株式会社ノークリサーチ(本社〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1 東京芸術センター1705:代表 伊嶋謙ニ
03-5244-6691 URL:http//www.norkresearch.co.jp)は中堅・中小企業市場におけるサーバハードウェア、クライアントPCハードウェア、各種ソフトウェアを始めとするIT投資全般の現状と今後を網羅した年刊レポート の最新版「2009年版中堅・中小企業のIT投資動向に関する実態と展望」を発刊した。
● 重要投資ポイントの三大項目はコスト削減
/業績改善
/事業継続計画
● 導入予定サーバベンダでは富士通、
NECといった国産ベンダが優勢
● サーバ導入パターンは「ベンダから情報収集、自社内で選定」が主流
●
SaaS活用に対してユーザ企業は冷静、投資対効果をシビアに判断
「2009年版中堅・中小企業のIT投資動向に関する実態と展望」を発刊
-重要投資ポイントの三大項目はコスト削減
/業績改善
/事業継続計画
今後、サーバ導入やサービス活用を検討する際に重視するポイントとしては「業務におけるコスト削減」「業務における 業績改善」「信頼性、可用性、性能の改善」の3点が多く挙げられている。これまで中堅・中小企業は業務システムの 安定稼動に関してはそれほど厳しい要件を必要としていなかった。しかし、景気が後退している局面では業務システム の停止が企業存続にも直接影響しかねない。こうした背景から、コスト削減と業績改善といった従来から挙げられてい る重視ポイントに加えて、「信頼性、可用性、性能の改善」といった回答の比率が高まっていると考えられる。「企業の 信頼」という観点ではセキュリティも引き続き重要であり、4位に挙げられている。
サーバやサービス を検討する際の重視ポイント
48.7%
23.1%
11.1%
7.7%
6.8%
5.0%
4.4%
4.4%
1.2%
0.9%
3.5%
37.4%
36.3%
0% 20% 40% 60%
業務におけるコスト削減 業務における業績改善 信頼性、可用性、性能の改善 セキュリティ強化 経営支援 サーバ統合 ソフトウェアのバージョンアップ コンプライアンス オープン化やダウンサイジング ソフトウェアの新規導入 企業、事業所、部門の統廃合 グリーンIT、エコ その他
N=895
-導入予定サーバベンダでは富士通、
NECといった国産ベンダが優勢
導入を予定しているサーバの導入パターンを見ると、新規システム構築に伴う導入よりも、リースや耐用年数切れによる 交換の方が多くなっている。経済不況の影響により、ユーザ企業はIT投資の抑制を強めつつある。こうした状況下では 過去に多くのサーバ導入実績を持つ国産ベンダの買い替え需要が2009年以降のシェアに少なからず影響を与えてくると 予想される。
導入予定時期毎のサーバベンダ比率を見ても、直近1年以内の導入では富士通やNECといった国産ベンダの占める割合 が比較的高くなっている。
.導入を予定しているサーバの導入パターン
リースや耐用年数 切れによる交換
31.8%
新規システムへの 新規導入
24.4%
既存PCサーバの アップグレード
17.3%
既存システムへの 追加導入
12.4%
オフコンからPCサー バへリプレース
2.5%
パソコンからのレベ ルアップ
1.7%
故障による交換 1.0%
UNIX・汎用機から PCサーバへリプ
レース 0.7%
不明 5.4%
その他 2.8%
N=866
導入予定時期毎のサーバベンダ比率
26.8%
25.6%
12.3%
24.2%
18.8%
20.7%
17.1%
23.1%
21.6%
17.2%
18.8%
27.1%
22.8%
14.5%
19.1%
20.2%
18.8%
9.3%
9.8%
20.5%
14.8%
15.2%
6.3%
7.1%
13.0%
8.5%
15.4%
7.1%
15.6%
12.9%
4.3%
5.0%
7.3%
7.0%
12.3%
12.1%
18.7%
18.0%
4.0%
3.3%
0.9%
3.1%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
既に導入に着手している(N=123)
半年以内に導入する予定(N=117)
1年以内に導入する予定(N=162)
2年以内に導入する予定(N=99)
予算を確保済だが時期は未定(N=32)
検討中だが予算は確保していない(N=280)
NEC 富士通 日本IBM 日本HP デル 日立製作所 その他
-サーバ導入パターンは「ベンダから情報収集、自社内で選定」が主流
以下の2つのグラフから、ユーザ企業がサーバを導入する際の情報収集と選定のパターンとしては「ベンダから情報収集、
自社内で選定及び決定」が多いことがわかる。コスト削減の一環として、ユーザ企業はサーバの運用管理作業を自社内で 行おうとする意向を強める傾向にある。そのため、自社内での具体的な運用場面を想定し、自社の判断で検討を進める 傾向が今後も強まると予想される。
ベンダとしては「必要な情報が容易に閲覧・検索できるWebサイトの整備」「問い合わせ窓口での応対品質の向上」
「ユーザの運用環境に即した投資対効果試算が可能なツールの提供」などといった様々な工夫が求められてくる。
サーバ導入やサービス 利用に際して重視する情報源や相談先
ベンダのホームペー ジ 19.3%
ベンダの問い合わせ 窓口 19.1%
販社の問い合わせ 窓口 16.6%
SIerの問い合わせ窓 口 9.0%
ベンダ主催のセミ ナー/イベント
8.7%
社内の情報システム 担当者
6.0%
販社主催のセミナー /イベント
5.2%
販社のホームページ 3.5%
SIerのセミナー/イベ ント 2.2%
SIerのホームページ 0.8% その他
9.7%
N=869
サーバやサービス を選定する担当者
自社内の経営企画部門 や情報システム部門
77.4%
以前にサーバ購入先や サービス加入先となっ
た販社/SIer 7.7%
自社内の該当システム を利用する各部門
7.1%
自社内で結成されたプ ロジェクトチーム
4.6%
以前にサーバ購入先や サービス加入先となっ たのとは異なる販社、
SIer 1.0%
自社と契約しているコン サルタント
0.5%
その他 1.7%
N=871
-
SaaS活用に対してユーザ企業は冷静、投資対効果をシビアに判断
SaaSに関しては2008年時のブームともいえる状況がやや収束し、ユーザ企業が冷静になり始めている状況が伺える。
現在SaaSと呼ばれているものの多くは、既にユーザ企業内で利用されているWebアプリケーション(主にグループウェア やメールなどの情報系アプリケーション)をサービス形態で提供しているものが多い。そのため、サービス形態へと移行 することで得られるユーザ側のメリットが見出しにくい。むしろ利用するアプリケーションが変わることによる業務効率の 低下や社内の業務システムとの連携ができなくなることを懸念する声も少なくない。
提供側としては、単なるWebアプリケーションのオンライン版ではなく、ユーザ企業がSaaSならではのメリットを享受できる サービスを開発、提供していくことが求められる。(SaaSに関する詳細は「2009年版SaaS市場の実態と中期予測」参照)
SaaSへの取り組み状況
興味・関心はある が、利用する予定
はない 51.5%
興味・関心がない 18.3%
「SaaS」が何を意味 するのかわからな
い 18.0%
既存業務システム のSaaSへの移行を 検討している
3.6%
新規業務システム での利用を検討し
ている 2.9%
新規業務システム で既に利用してい
る 2.5%
既存業務システム をSaaSへ移行する
計画がある 1.3%
既存業務システム をSaaSへ移行して 利用している
1.1%
新規業務システム で利用する計画が
ある 0.9%
N=1142
SaaSへの期待
34.7%
26.3%
19.7%
17.2%
9.3%
7.7%
4.6%
3.5%
6.5%
0% 20% 40%
関心はあるが、行動を起こすほどのニーズはない 一般的な効果は認めるが、自社には適していない 自社内運用と比較した場合のメリットがない システム導入・運用コスト削減手段として期待している システム導入・運用期間短縮の手段として期待している セキュリティ強化の手段として期待している 自社に適合したシステムの実現手段として期待している コンプライアンスの手段として期待している その他
N=1010
従業員数
100人~300人 未満 35.0%
3000人~5000 人未満 500人~1000 0.2%
人未満 8.1%
1000人~3000 人未満 4.5%
5000人以上 0.1%未回答・不明
1.1% 10人未満 2.5%
10人~50人未 満 18.3%
50人~100人未 満 19.0%
300人~500人 未満 11.2%
N=1168
-回答者属性-
調査概要
【対象企業】全国の年商5億円以上~500億円未満の民間企業7000社
【有効回答数】1168社
【調査方法】郵送アンケート
【調査実施期間】2009年1月~3月 レポート概要
【発刊日】2009年4月13日
【仕様】体裁:ハードコピー版(A4判約100ページ)/CD版(Microsoft Word/Excel形式)
【価格】99,750円(税込)
【概要】
・サーバ利用用途(基幹系、情報系、インフラ系など8項目)毎のPCサーバ導入予定に関する以下の項目 導入予定時期、ベンダ名、購入先
OS、CPUタイプ、形状(タワー型、ラック
導入の経緯(新規、追加、ダウンサイジング、リース切れなど)
導入検討の際の情報源や重視ポイント
・SaaSへの取り組み状況
・省電力化やCO2排出削減に関する重視ポイント
・各種業務アプリケーション、ネットワークインフラ、ストレージなどに関する投資意向
本リリースに関するお問い合わせ
株式会社ノークリサーチ 担当:岩上由高 東京都足立区千住1-4-1東京芸術センター1705
TEL 03-5244-6691 FAX 03-5244-6692 [email protected] http://www.norkresearch.co.jp/業種
卸売業 16.4%
サービス業 11.1%
IT関連サービス 業 5.7%
流通業 3.5%
その他 12.3%
未回答・不明 1.6%
組立製造業 18.8%
加工製造業 14.6%
建設業 9.2%
小売業 6.6%
N=1168 年商
30億~50億円 11.7%
50億~100億円 20.0%
200億~300億 円 6.9%
5億~10億円 13.1%
未回答・不明 400億~500億 3.2%
円 2.4%
300億~400億 円 4.8%
10億~30億円 21.8%
100億~200億 円
16.0% N=1168