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(1)

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東京都外からは

かけられません

公益財団法人

大手町

CONTENTS

◆ 暴力団等反社会的勢力に対する対応の基本

◆ 具体的な応対要領

◆ 暴力団対策法(暴力団対策法の主な改正点)

◆ 暴力団事務所の排除

◆ 東京都暴力団排除条例の構成

◆「表明・確約書」

「暴力団排除条項」の文例

◆「東京都暴力団排除条例」Q

&

A

◆ 事業者等に対する禁止行為等

◆ 被害防止のための“チェックポイント50”

◆ 主な暴力団排除の最高裁判例

◆ 暴追都民センターの事業内容

東京都暴力団排除条例の制定に鑑み、

「 暴力団と交際しない」を「 暴力団追放三ない運動 」に加えて、

暴力団排除の基本理念とし、都民等の連携及び協力により暴力団排除活動を推進することとしたものです。

暴力団と交際しない

暴力団に

金を出さない

暴力団を

恐れない

暴力団を

利用しない

暴力団排除活動の基本理念

( 「暴力団追放三ない運動」 プラス1)

ワン

(2)

具体的な応対要領

1

3

5

7

9

11

2

4

6

8

10

12

有利な場所で応対する

相手を確認する

トップに応対させない

 決定権を持つ者が応対すると 即答を迫られるのでトップに 応対させない。トップは事後 に要求内容を余裕を持って組織 的に判断することが必要です。

 用件・要求を確認する

 用件・要求の内容、理由をはっ きり確認する。 「誠意を示せ」など と抽象的な言葉ではなく、具体的 な要求内容を相手の口から明らか にさせましょう。

 慎重な言葉の選択

 不当な要求に対して「検討し ましょう」 「結構です」等、相手 に期待を抱かせるようなあいま いな発言をしてはいけません。  不当な要求には妥協することな く、組織の方針に従って筋を通し た応対をし「そのような要求には 応じられません」などと申し向け、 はっきり拒絶しましょう。  応対した内容は、後日に備えて 確実にメモや録音(録画)をして おきましょう。後日、刑事事件や 仮処分申立、民事訴訟に発展した 場合の疎明資料となります。

応対内容を記録する

書類作成は拒否する

 わび状等を要求されても、相 手に交渉の口実を与えることに なるので、不用意に書類を作成 したり、署名したりしてはいけ ません。

警察への通報と暴追都民センター

などへの早期相談

 暴行、脅迫等の犯罪行為が あった場合は、機を失せず 110番通報しましょう。 不当な要求には、毅然と応対し 速やかに警察や暴追都民センター に相談してください。

湯茶の接待は不要

 湯茶の接待は「ゆっくりしてく ださい」と受け取られたり、投げ つけるなど脅しの道具になること もあるので、お茶を出す必要はあ りません。  

担当者を含む複数で応対する

応対時間を設定する

・話に入る前に、用件に見合った  応対時間を設定して相手に通告し、  時間になったら明確に打切りの意  思表示をして引き取ってもらう。 ・退去通告を無視して居座る時は、  警察に通報する。

妥協せず、筋を通した応対

・不当要求防止責任者等の担  当者が応対する。 ・相手より多い人数で優位に  応対する。(あらかじめ応対  担当、記録担当、連絡担当等  の役割分担を決めておく。) ・名刺の要求 ・面会カードへの記入 ・使用車両ナンバーの記入  等で、相手の氏名、所属団体、  住所、電話番号等を確認する。 ・相手の指定する組事務所等相手  の指定する場所に出向かない。 ・自社、官庁各機関内の応接室等で  応対し、ドアを開け放つなど、他の  職員からも見通せるようにする。

●組織体制の整備

●被害を受けない環境作り

●警察・暴追都民センター等への連絡及び相談

●法律、社会のルールにのっとった解決

●冷静にして、根気強い対応

 まず、トップ自身が、暴力団等反社会的勢力に対する対応は、企業や

行政機関等の信用にかかわる重要な課題であるとの認識の下に、「拒否

すべきは拒否し、闘うべきは闘う」という基本姿勢を組織全体に明確に

示すことが肝要です。

 暴力団員は、警察に通報されることを最も恐れており、内心ではビクついています。暴力団員を必要以上に

恐れることなく、暴力団排除の信念と気迫が感じ取れる態度で対応しましょう。

 水面下での解決を図ることなく、必ず法律や社会のルールにのっとり、解決を図りましょう。

 暴力団員は、相手を愚ろうし、あるいは挑発して失言を誘い、言葉尻をとらえることが巧みです。これらの

挑発に乗ることなく、また、逆に挑発することなく、冷静にしかも根気強く対応しましょう。

 トップの基本姿勢を受け、組織として対応するために、「反社会的勢力対応規程」(内規)を制定し、社とし

ての対応基本方針、組織的対応体制、不当要求防止責任者の選任、社内研修の実施、データベースの構築、契

約時の遵守事項(取引相手の確認、表明確約書・暴排条項の導入)、警察・暴追都民センターとの連携方法等

を確立し、社内に周知徹底しておきましょう。

 特に「不当要求防止責任者」の選任については、今回の法改正により、「事業者の責務(努力義務)」として規定

されましたので、事業所の業務を統括管理し、不当要求による被害を防止するために必要な業務を行う立場の

人を必ず選任し、管轄警察署に選任届を提出して「不当要求防止責任者講習」を受講するようにしましょう。

 契約に当たっては、「表明確約書」等によって暴力団関係者でないことや

暴力団事務所に使わないことを確認し、暴力団排除条項を盛り込んだ契約書を

使用して契約を結ぶとともに、確認に当たっては、反社データベースやイン

ターネットを、活用することが被害防止の鉄則です。

 また、平素から、暴力団につけ込まれる要因を作らないことはもとより、

来訪者の目に付きやすい場所に暴力団追放ポスターや暴力団排除宣言ステッ

カー、不当要求防止責任者講習の「受講修了書」を掲示するなど、暴力団に

対する姿勢を内外に明示しておくことも一つです。

●トップの毅然とした対応方針

●恐れず毅然とした態度

 平素から警察や暴追都民センターの担当者等と連絡を密にしておくととも

に、暴力団等に関する困りごとが生じた場合には、どんな些細なことでも早期

に相談しましょう。

2

対応の基本的心構え

平素の心構えと準備

●対応マニュアルの策定と周知徹底

 事案発生に備えて、

「不当要求防止対応マニュアル」を策定し、対応上の基本的心構え、具体的な応対要領、ケー

ス別応対要領、部外との交際要領等を確立し、社内に周知徹底するとともに、定期的な訓練を実施しましょう。

暴力団等反社会的勢力に対する

対応の基本

暴力団等反社会的勢力

対する対応

基本

Y

K

E-6812 暴力団追放都民センター「暴力団対応ガイド 2- 総合版」 P7・P8(A3 二つ折り・4C/4C)

C M Y

K

第一デ 荒木 2014.08.11

最終

(3)

人に対し、公共事務事

業の入札に参加しない

こと等を要求する行為

人に対して、国・地方公共団体等 が行う売買、貸借、請負等の契約 の入札に参加しないこと又は一定 の価格その他の条件で入札の申 し込みをすることをみだりに要求 する行為(H24追加)

公共事務事業の契約

の相手方とすること

等を要求する行為

国・地方公共団体等に対して、そ の者が拒絶しているにもかかわら ず、自己や自己の関係者を国・地 方公共団体等が行う売買、貸借、 請負等の契約の相手方とするこ と、又は特定の者を契約の相手方 としないことをみだりに要求する 行為(H20追加)

公共事務事業の契約

の相手に対する指導

等を要求する行為

国・地方公共団体等に対し、国・地 方公共団体等が行う売買、貸借、請 負等の契約の相手方に、下請等の 発注や資材・物品を納入させるよ うに指導・助言等をすることをみ だりに要求する行為(H20追加)

許認可等をすること

を要求する行為

行政庁に対し、許認可等の要件に 該当しないのに許認可等をするよ う要求したり、不利益処分の要件 に該当するのに不利益処分をしな いよう要求する行為(H20追加)

許認可等をしないこ

とを要求する行為

行政庁に対して、許認可等の要件 に該当するのに許認可等をしな いよう要求したり、不利益処分の 要件に該当しないのに不利益処 分をするよう要求する行為 (H20追加)

公共事務事業の入札

に参加させることを

要求する行為

国・地方公共団体等に対して、 国・地方公共団体等が行う売買、 貸借、請負等の契約の入札に関し て、参加資格がない者や指名基準 に適合しない者を入札に参加させ るよう要求する行為(H20追加)

公共事務事業の入札

に参加させないこと

を要求する行為

国・地方公共団体等に対して、 国・地方公共団体等が行う売買、 貸借、請負等の契約の入札に関し て、参加資格がある者や指名基準 に適合する者を入札に参加させな いよう要求する行為(H20追加)

建設業者に対して、不

当に建設工事を行う

ことを要求する行為

建設業者に対し、その者が拒絶し ているにもかかわらず、建設工事 を行うことを要求する行為 (H24追加)

不当に集会施設等を

利用させることを要

求する行為

暴力団の示威行事の用に供される おそれが大きい集会施設等の管 理者に対して、その者が拒絶して いるにもかかわらず、その施設を 利用させることを要求する行為 (H24追加)

交通事故等の示談に

介入し、金品等を要

求する行為

人から依頼を受け、報酬を得て、又 は報酬を得る約束をして、交通事 故等の示談交渉を行い、損害賠償 として金品を要求する行為

因縁を付けての金品

等を要求する行為

人に対して、買った商品、受けた サービスの欠陥等を口実に損害賠 償等の名目で、あるいは有価証券 の売買で損害を被ったと因縁を付 けて損失補てんを要求する行為 (H5拡大)

不当な地上げを

する行為

正当に使用する権利に基づいて、 建物や敷地を使用している者に対 し、その意思に反して、これらの 明渡しを要求する行為

土地・家屋の明渡し

料等を不当に要求

する行為

土地、建物を占拠したり、自己の 氏名を表示したり(支配の誇示)し て、所有権者、担保権者等が拒絶 しているにもかかわらず、支配の 誇示をやめることの見返りとして 明渡し料等を要求する行為 (H5追加)

宅建業者に対し、不当に

宅地等の売買・交換等

を要求する行為

宅建業者に対し、その者が拒絶し ているにもかかわらず、宅地等の 売買・交換 をすること、又は 売 買・交換・貸借の代理・媒介を要 求する行為(H24追加)

宅建業者以外の者に

対し、宅地等の売買・

交換等を要求する行為

宅建業者以外の者に対して、宅地 等の売買・交換をすること、 又は 人に対して宅地等の貸借をするこ とをみだりに要求する行為 (H24追加)

27の禁止行為の経過

17

13

21

25

18

14

22

26

19

15

23

20

16

24

27

21

24 26 27

・・・ H20追加

11 14

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ H5追加

10

・・・・・・・・・・・・・・ H5追加・H24拡大

7

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ H9追加

5 9 20

・・・・・・・・・・・・・・・・・ H5拡大

18 25

・・・ H24追加

12 15

不当な株式の買取り

等を要求する行為

株式会社に対して、みだりに自己 株式の買取り又はそのあっせんを 要求したり、株式会社の取締役、 執行役、監査役、株主に対しその 者が拒 絶しているにもかかわら ず、買取り、あっせんを要求する行 為(H5追加)

不当な金融商品取

引を要求する行為

証券会社及び投資顧問業、投資運 用業等、金融商品取引業務を営む 者に対して、その者が拒絶してい るにもかかわらず、金融商品取引 を行うこと又は、証券会社に対して 著しく有利な条件により有価証券 の信用取引を行うことを要求する 行為(H5追加・H24拡大)

不当に預金・貯金

の受入れを要求

する行為

銀行等に対して、その者が拒絶し ているにもかかわらず、預金・貯 金 の 受 入 れ を 要 求 す る 行 為 (H24追加)

不当な貸付け及び

手形の割引を要求

する行為

金銭貸付業者以外の者に対して、 みだりに金銭の貸付け、手形割引 等を要求し、又は金銭貸付業者に 対して、その者が拒絶しているに もかかわらず、貸付け、手形割引 等を要求する行為(H5拡大)

不当な方法で債権

を取り立てる行為

人から依頼を受け、報酬を得て又 は報酬を得る約束をして、債務者 に対し、乱暴な言動を交えたり、迷 惑を覚えさせるような方法で訪問 したり、電話をかけるなどして債 権を不当に取り立てる行為 (H9追加)

借金の免除や借金

返済の猶予を要求

する行為

人に対して、金銭を目的とする消 費貸借上の債務や家賃、購入し た物品の代金等の全部又は一部 の免除や履行の猶予をみだりに 要求する行為

下請参入等を

要求する行為

建設工事等の請負業務の発(受) 注者に対して、その発(受)注者が 拒絶しているにもかかわらず、下 請参入、資材の納入等の受入れ を要求する行為

寄附金や賛助金等

を要求する行為

人に対して、寄附金・賛助金、そ の他名目のいかんを問わず、みだ りに金品等の贈与を要求する行為

みかじめ料を

要求する行為

縄張内で営業を営む者に対して、 あいさつ料、みかじめ料等名目 のいかんを問わず金品を要求す る行為

口止め料を

要求する行為

人に対して、企業や団体の不正な 経営内容や異性問題のスキャンダ ル等、人に知られていない事実の 宣伝又は公表にかこつけて、口止 め料として金品等を要求する行為

利息制限法に違反

する高金利の債権

を取り立てる行為

金銭を目的とする消費貸借上の債 務で、利息制限法に定める利息の 制限額を超える利息の支払を伴う ものについて、債務者に対し、履行 を要求する行為

用心棒料等を

要求する行為

縄張内で営業を営む者に対して、 日常業務用の物品購入、興行の入 場券・パーティ券等の購入、用心棒 料等を要求する行為(H5拡大)

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

暴力団対策法第9条で禁止されている暴力的要求行為

27

27

の禁止行為」

暴力団対策法

︵暴力団対策法

主な改正点︶

暴力団対策法

︵暴力団対策法

主な改正点︶

暴力団対策法

(暴力団対策法の主な改正点)

(4)

● 市民生活に対する危害防止

  

(1)対立抗争に伴う市民の危害防止(§15 の 2・3)∼

H24年 改正新設

(2)不当要求に伴う市民に対する危害防止(§30 の 8・9・10・11)∼

H24年 改正新設

「不当要求を拒絶した事業者を凶器を用いて襲い」

かつ「反復するおそれがある場合」に

「1年以内の期間 ・ 警戒区域」を定め

「特定危険指定暴力団等」 に指定(§30の 8Ⅰ)

○全ての暴力的要求行為・準暴力的要求行為

○    

損害賠償請求等の妨害

      を禁止      

(§30の 8Ⅰ)

違反に直罰

3 年以下の懲役・500万円以下の罰金

併科(§46③)

○暴力的要求行為目的の  面会要求・電話・ファックス・メール送信・つきまとい・  居宅、事業所付近のうろつき         を禁止 (§30 の 9 )

中止命令

(§30 の10Ⅰ)

命令違反に罰則 3 年以下の懲役 250万円以下の罰金 併科(§47⑯)

○組事務所の管理者・使用者に対する組事務所使用制限命令

(§30 の 11Ⅰ)

命令違反に罰則

3 年以下の懲役・250万円以下の罰金

併科(§47⑰)

「危険な対立抗争が発生し」かつ

「重大な危害が加えられるおそれがある場合」

対立抗争時の組事務所の管理者・使用者に対する

組事務所使用制限命令(§15)

「3月以内の期間 ・ 警戒区域」 を定め

「特定抗争指定暴力団等」 に指定(§15 の2Ⅰ)

○事務所新設禁止 ○対立組員へのつきまとい禁止 ○対立組員の居宅付近のうろつき禁止 ○対立組事務所付近のうろつき禁止 ○既存事務所への立ち入り・とどまり禁止        (§15 の 3)

違反に直罰

3 年以下の懲役・500万円以下の罰金

併科(§46②)

命令違反に罰則

3 年以下の懲役・250万円以下の罰金

併科(§47⑤)

対立抗争による一般市民への危害防止のため、特定抗争指定暴力団等を指定するなど、規制が強化されました。

 暴排活動に取り組む事業者等に対する不法事案が発生しているため、特定危険指定暴力団等を指定するなど、規制が

強化されました。

改正前 改正後

(       )

● 罰則の強化

  H24年 改正

1 年以下の懲役 ・100 万円以下の罰金・ 併科 1 年以下の懲役 ・ 50 万円以下の罰金 6 月以下の懲役 ・ 50 万円以下の罰金     50 万円以下の罰金 3 年以下の懲役 ・500 万円以下の罰金・併科 3 年以下の懲役 ・250 万円以下の罰金・併科 1 年以下の懲役 ・100 万円以下の罰金・併科 6 月以下の懲役 ・ 50 万円以下の罰金     100 万円以下の罰金

● 国・地方公共団体、事業者の責務∼

H24年 改正新設

国・地方公共団体

の責務

事     業     者

の 責 務

入札に指定暴力団員等を参加させないための措置を講ずる等、

暴力団排除活動に努力する義務 (§32Ⅰ・Ⅱ)

○不当要求防止責任者を選任する 

○事業活動を通じて暴力団員に不当な利益を得させることのないようにする

       努力義務 (§32 の 2)

※改正前は、公安委員会の事業者に対する支援としての  規定のみ (§14)

違反に対する罰則が大幅に引き揚げられました。

 行政が一体となって暴排に取り組むため、行政の責務として入札参加排除措置の徹底が明記され、事業者の責務とし

て事業活動を通じて暴力団員に不当な利益を得させないための努力義務が法律上明記されるとともに、不当要求根絶の

法的根拠が設けられました。

縄張内の営業者のための

○用心棒行為

○訪問による押売り

○面会による債権の取立ての禁止(§30の6Ⅰ前段)

指定暴力団員

命令違反に罰則

3年以下の懲役

500万円

以下の

罰金・併科

(§46)

中止命令(§30の7Ⅰ)

防止命令(§30の7Ⅱ)

反復のおそれに再発防止命令

(§30の7Ⅲ)

縄張内の営業者に用心棒行為等の

約束の禁止(§30の6Ⅰ後段)

●暴力的要求行為に関する指定暴力団の代表者等の損害賠償責任について(要約)

(暴力団対策法第31条の2関係)

 指定暴力団の代表者等は、当該指定暴力団の指定暴力団員が、威力利用資金獲得行為を行うについて

他人の生命、身体又は財産を侵害したときは、これによって生じた損害を賠償する責任を負います。

指定暴力団の代表者等とは、指定暴力団の一次団体の組長・会長等をいいます。 (例えば、資金獲得行為者が三次団体の

 指定暴力団員であっても、当該一次団体の組長・会長等は、損害賠償の責任を負います。)

威力利用資金獲得行為とは、指定暴力団員が、その所属する指定暴力団の威力を利用して資金を得、又は資金を得るために

 必要な地位を得る行為をいい、典型的なものが、恐喝罪や強要罪、前記27の禁止行為等です。

損害賠償請求に関して、当該指定暴力団等から妨害等がある場合には、中止命令や防止命令が発出されます。

民法上の損害賠償責任と併せて損害賠償を請求することができます。

【 解 説 等 】

暴力的要求行為

準暴力的要求行為

※ 赤枠は改正で追加 指定暴力団員 所属する指定暴力団等 又は 系列上位の指定暴力団等 の威力を示して 暴力的 要求行為 (9条) 行っている 行われている 行われて反復のおそれ 行われて反復のおそれ 中止命令 再発防止 命令 再発防止 命令 指 示 反復の おそれ 違 反 違 反 3年以下の懲役 若しくは 250万円以下の罰金 又はこれの併科 3年以下の懲役 若しくは 500万円以下の罰金 又はこれの併科 3年以下の懲役 若しくは 250万円以下の罰金 又はこれの併科 人(周辺者) 周辺者 何人も 中止命令は 11 条 1 項、再発防止命令は 11 条 2 項 ○ 命令等を受けて3年以内 ○ 対償を合意している者 ○ 共犯で受刑して5年以内 ○ 暴力団経営企業の従事者 一の指定暴力団等 又は 系列上位の指定暴力団等 の威力を示して 立ち会い・助ける 要求・依頼・唆す 暴力的 要求行為 (9条) 行っている 反復の おそれ 暴力的 要求行為 (9条) おそれが ある 中止命令 再発防止 命令 中止命令 再発防止 命令

要求・依頼・唆す 助ける

● 縄張に係る禁止行為(§30の6Ⅰ)∼

H24年 改正新設

脅迫や恐喝などの暴力的な違法行為に発展するおそれの高い縄張内での行為が新たに規制されました。

●27の禁止行為に対する措置

禁止行為に対する措置及び賠償責任等

泣き寝入りすることなく、積極的に損害賠償を請求し、被害を回復しましょう。詳しくは、警察、暴追都民センターに相談してください。

○ 周辺者経営企業の従事者 ○ 元組員(脱退5年以内) ○ 金品贈与者  

暴力団対策法

︵暴力団対策法

主な改正点︶

暴力団対策法

︵暴力団対策法

主な改正点︶

(5)

3

(3)賃貸借契約に違反している場合

特約条項違反(暴排条項)

 賃借人が暴力団関係者と判明した場合は、無催告で

 契約解除する等の暴排条項に違反

※暴排条項適用の場合は、無催告での契約解除が可能

目的外使用の禁止条項違反

 住居として賃貸借契約したにもかかわらず、入居後

 暴力団事務所として使用した場合

無断増改築の禁止特約違反

 玄関の扉を無断で防弾扉に改造等した場合

無断転貸、譲渡に違反

 賃貸借契約に反し、無断で暴力団関係者に転貸

 したり、譲渡した場合

家賃滞納・共益費の不払い

 家賃を滞納したり、共同住宅等の維持管理に必要

 な管理費等共益費の不払いの場合

暴 追 都 民 セ ン タ ー

支 援

・警 察 ・弁護士 ・暴追都民  センター

裁  判  所

仮処分決定・契約解除等判決 賃貸人による明 渡請求等が期待 できない かつ付近住民か ら請求があった 場合 建物所有者(賃貸人) 又は建物の管理者 ●原 告 暴追都民センター 代表理事 ●追 行 弁護団

提 訴

提 訴 付近住民の委託付近住民の委託

事務所の形態

訴訟等の主体

【契約上の留意点】 ※分譲マンションの売買契約時に反社会的勢力ではないという  「表明・確約書」の提出を求めること。 ※管理組合の管理規約に関する議決権行使については、代理人  の欠格事由として「暴力団関係者」を規約に定めること。 ※区分所有者は、賃貸借契約書に暴排条項の導入と「表明・確約書」  を求めること。

(1)暴力団関係者が建物を所有している場合

(2)分譲マンションの一室に区分所有している場合

   (区分所有法適用)

付近住民が、暴力団事務所の使用により、生活の

平穏又は業務の遂行が受忍限度を超えて違法に侵害

されている場合

・暴力団事務所の存在そのものが地域住民に

    不安感を与えている。

・拳銃発砲事件等発生の危険が常にあること

    から、侵害のがい然性が高く、危険性が明白

    である。

●第6条1項

 区分所有者は、建物の保存に有害な行為その他

 建物の管理又は使用に関し、区分所有者の共同の

 利益に反する行為をしてはならない。

●共同の利益に反する行為の差止請求(第57条)

 共有部分の落書、破壊、専有部分の不当改良、

 騒音、通行妨害、威圧行為、管理費不払、駐車場

 の不正使用(区分所有者過半数の同意)

●専有部分の使用禁止請求(第58条)

 ①第6条1項の規定に反する行為をした場合

 ②区分所有者の共同生活上の障害が著しい場合

 ③共同利益に反する行為の差止請求では共同生活

  の維持が困難な場合

  (区分所有者4分の3以上の同意)

 住居を暴力団事務所にしていた。

●区分所有権の競売請求(第59条)

 ①第6条1項の規定に反する行為をした場合

 ②区分所有者の共同生活上の障害が著しい場合

 ③使用禁止請求等では、障害の除去・共同

  生活の維持を図ることが困難な場合

  [ 競売以外方法がない ]

  (区分所有者4分の3以上の同意)

暴 追 都 民 セ ン タ ー

支 援

・警 察 ・弁護士 ・暴追都民  センター ●原 告 暴追都民センター 代表理事 ●追 行 弁護団

管理組合

(区分所有法第3条)

他の区分所有者

の十分な協力が

得られず、区分

所有法に基づく

請求の要件充足

が困難

かつ付近住民か

らの請求があっ

た場合

仮処分決定・使用禁止等判決

提 訴

委 託

仮処分決定・使用差止判決

提 訴

付近住民の委託付近住民の委託

2

暴力団事務所の排除

適格暴追センターによる暴力団事務所使用差止請求の流れ

 暴力団事務所の存在により平穏に生活を営む権利(憲法第13 条に基づく人格権)が侵害されているとして、

周辺住民が裁判所に事務所使用差止めを求めて仮処分を申し立て、又は訴訟を提起する事案は全国に多数見られ、

昭和 62 年に静岡地裁浜松支部で初めて使用差止めの仮処分を容認する決定がなされて以来、いずれの事案も

仮処分決定、容認判決又は住民側有利の和解が得られております。

 しかし、このような請求の中心となる住民のリーダーに対して暴力団側から妨害や報復されるおそれもあること

から、担い手となる者には重い負担となっておりました。

 そこで、平成 25 年1月 30 日に施行された改正暴力団対策法第 32 条の4において、国家公安委員会から「適格

暴追センター」として認定を受けた都道府県の暴追センターが付近住民等から委託を受けて、裁判上又は裁判外に

おいて自己の名をもってその事務所の使用等の差止めを請求できる暴力団事務所使用差止請求訴訟制度が創設され、

請求をしようとする付近住民の負担軽減を図ることになりました。

 暴追都民センターは、平成 25年2月28日、国家公安委員会から「適格暴追センター」の認定を受けて、暴力団

事務所使用差止請求訴訟の運用が可能となっています。

対象となる付近住民等

居住者、会社の勤務者、就学している者

付近住民等の範囲

 暴力団事務所を中心に半径 500m以内の

 住民が定説(半径 100m∼ 300mの場合

 もある)

法的要件

暴力団事務所の使用により、生活の平

穏又は業務の遂行が受忍限度を超えて

違法に侵害されている場合

根拠法令

 憲法第 13 条に基づく人格権の侵害(生命、

 身体、財産等を侵害されることなく平穏

 な日常生活を営む自由ないし権利)

排除対象の事務所

暴力団関係者が物件を所有している場合

区分建物(分譲マンション等)であっても、

   他の区分所有者の十分な協力が得られず、

   区分所有法に基づく請求の要件充足が

   困難な場合で付近住民からの請求が

  あった場合

賃借によるものであっても、賃貸人に

  よる明渡請求が期待できない場合で

  付近住民からの請求があった場合 

付近住民(住民の会)

暴力団の活動拠点と

なっている施設又は

施設の区画された部

分(整備中も含む)。     

事務所

の排除

(※ただし、人格権に基

 づく組事務所使用差

 止請求に限定される。)

住民の会が一切の

権限を委託する

暴追都民センター及び弁護団等による

 住民説明会、訴訟等の説明会

暴力団事務所使用禁止等の仮処分申立て

暴力団事務所使用禁止等の仮処分決定

暴力団事務所使用禁止等の本訴訟の

 提起・判決

専門委員(専門的知識を有する弁護士、

 暴力追放相談委員)の助言

検討委員会による検討(委員は理事会の

 同意を得て代表理事が選任)

理事会における議決

付近住民からの請求受託の決定

民暴委員会加盟の弁護士(弁護団) への

 訴訟の追行を委任

指定暴力団

事務所

暴力団追放運動推進都民センター

原告

(暴追都民センター代表理事)

※場合によっては、

弁護士報酬・訴訟費

用等の一部負担 請求

がある。

適格暴追センターによる暴力団事務所使用差止請求訴訟制度

暴力団事務所排除の具体的要領

暴力団対策法第32条の4(平成 25年1月30日施行)

(6)

違 反 違 反 告申 反違 反違 再違反 虚偽・再違反 再違反 虚偽・再違反 再違反 再違反 再違反 再違反

罰 則 ①

罰 則 ②

罰 則 ①

罰 則 ①

勧 告

再発防止

命令

中止命令

再発防止命令

中止命令

再発防止命令

除外

公表

公表

勧 告

除外

公 表

第5条

暴力団排除 活動に関す る総合施策 の推進 ※

第6条

東京都の行 政対象暴力 に対する方 針の策定等

第7条

東京都の事 務事業に関 わる暴力団 排除措置

第8条

暴力団排除 活動気運醸 成のための 広報・啓発 活動 ※

第9条

都民への情 報提供、助 言等の支援 ※

第10条

青少年の教 育等に対す る支援 ※

第11条

区市町村へ の 情 報 提 供、助言等 の協力 ※

第12条

暴力団から の離脱促進 措置 ※

第13条

暴力団事務 所使用差止 等の請求に 対する支援 ※

第14条

警視総監の 保護対象者 に対する保 護措置 違 反

第22条

第21条

第23条

第24条

1・2 項 3 項 4 項

第25条

1 項 2 項

第29条

1 項 7 号 暴力団事務 所の開設・ 運営の禁止 暴力団排除 活動に対す る妨害行為 の禁止 青少年を暴 力団事務所 へ立ち入ら せることの 禁止 事業者・規 制対象者の 威力利用目 的の利益供 与をし、さ せることの 禁止 事業者の活 動助長目的 の利益供与 の禁止 規制対象者 の活動助長 目的の利益 供与をさせ ることの禁 止 暴力団員の 他人名義利 用の禁止 自己の名義 を利用させ ることの禁 止 「禁止行為」に対す る 公 安 委 員 会 の 報 告・資料提出の忌避、 虚偽報告、資料提出・ 立入検査拒否

第15条

第16条

第17条

第18条

第19条

第20条

青少年の教 育・育成に 対する措置 祭礼等にお ける主催者 側の措置 事業者の契 約時におけ る措置 不動産の譲 渡・貸付時 における措 置 不動産の譲 渡・貸付の 代理・媒介 時における 措置 ※印は暴追都民センターと連携して行う施策 ※禁止行為には第 22 条を  含まず

1 年以下の懲役又は50万円以下の罰金

(第 33 条 1 項)

罰 則 ②

※注 1:「勧告」を受けた者の「再違反」は勧告を受けた日から     起算して 1 年以内の違反をいう。 ※注 2:公安委員会は、公表する場合には当該公表をする者に     対し、意見を述べる機会を与えなければならない。 相手方の確認 特約付の契約 契約の解除 都の契約からの排除 理由・期間の公表 国・区市町村への通知 使用目的の確認 判明時 都民等の都 又は暴追都 民センター 等への情報 提供

6月以下の懲役又は50万円以下の罰金

(第 33 条 2 項)

東京都等による暴力団排除活動の推進に関する基本的施策

禁止行為

都民、事業者、興業その他行事

の主催者等の役割(努力義務)

東京都暴力団排除条例

構成

※注 1 ※注 2

条例の目的(第1条)

1

条例全体の構成

3

 東京都における暴力団排除活動に関し、基本理念を定め、東京都及び東京都民等(事業者・興行その他行事の主催者・規制対象者)に 対しての  ①暴力団排除活動のための責務を明らかにしたこと   ②暴力団排除活動を推進するための措置(努力義務)を定めたこと   ③暴力団排除活動に支障を及ぼすおそれのある行為に規制(禁止行為)等を定めたこと です。これによって都民の安全で平穏な生活を確保し、事業活動の健全な発展に寄与することを目的としています。

条例上の用語の意義(第 2 条・第6 条)

2

 主として、殺人、傷害、暴行、凶器準備集合、逮捕、監禁、恐喝、脅迫、強要、強盗、詐欺、器物毀棄等、直接又は間接的に暴力を 手段とする刑法に抵触する犯罪行為や、団体若しくは多数の威力を示し、若しくは数人共同して暴行、脅迫、器物損壊を敢行する暴力 行為等処罰に関する法律違反に抵触する犯罪行為のほか、薬物犯罪、風俗犯罪、銃器犯罪から児童ポルノ犯罪まで国家公安委員会規則に 定められているものをいいます。  暴力団対策法に規定する暴力団で、その団体の構成員が、集団的に又は常習的に暴力的不法行為を行うことを助長するおそれのある 団体をいい、指定暴力団であるか否かを問いません。  暴力団対策法に規定する暴力団員で、暴力団の構成員をいい、指定暴力団の構成員であるか否かを問いません。  東京都民及び事業者をいいます。  18歳未満の者をいいます。  暴力団の活動の拠点となっている施設又は施設の区画された部分をいい、マンションの一室が事務所である場合だけでなく、組長の住 居内の応接室等の区画された部分が暴力団の会議に使用されるなど、暴力団の活動の拠点と認められれば、その区画された部分も暴力団 事務所に当たります。  条例に規定する基本理念に基づき、暴力団員による不当な行為を防止し、及びこれにより都民の生活又は都の区域内の事業活動に生じ た不当な影響を排除するための活動をいい、都には、その活動を行う都民への支援、区市町村への協力が規定され、また、何人に対しても、 これを妨害する行為が禁止されています。  暴力団関係者が、不正な利益を得る目的で、地方公共団体等の行政機関又はその職員を対象として行う違法又は不当な行為をいいます。  事業(その準備行為を含む。)を行う法人その他の団体又は事業を行う場合における個人をいい、マンションの管理組合のような法人格 を有しない任意組合も含まれます。  暴力団員又は暴力団若しくは暴力団員と密接な関係を有する者をいい、暴力団準構成員や共生者等、暴力団に協力し、又は暴力団を 利用する者で、都や事業者の契約から排除すべく、契約締結時に「確認」すべき相手方としています。排除の判断は、その事業形態や 社会的要請に基づき、当事者の責任において判断され、例えば、次の者が該当します。   ○暴力団又は暴力団員が実質的に経営を支配する法人等に所属する者   ○暴力団員を雇用している者   ○暴力団又は暴力団員を不当に利用していると認められる者   ○暴力団の維持、運営に協力し、又は関与していると認められる者   ○暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認められる者  また、「密接な関係を有する者」とは、暴力団の妻や親族等、単に血縁関係・親族関係を有する事実のみをもって、直ちに判断する ものではなく、組織やその一員としての暴力団員との関係で判断されます。  暴力団員等8項目に分けて、事業者の利益提供を禁止する相手方として規定されていますが、次の4つの類型に区分することができます。  ①「暴力団員」、「暴力団との間で利益供与を合意している者」、「暴力団の威力を示す常習者で暴力団員が運営を支配する法人、団体の役員、   使用人等又は暴力団員の使用人、従業者」  ②暴力団の威力を示す常習者で、暴力的不法行為等で刑を受けてその執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から起算して、   「5年を経過しない者」  ③暴力団の威力を示す常習者で、暴対法による中止命令等を受けて「3年を経過しない者」  ④条例の規定により公安委員会から公表され、その日から起算して「1年を経過しない者」

●「暴力的不法行為」とは(第 2 条 第 1号)

●「暴力団」とは(同 2 号)

●「暴力団員」とは(同 3 号)

●「都民等」とは(同 6 号)

●「青少年」とは(同 8 号)

●「暴力団事務所」とは(同 9 号)

●「暴力団排除活動」とは(同10 号)

●「行政対象暴力」とは(第 6 条)

●「事業者」とは(同 7 号)

●「暴力団関係者」とは(同 4 号)

●「規制対象者」とは(同 5 号)

東京都暴力団排除条例の構成

東京都暴力団排除条例

構成

(7)

都民、事業者、興行その他行事の

主催者等の役割(努力義務)

具体的な対応方策

都民・事業者の責務(第15 条)

祭礼等における措置(第17 条)

事業者の契約時における措置(第18条)

不動産の譲渡時等における措置(第19条)

不動産の譲渡等の代理又は媒介者における措置(第20条)

●都民等は、条例の基本理念に基づき、次の行為を行う。  ①暴力団排除活動に資する情報を知った場合は、暴追都民センター等   に情報を提供する。  ②都が実施する暴力団排除活動の施策に参画・協力する。  ③暴力団排除活動を自主的かつ相互に連携して取り組む。 不動産の譲渡等の代理又は媒介をする者は、 ●自己が譲渡等の代理又は媒介をする不動産が暴力団事務所の用に供さ  れることとなることの情を知って、当該不動産の譲渡等に係わる代理  又は媒介をしないよう努めること。 ●譲渡等をする者に対して、第19 条の規定の遵守に関して助言その他  必要な措置を講じるよう努めること。 ※供されることとなることの情を知ってとは  契約後、いかなる時点においても不動産が暴力団事務所の用に供され  ることとなるという事情を知っていながらという意味である。  その後、 第三者による転売先の認識も含む。 ●祭礼、花火大会、興行その他公共の場所に特定の目的で多数の者が集  合する行事の主催者又はその運営に携わる者は、行事の運営に暴力団  又は暴力団員を関与させないように努めること。 ※公共の場所とは  不特定多数の人が自由に利用し、又は出入り出来る場所。  道路、公園、 広場、駅、興行場、公会堂、神社の境内等をいう。 ●事業者は、その事業に係わる契約が暴力団の活動を助長し、又は暴力  団の運営に資することとなる疑いがあると認められる場合は、契約の  相手方、代理人又は媒介者、その他関係者が暴力団関係者でないこと  を確認するよう努めること。 ●事業者は、その事業に係わる契約書を書面により締結する場合は、 契約書に無催告解除等の特約を定めるよう努めること。 ※疑いがあると認められる場合とは  個々の業者が一般的な知識と経験を前提に取引の形態や契約時の状況  等を踏まえて総合的に判断する。 ●都内に所在する不動産の譲渡又は貸付けをする者は、契約を締結する  に当たり、契約の相手方に、暴力団事務所の用に供しないことを確認  するよう努めること。 ●不動産の譲渡又は貸付けをする者は、契約を書面により締結する場合  には、契約書に特約を定めるよう努めること。 ※暴力団事務所の用に供するとは  暴力団の活動の拠点として使用すること。  住居を暴力団事務所として併用している場合も含む。

青少年に対する措置(第16条)

●青少年の教育又は育成に携わる者は、青少年に対して、暴力団に加入  することや暴力団員による犯罪被害を受けないよう、指導助言等必要  な措置を講ずるように努めること。 ●行事の運営に関与する者を対象に暴力団関係者  でないことの「表明・確約書」の徴収 ●行事の運営に関与する者の身分等の確認

◎主催者側の基本的事項

●警視庁組織犯罪対策第三課 ●開催地を管轄する警察署(暴力団対策係) ●暴追都民センター ●「表明・確約書」の活用 ●インターネットでの調査、データーベースの  活用等 ●関係機関への相談・照会  ・警視庁組織犯罪対策第三課  ・事業所を管轄する警察署(暴力団対策係)  ・暴追都民センター

◎暴力団関係者でないことの「確認」

◎契約書面に特約条項を定める

●「表明・確約書」の活用

◎暴力団事務所の用に供さないことの確認

◎関係機関に対する相談

●「表明・確約書」の活用 ●インターネットでの調査、データーベースの  活用等 ●関係機関への相談  ・警視庁組織犯罪対策第三課  ・事業所を管轄する警察署(暴力団対策係)  ・暴追都民センター

◎暴力団関係者でないことの「確認」

●社内における危機管理体制の構築と不当要求  防止責任者講習等の受講 ●自助努力によるデーターベースの構築と活用

◎危機管理体制の構築

①契約相手等が暴力団関係者と判明した場合、 無催告で契約を解除できること。 ②下請負人等が暴力団関係者と判明した場合、 関連契約の解除等を求めることができること。 ③契約相手等が関連契約解除等を拒否した場合、 無催告で契約を解除することができること。

◎契約書面に特約条項を定める

①暴力団事務所の用に供し、又は第三者に暴力団 事務所の用に供させてはならないこと。 ②暴力団事務所の用に供されていることが判明し た場合には、無催告で契約を解除し、又は不動 産の買い戻しができること。 暴力団追放!

東京都暴力団排除条例

構成

条例の具体的構成

4

東京都等による暴力団排除活動の推進

に関する基本的施策

具体的な対応方策

東京都の責務(第5 条 )

東京都の行政対象暴力に対する対応方針の策定等(第6 条 )

東京都の事務事業に係わる暴力団排除措置(第7 条 )

青少年の教育等に対する支援(第10条)

暴力団からの離脱促進(第12条)

保護対象者に対する保護措置(第14条)

●東京都は、都民等の協力を得るとともに暴追都民センター等との連携  を図りながら、暴力団排除活動に関する施策を総合的に推進すること。 ●警視総監は、暴力団排除活動に取り組んだこと等により暴力団又は  暴力団員から危害を受けると認められる保護対象者に対し、警察官  による警戒活動等保護のための必要な措置を講ずること。

請求の援助(第13 条)

●公安委員会は、暴力団排除に資する民事訴訟を行い、又は、行おうと  する者に対して、暴追都民センター等と連携して、情報の提供、助言  その他必要な援助を行う。 ●東京都は、行政対象暴力を防止するため、具体的な対応方針を定める  等必要な措置を講ずること。 ●東京都の事務により、暴力団の活動を助長し又は暴力団の運営に資す  ることとならないよう、都の契約の相手方、工事契約の相手方と下請  負人との関連契約に関し、契約の相手方、代理、媒介者等が暴力団関  係者でないことを確認するなどの暴力団排除措置を講ずること。 ●東京都が締結する契約書面に暴力団関係者と判明した場合、無催告で  契約解除が出来る特約条項を定めること。 ●契約の相手方が暴力団関係者であることが判明した場合は、契約解除  に努め、その相手方を都の契約に関与させないように努めること。 ●暴力団関係者と判明し、契約を解除した場合は、その理由、期間等を  公表し、国、区市町村に通知すること。 ●東京都は、青少年の教育又は育成に携わる者が暴力団への加入防止、 暴力団員による犯罪被害の防止等の暴排教育を円滑に行うことができ るよう、暴追都民センター等と連携し、必要な支援をすること。 ●東京都は、暴力団員の暴力団からの離脱を促進するため、暴追都民セ  ンター等と連携し、情報提供、指導助言等の必要な措置を講ずるよう  努めること。 「表明・確約書」の活用インターネットでの調査、データーベースの  活用等 ●関係機関への相談  ・警視庁組織犯罪対策第三課  ・事業所を管轄する警察署(暴力団対策係)  ・暴追都民センター

◎暴力団関係者でないことの「確認」

●契約の解除 ●東京都の契約からの排除 ●理由、期間の公表 ●国、区市町村への通知

◎暴力団関係者と判明した時の手続き

●警視庁組織犯罪対策第三課 ●地元を管轄する警察署(暴力団対策係) ●暴追都民センター

◎関係機関に対する相談

●保護対象者に対する警戒等の保護活動 ●犯罪行為に抵触した場合の事件化

◎警察機関

①東京都の契約相手等が暴力団関係者と判明した 場合、無催告で契約を解除できること。 ②下請負人等が暴力団関係者と判明した場合、 関連契約の解除等を求めることができること。 ③契約相手等が関連契約解除等を拒否した場合、 相手方を都の契約に関与させないことができる こと。

◎契約書面に特約条項を定める

東京都の責務(第8 条 )

東京都の行政対象暴力に対する対応方針の策定等(第9 条 )

●東京都は、都民等が暴力団排除活動の重要性について理解を深めるこ  とができるよう、暴追都民センター等と連携し、広報・啓発を行う。 ●東京都は、都民等が暴力団排除活動に自主的、かつ、相互に連携して  取り組むことができるよう、暴追都民センター等と連携し、都民等に  情報の提供、助言その他必要な支援を行う。

区市町村との協力(第11 条 )

●東京都は、区市町村が暴力団排除活動のための施策を円滑に講ずる  ことができるよう、情報の提供、助言その他必要な協力を行う。 ●離脱を希望する暴力団員に対する暴力団組織  からの脱会(離脱)手続きの実施 ●脱会妨害の場合、暴対法による中止命令の発出

◎警察機関

●離脱者の就職先相談 ●所持金がなく、緊急の援助を必要とする離脱者  に対する支援

◎暴力団追放運動推進都民センター

東京都

警 察

暴追都民センター

東京都暴力団排除条例

構成

(8)

禁止措置と違反者に対する措置(利益供与等)

事業者の規制対象者等に対する利益供与の禁止等(第24条)

他人名義利用の禁止等(第25条)

勧告の

適用除外

(第28 条)

報告及び立入り(第26条1項)

●事業者は、その行う事業に関し、規制対象者が  ・暴力的不法行為  ・規制対象者の所属する暴力団の威力を示して行う暴力的   要求行為(暴対法9条各号)  ・規制対象者の所属する暴力団の威力を示して行う暴力的   要求行為を行っている現場に立ち会い、当該行為を助け   る行為  を行ったことの対償として、規制対象者又は規制対象者が  指定した者に対して、利益供与をしてはならない。(1項) ●規制対象者は、事業者が違反行為をすることの情を知って  事業者から利益供与を受け、又は事業者に規制対象者が指  定した者に対する利益供与をさせてはならない。(2項) ●何人も、暴力団員が前項の規定に違反することとなること  の情を知って、暴力団員に対し、自己の名義を利用させて  はならない。(2項) ●暴力団員は、自らが暴力団員である事実を隠蔽する目的で、  他人の名義を利用してはならない。(1項) ※自己及び他人名義とは  個人に限らず法人及び法人格のない団体も含む。 ●公安委員会は、この条例の施行に必要があると認める場合には、 この条例の施行に必要な限度において、事業者、規制対象者その他 関係者に対し、報告若しくは資料の提出を求め、又は警察職員に 事業所、暴力団事務所その他の施設に立ち入り、帳簿、書類その 他の物件を検査させ、若しくは関係者に質問させることができる。 ※但し、暴力団事務所開設は直罰のために含まない。 ●公安委員会が勧告を行う前に、公安委員会に対し、事実の報告  又は資料の提出を行い、かつ、将来にわたって違反行為を行わ  ない旨の書面を堤出した場合は、勧告の措置を免除する。 ※利益供与について威力利用目的の場合は適用されない。 ※名義利用について暴力団員の場合は適用されない。

再発防止命令︵第三〇条︶

公  表︵第二九条︶

公 表

勧  告 

︵第二七条︶

告︵第二七条︶

再違反

公表の日から 1年以内に 更に威力利用 の暴力的不法 行為を行った 場合

再違反

正当な理由なく1年以内に 再び威力利用目的の違反を 行った場合

再違反

正当な理由なく1年以内に 再び違反を行った場合 虚偽報告、虚偽資料提出 再度違反を行った場合

再違反

正当な理由なく1年以内に ・事業者が、活動助長目的  の利益供与、優先的な利  益供与をした場合 ・規制対象者が、活動助長  目的の利益供与、優先的  な利益供与を受け、又は  受けさせた場合

再違反

正当な理由なく1年以内に ・再び違反を行った場合 ・事業者が、活動助長目的  の利益供与、優先的な利  益供与をした場合 ・規制対象者が、活動助長  目的の利益供与、優先的  な利益供与を受け、又は  受けさせた場合 報告・資料の提出を求められ、 又は立入りを受けた者が ・報告、資料提出をせず ・虚偽の報告、虚偽の資料を提出し ・立入検査を拒み、妨げ、忌避した場合

※優先的な利益供与とは  社会常識に照らし、その取扱い  において、他者に比べ不当に  優先的な方法による利益の供与 ※正当な理由とは ・暴力団事務所に電気やガスを  供給したり、医師が診療行為  を行うなど法令に基づいて行  われる行為 ・弁護士が民事訴訟において、  暴力団員の弁護人になる行為等 ●事業者は、その事業に関し、暴力団の活動を助長し、又は  暴力団の運営に資することとなることの情を知って規制対  象者又は規制対象者が指定した者に利益供与をしてはなら  ない。但し、法令上の義務又は情をしらないでした契約に  係わる債務の履行としてする場合。その他正当な理由があ  る場合はこの限りではない。(3項) ※暴力団の活動を助長し、又は暴力団の運営に資するとは  ・みかじめ料を渡す行為  ・暴力団事務所を提供する行為  ・暴力団が多数集まる会合と認識していながら料理等の    注文に応じ配達する行為、若しくは宴会場を貸す行為  ・暴力団の抗争に備える目的と認識していながら   防犯カメラを設置する行為  ・印刷業者が暴力団員の名刺等を印刷する行為等 ●規制対象者は、事業者が違反行為をすることの情を知って  事業者から利益供与を受け、又は事業者に規制対象者が指  定した者に対する利益供与をさせてはならない。(4項) 威力利用目的(1 項・2 項) 活動助長目的(3 項・4 項)

違 反

再違反

正当な理由なく1年以内に 威力利用目的の違反を 行った場合

違 反

東京都暴力団排除条例

構成

禁止措置と違反者に対する措置(妨害行為等)

●何人も、暴力団排除活動を行い、若しくは行おう  とする者又はその配偶者、直系若しくは同居の親  族その他当該行為者と社会生活において密接な関  係を有する者を威迫する行為、つきまとい行為、  その他不安を覚えさせるような方法で妨害しては  ならない。 ※暴力団排除活動とは  ・離脱、被害防止の援助 ・施設利用の拒絶  ・祭礼等の行事関与の拒絶 ・暴排条項の申し入れ  ・暴力団事務所使用の拒絶  ・利益供与の拒絶 ・名義利用の拒絶 ※不安を覚えさせるような方法とは  ・待ち伏せ行為  ・監視又は監視していると認識させる行為  ・住居等に押しかけ面会を強要する行為  ・連続して電話をかける行為等 ●公安委員会(警察署長に委任)は、違  反者に対し妨害行為の中止を命じるこ  とができる。 ●公安委員会は違反者に対し、行為者等  の生命、身体又は財産に危害を加える  恐れがあると認めた場合は再発防止を  命じることができる。

中止命令・再発防止命令

(第30 条 1・2 項)

●公安委員会(警察署長に委任)は、違  反者に対し行為の中止を命じ、又は必  要な事項を命じることができる。命令  した場合は、その旨公表をすることが  できる。 ●更に違反をする恐れがあると認められ る場合は、違反者に対し再発防止を命 じることができる。命令した場合は、 その旨公表することができる。

中止命令・再発防止命令

(第30 条 3・4 項)

公 表

(第 29 条 1 項 1号)

●暴力団事務所は、次に掲げる施設(特定の施設)  の敷地の周囲200メートルの区域内において、  開設し、又は運営してはならない。 ※特定の施設とは ・幼稚園、保育所、小学校、中学校、高等学校 ・児童福祉施設及び類する施設、児童相談所 ・少年院又は少年鑑別所 ・保護観察所 ・公民館 ・図書館 ・博物館 ・青少年の健全な育成のため環境保全が必要と  認めた施設 ●暴力団員は、正当な理由なく、青少年を自己が活  動の拠点とする暴力団事務所に立ち入らせてはな  らない。 ※青少年とは  18歳未満の者

罰 則

罰 則

妨害行為により 中止命令が 出ました!!

違 反

違 反

違 反

違 反

違 反

暴力団排除活動に対する妨害行為の禁止

(第21条)

暴力団事務所の開設及び運営の禁止

(第22条)

青少年を暴力団事務所へ立ち入らせることの禁止

(第23条)

東京都暴力団排除条例

構成

参照

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