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種々の外乱によるサブミクロン粒子の壁からの発塵

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Academic year: 2021

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(1)

種々の外乱によるサブミクロン粒子の壁からの発塵

研究代表者 江見 準

雑誌名 平成3(1991)年度 科学研究費補助金 一般研究(C)  研究成果報告書

1990‑1991

ページ 89p.

報告年度 1992‑03

研究課題番号 02650681

URL http://doi.org/10.24517/00048952

Creative Commons : 表示 ‑ 非営利 ‑ 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by‑nc‑nd/3.0/deed.ja

(2)

̲

種々の外乱によるサブミクロン粒子の壁から発塵

0 2 6 5 0 6 8 1

平成3年度科学研究費補助金(一般研究c)研究成果報告書

平成4年3月

研 究 代 表 者 江 見 準 (金沢大学工学部教授)

(3)

19

研 究 組 織

研究代表者:江見準(金沢大学工学部教授)

研究分担者:大谷吉生(金沢大学工学部講師)

研究経費

平成2年度 平成3年度

円円円千千千000000943

12

研 究 発 表 ア 学 会 誌 等

H.EmiandY・Otani,''WaferSurfaceCleaningbyPulseAirJet'',

AerosolScienceandTcmology(

イ ロ 頭 発 表

(1)大谷吉生、江見準、森実哲也、「表面からの微小粒子の 飛散と乾式表面洗浄」、化学工学会、平成3年10月17日 (2)大谷吉生、江見準、森実哲也、「パルスジエツトによる

ウエハ表面の乾式表面洗浄」、化学工学会、平成4年4月4日

(発表予定)

金沢大学附属図書館 8000−15350−5

(4)

研 究 成 果

種々の外乱によるサブミクロン粒子の 壁から発塵

(5)

目 次

緒 論 1

第 1 章 既 往 の 研 究 3

粒 子 の 付 着 性

‑1vanderWaalsJJ

‑ − 2 静 電 気 力 一 ・ 3 液 架 橋 力 粒 子 の 飛 散 機 織 洗 浄 技 術

− 1 汚 染 物 と そ の 発 生 源

− 2 湿 式 洗 浄

− 3 乾 式 洗 浄

33789

1 − − 1

11−−11

1 − ‐ 1

333

23−一一一−11111

1511 56

17

第 2 章 気 流 に よ る 管 壁 付 着 微 小 粒 子 の 飛 散 18

2 − ‐ 」 . 実 験 装 置

2 − 1 − 1 実 験 装 置 の フ ロ ー チ ャ ー ト 2 − 1 − 2 テ ス ト セ ク シ ョ ン ( 矩 形 流 路 ) 2 − 1 … ‐ 3 エ ア ロ ゾ ル 粒 子 発 生 装 置 2 − 2 実 験 方 法 お よ び 条 件

2 − 2 − 1 平 板 上 か ら の 飛 散

2 − . 2 − 2 平 板 上 に あ る 突 起 物 か ら の 飛 散

18 18 20 21 21 21 23 23 23 24 24 25

2 − 2 − 3 急 激 な 速 度 変 動 を 与 え た 場 合 の 飛 散 2 − 2 − 4 実 験 条 件

2 − . 3 実 験 結 果 お よ び 考 察 2 − 3 − 1 飛 散 率 の 定 義 2 − 3 − 2 飛 散 率 の 経 時 変 化

二 子 ● ニ ュ ー 一 一 一 一 一 b 一 一 ・ 一 ・ 。 − ● 一 旬 . 一 ● 一 り ● − 争 ● ロ 。 一 一 一 ● − − 一 己 ・ 一一 口 ‐ ロ F 一 = ロ ー − 一 一 一 一 ! ■ 『 一 一 守 一a ー ・ 色 − − → − . − 0 ■ ■ 口 一 ・ 一 ・ 一 一 一 。 一 一 一 ・ ‑ 一 二 一 一 一 一 一 二 一 い ● 一 一 ー ▽ 旬 申 一 一 一 一 ● 一 一 一 一 一 一 − ・ 一 − 一 一 一 ・ ■ ■ 一 一 一 . −

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(6)

平 板 上 か ら の 単 一 粒 子 の 飛 散 平 板 上 か ら の 凝 集 粒 子 の 飛 散 突 起 物 か ら の 粒 子 の 飛 散

急 激 な 速 度 変 動 を 与 え た 場 合 の 粒 子 2 − 3 − 3 平 板 上 か ら の 単 一 粒 子

2 − 3 ‐ 4 平 板 上 か ら の 凝 集 粒 子 2 − 3 − 5 突 起 物 か ら の 粒 子 の 飛 2 − 3 − 6 急 激 な 速 度 変 動 を 与 え

の 飛 散

2 − 3 − 7 粒 子 の 付 着 力 と 飛 散 率

第 3 章 パ ル ス エ ア ジ エ ツ ト に よ る 表 面 の 洗 浄

3 − 1 実 験 装 置 お よ び 方 法

3 − 1 − . 1 実 験 装 置 の フ ロ ー チ ャ ー ト 3 − 1 − 2 矩 形 ノ ズ ル

3 − 1 − 3 実 験 方 法 3 − 2 実 験 条 件 の 設 定

3 − 2 − 1 洗 浄 領 域 と 飛 散 率 の 定 義 3 − 2 − 2 ノ ズ ル ー 表 面 間 距 離 3 − 2 − 3 ノ ズ ル 噴 射 角 度 3 − 2 − 4 ジ ェ ッ ト 噴 射 時 間 3 − 2 − 5 ジ ェ ッ ト 休 止 時 間 3 ‐ − . 2 − 6 実 験 条 件

3 − 3 実 験 結 果 と 考 察

3 − − 3 − 1 パ ル ス ジ ェ ツ ト に よ る 洗 浄 結 果 3 . − 3 ‐ ‐ 2 粒 子 飛 散 に 及 ぼ す パ ル ス ジ エ ツ ト

の 効 果 3 − 4 洗 浄 装 置 へ の 応 用

結 論

Nomenclature

29 31 33

36 38

44

44 44 45 49 50 51 55 57 58 59 61 61 62 66

73

77

79

References 83O O

− 一 − − − . − ▲ 一 一 の 一 ・ 一 一 △ 一 一 一 . − ▲ 缶 一 一 一 一 一 一 一 一 一 △ 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 ・ 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 → ー

厳〃↓・ノく.、j:g.l.・.i:.M

(7)

緒 論

半 導 体 や 磁 気 デ ィ ス ク ま た は バ イ オ テ ク ノ ロ ジ ー な ど の ハ イ テ ク ノ ロ ジ ー 産 業 で は 、 製 造 空 間 を 高 消 浄 に 保 つ こ と が 非 常 に 重 要 な 技 術 課 題 と な っ て お り 、 そ の た め の 環 境 づ く り に ク リ ー ン ル ー ム が 欠 か せ な い 存 在 と な っ て い る 。 こ れ ま で の ク リ ー ン 化 技 術 の 進 歩 に よ り 、 ク リ ー ン ル ー ム 内 の 空 気 清 浄 度 は 作 業 が 行 わ れ て い な い 無 負 荷 時 で は 、 比 較 的 容 易 に 初 期 の 目 的 値 を 達 成 す る こ と が 可 能 と な っ た が 、 作 業 者 が 行 き 来 し 機 械 が 作 動 す る 有 負 荷 時 に は 、 様 々 な 所 か ら の 発 塵 の た め に 空 気 清 浄 度 は 無 負 荷 時 に 比 ( て 常 に 1 〜 2 桁 悪 く な っ て い る 。 そ の た め 、 こ の 抑 制 策 と し て 、 ク リ ー ン ル ー ム 内 で の 防 塵 衣 の 使 用 、 気 流 の 制 御 、 振 動 ・ 衝 撃 の 防 止 な ど い ろ い ろ な 工 夫 は な さ れ て い る が 、 発 塵 源 の 特 定 や 発 塵 機 織 の 解 明 に 関 す る 基 礎 研 究 は ほ と ん ど 進 ん で

い な い の が 現 状 で あ る 。

‐ 一 般 に 、 壁 な ど に 付 着 し た 粒 径 数 # I n 以 下 の 微 小 粒 子 は 、 v a n d e r W a a l s 力 な ど に よ る 付 着 力 が 重 力 よ り も 支 配 的 と な り 、 余 程 の 強 い 外 乱 ( 飛 散 力 ) が 働 か な い 限 り 容 易 に 離 脱 し な い も の と

さ れ て い る 。 し か し な が ら 、 実 際 に は サ ブ ミ ク ロ ン 粒 子 の 発 塵 に 関 す る 現 場 か ら の 報 告 4 ) も さ れ て お り 、 こ の こ と は 発 塵 現 象 が 単 純 な 付 着 力 と 飛 散 力 の 力 の バ ラ ン ス の み で 表 現 で き な い こ

と を 物 語 っ て い る 。

ま た 、 半 導 体 素 子 の 高 集 積 化 ・ 微 細 化 は と ど ま る と こ ろ を 知 ら ず 、 今 や 1 6 M D R A M の 量 産 化 が 始 ま っ て い る 。 集 積 度 が 高 く な れ ば 、 そ れ に 伴 い 最 小 加 工 寸 法 も 微 細 化 し 、 例 え ば 、 6 4 K D R A M 素 子 の 加 工 寸 法 は 3 i m で あ る が 、 6 4 M D R A M に な る と 0 . 3 1 m に ま で 小 さ く な る た め に 、 こ れ ま で は 問 題 と な ら な か っ た よ う な 極 め て 微 小 な 粒 子 で さ え 製 品 性 能 に 対 し 重 大 な 問 題 を 引 き 起 こ す よ う に な っ て き て い る 。 こ の た め 、 製 品 の 歩 留 ま り を 向 上 さ せ る 点 で 、 洗 浄 技 術 の 重 要 性 が 再 認 識 さ れ 、 そ の 性

。,.・炉一一・・一‐令,..0.−−吋一o、...̲・.p一・一..‑..‑‑.、.。0..‑‑。−.、二・・一...,色.−−e一・今一・..‐一一一一一』■,←一一q,..。.。・、一・一・・■1口‐一・・・一一句●・・・一・■−G−一・一一・一一・一一−一一一一一一・一一一一一一一

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(8)

一.一・・一・一ー・・・一・・・0. ...…・一‐...L−...−・ロ・・…・ .・・0.‐・・・.。。−.0..‑.0..‑‑・イーー.・6 ・・・‑‑・・・刺p・・・一一..・・・・。.。←.‑...,...ロ.'.。。−h.・…ロ・・・莞…一一T一一一。。‑.一・・一・一・・・一・. .−・・ず−−−−ミー.‑…ロ.一口寺.‑....・・

能 向 上 が 強 く 望 ま れ て い る 。 洗 浄 技 術 は 湿 式 法 と 乾 式 法 に 大 別 さ れ る が 、 半 導 体 製 造 工 程 で の 洗 浄 方 法 と し て は 、 水 や 各 種 溶 剤 に よ る 湿 式 洗 浄 が 主 力 で あ る 。 し か し な が ら 、 こ の よ う な 洗 浄 剤 を 用 い た 場 合 、 洗 浄 過 程 で の 洗 浄 液 に よ る エ ッ チ ン グ や 乾 燥 過 程 で の 洗 浄 液 に 溶 解 し た 不 揮 発 性 物 質 の 析 出 な ど の 二 次 汚 染 を 招 く 恐 れ が あ り 、 ま た 、 各 種 溶 剤 の う ち 、 も っ と も 安 全 で 無 公 害 の 溶 剤 と し て 用 途 を 拡 大 し て き た フ ロ ン 系 溶 剤 が オ ゾ ン 層 の 破 壊 で 環 境 問 題 に 取 り 上 げ ら れ る な ど 、 溶 剤 洗 浄 を 取 り 巻 く 環 境 は 年 々 厳 し く な り つ つ あ る 。 し た が っ て 、 今 後 の 半 導 体 素 子 の 微 細 化 に 伴 う 超 ク リ ー ン 化 を 考 え れ ば 、 湿 式 洗 浄 に 代 わ る 乾 式 洗 浄 技 術 の 開 発 が 必 要 と な る 。 乾 式 法 は 湿 式 法 に 比 ( て 排 気 処 理 や 連 続 処 理 が 比 較 的 容 易 な こ と か ら 、 多 く の 工 程 で そ の 採 用 が 検 討 さ れ て い る が 、 湿 式 法 に 比 ( 除 去 対 象 物 に 対 す る 選 択 性 が 少 な い こ と か ら 、 現 時 点 で は あ ま り 実 用 化 さ れ て い な

い 。

本 研 究 で は 、 こ の よ う な ク リ ー ン 化 技 術 に 関 す る 諸 問 題 を 踏 ま え た 上 で 、 発 座 の 機 織 を 明 ら か に す る た め に 、 矩 形 流 路 内 の 壁 面 に 付 着 し た 粒 径 1 〜 5 β m 程 度 の 微 小 粒 子 を 気 流 に よ り 飛 散 さ せ る 実 験 を 行 い 、 管 壁 に 付 着 し た 微 小 粒 子 が ど の よ う な 条 件 下 で 飛 散 す る の か と い う 点 に 関 し て 実 験 的 な 検 討 を 行 っ た 。 そ し て 、 さ ら に こ の 飛 散 現 象 を 積 極 的 に 利 用 し て 表 面 に 付 着 し た サ ブ ミ ク ロ ン オ ー ダ ー 粒 子 を 乾 式 洗 浄 す る 技 術 を 開 発 す る た め に 、 矩 形 ノ ズ ル か ら の ジ ェ ッ ト 気 流 を 用 い て 微 小 粒 子 が 付 着 し た ウ

エ ハ 表 面 の 洗 浄 を 行 い 、 粒 子 の 飛 散 に 及 ぼ す ジ ェ ッ ト 気 流 の 特 性 や そ の 洗 浄 性 能 に つ い て 検 討 し た 。

4ー

I

(9)

3

− − − − . − − − − − − − − − −

第 1 章 既 往 の 研 究

粒 子 の 飛 散 は 、 粒 子 に 作 用 す る 外 力 が 、 粒 子 と 付 着 面 と の 間 に 生 じ る 付 着 力 よ り も 大 き い 場 合 に 起 こ る と 考 え ら れ る 。 し か し な が ら 、 そ の 付 、 着 力 は 、 粒 子 お よ び 付 着 面 の 形 状 や 性 質 、 そ し て 周 囲 の 雰 囲 気 に よ っ て 異 な る た め 、 定 量 化 す る の が 困 難 な 場 合 も あ る 。 ま た 一 般 に 、 管 壁 な ど に 付 着 し た 1 β m 以 下 の 粒 子 は 、 余 程 の 強 い 外 乱 が 働 か な い 限 り 飛 散 し な い と さ れ て い る が 、 実 際 に は こ の よ う な 微 小 粒 子 の 発 塵 に 関 す る 現 場 か ら の 報 告 が 多 く 、 こ の こ と は 発 塵 の メ カ ニ ズ ム が 単 純 で は な い こ と を 物 語 っ て い る 。 さ ら に 、 そ の 発 塵 に よ っ て 汚 染 さ れ た 製 品 の 表 面 を 洗 浄 す る の に も 、 よ り 効 果 的 な 方 法 が 要 求 さ れ る 。

以 下 、 こ の 章 で は 、 粒 子 の 付 着 性 と 飛 散 機 櫛 お よ び 洗 浄 技 術 に 関 す る 研 究 を 紹 介 す る 。

1 − 1 粒 子 の 付 着 性

気 相 中 で 働 く 粒 子 間 あ る い は 粒 子 一 表 面 間 付 着 力 に は 、 vanderWaals力、(2)静電気力、(3)液架橋力、(4)磁力、

固 体 架 橋 に よ る 力 な ど が 挙 げ ら れ る 。 そ こ で 、 こ こ で は ま 上 記 の 力 の 中 よ り 代 表 的 な ( 1 ) 〜 ( 3 ) の 付 着 力 に つ い て 、 そ 往 の 研 究 お よ び 付 着 力 の 概 要 に つ い て 述 べ る 。

1 − 1 ‑ 1 v a n d e r W a a l s 力

(1)

5 ず、

の 既

電 気 的 に 中 性 な 原 子 ・ 分 子 で は 、 正 の 原 子 核 を と り ま く 負 の 電 子 雲 の ゆ ら ぎ か ら 瞬 間 的 に 双 極 子 と し て 働 き 、 こ れ が 相 手 の 原 子 ・ 分 子 の 電 子 配 置 に 影 響 し て 極 性 を 誘 起 す る こ と に よ っ て 互いに引き合う力を生じる。このLondon‑vanderWaalsJJ(以 後 、 v a n d e r W a a l s 力 と 呼 ぶ ) は 、 ミ ク ロ 的 あ る い は マ ク ロ 的 と

(10)

▼ − ■ 一 一 一 − ■ 一 一 ■ ー − . . 一 一 一 ■ 一 ・ ・ ・ Q − − − − . o

い う 二 つ の 理 論 か ら 導 出 さ れ て お り 、 ミ ク ロ 的 理 論 で は 、 原 子 や 分 子 あ る い は 小 さ な 粒 子 間 に 働 く 力 は そ れ ら の ミ ク ロ な 物 性 、 例 え ば 、 原 子 あ る い は 分 子 の 分 極 率 に 依 存 し 、 ま た マ ク ロ 的 理 論 で は 、 マ ク ロ な 物 体 間 に 働 く 力 は マ ク ロ 的 な 物 性 、 例 え ば 、 誘 電 率 に 依 存 す る 。 そ し て 物 質 に 固 有 の 値 で あ る H a m a k e r 定 数 A

を用いて、Hamaker7)¥Rosenfeldら12)によって様々な系にお けるvanderWaals力が導出されている(Tablel‑1)。

ここで、真空中の同種物質「i」間のHamaker定数をAヌハと表せ ば、異なる物質からなる物体(「1」と「2」)間のHamaker定数A,2は 次 式 で 表 さ れ る 。

A[2=(A!!A22)[/2 (1−6)

も し 両 物 質 が 真 空 中 で な く 媒 体 「 3 」 の 中 に あ る な ら ば 、 正 味 の Hamaker定数AI32は

A,32==A,2‑I‑A33‑A,3‑‑A23

ま た は

A!32=(A!{'/2‑A:33l/2)(A22'/2‑A:,:312

(1−7)

(1−8)

で 与 え ら れ る 。

このHamaker定数に関しては、Gregory6)¥Visser14)により 多 く の 物 質 に つ い て 実 測 さ れ た り 、 他 の 物 性 値 か ら 計 算 さ れ て

い る 。 し た が っ て 、 H a m a k e r 定 数 と 分 離 距 離 Z o が 既 知 で あ れ ば 、 Tablel‑1に示したEq.(1‑1)〜(1‑5)などからvanderWaals力 を 計 算 で き る こ と に な る が 、 実 際 に は 、 H a m a k e r 定 数 は 計 算 に お け る 仮 定 や 実 験 方 法 の 相 違 に よ っ て 数 値 に 幅 が あ り 、 ま た 付 着 し た 物 体 間 の 分 離 距 離 は 実 測 が 非 常 に 困 難 で あ る た め 、 0 . 4

1 n m の 範 囲 で 仮 定 し な け れ ば な ら な い .

(11)

r−◆・・‑−0−..一一寸q■ローー■。.・可。。●一 ■・一可・ー÷一一→一一・一.。■■一一一 す。●一一一丁今一・・一一名。・・・一一一 ・・・一一ー'dー矛。.・一一一一一.一寸一一.今一一一一一・一一−−.,. …・一dー:一一 。,写一一一一=一ー一一 ー 。 ■ − − − ー ‐ 一 一 早 一 や 一 一 一 一 一 ● 1 ■ ● ■ −

Tablel‑1vanderWaalsmolecularinteractions.

1

迦褐24Zo

‐=.L、、‑....‑.。..‐..−.▲..、‑‑..‑・ーー.−−一一一一一一一一一−一一・口・・●−−−− ・−−一一一一一今一一一一

System IIlteraction

.一一

(11)

Zo

Fv==

︑一 (12)

e

Zo

■■■■

︑|ノ

Fv一一 :;

X dr+dp+2Zo−−dr l/2 (13

ZO

U

fa= 鵠差竺 (14

area‑6兀Zo

;2" 15

(12)

こ の 他 、 接 触 点 に お け る 物 体 の 変 形 や 表 面 粗 さ も 、 v a n d e r W a a l s 力 に 大 き く 影 響 す る 。 硬 い 粒 子 に 比 べ て 軟 ら か い 粒 子 は 接 触 点 に お い て 変 形 し 接 触 面 積 が 増 加 す る た め 、 v a n d e r W a a l s 力 が 大 き く な る 。 例 え ば 、 P o l y s t y r e n e の よ う な 軟 ら か い 粒 子 の 場 合 、 粒 径 が 1 川 程 度 よ り 大 き く な る と 、 v a n d e r W a a l s 力 は 粒 径 の 2 乗 に 比 例 す る よ う に な る と も 言 わ れ て い る : ' ) 。

表 面 粗 さ の 影 響 も 粒 子 と 表 面 と の 接 触 面 積 の 問 題 で あ り 、 粗 さ の 性 質 に よ っ て か な り 左 右 さ れ る 。 F i g . 1 1 ( a ) の よ う に 表 面 の 凹 凸 が 粒 子 径 よ り も 小 さ い 場 合 に は 、 接 触 面 近 傍 に 存 在 す る 質 量 は 平 滑 面 の 場 合 に 比 ( て 少 な く な り 付 着 力 も 減 少 す る が 、 F i g . 1 ‑ 1 ( b ) の よ う に 表 面 の 凹 凸 が 粒 ・ 子 径 よ り も 大 き い 場 合 に は 、 接 触 面 積 が 増 加 す る た め に 付 着 力 は 強 く な る 。

以 上 の よ う な こ と が 、 v a n d e r W a a l s 力 を 特 定 す る こ と が 困 難 な 要 因 で あ る 。

(a) (b)

Fig.1‑1Effectofsurfaceroughness.

■ 一 一 一 ● − − ● . イ ■ ■ 一 一 ● − 句 。 − , ■ ■ ← 一 一 口 一 一 ● 一 一 一 ● G − − − 一 。 ■ ← ■ ■ b ● ● ● 一 一 一 一 ■ 。 ■ P ‑ p ● 。 ● ‐ ■ − ● 。 ‐ ‐ 一 ・ 昏 一 一 一 q ■ P ー

(13)

▽ 雫 ◆ ● ● F 一 一 一 一 言 一 ・ →▽ 一 一 一 = 、 勺 . . 今 一 一 一 ゙ ー ・ ■ ‐ 『 一 一 一 ‐ ‐ ・ − . 一 一

1 − 1 − 2 静 電 気 力

ー − . − − ー ・ 昌 一 一 一 一 一 一 言 ・ ■ ー ・ ■ 一 寺 一 一 一 茸 一 一 つ ■ ■ ‑ ‑ ‑ , , ■ − − − . − . 一

粒 子 付 着 に 関 係 す る 静 電 気 的 な 力 と し て は 、 次 の 二 通 り の も の が あ る 。 一 つ は 粒 子 が 帯 電 し て い な く て も 、 異 種 物 質 の 粒 子 同 士 あ る い は 粒 子 と 物 体 表 面 が 接 触 し た た め に 生 じ る 接 触 電 位 差 に よ る も の で あ り 、 も う 一 つ は 粒 子 自 信 が 帯 電 し て い る た め に 働 く 影 像 力 ( ク ー ロ ン カ ) で あ る 。 前 者 の 場 合 は 、 二 つ の 異 種 物質間の仕事関数の違いにより、接触電位差(最大0.5V)を生じ る こ と に よ っ て 引 き 起 こ さ れ る 。 電 荷 は 粒 子 お よ び 物 体 表 面 の 表層で生成し、この電気二重層による力はBowling')によって

次 の よ う に 与 え ら れ て い る 。

F。!=7reo・(d,/2)・(V。2/Zo) (1−9)

こ こ で 、 6 0 は 真 空 の 誘 電 率 、 V I : は 接 触 電 位 差 で あ る 。

後 者 の 場 合 は 、 粒 子 あ る い は 物 体 表 面 の 電 荷 に よ り 引 き 起 こ される。これは、帯電粒子とそのmimageoとのクーロンカに相

当 し 、 粒 子 の み が 帯 電 し て い る 場 合 の 櫛 電 気 的 な 付 着 力 は 、 Bowling')によって次のように与えられている。

F;"=q2/(47Ee・60(d,+2Z。)2) (1−10)

こ こ で 、 e は 粒 子 と 物 体 表 面 と の 平 均 的 な 誘 電 率 、 q は 粒 子 の

帯 電 量 で あ る 。

一 般 に ど ち ら の 場 合 の 静 電 気 相 互 作 用 も 、 電 荷 の リ ー ク が 非 常に遅いか、あるいは、llamaker定数が比較的小さいポリマー‑‐

に は 重 要 で あ る 。

−ム....‑‑‑画●‐一一一一 .,e−争一 ロ.一一●.・・.少一一一一一一一G−一・・口.一一●◆一一 一.。..−●一一一一一一一一・一・〜・一で・一●一・・一一.。 一▲一一一一一一一一一一一一一一一一一一一

(14)

−ろ一一一一Q一・一一一・−−−.6−一元一一も−−..←0−.・つ一一畢0..一・.ロー・b一一ー‐・ーーーー‐

1 − 1 − 3 液 架 橋 力

一 一 一 ロ ー ' ̲ ̲ ̲ 一 屋 − − 年 三 二 ‑ − . 二 二 ‑ ' 一 一 ● 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 ● ◇ − − − . . 一 ・ 一 p 一

粒 子 と 付 着 表 面 の 接 触 部 ま た は 間 隙 部 に 液 体 が 存 在 す る と 、 Fig.1‑2のような液橋が形成され、液橋内部の毛管負圧と液の 表 面 張 力 に よ り 付 着 力 を 生 じ る 。 こ れ が 液 架 橋 力 で あ る 。 液 橋 は ろ 過 、 乾 燥 、 遠 心 分 離 、 造 粒 な ど の 単 位 操 作 中 で も 形 成 さ れ る が 、 水 蒸 気 な ど 、 粒 子 表 面 に 吸 着 し た 分 子 の 接 触 点 に お け る 毛 管 凝 縮 に よ っ て も 形 成 さ れ る 。 水 蒸 気 な ど の 場 合 、 明 確 で は な い が 、 相 対 湿 度 6 0 〜 7 0 % 程 度 か ら 液 橋 が 生 じ る と い わ れ て い る2)。

0

】ロ』l【

Fig.1‑2Capillaryforce.

液 橋 の 形 成 に よ る 付 着 力 は 、 毛 管 負 圧 に 起 因 し た 力 F I , と 表 面 張 力 に よ り 生 じ る F I v の 和 と し て 次 の よ う に 表 さ れ る 。

Fc=F1,‑l‑FIv

=27zdi,7!,cos6+2兀d,7!,sinSsin(8+6)(1‑11)

こ こ で 、 V I v は 液 体 の 表 面 張 力 、 子 面 へ の 液 橋 の 接 触 角 で あ る 。

= ▲ ● . 巴 ▲ . ‐ ● マ ● の − 画 . − . 。 、 一 一 = , . ● 一 、 ‑ ‑ 今 昌 ● 。 . ●

β は 液 橋 の 半 中 心 角 、 6 は 粒

− . 句 。 一 一 ● ロ ー ● 一 一 ■ ● 一 ・ 一 一 一 ‑ 1 つ ・ 一 一 一 一 ・ 旬 一 一 一 一 一 → 。 . − ● 今 ' 一 一 一 一

(15)

一一3.‑‑.‑0一・・面一『一一一・・一号一一一・・一今一・・r一一=一.ローローーーーーr一一・一ー・了・・一一・一・・T・・・−−一 ・・一一ー一一言一一一一一÷一一・■ー・・・・‑...‑つ。ー・・'.。.‑. 一...一・・一→−→q一.→一一 ・・‑.‑.‑−一一一一‑−−−ー一一一一p ・−

6 は 通 常 極 め て 小 さ い た め 、 E q . ( 1 ‑ 1 1 ) に お い て 、 第 二 項 は あ ま り 重 要 で は な く 、 β も 0 と 近 似 す る と 、 E q . ( 1 ‑ 1 1 ) は 次 の よ う に な る 。

Fc=2兀dI,7,v (1‑12)

ま た こ の 他 に も 、 液 架 橋 力 の 理 論 的 解 析 は 種 々 提 出 さ れ て お り、同一大の球形二粒子間の解析式はFisher5)、Rumpfら』!)に よ っ て 、 粒 径 比 、 の 球 形 二 粒 子 間 の 解 析 式 は 、 I i n o y a ら 8 ) に よ っ て 求 め ら れ て い る 。 た だ し 、 こ れ ら の 式 . は 液 橋 表 面 の 輪 郭 は 円 弧 で あ る な ど の 仮 定 に 基 づ い て 得 ら れ て お り 、 実 際 に は 、 液 架 橋 力 は 粒 子 面 へ の 液 橋 の 接 触 角 、 液 橋 の 形 、 粒 子 の 形 状 、 粒 子 間 距 離 な ど に 大 き く 左 右 さ れ る と 考 え ら れ る 。

1 − 2 粒 子 の 飛 散 機 櫛

粒 子 が 物 体 表 面 に 付 着 し て い る 場 合 、 そ の 時 の 付 着 力 に 打 ち 勝 つ よ う な 外 力 が 粒 子 に 加 わ れ ば 、 飛 散 が 起 こ る 。 発 塵 の 抑 制 と い う 点 で は 、 こ の 粒 子 飛 散 の 発 生 は 望 ま し い も の で は な い が 、 粒 子 に 汚 染 さ れ た 表 面 の 洗 浄 と い う 点 で は 、 飛 散 現 象 は 重 要 か つ 望 ま し い 現 象 で あ る 。 つ ま り 、 粒 子 の 飛 散 機 櫛 を 解 明 す る こ と は 、 発 塵 の 抑 制 お よ び 表 面 洗 浄 の 両 者 に と っ て 重 要 な こ と と 言 え る 。

粒 子 の 飛 散 現 象 に お い て 問 題 と な る こ と は 、 粒 子 に 対 す る 外 力 の 作 用 の 仕 方 で あ る 。 一 般 に 、 粒 子 一 表 面 間 の 付 着 力 に は 幅 広 い 分 布 が あ る と い う こ と が 知 ら れ て お り 、 付 着 力 の 推 算 に は あ る 特 定 の 実 験 条 件 と 測 定 方 法 の も と で の 5 0 % 粒 子 飛 散 ( 個 数 基 準 ) に 相 等 す る 外 力 を 用 い る の が 妥 当 で あ る と 言 わ れ て い る 8 ) 。

し か し な が ら 、 粒 子 の 飛 散 は 外 力 が ど の よ う に 作 用 し た か に よ る た め 、 異 な る 実 験 方 法 か ら 得 ら れ た 5 0 % 飛 散 力 を 比 較 す る こ と

には注意逆̲必要だ̲あゑ,…タトカのj乍用.の辻̲友菰違̲えば.、.飛散̲が起一

(16)

ー●…q一畢÷q・・U・ローーーマ◆ 一.−.F一つ ・−.言一一一一一争一・.‐.●→ 一‐.‐一令一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一.一一●一閏。●

こるきっかけとなる初期運動(以後、単に初期運動と呼ぶ)が違 ってくる。その初期運動には離床(lift・off)、すべり(slide)、

回転(rotation)の三つがあり、粒子に作用する外力の大きさ,

方向,位置の違いによって、どの初期運動が支配的であるかが決 まる。Wang'5)は平板上に置かれた粒子に外力が作用した場合の 初期運動に関して、理論的検討を行っているので、以下に紹介

す る 。 Y

t

● ● ● ● ● ● ロ ロ

X

Fig.1‑3は、表面か ら 粒 子 が 飛 散 す る 時 の 一 ・ 般 的 な モ デ ル で あ る 。 半 径 R の 粒 子 は 表 面 と 接 触 し て お り 、 付 着 力 F o d の た め に 半 径 r ・ の 接 触 面 積 が で き て い る 。

そして外力F(:x!.が角度

② に あ る 点 A に 対 し て

角度0〔の方向から作用Fig.1‑3F()rceandmomentbalance

す る 。 初 期 運 動 は こ の diagramforaspherical

時 の 付 着 力 と 外 力 の 間 particleonarigidsurface.

の 力 お よ び モ ー メ ン ト

のバランスを考えることにより決定される。Wangは粒子が飛散 す る 時 の 臨 界 状 態 を 考 え 、 三 つ の 初 期 運 動 に 対 す る 臨 界 飛 散 力 を 、 外 力 が 作 用 す る 方 向 と 角 度 の 関 数 と し て 計 算 し て い る 。 た だ し 、 い ず れ の 初 期 運 動 も 同 じ 大 き さ の 付 着 力 に 打 ち 勝 つ こ と が 必 要 で あ る た め 、 初 期 運 動 を 決 定 す る の に 付 着 力 の 絶 対 値 は 必 要 で は な い 。 そ れ ゆ え 、 次 式 で 定 義 さ れ る よ う な 、 お の お の の 初 期 運 動 を 起 こ す 臨 界 外 力 F ・ を 表 現 す る 無 次 元 の パ ラ メ ー タ ( 臨 界 力 パ ラ メ ー タ ) を 導 入 し て い る 。

F ==F・『/F。d (1−13)

c一夕.. −,−..▲‐、一一・・−一..●..▲−..●.−.‐。−.‐.▲−,一 ....−つ...,−..−−.−−÷一・−−−.0Dマーー..‐一一▲−.−− ・・●一.‐−−−−今一一▲一・一,一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一.一

(17)

Fig.1‑4は、三つの初期運動が起こる場合の、Fエと外力が粒 子に作用する角度Orの関係を示したものである。以下に三つの 初期運動、つまり(a)離床(lift−off)、(b)すバリ(slide)、(c) 回転(rotation)のそれぞれの運動が支配的となるFzについて

見 て い く 。

(a)離床(lift‑off)

表 面 か ら 粒 子 が 離 床 す る の に 必 要 な 最 小 臨 界 力 は 、 次 式 で 与

え れ る 。

(1−14)

F"=‑1/sinOr

Fig.1‑4(a)より、最小臨界力は1(0「=‑90.の時)であり、0『

が 0 に 近 づ く に つ れ て 臨 界 力 パ ラ メ ー タ は 無 限 大 へ と 移 行 し て

い く 。

(b)すバリ(slide)

粒 子 が す バ リ 遮 動 を 始 め る の は 、 次 式 で 与 え ら れ る 外 力 が 粒

子 に 作 用 し た 時 で あ り 、

(1−15)

Fゞ="/(cosOr一座sinOr)

こ で 、 は 櫛 止 摩 擦 係 数 で あ る 。

Fig.1‑4(b)より、必が小さくなるとlよりも小さいFゞです(

運動が起こる。また、Orが−90.から増加するにつれてFゞは る 最 小 値 ま で 減 少 し 、 そ の 後 急 激 に 無 限 大 へ と 向 か っ て い る

、このFゞの最小値(F")";。およびその時の0『の最小値(Or)画§。

次 式 で 与 え ら れ る 。

りあがは

(1−16)

(F*)";│,="/(1+"2)」/2

(1‑17) (O「),n;"=‑arCtan(JL)

二 二 一 一 ● ・ ● − 一 −

(18)

10.00

OOO1

●■■U

poL︑﹄︒﹂Ⅱ●﹂

0.01

6 0 9 0

− 3 0 O 3 0

FORCEANGLE・ef (a)

− 9 0 − 6 0

u フ −

10.00 E 。 − に 。

℃︒﹂︑﹄U﹂Ⅱ●﹂

0.01

6 0 9 0

‑ 3 0 0 3 0

FoRcEANGLE,ef (b)

− 9 0 − 6 0

10.00 61︾038 CC00

00

℃︒﹂︑受︑﹂Ⅱ●﹂

< 【 l A I 【

0.01

‑ 9 0 ‑ 6 0 ‑ 3 0 0 3 0

FORCEANGLE,ef

(c)

6 0 9 0

eO

DuⅡ■4●9日▲C︐じ・1C十︾erra・1

︐︒︲︒・一reCO︑rfto

︽Ir公上e0︐1・もaenn川Ora・1ert十﹀aCXpne

e︽I︲q

Ce

ra・10︲4F入Spapa1人Cae・1V︲nt0t・1mreFムハしrO

4︽

●ロ■■︽

0

(19)

13

一 年 6 − ・ ‐ 9 。 。 一 . . ← ÷ 0 . − 一 . 0 口 . ‑ 一 ー 一 口 . U ‐ ̲ 一 一 一 一 ‐ = ー ‑ ー . 一 . 。 ー ロ ー − 一

Eqs.(1‑16),(1‑17)において、鰹>1ならば(F¥),m;,,=1,(0[)M,;。

= ‑ 9 0 。 と な り 、 こ れ は 離 床 運 動 の 場 合 に 相 当 す る 。

(c)回転(rotation)

回 転 速 動 の 始 ま り は 、 モ ー メ ン ト の バ ラ ン ス に よ っ て 決 定 さ れ 、 F i g . 1 ‑ 3 の 点 B で の バ ラ ン ス 式 は 次 式 の よ う に な る 。

F.「[(a,+R一α)cosO『一(aェ+r。)sinO[]=F。dr。

み 、 ( a × , a , ) は 外 力 が 作 用 す る 点 A の 座 標 で あ B で 回 転 運 動 が 始 ま る 時 の 臨 界 力 パ ラ メ ー タ れ る 。

α は ひ ず で 、

上式より、ハ、、 次 式 で 与 え ら

︸﹂

︾﹄

る。

は、

(1‑18)

F※=面三一瓦フ頁冠詞7 の − 6

同 様 に 、 点 C に お い て の F ゞ は 次 式 で 与 え ら れ る 。

(1‑19)

F重=二 m/H)COSI の−ll

Eqs.(1‑18),(1‑19)は三つのパラメータ;r。/R,0「,めの関数に っているが、Eq.(1‑18)でr。/R=0.1として5種類のゆについ 0【とFゞの関係を示したものがFig.1‑4(c)である。この図より が 大 き い ほ ど F ¥ の 最 小 値 は 小 さ く な っ て い る が 、 こ の ( F = ) " i ! ! よ び ( 8 「 ) , " ; " は 次 式 で 与 え ら れ る 。

なてめお

(1‑20) (F"),m;!,=r・/(4R2+r。2)!/2=r。/(2R)

(1‑21) (0r),m;"=‑arctan[r。/(2R)]

一 一 一 一 垂 ‐ 一 一 一 一 一 一 ・ 一 = − ー ←

(20)

ここで、Eq.(1‑16)において鰹<1ならば(F")",!,=αとなり、

さらに邸=r。/Rとおける時、Eq.(1‑16)とEq.(1‑20)から、回転 運動の場合の(F")";,,はすバリ運動の場合の半分の値になるこ

と が わ か る 。

次 に 、 粒 子 に 作 用 す る 外 力 に つ い て で あ る が 、 こ れ に は 遠 心 力 、 流 体 抗 力 、 振 動 な ど が 挙 げ ら れ る 。 こ の う ち 、 平 面 上 に 置 か れ た 粒 子 が 、 接 線 方 向 か ら の 流 体 抗 力 を 受 け て 飛 散 す る 場 合 の き っ か け と な る 初 期 運 動 は す べ り か 回 転 で あ り 、 そ の 条 件 は Eqs.(1‑15),(1‑18)から次のようになる。

F塞三=座 (forslide) (1−22)

F※篝0.8r。/R (forrotation) (1−23)

そ し て 、 一 般 に 後 者 の 方 が 値 が 小 さ い の で 、 回 転 が 支 配 的 で あ

る と し て い る 。

以 上 が 、 粒 子 に 外 力 が 作 用 し た 時 に 飛 散 が 起 こ る き っ か け と な る 初 期 運 動 の 概 要 で あ る 。

次に、粒子飛散の時間的変化についてはWenら17)の研究があ る 。 そ れ に よ る と 、 流 体 抗 力 に よ る 表 面 か ら の 粒 子 の 飛 散 は 二 つ の 領 域 に 分 け ら れ る と し て い る 。 一 つ は 短 時 間 で 終 了 す る も ので、飛散してくる粒子濃度をn(t),時間をtとすると、定数Td

を 用 い て

n(t)"t‑Td (1−24)

と 表 さ れ 、 こ れ は 流 体 の 剪 断 力 に よ る 飛 散 と 関 係 づ け ら れ る 。 も う 一 つ は 、 長 時 間 に わ た っ て 続 く も の で 、

n(t)(x(1/t)eXp(‑t/T'I) (1−25)

● や 一 一 ヶ ‑ ‑ 、 r 一 凸 ・ ・ ̲ ‑ ‑ 口 ■ ・ 一 一 ゅ 一 一

(21)

0 . ! ‐ ・ ・ 一 宗 。 デ ー 。 ー ■ 膿 ■ $ . ー ー . ー ー

と 表 さ れ 、 こ れ は 乱 流 中 で 突 発 的 に 起 こ る 噴 き 出 し 流 れ ( 乱 流 バ ー ス ト ) に よ る も の と 考 え ら れ る 。 ま た 、 乱 流 バ ー ス ト に よ る 飛 散 は バ ー ス ト の 頻 度 や 強 さ に 影 響 さ れ る 。

1 − 3 洗 浄 技 術

半 導 体 素 子 、 液 晶 デ ィ ス プ レ ー な ど を 代 表 と す る マ イ ク ロ デ バ イ ス の 製 造 に お い て 、 洗 浄 ( 技 術 ) は 製 品 の 歩 留 ま り や 性 能 の 向 上 と い う 点 で 、 重 要 な 役 割 を 占 め て い る 。 洗 浄 方 法 に は 湿 式 洗 浄 と 乾 式 洗 浄 が あ り 、 そ れ ら は 汚 染 物 の 種 類 や 性 質 お よ び そ の 付 着 状 態 、 洗 浄 物 の 表 面 物 性 、 あ る い は 目 標 と す る 洗 浄 度 に よ っ て 選 ば れ る 。 精 密 な 洗 浄 が 要 求 さ れ る も の に は 、 シ リ コ ン ウ ェ ハ 、 光 学 レ ン ズ 、 デ ィ ス ク 、 マ グ ネ テ ィ ッ ク ヘ ッ F , フ オ ト マ ス ク な ど が あ る が 、 こ こ で は 半 導 体 製 造 工 程 に お け る シ リ コ ン ウ ェ ハ の 洗 浄 技 術 に つ い て 述 ( る 。

1 − 3 … ・ ・ 1 汚 染 物 と そ の 発 生 源

ウ エ ハ の 汚 染 は 不 純 物 汚 染 、 付 着 粒 子 お よ び 膜 汚 染 が 主 で あ る 。 洗 浄 対 象 と な る 汚 染 物 は 多 種 の も の が あ る が 、 主 な も の は 次 の と お り で あ る 。

(1)不純物汚染

・アルカリ金属(Na,Kなど)

・重金属(Cu,Fe,Allなど)

・ 有 機 物

・ 油 脂 類

(2)付着粒子

・ ウ エ ハ の 破 損 片

・ 反 応 生 成 物 の 粒 塊

・ 塵 挨

一 ・ 令 ■ 一 ◆ 凸 ◆ 、 − − → 。 ● ・ 一 一 一 , q 岸 邑 ‑ ‑ ‑ L r ‑ や − − − − − − F − b I ■ Q 一 ・ 一 一 一 一 一 一 一 一 − 一 = 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一

(22)

(3)膜汚染

・ 自 然 酸 化 膜

・ ド ラ イ 処 理 な ど に よ り 発 生 す る 膜

ま た 、 ( 1 ) の 主 な 発 生 源 は 人 体 、 薬 品 な ど で あ り 、 ( 2 ) の そ れ は 装 置 、 人 体 、 処 理 環 境 、 薬 品 な ど で あ る 。

1 − 3 − 2 湿 式 洗 浄

湿 式 洗 浄 に お け る 洗 浄 力 は 、 物 理 的 な 作 用 と 化 学 的 な 作 用 の 組 合 せ で 成 り 立 っ て い る 。 物 理 的 な 作 用 と は 、 ス プ レ ー 噴 射 、 超 音 波 、 ス ク ラ ブ 、 撹 枠 な ど の 洗 浄 方 法 、 化 学 的 な 作 用 と は 、 有 機 溶 剤 、 ア ル カ リ 、 酸 な ど の 洗 浄 剤 の 化 学 的 な 溶 解 力 で あ り 、 考 え ら れ る 汚 染 対 象 に よ り こ れ ら の 洗 浄 剤 、 洗 浄 方 法 を 組 み 合 わ せ て 使 用 す る 。

洗 浄 剤 の う ち 、 H 2 0 2 を 用 い て 、 有 機 質 や 無 機 質 の 汚 染 に 対 し てはH202‑NH40H‑H20(混合比、例えば1:1:5)、重金属に対して はH202‑HCl‑H20(例えば1:1:5)を75〜85℃で適用する洗浄法は、

R C A 法 と 呼 ば れ 広 く 用 い ら れ て い る I O ) 。 し か し な が ら 、 こ の よ う な 洗 浄 剤 を 用 い た 場 合 に は そ の エ ッ チ ン グ 効 果 に よ り ウ エ ハ表面に洗浄ピットが生じる恐れがある。実際に、H202NH40!{

‑H20(混合比、l:1:5)洗浄剤を用いて洗浄を行った結果、シリ コ ン 結 晶 成 長 時 に 生 じ た 結 晶 の 欠 陥 に 起 因 す る ピ ッ ト が 洗 浄 回 数 と 共 に 増 加 し た と い う 報 告 も あ る 3 ) 。

洗 浄 方 法 の う ち 、 最 も 標 準 的 な の は ナ イ ロ ン や モ ヘ ア に よ る ブ ラ ツ シ ス ク ラ ビ ン グ 法 で あ る が 、 こ れ は ウ エ ハ に ス ク ラ ッ チ を 発 生 し 、 し か も 1 川 以 上 の 粒 子 し か 除 去 で き な い 。 高 圧 噴 射 洗浄法は数十MPaに及ぶ高圧水をI噴射できるため、サブミクロ ン 粒 子 を 除 去 で き る が 、 ウ エ ハ に 損 傷 を 与 え る 恐 れ が あ る 。 超 音波洗浄法では、従来から周波数28〜50kHzのものが多用され て き た が 、 最 近 で は 周 波 数 9 5 0 k H z の メ ガ ソ ニ ッ ク ・ ク リ ー ニ ン グ と 言 わ れ る も の が 用 い ら れ て い る 。 メ ガ ソ ニ ッ ク は 従 来 の 2 8

(23)

。ー ・可.ー‐.舌一一 ・−−5−.−.幸一画。…一. 。、ロ・=0・・‑.1・毎・つ−9.'■'一・8.

5 0 k H z の 超 音 波 と は 異 な り 、 キ ヤ ビ テ ー シ ョ ン に よ る 衝 撃 波 は 発 生 し な い が 、 璽 力 加 速 度 の 1 0 5 倍 と い う 強 力 な 加 速 度 に よ り 洗 浄 す る た め 、 0 . 3 1 m ま で の 粒 子 を 除 去 で き る 。

現 在 で は 、 以 上 の 有 効 な 組 合 せ に よ る 洗 浄 プ ロ セ ス で 十 分 に 管 理 さ れ た ク リ ー ン ル ー ム で 洗 浄 を 行 っ た 場 合 、 ウ エ ハ 1 枚 あ た り の 0 . 2 〜 0 . 3 川 の ご み が 1 0 個 以 下 と い う 清 浄 度 が 確 保 で き る

レ ベ ル に 達 し て い る 。

1 − 3 − 3 乾 式 洗 浄

湿 式 洗 浄 で は 水 自 身 の 吸 着 、 イ オ ン の 付 若 な ど 洗 浄 液 自 体 が 汚 染 源 と な り 、 今 後 の 半 導 体 素 子 の 微 細 化 に 伴 う 超 ク リ ー ン 化 を 考 え る と 、 湿 式 洗 浄 に 代 わ る 乾 式 洗 浄 技 術 の 開 発 が 必 要 で あ る 。 し か し な が ら 、 現 時 点 で は あ ま り 実 用 化 さ れ て お ら ず 、 そ の 理 由 と し て は 湿 式 洗 浄 に 比 ( 、 ウ エ ハ や 除 去 対 象 物 に 対 す る 選 択 性 が 少 な い こ と が 挙 げ ら れ る 。 現 在 実 用 化 さ れ た り 、 適 用 が 検 討 さ れ て い る 乾 式 洗 浄 法 に は プ ラ ズ マ 洗 浄 、 紫 外 線 オ ゾ ン 洗 浄 、 ス パ ッ タ 洗 浄 、 気 相 エ ッ チ ン グ 洗 浄 、 熱 処 理 洗 浄 、 光 化 学 洗 浄 、 イ オ ン ビ ー ム エ ッ チ ン グ 洗 浄 な ど が あ る 。

乾 式 洗 浄 を 行 う 際 に は 、 そ の プ ロ セ ス に よ る ダ メ ー ジ が 伴 わ な い こ と も ‐ 一 つ の 虹 要 な 必 要 条 件 で あ る 。 こ れ ら の 洗 浄 法 の う ち 、 紫 外 線 オ ゾ ン 洗 浄 は 、 一 般 に 酸 素 雰 囲 気 中 の ウ エ ハ に 紫 外 線 を 照 射 し て 、 有 機 物 の 化 学 結 合 を 切 断 す る と 共 に 、 酸 素 か ら 生 成 さ れ る オ ゾ ン や 活 性 な 励 起 酸 素 原 子 に よ っ て 、 そ れ を 酸 化

し 、 炭 酸 ガ ス や 水 な ど の 揮 発 物 質 に 変 え て 除 去 す る 方 法 で あ り 、 光 反 応 を 利 用 す る た め に ウ エ ハ に ダ メ ー ジ を 与 え な い と い う 点 で 優 れ た 洗 浄 方 法 で あ る と 言 え る ! 《 ; ) 。

全 一 も . 一 ・ 一 一

(24)

ロ ー ー ー ‐ . ◆ T ・ . 一 一 一 つ ‐ r ‐ 一一‐一一一一句一一句一一●P一一画勺■ー一一‐一一−‐■一一一一●一一ーーー=一一一口一一一一●一一

第 2 章 気 流 に よ る 管 壁 付 着 微 小 粒 子 の 飛 散

本 章 で は 、 微 粒 子 制 御 の 分 野 で 重 要 な 課 題 の 一 つ で あ る 発 塵 の 機 榊 を 明 ら か に す る た め に 、 矩 形 流 路 内 の 壁 面 に 付 着 し た 1

〜 5 β m 程 度 の 微 小 粒 子 の 気 流 に よ る 飛 散 実 験 を 以 下 の ( 1 ) 〜 ( 3 ) の 場 合 に つ い て 行 い 、 粒 子 の 飛 散 に 及 ぼ す 付 着 面 の 形 状 や 静 電 気 的 状 態 、 気 流 速 度 な ど の 影 響 を 検 討 し た の で 、 そ の 結 果 に つ

い て 報 告 す る 。

( 1 ) 平 板 上 か ら の 飛 散

( 2 ) 平 板 上 に あ る 突 起 物 か ら の 飛 散

( 3 ) 急 激 な 速 度 変 動 を 与 え た 場 合 の 平 板 上 か ら の 飛 散

2 − 1 実 験 装 置

気 流 に よ る ( 1 ) 〜 ( 3 ) の 場 合 の 粒 子 の 飛 散 状 態 を 観 察 し 、 粒 子 が 飛 散 す る 時 の 流 速 を 測 定 す る た め に 用 い た 実 験 装 置 に つ い て 説 明 す る 。

2 − 1 − 1 実 験 装 置 の プ ロ ・ 一 チ ャ ー ト

飛 散 実 験 装 置 の フ ロ ー チ ャ ー ト を F i g . 2 ‑ 1 に 示 す 。 実 験 は コ ン プ レ ッ サ ー に よ る 加 圧 系 と 、 真 空 ポ ン プ に よ る 減 圧 系 の 両 方 で 行 っ た 。 上 で 述 ( た ( 2 ) の 実 験 は 主 に 減 圧 系 で 、 ( 3 ) の 実 験 は 加 圧 系 で 行 い 、 ( 1 ) の 実 験 で は 特 に 使 い 分 け て い な い が 、 実 験 中 は 系 内 を ク リ ー ン な 状 態 に 保 つ こ と が 望 ま れ る 関 係 上 、 系 外 か ら の 粒 子 の 侵 入 を 防 ぎ や す い 加 圧 系 の 方 が 望 ま し い と 思 わ れ る 。 加 圧 系 、 減 圧 系 の い ず れ の 場 合 も 、 シ リ カ ゲ ル と 高 性 能 エ ア フ イ ル タ ー を 通 っ た 清 浄 乾 燥 空 気 が 、 テ ス ト 部 矩 形 流 路 に 導 か れ 、 平 板 上 あ る い は 突 起 物 上 の 粒 子 を 飛 散 さ せ る 。 通 気 方 法

陸壬勤式4iルブIE̲主.ar途変.I=̲随趾凰Q̲遼速̲堂̲Xta世量̲友一迭一

(25)

SilicQgel

Compressor

Silicogel

VOIve

qⅣeDolenoIc

volve OritIce ond

r]nomete

(Elevatedpressuresystem)

Filter TesiductVoIve

Ormce

ond

EInometer

呉削子

(Reducedpressuresystem)

Fig.2‑1FlOWchartOf.exPeri.me.Ilt.al.s.et.Up.. 一 一 一 一 今 一 一

(26)

と 、 電 磁 バ ル ブ を 開 閉 す る こ と に よ っ て 瞬 時 に あ る 一 定 の 流 速 を 流 す 方 法 の 二 通 り を 用 い た 。 な お 、 流 速 は オ リ フ イ ス マ ノ メ ー タ に よ っ て 測 定 し 、 そ の 調 節 は 手 動 式 バ ル ブ に よ り 行 っ た 。

F i g . 2 ‑ 1 に は 示 し て い な い が 、 粒 子 の 飛 散 状 態 の 観 察 に は カ メ ラ を 取 り 付 け た 金 属 顕 微 鏡 を 用 い た 。

2 − 1 − 2 テ ス ト セ ク シ ョ ン ( 矩 形 流 路 )

矩 形 流 路 の 詳 細 図 を F i g . 2 ‑ 2 に 示 す 。 矩 形 流 路 ( ダ ク ト ) は 一 辺 が 9 m m 、 厚 み 1 . 5 m m 、 長 さ 2 0 0 あ る い は 2 3 0 m m の ア ル ミ 製 角 パ イ プの中に、厚さ3m1n,幅6Inm、長さ200あるいは2301nmのアクリル 板 を 挿 入 し 、 3 m m X 6 m m の 流 路 断 面 積 を 確 保 し て い る 。 角 パ イ プ

と ア ク リ ル 板 は 二 ケ 所 に 開 け た 穴 に ピ ン を 差 し 込 ん で 固 定 し 、 ピ ン の 穴 は 外 側 か ら ビ ニ ー ル テ ー プ に よ り ふ さ ぎ 、 空 気 の 漏 れ を 防 い で い る 。 ま た 、 断 面 積 を 小 さ く し た の は 、 限 ら れ た 流 量 で 大 き い 平 均 流 速 を 得 る た め で あ る 。

Observedorec 40〜IGO

OO−p、ろC

Fig.2‑2Detailsoftestduct.

IcPloie

(27)

2 − 1 − 3 エ ア ロ ゾ ル 粒 子 発 生 装 置

テ ス ト エ ア ロ ゾ ル と し て は 、 ほ ぼ 完 全 な 球 形 で あ る 1 . 1 , 3 . 3 , 5.41mの単分散PSL(Polystyrenelatex)粒子を用い、この粒 子 の 発 生 に は 、 霧 吹 き の 原 理 を 利 用 し た コ リ ソ ン ア ト マ イ ザ ー を 用 い た 。 コ リ ソ ン ア ト マ イ ザ ー に よ り P S L 粒 子 の 懸 濁 液 を 噴 霧 し 、 生 成 し た 液 滴 は デ イ フ ュ ー ジ ョ ン ド ラ イ ヤ ー に 通 す こ と に よ っ て 蒸 発 乾 固 し 、 固 体 粒 子 と な る 。 こ の よ う に し て 発 生 し た 粒 子 は 多 く の 電 荷 を 帯 び て い る の で 、 放 射 性 同 位 元 素 で あ る 2 4 1 A m 上 を 通 す こ と に よ っ て 平 衡 帯 電 状 態 と し た 。

2 ‐ ‑ 2 実 馳 方 法 お よ び 条 件

本 研 究 で は 、 矩 形 流 路 内 の 壁 面 に 付 着 し た 微 小 粒 子 の 気 流 に よ る 飛 散 実 験 を 先 に 述 ( た ( 1 ) 〜 ( 3 ) の 三 通 り に つ い て 行 っ た 。 以 下 に 、 そ れ ら の 実 験 方 法 に つ い て 説 明 す る 。

2 − 2 − 1 平 板 上 か ら の 飛 散

矩 形 流 路 で あ る ア ル ミ 製 角 パ イ プ か ら ア ク リ ル 板 を 引 き 出 し て 、 そ れ を 別 の 真 鋪 製 パ イ プ の 中 に 置 き 、 そ こ に コ リ ソ ン ア ト マ イ ザ ー に よ り 発 生 さ せ た P S L 粒 子 を 流 し 、 ア ク リ ル 板 上 に 重 力 沈 降 で 粒 子 を 付 着 さ せ る 。 ア ク リ ル 板 上 に は 入 口 か ら 4 0 1 6 0 I n m ま で 2 0 m m お き に マ ジ ッ ク イ ン ク で 印 を 付 け て お き 、 飛 散 実 験 開 始 前 に 特 定 の 位 置 ( 6 〜 9 カ 所 ) を 顕 微 鏡 に 取 り 付 け た カ メ

ラ に よ り 写 真 撮 影 し て お く 。 写 真 撮 影 の 際 の 倍 率 は 5 . 4 川 は 4 0 倍か100倍、3.3川は100倍、l.1川は200倍で撮影した。また、

実 験 開 始 前 の 一 視 野 当 た り の 粒 子 付 着 数 は 、 倍 率 4 0 倍 ( 撮 影 範 囲1150川X1690Pm)で200〜700個、倍率100倍(460#mX676M)で数 十〜300個、倍率200倍(230ImX3381nl)で約250個である。

断 面 積 が 3 m m X 6 m m の 矩 形 流 路 は 、 1 / 2 i n の 鋼 管 と 接 続 さ れ て お

(28)

り 、 矩 形 流 路 に 流 れ こ む 気 流 は 管 径 の 急 激 な 縮 小 を 経 て く る の で 、 完 全 に 発 達 し た 乱 流 に な る ま で に は 助 走 区 間 が 必 要 で あ る 。 そ の 値 と し て は 管 径 の 2 5 〜 4 0 倍 を 用 い る の が 一 般 的 で あ る が 、 本 実 験 で 用 い た 矩 形 流 路 の 場 合 は 円 相 当 径 が 4 m m で あ る の で 、 助 走 区 間 は 1 0 0 〜 1 6 0 m m 程 度 と 考 え ら れ る 。 し か し な が ら 、 本 実 験 で は 先 に 述 ( た よ う に 、 入 口 付 近 か ら 流 れ が 完 全 に 発 達 し た と 考 え ら れ る 部 分 ま で 、 2 0 0 m m あ る い は 2 3 0 m m の ア ク リ ル 板 全 体 に つ い て 粒 子 の 飛 散 状 態 を 観 察 す る こ と に し た 。 ま た 、 こ の 観 察 位 置 ( 6 〜 9 カ 所 ) は 条 件 を 変 え て 実 験 を 行 う 際 に も 、 観 察 場 所 に

よ る 違 い が 出 な い よ う に で き る だ け 固 定 し て 行 っ た 。

次 に 、 飛 散 実 験 の 手 順 に つ い て 説 明 す る 。 粒 子 の 付 着 し た ア ク リ ル 板 を ア ル ミ 製 角 パ イ プ 内 に 固 定 し 、 手 動 式 バ ル ブ の 調 節 に よ り 通 気 し 始 め 、 徐 々 に 流 速 を 上 げ て い き あ ら か じ め 設 定 し た 流 速 に 固 定 す る 。 こ の 状 態 で 一 ・ 定 時 間 通 気 し た 後 、 い っ た ん 通 気 を 止 め 、 ア ク リ ル 板 を 外 に 出 し て 通 気 前 と 同 じ 場 所 を 写 真 撮 影 す る 。 そ の 後 、 ア ク リ ル 板 を 角 パ イ プ 内 に 戻 し 、 同 じ 流 速 で さ ら に 一 定 時 l l l l 通 気 し て 写 真 撮 影 す る こ と を 繰 り 返 す 。 こ の よ う に し て 、 ま ず 総 通 気 時 間 の 粒 子 飛 散 に 及 ぼ す 影 響 を 調 ( た 後 、 次 の 設 定 流 速 ま で 上 げ る 。 そ し て 同 じ よ う に 一 定 時 間 の 通 気 と 写 真 撮 影 を 繰 り 返 し 、 さ ら に ス テ ッ プ 的 に 流 速 を 上 げ て い き 最 大 流 速 に 達 し た 時 点 で 一 回 の 実 験 を 終 了 す る 。 そ し て 撮 影 し た 写 真 を 比 較 す る こ と に よ っ て 、 飛 散 し た 粒 子 の 個 数 や 状 態 を 調 べ た 。

ま た 、 . の 字 型 の ア ル ミ 棒 を 用 い て 上 面 が 透 明 ア ク リ ル 製 に な っ て い る 矩 形 流 路 を 製 作 し 、 そ の 外 側 か ら 通 気 中 も 顕 微 鏡 に よ っ て 粒 子 付 着 面 を 直 接 観 察 お よ び 写 真 撮 影 で き る よ う に し て 、 粒 子 の 飛 散 状 態 を 調 ( る 実 験 も 行 っ た 。 し か し な が ら 、 こ の 方 法 は 焦 点 距 離 の 関 係 で 低 倍 率 の 場 合 で し か 可 能 で な く 、 粒 子 の 見 え 方 も 不 鮮 明 で あ っ た た め 、 一 部 の 実 験 に し か 用 い な か っ た 。

− 一 一 ● ̲ ・ 一 凸 . − し … ● 凸 一 一一 ・ ▲ ̲ ‑ , ・ 一 二 ‑ ‑ ‑ ̲ 令 つ . ̲ 一 = 圭 一 ! ' ■ 。 ● 一 一 一 一 一

(29)

2 − 2 − 2 平 板 上 に あ る 突 起 物 か ら の 飛 散

ア ク リ ル 板 上 に 突 起 物 と し て 、 直 径 1 2 0 川 の ス テ ン レ ス 製 ワ イ ヤ ー を 矩 形 流 路 入 口 か ら 1 8 0 m m の 位 置 に 気 流 の 流 れ 方 向 に 対 し て 直 角 に 接 着 し 、 そ の 上 に 付 着 し た 粒 子 を 飛 散 さ せ る 実 験 を 行 っ た 。 実 験 方 法 は 、 平 板 上 か ら の 飛 散 の 場 合 と 同 じ で あ る 。 写 真 の 撮 影 位 置 は ワ イ ヤ ー 中 央 部 か ら 三 ケ 所 で 、 倍 率 1 0 0 倍 ( 粒 径5.4,3.3βmの場合)で約2mm,倍率200倍(1.1#、の場合)では約 linmの範囲とした。また、実験開始前の粒子付着数は5.4,3.3 1mの粒子は50〜200個、1.l#mの粒子は400〜500個である。

I

2 − 2 − 3 急 激 な 速 度 変 動 を 与 え た 場 合 の 飛 散

こ れ ま で 述 べ て き た 実 験 で は 、 矩 形 流 路 内 の 気 流 速 度 の 調 節 は 手 動 式 バ ル ブ に よ り 徐 々 に 変 化 さ せ て い き 、 粒 子 の 飛 散 に 及 ぼ す 流 速 の 影 響 だ け を 調 ( た が 、 気 流 の 急 激 な 速 度 変 動 が 粒 子 の 飛 散 に 影 響 す る の で は な い か と 考 え 、 遡 磁 バ ル ブ を 開 閉 す る

こ と に よ っ て 瞬 時 に あ る 目 的 の 流 速 を 矩 形 流 路 内 に 流 す 実 験 を 行 っ た 。

初 め 、 電 磁 バ ル ブ を 開 い た ま ま で 手 動 式 バ ル ブ に よ り あ る 一 定 の 流 速 に 合 わ せ 、 定 常 気 流 を 一 定 時 間 通 気 し て 粒 子 を 飛 散 さ せ た 後 、 電 磁 バ ル ブ を 閉 じ る こ と に よ り 気 流 を 完 全 に 止 め る 。

こ う し て 定 常 流 で は こ れ 以 上 飛 散 が 起 こ ら な い 状 態 に し て か ら 、 電 磁 バ ル ブ の 開 閉 を 何 回 か 繰 り 返 し て 飛 散 鉦 を 調 ( た 。

2 ‐ = 2 − ‐ 4 実 験 条 件

2 − 2 − 1 〜 2 − 2 − 3 の 飛 散 実 験 に お け る 実 験 条 件 を T a b l e 2 ‑ 1 に ホ す。

テ ス ト プ レ ー ト の ア ク リ ル 板 に は 静 電 気 の 影 響 を 調 ( る た め

に、.、.、表.面.に.漠.電.性塗.激を.塗2̲.Z..擶電.防止.加̲.Z̲.を̲施ルー.た.D̲Q.Z.̲Lz̲

参照

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