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(2) 児童と新聞活用児童は 1 年生の3 学期より新聞記事から片仮名言葉探しをする学習や 廊下に掲示した どうぶつ大好き の新聞記事を読む活動などを通じて 新聞に慣れ親しんできた 2 年生となった児童は 日常的に新聞記事に触れ 感想を書いていく経験を積んできている 1 子ども新聞の記事を楽しく読む

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Academic year: 2021

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第2学年2組 国語科学習指導案

授業者 教諭 安生留衣 研究主題 互いの立場や考えを尊重し 伝え合う子どもの育成 ~新聞活動のよさを生かした授業づくり~

自分の思いを相手に分かるように話す力を高める新聞活用

1 単元名 「知らせたいな、とびっきりのニュース」

2 単元の目標

新聞から選んだニュースを紹介する活動を通して、自分の体験や思いを相手に分かりやすく伝えたり、 大事なことを落さないように聞いたりすることができる。 <育てたい力> ◎新聞記事から話したい話題を選ぶ力。 ◎自分の体験や思いを順序よく話す力。 ○大事なことを聞き落とさないようにしながら、興味をもって聞く力。 ○聞いた内容について、感想を述べたり質問したりする力。 ○身近な話題や新聞などから、伝えたい事柄について、簡単に書く力。

3 単元の評価規準

・身近な話題や新聞などから、みんなに知らせたいことを進んで集めようとしている。(関心・意欲・態 度) ・新聞記事の大まかな内容を読み取っている。 (読むこと) ・自分が伝えたい事柄を順序よくまとめ、相手に分かるように話している。 (話すこと・聞くこと) ・友達の発表をよく聞き、感想を述べたり、質問したりしている。 (話すこと・聞くこと) ・自分が伝えたい事柄を簡潔にまとめて書いている。 (書くこと)

4 児童と単元

(1)児童の実態 児童は、身近なことに興味や関心をもち、それらについて意欲的に話したり聞いたりしようとする。 また家庭のことに加え、学校での様々な新しい出合いについて保護者や教師に今まで以上に話しかける ようになってきている。友達とのかかわりも増え、話し合うことの必要性も感じ取るようになっている。 しかしながら、うまく自分の思いを伝えられなかったり、友達の思いを理解しきれなかったりしてトラ ブルになってしまうことが多い。 学習面では、自分の考えを積極的に述べようと意欲をもった児童が多く、授業中の発言が多いクラス である。4月から毎週月曜日の国語で、「おはなしの時間」として、週末にあった出来事を話す活動に 取り組んでいる。児童は、自分が話したい事柄について、三文程度でまとめて話すとともに、相手の話 に興味をもって聞き、内容を深めるための質問をすることができるようになってきている。しかし、自 分の思いはあるものの、うまく表現できず、「楽しかった」、「嬉しかった」というワンパターンの表現 で終わることが多い。そのため自分の思いを交えて話すと、相手に伝わりやすいことを具体的に指導し ている。 また作文などの「書く」学習においても、「おはなしの時間」同様に、時系列に出来事を述べること はできても、自分の思いまで書くことができる児童は半数程度である。 本単元の学習を通じて、自分が話したい事柄について、順序立てしながら、自分の思いを相手に伝え る力を高めていきたい。

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(2)児童と新聞活用 児童は、1年生の3学期より新聞記事から片仮名言葉探しをする学習や、廊下に掲示した「どうぶつ 大好き」の新聞記事を読む活動などを通じて、新聞に慣れ親しんできた。2年生となった児童は、日常 的に新聞記事に触れ、感想を書いていく経験を積んできている。 ① 子ども新聞の記事を楽しく読む活動 ふりがながふってある子ども新聞を活用して、記事を見たり読んだりする活動や、感想を短文で書く 活動を行ってきた。児童が記事を数回読んだ後、教師が記事の内容を解説し、内容理解を深める工夫も 図ってきた。 新聞記事を貼り、その感想を書いたワークシートは、教室内に掲示しており、児童は、同じ記事を読 んだ友達がどんな感想を書いたのか興味をもって読む姿が多く見受けられる。 ② 自分の好きな写真や記事をスクラップしていく活動 新聞の記事探しを週末の課題として出している。児童は、それに一言感想を書いてスクラップしてい る。記事が読めなくとも、好きな写真や記事を選ぶことができたり、写真の細部を見て、内容を推測す る力がついたりしており、新聞記事を楽しむ姿が見られる。 児童には、身近な出来事から視野を広げるとともに、ニュースなどの様々な情報に出合い、驚きや感 動といった自分の思いを表現する力を培いたい。児童が、直接体験から身近な社会へと興味関心を広げ ていくのに、新聞は有効なツールであるとともに、下記のような新聞教材の特質をもっている。 ○動植物、スポーツ、出来事、地域など、さまざまな分野の話題に触れることができる。 ○今、身近な社会で何が起こっているのか、話題に触れることができる。 ○各自の手元に新聞記事をもつことができ、必要な部分を切り取ったり、貼ったり、集めたりするな ど、情報を自由に扱うことができる。 ○見出しやカラー写真があるので興味を惹きやすく、ニュースを知りたいという気持ちを育てる。 ○見出しや写真を見せながら、友達と話すことで、より伝わりやすくなる。 新聞教材の特質を踏まえて授業を構想立て、伝え合う楽しさを味わわせていきたい。 (3)単元について 本単元は、1 年間を通じて行う帯単元であり、新聞を活用しながら、特に、「話すこと、聞くこと、及 び話し合うこと」の能力を育成することを目的としている。 学習指導要領には、第1学年及び第2学年における「話すこと・聞くこと」に関する学習の目標は、 「相手に応じ、身近なことなどについて、事柄の順序を考えながら話す能力、大事なことを聞き落とさ ないように聞く能力、話題に沿って話し合う能力を身に付けさせるとともに、進んで話したり聞いたり しようとする態度を育てる。」と記されている。 すでに触れたように、児童は自分が発見した事柄について、「話したい」、「教えたい」という気持ち はあるものの、気持ちのすれ違いなどからトラブルになってしまうことが多い。そこで、話すこと、聞 くこと及び話し合うことの能力を育成する言語活動を長期的に行っていく必要があると考え、年間を通 じた帯単元として設定した。 「話すこと・聞くこと」の能力を育成するために、身の回りから、自分が興味を抱いたり、楽しく感 じたり、好ましく思ったりした事物を選んで、教師や友達、家族などに紹介したり、聞いたりする学習、 及び言語活動に年間を通して継続的に取り組んでいく。教師は、新鮮な驚きを伝えたり、自分について 積極的に語ったりする児童の姿勢を受け止め、奨励していきたい。また、新聞記事が介在することによ って、話し手と聞き手の間に共通の話題があるため、より伝わりやすくなると考えている。経験を交え ながら、自分の思いを相手に伝えていく力を身に付けられるようにしたい。

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(4)単元展開の構想 <話す力・聞く力を高める帯単元の設定> ①常時活動「おはなしの時間」 毎週国語の時間に、週末にあった出来事をクラス全体で発表し合う場を設けている。1学期は、3 文程度にまとめて話し、それに沿った感想や質問をしてきた。2学期は、「五感トーク」を用いて、身 振り手振りを交えながら、相手に分かりやすく話すことを指導してきている。物の大きさや広さ、形 などを手や体を使って表すようになってきた。また聞き手から「どのぐらいの大きさですか」といっ た質問が出てくるようになり、相手に分かりやすく伝えるためには、言葉だけでなく、体で表すこと が有効であることに気付いてきたようだ。豊かな表現方法を身に付けながら、相手に伝わる楽しさ、 喜びを感じさせていきたい。 ②国語との関連指導 国語「今週のニュース」では、身近な出来事について、様子や自分の気持ちを書き、発表を通して 話す力・聞く力を高めている。 常時活動である「おはなしの時間」では、国語で培った力を生かし、身近な出来事をクラス全体で 発表し合い、内容を深めるために質問や感想を伝え合っている。 伝えることの楽しさを実感させていくとともに、教科指導と日常活動をつなげることで、自分の思 いを込めて書いたもの、話したことに反応が返ってくる場を継続的に設定し、相手意識を育てていき たい。 ③計画的・発展的な帯単元の年間計画の作成 1学期の「今週のニュース」では、友達に伝えるために、身近な出来事から書くことを決め、出来 事の様子や自分の気持ちを書き、書いたものを読み合い、感想を伝え合う学習をしてきた。 2学期、3学期では、そこから発展して、自分で選んだ新聞記事(題材)について、自分の経験し たことや思いと結び付けながら、相手に伝えられるようになることを目標としている。自分の思いを 伝えることで、相手に「伝えたい」という気持ちを高め、ジェスチャー等を用いて分かりやすく伝え る工夫も身に付けさせたい。また話し手だけではなく、「よい聞き手」の育成も併せて行い、よりよく 伝え合う子どもを求めていきたい。 <新聞に素材を求める単元展開の工夫> ①観点を明確にした記事の収集 児童に記事を収集させていく際に、記事選びの観点を示すことが重要である。どんな記事でもよい わけではなく、自分の思いが込められた「とびっきり」であることが、伝えたい気持ちを高める。 これまで児童が収集してきた記事を見ると、動植物、スポーツ、出来事、地域の話題、カラー写真 が綺麗な記事と、大体5つに分類することができた。何らかの形で自分とつながりのある記事を選ん でいることが分かる。また記事を見て、「面白い」「すごい」「不思議だな」「誰かに教えたい」と気持 ちを突き動かされて選んでいることが、一言感想から分かった。これが児童の「とびっきり」であり、 これが「伝える価値」となる。この「とびっきり」の観点を児童と一緒に作り、記事選びに取り組ま せたい。 ②「○○スクラップ」の紹介活動の導入 新聞記事を収集し、記事を読んだ感想を述べたり、紹介したりする活動に取り組んできた。 夏休みの宿題として、「親子夏休み新聞スクラップ」に取り組み、各家庭でテーマを決め、新聞記 事をスクラップしてきた。このテーマについて、そのテーマを選んだ理由や、自分の思いを発表した。 これまでも記事の収集をしてきたが、テーマを決めて、記事を探し、収集するのは初めての経験であ った。

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2学期は、夏休みでの新聞スクラップの経験を生かし、各家庭の協力のもと自分が気に入った新聞 記事を「とびっきりスクラップ」として集めている。そして、その中でも「とびっきり」の記事を一 つ選び、自分が「とびっきり」だと思う理由を交えながら、その記事を相手に紹介する活動を行う。 相手に分かりやすく伝えるためにはどうすればいいのか、話し方や表現方法を工夫しながら高めてい きたい。 <話し手・聞き手を育てる言語活動の工夫> ①「返し方」の活動の工夫 聞き手は、話し手の思いや願いに共感しながら聞き、感想をもつことが大切である。聞いたことを 整理して相手に伝えることで、聞き手は自分の考えをより一層明確にすることができ、話し手は、「伝 えたい」という意欲が喚起されることになる。話を聞いて、それに対して返す際、パターンではなく、 「ぼくも知ってるよ」などといった子どもの発言を拾いながら、書き溜めていく。児童から出てくる 「生の言葉」を蓄積し、教室掲示していくことで、児童の言葉を増やし、使うことで、よりよい返し 方を学ばせていく。パターンからの脱却を図るとともに、話を深めるための質問の仕方を身に付けさ せたい。 ②「五感トーク」の導入 「五感トーク」とは、五感を働かせ、全身を使って身振り手振りで話すことである。また話すだけ でなく、その話を受けとめることも含まれている。また聞き手は、その話を受けて、うなずいたり、 驚いたりと反応しながら会話のキャッチボールを続けていく。2年生の児童にとって、体の部位で物 の大きさを表現するなど全身を使って話すことはとても適している。常時活動でも取り入れ、「五感ト ーク」を通じて、相手に伝えることの楽しさ、伝わる喜びから、相手と心を通わせる良さを感じさせ たい。 <家庭との連携> 低学年の児童が、新聞記事を収集するには、各家庭での協力が不可欠である。近年、親子関係の希薄 化が問われているが、このような新聞を活用した学習が、家族のふれあい、コミュニケーションの手段 の一つとなり、「伝える楽しさ」や「伝わる喜び」というコミュニケーションの土台が培われることを 期待している。

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5 指導計画(全7時間 本時 5/7)

次 時 ◆主な指導内容 □主な学習活動 ・指導上の留意点 ※評価(観点) 第 一 次 ( 一 学 期 ) 1 「今週のニュース」 ◆学習課題の設定 ◆「ニュース」づくり □身近な出来事を「ニュース」ととらえ、その中 から友達に知らせたいことを書く。 ※身近な出来事から、みんなに知らせ たいことを集めようとしている。 (関) ※自分が話したい事柄を短い文にまと めて話すことができる。(話・聞) ・「ニュース」の掲示コーナーを作って、 意欲を高める。 2 ◆発表、感想 □「ニュース」を発表し、感想を伝え合う。 第 二 次 ( 二 学 期 ) 1 「知らせたいな、とびっきりのニュース」 ◆学習課題の設定 ◆「とびっきり」の観点づくり □「とびっきり」の観点を決める □新聞記事をスクラップする ・「親子夏休み新聞スクラップ」をもと に「とびっきり」の観点をつくる。 ※順序よく話すことができる。 (話・聞) ※共感しながら聞き、感想を述べたり 質問したりすることができる。 (話・聞) ・常時活動で取り入れてきた五感トー クのよさを想起させる。 ・自分の話を聞いてもらうことの喜び を感じるとともに、「よい聞き手」の 存在の重要性に気付かせる。 2 ◆「とびっきりのニュース」の選定 □スクラップした記事から、「とびっきり」を決め る。 □記事の感想や選んだわけなどを書く。 3 ( 本 時 ) ◆順序よい話し方・上手な聞き方 □「五感トーク」やスクラップシートを用いて、 順序よく伝える話し方を考える。 □聞いたことへの「返し方」を確認する。 ◆ペアトークの仕方 ◆「とびっきりのニュース」紹介~ペアトーク~ □ペアで「とびっきりのニュース」を紹介し合う。 ◆ふりかえり ○児童同士、話し方や内容について評価し合う。 第 三 次 ( 三 学 期 ) 1 「知らせたいな、とびっきりのニュース2」 ◆学習課題の設定 ◆「とびっきり」の観点に基づいた新聞記事集め □「とびっきり」の観点から新聞記事をスクラッ プする。 ◆分かりやすい話し方 □「五感トーク」やスクラップシートを用いて、 相手に分かりやすく伝えるポイントを考える。 ※新聞記事の大まかな内容を読み取る ことができる。(読) ※新聞記事の内容と自分の経験とを結 び付けて、自分の思いや考えを順序 よくまとめることができる。(書) 2 ◆とびっきりニュースタイム ◆感想、質問 □話題に沿って感想や質問をし、会話のキャッチ ボールをする。 ◆相互評価 ○児童同士、話し方や内容、聞き方について評価 し合う。 ・1・2組合同でグループトークを行 う。 ※会話のキャッチボールをすることが できる。(話・聞)

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<帯単元の年間計画>

1学期

①「おはなしの時間」 毎週、週末の出来事を3文で 発表する。 ②新聞記事スクラップ 写真や記事を読んで、自分が 面白いと思った記事を切り抜 き、一言感想を書き、スクラ ップする。(1人5枚程度) ③新聞記事を読もう 子ども新聞の記事を配布し、 自分の力で読めるようにする。 読めない場合は、教師が一緒 に読み、内容の理解を促す。

2学期

①「おはなしの時間」 毎週、週末の出来事を「五感 トーク」を交えて発表する。 ②「親子夏休み新聞スクラッ プ」 夏休みの宿題として、記事を 集めてくる。 ③「とびっきりスクラップ」 みんなでつくった「とびっき り」の観点で、記事を収集す る。 ④新聞記事を読もう 子ども新聞の記事を配布し、 自分の力で読めるようにする。 読めない場合は、教師が一緒 に読み、内容の理解を促す。

3学期

①「おはなしの時間」 毎週、週末の出来事を「五感 トーク」を交えて発表する。 ②「とびっきりスクラップ」 「とびっきり」の観点で、気 になる記事を収集する。 ③新聞記事を読もう 子ども新聞の記事を配布し、 自分の力で読めるようにする。 読めない場合は、教師が一緒 に読み、内容の理解を促す。 国語 「今週のニュース」 2h 国語「知らせたいな、 とびっきりのニュース」①3h 国語「知らせたいな、 とびっきりのニュース」②2h 育てたい力 ・自分が話したい事柄を短い 文にまとめて話す力 ・友だちの話を興味をもって 聞く力(姿勢、態度) ・感想を述べたり質問したり する力 育てたい力 ・体験や思いを相手に分かり やすく話す力 ・話題に沿って感想や質問を して、会話のキャッチボー ルができる力 育てたい力 ・体験や思いを順序よく話す 力 ・友だちの話を共感しながら 聞く力 ・感想を述べたり質問したり する力

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6 本時の学習

(1)ねらい 「とびっきりのニュース」を「五感トーク」を交えながら、順序よく伝えたり、共感しながら相手 の話を聞いたりすることができる。 (2)展開の構想 ①「とびっきり」に込めた新聞記事の紹介 夏休みでの新聞スクラップの経験を生かし、約 1 か月間、自分が気に入った新聞記事を「とびっ きりスクラップ」として集めてきた中から「とびっきり」の記事を一つ選び、自分が「とびっきり」 だと思う理由、自分と記事とのつながりを交えながら相手に紹介する活動を行う。 ②五感を生かしたペアトーク 本時は、「とびっきりのニュース」をペアトークで伝え合う。児童には、「五感トーク」を用いた り、スクラップシートを見せたりしながら、相手に分かりやすく伝える工夫を考えさせたい。また そんな「お話し名人」になるためには、話し手の思いや願いに共感しながら聞き、感想や質問が伝 えられる「よい聞き手」の存在が不可欠であることに気付かせる。帯単元だからこそ、常時活動で の蓄積をうまく活用した授業を展開していきたい。 ③意欲を高めるスクラップシートの活用 児童とつくった「とびっきり」の観点をもとに、児童は記事を選びスクラップしている。児童は、 スクラップシートに記事を貼り付け、自分で見出しを考えていく中で、何が「とびっきり」なのか 掘り下げられるようにしている。また記事の大まかな紹介とともに、「とびっきり」に込めた自分 の思い、自分と記事とのつながりなどが自由に書けるようなスペースを設けている。 前時までに児童はスクラップシートを完成させており、本時ではスクラップシートに貼り付けた 記事を相手に見せながら、ペアトークを展開していく。記事や写真を見せることで、話したい事柄 がより相手に伝わりやすくなることを期待している。

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(3)展開 時間 (分) ◆指導内容 ○学習活動 ・予想される児童の反応 ・教師の支援 ※評価(観点) 5 ○本時の活動は、ペアになって「とびっきりのニュース」を上 手に伝えることを確認する。 ◆学習課題 ・前時までに、ワークシートを完 成させておく。 10 ◆「とびっきり」が伝わるお話名人・聞き方名人のポイント ○どうすれば、相手に分かりやすく伝えられるか考える。 ○「お話名人」になるためには、よい聞き手がいなければなら ないことを確認する。 ◆ペアトークの仕方 ○教師と代表の児童がモデルとなり、五感トークや聞いたこと への「返し方」を入れたペアトークの仕方を確認する。 ・常時活動で取り入れてきた五感 トークや「よい返し方」を想起 させる。 ・「お話名人」と「聞き方名人」 のポイントを掲示する。 ・ポイントに従って、モデルトー クをする。 25 ◆「とびっきりのニュース」の紹介 ~ペアトーク~ ○ペアで「とびっきりのニュース」を発表し合う。 まずは隣同士から始め、そのあとクラスを自由に動いてペア トークをする。(目標:3 人とペアトーク) ・わたしの「とびっきり」は、「びっくりしたよ!」です。題名 は…。 ・ぼくもそのニュース知ってるよ! ・面白いニュースだね。どうしてこのニュースを選んだのかな。 ○相手の話し方や内容について、スクラップシートに評価を書 き込む。 ・話が滞っているペアには教師が 入り、一緒に読むなどして、伝 え合う活動を成立させる。 ※相手に分かるように順序よく 話している。(話・聞) ※友達の発表をよく聞き、感想を 述べたり、質問したりしてい る。(話・聞) 5 ◆ふりかえり ○楽しくペアトークができたか振り返る。 ○代表児童が「とびっきりのニュース」を発表する。他の児童 は、聞き手としての自己評価を行い、スクラップシートに書 き込む。 ・うなずきながら、しっかり聞くことができたから二重丸だよ。 ・自分の話を聞いてもらうことの 喜びを感じるとともに、「よい 聞き手」の存在の重要性に気付 かせる。 ・聞き方について、評価する。 ・学んだことが常時活動につなが るよう意識づける。 友だちに、わたし(ぼく)の「とびっきりのニュース」を上手につたえよう。 「お話名人」・「聞き方名人」になるには、どうすればいいかな。 ペアで「とびっきりのニュース」を紹介し合おう。

参照

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