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2009年中堅・中小企業のサーバ/クライアント管理実態と展望(2009年4月)

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(1)

株式会社ノークリサーチ(本社〒120-0034東京都足立区千住1-4-1東京芸術センター1705:代表 伊嶋謙ニ 03-5244-6691 URL:http//www.norkresearch.co.jp)は中堅・中小企業市場におけるクライアントおよび サーバの管理面における課題と対策を知る上で必須となる年刊レポートの最新版「2009年版中堅・中小企業の サーバ/クライアント管理実態と展望」を発刊した。

● サーバ管理の課題は運用管理

/

セキュリティ

/

レガシー資産

/

事業継続

● 仮想化はサーバ管理課題の解決に有効な手段だが、ユーザ側の認識は不足

● コスト削減の一環として、ユーザ自身によるサーバの構築・運用が増加

● クライアント

PC

管理は包括的対策よりも部分的なセキュリティ対策を優先

「2009年版中堅・中小企業のサーバ/クライアント管理実態と展望」を発刊

-サーバ管理の課題は運用管理

/

セキュリティ

/

レガシー資産

/

事業継続

サーバ管理の課題を尋ねた結果では、従来からあった「運用管理負担の増大」「セキュリティ対策」に加え、長年利用 している業務システムが稼動するサーバの耐用年数超過や保守期間切れによる「レガシー資産管理」及び、サーバ 障害発生時の対応などに関連した「事業継続計画」の2つが新たに加わっている。IT投資の抑制が強まる中、ユーザ 企業の視点は現在保有しているIT資産の整理統合によるコスト削減や、企業存続を脅かすリスクの回避といった事柄 に向かいつつあることが背景にあると考えられる。

サーバ管理の課題

37.6%

36.8%

33.9%

31.4%

29.9%

29.5%

21.4%

17.9%

17.9%

14.3%

14.1%

12.8%

12.3%

9.6%

7.0%

6.7%

6.3%

6.3%

1.1%

0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0%

サーバに格納されたデータの保全 サーバの耐用年数超過や保守期間切れ 運用管理担当者の不足 サーバ障害発生時の対応 サーバ本体の保守費用増大 サーバのセキュリティ確保 サーバ本体の導入費用増大 サーバの負荷増大 ソフトウェア関連作業の複雑化と増大 新しいソフトウェアの動作要件を既存サーバが満たせない サーバの設置場所不足 サーバ稼動監視作業の複雑化と増大 課題は特にない サーバ本体の追加・更新作業の複雑化と増大 余剰サーバリソースを活用できない サーバに必要な電力供給の不足 運用管理ツールの費用増大 ハードウェア関連作業の複雑化と増大 N=1151 その他

(2)

-仮想化はサーバ管理課題の解決に有効な手段だが、ユーザ側の認識は不足

サーバ管理課題に対する有効な解決策の一つがサーバ仮想化である。特に今回の調査の特徴的な傾向である「レガシー 資産」と「事業継続計画」における効果が期待できる。サーバハードウェアとOSより上のソフトウェアを切り離すことによって、

古いOS上で稼動するレガシー資産を最新のサーバハードウェア環境で稼動させたり、サーバハードウェアが故障した場合 でも、OSより上の仮想サーバイメージを別のサーバ上へ移動させることで業務停止トラブルを最小限に抑えることができる。

しかし、中堅・中小企業の仮想化活用に対する意欲はまだ低く、半数以上が「活用の予定はない」と回答している。中堅・

中小企業ユーザの間では、「仮想化はサーバ台数を減らすための手段であり、サーバ台数が少ない自社には関係ない」と いったある種の誤解が少なくないと推測される。実際、省スペース化は必要ないと回答するユーザは約3割存在し、物理的 な意味でのサーバ台数削減だけでは十分な訴求力を持ち得ないのが現状である。

サーバベンダとしては、ユーザ企業が抱えるサーバ管理課題を仮想化がどう解決するか?を具体的な運用場面に沿った 形でわかりやすく啓蒙していく努力が求められる。

仮想化技術の活用状況

52.9%

15.7%

15.5%

12.0%

8.5%

6.7%

5.1%

0.4%

0% 20% 40% 60%

活用の予定はない 活用したいが予算がない サーバ統合のために活用中または検討中 古いOSやアプリケーションを延命させる目的で活用または検討中 サーバリソース最適化のために活用中または検討中 システムの安定稼動のために活用中または検討中 システムの迅速な導入のために活用中または検討中 その他

N=1126

サーバ形状関連の省スペース 化への取り組み

その他 2.5%

ラック型をタワー 型へ変更

1.6%

タワー型をブレー ドへ変更

7.1%

同一形状でよりコ ンパクトなものへ

変更 7.2%

ラック型をブレード へ変更

9.4%

タワー型をラック 型へ変更

18.5%

省スペース化を行 いたいが、予算が

ない 21.3%

省スペース化は 必要ない

32.5%

N=1142

(3)

利用中サーバ構築作業担当者

サーバ購入先のベン ダ、販社、SIer

52.5%

自社内の情報システ ム部門

32.8%

サーバ購入先とは別 のソフトウェアを担当 するベンダ、販社、

SIer 5.0%

自社内の部門サーバ を管理する個々の部

4.1%

サーバ購入先とは別 のベンダ、販社、SIer

3.3%

構築作業は発生しな 1.3%

その他 1.0%

N=3644

-コスト削減の一環として、ユーザ自身によるサーバの構築・運用が増加

サーバの構築作業(サーバ初期設定やシステム開発など)及び運用作業(バックアップ、パッチ適用など)

の実施担当者に関する現状と今後の意向を尋ねた結果が以下のグラフである。

構築作業と運用作業のいずれについても、現状と今後の意向を比較すると「自社内の情報システム部門」が 担当するという回答の占める割合が高くなっている。景気悪化の影響などで、ユーザ企業はIT資産管理に関連 するコスト削減意向を強めており、本件以外の調査結果においてもそうした傾向が見受けられる。その一環として、

サーバの構築作業や運用作業についても、社外に委託せずに済むことはなるたけ自社内でカバーしようという考えが 働いているものと考えられる。

利用中サーバ運用管理作業担当

その他 1.5%

部門毎にベンダ、

販社、SIerに委託 1.1%

自社内の個々の 従業員

4.5%

全社で一括してベ ンダ、販社、SIerに

委託 8.1%

自社内の部門毎 の管理者

8.4%

自社内の情報シ ステム部門

76.4%

N=3636

利用予定サーバ運用管理作業担当

自社内の情報シス テム部門

80.5%

自社内の部門毎の 管理者

8.4%

全社で一括してベン ダ、販社、SIerに委

4.6%

自社内の個々の従 業員 2.0%

サービス利用なの で、サービス提供者

側が行う 0.9%

部門毎にベンダ、販 社、SIerに委託

0.8%

その他 2.8%

N=867 利用予定サーバ構築作業担当者

サーバ購入先のベ ンダ、販社、SIer

42.2%

自社内の情報シス テム部門

42.0%

自社内の部門サー バを管理する個々

の部門 5.2%

サーバ購入先とは 別のソフトウェアを 担当するベンダ、販

社、SIer 4.9%

サーバ購入先とは 別のベンダ、販社、

SIer 1.7%

サービス利用なの で、サービス提供者

側が行う 1.3%

構築作業は発生し ない その他 0.6%

2.1%

N=864

(4)

-クライアント

PC

管理は包括的対策よりも部分的なセキュリティ対策を優先

クライアントPC管理はサーバ管理と並んでユーザ企業にとっては重要度の高いIT関連タスクである。しかし、

サーバ管理と比べるとクライアントPCに対するユーザ企業の取り組み姿勢にはあまり積極性が見られない。

通常業務を遂行する上では、経営層がクライアントPC管理に起因したトラブルの影響度を把握しづらいからである。

例えば、社員のクライアントPCハードディスクが頻繁に故障し、データ復旧に追われているという状況は情報システム 部門や当該の社員にとっては一大事であるが、会社経営全体に対して恒常的に影響を及ぼす要素とはみなされない。

しかし、クライアントPCからの情報漏洩については経営の観点からも大きなリスクとして認識される。そのため、ユーザ 企業は「コストをなるべく抑えて、最低限情報漏洩を防止する施策を打つ」という選択を取りやすいということになる。

それを裏付けるようにクライアントPC管理の手段を尋ねた結果ではクライアントPCからの情報漏洩を防止するための 対策が上位を占めている。

セキュリティ面だけでなく、運用管理面も含めた網羅的な観点で見た場合の理想的なクライアントPC管理の手法は シンクライアントの活用である。しかし、IT投資が抑制されている状況下では中堅・中小企業がシンクライアント活用 を進める可能性は低い。当面はソフトウェアを主体としたピンポイントでのセキュリティ対策が続くと予想される。

クライアントPC管理への取り組み

検討中だが、予算は 確保していない

35.3%

課題はあるが、対処の 優先度は低い

33.0%

予算を確保し、既に着 手している

15.1%

課題を感じていない 7.5%

計画を策定し、予算を 確保済みである

4.6%

「クライアントPC管理」

が何を意味するのか わからない

2.5% 予算を確保し、半年以 内に着手する

2.1%

N=1137

クライアント PC管理の手段

52.2%

36.4%

28.9%

25.1%

23.6%

18.8%

14.9%

12.4%

10.8%

9.0%

4.2%

5.9%

0% 20% 40% 60%

セキュリティ強化ソフトウェアの利用 インストールするアプリケーションの制限 ノートPCの持ち出し禁止 クライアントPC資産管理ソフトウェアの利用 クライアントPC操作監視ソフトウェアの利用 プリントアウト、USBメモリへのコピーといったデータ複製の禁止 ハードディスクの暗号化 セキュリティ強化デバイスの利用 既存クライアントPCをそのまま利用してのシンクライアント化 既存クライアントPCをシンクライアント専用端末に置き換え デスクトップ仮想化 その他

N=1063

(5)

従業員数

100人~300人 未満 35.0%

3000人~5000 人未満 500人~1000 0.2%

人未満 8.1%

1000人~3000 人未満 4.5%

5000人以上 0.1%未回答・不明

1.1% 10人未満 2.5%

10人~50人未 18.3%

50人~100人未 19.0%

300人~500人 未満 11.2%

N=1168

-回答者属性-

調査概要

【対象企業】全国の年商5億円以上~500億円未満の民間企業7000社

【有効回答数】1168社

【調査方法】郵送アンケート

【調査実施期間】2009年1月~3月 レポート概要

【発刊日】2009年4月13日

【仕様】体裁:ハードコピー版(A4判約100ページ)/CD版(Microsoft Word/Excel形式)

【価格】99,750円(税込)

【概要】

・ユーザ企業に導入されているサーバ台数とクライアント台数の遷移

・サーバ利用用途(基幹系、情報系、インフラ系など8項目)毎の構築作業担当者、運用作業担当者など

・サーバ管理の課題

・サーバ統合や省スペース化への取り組み

・仮想化技術の活用状況

・クライアントPC管理の課題と取り組み

本リリースに関するお問い合わせ

株式会社ノークリサーチ 担当:岩上由高 東京都足立区千住1-4-1東京芸術センター1705 TEL 03-5244-6691 FAX 03-5244-6692 [email protected] http://www.norkresearch.co.jp/

業種

卸売業 16.4%

サービス業 11.1%

IT関連サービス 5.7%

流通業 3.5%

その他 12.3%

未回答・不明 1.6%

組立製造業 18.8%

加工製造業 14.6%

建設業 9.2%

小売業 6.6%

N=1168 年商

30億~50億円 11.7%

50億~100億円 20.0%

200億~300億 6.9%

5億~10億円 13.1%

未回答・不明 400億~500億 3.2%

2.4%

300億~400億 4.8%

10億~30億円 21.8%

100億~200億

16.0% N=1168

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