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-子宮口全開大直後の分娩進行の評価による自然分娩の予測-)

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Academic year: 2021

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氏 名 ・(本籍) 亀山 沙恵子(新潟県)

専 攻 分 野 の 名 称 博士(医学)

学 位 記 番 号 医博甲第 903 号 学 位 授 与 の 日 付 平成 28 年 3 月 22 日

学 位 授 与 の 要 件 学位規則第 4 条第 1 項該当 研 究 科 ・ 専 攻 医学系研究科医学専攻

学 位 論 文 題 名

Prediction of spontaneous vaginal delivery by transperineal

ultrasound performed just after full cervical dilatation is determined

(分娩第二期における経会陰超音波検査の有用性の検討

-子宮口全開大直後の分娩進行の評価による自然分娩の予測-)

論 文 審 査 委 員 (主査) 教授 髙橋 勉

(副査) 教授 島田 洋一 教授 南谷 佳弘

Akita University

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Akita University

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学位(博士―甲)論文審査結果の要旨

主 査: 高橋 勉 申請者: 亀山沙恵子

論文題名:Prediction of spontaneous vaginal delivery by transperineal ultrasound performed just after full cervical dilatation is determined(論文題目の和訳)分娩第二 期における経会陰超音波検査の有用性の検討-子宮口全開大直後の分娩進行の評価 による自然分娩の予測―

要旨

著者の研究は、論文内容要旨に示すように、分娩第2期早期、すなわち子宮口全開大を診断 した直後に施行した経会陰超音波検査により正中矢状断画像で患者恥骨と児頭が描出される 画像で、Head direction (HD:恥骨長軸の垂線と児頭横径の垂線との角度)、Progression distance(PD:恥骨下端からの垂線と児頭先進部との距離)、Angle of progression(AoP:恥骨 長軸と恥骨下端から引いた児頭接線との角度)の3つのパラメーターを評価し、分娩方法(自 然分娩、吸引分娩)や患者背景との関係を解析した。

本論文の斬新さ、重要性、実験方法の正確性、表現の明瞭さは以下の通りである。

1) 斬新さ

50 名の妊婦(37 週以降で単胎および頭位)を対象に経会陰超音波検査を行い、その分娩方 法は自然分娩 42 名、吸引分娩 11 名であった。3つのパラメーター(HD,PD、AoP)と分娩方法 との関係を評価した結果、3つのパラメーターの全てが自然分娩群は吸引分娩群より有意に高 値を示した。さらなる統計学的分析を行い、自然分娩が可能となる至適カットオフ値は HD で 83°(感度 92.8%、特異度 62.5%、陽性的中率 92.9%、陰性的中率 62.5%)、PD で 56mm (感度 81.0%、特異度 75.0%、陽性的中率 94.4%、陰性的中率 42.9%)、AoP で 146°(感度 78.6%、特 異度 75.0%、陽性的中率 94.3%、陰性的中率 40.0%)という結果を得た。

2)重要性

分娩進行の評価は内診によって行われてきたが、客観性や再現性が低く検者間誤差が大きい ことが課題とされてきた。本研究では、より客観性の高い経会陰超音波検査によって得られた 3つのパラメーターによる分娩進行の評価を用いて、自然分娩の予測が可能であることが示さ れた。

3)研究方法の正確性

本研究は適切な対象数を用いて行われており、研究方法も正確に実施され、詳細 な統計学的な検討も加えており、客観的な評価法で、正確性があると考えられる。

4)表現の明瞭さ

これまでの問題点の解決、すなわち分娩進行を内診に比べて、より客観的と再現性の 高い評価法としての経会陰超音波検査が分娩方法の予測に有効なことを明らかにするために、

研究目的、方法、研究結果、考察を簡潔、明瞭に記載していると考える。

以上述べたように、本論文は学位を授与するに十分値する研究と判定された。

Akita University

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