購入資料・マイクロ資料紹介
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編集後記
『史資料ハブ 地域文化研究』No.2をお届けいたします。『史資料ハブ 地域文化研究』は1年
に2回刊行することになっており、記念すべき第1号が今年の3月に刊行されたのに続いて、こ
の9月に第2号を刊行する運びになっていました。21世紀COEプログラム「史資料ハブ地域文化
研究拠点」が活動を始めてからまもなく1年近くになろうとしていますが、設備・人員などの支 援体制も徐々に整備され、各研究班の研究会も活発に開催されるなど、いよいよ軌道にのってき たような感じがいたします。
今号では、2003年3月にオーラル・アーカイヴ班の主催により開催されましたシンポジウム
「消えゆく声を聞く/見えないものを見る―オーラルヒストリーの可能性とアーカイヴの課題」
の記録を冒頭に収録いたしました。オーラルヒストリーの世界的権威であるポ-ル・トンプソン 教授をはじめ、日本の国内外の第一線で活躍されている方々にパネリストとして参加していただ き、オーラル・ヒストリーのもっている豊かな可能性と、また同時に抱えている多くの問題につ いて浮き彫りにすることができました。ポール・トンプソン教授につきましては、シンポジウム のご報告とは別にあらためて本誌のために原稿を用意していただき深く感謝いたします。また急 な依頼で時間のない中、ポール・トンプソン教授の論文を翻訳してくださった酒井順子さんにも お礼申し上げます。
シンポジウムの記録に続きまして、本COEフェロー・松本脩作さんの報告「『日印協会々報』
―未発見号の所在判明について」が掲載されています。未発見の貴重な資料の所在がごく最近 になって判明し、本COEの事業の一環として、そのマイクロ化の話し合いが進められていると の報告です。この報告を拝読すると、このような未発見資料の再発見・保存化が本COEプロジェ クト遂行中に、1件でも多く達成されることを願わずにはいられません
今号も前号に引き続き、「各国におけるオーラル・アーカイヴズに関する報告」、「アジアにおけ る在地固有文書解題」、「各班の活動報告」、「海外出張報告」、「購入図書・マイクロ資料紹介」を 掲載いたしました。「各国におけるオーラル・アーカイヴに関する報告」では、中国語と朝鮮語 によるオーラル・アーカイヴズ関連ホーム・ページのリストとカンボジアにおけるアーカイヴズ の状況などが報告されています。「アジアにおける在地固有文書解題」ではスンダ語やマンジュ 語・モンゴル語の資料など4件の紹介がされています。いずれも本COEならではのユニークな報 告だと思います。
最後に、各班の研究会における研究発表・研究成果については、今回は、21世紀地域文化研 究班の研究会での報告1本を掲載させていただきました。今後はもっとその本数を増やしていき
たいと考えております。 (文責:今井昭夫)
編集担当:吉田ゆり子、粟屋利江、今井昭夫 編集補助:土屋知子
史資料ハブ/活動報告
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史資料ハブ
地域文化研究No.2
発行日 2003年9月 発行人 藤井毅
編集・発行 文部科学省 21世紀COEプログラム「史資料ハブ地域文化研究拠点」総括班 〒183-8534
東京都府中市朝日町3-11-1 東京外国語大学大学院地域文化研究科 COE拠点本部 Tel. 042-330-5540
E-mail:[email protected] http://www.tufs.ac.jp/21coe/area/
公衆送信権と複製権は東京外国語大学が有する 制作 三元社
印刷 モリモト印刷 雑誌コード ISSN 1348-3250
表紙図版、本文133頁参照。裏表紙図版、西田テル子『聖なる島 奄美』星企画、1998年、P.141より。