腰痛
腰痛
腰痛
腰痛の
の
の
の評価
評価
評価
評価とアプローチ
とアプローチ
とアプローチ
とアプローチ
Part
Part
Part
PartⅡ
Ⅱ
Ⅱ
Ⅱ
2013 2013 2013 2013 3.93.93.93.9 小金井 小金井小金井 小金井リハビリリハビリリハビリ連絡会研修部リハビリ連絡会研修部連絡会研修部連絡会研修部【腰痛の定義】
解剖学的に
腰仙椎部に局在する疼痛
腰椎安定メカニズム
Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ.可動性の改善.可動性の改善.可動性の改善.可動性の改善 Ⅱ ⅡⅡ Ⅱ.筋力、筋持久力.筋力、筋持久力.筋力、筋持久力.筋力、筋持久力 の改善 の改善 の改善 の改善 Ⅲ Ⅲ Ⅲ Ⅲ.運動制御.運動制御.運動制御.運動制御 の改善 の改善 の改善 の改善1.姿勢アライメントの修正
可動性の改善 短縮している組織 ⇒各種マニュアルセラピー、ストレッチング ✓腰背筋群が過緊張の場合・・・ • 物理療法 • 筋膜リリース • DNIC(ドゥーニック) などで抑制を図る。
腰の
self-splinting
• 腹腔内圧上昇のみ… 腰椎伸展の力源となるには不足 • 「腰のself-splinting」概念 腹筋収縮 腹腔内圧上 昇 胸腰筋膜緊張 腰椎周辺組織の安定化 自分の体幹筋を装具とする ことで、損傷を予防する。• インナーユニットの収縮スキルを学習してか ら、徐々にアウターユニットとの協調を図る。 インナー インナーインナー インナー ユニット ユニット ユニット ユニット CKC CKCCKC CKC OKC OKC OKC OKC
インナーユニットエクササイズ
• ドローイン(腹部引き込み運動) 吸気に合わせて腹部を膨らませる ゆっくりした呼気に合わせて腹部を引 き込んでいく ※インナーユニット⇒アウターユニットの順で収縮させるイメー ジをもつ• 必要なのは同時収縮による固定的な支持で はなく・・・ • ダイナミックスタビリゼーション が必要 ・潜在的な活動性を有した状態 ・姿勢や課題に応じて柔軟に調節 できる能力
Ⅲ.運動制御の改善
• ダイナミックスタビリゼーションを得るには・・・ • 課題制御アプローチ フィード・バック制 御 フィード・フォワード制御 より確実なボディー・スキーマの構築 フィード・バック誤差学習 フィード・バック誤差学習 フィード・バック誤差学習 フィード・バック誤差学習 • 方法として、安定化運動(Stabilizing安定化運動(Stabilizing安定化運動(Stabilizing安定化運動(Stabilizing Exercises)が有効)が有効)が有効)が有効 • 安定化運動:安定性の限界範囲内で重心を保持して動的平衡 状態を持続させる運動。 • 運動には・・・バランスボール、フォームローラー、不安定 板を使用したもの、スリング・エクササイズ・ セラピー(SET)などがある。
本日は特異的腰痛の中でも
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症
胸腰椎圧迫骨折
胸腰椎圧迫骨折
胸腰椎圧迫骨折
胸腰椎圧迫骨折
胸腰椎圧迫骨折
胸腰椎圧迫骨折
胸腰椎圧迫骨折
胸腰椎圧迫骨折
の評価とアプローチを紹介します。
先ずは武蔵野中央病院
力武さん,お願いします!
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
年齢別・性別発生頻度 年齢別・性別発生頻度 年齢別・性別発生頻度 年齢別・性別発生頻度 年齢別・性別発生頻度 年齢別・性別発生頻度年齢別・性別発生頻度 年齢別・性別発生頻度 ・男女比は3:1 ・20歳代が最も発生頻度が高い ・好発部位はL4/5が55.6%、L4/5,L5/S1が19.6%、L5/S1が15.0%
発生機序 発生機序 発生機序 発生機序 発生機序 発生機序 発生機序 発生機序 線維輪から飛び出した 線維輪から飛び出した線維輪から飛び出した 線維輪から飛び出した 髄核が神経根を圧迫 髄核が神経根を圧迫 髄核が神経根を圧迫 髄核が神経根を圧迫 椎間板軟骨に圧迫荷重や剪断荷重が働き、線維輪に 断裂が生じ、椎間板内圧により髄核が突出する。
膨隆(protrusion) 突出(extrusion) 脱出(sequestration) 体位による椎間板内圧の変化 体位による椎間板内圧の変化 体位による椎間板内圧の変化 体位による椎間板内圧の変化 体位による椎間板内圧の変化 体位による椎間板内圧の変化 体位による椎間板内圧の変化 体位による椎間板内圧の変化 分類 分類 分類 分類 分類 分類 分類 分類
診断基準
診断基準
診断基準
診断基準
診断基準
診断基準
診断基準
診断基準
(日本整形外科学会腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン策定委員会提唱) ①腰・下肢痛を有する (主に片側、ないしは片側優位) ②安静時にも症状を有する ③SLRテストは70707070°°以下°°以下以下以下陽性 (ただし高齢者では絶対条件ではない) ④MRIなど画像所見で椎間板の突出がみられ、 脊柱管狭窄所見を合併していない ⑤症状と画像所見とが一致する評価
評価
①問診 既往歴としてぎっくり腰を経験したこと がある 腰痛と下肢後面の放散痛 膀胱直腸障害(排尿・排便障害)があ る 腰痛が前屈によって出現する 後屈では痛みは少ない 咳やくしゃみで増悪する 立位や歩行よりも坐位での痛みが強 い 代表的な問診票②視診
②視診
②視診
②視診
②視診
②視診
②視診
②視診
逃避性側彎(坐骨神経痛側彎)が出現 1.飛び出した髄核が神経根を 1.飛び出した髄核が神経根を 1.飛び出した髄核が神経根を 1.飛び出した髄核が神経根を 圧迫している状態 圧迫している状態 圧迫している状態 圧迫している状態 2.それを防ぐために対側に側屈 2.それを防ぐために対側に側屈 2.それを防ぐために対側に側屈 2.それを防ぐために対側に側屈 する する する する 1.飛び出した髄核が神経根を引っ 1.飛び出した髄核が神経根を引っ 1.飛び出した髄核が神経根を引っ 1.飛び出した髄核が神経根を引っ 張っている状態 張っている状態張っている状態 張っている状態 2.それを防ぐために同側に側屈する 2.それを防ぐために同側に側屈する 2.それを防ぐために同側に側屈する 2.それを防ぐために同側に側屈する 2 22 2 1111 2 22 2 1 11 1立位姿勢
立位姿勢
立位姿勢
立位姿勢
立位姿勢
立位姿勢
立位姿勢
立位姿勢
③テスト:(陽性症状)
③テスト:(陽性症状)
③テスト:(陽性症状)
③テスト:(陽性症状)
③テスト:(陽性症状)
③テスト:(陽性症状)
③テスト:(陽性症状)
③テスト:(陽性症状)
脊柱前屈テスト 脊柱前屈テスト 脊柱前屈テスト 脊柱前屈テスト 脊柱前屈テスト 脊柱前屈テスト 脊柱前屈テスト 脊柱前屈テスト 指尖と床との距離(FFD)が長くなり、 脊柱の運動制限が認められる。 SLR SLR SLR SLR SLR SLR SLR SLRテストテストテストテストテストテストテストテスト 70°以下の範囲の挙上で坐骨神経 に沿って、 殿部~下腿後面に及ぶ 痛みを生じる。Lasegue Lasegue Lasegue Lasegue Lasegue LasegueLasegue Lasegueテストテストテストテストテストテストテストテスト 仰臥位で股関節と膝関節を90°にし、 徐々に膝関節を進展させていくと下肢 に放散疼痛を生じる。 FNS FNS FNS FNS FNS FNS FNS FNSテストテストテストテストテストテストテストテスト 腹臥位で一側下肢を伸展させた時に 大腿前面に疼痛が生じる。
脊髄神経の支配領域 脊髄神経の支配領域 脊髄神経の支配領域 脊髄神経の支配領域 脊髄神経の支配領域 脊髄神経の支配領域 脊髄神経の支配領域 脊髄神経の支配領域 神経レベル 神経レベル 神経レベル 神経レベル L4L4L4L4 L5L5L5L5 S1S1S1S1 深部腱反射 膝蓋腱反射 (-) アキレス腱反射 脊柱所見 後屈制限 前屈制限 前屈制限 神経根緊張徴候 SLRテスト FNSテス 陰性 陽性 陽性 陰性 陽性 陰性 知覚障害領域 筋力低下 大腿四頭筋 前脛骨筋 長母趾伸筋 長母趾屈筋 腓腹筋 長・短腓骨筋
④画像
④画像
④画像
④画像
④画像
④画像
④画像
④画像
ヘルニアについてはCTよりもMRIの方が有用である⑤理学療法介入の推奨グレードと
⑤理学療法介入の推奨グレードと
⑤理学療法介入の推奨グレードと
⑤理学療法介入の推奨グレードと
⑤理学療法介入の推奨グレードと
⑤理学療法介入の推奨グレードと
⑤理学療法介入の推奨グレードと
⑤理学療法介入の推奨グレードと
エビデンスレベル
エビデンスレベル
エビデンスレベル
エビデンスレベル
エビデンスレベル
エビデンスレベル
エビデンスレベル
エビデンスレベル
推奨グレード 推奨グレード推奨グレード 推奨グレード エビデンスレベルエビデンスレベルエビデンスレベルエビデンスレベル 脊柱マニュピーレーション C 運動療法(保存) C 2 運動療法(術後) B 2 物理療法 C 1「理学療法評価(指標)」の推奨グレード分類 「理学療法評価(指標)」の推奨グレード分類「理学療法評価(指標)」の推奨グレード分類 「理学療法評価(指標)」の推奨グレード分類 「理学療法評価(指標)」の推奨グレード分類 「理学療法評価(指標)」の推奨グレード分類 「理学療法評価(指標)」の推奨グレード分類 「理学療法評価(指標)」の推奨グレード分類 推奨グレード Grades of recommendations 内容 Type of recommendations A 信頼性,妥当性のあるもの B 信頼性,妥当性が一部あるもの C 信頼性,妥当性は不明確であるが,一般的に使用されているもの (ただし,「一般的」には学会,委員会等で推奨されているものも含む) 「理学療法介入」の推奨グレード分類 「理学療法介入」の推奨グレード分類 「理学療法介入」の推奨グレード分類 「理学療法介入」の推奨グレード分類 「理学療法介入」の推奨グレード分類 「理学療法介入」の推奨グレード分類 「理学療法介入」の推奨グレード分類 「理学療法介入」の推奨グレード分類 推奨グレード Grades of recommendations 内容 Type of recommendations A 行うように勧められる強い科学的根拠がある B 行うように勧められる科学的根拠がある C1 行うように勧められる科学的根拠がない C2 行わないように勧められる科学的根拠がない D 無効性や害を示す科学的根拠がある
「理学療法介入」のエビデンスレベル分類 「理学療法介入」のエビデンスレベル分類 「理学療法介入」のエビデンスレベル分類 「理学療法介入」のエビデンスレベル分類 「理学療法介入」のエビデンスレベル分類 「理学療法介入」のエビデンスレベル分類 「理学療法介入」のエビデンスレベル分類 「理学療法介入」のエビデンスレベル分類 エビデンスレベル Level of evidence 内容 Type of evidence 1 システマティック・レビュー/RCT のメタアナリシス 2 1 つ以上のランダム化比較試験による 3 非ランダム化比較試験による 4a 分析疫学的研究(コホート研究) 4b 分析疫学的研究(症例対照研究,横断研究) 5 記述研究(症例報告やケース・シリーズ) 6 患者データに基づかない,専門委員会や専門家個人の意見
⑥アプローチ
⑥アプローチ
⑥アプローチ
⑥アプローチ
⑥アプローチ
⑥アプローチ
⑥アプローチ
⑥アプローチ
安静、薬物療法、ブロック療法 物理療法、牽引療法、装具療法、運動療法、徒手療法 物理療法、牽引療法、装具療法、運動療法、徒手療法 物理療法、牽引療法、装具療法、運動療法、徒手療法 物理療法、牽引療法、装具療法、運動療法、徒手療法 1 1 1 1 1 1 1 1)物理療法)物理療法)物理療法)物理療法)物理療法)物理療法)物理療法)物理療法 急性期:局部の冷却 または 温熱 慢性期:ホットパックなどの温熱療法 2 2 2 2 2 2 2 2))))))))牽引療法牽引療法牽引療法牽引療法牽引療法牽引療法牽引療法牽引療法 急性期~慢性期に有効と言われてきたが、 EBMが低く無効という意見も、、、3 3 3 3 3 3 3 3)装具療法(コルセット))装具療法(コルセット))装具療法(コルセット))装具療法(コルセット))装具療法(コルセット))装具療法(コルセット))装具療法(コルセット))装具療法(コルセット) 腰椎支持の補助、姿勢の矯正、保温、安定・安心感 急性期は装着した方が良いが、慢性期では長時間 の装着は避ける。
4
4
4
4
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4
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)運動療法
)運動療法
)運動療法
)運動療法
)運動療法
)運動療法
)運動療法
)運動療法
保存療法:
McKenzie
体操
伸展エクササイズ 伸展エクササイズ 伸展エクササイズ 伸展エクササイズ 腰椎伸展により腰椎の前方が開き、 腰椎伸展により腰椎の前方が開き、 腰椎伸展により腰椎の前方が開き、 腰椎伸展により腰椎の前方が開き、 椎間板内圧も減少するため椎間板内圧も減少するため椎間板内圧も減少するため椎間板内圧も減少するため 後方にずれた髄核が前方に移動する。 後方にずれた髄核が前方に移動する。 後方にずれた髄核が前方に移動する。 後方にずれた髄核が前方に移動する。 屈曲エクササイズ 屈曲エクササイズ 屈曲エクササイズ 屈曲エクササイズ 屈曲すると椎間板内圧が上昇し痛みを惹起するため、髄核の吸 屈曲すると椎間板内圧が上昇し痛みを惹起するため、髄核の吸 屈曲すると椎間板内圧が上昇し痛みを惹起するため、髄核の吸 屈曲すると椎間板内圧が上昇し痛みを惹起するため、髄核の吸 収が進んでから行う。 収が進んでから行う。 収が進んでから行う。 収が進んでから行う。痛みが生じる場合は不適応
痛みが生じる場合は不適応
痛みが生じる場合は不適応
痛みが生じる場合は不適応
伸展エクササイズ
伸展エクササイズ
伸展エクササイズ
伸展エクササイズ
伸展エクササイズ
伸展エクササイズ
伸展エクササイズ
伸展エクササイズ
最大でも 最大でも最大でも 最大でも2222~~~~3333分分分分 最初は 最初は最初は 最初は5555~~~~10101010秒でも良秒でも良秒でも良秒でも良 い い い い屈曲エクササイズ
屈曲エクササイズ
屈曲エクササイズ
屈曲エクササイズ
屈曲エクササイズ
屈曲エクササイズ
屈曲エクササイズ
屈曲エクササイズ
手術後の理学療法 急性期:ストレッチ、筋力トレーニング、スタビリゼーション 慢性期:ストレッチ、筋力トレーニング、認知行動療法、 脊柱安定化エクササイズ 5 5 5 5 5 5 5 5)徒手療法)徒手療法)徒手療法)徒手療法)徒手療法)徒手療法)徒手療法)徒手療法 急性期~慢性期: 脊柱マニュピレーション、モビライゼーション、ストレッチ
臥位でのスタビリゼーション
臥位でのスタビリゼーション
臥位でのスタビリゼーション
臥位でのスタビリゼーション
臥位でのスタビリゼーション
臥位でのスタビリゼーション
臥位でのスタビリゼーション
臥位でのスタビリゼーション
3 3 3 3~~~~10101010秒程度の保持から開始し秒程度の保持から開始し秒程度の保持から開始し秒程度の保持から開始し 徐々に時間を延長していく 徐々に時間を延長していく 徐々に時間を延長していく 徐々に時間を延長していく坐位でのスタビリゼーション
坐位でのスタビリゼーション
坐位でのスタビリゼーション
坐位でのスタビリゼーション
坐位でのスタビリゼーション
坐位でのスタビリゼーション
坐位でのスタビリゼーション
坐位でのスタビリゼーション
まとめ
まとめ
まとめ
まとめ
まとめ
まとめ
まとめ
まとめ
・腰椎椎間板ヘルニアは20代の男性に多い ・体幹前屈で痛みが生じ、後屈では軽減する ・咳やくしゃみで増悪する ・SLR テストで陽性を呈する ・逃避性側弯が生じる ・治療は牽引療法・物理療法・装具療法・運動療法 ・急性期・疼痛のある時期は安静を保つ ・疼痛が軽減してきたら、まずは体幹伸展を促す ・髄核の吸収が進んだら、屈曲運動も行う ・日常生活指導も同時に行う次は脊柱管狭窄症です。
次は脊柱管狭窄症です。
次は脊柱管狭窄症です。
次は脊柱管狭窄症です。
次は脊柱管狭窄症です。
次は脊柱管狭窄症です。
次は脊柱管狭窄症です。
次は脊柱管狭窄症です。
桜町病院
中野さん,お願いします!
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症
【発生機序】
症 状:間欠性跛行、両下肢しびれ、冷感、 知覚鈍麻、筋力低下、膀胱障害加齢的な変化や何らかの理由により、
脊柱管が狭小化し、脊髄を圧迫する。
加齢的変化:姿勢調整能、躯幹筋力の弱化、 黄色靭帯の肥厚、 椎間関節の肥厚性変化、 椎弓、椎間板の変成・変形【病態生理】
• 60歳以上に多く、外傷がなければ40歳未満 はまれ • L4/5に最も多く、次いでL3/4、L2/3と続き、 L5/Sは比較的少ない • 変形性脊椎症による狭窄は男性に多く、変性 すべり症による狭窄は女性に多い • 様々な疾患や病態が混在していることが多い【分類】
• 馬尾型 • 神経根型2.評価
①問診 自転車には長時間乗っていられるが、 歩き続けると腰や下肢に疼痛や痺れが 生じる=間欠性跛行 前屈位で休むと痛みが軽減する 安静時には無症状 後屈すると疼痛が出現する•下肢・殿部・会陰部の異常感覚 膀胱直腸障害、下肢脱力感、性機能不全 多根性障害 →→→→馬尾型馬尾型馬尾型馬尾型 •下肢の疼痛、単根性障害 →→→→神経根型神経根型神経根型神経根型 •馬尾型と神経根型の合併型 →→→→混合型混合型混合型混合型 ②その他のテスト • SLR・FNS 共に陰性陰性陰性陰性 • 下肢・体幹筋 MMT • 体幹 ROM など
【アプローチ】
第一選択は・・・
①
保存的治療法
②
手術的治療
尿閉などの高度の馬尾障害を呈する 場合や 保存的治療法で改善みられない場合①
保存的治療法
・日常生活指導 ・薬物療法(血行改善薬、消炎鎮痛薬、筋弛緩薬、 ビタミン12) ・ブロック療法(硬膜外ブロック→神経根ブロック) ・装具療法 ・物理療法 ・運動療法運動療法(保存)
・・・段階的に治療を進める • 症状に合わせた安全な運動の指導 • 障害部位に対する早期可動域運動 • 脊柱管拡大運動・・・骨盤後傾、体幹の前屈運動 • 非疼痛可動域範囲内での脊柱安定化運動 • 上下肢機能維持運動 • 伸張運動・・・短縮筋、筋緊張亢進筋群に対して • 有酸素運動・・・伸展時痛には自転車エルゴ• 非疼痛可動域内での動的運動
・・・複合された運動、荷重量の増加、不安定化での
運動(支持基底面の減少・重心位置の上方移動)
• スポーツ特異的運動
ウイリアムズ(
ウイリアムズ(
ウイリアムズ(
ウイリアムズ( Williams)体操
)体操
)体操
)体操
1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 6 6②
手術的治療
基本的には圧迫されている神経根、硬膜管を必要な だけ除圧。 ・椎弓切除術 ・椎弓形成術(開窓術) ・脊柱管拡大術 ・脊椎固定術 (後側方固定術 PLF 後方進入椎体間固定術 PLIF)①除圧術
②固定術
☆固定術(後側方固定術)
(後) (後) (後)
②
手術的治療
基本的には圧迫されている神経根、硬膜管を必要な だけ除圧。 ・椎弓切除術 ・椎弓形成術(開窓術) ・脊柱管拡大術 ・腰椎固定術 ・椎体間固定術 体幹装具(術後約3ヶ月間) +運動療法①除圧術
②固定術
術後☆体幹装具
3ヵ月
3ヵ月
3ヵ月
3ヵ月
~
~
~
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6ヵ月
6ヵ月
6ヵ月
6ヵ月
3ヵ月
3ヵ月
3ヵ月
3ヵ月
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~
~
6ヵ月
6ヵ月
6ヵ月
6ヵ月
運動療法(術後)
• 等尺性収縮運動 深層筋群→表層筋群+大殿筋、ハムストリングス、広背 筋=体幹の安定化 • 可動域運動 ①除圧術・・・神経根周囲の癒着防止とハムストリングスな どの短縮に対して早期から自動的かつ他動的SLRを実施 ②固定術・・・腰椎に過度な動きが生じないよう注意しなが ら実施 • 歩行運動、有酸素運動 正常歩行パターンの獲得、全身コンディショニングの調整• 医師と連絡を取り合いながらアプローチ • 術式により理学療法内容は変化 • 特に固定術の場合、体幹装具で固定した上でも椎体 に動きが出る動作は禁忌 • SLRを行う際は腰椎の前弯が強制されるのを防ぐた め、対側下肢を膝立位にする。 • 積極的な後屈運動は狭窄を強める恐れがあるため注 意 • 発症のきっかけとなった環境や職場の調整 • 狭窄症患者は長い経過の中で徐々に悪化している例 が多い→膝OA、頚椎症、肩こり、背部痛など全身的症 状に対してアプローチ
☆ポイントと注意点☆
次は胸腰椎圧迫骨折です。
次は胸腰椎圧迫骨折です。
次は胸腰椎圧迫骨折です。
次は胸腰椎圧迫骨折です。
次は胸腰椎圧迫骨折です。
次は胸腰椎圧迫骨折です。
次は胸腰椎圧迫骨折です。
次は胸腰椎圧迫骨折です。
小金井リハビリテーション病院
柳原さん,お願いします!
胸腰椎圧迫骨折
胸腰椎圧迫骨折
胸腰椎圧迫骨折
胸腰椎圧迫骨折
胸腰椎圧迫骨折
胸腰椎圧迫骨折
胸腰椎圧迫骨折
胸腰椎圧迫骨折
病態
• 骨粗鬆症を基礎疾患にもつ場合に発症しやすい。 • 女性の発症率が高く、男性の約2倍。 • 有病率は高齢になるほど高く、60歳代で7.6~ 14%、70歳代で37~45%。 • 好発部位はTh12‐L1の胸腰椎移行部で最も多く、 ついでTh7‐8、そして腰椎となる。 • 新鮮(新規)骨折、陳旧性(既存)骨折に分けら れる。症状
• 主な症状は疼痛、脊柱の後彎変形 圧迫骨折 疼痛 脊柱後彎変形 急性疼痛 慢性疼痛症状②
症状③
【圧迫骨折と背部痛、能力低下発生リスクの関係】 倍率 倍率 倍率 倍率症状④
• 後彎変形は椎体の圧潰により生じ、骨癒合 完成後も脊柱後彎化は進行する。 【脊柱後彎変形】 変形 脊柱起立筋の 筋緊張亢進 腰痛 脊柱管内への 嵌入 神経障害診断学的検査
• 基本的にはX線による評価。確実な確定診断に はMRIが有用。(約30%はX線のみでは困難)
診断学的検査②
【MRI画像】
診断学的検査③
【MRI画像】
STIR画像 T2強調画像
骨密度検査
BMD(bone mineral density)の値で評価される YAM(young adult mean)が基準となる
YAM 男性:2.907 女性:2.864
治療方針
【保存療法】 •装具療法 •運動療法 •薬物療法 【手術療法】 •椎体形成術 •後(前)方椎体間固定術 第一選択 変形、不安定性、 神経症状がみられ れば検討装具療法
基本的には約3ヶ月間の着用
リハビリテーション
【全体の流れ】 急性期 急性期急性期 急性期 (発症~ (発症~(発症~ (発症~1週)週)週)週) ・疼痛管理 ・筋力低下予防 ・静脈血栓症予防 ・褥瘡予防 ・肺炎予防 亜急性期 亜急性期 亜急性期 亜急性期 (発症後 (発症後 (発症後 (発症後1~~~3週)~ 週)週)週) 体幹コルセット 着用など固定下 にて可及的に離 床促進、抗重力 活動の促進 慢性期 慢性期 慢性期 慢性期 (発症後 (発症後 (発症後 (発症後3週~)週~)週~)週~) 偽関節や脊柱 変形予防・再発 予防、生活指導、 新規骨折の予 防リハビリ実施上のリスクファクター
圧潰の 進行 偽関節の 発生 遅発性麻痺 の発生 脊柱変形 廃用症候群運動療法の実際
・急性期:疼痛コントロール下で可能な運動療 法を実施する。(早期離床)
運動療法の実際②
・亜急性期:積極的な離床、ADL拡大、体幹筋 (特に背筋群) トレーニング
運動療法の実際③
・慢性期:脊柱後彎変形の抑制(体幹筋群強化、 股関節周囲筋群強化、前胸部のストレ ッチ)
運動療法の実際④
手術療法
【圧迫骨折椎体形成術‐BKP‐】
・Balloon Kypho Plasty(BKP)
・ 偽関節を形成した難治性の偽関節を形成した難治性の偽関節を形成した難治性の偽関節を形成した難治性の 骨折に対し、バルーンを膨ら 骨折に対し、バルーンを膨ら骨折に対し、バルーンを膨ら 骨折に対し、バルーンを膨ら ませたところにセメントを流 ませたところにセメントを流 ませたところにセメントを流 ませたところにセメントを流 し込み固定、椎体形成を行 し込み固定、椎体形成を行 し込み固定、椎体形成を行 し込み固定、椎体形成を行 う。 う。 う。 う。 偽関節による 疼痛に対応
手術療法②
【腰椎後方椎体間固定術‐PLIF‐】
・Posterior Lumbar Interbody Fusion(PLIF)
遅発性麻痺