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2012年度鹿屋市・鹿屋体育大学産学連携事業

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Academic year: 2021

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高井,山本

【2012年度に訪れたトップアスリート】

 2010年度より始まった本事業は,鹿屋市が地域振 興を図るために,産学官の連携によってトップアス リート等の合宿・自主トレーニングを行う街づくり を推進するものである.スポーツトレーニング教育 研究センターでは,身体組成,最大筋力,無酸素性 および有酸素性作業能力といった,いわゆる体力と いう項目の測定を担当してきた.

 2012年度は,以下の3名のプロ野球選手が鹿屋体 育大学に訪れて,測定に参加をした.

・岸田  護

 投手 オリックス・バファローズ

・伊藤  光

 捕手 オリックス・バファローズ

・秋山 拓巳

 投手 阪神タイガース

【プロスポーツ選手の測定の内容】

 測定項目を考える上でのポイントとしては,これ までと同様にスポーツ選手の競技力を反映している とされている,主に体力(身体組成,筋力,パワー)

と技術(動作分析)に関する項目を測定した.な お,測定項目は,コーチやトレーナーと相談の上決 定した.その結果,身体形態,身体組成(体脂肪率,

除脂肪量,セグメント別の皮下脂肪・筋肉の厚さ),

投球および打動作の3次元動作分析を行った.

【鹿屋体育大学スポーツトレーニングに関する座談 会】

 本センターが今年度より取り組んでいる学内重点 プロジェクト研究「アスリート・ドックシステム」

の開発のために,客員准教授として招聘している土

橋恵秀氏を招き,野球関係者へのトレーニング指導,

およびコンディショニング支援の実績を踏まえたス ポーツトレーニングの在り方や大リーグにおけるメ ジャーとマイナーの環境の違いについて,座談会形 式で講演を行った.

【本事業を通して,本センターが取り組むべき課題】

 本事業を通して,国内外で活躍されているプロ野 球選手,プロサッカー選手,陸上競技選手,トライ アスロン選手など多くの選手が鹿屋市および鹿屋体 育大学に訪れた.そのおかげで,我々は貴重なトッ プアスリートのデータを蓄積することができた.こ れも,来ていただいた選手ならびにスタッフの皆様,

また鹿屋市および本大学の関係者の皆様のご協力が あり,実現できたことであり,この場を借りてお礼 を申し上げます.

 一方で,データフィードバックという点では十分 なサポートシステムが出来ていなかった点が今後の 課題である.その理由として,比較対象とするデー タが十分でないことがまず挙げられる.この点に関 しては,本センターが行っている先述したプロジェ クトを通して,データの蓄積を行い,各競技に対応 したデータの基準値を作成し,サポートシステムに 取り入れたいと考えている.また,鹿児島県には多 くの競技団体が合宿のための訪れていることから,

選手のデータの蓄積とともにサポートシステムを利 用していただき,そのシステムを認知してもらう必 要もあるかもしれない.

 いずれにしても,本事業を通して得られたデータ を早急に精査し,早急にサポートシステムを開発で きるように取り組んでいきたい.

スポーツトレーニング科学14:44,2013

2012年度鹿屋市・鹿屋体育大学産学連携事業

―トップアスリートの体力測定に関する報告―

高井 洋平1),山本 正嘉1)

1)鹿屋体育大学スポーツ生命科学系

参照

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