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乳・幼児の歌唱能力の発達 に関する一考察  I

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(1)

A Study

田 道 子・ 加 藤 明 代 Michiko TAKEDA° Akiyo KATO*

(平15年10月 1日受理

)

序論

幼児の声域 に関 しては、すでに多 くの研究者 によって報告がなされている。

水崎 (2002)は、幼児0児童の声および声域の発達に関する先行研究を検討 している。 その中で、そ の方法、内容 は研究者 によってかな りの相違が見 られ ると述べている。

声域 とは、一言でいえば、個人が歌 う事ので きる上限音〜下限音の範囲であると捉え られている。

これに対 して、今川・ 志民 (2002)は「歌える、歌えない」「声を出せ る、出せない」 という視点で 論ずるのではな く、子 どもの遊 びや生活の中での音声表現全体の中で、歌 う声を捉えてい く事が大切 ではないか と指摘 している。全 くその通 りであると考える。

すなわち、幼児の声域を考える時、大人の範疇では処理できない問題があるか らである。乳・ 幼児 の場合、言葉 と歌 との分離が未分化の状態か ら、だんだんに分離が始まるという過程 にある。はな し 声 自体 に特有のふ しがつけられて、歌 として意識せず表現 される事が多 いのである。

先行研究の中で も「 応、しことば」(飯 1966)、「歌声域」 と「話声域」(志 2001)ま た、「音声 的声域」。「歌唱可能声域」。「音楽的声域」(吉富 1982)「 チャン ト」(ムーアヘ ッ ドとボ ン ド1942)と 呼ばれて出て くるの もこの事か らくる所以である。

以上述べたように『声や声域』の実態の報告 は多 い。

しか し、 日常保育の中で、声域の拡大等、その為の コントロールを促す指導が どのように行われて いるのかとい う調査、加えて実施 した声域調査の結果を保育者が どう生か しているか とい う検証は見 あた らないのが現状である。

何のための声域調査であるのか、 これは乳・ 幼児に対する望 ま しい歌声指導へ向け られなければな らないと考え るのである3私達が願 うのは、未発達で繊細な乳・ 幼児の声帯 に過剰な負担をかけるこ とのない発声で、歌を歌 う楽 しさその喜 びを味わわせてあげたいということである。 さらには、言葉、

メロデ ィ、 リズムの美 しさ面白さを、子 ども達な りに感 じてその表現を楽 しめるとい う事は音楽教育 の究極 の課題であろ う。

乳・幼児の歌唱能力の発達 に関する一考察  I

〜声域調査の分析を通 して〜

Development of Singing through Analysis of

Capability in Early Childhood Vol. I Voice-range Survey

常葉学園短期大学

(2)

今回の調査 は、単 に声域を調べ るというばか りではな く、乳・ 幼児期の歌唱能力を総合的 に捉えな が ら、歌声の指導の為の指標に繋 げてい く事がね らいである。

そ して今回その第1回目が、声域の実態調査である。続 く課題 として発声、更 に歌われた歌の音程や リズムの分析、保育者 による発声指導の実際についての検討 という継続研究を予定 している。そこか ら、子 どもが生 きる歌唱指導の示唆を得たいと願 っている。

さて、本稿の対象は、1歳児・2歳児 。年少児 0年 中児・年長児である。現在、乳児を含 めた広範囲 での歌唱能力の発達を見通 した報告は見当た らない。 その意味で ここでの分析結果は貴重で価値のあ るもの と考え られる。年令 による歌唱能力の発達の比較の中か ら、今後の乳・ 幼児期の歌唱指導に生 かせ る教材観・ 指導観べの示唆が得 られ るものと思 う。

 研究方法 1対

静岡県内公立・ 私立保育園  93園

年長児

   428名

(男 218名・ 女 210名

)

年中児

   477名

(男 244名・女 233名

)

年少児

   297名

(男 158名・ 女 139名

)

2歳 1歳児

59名 (男  30名・ 女  29名

)

13名 (男  7名・ 女  6名

)

対象人数 については、 カセッ ト録音の為、子 どもの名前だけでは性別が特定できなか った幼児がい た。 この子 どもたちについては対象か らはずす事にした。そして名簿の添付があった もの、 またはっ きり性別の確認の出来た ものだけをデータとして取 りあげた。従 って、上記の対象数がデータ処理可 能であ った人数である。性別不明に該当する幼児が多 く、手続 き上の不備を反省すると共 に、一生懸 命調査 に協力 して くれた子 ども達又保育者 に対 して、今後精査 して次の課題の分析に生か したいと考 えている。      ̀

2調査実施 日 2002年7月

3手

課題曲  とんぼのめがね (額賀誠志作詞・平井康二郎作曲

)ハ

長調 歌を覚えるという指導 と録音は担任に依頼 した。

収録 は個別 に行 い、まず名前を言 ってか ら無伴奏で歌 うという方法を とった。

乳児か ら年長児を対象 としたため、方法や内容は最低限に押 さえる事 にした。

自由唱 に したの も、 ビアノあるいはオルガ ンでの伴奏を付す事のデメ リッ トを考えたか らである。

つまり、多数の園の担任に依頼する為に条件の制約を避 けたかったか らであり、又集団で歌 う時には 伴奏楽器が入 ったとして も、一人ずつの録音 という時に担任の目がす ぐ子 どもに届 く所にあった方が、

心の安定が とれるのではないか と考えたか らである。

又、歌を覚える時点では伴奏楽器が使われている。 その後、無伴奏で一人で歌 った時には、 どのよ うに再生 されるのか という事 も見たか ったか らである。

課題は、1番か ら3番まであるが、録音は 1番 までで良 い事に した。 しか し、年少児以上 になると3 番 まで歌 っている子 どもが多 く、 これについては全曲歌 い終わったときの歌声〜声域を対象 とするこ

とに した。

(3)

採譜 は、2名 で行 い、実際の音高 よりもほんの少 し上が った り下が った りと言 う音高の定 ま らないも のにつ いては、 データ処理の段階では、最 も近 い音 に統一することに した。

また、歌 と言葉が行 きつ戻 りつ して、 となえ言葉のような単なる音声なのか、歌声なのかを区分 け する事が難 しい歌 い方 につ いては以下のように取 り扱 った。

課題曲「 とんぼのめがね」を確かに歌 っているとい う確認の下で、例え音声表現であって もその中 で上下 に動 く音高 も声域 としてデータに加えることに した。

 結果

最高音のあ らわれ

この結果 は、純粋 に歌を歌 う事を意識 して歌われた声であ り、 その最高音のあ らわれを しめ した も のである。

1最

高音のあ らわれ 最高音

(%)

年長児

年 月円児 年 J〉児 2歳

1歳 児

│ し

l 妥 男

1女 Gl以

57。

4

38。

2

56。

4 46.7

55。

0

47。

5 46.7 41.4 85.7 66.6

G# I ^./A

23.8 27.9 25.2 25.2

19。

0 20.2 23.3

31。

0 14.3

16。

7

B♭ 1〜

Bl 12。

3 24.5

10。

6 18.1 10.8

15。

8 20.0 17.2 0 16.7

c2

4.5

4。

3 5.0

3。

8 7.6 7.9 3.3 6.9 0 0

c#2以

2。

0 5.1 2.8 6.2 7.6

8。

6 6.7 3.5

0 一 一 0

最低音のあ らわれ

この結果は、歌 うという事を意識 した声は当然であるが、単なる音声 として発 している声 も含 まれ ている。特 に、低音 になればなる程、音声的発声に近 くなっている。

2最低音のあ らわれ

最低音

(%)

年長児 … 年中児

T 要

年J〉児 2歳

1歳 児

│…

u翼

l し

1女

F#以

2。

0

0。

9 5.0 1.0 0

0。

7 0 0 0 0

G・ G#

18.4

13。

7 14.7

10。

5 10.1

9。

4 0 3.4 0 0 A 23.0 17.6 17.0

13。

3 22.2

10。 1

13.3

6。

9 0 0

B・

B♭

32。

4

39。

0 28.9 37.6

32。

3

38。 1

26.7

34。

5 57.:

16。

7

Cl以

24.2

28。

8

34。

4 37.6 35.4 41.7

60。

0

55。

2 42.9 83.3

音域の巾のあ らわれ

これは、最高音又最低音 のあ らわれに連動するものである。つまり、無伴奏で自由に歌 うという方 法を とったので、個 々の子 どもの最高音、最低音の音域の巾が どのような体様 になっているのか とい

う割合 いを見てい くものである。

(4)

3音域の巾のあ らわれ

音域

/o)

年長児

年 呵コ児 J〉児 2歳

1歳 児

│ 妥

勇 ‐ ‐

1…

妥 勇 │…

u彙 3度以下 4.5

3。

4

9。

0

3。

4 6.3 8.6

23。

3 6.9 28.6

33。

3 完全4度まで

8。

2

3。

0 7.8 5.2 9.5

3。

7 10.0 3.5 0

16。

7 50完5度 21.7 17.6

23。

0

18。

0 22.8

23。

0

13。

3

51。

7 28.6

33。

3

60長

6度

29。

6

21。

9 26.6 29.1 27.2

26。

6 16.7 20.7 42.8 16.7 70長7度 23.3 27.9

20。

7 25.3 17.7 19.4

30。

3 6.9 0 0 オクタープ以上 12.7 26.2 12.9

19。

0

16。

5

18。

7

6。

7 10.3 0 0

Ⅳ 考 察 1歳

実施園は2ケ 園であ り、みんなと一緒 という場面では歌えたのに、先生か ら名前を言 って もらって、

いざマイクを前 に した途端歌が出て こないという乳児が多 く、データには加え られなか った。そのた め、対象数は男女合わせて 13名 という少人数である。

初 めてのテープ録音に、先生に抱 っこされなが ら所 々で先生の歌の助 けをか りなが ら歌 っている様 子が伝わ って くる。特 に乳児期の この種の調査 には担任の保育者 に負 う所が多 いとい う事 を実感 じ た。

さて、このような中で 1歳児の歌を聞いていて、興味深か った ことは、先生の歌 に助 けられて途切れ 途切れに歌 っているのであるが、先生の歌 う音高 とは違 い、 自ら発声で きる音高で歌 うとい う特徴が 見 られた ことである。先生の歌の音高より高か ったのである。 この ことは、1歳 児の歌遊 びのあ り方、

その方法への示唆を含む ものである。

さて、少人数であるので、個々について詳 しく見ていくことにする。

最高音は、女児が1名だけ

B♭

1を

発声 しているものの、残 りはGlを 中心に 1音低 いFlと半音高 いG.1 の順 に表れている。男・女合わせて最高音はGl以 下で76.9%を占めてお り、1音 高 いAlま でになると クラスの半数以上は無理ではないだろうか。最高音については男女差は全 く無 いといえる。

また最低音 については、Bあるいは

B♭

の低音を発声 しているものが男女合わせて38.5%である。他 61.5%は、C'1以 上に集中 している。最低音については、女児より男児の方が半音程度低 い音高を発 声 していた。対象人数が少ないのではっきり断言できないが、 1歳児の最低音の今回の結果 を見 る限

りでは、男・ 女の差は無 いと言 ってよいだろう。

次 に歌われた音域 の巾を分析 してみることにする。

5度か ら長6度の巾で歌 っている子 どもが男・ 女合わせて 13名 中8名 お り、残 りはそれ以下の音 域巾で歌 っている。例えば、減5度の音域 という事は、最高音 Glを 発声 した場合、そこか ら低音 に向 か って減5度の隔た り(Ciり であるという事である。男児の方が、音域の巾が広 く歌われているとい

う数値が出たが、 これ も対象数が少な く男・女の差を比較する事 は出来ない。

また、長3度と短3度の音域巾で歌 っているものが、男・女 とも2名 ずつ合わせて

30。

8%いる。 また 1名 だけであるが、長2度

(C.1‑D32)の

中でとぎれとぎれなが らも最後 まで歌 った女児 もいた。

1歳児では、話 し言葉 と歌の分離がまだ行われてお らず、歌 と言葉が行 きつ戻 りつの状態で表現 され

(5)

ていると思われる。

課題曲の「 とんぼのめがね」は、なだ らかな2度か ら3度 の上行・下行の波形の旋律線で、曲中 と曲 尾 に完全4度 で上行する最高音があ らわれるという構成である。正 に1歳児にとって、このとんぼのめ がねの歌 は、何の抵抗 もな くわ らべ歌を歌 うが ごとく、お話を しているがごとく自然 に歌われている といってよい。「 最初 に学習 されたメロデ ィは、最 も長 い音 とか、最 も目立 った音ではな くて、む しろ 一般的なメロディの形であった。」 とい うウィングの説 も興味深 い。

また、担任のコメ ン トには「 とんぼのめがね」を歌 う1歳児の様子が伝わ って くる。

『〜1歳児の子供達で も「 とんぼのめがね」は良 く知 っている歌で、月齢のはやい子は伴奏 に合わせ て歌 う事が出来 ま した。 また、保育者のまねを してとんぼになったつ もりで手を広 げて体を揺 らしな が ら歌 う姿が見 られま した。また室内を動 きなが ら歌 う姿 も見 られま した。〜以下略』

以上の ことか ら、1歳 児にとって望 ま しい教材 は、(Cl)C.1〜Glの 範囲の中で、短3度あるいは長3 度 の音高差 でなだ らかに動 く旋律を持つ曲 ということになる。わ らべ歌 は正 に格好 の教材 といえよ

う。

2歳

実施6カ園で、ここで も、初めてのテープ録音 に歌が出て こない子、恥ずか しくて歌えない子 どもが いた。 また、無伴奏では歌えないという事で、担任の判断でオルガ ン伴奏で歌わせた園 もあった。 し か し、以上の事例は、 ここでのデータには加えていない。次への課題 として、伴奏音 と子 どもの声の 音高関係など精査する事で生か していきたい。

歌は、1歳 児に比べ、た どたどしくも全曲歌える子 どももいれば、次の様 に途中で止 まった りしなが らもなん とか歌 い終 ろうとする子 どもが見 られた。

『 とんぼのめあねは みずいろめあね ちょ―い    だか ら   と〜〜ん〜〜 ら』

しか しまだまだ言葉 もたどたどしくあや応、やで、「 とんぼのめがね」を歌 っているという事 は分か る が、途中『 だ一だ―だ』で発音 した り、つぶやきを入れた りと可愛 らしく微笑 ま しい表現が見 られた。

最高音 は、1歳 児ではGl以下が男・女合わせて

76。

9%であったのに対 し、2歳児では男児は

46。

7%、

女児は41.4%で、Al以 上発声できる子 どもも増加 している。 また、わずかなが らC2以上発声する子 ど もも出て くる。 1歳 児よ りも高音域 に向か って声が出ている事がよ くわか り、歌唱能力の発達が顕著 に見 られ る。 しか し、 この高音を歌 う時の発声のあり方については、多 くの問題を黎んでいる。次回 以降の課題である。

最低音 につ いては、1歳 児 と同様 にClに半数以上が含まれている。 しか し、1歳児 と比較 して、Aま たGlの 低音を発声 している子 どもも出ている。少 しづつ歌 らしくなって くることもあ り、音高感の芽 生えが見 られ る。 その事 もあ り、歌声 として捉えた時 B〜

B♭

の音高が安定 していた。最高音 も最低音

も1歳児に比べて、格段に広が ってきていることがわかる。

最高音、最低音のあ らわれでは、1歳 と2歳の違 いが良 く表れている。 しか し、男 0女差はほとん ど 見 られない。

次 に音域の巾についてみてみよ う。

音域の巾では、長3度又完全4度の範囲内に位置す るものは、男児

33。

3%、 女児10.4%であった。

更 に減5度 〜完 5度 では、男児13.3%に対 し、女児は51.7%の割合になっている。それに比べて、短 7度〜長7度のより広 い音域の巾では、男児が

30。

3%、 女児が

6。 9%と

逆転 している。

音域の巾では、個人差が見 られ、単純に男女の比較は出来ないのではないか と思われる。 また 1歳児

(6)

との比較で も、1歳児では曲全体を歌 う事は少な く、所々に発 した音高を採譜 したものである。それに 対 して、2歳児は、とぎれとぎれで もなん とか全曲を歌 いきろうとしている。その中で、前後の音高 と の関係をとりなが ら歌 っている。 この事か ら歌える音域の巾は、1歳児がどう2歳児がどうといった結 論 は性急すぎると思われるのである。

さて、今回の自由唱では、1歳 児はまだ1オ クターブ以上の巾では歌えていないのに対 し、2歳児 に なるとわずかではあるが、男児

6。

7%、 女児10.3%の子 どもが歌 うことができている。 1歳児 よりも2 歳児は声域の巾が広が っている事が分か った。

以上の ことか ら、2歳児の声域は (B・ C〜Al)、 1歳児 (C O Ct〜Gl)よ り上下に広が っているとま とめる事が出来 よう。

教材曲の用意 にあたっては、声域を目安に、短 6度 あるいは長6度 くらいの音域の巾で楽に歌える曲 とい う事が言える。 またさらに資料を再精査 し、歌の流れの中での前後の音高関係を分析 しなが ら、

望 ま しい教材 また歌 い方の指導について検討を加えていくことにする。

年少児

実施 は18カ園である。年少児 も、以下の担任のコメ ントに見 る様 に、録音 という手段 に対する子 ど もの反応がみて とれ る。

『〜3歳児の子 どもにとって初めての録音に戸惑 った り、緊張や恥ずか しさで照れなが ら歌 っていま した。 それ も子 ども本来の姿 と捉え、担任達はかわい く思えま した。〜以下略』

年少 ともなると「 できないこと」か ら「 できること」への転換期であ り、曲全体が歌える子 どもも 多 くなって くる。言葉の発達 も著 しく、その ことが歌唱能力の発達 と連動 して、2歳児か らのさらなる 成長の過程を見 る事ができる。

具体的に見ていこう。

発声 に関連する内容であるが、特徴的な事 として興味深かった事は、歌 っている途中で声を回の中 でのみ込んで しまい声 として発声せず、続いてす ぐその先を歌 い始めるという歌 い方が多 く見 られた 事である。 これは2歳児には、あまり見 られなか った事例である。

例えば、のみ込んで しまった言葉は「 とんぼのめがねは」の (と)(は

)、

1回 目の「 とんだか ら」

(だか ら

)、

「 あおい」の (い

)の

部分に良 く表れた例である。「上の音は最初吸い込んだ息で発 し、

下の音 は吐 く息で完全な調子で発声」(簑1969)と いうあた りの発声にかかわる精査については次 回以降の課題 に したい。

しか しその中で、1回 目の「 とんだか ら」の (だか ら)の部分は、声域 に関連する内容である。つま りこの箇所 にきて、

G以

下の低音 に下が って しまい歌声 として、発声出来な くなって しまった結果 と も思われる。前の音高の続 きで音が下が ったまま歌お うとする結果、無声またはつぶやきとなって し まったのではないだろうか。

では次 に、最高音 について見てい く事 にする。

年少児になると、高 い音高を意識 した歌 い方 も見えて くる。例えば、「 あ―おい」の最高音 に向か っ て、犬の遠吠えのような声を出 している子 どもがいた り、「 あ一」と歌 った途端 に咳 き込んだ りという ものである。

全体で見 ると最高音 については、男児は55.0%、 女児は

47。

5%がGl以下である。 これは、「 とんぼ のめがね」が、比較的平たんな音程で歌 いやすい曲であり、また自由唱 というなかで生 まれた結果で あると考え られる。つまり、出だ しの音高がそれ以降の音高に左右 し、結果的にGlまでが最高音 にな

(7)

った と考え られる。 この事を考慮すれば、男女 ともAlを 目安 としそ考えることができる。 しか し、わ ずかなが ら2歳児 よりもC2又 それ以上の音高を発声 している子 どもも増えている。音高を意識 した歌 い方の中で最高音 も高 くなった ものと思われる。

最低音 は、男女同様 にG・

G♯

を発声 し得 るもの もいるが、男児はA・ B(54。5%)、 女児は

B♭

O Cl以

(76.8%)が

、歌声 として安定 していた。

音域の巾で見てみると、2歳児では減5度か ら短

60長

6度までの音域の巾に位置する子 どもが約70

%に

対 し、年少児 になると男・女 とも平均 して短70長7度、さらにオクターブあるいはそれ以上 の巾 で歌 う子 どもが増加 している事が分かる。

結果 に見 る様 に、歌われた音域の巾は、男・ 女差は認められなかった。 この事は、採譜の際に感 じ たのであるが、あ らか じめ性別は分かっていて も再生 された声を聞 くか ぎり、男児・女児の区別をつ けるのは全 く困難であった ことで も伺える。

さてまとめることに しよう。

声域 については、結果を見 る限 り男女差は認 め られず、む しろ個人差が出てきている。

声域は、歌声 としてみた時に、Aん

B♭

10 Blと

いうことで押 さえる事ができよう。ただ し、音高感の 芽生えが見 られた事か ら、望 ま しい形での発声指導 (方法論につ いては ここではさける

)を

加えなが ら、声域を広 げるという目的で、C2またはCt2ぁ た りまで視野に入れての教材選択が考え られよう。

音域の巾では、音高感が芽生えているという結果か ら、長6度 を中心にオクターブ以内という範囲で 歌える教材の用意が考え られよう。

年中児

ここで も録音への戸惑 いが見 られ、声が極端 に小 さか った り、ふざけてどな り声で音高の認識が不 可能だ った りという場面や状態が、他の年令より多 く見 られた。それが極度に表れているものはデー

タか ら削除 した。

採譜の段階で、年中児 0年長児 についてまず驚かされた ことは、 どな り声、遠吠えのような声、細 くかよわい声、力強 い安定 した声、話 し声に近 い声、言葉を飲み込んだような うな りに近 い声、そ し て頭声等々、その歌声が余 りにも多彩であったことである。園によって も、その歌声に差があったり、

また個人差が見 られたのである。 日常保育の中で、歌 うという経験が少ないのではと感 じられるもの もあ った。改 めて、歌声指導の必要性を感 じたのである。

4歳児の発達 にっ いて、保育所保育指針によれば、「人の存在を しっか り意識でき」「見 られ る自分 に 気づ き、 自意識が芽生えて くる」 ことで「 自分の思 ったようにいかないのではないか」 と葛藤を体験 する時期であると記 してある。 このように Dいの成長が著 しく」「情緒が一段 と豊かになる」のが4歳 児である。

以上 のよ うな内面的なゆれが、様々な歌 い方 となって表れたのではないだろうか。

さて、具体的な内容につ いて見ていこう。

年中児で も年少児 と同様 に、「 めがね」を「 めだね」、「 みずいろ」を「 み じゅいろ」、「 おそ ら」を「 お とら」 と歌 う不正構音が見 られ るが、 リズム・音程が比較的正確でのびのびと歌える子 どもも出て く る。

声域 の調査 では、集団 を対象 と した場合、その集団 の

50%以

上 が出す事 ので きる上限音 か ら下限音 までの範囲 を、 その集団 にお ける声域 と定義 す る場合 が多 く、 もっと高 い割合 いに した方 が良 い (水 2002)と い う意見 もあ る。

(8)

この考えに照 らしなが ら、最高音について見てみよう。

最高音 につ いてであるが、Gl以 下 に広がる音域に男児56.4%、 女児

46。

7%が属 している。 その割合 いは、年少児 と近 い価である。

男児の場合、最高音はGllに 集中 し、最高音をG31以 下 に広がる音域 にすると、その

71。

6%が含 ま れた。女児の場合では、最高音はGl〜Alに 集中 し、

71。

9%がAl以下 に広がる音域 に含 まれている。男 女の比較で見 ると、わずかなが ら女児の方が高音域に広が りを持 っているという結果 を得た。

今回の調査では、課題曲の自由唱の採譜のみか ら声域を見ているのであるが、吉富 (1982)が「歌 唱可能声域」を判定の基準 として、伴奏を付 して調査 した結果がある。 これによると、4歳児男児の声 域 は (a〜 glり・ 女児 (al〜)と している。 これに照 らしてみると、上限音 に於 いての価 はほぼ近 い 結果 となっている。子 ども達が安定 して出 しやすい音域 にあるのだと言えるだろう。

さて、最高音がC2以上の発声についてであるが、1歳 児、2歳児、年少児、と高音への声域の拡大が 見 られたが、年中児 においてはその割合 いは減少 している。

この要因 としてく前述のように、精神的な側面の影響があるのではないだろうか ということである。

つま り、「 より上手 く」 と思えば思 うほど、「歌 う」 ことに対 して消極的に、あるいは過剰 に緊張 し て しま う結果のあ らわれだ と思われるのである。

もうひとつには、音高感への意識の高 まりが関わ っていると考え られる。

その事例 として次の ことをあげる事ができる。

課題曲には、完全4度の跳躍で導かれる最高音が、曲中と曲尾の2箇 所にあ らわれる。曲中の最高音

(実際の譜面上 よ り低 い音程

)を

発 した直後、その子 どもは「 あっ」と言 い、意識的に歌 う事を中断 し た。そ して改めて、 さらに低い音域か ら、 しか しなが らフレーズ感を意識 した歌 い方で歌 い続 けたの である。同様 な例は、年長児にも見 られた。

すなわち、歌われた最高音は、子 ども自身が歌 う事の可能な上限の音だけをね らった ものではな く、

歌 いだ しの音高が、それ以降の音高を左右 した結果か ら導かれた ものである。年中児には、 それがよ りはっきりと表れたのではないだろうか。       

では、最低音 について見ていきたい。

男児は、Clを中心 にAまで分布が広が り、女児はBが最 も多 く、

B♭

Clに

55。

2%が属 している。 さ らに人数 としては少ないが、表 2に 見 られるように予想以上に低音で歌 う子 どももいた。

課題曲の最低音は、歌 いだ しの音 と、最高音か ら下行するフレーズの終わ りに くる音の2箇所 に配置 されている。 それゆえ、音程がとりに くく不安定にな りやすいことも一つの要因であろう。

次 に声域の巾について見てみよ う。

男児 については完全5度 〜長6度、女児については短6度 〜長7度 へその分布が集中 している。 また、

1オ クターブ以上の巾では、、男児

12。

9%、 女児

19。 0%と

、男女差が表れている。園によっては、子 ど も達の歌声が、狭 い音域巾で しか も低音域 に集中 していたという例が見 られた。 これは、「歌 う」とい う経験の多少が、声の発達 に大 きな影響を与えている事を示唆す るものであろ う。

さて、年中児 においては、その声域は、女児が男児 より広が っているという結果を得た。

音高感への意識を持つ子 どもの増加が顕著であり、声の コントロール機能が増 して きている事を考 慮すると、適切な指導 によって、より声域を広 げなが ら「声をだす こと」「歌 うこと」の楽 しさを味わ うことが歌唱指導 において大切であろう。個人差が大 きいことも配慮 しなが らAOB♭ 〜C2ぐ らいの音 域の中での教材選択が考え られよ う。

(9)

年長児

課題曲を1曲通 して、はっきりした言葉で歌 い切 る子 どもの増加が顕著である。中には、まだ「 みず いろ」を「 み じゅいろ」 と発音する子 どももいる。また、怒鳴 った り、ふざけたりというマイクの前 での子 どもの姿 も伝わ ってきた。 しか し、歌声か ら感 じ取 られる不安定 さは、明 らかに減少 している。

興味深か った ことのひとつに、(全ての園の共通手続 きとしては、無伴奏 としたが

)保

育者の ピアノ 伴奏 に続 いて、 その後無伴奏で歌 いだす手段を とった園での事例がある。前奏があるに も関わ らず、

その歌 いだ しの音高はまちまちで、それに気づいた保育者は、何人 目かで前奏を弾 くのを止めている。

この ことは、「前奏を弾 くことで、子 どもが次の音の高 さをイメー ジして歌 い出すはずである」という 筆者達の予想 を くつがえす ものであった。

また、次 も何件 も見 られた事例である。

曲中の最高音では、多 くの子 どもがその音に届かず、よ り低 い音で歌 っている。その際、歌 い出 し の調性が、曲中の最高音を境に別の調性へ移 り、そのまま最後まで歌われるというものである。 この 事例は、年少児・ 年中児 に も見 られた。

課題曲は、歌詞および旋律の流れか ら、2小節 ごとのまとまりになっている。子 どもの歌声の中に は、その

2ノ

lヽ節 ごとに調性が変わる例があった。驚 くことには、その

2ノ

lヽ節 ごとの調性の中で、メロデ ィが正確 にとれていたとい うことである。

詳 しい分析 は、次国以降に譲 るとして、 この ことは「音程をコン トロールで きる」 そ して「音域 を 広 げてい く」指導の在 り方を考えていく上で、 ヒントとなる視点である。

では、最高音 につ いて見ていきたい。

最高音 Gl以下 に広がる音域の中に、男児

57。

4%、 女児

38。

2%が属 している。最高音をG01以 下 に広 が る音域 にすると男児

71。

3%が含 まれ、年中男児 とほぼ同 じ割合 いとなった。C2以上を比較 して も、

年中・ 年長男児にそれほどの年令差は認 め られない。

一方、女児の場合、年中児が最高音の ピークをGlと して、Gl〜Alに その分布が広が っていたのに対 して、年長女児は、Bblを ピークとして、

Gll〜 B♭

1にその分布が集中 している。

すなわち、声域 については、女児の方が男児 より高音域 に広が りを持つ と言える。 さらに女児 にお いては、年中か ら年長へと加齢に伴 って、声域の高音域への拡大が顕著 となっている。

c2以 上 については、年中児 と比べて、その割合 いに増加は見 られないが、その最高音を どのよ うな 声で歌 っているか ということについて、その変化を感 じ取 ることができた。詳細は次回に譲 るが、 い わゆる、頭声的発声が年長 になると表れていることが分か る。

つ ぎに最低音 について見ていきたい。

男児はA、 女児はBbに 集中 し、年中児よ り低 い音域で発声 している。 ここに分布す る子 ども達が ど のような声で歌 っているのかは、今後精査 していきたい。

音域の巾を見てみよう。

男児は、長6度を ピークに完全5度〜短7度

57。

8%が属 し、女児は完全8度を ピークに長6度〜完 8度59.2%が属 している。1オ クターブ以上 におよぶ音域の巾を持つのは、男児12.7%であるが、

女児 については26.2%と男児 より2倍の結果が出ている。

以上の ことか ら、年中児 と比較 して、女児については、明 らかに音域の巾が拡大 され、男児につ い て も緩やかなが らその傾向が見 られると言えるだろう。

年長児における男女差は、ますます顕著 にな っている。 しか しなが ら、その差が、男児よ り女児の 方が声・声帯の機能の発達が進んでいることをあ らわす ものではない。「歌 う」ということが、精神的

(10)

な側面を反映する行為であること、 さらにそれまで どのような音・音楽に触れあ う環境で過 ごして き たかを含めた音楽経験 にも関わる問題だか らである。

また、年令差 につ いて も年中か ら年長へと声域の拡大が見 られる。 さらに、音程の正確 さも増 して いる。

さて、年長児は、5〜6歳児に相当する。

保育所保育指針 には、5歳 児は「 内面的にも一段 と成長 し」、6歳 児は「 あれ もしたい、これ もしたい という自分の欲求が どん どん膨 らんで くる」 という発達の特徴が述べ られている。

A・

B♭

〜C2を 中心 に、あるいはそれ以上を目安 に子 どもの興味を刺激 しなが ら「 ゆっくりした落 ち 着 いた曲」「 リズ ミカルな曲」等、様々な歌に出会 うことで歌による表現を楽 しむ ことのできる教材の 用意が必要ではないだろうか。 それによって、声のコン トロールを学んでい くことになろう。

結論

歌唱能力の一つ、声域 について年齢を追 って眺めて きた。子 どもが、普段のままに歌 って くれる事 を望みなが ら、担任 に録音 までお願 いした。 しか し、子 どもにとっては、マイ クに向かって一人で歌 うということは日常か ら離れた経験であったと思われる。特に低年齢の子 どもにとっては尚更の こと であったろ う。,

この子 ども達 に答える為 にも、歌 う喜 びを味わわせ られる答えを見い出さなければな らないと痛感 している。

さて、今回の調査の分析 により、歌声の実態をより明確 に把握することがで きた。

各年令間の比較 については、既 に考察の中で述べている。 ここでは、加齢 に伴 う声域の発達、その 全体の傾向を確認 してお くことに したい。

声域は、1歳 か ら2歳になって格段に広が っている。それ以降、年少 0年 中・年長児はどの年令に おいて も、最高音及び最低音 については、その分布が広範囲に広が りなが ら徐々に発達を している。

女児 においては、その分布の ピークを見 ると、年中か ら年長へと高音域への拡大が見 られる。

加齢 による声域の発達は、明確に表れている。 1歳児では短7度〜長 7度 の巾で歌 うものの割合 い 0%であったのに対 し、2歳児では短7度以上完全8度の声域で歌 う子 どもも表れている。年少・

年中・年長 と加齢 に伴 って、さらに拡大する。特 に女児については 、年中か ら年長 にかけての発達 が顕著である。

男児 と女児の比較では、その差は年中児になって表れている。女児の声域の方が、男児のそれよ り高音域 に拡大 している。

さて、以上 に表れた結果 は、様々な声を包括 している。

c2以 上の発声を した子 どもは、2歳児の中にも年少児 にもいる。 ここまでの高音を発する割合 い は、

年中 0年長児を上回 っている。 しか しそれが果た して、声帯に負担のかか らない声であったのか どう かの精査はこれか らである。

私達が求めているのは、「 そこで歌われた声がどのような ものであったか」の質を問 うものである。

その意味で、今回の調査・分析は、子 ども達の歌声を見つめ直すきっかけを、筆者達に与えて くれた。

テープか ら聞 こえて くる子 ども達の歌声は、確かに「 とんぼのめがね」を歌 っている事が伝わ って くる。 しか し、それを採譜 しピアノで再生するとそれはなん とも不思議な音の世界なのである。

穏やかに波 うつ旋律があ ったか と思 うと、なぜ、 このように難 しい跳躍がで きるのだろうと思 うほ

(11)

ど、ジェッ トコースターのような旋律が飛 び出 して くる。子 ども達の歌声の妙技に驚 きを覚えなが ら、

歌は単なるメロディと言葉の再現ではない。 その中に感情つまり、心が入 っているという事、歌は感 情の表出なんだ という事を改めて知 らされた。

このような経験を重ねることで、歌 う為の声のコン トロールにかかわる器官や筋肉の成長が準備 さ れてい くのだろうと思う。

「 いつで も」「 どこで も」何の準備 もいらないで楽 しむ ことができる『声』という素晴 らしい楽器 を、

思 う存分駆使できるよ うになるその最初のステ ップが幼児期 にある。

そ して、その第 1条 件 は、音楽を聞 くことか ら始 まる。 ロザム ント0シューター (1977)は「乳幼 児期 に音楽能力を十分 に発達 させ るための好 ま しい本質的な第 1条件は、音楽を聴 く機会であると言 える。 もちろん この音楽のいく分かは、親 とか子供の好 きな他の人か ら与え られ る事が非常 に望 ま し い。」 と述べている。       

つま り、子 どもは楽譜を介 して歌を覚えるのではな く、聞 くことを前提 として歌の心を も含めて体 得 してい くのである。 その意味で、情報 (歌

)を

提供する大人の役割は重要である。

さて、幼児期の望 ま しい歌唱指導 に向けての次への課題が残 っている。

呼吸法 0発声の側面か らの考察

音程 にあ らわれる子 どもの音域の捉え方の側面か らの考察

指導法への示唆 と実際指導の側面か らの考察

謝辞

調査にご協力頂 いた静岡県内東部 0中 部・ 西部地区の保育園の先生方、また一生懸命 に歌 って くれ た乳・ 幼児の子 ども達 に心か ら感謝 いた します。

付記

本稿は、1歳児・2歳児 。年少児の分析・考察は主 に武田が、年中児 0年 長児、又加齢 に伴 う発達の 体様 については主 に加藤が分担 している。全体の文責 は武田にある。

参考文献

飯田秀一、

1966『

わ らべ唄・ 民謡 における比較音楽学的基本構造論の教育的再組織の問題』 東京学 芸大学紀要 第 18集 5部      

今川恭子・志民一成、

2002『

「声」の再検討』 保育の実践 と研究Vol.7 No。 l Summerスペース新社保 育研究室

志民一成、2001『幼児の声の可能性〜子 どもの声域 と歌声の再検討を通 して』音楽教育研究 ジャーナ ル第16号 東京芸術大学音楽学部音楽教育研究室

武田道子、 2002『幼児の歌声分析〜発声指導の手がか りを求めて〜』 静岡大学教育学部研究報告

(教科教育学篇

)第

33号

水崎誠、

2002『

幼児・児童の声および声域の発達〜先行研究の検討を通 して』廣島大学大学院教育学 研究科 音楽文化教育学研究紀要

(12)

簑島 高、

1969「

音楽生理学」 音楽之友社

ロザム ン ド・ シューター著、貫行子訳 1968「音楽才能の心理学」 音楽之友社

吉富功修、

1982『

幼児の歌唱可能声域の研究 一課題曲を用 いて―』愛媛大学教育学部紀要 I部

保育所保育指針 2000初版第2刷 厚生省 フレーベル館

表 3音 域の巾のあ らわれ 音域 (° /o) 年長児 年 呵コ児 年 J 〉児 2歳 児 1歳 児 勇 │ 妥 男 女 男 女 勇 ‐ ‐1… 妥 勇 ‐ │… u彙 長 3度 以下 4.5 3。 4 9。 0 3。 4 6.3 8.6 23。 3 6.9 28.6 33。 3 完全 4度 まで 8。 2 3。 0 7.8 5.2 9.5 3。 7 10.0 3.5 0 16。 7 減 50完 5度 21.7 17.6 23。 0 18。 0 22.8 23。 0 13。 3 51。 7 28.6 33

参照

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