選択肢の変更があることに留意しなければならないが,「ある
(計)」,「ない(計)」共に変化は余り見られない。
地域ブロック別に見ると,「ある(計)」の割合は,北海道(89.5%)と関東(85.7%)で高く,中で も「よくある」の割合が北海道(51.6%)で5割強,関東(41.1%)で4割強と高くなっている。一方,
「ない(計)」の割合は,東北(33.1%)と四国(33.8%)で3割を超えて高くなっている。
性別に見ると,男女で余り差は見られない。
性・年齢別に見ると,「ある(計)」の割合は,女性の40代で9割と高くなっているが,女性の60歳 以上で7割弱と低くなっている。
ほかの人の言葉遣いが気になるかどうか別に見ると,「気になる(計)」という人の方が「気にならな い(計)」という人よりも,中学生や高校生の言葉遣いが乱れていると感じることが「ある(計)」の割 合が,24ポイント高くなっている。
国語が乱れていると思うかどうか別に見ると,「乱れていると思う(計)」という人の方が「乱れてい ない(計)」という人よりも,中学生や高校生の言葉遣いが乱れていると感じることが「ある(計)」の 割合が,32ポイント高くなっている(図5参照)。
図5 中学生・高校生の言葉遣いの乱れ(地域ブロック別,性別,性・年齢別,
「ほかの人の言葉遣いについて」別,「国語が乱れていると思うか」別)
(1,975) 79.1 15.6
( 95) 89.5 10.5
( 139) 61.9 33.1
( 589) 85.7 10.5
( 106) 72.6 24.5
( 311) 82.6 9.0
( 309) 78.0 17.2
( 124) 75.8 16.1
( 65) 58.5 33.8
( 237) 75.9 17.7
( 912) 79.8 15.1
(1,063) 78.6 16.1
男 性 ・ ( 31) 74.2 25.8
( 78) 70.5 28.2
( 126) 80.2 17.5
( 142) 83.1 14.1
( 157) 82.8 10.2
( 378) 79.6 13.2
女 性 ・ ( 49) 83.7 14.3
( 99) 82.8 17.2
( 148) 80.4 13.5
( 164) 90.9 8.5
( 196) 83.7 12.2
( 407) 68.8 21.9
(計) (1,402) 86.1 11.0
(計) ( 570) 62.3 27.2
(計) (1,570) 86.1 10.1
(計) ( 320) 54.1 39.7
総 数
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
北 海 道
東 北
関 東
北 陸
中 部
近 畿
中 国
四 国
九 州
〔 性 〕
男 性
女 性
〔 性 ・ 年 齢 〕 16 ~ 19 歳 20 ~ 29 歳 30 ~ 39 歳 40 ~ 49 歳 50 ~ 59 歳 60 歳 以 上 16 ~ 19 歳 20 ~ 29 歳 30 ~ 39 歳 40 ~ 49 歳 50 ~ 59 歳 60 歳 以 上
〔ほかの人の言葉遣いについて〕
気 に な る 気 に な ら な い
〔 国 語 が 乱 れ て い る と 思 う か 〕 乱れていると思う
34.5
51.6 25.9
41.1 32.1
36.3 35.9 30.6 12.3
21.5
32.9 35.9
12.9 16.7
26.2
33.1
30.6 26.3
35.8 45.7
32.7
41.9 16.5
39.9 13.4
44.6
37.9 36.0
44.7 40.6
46.3 42.1 45.2 46.2
54.4
46.9 42.6
61.3 53.8
54.0 49.3 49.7 39.9 53.1 56.6
44.6 45.1 42.9 36.1
44.2 45.8
46.2 40.6
13.7
13.9
11.2 17.4
21.6
9.0 32.2 7.5
10.5 33.8
40.8 39.7
9.8 12.4
8.5 32.3
13.2
6.8 21.7 22.3
15.2 14.3 10.1
22.6 16.0
15.5 8.8
10.5
26.9
12.0 7.0 15.1
12.8
1.0 5.6
1.1 1.0
- 3.2
2.7 1.7 1.5 2.4
1.6 2.3
2.8 1.7 10.8
-
4.4 2.4
2.2
3.2 1.3 2.4 2.1
3.2
- 2.0 0.7
6.3 3.8 2.9 9.3
4.1 0.6 6.1
2.8 2.4 6.3 8.4 5.0
- 5.2
- 7.1
5.4 5.0 7.7 8.1
- 1.3
7.0
2.0 3.7 2.8
4.9 (%) 分からない ある
(計) ない
(計)
全くない よくある 時々ある 余りない n
中学生・高校生の言葉遣いに乱れを感じるとき
中学生や高校生の言葉遣いが乱れていると感じることが「よくある」「時々ある」と答えた人(全体
の79.1%)に,中学生や高校生がどんな言葉を使っているときに,言葉遣いが乱れていると感じるかを
尋ねた(選択肢の中から幾つでも回答)。
「若者言葉を使っているとき」が51.6%で最も高く,「ものの言い方が乱暴なとき」(47.2%),「あい さつをきちんとしないとき」(45.2%),「汚い言葉を使っているとき」(43.0%),「人を傷つける言葉を 使っているとき」(41.8%)が 4 割台,「おかしなアクセントやイントネーションで話しているとき」
(34.0%),「敬語を間違えて使っているとき」(33.6%),「ものの言い方がだらしないとき」(32.9%),
「流行語を多く使っているとき」(32.8%)が3割台で続いている。以下,「必要以上に大声で話してい るとき」(26.6%),「文法的におかしな言い方をしているとき」(23.7%),「場面に合わない言葉を使っ ているとき」(20.5%),「単語の意味を間違えて使っているとき」(14.3%),「ことわざや言い回しを間 違えて使っているとき」(12.2%),「外来語を多く使っているとき」(10.0%),「発音がはっきりしない とき」(9.5%),「聞き取りにくいほど小さな声で話しているとき」(7.4%)となっている。
平成 12 年度調査結果と比較すると,選択肢の変更があることに留意しなければならないが,今回調 査で1位になった「若者言葉を使っているとき」は,前回調査より 18ポイントの増加となっている。
一方,前回調査で1位だった「ものの言い方が乱暴なとき」は,前回調査より8ポイント減少し,2位 になっている。
地域ブロック別に見ると,全体で 1 位の「若者言葉を使っているとき」は,北海道(55.3%),東北
(59.3%),中部(58.0%),中国(56.4%),九州(53.3%)では5割以上で 1位になっているが,関 東では「ものの言い方が乱暴なとき」(50.1%),北陸と近畿では「あいさつをきちんとしないとき」(北
陸50.6%,近畿48.5%),四国では「人を傷つける言葉を使っているとき」(55.3%)がそれぞれ 1位
になっている。
性別に見ると,「ものの言い方が乱暴なとき」(男性 41.9%,女性 51.9%),「汚い言葉を使っている とき」(男性34.3%,女性50.5%),「人を傷つける言葉を使っているとき」(男性34.5%,女性48.3%),
「必要以上に大声で話しているとき」(男性20.7%,女性31.7%)の各項目で,女性の方が男性より10 ポイント以上高くなっている。
性・年齢別に見ると,全体で1位の「若者言葉を使っているとき」は男性の30~40代,60歳以上,
女性の50代以上では1位になっているが,男性の20代と50代では「あいさつをきちんとしないとき」,
男性の16~19歳,女性の20~30代では「汚い言葉を使っているとき」,女性の16~19歳と40代では
「人を傷つける言葉を使っているとき」がそれぞれ1位になっている(表5参照)。
(22)
表5 中学生・高校生の言葉遣いに乱れを感じるとき(地域ブロック別,性別,性・年齢別)
(%)
n
若者言葉を 使っていると き
ものの言い方 が乱暴なとき
あいさつをき ちんとしない とき
汚い言葉を 使っていると き
人を傷つける 言葉を使って いるとき
おかしなアク セントやイン トネーション で話している とき
敬語を間違え て使っている とき
ものの言い方 がだらしない とき
流行語を多く 使っていると き
必要以上に大 声で話してい るとき
文法的におか しな言い方を しているとき
場面に合わな い言葉を使っ ているとき
単語の意味を 間違えて使っ ているとき
ことわざや言 い回しを間違 えて使って いるとき
外来語を多く 使っていると き
発音がはっき りしないとき
聞き取りにく いほど小さな 声で話してい るとき
1,563 51.6 47.2 45.2 43.0 41.8 34.0 33.6 32.9 32.8 26.6 23.7 20.5 14.3 12.2 10.0 9.5 7.4 85 55.3 44.7 47.1 36.5 36.5 44.7 35.3 31.8 36.5 37.6 21.2 27.1 14.1 10.6 7.1 11.8 5.9 86 59.3 51.2 45.3 40.7 51.2 40.7 17.4 32.6 45.3 26.7 23.3 19.8 9.3 14.0 12.8 10.5 7.0 505 49.9 50.1 45.1 47.5 44.6 41.0 34.9 36.0 32.5 28.9 24.4 22.2 16.0 15.6 11.3 10.3 6.1 77 49.4 42.9 50.6 44.2 36.4 28.6 31.2 27.3 36.4 19.5 27.3 16.9 7.8 7.8 13.0 10.4 11.7
257 58.0 47.1 44.7 37.4 40.1 33.5 30.4 31.1 31.5 24.9 21.0 19.8 14.0 8.2 9.3 7.4 7.8
241 45.2 44.8 48.5 45.6 42.7 24.5 38.2 32.4 33.6 27.4 27.4 17.8 15.4 14.1 10.8 7.1 7.1 94 56.4 42.6 40.4 44.7 35.1 25.5 35.1 43.6 29.8 26.6 24.5 21.3 16.0 12.8 7.4 3.2 9.6 38 28.9 36.8 39.5 31.6 55.3 26.3 42.1 26.3 28.9 18.4 26.3 15.8 23.7 10.5 2.6 2.6 10.5 180 53.3 48.3 42.2 40.0 36.7 28.3 33.9 26.7 27.2 21.1 20.0 20.0 10.6 7.2 7.8 16.1 7.8 728 49.0 41.9 47.3 34.3 34.5 34.8 35.2 33.1 29.7 20.7 23.1 19.2 14.4 11.4 10.7 9.3 6.9 835 53.8 51.9 43.5 50.5 48.3 33.4 32.2 32.8 35.4 31.7 24.3 21.7 14.1 12.8 9.3 9.6 7.8 男 性 ・16~19歳 23 26.1 47.8 39.1 56.5 47.8 13.0 39.1 34.8 26.1 17.4 26.1 8.7 26.1 13.0 17.4 13.0 -
20~29歳 55 27.3 41.8 56.4 30.9 38.2 16.4 38.2 29.1 18.2 25.5 18.2 32.7 9.1 7.3 1.8 1.8 7.3
30~39歳 101 45.5 38.6 43.6 31.7 33.7 30.7 29.7 39.6 22.8 18.8 23.8 19.8 14.9 12.9 3.0 6.9 4.0 40~49歳 118 56.8 39.0 40.7 38.1 33.1 33.9 33.9 47.5 28.0 17.8 25.4 22.0 18.6 9.3 5.9 11.0 5.9 50~59歳 130 50.0 43.1 53.1 34.6 41.5 42.3 33.8 32.3 29.2 26.2 22.3 24.6 11.5 8.5 13.8 9.2 9.2 60歳 以上 301 52.5 43.2 47.5 32.6 30.6 38.2 37.2 26.2 35.2 19.6 22.9 14.0 14.0 13.6 15.0 10.6 7.6 女 性 ・16~19歳 41 31.7 48.8 43.9 48.8 56.1 9.8 31.7 26.8 26.8 36.6 26.8 34.1 14.6 4.9 4.9 - 9.8
20~29歳 82 50.0 39.0 36.6 52.4 40.2 14.6 29.3 25.6 31.7 37.8 30.5 28.0 11.0 8.5 3.7 4.9 6.1
30~39歳 119 58.0 55.5 35.3 60.5 58.0 36.1 35.3 39.5 32.8 32.8 30.3 23.5 7.6 12.6 5.0 8.4 10.1 40~49歳 149 57.0 58.4 47.0 56.4 59.1 32.9 29.5 34.9 35.6 26.2 30.2 18.8 16.1 11.4 6.7 9.4 4.7 50~59歳 164 59.1 54.3 43.3 55.5 46.3 39.6 34.1 33.5 36.6 28.0 22.0 23.2 15.2 12.8 11.0 9.8 3.7 60歳 以上 280 51.4 49.6 47.1 40.0 40.7 37.9 32.1 31.4 38.2 33.9 17.9 17.9 16.1 16.1 13.9 12.9 11.1
総 数
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
北 海 道
東 北
関 東
北 陸
中 部
近 畿
男 性
女 性
〔 性 ・ 年 齢 〕
中 国
四 国
九 州
〔 性 〕
7.子供の言葉遣いに注意を与えるべき人
問 7〔回答票〕近くにいる小学生が友達に対して乱暴で聞き苦しい言葉遣いをしているとき,その
子にとってここに挙げた(1)から(10)の関係にある人は,その子に注意を与えるべきだと思 いますか,それともその必要はないと思いますか。
近くにいる小学生が友達に対して乱暴で聞き苦しい言葉遣いをしているとき,家族,親類,友達,先 生,通り掛かりの大人など,その小学生と様々な関係にある人は,その小学生に注意を与えるべきかど うかを尋ねた。
「注意すべきだ」を選択した人の割合は,「父親・母親」が 97.7%で最も高く,次いで「学級担任の
先生」が93.4%と9割台となっている。以下,「その子の学校の,学級担任以外の先生」(85.8%),「祖
父・祖母」(79.3%),「兄・姉」(66.3%),「おじ・おば」(61.4%),「その子を知っている近所の大人」
(n=1,975) (1) 父親・母親
(2) 祖父・祖母
(3) 兄・姉
(4) 弟・妹
(5) おじ・おば
(6) 友達
(7) 学級担任の先生
(8) その子の学校の,
学級担任以外の先生
(9) その子を知っている 近所の大人
(10) その子を知らない 通り掛かりの大人
(%) 97.7
79.3
66.3
34.6
61.4
46.7
93.4
85.8
56.7
22.7
10.6
3.6
26.4
1.6 14.7
11.8 22.2
9.1 6.8
0.7
34.2
3.6 23.7 38.1
29.3 8.5 12.6
21.3
1.2
45.4
1.3 0.4
3.3
5.1
1.4
2.2 3.0
4.4
3.4
5.4 分からない 注意すべきだ
注意する必要はない どちらとも 言えない
【95.5】 【1.2】【2.5】【0.8】
【90.2】
【79.5】 【6.0】【12.9】【1.6】
【70.3】 【7.4】【18.9】【3.4】
【41.5】 【19.0】 【33.6】 【5.8】
【61.3】 【11.3】【23.8】 【3.6】
【53.2】 【12.0】 【30.6】 【4.2】
【2.3】【5.7】【1.8】
【83.3】 【4.5】【9.9】【2.2】
【55.6】 【11.2】【29.9】 【3.3】
【26.0】 【26.2】 【41.9】 【5.8】
【 】内は平成12年度調査結果(n=2,192)
(56.7%),「友達」(46.7%),「弟・妹」(34.6%),「その子を知らない通り掛かりの大人」(22.7%)
となっている。
平成 12 年度調査の結果では,「注意を与えるべき」として選択された割合は,「父親・母親」,「学級 担任の先生」が 9割台,「その子の学校の,学級担任以外の先生」が 8割台で上位になっており,今回 の調査と比較しても余り変化は見られない。
以下,10例について,地域ブロック別,性別,性・年齢別に見ていく。
(1) 父親・母親
「注意すべきだ」が97.7%を占め,「注意する必要はない」は0.7%,「どちらとも言えない」は1.2%
となっている。
地域ブロック別に見ると,「注意すべきだ」の割合はどの地域でも9割台後半となっている。
性別に見ると,男女で余り差は見られない。
性・年齢別に見ると,「注意すべきだ」の割合はいずれの性・年代でも9割半ば以上となっている。
(2) 祖父・祖母
「注意すべきだ」が79.3%を占め,「注意する必要はない」は6.8%,「どちらとも言えない」は12.6%
となっている。
地域ブロック別に見ると,「注意すべきだ」の割合は四国(69.2%)で約 7 割と低いが,それ以外の 地域では7割台半ばから8割強となっている。
性別に見ると,男女で余り差は見られない。
性・年齢別に見ると,「注意すべきだ」の割合は女性の30代で約9割と高くなっている。一方,男性 の20代以下では6割台後半と低くなっている。
(3) 兄・姉
「注意すべきだ」が66.3%を占め,「注意する必要はない」は9.1%,「どちらとも言えない」は21.3%
となっている。
地域ブロック別に見ると,「注意すべきだ」の割合は四国(41.5%)で 4 割強と低いが,それ以外の 地域では6割以上となっている。
性別に見ると,「注意すべきだ」の割合は男性(64.1%)より女性(68.1%)で高い。
性・年齢別に見ると,「注意すべきだ」の割合は男性の30~40代と女性の30~50代で7割台と高く なっている。一方,男女共に16~19歳では5割前後と低い。
(4) 弟・妹
「注意すべきだ」が34.6%,「注意する必要はない」が22.2%,「どちらとも言えない」が38.1%と なっている。
地域ブロック別に見ると,「注意すべきだ」の割合は北海道(41.1%),東北(41.7%),中国(45.2%)
で4割台となっているが,近畿(29.1%),四国(23.1%)で2割台となっている。
性別に見ると,男女で余り差は見られない。
性・年齢別に見ると,男性の20代と女性の16~19歳では,「注意すべきだ」の割合が2割台前半か ら半ばと低く,「注意する必要はない」の方が「注意すべきだ」より高くなっている。
(5) おじ・おば
「注意すべきだ」が61.4%を占め,「注意する必要はない」は11.8%,「どちらとも言えない」は23.7%
となっている。
地域ブロック別に見ると,「注意すべきだ」の割合は四国(35.4%)で 3 割台半ばと低いが,それ以 外の地域では半数を超えている。最も高い北海道では76.8%と地域による差が見られる。
性別に見ると,男女で余り差は見られない。
性・年齢別に見ると,「注意すべきだ」の割合は女性の30~40代で約 7割と高くなっている。一方,
男性の20代以下と女性の16~19歳で約5割と低く,「注意する必要はない」が2割台となっている。
(6) 友 達
「注意すべきだ」が46.7%,「注意する必要はない」が14.7%,「どちらとも言えない」が34.2%と なっている。
地域ブロック別に見ると,「注意すべきだ」の割合は北海道(61.1%)で 6 割強と高い。一方,四国 では3割強と低くなっている。
性別に見ると,男女で余り差は見られない。
性・年齢別に見ると,「注意すべきだ」の割合は女性の30~40代で5割台半ばと高く,男性の30代 で3割台半ばと低くなっている。
(7) 学級担任の先生
「注意すべきだ」が93.4%を占め,「注意する必要はない」は1.6%,「どちらとも言えない」は3.6%
となっている。
地域ブロック別に見ると,「注意すべきだ」の割合はどの地域でも9割台となっている。
性別に見ると,男女で余り差は見られない。
性・年齢別に見ると,「注意すべきだ」の割合はいずれの性・年代でも9割台となっている。「注意す る必要はない」は男女共に16~19歳で,他の年代よりやや高くなっている。
(8) その子の学校の,学級担任以外の先生
「注意すべきだ」が85.8%を占め,「注意する必要はない」は3.6%,「どちらとも言えない」は8.5%
となっている。
地域ブロック別に見ると,「注意すべきだ」の割合はどの地域でも 8 割以上となっている。注意する 必要はない」は北陸(8.5%)で他の地域より高い。
性別に見ると,男女で余り差は見られない。
性・年齢別に見ると,「注意すべきだ」の割合はいずれの性・年代でも 8 割以上となっているが,女 性の30代で9割強と高くなっている。
(9) その子を知っている近所の大人
「注意すべきだ」が56.7%を占め,「注意する必要はない」は10.6%,「どちらとも言えない」は29.3%
となっている。
地域ブロック別に見ると,「注意すべきだ」の割合は四国(41.5%)で 4 割強と低いが,それ以外の 地域では半数を超えている。北海道(68.4%)では7割近くと他の地域より高くなっている。
性別に見ると,男女で余り差は見られない。
性・年齢別に見ると,「注意すべきだ」の割合は女性の30代で6割台半ばと高く,女性の16~19歳 で約4割と低くなっている。「注意する必要はない」は男性の16~19歳と女性の20代で2割前後と高 くなっている。
(10) その子を知らない通り掛かりの大人
「注意すべきだ」(22.7%)を「注意する必要はない」が26.4%と上回っている。また,「どちらとも 言えない」が45.4%と4割台半ばを超えている。
地域ブロック別に見ると,「注意すべきだ」の割合は北海道(34.7%)で最も高く,近畿(16.5%)
で最も低い。「注意する必要はない」は北陸と九州(各32.1%)で高くなっている。
性別に見ると,「注意すべきだ」(男性 20.1%,女 25.0%)の割合は女性の方が高く,「注意する必要 はない」(男性28.8%,女24.4%)の割合は男性の方が高い。
性・年齢別に見ると,「注意すべきだ」の割合は女性の60歳以上で約 3割と高くなっている。「注意 する必要はない」は男性の16~19歳で4割強,女性の20代で3割台半ばと高くなっている(表6参照)。
(26)
表6 子供の言葉遣いに注意を与えるべき人(地域ブロック別,性別,性・年齢別)
(%)
n 注意すべきだ 注意する必要 はない
どちらとも言 えない
注意すべきだ
注意する必要 はない
どちらとも言 えない
注意すべきだ
注意する必要 はない
どちらとも言 えない
注意すべきだ
注意する必要 はない
どちらとも言 えない
注意すべきだ
注意する必要 はない
どちらとも言 えない 1,975 97.7 0.7 1.2 79.3 6.8 12.6 66.3 9.1 21.3 34.6 22.2 38.1 61.4 11.8 23.7
95 98.9 - 1.1 83.2 2.1 14.7 71.6 3.2 24.2 41.1 13.7 42.1 76.8 6.3 15.8 139 95.7 1.4 2.9 81.3 5.0 12.2 71.2 6.5 14.4 41.7 12.2 36.7 65.5 6.5 21.6 589 97.3 0.7 1.7 80.0 6.6 11.4 64.7 11.0 20.2 32.9 24.6 36.3 61.6 12.7 21.6 106 99.1 0.9 - 78.3 6.6 14.2 69.8 8.5 19.8 34.0 28.3 32.1 51.9 19.8 25.5 311 99.4 - 0.6 75.6 7.4 16.7 65.9 7.4 23.8 33.1 21.2 42.1 57.9 10.9 29.6 309 98.1 1.0 0.6 79.3 8.1 11.3 63.8 10.7 23.6 29.1 26.5 39.5 61.8 12.9 22.3 124 97.6 - 1.6 83.1 6.5 9.7 73.4 4.0 18.5 45.2 16.9 32.3 67.7 7.3 22.6 65 95.4 1.5 1.5 69.2 12.3 16.9 41.5 13.8 41.5 23.1 24.6 49.2 35.4 23.1 40.0 237 97.0 0.8 0.8 81.4 6.3 10.5 70.5 10.1 16.9 38.8 20.3 37.6 64.1 10.5 23.2 912 97.7 1.1 1.0 78.0 8.1 12.8 64.1 11.1 22.1 33.4 23.9 38.6 59.9 12.8 25.0 1,063 97.7 0.3 1.4 80.5 5.6 12.3 68.1 7.4 20.5 35.6 20.7 37.7 62.7 11.0 22.7 男 性 ・16~19歳 31 96.8 3.2 - 67.7 12.9 19.4 48.4 25.8 25.8 32.3 32.3 32.3 48.4 22.6 29.0 20~29歳 78 98.7 1.3 - 69.2 7.7 23.1 65.4 12.8 21.8 25.6 34.6 38.5 50.0 20.5 29.5 30~39歳 126 98.4 0.8 0.8 84.1 7.1 7.1 72.2 7.1 19.8 38.1 23.8 36.5 62.7 11.9 23.8 40~49歳 142 100.0 - - 86.6 2.8 10.6 71.8 9.2 19.0 35.9 21.8 42.3 67.6 9.9 22.5 50~59歳 157 98.7 - 1.3 77.1 10.2 11.5 63.1 8.3 24.2 31.2 21.0 42.0 64.3 12.1 21.0 60歳 以 上 378 96.0 1.9 1.6 75.7 9.3 13.5 60.1 12.7 23.0 33.6 23.0 37.0 57.1 12.2 26.7 女 性 ・16~19歳 49 95.9 4.1 - 73.5 4.1 20.4 51.0 14.3 32.7 20.4 28.6 49.0 49.0 22.4 26.5 20~29歳 99 98.0 - 2.0 83.8 5.1 10.1 68.7 10.1 19.2 29.3 22.2 46.5 61.6 11.1 26.3 30~39歳 148 98.6 - 0.7 89.9 0.7 8.8 76.4 6.1 16.9 41.9 19.6 34.5 70.3 5.4 23.0 40~49歳 164 98.2 - 1.8 84.1 6.7 7.9 74.4 4.9 18.9 39.0 23.8 34.1 70.7 7.3 21.3 50~59歳 196 99.0 0.5 0.5 83.2 7.1 9.7 73.5 7.1 17.9 39.3 20.9 36.2 67.9 9.2 21.4 60歳 以 上 407 96.8 - 2.0 74.4 6.6 16.2 61.9 7.6 22.6 33.4 18.4 37.6 56.0 14.0 22.4
北 海 道
(1)父親・母親 (2)祖父・祖母 (3)兄・姉 (4)弟・妹 (5)おじ・おば
東 北
関 東
北 陸
中 部
〔 性 ・ 年 齢 〕
男 性
総 数
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
九 州
〔 性 〕
女 性
近 畿
中 国
四 国