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音楽は時間の芸術と言われます ある瞬間にひとつの音が発せられ いくつもが重なって響きとなり 響きが重なりあって流れてゆきます 今生まれ 消えてゆく音楽 その時間を共有するのが 演奏家と聴き手です まさに一期一会 次代を担う演奏家たちと より幅広い多くの聴衆との より素敵な出会いのために サントリーホ

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特集

サントリーホールから

広がる

音楽のよろこび

インタビュー

稲垣吾郎

その3

2019年1~4月の

コンサート案内

サントリーホール情報誌 January 2019

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  音楽は時間の芸術と言われます。ある 瞬間にひとつの音が発せられ、いくつも が 重 な っ て 響 き と な り、 響 き が 重 な り あって流れてゆきます。今生まれ、消え てゆく音楽。その時間を共有するのが、 演奏家と聴き手です。まさに一期一会。   次代を担う演奏家たちと、より幅広い 多くの聴衆との、より素敵な出会いのた め に ―― サ ン ト リ ー ホ ー ル が 力 を 注 ぐ 「 E N J O Y ! M U S I C プログラム」 は、 〈 音 楽 に 出 会 う よ ろ こ び を 〜 未 来 を 担 う こ ど も た ち へ 〉〈 音 楽 を 創 る よ ろ こ 堤剛がディレクターを務め、音楽学校や 特定の師弟関係とはまた別の、ユニーク な学びの場として注目されています。   25年目を迎えたオペラ・アカデミーで は、プロフェッショナルを目指す声楽家 やピアニストたちが、元世界的テノール 歌手で指揮者としても活躍するジュゼッ ペ・サッバティーニら講師陣のもと、発 声の基礎からイタリア歌曲、オペラと音 楽 表 現 を 磨 い て い ま す。 毎 年、 ブ ル ー ローズ(小ホール)で研鑽の成果を披露。 今年は2月に、モーツァルトの傑作オペ ラ『フィガロの結婚』を上演します。 *   室内楽アカデミーは、世界的チェリス トでもある堤剛の提案で2010年に開 講。昨年、嬉しいニュースに湧きました。 アカデミーで学んだ修了生のピアノ · ト リオ「 葵 あおい トリオ」が、権威ある「ミュン ヘ ン 国 際 音 楽 コ ン ク ー ル( 第 67回 ) 」 で、 ピアノ三重奏部門第1位に輝いたからで す。日本人トリオとして史上初の快挙!   12月には、彼らの本拠地ともいえるブ ルーローズで凱旋リサイタルが行われ、 絶妙なバランスで絡み合う美しきアンサ ンブルに、称賛の拍手が鳴りやみません でした。   世界に羽ばたく新星「葵トリオ」を生 ん だ 室 内 楽 ア カ デ ミ ー は、 「 室 内 楽 は 音 楽の原点とも言える」という堤の音楽家 としての思いから始まりました。プロを 目指す若手奏者(ヴァイオリン、ヴィオ ラ、 チェロ、 ピアノ) を公募し、 2年間の 研修のなかでアンサンブルに求められる 演奏技術や感性を磨き、室内楽作品のレ パートリーを増やして深めることを目標 とします。アカデミー・ディレクターと して堤が最も大切にしているのは、 「〝教 える―教わる〟 ではない、 皆が対等な音楽 家として向かい合う時間」だと言います。 「 年 齢 や 経 験 の 違 い を 超 え、 一 緒 に 音 楽 を創り、楽しみ、素晴らしいものを共有 する。そういう楽しみを分かち合える人 たちが、輪が広がるようにつながってい

びを〜若きプロフェッショナルたちへ〉 〈 よ り 開 か れ た ホ ー ル を め ざ し て 〉 の 3 本柱で、クラシック音楽のこれからを見 据えて行う活動です。なかでも、若手音 楽 家 を 育 む「 サ ン ト リ ー ホ ー ル ア カ デ ミー(オペラ・アカデミー/室内楽アカ デ ミ ー ) 」 は、 サ ン ト リ ー ホ ー ル 館 長 の

サントリーホールから広がる

音楽のよろこび

特集

コンサートホールは、演奏家と聴衆が出会う場所。 数百年前につくられたクラシック音楽も、生まれたばかりの作品も、 今ここで演奏されることで、集った人々の耳に届きます。 よき音楽家がいて、よき聴き手がいて、 よき演奏がホールに満ちたとき、いろいろな感情が渦巻いて、 大きな幸福感がすべてを包み込みます。そんな音楽の持つ 深いよろこびを分かち合える場であり続けるために、 サントリーホールは、「ENJOY! MUSIC プログラム」と 称したさまざまな活動を行っています。 今号ではそのなかから、若きプロフェッショナルな 音楽家を育むアカデミーと、 未来を担うこどもたちを対象にした プログラムをご紹介します。 「オープンハウス」にて、 指揮者体験(2018年) 「こども定期演奏会」 2019年シーズンの チラシに採用された絵 若 葉のイメージに、 将 来 豊かに 音楽文化が花開くことへの期待 を込めたロゴマーク。 室内楽アカデミー出身の葵トリオ 「こども定期演奏会」2018年シーズンの最終回、こども奏者とオーケストラの共演 「オペラ・アカデミーコンサート」より * 2月11日(月・祝)、13日(水)にブルーローズ(小ホール)で上演される  オペラ・アカデミー公演『フィガロの結婚』、詳細は12ページをご覧ください。  3 Hibiki Vol.6

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く場所、それがサントリーホール室内楽 アカデミーです」   昨年9月から第 5期が始まりました。 今期のフェロー(受講生)は 17歳から 28 歳まで 26名。カルテットとトリオ合わせ て 7 組 の 室 内 楽 グ ル ー プ が、 フ ァ カ ル ティ (講師) と共に、 〝自分たちの音楽〟 をじっくり探求していきます。毎月2日 間行われるワークショップでは、グルー プごとに練習してきた曲を披露。ファカ ルティが皆で意見を出し合い、他のフェ ロ ー た ち も そ の 様 子 を 聴 き ま す。 1 グ ループみっちり1時間。国際舞台での長 い演奏経験を持つファカルティたちの、 実 践 的 で 情 熱 に 溢 れ た ア ド バ イ ス や、 フェロー同士が「お互いの耳になる」こ とで、演奏が着実に変化していきます。 ――コンクールで圧倒的 1位、 おめでとうございます。 秋元   ありがとうございます。 最終ステージまで残り、準備 した9曲すべてを演奏できた ことが、何よりうれしくて。 伊東   審査員の方から「とて も室内楽的で優れていた」と いう言葉をいただき、アカデ ミーの2年間で教わった「緻 密にアンサンブルをする」と いうことが実を結んだのだと 思いました。 小 川 私 は 第 3 期、 4 期 と ア カデミーに参加し、 C M G な ど、日本で最も素晴らしいこ のホールで演奏する機会をた くさんいただいたことで、ス テージ度胸もつきました。世 界レベルで活動されている演 奏家の方々とも一緒に弾かせ ていただき、本番から学んだ たくさんのことが、今回のコ ンクールに活かせたかなと思 います。 伊東   ぼくも C M G で池田先 生、磯村先生、秋元くんとピ アノ · カルテットで演奏させ ていただき、長年組まれてき たお二人の 阿 あ 吽 うん の呼吸などを 身近で体験できました。 秋元   音でなければ伝えられ ないことがあるんだと実感し ました。1回の本番にこめる エネルギー、思い、集中力。 その瞬間に降りてくるもの。 先生方との演奏で、プロとし て目指す心構えを目の当たり にしました。 伊東   ぼくと小川さんは3期 でカルテットを組んで、弦楽 のアンサンブルをしっかり身 に付けられた。他のグループ の演奏、ピアノ・トリオもよ く聴いたことで、こうやって トリオを組むときに、すでに 素地があった気がします。 ――凱旋リサイタルは、圧巻 でしたね。 秋元   ぼくは室内楽のイロハ からここで学び、自分で考え ていた完成形とファカルティ が求めるレベルの違いに、当 初、愕然としました。室内楽 を本気で学んだこの場でリサ イタルさせていただき、ぼく ら3人がピアノ・トリオとし て、これから可能性を追求し ていく意志表示ができたのが、 とてもうれしいです。 小川   幼い頃から憧れのサン トリーホールで凱旋リサイタ ル、感謝の気持ちでいっぱい です。これから私たちが発展 していく第一歩になりました。 伊東   4月から3人でミュン ヘンの音楽大学へ入学し、さ らに学びながらレパートリー を増やし、ドイツや日本を拠 点に演奏活動をしていきます。   そして、このアカデミーのいちばんの 特徴は、聴衆を前に演奏する機会が数多 く設けられていることです。なかでも、 ブ ル ー ロ ーズで毎 年 2 週 間 に わ た り 開 催 さ れ る 室 内 楽 の 祭 典 「 チ ェ ン バ ー ミ ュ ー ジ ッ ク ・ ガ ー デ ン( C M G )」 * は、 室 内 楽 アカデミーの成果の聴かせどころ。選抜 された現役フェローのアンサンブルによ る演奏会や、世界の一流演奏家や修了生 と の 共 演 機 会 も あ る、 晴 れ 舞 台 で す。 研 修期間中に2度の C M G を経験します。   現在のファカルティは6名。日本の室 内楽史上に輝くレジェンド「東京クヮル 年に数回は国内外の一流現役演奏家を ゲスト・ファカルティに迎え、特別マスター クラスを開催。この日はフランスのヴォー チェ弦楽四重奏団が来日、第5期フェ ローの演奏に熱心にアドバイスをくれまし た。 写真中段手前は、オブザーバーと して見守るファカルティの池田菊衛。 「チェンバーミュージック・ガーデン2018」の ENJOY ! 室内楽アカデミー・フェロー演奏会。 第4期生フェローの演奏。 ミュンヘン国際音楽コンクール会場にて。©Daniel Delang 12月14日、ブルーローズでの 凱旋リサイタルの様子。 イ オ リ ン )。 そ し て 堤 剛 が 加 わ っ た 錚 々 たる指導陣です。 「 こ の ア カ デ ミ ー で は、 そ れ ぞ れ の グ ループで自分たちはこの音楽に何を感じ ているのか、音楽で何を言いたいのかを 全員で議論し、突き詰め、個性溢れる演 奏を目指してほしい」とファカルティの 池 田 は 言 い ま す。 そ れ は、 「 楽 器 同 士 が 鳴り合った瞬間に、お互いの気持ちがわ かりあえる」という室内楽の至上の歓び を知る演奏家ならではの言葉です。   今年の C M G では皆さんもぜひ、これ から音楽家として花開いていく若々しい アンサンブルを、お楽しみください。 *6月開催予定のチェンバーミュージック・ガーデン(CMG)詳細は、次号4月号Vol.7でお知らせします。 『Hibiki』Vol.3特集内で、室内楽と2018年CMGに関する記事を掲載しています。  https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/calender/ 撮影・森口奈々 テット」の元メンバー原田幸一郎、池田 菊 衛( ヴ ァ イ オ リ ン )、 磯 村 和 英( ヴ ィ オ ラ ) の 3人 に、 毛 利 伯 郎( チ ェ ロ )、 練 木 繁 夫( ピ ア ノ )、 花 田 和 加 子( ヴ ァ 67回ミ 国際音楽 重奏部門第

秋元孝介 室内楽 デミ 期修了 響子 ) 室内楽 デミ 期、 期修了 伊東 室内楽 デミ 期修了

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  舞 台 を 囲 む よ う に 客 席 が 配 置 さ れ た ヴィンヤード形式のサントリーホール大 ホールでは、ひときわ聴き手を近くに感 じて演奏できるそうです。奏者と聴衆の 呼吸や感情が、音楽を通じて一体となっ たときのめくるめく高揚感は、特別な体 験です。新鮮な耳を持つこどもたちにこ そ、その楽しさを味わってほしい。コン サートホールを身近な存在と感じ、音楽 に出会うよろこびを知ってほしい。そん な思いから、 「 E N J O Y ! M U S I C プログラム」では、年に4回の「こども 定 期 演 奏 会 」、 こ ど も 向 け オ ル ガ ン 企 画 「 そ れ い け! オ ル ガ ン 探 検 隊 」、 サ ン ト リ ー 美 術 館 と コ ラ ボ レ ー ト し た ワ ー ク ショップ&コンサート「サントリーアー ト キ ッ ズ ク ラ ブ い ろ い ろ ド レ ド レ 」 な ど、 こどもたちを主人公とした企画や、サン トリーホールを一日無料開放する「オー プ ン ハ ウ ス 」 な ど、 さ ま ざ ま な 活 動 を 行っています。 たちは、自然で素直な反応を返してくれ ます。音楽には本能に訴える力があるん です。彼らの脳内のまっさらな画用紙に 初めて絵を描くようで、責任も感じます が、とてもワクワクしています」   ご自身も一児の父で、どんな曲を聴か せても興味を持って反応する2歳の子の 姿に、日々刺激されているそうです。   こども定期演奏会では、あらゆる場面 でこどもたちの才能が光ります。   毎回幕開けに奏でられる各シーズンの 「 生 ま れ て 初 め て コ ン サ ー ト ホ ー ル で 聴くオーケストラ」の記憶は、きっとそ の先の人生にずっと寄り添っていくはず。 だからこそ、最初から〝一流〟を体験し て も ら い た い。 東 京 交 響 楽 団 と サ ン ト リーホールが共に築いてきた、日本初の 試み「こども定期演奏会」は、 2 0 1 9 年シーズンで 18年目となります。 69回目 の演奏会となる初回は4月 14日、日曜日 の午前 11時開演です。1回でも十分にお 楽しみいただけますが、せっかくの定期 演奏会、ぜひ年間4回通しで聴くことを お 勧 め し ま す。 「 こ ど も た ち の た め に、 たくさんの大人が一生懸命考えた」楽し さ溢れる、オーケストラの魅力満載の演 奏会なのです。4回それぞれ、指揮者も ソリストも変わります。 「 こ ど も た ち の た め に、 こ ど も を こ ど も 扱いしない」というのが当初からのコン セプト。モーツァルトやベートーヴェン、 オペラの曲もあれば現代音楽の作品もあ テーマ曲は、こどもたちが作曲します。 2018 年シーズンで公募によって選ば れたのは、小学2年生の女の子が「はじ めてつくった」という曲『小さなあさの コンサート』でした。プロの音楽家が編 曲し、オーケストラが演奏します。今年 のテーマ曲は現在募集中。小学1年生か ら中学3年生までが応募対象、締め切り は2月1日、ふるってご応募を!   演奏会のチラシにも、こどもたちが描 り、演奏機会の少ない隠れた名曲も。そ れぞれの指揮者がテーマに合わせて作品 を選り抜き、集中して聴ける 15分以内に 1曲が収まるよう聴かせどころを揃えて、 フルオーケストラで演奏します。大人に とっても、バラエティ溢れる音楽のエッ センスを堪能できるプログラムです。今 年の年間テーマは《音楽レシピ〜音楽は 何 で で き て い る? 》。 『 ハ ー モ ニ ー 』『 メ ロディー』 『スタイル』 『リズム』という 音楽を構成する4つの要素をテーマに、 数々の作品をお届けします。   初回『ハーモニー』を担当するのは、 日本全国のオーケストラから引っ張りだ この人気若手指揮者、角田鋼亮。こども 定期演奏会には初登場です。 「先 入 観 や 偏 見 な く 聴 い て く れ る こ ど も   2003年にこども奏者として舞台 に立ちました。他の人と一緒に弾くこ と自体が初めてで。100人近くの人 たちと音楽を創っていく面白さを知り、 楽団員さんが普段どんなことを考えて 弾いているかを身近で教わり、すごく 勉強になりました。本番は緊張しつつ も、ものすごく楽しかった。コンサー ト マ ス タ ー の 役 割 が し た く て 翌 年 も チャレンジし、具体的にオーケストラ 奏者を目指すきっかけになりました。 こども奏者で出会った友だちは、同じ 目標をもった同志という感じで刺激に なり、今でもつながっています。   東京交響楽団はみんな人柄が温かく て、 「 今 年 は ど ん な こ ど も 奏 者 が 来 て くれるのかな」って楽しみにしている んですよ。 指揮者

い い も り の り ち か

森範親

東京交響楽団正指揮者。 2019年シーズン最 終回『リズム』を指揮。「こどもたちには元気 で豊かな心持ちでいてほしい。 音楽で心がほど けて、コンサートって楽しいなと思ってもらえたら」 指揮者

つ の だ

田鋼

こ う す け

「『ハーモニー 』は、音楽の中で私が最 も好きな要素。 楽しく選曲したので、 音楽のなかの色、感情、緊張や解放、 人の心を動かす力を体感してください」 「こども定期演奏会」2019年シーズンの公演情報は14ページへ。 「こども定期演奏会」に関する詳細情報は、http://www.codomoteiki.net

 

か わ す そ

2004年「こども定期演奏会」でコンサートマスターを務める 中学1年生の河裾さん。いちばん右の黒いドレスの女の子です。 「こども定期演奏会」では、坪井直樹アナウンサーが指揮者や奏者から、 曲の解説や楽器の話などを楽しく聞き出してくれます。こども奏者たちも、 オーケストラの一員として演奏したあと、1人ずつ堂々と感想を述べます。 © 大杉隼平 撮影・森口奈々 撮影・森口奈々

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ゼー『アルルの女』を奏でてくれました。 楽団員同様に堂々とした演奏姿は圧巻!   毎シーズン最終回を指揮し、こども奏 者に接してきたマエストロ飯森範親は、 「 オ ー デ ィ シ ョ ン か ら 本 番 ま で 5カ 月 足 らずの間の成長ぶりが、毎回楽しみなん です。リハーサルの2日間にも、ぐんと 進歩します。舞台に立ったことで自信も つき、多くのものを得て、次のステップ に進める。オーケストラの皆さんとの出 会いも大きなエネルギーになると思いま す。音楽をやりたいと思っている子たち の目標となる、とても意義深い場だと実 感しています」   実際、こども定期演奏会の舞台に立っ たこども奏者のなかから、プロの演奏家 が何人も生まれ、なんと東京交響楽団に 入団された方もいます。こども奏者と元 こども奏者が同じ舞台で演奏する素敵な 光景は、長年の歴史の賜物です。 いた絵がデザインされます。 2019 年 シーズンのチラシには、小学5年生の女 の子の絵が採用されました。   そして、シーズンの最終回にオーケス ト ラ メ ン バ ー と し て ス テ ー ジ に 上 が る 〝 こ ど も 奏 者 〟 た ち の す ば ら し さ!   昨 年 12月の公演では、小学3年生から中学 3年生までのヴァイオリン、チェロ、フ ルート、オーボエ、クラリネット、 13名 のこども奏者が、東京交響楽団と共にビ シュマッツ ビアダイニング アークヒルズ

モダンドイツ料理で

「シュマッツ」なひとときを

シュマッツ ビアダイニング アークヒルズ 東京都港区赤坂 1-12-32 アーク森ビル 2F 電話: 03-6230-9535 月~金曜: ランチ 11:00 ~ 15:00  カフェ 15:00 ~ 17:00  ディナー 17:00 ~ 23:00 土・日曜・祝日: 11:00 ~ 22:00(公演日は~22:30) 上:ウッディで寛げる店内。下:クラフトドイツビール 3 種の飲み比べセット。特製ソーセージとともに。 特典:この記事を提示すればクラフトドイツビールまたは ビームハイボール1杯が無料に ドイツ人2人がフードトラックからスタートさ せた、“今”のドイツの味を楽しめるビアダイニ ング。木の温もりが感じられるアットホームな 店内では、サントリーウイスキーはもちろん、 ドイツの「ビール純粋令」に基づいて醸造され たクラフトドイツビールとともに本場の〝今" のドイツ料理を味わえます。 コンサートの前はコーヒーやケーキを楽しめ、 コンサートのある日は営業時間を30分延ばし てくれるのも嬉しい。場所はアーク森ビル2階 とサントリーホールから徒歩3分。シュマッツ とは、「幸せの音」を表すドイツ語。コンサー トの前後、幸せなひとときをシュマッツで味 わってみてはいかが。   「こども定期演奏会」は 2019 年シーズ ンより日曜朝の開催になります。開演は 11時。 少し早めにいらして、都心のサントリーホー ルをゆっくり楽しんでください。コンサート 終了は 12時半頃。ランチに繰り出すのにちょ うどよい時間。カラヤン広場には、コンサー ト用にお洒落したママとお子さん、仲良くお 茶を飲むパパとお嬢さんなど微笑ましい姿が。

初 の き っ か け は、 オ ー プ ン ハ ウ ス で し た。 私 自 身、 クラシック音楽に憧れはあるの になかなか近づけなくて。こど もたちには人生の楽しみとして 何か機会を与えられたらと、当 ている曲もあったよ」な んて楽しそうに帰ってき ました。   今日は息子も一緒に3 人で。彼は、大河ドラマ を見て「この曲を弾きた フリーアナウンサーの政井マヤさんも、お子 さんと一緒にサントリーホールで休日を楽し んでいらっしゃいます。昨年 12月、こども定 期演奏会の帰りに、お話を伺いました。 名曲コンサートがあり、その解説が面白かっ たのか、娘はすっかり『フィガロの結婚』に ハマって。もともとミュージカル好きだった ので、オペラの世界にもすんなり入れたのか

もしれません。家でもD VDを何度も見て、口ず さ ん で い ま す。 「 ま た 行 きたい」と言うので、翌 春(2016年)は「こ ども定期演奏会」へ。エ ントランスまで連れて行 き、あとはお友達と2人 で ホ ー ル の 中 へ。 「 知 っ たい。あの透明な板は何?(大ホールの音響 反射板)とか、いろいろ質問されました。こ の年齢からサントリーホールに入ることがで きるだけでも、すごいことですよね。今の自 分の感性を使って十分に楽しんでいるんだな あと思います。一番下はまだ1歳半なので、 シッターさんに見てもらっていたのですが、 カラヤン広場でご機嫌に遊んでいたみたいで す。もう少ししたら彼も連れて、主人も一緒 に家族みんなでサントリーホールのコンサー トを楽しみたいと思います。 (談) た興味を持ってくれるといいのですが、サン トリーホールの建物のほうに興味があったみ 政井マヤ メキシコ生まれ、神戸育ち。 2007 年結婚を機にフジテレビを退社、フ リーアナウンサーに。 TBS朝の情 報 番 組『ビビット』コメンテーター、 ニッポン放送『政井マヤ 世界ぐるっ とカフェトーク』パーソナリティなど、 多方面で活躍中。 3児の母。 政井さんのお嬢さん が友達と2人で聴い た、2016年の「こ ども定期演奏会」。 指揮者の秋山和慶 による、鉄 道をテー マにした演奏会で会 場も一体となって盛 り上がりました。 時小学3年生だった娘と一緒に遊びに来たん です。ブルーローズ(小ホール)でオペラの い」とヴァイオリンを習い始めたのですが、 すぐやめてしまい……今日をきっかけに、ま

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たっては、さまざまな音楽家たちの 指揮姿を観察したそうです。 「 カ ラ ヤ ン さ ん や 小 澤 征 爾 さ ん、 佐 渡裕さん、西本智実さんなど、動き もスタイルもみなさんそれぞれ違い ますよね。カラヤンさんは静かに目 を閉じたまま指揮していらっしゃる し、佐渡さんは汗が流れ落ちるほど 情熱的で、西本さんはまるで振り付 けのような動き。正解はないんだな と( 笑 )。 形 を 真 似 る の で は な く、 演じる気持ちやストーリーを大切に しようと思いました」   稲垣さんの指揮は観客を巻き込み ながら、劇場全体を喜びと感動の渦 へと誘いました。

「 コ ン サ ー ト で も 芝 居 で も、 観 客 のみなさんとの空気感はとても大切 にしています。客席との一体感が生 まれて、そこで初めて完成する。だ から毎回同じものはできないし、そ れは言葉では言い表すことができな い不思議な体験なんですよね」 ようと思って。ステージに立ったと きに見える景色って、ずっと記憶に 残るんですよね。ここにずっと一カ 月立ったら、この景色が頭に焼きつ くんだろうなって思いながら眺めて いました。装飾の一部だったり、照 明の配置。光の感じを、僕はけっこ う憶えているんです。あと、劇場っ て独特な匂いもありますよね。すべ ての感覚で捉えた断片的な印象。指 揮棒のコルクの柔らかさとか。毎日 新鮮な気持ちで舞台に立つけれど、 繰り返すことで、記憶が自分のなか にずっと残り続けるんです。そうい う場所に帰ってくると懐かしいなっ て思います。劇場やコンサートホー ル っ て 、心 が 落 ち 着 く 場 所 で す よ ね 」   役 作 り に つ い て は、 「 あ え て シ ナ リオ以上のことを表現しようとはし ない」と言います。 「 パ ー フ ェ ク ト な セ リ フ が 書 か れ て いるので、自分でそれ以上の欲を求 めないというか。音楽でいうならば、 楽譜に書かれている以外のものを演 奏しないという感じでしょうか。何 度もセリフを読んで何度も口にして いると、だんだん自分の言葉になっ てくる。すると、そこに答えがある んです。シナリオを書く方って本当 にすごいと思いますよ。役者は、ひ とつの素材でいいのかな、と。僕の 肉体で演じるので、ベートーヴェン という人物をなぞることに固執して も、そもそも無理だし。自由に演じ てもいいんじゃないかな」   長いキャリアのなかでさまざまな 舞台に立ってきた稲垣さんですが、 この『Hibiki』の撮影で、サ ントリーホール大ホールのステージ にも上がってみてもらいました。 「 広 く 感 じ ま し た ね。 僕 ら 演 者 や、 きっと奏者の方々も、エネルギーを 発散する対象として空間を感覚で捉 えていると思います。遠くにも届け

Hibiki Special Interview

Goro Inagaki 稲垣吾郎(いながき ごろう)  1973年12月8日生まれ。SMAPの メンバーとして91年 にデビュー。 2017年9月に草彅剛・香取慎吾ら と共にオフィシャルファンサイト「新し い地図」を開設。日本財団パラリン ピックサポートセンターのスペシャル サポーターに就任。サントリービール 株式会社「オールフリー」CMに現 在出演中。主なドラマ出演に、『金 田一耕助シリーズ』『流れ星』『不 機嫌な果実』など、主な出演映画に 『催眠』『笑の大学』『十三人の刺客』 ほか、今年、主演映画『半世界』、 『ばるぼら』が公開予定。

「 コ ン サ ー ト ホ ー ル で 聴 く 生 の 音 楽はやはり特別です。まさに音楽を 浴 、 び 、 る 、 ような感覚で、スペシャルな 体験だと思うし、感情を揺り動かさ れる。その特別な時間は、一生忘れ られないですよね。僕は舞台では演 じる立場ですが、やっぱり生のもの は大切にしていきたいし、そこがす べての源なのかなと思います」   稲垣吾郎さんは、昨年 11月から3 カ月にわたり、舞台『No・9―不 滅の旋律―』でベートーヴェンの波 乱の人生を演じました。終盤の『交 響曲第九番』 初演のシーンでは、 舞台 が暗転した次の瞬間、指揮棒を手に したベートーヴェンの後ろ姿が浮か び上がり、歓喜の歌が響き渡ります。 「 合 唱 の 後 半、 だ ん だ ん テ ン ポ が 速 サントリーホール、ホワイエのドリンクコーナー「インテルメッツオ」にて。こんなひとときも、コンサートの楽しみのひとつ。 くなっていくのですが、それが指揮 にピタっとハマると気持ちがいいん ですよ。とても貴重な体験でした」   以前、テレビ番組の企画で、サン トリーホールの舞台でオーケストラ の指揮を体験したこともある稲垣さ ん。 ベ ー ト ー ヴ ェ ン を 演 じ る に あ

その 3

昨 年 は 映 画 や 舞 台 に 奔 走 し 、 多 く の 観 客 を 沸 か せ た 稲 垣 吾 郎 さ ん 。 劇 場 や ホ ー ル の 独 特 な 空 気 感 が 大 好 き だ と い い ま す 。 撮影・加藤アラタ 構成・盆子原明美 ヘアメイク・金田順子 スタイリング・栗田泰臣

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次代を担う歌手たちが挑む、喜劇的オペラの傑作

オーケストラとホールが贈る、平日午後の優雅なひととき

サントリーホール オペラ・アカデミー公演

オペラ『フィガロの結婚』

〈全4幕・原語上演(日本語字幕付)〉

日本フィル&サントリーホール

とっておき

アフタヌーン Vol.

9

2月11日

(月・祝)

13

(水)

各日とも13:30開演(12:50開場)

 ブルーローズ(小ホール)

2月26日

(火)

14:00開演(13:20開場)

 大ホール 春の恒例、サントリーホールを一日開放する無料イベント。オーケストラや オルガンのコンサート、指揮者体験、ホール・ガイドツアーなど、さまざまな 企画をご用意してお待ちします。アークヒルズ外周全長700mの桜並木が 美しく咲き誇る季節、屋台やマルシェが出店するアークヒルズの「さくら まつり」と合わせて、小さなお子様も大人の方も一日たっぷりお楽しみいた だけます。ぜひこの機会に、サントリーホールへ。 1991年より継続的に開催、ご好評いただいているランチタイムの無料コンサートです。5,898本のパイプを持つ世界最大級のオル ガンならではの多彩な響きを、オルガニスト自身が企画したプログラムでお届けする30分。気軽に足をお運びください。 大規模なオペラ公演にはない歌手と聴衆の近さで、会場との一体感が高まるサントリーホール オペラ・アカデミー公演が、3年ぶ りに帰ってきます。元世界的テノール歌手で指揮者のジュゼッペ・サッバティーニによる指導のもと、音楽表現を磨いた若手歌手 たちによるモーツァルトの傑作オペラをお楽しみください。 気鋭の指揮者やソリストを迎え、名曲の数々を気さくなトークも交えてお届けする「とっておき アフタヌーン」。2018シーズン最終 回は、ロマンティックな“愛”を堪能できるプログラム。平日午後のクラシックコンサートで、豊かな一日をお過ごしください。

4

月6日

(土)

11:00〜17:00

 全館

サントリーホールをもっと身近に ! 春の無料開放デー 

毎月恒例、お昼休みのオルガン無料コンサート

オープンハウス

~サントリーホールで遊ぼう !

サントリーホール オルガン プロムナード コンサート

2016年公演より 指揮: 和田一樹 演奏: 横浜シンフォニエッタ、サントリーホール アカデミー ほか フィガロ: 石井基幾 (バリトン)  スザンナ: 小寺彩音(11日)/金子 響(13日)(ソプラノ)  アルマヴィーヴァ伯爵: 増原英也(バリトン) コーチング・ファカルティ 伯爵夫人: 迫田美帆(11日)/大田原 瑶(13日)(ソプラノ) ケルビーノ: 細井暁子(メゾ・ソプラノ)  マルチェッリーナ: 三戸はるな (ソプラノ)  バルトロ: 山田健人 (バリトン)  バジリオ & ドン・クルツィオ: 根津久俊(テノール)  アントニオ: 小幡淳平(バス)  バルバリーナ: 金子 響(11日)/小寺彩音(13日)(ソプラノ) 声楽アンサンブル: サントリーホール オペラ・アカデミー  ピアノ: 古藤田みゆき コーチング・ファカルティ  演出: 田口道子  

「ロマンをめぐる物語 —“愛”」

指揮: 角田鋼亮 ヴァイオリン: 成田達輝  バリトン&ナビゲーター: 加耒 徹  管弦楽: 日本フィルハーモニー交響楽団 メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 エルガー 『愛のあいさつ』 ラフマニノフ 交響曲第2番 ホ短調 より 第3楽章 チャイコフスキー 幻想序曲『ロメオとジュリエット』 ほか 【2019年スケジュールと出演者】 1月 24日(木) ルツィエ・ジャコヴァ 2月 28日(木) 冨田一樹 3月 28日(木) 福本茉莉 4月 18日(木) シモン・ボレノ 5月 16日(木) 野田美香 6月 27日(木) 龍田優美子 7月 25日(木) シルヴィウス・フォン・ケッセル 9月 19日(木) 石丸由佳 10月 10日(木) 未定 11月 8日(金) 未定  12月 19日(木) 未定

毎月1回

(8月除く、原則木曜日)

12:15開演

(12:00開場、12:45終演) 大ホール

コンサ ート案 内

2 0 1 9 年 1 〜 4 月 Concert Information 【入場無料・出入自由】 【入場無料・出入自由】 就学前の小さなお子様をお連れの方は、ブルーローズ(小ホール) の大型スクリーンでご鑑賞いただけます。 【チケット料金】指定 5,000円 【チケット料金】 6,000円 4,000円 3,000円  グループ割引 3名以上お申し込みでS席、A席10%オフ (受付はサントリーホールチケットセンター電話・窓口) 指揮者体験 ホール・ガイドツアー 2018年のオープンハウス。大ホールでのコンサート 成田達輝 © Marco Borggreve 角田鋼亮 © 大杉隼平 加耒 徹 日本フィルハーモニー交響楽団 ©堀田力丸 このマークのついた公演は、未来を担うこどもたち や若きプロフェッショナルな音楽家たちに向けた サントリーホールの活動「 ENJOY! MUSIC プログラム」の一環として開催します。音楽に出 会うよろこびの場、音楽を創るよろこびの場、そして、より 開かれたホールをめざし、様々な取り組みを行っています。 世界最大級のオルガンを、毎回異なる奏者が演奏 託児サービス(事前申込制)/ホテルオークラ東京から特別なおも てなし/リハーサル体験(1月21日必着申し込み)などあり。 詳細情報は http://suntory.jp/HALL/

(8)

バークレイズ証券株式会社 特別協賛

東京交響楽団&サントリーホール

こども定期演奏会

2019

年シーズン

《音楽レシピ〜音楽は何でできている?》

『ハーモニー』『メロディー』『スタイル』『リズム』

小・中学生を大ホール公演へご招待

サントリーホール

佐治敬三 ジュニアプログラムシート

東京初のコンサート専用ホール設立に心血を注いだサントリーホール初代館 長 佐治敬三は、若い世代へのクラシック音楽の継承を願ってやみませんで した。その遺志を継ぎ、ひとりでも多くのこどもたちに来場いただき、コンサー トの素晴らしさを味わってもらいたいと、「佐治敬三 ジュニアプログラムシート」 を設け、小・中学生を対象にペア3組を大ホールでの土日祝日の公演にご招 待。15年間累計で1000人近いジュニアたちをお迎えしてきました。 佐治敬三生誕100周年にあたる2019年は、「こども定期演奏会」でのご招 待数をペア6組に拡大して、実施します。この機会に、ぜひサントリーホール でクラシック音楽を体験してみてください。 【2019年 2~12月 対象公演】*のついた公演はペア6組12名様、その他はペア3組6名様をご招待 2月 9日(土) 都響プロムナードコンサートNo.381 応募受付期間〜1月15日(火) 指揮:小泉和裕 ヴァイオリン:川久保賜紀 東京都交響楽団        シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 ほか 3月 10日(日) 日本フィルハーモニー交響楽団 コバケン・ワールドVol.21 応募受付期間〜2月12日(火) 指揮:小林研一郎 ヴァイオリン:アラベラ・美歩・シュタインバッハー ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ストラヴィンスキー バレエ音楽『春の祭典』 *4月 14日(日)東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」2019年シーズン 《音楽レシピ〜音楽は何でできている?》第69回『ハーモニー』 (以下、こども定期演奏会の公演詳細はP14をご覧ください) 5月 3日(金・祝) ウィーン少年合唱団 6月 2日(日) 都響プロムナードコンサートNo.382 *7月 7日(日)東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」第70回『メロディー』 8月 4日(日) 第45回日本フィル夏休みコンサート2019 *9月 8日(日)東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」第71回『スタイル』 10月 20日(日) 都響プロムナードコンサートNo.383 11月 9日(土) 日本フィルハーモニー交響楽団 コバケン・ワールドVol.23 *12月 15日(日)東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」 第72回『リズム』 募集の詳細、申込はHPの応募フォームから。 http://suntory.jp/HALL/ 応募受付期間は公演日の1〜2カ月前を予定しています。 【チケット料金】年間会員券 12,000円(全席指定・4公演分) 1回券 3,500円  小学1年生からご入場いただけます  【こども定期演奏会 年間会員特典】 年間会員券好評発売中 (1)夢の企画 ! こどもピアニスト (第71回 9月8日公演 ピアニスト小山実稚恵さんとの連弾/応募対象:2019年 9月現在、小学1年生から中学3年生までの方/応募期間2月1日〜4月25日) (2)サントリーホール ロビー・ツアー (第69回 4月14日終演後/抽選で40名。当日申込制) 【応募型特別企画】 ●こども奏者になろう ! (第72回 12月15日公演/応募期間5月1日〜6月28日) ●テーマ曲をつくろう !(応募期間1月1日〜2月1日) イベントの詳細や詳しい応募方法は「こども定期演奏会ネット」 http://www.codomoteiki.netをご覧ください。 (3)サントリーホールのスタッフになってみよう ! (第70回 7月7日実施) (4)楽器体験(第71回 9月8日終演後) (5)飯森さんと楽団員を囲んで(第72回 12月15日終演後) *(2)〜(5)は4月14日の公演会場で応募受付します。希望者多数の場合は抽選。 オーケストラ:東京交響楽団 司会:坪井直樹(テレビ朝日アナウンサー)

コンサ ート案 内

2 0 1 9 年 1 〜 4 月 Concert Information 小山実稚恵 © ND CHOW 18年目を迎える、こどものためのオーケストラ定期演奏会。2019年シーズンのテーマは「音楽レシピ」。音楽が どんな要素で出来上がっているのか、4回の公演に分けて解き明かします。フル編成のオーケストラとソリストが バリエーション豊かな作品を演奏し、指揮者と坪井直樹アナウンサーが、演奏曲にまつわる話をわかりやすく解 説します。今シーズンは、すべて日曜日開催。サントリーホールで親子で楽しむクラシック音楽……休日の新しい 過ごし方です。 第69回 ハーモニー

4月14日

(日)

11:00開演

(10:30開場) 各回とも大ホール 第70回 メロディー

7

月7日

(日)

11:00開演

(10:30開場 10:40〜プレトーク) 第71回 スタイル

9

月8日

(日)

11:00開演

(10:30開場 10:40〜プレトーク) 第72回リズム

12

月15日

(日)

11:00開演

(10:30開場 10:40〜プレトーク)

親子でクラシック音楽との出会い

指揮:角田鋼亮 ヴァイオリン:千住真理子        (*がソリストの演奏曲) ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集『四季』より 第1番「春」第1楽章 * マスネ 『タイスの瞑想曲』 * リムスキー゠コルサコフ 交響組曲『シェエラザード』より 第1楽章「海とシンドバッドの船」  ほか 指揮:沼尻竜典 テノール:錦織 健  プッチーニ オペラ『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」 * カプア『オー・ソレ・ミオ』 * シベリウス 交響詩『フィンランディア』 ほか 指揮:下野竜也 ピアノ:小山実稚恵、こどもピアニスト(2名) ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」より 第1楽章 * ドビュッシー『小組曲』より「メヌエット」 (小山実稚恵とこどもピアニストの共演) * シューベルト 『3つの軍隊行進曲』より (小山実稚恵とこどもピアニストの共演) * ムソルグスキー(ラヴェル 編曲) 組曲『展覧会の絵』より ほか  指揮:飯森範親 チェロ:伊藤文嗣 ピアソラ 『リベルタンゴ』 * ヨハン・シュトラウスⅡ世 ワルツ『美しく青きドナウ』(こども奏者との共演) ラヴェル 『ボレロ』 ほか 下野竜也

©Naoya Yamaguchi(Studio Diva)

角田鋼亮 © 大杉隼平 錦織 健 © 大八木宏武(都恋堂) 沼尻竜典 千住真理子 ©Kiyotaka Saito(SCOPE) 坪井直樹 伊藤文嗣  飯森範親 © 山岸伸 こども奏者と東京交響楽団(2018年シーズン公演より) 1986年10月、サントリーホールの 開館宣言をする佐治敬三館長(当時)

(9)

プレゼント

日本オーストリア友好150周年記念ピンバッジ& 「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」オリジナル手ぬぐい 15名様 2019年は日本とオーストリアの友好 150周年。サントリーホールとオースト リアは音楽を通じて深い関係にありま す。記念のピンバッジと、ウィーン・フィ ルハーモニー ウィーク イン ジャパンの オリジナルグッズから伝統的な型染め の一種「注染」で制作した手ぬぐい をセットでプレゼントいたします。(手ぬ ぐいの色はお任せください) ※0570で始まるこの電話番号は、国際電話および一部のIP電話・プリペイド方式の携帯電話からはご利用できません。  ご利用いただけない場合は、03-3584-4402へお電話ください。 【チケットセンター窓口】10:00~18:00 ※18時以降の公演がある場合は開演時刻まで営業/休館日・年末年始は休業

先行発売がご利用いただける「サントリーホール・メンバーズ・クラブ」、

公演情報、チケットのご購入など詳細は、

サントリーホールホームページをご覧いただくか、

サントリーホールチケットセンターにお問い合わせください。

サントリーホールホームページ

http://suntory.jp/HALL/

サントリーホールチケットセンター

Tel.

0570-55-0017

(10:00~18:00)オペレーターが対応いたします(休館日・年末年始は休業) 特集 サントリーホールから 広がる 音楽のよろこび インタビュー稲垣吾郎 その3 2019年1~4月の コンサート案内 サントリーホール情報誌 January 2019 <サントリーホール情報誌『Hibiki』> サントリーホールは1986年に東京初のコンサート専 用ホールとして“世界一美しい響き”をコンセプトに誕 生しました。これからもサントリーホールの響きを、より 多くの方々にお届けしたい――そんな想いを込めて、 情報誌『Hibiki』を発行しています。 表紙絵は、海外にも活躍の場を広げている陶芸家・ アーティストの鹿児島睦(Makoto Kagoshima)氏に よる描きおろしです。 春が到来するまではまだしばらく寒い日が続きます。 一方で冬は、クラシック音楽のシーズンでもあります。 サントリーホールであたたかくゆったりと、 素晴らしい音楽に包まれる至福の時間をぜひお過ごしください。 お届けしましたサントリーホール情報誌『Hibiki』、いかがでしたでしょうか。 今後も充実したHibikiをお届けしていきたいと思います。 ぜひみなさまのご意見をお聞かせください。 アンケートにお答えくださった方の中から抽選で、サントリーホールな らではのプレミアムなプレゼントを差し上げます。 サントリーホールホームページ http://suntory.jp/HALL/ の応募 フォームに希望のプレゼント、アンケートのお答え、 お名前・ご住所等をご記入のうえ、 ぜひご応募ください。 受付期間は1月10日(木)~2月28日(木)です。

Q

u e s t i o n n a i r e

&

P

r e s e n t

応募フォームはこちらから サントリーホール情報誌 『Hibiki』Vol.6 2019年1月10日発行 発行責任者 ● 市本徹雄 編集発行 ● サントリーホール 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 TEL. 03-3505-1001(代表) 企画編集 ● サントリーホール/ 株式会社スケープス/内海陽子 デザイン ● 中澤睦夫(SAKU CORPORATE DESIGN)

表紙絵 ● 鹿児島 睦 印刷製本 ● 共同印刷 サントリーホールディングス株式会社は公益財団法人サント リー芸術財団のすべての活動を応援しています。 サントリーホール ホームページへは こちらから

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