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論 文 審 査 の 結 果 の 要 旨

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Academic year: 2022

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論 文 審 査 の 結 果 の 要 旨

報告番号 博(医歯薬)甲第1460号 氏名 吉田 將孝

学 位 審 査 委 員

主 査 西田 教行 副 査 森内 浩幸 副 査 石松 祐二

論文審査の結果の要旨

1 研究目的の評価

本研究は、侵襲性肺アスペルギルス症(以下IPA)が病初期に微小血管侵襲 を伴う点に着目し、単一光子放射断層撮影(Single Photon Emission Computed Tomography:SPECT)により肺血流障害を検出することで早期診断 が可能かマウスモデルで検討したもので、目的は十分に妥当である。

2 研究手法に関する評価

6~8週齢のICR雌マウスにシクロフォスファミド150mg/kgを投与して免疫抑 制状態とし、Aspergillus fumigatus MF367株を気道内に投与し、IPAマウス モデルを作成した。比較対象として、Klebsiella pneumoniae KEN-11株を気 道内に投与し細菌性肺炎モデルを作成した。感染前及び感染後に肺血流 SPECT/CTの撮像を行い、また感染肺摘出後のHE染色、グロコット染色を実施 し病理所見の対比を試みており、研究手法も妥当である。

3 解析・考察の評価

本研究ではIPAマウスモデルで粗大凝集アルブミン(99mTc-MAA)肺血流 SPECTを用いることでA. fumigatusによる微小血管侵襲を検出できることを 確認した。病理組織学的解析では、肺血流SPECTで検出した血流欠損部位に 一致して、菌糸の組織侵襲および微小血管出血や肺胞浮腫を確認している。

肺血流SPECTはすでに肺血流を評価する検査方法として広く普及しているこ とから、今後は臨床応用への進展が期待される。

以上のように本論文は侵襲性真菌感染症研究に貢献するところが大で あり、審査委員は全員一致で博士(医学)の学位に値するものと判断した。

参照

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