国立国語研究所学術情報リポジトリ
国定読本用語総覧5 : 第三期『尋常小学国語読本』
大正七年度以降使用 と〜ん
著者 国立国語研究所
ページ 3‑952
発行年月日 1990‑06
シリーズ 国立国語研究所国語辞典編集資料 ; 5
URL http://doi.org/10.15084/00001618
◎. ム国語読本﹄大正七年度以降使用 第三期﹁と〜ん﹂
国立国語研究所編
刊行のことば
国立国語研究所は︑その事業項目として国語辞典の編集を掲げている︒その一つは歴史的辞典であるが・呆語の展開
発達を記述する基礎をなすものとして︑我々は日本大語誌とも名づけるべきものを構想した︒文献の上にたどられる限り
の日本語の足跡を︑用例として収集し整理しようとするものである︒
時代をかりに三百年︑百五十年︑五十年度に区切って見るとき︑一八五一年以後の時期は︑日本語が近代的発展をとげ
た︑著しい一時代である︒そして一九〇一年からの五十年は︑現代語の基礎の確立した時期と見ることができる︒
我々は︑まずこの五十年にしぼって︑用例収集の作業にとりかかった︒ここに取りあげる六種の国定読本は︑ちょうど この時期に使用されたものであって︑・の時期の国語教育の基本教材であり︑その用語は︑それ自身発展しつつ・国民的
な現代語の成立の基礎をなすということができる︒
この作業は︑もともと︑・の時期の用語を採集する方法の検討のために︑試験的に行ってきたものであるが・昭和六+
三年十月に国語辞典編集室が新設され︑その室の担当事業となった︒その結果は︑現代言語生活の基幹である︑いわゆる
標準語の確立の経過を示す基本的な資料となるものと考えられる︒
ここで国定読本というのは︑明治三十七年四月から昭和二十四年三月までの間に使用された文部省著作の小学校用国語 教科書六種のことである︒その六種を使用時期に従って示すと次の通りである︒
んツ ノを ノ け ノ
果弟弔弔弟 五四三ニー 期期期期期
明治三十七年より使用﹃尋常小学読本﹂︵今日イエスシ読本と俗称︶︸〜八
明治四十三年より使用﹃尋常小学読本﹄︵今日ハタタコ読本と俗称︶巻一〜十二
大正七年より使用﹃台下国語読本﹄︵今日ハナハト読本と俗称︶巻一〜十二
昭和八年より使用﹃小学国語読本﹂︵今日サクラ読本と俗称︶巻﹁〜十二
昭和十六年より使用﹃ヨミカタ﹄一〜二﹁よみかた﹄三〜四﹃初等科国語﹄一〜八︵今日アサヒ読本と俗称︶
第六期 昭和二十二年より使用﹃こくご﹄一〜四﹃国語﹄第三学年︵上下︶第四〜六学年︵各上中下︶︵今日みんな
いいこ読本と俗称︶
第一期国定読本については︑﹃国定読本用語総覧1﹄︵第一期 あ〜ん︶を︑第二期国定読本については二分前とし︑第
一分冊を﹃国定読本用語総覧2﹄︵第二期あ〜て︶とし︑第二分冊を﹃国定読本用語総覧3﹄︵第二期と〜ん︶として
刊行した・さらに第三期国定読本について作業を進めた結果︑三﹂に編集を完了したので︑﹃国定読本用語総覧4﹄及び
﹃同5﹄の二分冊で刊行することにした︒このたび刊行するのはその第二分冊﹃国定読本用語総覧5﹄であるが︑これには
第三期の用語﹁と〜ん﹂の部を収める︒
この﹃国定読本用語総覧5﹄の編集作業及び諸本の調査にあた・たのは︑主幹飛田良文︵言語変化研究部長︶︑木村睦
子︵国語辞典編集室長︶・高梨信博︵主任研究官︶︑藤浩史︵研究員︶︑調査員林大︵前所長.名誉所員︶︑見坊豪紀︵元
第三研究部長︶︑加藤信明︑貝美代子︑服部隆︑久池井紀子︑︷目輪橋美佐︑伊土耕平である︒ 国定読本の諸本の調査にあたっては次の機関・大学及び諸氏のお世話になったことを記して謝意を表する︒
国立教育研究所教育情報資料センター教育図書館︑東書文庫︑大分県立大分図書館︑埼玉県立文書館︑藤沢市文書館︑
横須賀市教育研究所・御宿町歴史民俗資料館︵千葉県︶︑財団法人五倫文庫︑愛知教育大学附属図童.館︑滋賀大学附
属図書館教育学部分館︑奈良女子大学附属図書館︑筑波大学学校教育部︑増穂町教育委員会︵山梨県︶︑増穂小学校創
立百周年記念教育資料養浜行委員会︵山梨県︶︑文化庁文化部国語課主任国語調査官安︑水実︑国立教育研究所教育情
報資料センター教育図書館事務室長中村紀久二︑大谷女子大学教授鈴木博︑山梨大学教授松井栄一︑岐阜大学助教
授梶山雅史︑筑波大学専任講師塩澤和子
また︑前四巻にひきつづき印刷刊行を引き受けられた三省堂にも謝意を表する︒
平成二年四月十日
国立国語研究所長
水 谷 修
(3)
例
凡
凡
ロ仮
(一
j内容 ︵二︶底本 ︵三︶用語採集の範囲 ︵四︶見
出し語の立て方 ︵四・一︶単位 ︵四・二︶読み︵五︶見出し語
の注記 ︵五・一︶見出し ︵五・二︶漢字 ︵五・三︶品詞 ︵五・
四︶人名・地名などの注記 ︵五・五︶度数 ︵五・六︶表記
︵五・七︶活用形 ︵六︶見出し語の排列 ︵七︶用例と所在
︵七・一︶用例文 ︵七・二︶所在 ︵七・三︶層別
(一
j 内 容
本書は︑大正七年度から用いられた第三期国定読本﹃構鞘国語読本﹄
︵いわゆるハナハト読本︒全十二冊︒︶の全用語を五十音順に排列し︑そ
の全用例のうちトからンの部までを収めたものである︒
︵二︶ 底 本
国立国語研究所所蔵本を含め︑各種機関の所蔵本を底本として用い
た︒詳しくは本書所収の解説参照︒
︵三︶ 用語採集の範囲
底本のうち︑
①目録 ②本文 ③図版
の部分を用語採集の対象とした︒ただし︑③のうち︑判読しがたい語は除いた︒ 表紙・扉・ページを示す数字・奥付などの部分は︑用語採集の対象としない︒なお︑本文の上部欄外に示された︑仮名・漢字の新出と読み替えの表
示は︑本書の巻末に別にまとめて付録とする︒︵四︶見出し語の立て方
︵四・一︶単 位
自立語は原則として文節から助詞・助動詞を切り離したものを一単位
とし︑助詞・助動詞は︑﹃現代語の助詞・助動詞一用法と実例﹄︵国立
国語研究所報告3︶を参考にして単位を決定した︒ただし︑
①形容動詞は立てない︒形容動詞の語幹にあたる部分を﹁形状詞﹂
として一単位とし︑語尾にあたる部分を助動詞とする︒
②サ変動詞﹁する﹂︑および﹁いたす・くださる・なさる・もうし
あげる﹂など意味上ほぼサ変動詞﹁する﹂にあたるものが︑体言
または体言相当のものにじかに接続している場合は切り離さな
︑ O し ③助詞・助動詞を構成要素に持つ副詞・接続詞等の処理は別に行う︒
④動植物名や固有名詞︵人名・地名・戦争名・旧名・題名など︶は
全体で一単位とする︒
⑤同語形であっても品詞の異なるもの︑口語・文語などで活用の
異なるものは別見出しとして扱った︒ただし︑﹁会う﹂のように口
語五段活用と文語四段活用の終止形が同形で併存するものは︑一
つの見出しにまとめた︒
なお︑単位決定の詳細については︑別に問題語一覧を作成する予定で
ある︒
例 凡
(4)
複合語などの後部にあらわれる要素については︑次のように切り出し
て見出しに立て︑﹇▽で︑主となる見出しを参照させて検索できるように
した︒ あいて ﹇▽おあいていたす・そうだんあいて
︵四・二︶読 み
漢字表記の読みを決定するにあたっては︑国定読本の上欄に新出また
は読み替えとして提示されている漢字を参考にした︒
国定読本では︑ある漢字がその読本中で初めて使われる時には︑新出
漢字として上欄に掲げ︑その後別の音訓で使われる時には︑傍線を付し
て読替漢字として掲げることになっている︒その漢字を提出順または代
表音訓順に示したのが付録5及び付録6である︒巻・頁が進むにした
がって提出音訓が増えるので︑そのいずれに該当するのか確定できない
場合も生じるが︑これによって編者の意図の推定できる場合も多い︒例
えば︑付録6によると︑﹁石﹂という字は巻三の26ページが初出で﹁いし﹂
︵石がき︶︑つぎに︑巻六の64ページに読替が立ち﹁シャク﹂︵磁石︶︑最後
に巻六の95ページに読替が立つ︵大石︶︒ここで﹃大石﹂の﹁石﹂の読み
は︑前の二つと同じであってはならないので︑これは﹁おおいし﹂では
なくて﹁タイセキ﹂だということになる︒
なお第三期国定読本︵ハナハト読本︶については︑読替漢字の読みは
編纂趣意書に示されている︒
また見出し語のうち︑以下にあげるように︑国定読本に用いられた語
形が︑現代語として一般的な語形と異なっていたり︑漢字表記の語で︑
読みに二通りの可能性があったりして︑検索に支障をきたすおそれのあ
るものは︑*印をつけた空見出しをもうけ︑参照すべき項目を示した︒
.うしろあし ﹇▽あとあし︵後足︶
.かねだか 呂きんだか︵金高︶
さらに複数の読みがそれぞれ見出しになっていて︑相互に参照するこ
とが望ましいと思われるものは︑表記の下に‡で示した︒ あした‡あす・みょうにちあす→・あした・みょうにちじ‡ち︵地︶ち・←じ
︵五︶ 見出し語の注記
各見出し語ごとに︑
見出し ︵明日︶
次のような事項を記した︒
漢字 注記 度数 表記
いつくしま ﹇厳島﹈︹地名︺
用例 いつくしま
1 即智
十一348図
いつくしま嚴島は古より日本三景の一に数へられて殊
に名高く︑︿略V︒
所在︵巻・ページ・行︶
見出し 漢字 品詞 度 層別
数 表記
ユ
活用形そ︒う﹇沿﹈︵四・五︶4 そふ 沿ふ ︽ーウ・ーッ・ーヒ︾
六722東の方は此の橋のたもとから︑川にそって電車が
出ます︒
︵五・一︶ 見出し
現代仮名遣いによって︑和語・漢語は平仮名︑外来語は片仮名で記し
た︒
活用語は終止形を見出しとし︑活用しない部分と活用する部分との間
(5)
例
凡
に・︵中点︶を入れた︒
︵五・二︶漢字
語の識別のため︑必要に応じて︑見出し語にあたる漢字を注記した︒
︵五・三︶ 品 詞
品詞は次の通りとし︑後に記すような略号を用いて示した︒なお︑助
詞と動詞は︑さらに細分類を行った︒
名詞︵名︶ 代名詞︵代名︶ 形状詞︵形状︶ 副詞︵副︶
連体詞︵連体︶ 接続詞︵接︶ 感動詞︵感︶ 助詞 動詞
形容詞︵形︶ 助動詞︵助動︶
助詞は次のように分類し︑後に記すような略号を用いて示した︒
格助詞︵格助︶ 副助詞︵副助︶ 係助詞︵係助︶ 接続助詞
︵接助︶ 並立助詞︵並助︶ 準体助詞︵準助︶ 終助詞︵終助︶
間投助詞︵間助︶
また︑動詞は活用の種類によって分かち︑次のように示した︒
四段︵四︶ 五段︵五︶ 上二段︵上二︶ 上一段︵上一︶
下二段︵下二︶ 下一段︵下一︶ 力行変格︵力変︶ サ行変格
︵サ変︶ ナ行変格︵ナ変︶ ラ行変格︵ラ変︶
︵五・四︶ 人名・地名などの注記
見出し語の意味・用法について︑必要に応じて︑﹁人名・地名・課名・
話し手名﹂などの注記を加えた︒なおその場合には品詞は省略した︒
︵五・五︶度 数
見出し語ごとに︑その使用度数︵用例の数︶
︵五・六︶表記
その見出し語の全用例について︑ を記した︒
片仮名・平仮名・漢字や︑振り仮名
の有無などの表記の異なりを列挙した︒は︑次の順とした︒①片仮名 ②平仮名 ③変体仮名
④漢字︵片仮名の振り仮名つき︶ ⑤漢字︵平仮名の振り仮名つき︶ ⑥漢字︵振り仮名なし︶⑦アラビア数字 ⑧ローマ数字 二種類以上の表記がある場合
︵五・七︶活用形
活用のある見出し語の用例について︑活用形の異なるものを列挙し
た︒ただし︑ここでいう活用形の異なりとは︑未然形・連用形などの別
ではなく︑語形上の異なりをさす︒
活用形を列挙する際︑活用しない部分︵見出しで︑中点・より前の部
分︶は一で記し︑活用する部分を︑原文通りの仮名遣いで︑片仮名によっ
て示した︒
また︑二つ以上の活用形がある場合は︑五十音順に並べた︒
︵六︶ 見出し語の排列
見出し語の排列は現代仮名遣いの五十音順とする︒ただし︑片仮名は
平仮名に︑濁音・半濁音は清音に︑小字︵アイゥェォ つやゆよ︶は普
通の仮名に︑長音符号﹁一﹂は直前の仮名の母音に︑それぞれ置き換え
たものとみなして︑一字目から順次︑五十音順に排列する︒
同じ仮名の連なりとなった見出しは︑次の各項を一字目から順に適用
して排列する︒
例 凡
(6)
①清音←濁音←半濁音
②小文字←大文字すなわち︑拗音←直音︑促音←直音
③普通の仮名←長音符号
以上によっても排列の決まらないものは︑次の各項を順に適用して排
列する︒ ①次の品詞順とする︒
五重←代名詞←形状詞←副詞←連体詞←接続詞←感動詞←助詞←
動詞←形容詞←助動詞 a名詞のなかでは次の順とする︒
課名←話し手名←人名←地名←それ以外の名詞
b助詞のなかでは次の順とする︒
格助詞←副助詞←係助詞←接続助詞←並立助詞←準体助詞←終
助詞←間投助詞 c動詞のなかでは次の活用順とする︒
四段←五段←上二段←上一段←下二段←下一段←力変←サ変←
ナ変←ラ変
②漢字表記の付けられるもの︑付けられないものの順とする︒
a漢字表記の付けられるものについては︑字数の少ないものか
ら多いものの順とする︒字数が同じ場合は︑一字目の画数順と
し︑一字目が同画数の場合は︑﹃康煕字典﹂の順に並べ︑同字は
まとめたうえで︑二字目の画数順とする︒
b漢字表記の付けられないものについては︑
平仮名←片仮名︵外来語︶の順とする︒
︵七︶ 用例と所在
︵七・一︶ 用例文
用例は︑仮名遣い・分かち書きなどまで︑できるだけ原文通りとした︒ 漢字字体は︑対応する普通の明朝活字体とした︒
用例の長さは︑五十字︵本書の三行︶程度を目安として︑一文を採用 したが︑必要に応じて長短がある︒用例文の一部を省略する場合は︑
︿略﹀のように示した︒ 同一見出し語に含まれる用例は︑底本における出現順に排列した︒ 用例中︑見出し語にあたる部分は太字で示した︒ なお︑五十音図・いろはは︑本文ではそれぞれ一部分を示すにとどめ︑付録に全体の形を示した︒︵七・二︶所在 用例は︑見出しにあたる語のはじまる位置によって︑底本の巻・ペー
ジ・行の順で所在を示した︒ なお︑目録と図版中の語は︑それぞれ六目2
五36図のように記し︑目録または図版中の語であることが分かるようにしえ︒︵七・三︶層別
用例文の文体上の性格を次の料亭八種に分類した︒①口語文文語文候文 ②散文韻文手紙文 ③地の文会話文
以上のうち︑口語文・散文・地の文については注記せず︑それ以外は︑上記の分類の第一字目によって︑図國圃圃園のように区分を示し
た︒なお︑目録と図版中の語については︑原則として層別の表示を行わな
い︒と一と 1
と
と ﹇戸﹈︵名︶10 ト 戸﹇▽あおのく
さりど・あまど・ガラスど・くさり
ど・しおりど・すぎど
三33トヲアケルト︑︿略﹀︒ 四691︿略﹀︑私がかごの戸を
明けますと︑︿略﹀︒
六606 ︿略﹀︑門の戸は細めに明いて
居りました︒
九123図 ︿略﹀︑庭のすみなるとやの
戸を開く︒
十櫨1園 ︿略﹀︑はいると静かに戸を
しめました︒
十一763 家々の戸はもう皆とざされ
てるる︒
十一953 それは三方が丸太の壁で︑
一方は明けはなしになってみて︑戸
も窓も床もないものであった︒
十一佃7 ジョージがとんで行って門
の戸にくわんぬきをさすが早いか︑
︿略﹀︒
十二389 ベートーベンは急に戸をあ
けてはいって行った︒
十二424 友人がそっと立って窓の戸
をあけると︑︿略V︒
と ﹇途﹈︵名︶2 途
十二832図 ︿略﹀︑此等にて土人を雇
ひて從者となし︑小舟に乗じていよ く探検の途に上りぬ︒ 十一一器3 ︿略﹀︑人知れず宮殿を出て 修行の途に上った︒と ︵接︶2 と 九佃1 北風は︑主人の髄がくらの上 でぐらっとゆれるのを感じた︒と︑ たづなが急にゆるんで︑中尉は後方 にころげ落ちた︒ 十3310 底の水道から水がわき出て︑ 船は次第に高く浮上る︒と︑上手の 水門が開いて︑船は次の箱の中へは いる︒と ︵格助︶鵬 ト と﹇▽ありとあらゆ ユ る・がさりと・からりと・きちんと・ きらりと・きりきりしゃんと︒ぐっ と・ぐらっと・くるりと・けろりと︒ こうっと・ころりと・さあっと・さっ さと・さっと・しかと・しっかと・ じっと・しゅとして・すうっと・すっ すと・ずどんと・するりと︒せっせ と・そっと・ちくりと・ちゃんと︒ち らりと・つるりと・てんてんと・どう と・どことなく・どっと・なにかと・ なにとも・なんとか・なんとなく・な んとも・ぬっと︒ぬるりと・はたと︒ はっしと・はっと・ぱっと・びかり と・びくとも・ひやりと・ひゆうっ と・ぴゅつと・ひょうと・ひょっとす ると・ひらりと・ぷうっと・ぽいと︒ ぼうっと・ほっと・むんずと・よよ と・わざと・わっと
一463 オバアサンガモモヲキラ
ウトシマスト︑︿略V︒一472 ︿略﹀︑モモタラゥトイフ ナヲツケマシタニー47︿略﹀︑ワントーコエホエ
マシタ︒
二231圃︿略﹀木ノハ︑︿略﹀︑カ
ゼニフカレテ︑ ヒラヒラスレバ︑
クモハムシカトヨツテク
ル︒二242國く略V木ノハ︑︿略﹀︑ナ
ミ ニ ユラレテ︑ ユラユラスレバ︑
コヒバエサカト ウイテク
ル︒二265 ︿略﹀︑ミヨチヤンハ︿略﹀︑
ウマウマトイヒマス︒
二275 ﹁︿略﹀︒﹂ト︑年トツタネズ
ミガナカマノモノニイヒマシ
タ︒二294﹁︿略﹀︒﹂トイツテ︑ミンナ
カンシンシマシタ︒
二303 スルト年トツタネズミガ︑
﹁︿略﹀︒﹂トイヒマシタノデ︑ミン
ナダマツテシマヒマシタ︒
二353 アル日トモダチニユミ
ノジマンヲシテ︑﹁︿略﹀︒﹂トイ
ヒマシタ︒
二36一 トモダチハ﹁︿略V︒﹂ト︑ト
メマシタガ︑キカナイデイマシタ︒
二367ソレカラコノ人ノ田ニ
ハ︑斗米ガスコシモデキナクナ
ツタトイヒマス︒
一一
R9Q ニイサンガオトモダチト︑ マシタ︒
イヂセヨト︑オホセツケニナリ
二734 ︿略﹀︑シユテンドウジヲタ ツヨイ大シヤウニ︑︿略V︒ 二732 ︿略﹀︑ライクワウトイフ シタ︒ドウジトイフワルモノガヰマ 二716 ムカシ大江山ニシユテン
シタ︒木デ︑ホウホケキヨウトナキマ 二682 ケサウグヒスガウメノ
イヤツダ︒﹂トイツテ︑︿略V︒ 二535 ﹁コレ ハ ニセモノダ︒ ニク オホ夢占ナリマシタ︒ オトホリニナツテ︑﹁︿略﹀︒﹂ト 二524 ソノゥチニ︑トノサマガ オホメニナツテ︑︿略﹀︒ 二505﹁︿略﹀︒ミゴト︑ミゴト︒﹂ト マシタ︒ ツテ︑﹁︿略﹀︒﹂トオホセニナリ二495 トノサマガオトホリニナ
トヨンデアルキマシタ︒ 二487 オヂイサン バ︿略﹀︑﹁︿略﹀︒﹂ デ︑﹁︿略﹀︒﹂トヲシヘマシタ︒二425アル日犬ハ畠ノスミ
タ︒ ︿略﹀ユキダルマヲコシラヘマシ一一
V3
U ライクワウハケライドモ
ト︑︿略﹀︑大江山ヘムカヒマシタ︒
二751 ︿略﹀︑トウトウタヅネアテ
テ︑トメテクレトタノミマシタ︒二753 シユテンドウジハホンタウ
2 と一と
ノ山ブシダトオモツテ︑︿略﹀︒
三15テフテフハ花カラ花へ
ヒラヒラトマヒ︑︿略>Q三31 ︿略﹀︑ケサコソニイサン
ヨリサキニオキテミヨウトオ
モツテ︑︿略V︒
三38 ﹁オウイ﹂トヰドバタデ︑ ニイサンノコエガシマス︒
三43 ︿略﹀︑エントツカラムクム クトマツクロナケムリが出マス︒
三48 ︿略﹀︑ニイサントーシヨニ オサラヒヲシマセウ︒
三65 オカアサンニ︑﹁︿略V︒﹂ト
キキマスト︑︿略﹀︒
三67 オカアサンニ︑天気﹀︒﹂ト
キキマスト︑﹁︿略﹀︒﹂トオツシヤ
イマシタ︒
三72 アルアサ︑オカアサンガ
﹁︿略V︒﹂トォツシヤツタノデ︑
︿略﹀︒
三76 ︿略﹀︑ヒヨコが小サナア タマヲ出シテ︑ピヨピヨトナイ
テヰマシタ
三82ヒヨコガナクト︑オヤド
リハ︿略﹀︑ココココトイツテヰマシタ︒
三96 オヤドリハ︿略﹀︑コココ
トイヒナガラ︑︿略V︒
三117圃 うちの子ねこは かは
いい子ねこ︑ ︿略﹀︑ まりとざ れては えんからおちる︒
三133 あかちゃんがなき出すと︑ ︿略V︑﹁︿略﹀︒﹂とかはいらしい
こゑで︑子もりうたをうたひま
す︒三174 おちいさんはわらひなが
ら︑﹁︿略﹀︒﹂とをしへてやりまし た︒三202 小二郎は正一とうらの 山へわらびをとりにいきまし
た︒三204 よけいにとったはうがか
ちだといって︑︿略﹀︒三295圏 かばふはずみにあねは
また 足だのはなをふっつりと︒三296圏﹁ねえさんこれをあげま
す︒﹂と︑ こしにはさんだ手ぬぐひの はしひきさいてさし出
せば︑︿略﹀三306翻 ︿略V︑﹁さ︑いきませう︒﹂ときやうだいは がくかうさし
ていそぎゆく︒三313村の人は五一車とよん
でるます︒三321天宮﹀︒﹂と村の人から
いはれるほど︑︿略﹀︒三344 いっかうちのおとうさん が道で︑﹁︿略V︒﹂とおつしゃつ たら︑︿略﹀︒三346︿略﹀︑五一ちいさんは
﹁︿略V︒﹂といって︑︿略﹀︒三397 むかしうらしま太郎とい
ふ人がありました︒三421 ︿略V︑大きなかめが出て きて︑﹁︿略﹀︒﹂といひました︒三445 ︿略V︑おとひめに﹁︿略﹀︒﹂ といひました︒三452おとひめは﹁︿略﹀︒﹂とい つて︑きれいな箱をわたしまし た︒三478 東西南北ヲ四方トイ
ヒマス︒三528園星を二つ三つはたきお とさうとしてるるのだ︒ 三536あるばん︑弟がにはへ
出て︑﹁一つ二つ﹂とかぞへてゐ ました︒三538兄が﹁︿略﹀︒﹂とたつねま すと︑︿略﹀三545 むかしをののたうふうと
いふ人がありました︒三554 ︿略﹀︑しだれやなぎのえだへ︑かへるがとびつかうとし
てるます︒三555 かへるはやなぎのつゆ を虫とでもおもったのでせう︑
とんではおち︑︿略﹀︒三558 ︿略﹀︑何べんも何べんも とびつかうとします︒三568 たうふうはこれを見て︑ ︿略﹀︑何ごともできないことは ないとさとりました︒三573 ︿略﹀︑のちには名高い書 手となりました︒三592︿略﹀︑ヨクアノカラノ中 ニハイツテヰタモノダトオ
モヒマシタ︒三594ツカマヘヨウトシテ手ヲ
出シマスト︑︿略﹀︒三595 ︿略﹀︑﹁ジイツ﹂トナイテ︑ トンデ行キマシタ︒三607 ︿略﹀︑きしのささがさら さらとおとをたててゐます︒三633三人は舟とならんで︑川 のふちをかけて行きます︒
三688 ︿略﹀水デツパウヲジヨウロノカハリニシヨウトオモツ
テ︑︿略﹀︒三698 コマツテニイサンニ見テ モラヒマシタラ︑﹁︿略>Q﹂トイフ コトデシタ︒三738 ソノトキカウモリ ハ
﹁︿略﹀︒﹂トイツテ︑ドチラヘモ ツキマセンデシタ︒三746︿略﹀︑﹁︿略﹀︒﹂トイツテ︑ ケダモノノミカタニナリマシタQ三753スルトカウモリ ハ
﹁︿略﹀︒﹂トイツテ︑鳥ノ方ニ ツキマシタ︒三762 ︿略V︑﹁︿略﹀︒﹂トイツテ︑ ナカマへ入レテクレマセン︒三765︿略V︑﹁︿略V︒﹂トイツテ︑ アヒテニシマセン︒三77一 ソコデカウモリハ︿略﹀︑クラクナツテカラ空ヲトビマ
ハルヤウニナツタトイヒマス︒三798 おばあさんが﹁︿略﹀︒﹂と︑ ひとりごとのやうにおっしゃいと一と 3
ました︒
三825園今日はまあ︑何といふ
よいお天きだらう︒三827むかし一人のれふしが
﹁︿略V︒﹂といひながら︑︿略﹀︒
三837 ︿略﹀︑れふしがぼんやりと 海をながめてゐました︒
三847 ﹁︿略﹀︒﹂といって︑持って
かへらうとしますと︑︿略﹀︒
三847﹁︿略﹀︒﹂といって︑持って
かへらうとしますと︑︿略﹀︒
三856園 いや︑それは天人のは
ごろもといふ物で︑︿略V︒
三868 天人はしをしをとして︑
なみだにうるむ目で空を見
上げました︒
三875園 そのかはりに天人の まひといふものをお見せ下さ
いませ︒
四37 ︿略﹀︑﹁わあわあ﹂とはや すこゑがきこえます︒
四64 ︿略﹀︑下男の太七がわら
ひながら︑﹁︿略﹀︒﹂といったさ
うです︒
四67その時おちいさんは
﹁︿略﹀︒﹂とおっしゃったと
ことです︒
四67 その時おちいさん
﹁︿略﹀︒﹂とおっしゃったと
ことです︒
四86 ︿略﹀︑トモダチト
ノ山へ上りマシタ︒
い は
ふ
い ふ
ムカフ
四5圖﹁やっとすんだ︒﹂と見
上げる空に︑︿略﹀︒四把3 島ニヰタ白ウサギガ︑ム カフノ大キナヲカへ行ツテ見
タイトオモツテ︑︿略V︒四132 アル日ハマベへ出テ見
ルト︑ワニザメが居マシタカラ︑ ﹁︿略﹀︒﹂トイヒマシタ︒四134 ワニザ戸戸﹁ソレハオモ
白カラウ︒﹂トイツテ︑︿略﹀︒四146 白ウサギハコレヲ見て︑ ﹁︿略﹀︒﹂トイヒマシタ︒四152 白ウサギハ 一ツニツト
カゾヘテ︑ワタツテ行キマシタガ︑︿略﹀︒
四154︿略﹀︑イマ一足デヲカへ
上ラウトイフトコロデ︑︿略﹀︒
四161 白ウサギハ︿略﹀︑﹁︿略﹀︒﹂ トイツテワラヒマシタQ
四17一 ソコ へ神様ガタガオ通
リガカリニナツテ︑﹁︿略﹀︒﹂ト
オタヅネニナリマシタ︒
四175 ワケヲ申シ上ゲマスト︑
﹁︿略﹀︒﹂トオヲシヘニナリマシ
タ︒四19一 コノ神様モ︑﹁︿略﹀︒﹂ト
オタヅネニナリマシタ︒
四202 スルト神様ハ﹁︿略﹀︒﹂ト
ヲシヘテ下サイマシタ︒
四213 ︿略﹀︑﹁︿略﹀︒﹂ト申シ上ゲ
マシタ︒
四235 ︿略﹀︑大きなこゑで︑﹁お ばあさん︑今日は︒﹂といふと︑
︿略﹀︒
四237 ︿略﹀︑﹁おう︑三ちゃんか︒
よく來たね︒﹂といって︑︿略﹀︒
四251 おばあさんが﹁ほうほう﹂
といっておおひになりますと︑
︿略﹀︒
四261 おばあさんが﹁︿略﹀︒﹂と いっておとめになりましたが︑
︿略﹀︒
四262 もっとあそんでお出で︒﹂
といっておとめになりました が︑おそくなるとおもって︑
︿略﹀︒
四282 電とうはらんぷとちがつ
て︑︿略﹀︒
四304犬のすがたが見えなく
なったので︑﹁ぼちぼち﹂とよび
ますと︑︿略﹀︒
四305 ︿略﹀︑向ふの方で︑﹁ぼち
ぼち﹂と口まねをするものが
あります︒
四307 友だちでも居るのかと
おもって︑︿略﹀︒
四308 ︿略﹀︑﹁おうい﹂とよぶと︑
﹁おうい﹂といひ︑︿略V︒
四308 ︿略﹀︑﹁おうい﹂とよぶと︑
﹁おうい﹂といひ︑︿略﹀︒
四311 ︿略﹀︑﹁だれだ﹂といふと︑
﹁だれだ﹂と答へます︒
四311 ︿略﹀︑﹁だれだ﹂といふと︑
﹁だれだ﹂と答へます︒ 四312 正太郎がおこって︑﹁ばか﹂ といひますと︑︿略﹀︒四313 ︿略﹀︑又向ふで︑﹁ばか﹂ と口まねをします︒四323︿略﹀︑父は﹁︿略V︒﹂とを しへました
四324園 山びことは何のこと
でございますか︒四337園 向ふで﹁ばか﹂といったのも︑お前が先に﹁ばか﹂と
いったからです︒四338幸く略V︑お前が先に﹁ば
か﹂といったからです︒四346 カホハネコノヤウデ︑ 其ノ上ネズミヲトツテクフノ デ︑ネコ鳥トイフトコロモア
リマス︒四358︿略﹀︑︿略﹀木ノ枝ニト
マツテ︑ボンヤリトシテ居ルコ トガアリマス︒四363 ︿略﹀︑﹁ア︑ニクイヤツガ 居ル︒﹂トイハナイバカリニ︑ヨ ツテタカツテイヂメカヘシマス︒四37一 モズハ︿略V︑﹁キイキイ﹂ トカチドキヲアゲマス︒四382 ︿略﹀︑﹁ノリツケホウセ﹂ト鳴クノダトイフ所モアリマ
ス︒四382 ︿略﹀︑﹁ノリツケホウセ﹂ト鳴クノダトイフ所モアリマ
ス︒四387 たび人のぐわいたうをぬ
4 と一と
がせた方が勝といふことに
きめて︑︿略﹀︒
四392 風は﹁何︑ 一まくりにし
て見せよう︒﹂とはげしく吹立て
ました︒
四394 するとたび人は︑︿略﹀︑ぐ
わいたうをしっかりとからだに
くっつけました︒
四425 下女がびっくりして︑﹁き
やつ﹂といったので︑︿略﹀︒
四448 花子は︿略﹀︑﹁︿略﹀︒﹂と
いはれました︒
四456 ﹁︿略﹀︒﹂と今吉がいひま
したが︑︿略﹀︒
四476園ちりつもって山となる︒
四538 山國のものが﹁︿略﹀︒﹂と
いへば︑︿略﹀︒
四542︿略﹀︑島國のものが
﹁︿略﹀︒﹂といってあらそひます︒
四546園 お前はたいそうとんち
があると聞いた︒四607私ハ昨日︿略﹀︑友ダチト
ツミ木ヲシテアソビマシタ︒四622 さをの先の扇をいよ
といふのでせう︒四634 ︿略﹀よしっねは家來に
向って︑﹁︿略﹀︒﹂とたつねました︒
四636園 なすのよ一と申すも
のがございます︒
四644其の時一人の家來がす
すみ出て︑﹁︿略﹀︒﹂といひました︒
四647 よしっねは﹁それをよ
べ︒﹂と︑すぐによ一をよび出し ました︒四653 ︿略﹀︑もしこれをいそこ なったら︑生きては居まいとか くごをきめて︑︿略﹀︒四667 赤い扇は︿略﹀︑ひらひらと二つ三つまはって︑なみの
上におちました︒四688 きずを見てやらうと思
つて︑︿略﹀︒四701︿略﹀︑足のきずはどう したらうかと思はないことは
ありません︒四724東の村では﹁︿略﹀︒﹂と
いひ︑︿略﹀︒四727 ︿略﹀︑西の村では﹁︿略﹀︒﹂ などと申します︒四773それは西の村で︑二番 目の金持だといはれたうち に生れた人のでした︒ 四786私の下で︑長い間しょ
んぼりとして居まして︑︿略﹀︒四795︿略﹀︑送って行く人が
﹁︿略﹀︒﹂といひました︒四798 ︿略﹀︑どういふ子はどういふ人になるといふことを
見ぬきます︒四806 昨日おとうさんとく略﹀︑︿略Vにいさんの所へ出かけま
した︒四815 ﹁︿略﹀︒﹂とたつねましたら︑ ︿略﹀︒ 四818 ﹁︿略﹀︒﹂とたつねましたら︑ ﹁︿略﹀︒﹂といふことでした︒四826 ︿略﹀︑いつ見てもよいけ しきだと思ひました︒四832そばに乗って居た人の 話では︑軍かんだといふこと
でした︒四846 今オキクトオヒナ様ノ
前ニスワツテナガメテ居マス︒ そ が四897 曽我兄弟は兄を十郎︑弟
を五郎といひました︒四904囹何といふくやしい事
だらう︒四907 母は泣きながら二人の
子どもに︑又略﹀︒﹂といひました︒四914 ︿略V︑十郎はなみだをお さへて︑﹁︿略﹀︒﹂と答へました︒四915九つとなり︑七つとなつ
たころからは︑︿略﹀︒四915九つとなり︑七つとなつ
たころからは︑︿略﹀︒四918 ︿略﹀︑早く強くなって︑か たきを取らうと心がけました︒四922 ︿略﹀︑みなもとのよりともといふ大將のお氣に入りで︑
︿略V︒四936 兄弟は今度こそはと︑
母にいとまごひをして︑︿略﹀︒四944 今夜かぎり の いのち と 思って︑︿略V四947 二人はたいまつを上げて︑ つくづくとかほを見合ひました︒四956 ね入って居るものをきる
はひけふと︑天略﹀︒﹂と名のり ました︒四961 ︿略V︑﹁おきよ︑すけつね︒曽我兄弟がまみつた︒﹂と名のり
ました︒
四964すけつねも人に知られた
さむらひ︑﹁心えた︒﹂と︑まくら
もとの刀を取っておき上らう
としました︒
四965 ︿略﹀︑まくらもとの刀を
取っておき上らうとしました︒
五21圃 ︿略﹀︑ われら皇民七千萬
は 天皇陛下を神ともあふぎ︑︿略V︒
五22圃 ︿略﹀︑ われら國民七千萬
は 天皇陛下を神ともあふぎ︑ お
やともしたひてお仕へ申す︒
五25圏 ︿略﹀︑月日とともに︑ 國
の光がかがやきまさる︒
五35 只略V︒せきはあれにしま
す︒﹂といって︑︿略﹀︒
五36 さうして﹁山田さん﹂とおよ
びになりましたから︑︿略﹀︒
五37 ︿略V︑﹁はい﹂と答へますと︑
︿略﹀︒
五38囹此の方は中村さんといふ人
で︑︿略﹀︒
五43 ︿略﹀︑﹁︿略﹀︒﹂とおっしゃい
ました︒
五46 又中村君には︑﹁︿略﹀︒﹂とお
つしゃいました︒
五48 中村君は色が黒くて︑まるま
と一と 5
ると太ってゐます︒
五65 聞けば級のものが二一二人で︑
中村君を生いきだといって︑いぢめ
たのださうです︒
五車1 僕は﹁︿略﹀︒﹂といって︑力
をつけてやりました︒
五74 僕は自分よりえらい友だちを
大ぜいしていぢめるのは︑男らしく
ないと思ひます︒
五了6 ︿略﹀︑すさのをのみことと申
す神様がございました︒
五82 みことは此の川上にも人がす
んでみるにちがひないとおかんがへ
になって︑︿略﹀︒
五88 ﹁なぜ泣くか︒﹂とおたつねに
なりますと︑︿略﹀
五107 ﹁︿略﹀︒強い酒をたくさんつ
くれ︒﹂とおいひつけになりました︒
五125 これはめづらしいつるぎだ︒
自分の物にしてはならぬとおぼしめ
して︑︿略V︒
五136團 これだけはお目にかけたい
と思ひます︒
五138 ︿略﹀︑廣田君からゑはがきが
來てるました︒︿略﹀︒ と書いてあ
りました︒
五142 朝︑おさらひをすましてから︑
春子とつくしをつみに行きました︒
五145 かへりみちに︑はなれ馬がと
んで來ましたので︑どうしょうかと
思ってゐますと︑︿略V︒ とび五176園 これは鶏だよ︒それで金鶏 勲章といふのだが︑︿略﹀︒五211 さをの先の矢車ががらがらと 鳴ると︑︿略﹀︒五217 其の尾を下して來て︑さをに 着けるかと思ふと︑又︿略﹀︑をど り上ります︒五258 フト︑五263 ︿略﹀︒五278 れに︑五291 ︿略﹀︑物ニツキアタルカト思カルクミヲカハシテ︑︿略﹀︒ガントオナジク︑ワタリ鳥デ︑
こんな所にと思ふやうな村外
家が一けん立ってるます︒
此の間町のをぼさんがいらっ
しゃつて︑﹁︿略﹀︒﹂とおっしゃいま
した︒五312圃 ︿略﹀うらの小山に秋風吹
けば︑ 木々のしっくもきのことな
つて︑ ばんのごはんのおかずにま
じるQ
五338 ︿略﹀︑これで墨書が七つもあ
るとは︑どうしても思はれませんで
した︒五351 ﹁おかあさん︑お天氣は︒﹂と︑
とこの中からおき\すると︑︿略﹀︒
五353︿略﹀︑﹁よいお天氣です︒
︿略﹀︒﹂とおっしゃったので︑はね
起きました︒
五373 見ざる・いはざる・聞かざる
といふのださうです︒
五385 ︿略﹀︑先生が﹁ちよつと用が
あるから︒﹂といって︑︿略﹀︒
五393 此の時︿略﹀おちいさんが︑ ︿略﹀︑﹁皆さん︑遠足かね︒﹂といつ て通りました︒五397 ﹁さしわたしが八尺もある︒﹂ と先生がおっしゃいました︒ くまそ五412 昔熊襲のかしらに川上のたけ るといふ者があって︑︿略﹀︒五416 尊は其のころ︑やまとをぐな といふ御名で︑︿略﹀︒五437 なみくの者なら︑﹁あっ﹂ とさけんで死にませうが︑︿略﹀︒五個4 ︿略﹀︑たけるも熊襲のかしら だけあって︑﹁︿略﹀︒﹂といひました︒五451園自分にまさる者はないので︑ たけると申して居りましたが︑︿略﹀︒五454園 今御名をさし上げます︒日 本質皇子と申したまへ︒五455 日本武皇子と申したまへ︒﹂ といって︑息がたえました︒五456 これから後やまとをぐなの皇 子を日本武尊と申し上げることにな りました︒五481 まぶしには︑かさくといふ 音がしてゐますが︑︿略﹀︒五498さつきおかあさんが︑﹁︿略﹀︒﹂ と︑ねえさんにおつしゃいました︒五508 ︿略﹀︑水ハ低イ方へ低イ方へ ト流レテ行キマス︒五557 酒の出る所を御らんになって︑ ﹁︿略﹀︒﹂とおほせになりました︒五558 又まことにめでたい事だとい ふので︑︿略﹀︒ やうらう五558 ︿略﹀︑年がうを養老とお改め になったと申します︒ やうらう五561 ︿略﹀︑年がうを養老とお改め になったと申します︒五565 ︿略﹀︑松島・天の橋立・宮島 の三つを︑昔から日本三景と申しま す︒五567 ︿略V︑島といふ島には︑枝ぶ りのよい松がしげってゐます︒ りゅうぐう五595 ︿略﹀︑お話にある龍宮はこ れかと思はれます︒五611圃赤・黄・みどりやむらさき と︑ 七つの色をならばせて︑︿略V︒五664園うちの方では︑田に水がな いと言って︑さわいでゐますのに︑ ︿略﹀︒五684 ︿略﹀︑此の村の名を言ふと︑ ﹁あ\︑あの貧乏村か︒﹂と言はれた ものださうだ︒五687︿略﹀︑其の杉山なんぞは︑木 もろくにない草山だつたといふこと だ︒ しやうや五691 ︿略﹀︑此の村の庄屋が︑村 のことをいろくと考へたすゑ︑ ︿略﹀︒五693 ︿略﹀︑どうかして村のあれ地 を田地にして︑米がとれるやうにし たいものだと思った︒五696 どうしても大きな用水池を掘 らなければならないと考へた︒五698 村の人々は中中大きな仕事だ とは思ったが︑︿略V︒
五702 ︿略﹀︑外に村のさかえる工夫
6 と一と
はあるまいといふので︑︿略﹀︒
五702 ︿略﹀︑外に村のさかえる工夫
はあるまいといふので︑みんな賛成
したといふことだ︒
五704 着手は三年からといふ.ことに
なって︑︿略﹀︒
五716 土手は長さが三百間︑高さが
六回忌︑幅は一番上で三間といふ大
きなもくろみであった︒
五721 ﹁︿略﹀︒﹂と言って︑首をひね
る者もあったといふが︑︿略﹀︒
五721 ﹁︿略V︒﹂と言って︑首をひね
る者もあったといふが︑︿略V︒
五724 氣早な者は自分の持地を田に
造りかへたといふことだ︒
五734 すると︑﹁もくろみが悪い︒﹂
﹁工夫がたりない︒﹂﹁︿略﹀︒﹂などと
言ふ者が出て來て︑︿略﹀︒
五753 人の一心といふものはえらい
もので︑︿略﹀︒
五764 長い間の命懸が病氣のもとで
あったといふことだ︒
五788 昔の貧乏村は︑今︑郡の中で
もゆびをりの金持村だと言はれてる
る︒五798 いころすのもかはいさうだと
思って︑︿略﹀︒
五807 かけよって見て︑宗任が
智略V︒﹂と言ふと︑︿略﹀︒
五812 ︿略﹀︑義家が﹁︿略﹀︒﹂と言
ひました︒
五826 ﹁あぶないことだ︒︿略﹀︒﹂と︑ 里家の家來どもはひやくしたとい ひます︒五826 ﹁︿略﹀︒﹂と︑義家の家來ども はひやくしたといひます︒五847囲 大水が出なければよいがと 心ぽいして︑︿略﹀︒五855國 ︿略﹀︑急に川水の音がこう くと聞えて予て︑︿略﹀︒五857囲 其の時表で水だくとさけ ぶこゑがしましたので︑︿略﹀︒五863團 叔父さんは大へんだ土手が
切れたといって︑︿略﹀︒
五867團 うら手で助けてくれ助けて
くれと呼ぶこゑが聞えましたが︑
︿略﹀︒
五902 時々道を人にきいて來た者と
見えて︑﹁︿略>Q﹂とひとりごとを言
つて行く者があります︒
五902園 うん︑郵便函といったのは
これだな︒
五903 時々︿略﹀︑﹁︿略V︒﹂とひと
りごとを言って行く者があります︒
五926 ︿略﹀︑急ぎの封書を入れに來
る者が︑途中で人と立話でもはじめ
ると︑︿略﹀︒
五936 おめでたい事やたのしさうな
事が書いてありますと︑私もうれし
いと思ひますが︑︿略﹀︒
五946 ﹁︿略﹀︒﹂といふおたつねが出
るかも知れませんが︑︿略V︒
五956韻 ちりがつもって山となり︑
︿略﹀︒ 五957駅 ︿略﹀︑ しっくがよって海 となる︒五962 フサくト下ツタウスムラサ キノ實ハ︑︿略﹀︒五967 ウチノブダウト陶画ガチガフ ノダサウデス︒五97一 ブダウニハ︑マダイロくノ 種類ガアルトイヒマス︒五974 ︿略﹀︑タクサン作ル所デハ︑ ブダウ酒ヲ造ツタリ︑ホシブダウニ シタリスルト申シマス︒五983 熊は死人には手を着けないと 聞いてみたからでございます︒五986 ︿略﹀︑ほんたうの死人だと思 つたのでせう︑︿略﹀︒五㎜⁝1園 うんQ﹃︿略﹀︒﹂と言った︒五麗4 ︿略﹀︑自動車・馬車・人力車 がいくだいとなく︑入口・出口によ つて來ます︒六42 ︿略﹀︑おちいさんが庭で腰を のばして︑﹁もうお書かな︒﹂とおつ しゃいました︒六58圏︿略﹀︑此の山のいたゴきに は︑いつもつもってみるといふこと だ︒ いんど六77園 印度のヒマラヤ山は世界一 で︑たしか三万尺近いとおぼえてる る︒六81園 しかし三郎︑高い山がかな らず名高い山だとはかぎらない︒六86園 ︿略﹀︑先づ高い岡だと思へ ばよい︒ 六97園 ︿略﹀︑中デ一番人ノ役二立 ツノハ︑私ドモノ仲間ノ銅デアラウ ト思ヒマス︒六116園 ︿略﹀︑モツトタクサンアツ テ︑モツト役二立ツ物ハ鐵デアラウ ト思ヒマス︒六13一 ヤクワンハ之ヲ聞イテ︑ ﹁︿略﹀︒﹂ト言ヒマシタ︒六138 其の時鐵ビンハ ﹁︿略﹀︒﹂ト 言ツテ︑中々マケマセンデシタ︒六143 ︿略﹀︑昨日のお書すぎ︑にい さんときのこ取に行きました︒六147 ︿略Vぐみを一枝折ると︑ ﹁︿略﹀︒﹂と︑にいさんに注意されま した︒六156 其の手でぐみをたべてはいけ ない︒﹂と︑にいさんが言ひました︒六158 それからにいさんと︑ざふ木 林へはいって︑︿略﹀︒六173 にいさんが﹁今日は︒﹂と言 つて︑ ︿略﹀︒六176 つて︑ ︿略﹀︒六181
「〈ェ﹀︒﹂とたつねますと︑
にいさんが﹁今日は︒﹂と言
「〈ェ﹀︒﹂とたつねますと︑
︿略﹀︑﹁︿略﹀︒﹂と言って︑栗
林の下のくぼ地を教へてくれました︒
六191 露りがけに︑力藏さんにお禮
を言ひましたら︑﹁︿略﹀︒﹂と言ひま
した︒六202 いつも通る汽船も︑高波をよ
けて︑沖を通ると見えて︑︿略﹀︒
と一と 7
六207 こんな時には︑﹁︿略﹀︒﹂と言
ふれふしのこゑが︑其所此所にしま
す︒ き そ六226 木曽義仲が都へせめ上ると聞
いて︑︿略﹀︒ とら六278大きな虎が山おくで︑﹁︿略﹀︒﹂
とひとりごとを言ひました︒
六282 其の時﹁あは\︒﹂と笑ふも
のがありましたQ
六301 虎はおこって︑蟻をふみつぶ
さうとしました︒六313 とうく弱って︑蟻にあやま
つたと言ひます︒
六315 一番汽車二乗ラウトイフノデ︑
父ト五時半頃二家ヲ出タ︒
六315 ︿略﹀︑父ト五時半三二家ヲ出
タ︒六316町ハマダヒツソリトシテ︑ネ
ムツテヰタ︒
六325 ︿略﹀︑車天ガ﹁ダンナ︑マヰ
リマセウ︒﹂ト言ツタ︒
六354 義経は︿略﹀︑むちのさきで
それをかきよせようとします︒ くまで六356 敵は船の中から熊手を出して︑
義纏のかぶとに引っかけようとしま
す︒六362 源氏の者どもは義纏をかばひ
ながら︑﹁︿略﹀︒﹂﹁お捨てなさい︒﹂
と口々に言ひます︒
六373 陸へ上った時︑家士が﹁︿略﹀︒﹂
と申しますと︑︿略﹀︒
六382圏 ︿略﹀︑此の弱い弓を取られ て︑﹃これが義目の弓だ︒﹄などと言 はれては︑源氏の名折れになるから だ︒六384 ︿略﹀︑義纏は笑って︑﹁︿略﹀︒﹂ と言ったと申します︒六384︿略﹀︑義纒は笑って︑﹁︿略﹀︒﹂ と言ったと申します︒六398囲昨日は︿略﹀音吉君と二人 で町を見物した︒六401国 お前はなぜ自分の村の人と 見物しなかったかと思ふだらうが︑ ︿略﹀︒六402團 お前はなぜ自分の村の入と 見物しなかったかと思ふだらうが︑ ︿略﹀︒六416團 どの町村からも︑歩兵が一 番多く出てみるのに︑ふしぎと私の 村からは私一人だ︒六448 宿の者にきくと︑﹁もうとう にお立ちになりました︒﹂と言ひま す︒六472 一匹デ三四千粒モ産ムトイフ ガ︑︿略﹀︒六483園之ヲ鮭ノ直前トデモ言ツタ ラヨカラウ︒六484 ︿略﹀︑﹁︿略﹀︒﹂ト叔父サンガ 言ハレタ︒六514 こまってみる所へ︑御殿に仕 へてみる萬じゅがよからうと申し出 た者がありました︒六515 頼朝は一目見た上でと︑萬じ
ゆを呼出しましたが︑︿略﹀︒ 六523 ︿略﹀︑舞見物の人々が何千人 ともなくあつまりました︒六524 一番二番三番と︑十二番の舞 がめでたくすみましたが︑︿略﹀︒六528 其の五番目の舞姫といふのは︑ かの萬じゅの姫であったのでござい ます︒六538園 國はどこ︑又親の名は何と 申す︒六542 翌日頼朝は萬じゅを呼出して︑ ﹁︿略﹀︒﹂と言ひました︒六545萬じゅはおそるく︑﹁︿略V︒﹂ と申しました︒ き そ六548 頼朝が木曽義仲をせめようと した頃︑︿略﹀︒六555 すきをねらって︑頼朝の命を 取れ︒﹂と︑︿略﹀刀を送ってよこし ました︒六564 さあ︑此の女にはゆだんが出 來ぬといふ事になって︑︿略﹀︒六565 唐糸といふのは此の女のこと でございます︒六577 先づ鶴岡の八幡宮へまみつて︑ 母の命を助けたまへといのり︑︿略﹀︒六578 ︿略﹀︑それから頼朝の御殿へ 行って︑うばと二人で御ほうこうを ねがったのでございます︒六583 ︿略﹀︑﹁萬じゅく︒﹂と︑ 人々にかはいがられました︒六586 さて萬じゅは︑だれか母の事 をいひ出す者はないかと氣をつけて
ゐますが︑︿略﹀︒ よ六591 あ\︑母はもう此の世の人で はないのかと︑力をおとして居りま した︒六595 重日のこと︑︿略﹀︑下仕の女 が來て︑﹁︿略﹀︒﹂と申しましたQ六601 わけをたつねますと︑﹁︿略﹀︒﹂ と答へました︒六603 三月二十日︑今日はお花見と いふので︑御殿は人少でございます︒六617 萬じゅがかけよって︑らうの とびらに手をかけますと︑﹁たれ か︒﹂と︑らうの中から申しました︒六626 ﹁何︑萬じゅ︒木曽の萬じゅ か︒﹂と︑親子は手を取合って泣き ました︒六631 これから後萬じゅは︑うばと 心を合はせて︑折々らう屋をたつね ては︑︿略V︒六655 僕ハ﹁待テ︑待テ︒﹂トイツ テ︑磁石ヲ持ツテ來タ︒六672 ︿略﹀︑下男がまだ使へる小縄 を捨てたと言って︑主人がひどくし かつてみた︒六682 ︿略V︑﹁それはお氣の毒だ︒﹂ と言って︑たくさん金を出した上に︑ ︿略V︒六683 ︿略﹀︑籾や豆の種を分けて上 げてもよいと言った︒六691 其の蹄り途で︑青年たちは ﹁︿略﹀︒﹂といひ合った︒六694 京都を北から南へ流れてみる か も 川を賀茂川といひます︒
8 と一と
六697 ︿略V︑︿略﹀姿を︑此の川の
水はいくたびとなくうつしたことで
ございませう︒
六703 ︿略﹀武士の刀や︑なぎなた
の光も︑いくたびとなく此の川の水
にうつったことでございませう︒
六714 今︑三條の大橋に立って︑川
下を見ると致しませう︒
六763囹 ラシヤヤフランネルトチガ
ツテ︑綜が細イカラ︑︿略﹀︒ チリメン イウゼン六768囹 ︿略﹀︑縮緬ノ友暉卜同ジデ
ス︒六794 はた拾︑まり送︑おにごっこ︑
何でもなれてしまへば︑少しも陸上
とかはらない︒
六797 十尊母といふ大軍である︒
六802 元の兵は一人も上陸させぬと
いふ意氣ごみで︑︿略V︒
六818 味方はばたばたとたふれた︒
六832 味方は後からくとつゴいた︒ かめ六842 おそれ多くも亀山上皇は︑御
身をもって國難に代らうと︑おいの
りになった︒
六842 武士といふ武士は必死のかく
ごでふせいだ︒
六854 生きてかへった者は数へる程
しがなかったといふ︒
六885圏此の太い足で︑どさりく
と歩きます︒
六886 象つかひが﹁︿略﹀︒﹂といふ
と︑︿略﹀歩き出した︒
六896圏 ︿略﹀︑お子どもしゅうは此 の腹の下でお書ねをなさると申しま す︒六897又﹁︿略﹀︒﹂といふと︑今の 子どもが象の腹の下へねころんだ︒六904 此の時︑﹁大きなお守さん だ︒﹂と誰かがいったので︑︿略﹀︒六912 之をかこんだ賊は百萬騎とい ふ大軍で︑︿略﹀︒六914 こんな山城一つ︑何程の事が あるものかと︑賊が城の門まで攻上 ると︑︿略﹀︒六922 これにこりて︑賊は城の水を たやして苦しめようとはかった︒六942 さうして︑これをよけようと して賊のさわぐ所を射させて︑︿略V︒六944 此の上はひやうらう攻にしょ うと思って︑︿略﹀︒六948 賊は﹁それ︑敵が出た︒ 一騎 も更すな︒﹂とおしよせた︒六957 もう此の上は︑しゃにむに攻 落さうといふので︑︿略﹀︒六975 ︿略﹀︑はじめ百萬騎といった 賊も︑しまひには十萬騎に減じ︑ ︿略﹀︒六伽5翻 く略V︑ はじめて聞いた記 念の木︑ 大事にするとおつしゃつ た︒六㎜8 ﹁︿略﹀︒﹂と︑おかあさんが誰 かにおっしゃってみる時︑︿略>Q六棚6 ︿略﹀︑一つ取って行って見せ ようと思って︑手を出すと︑︿略﹀︒六棚8 ︿略﹀︑手を出すと︑﹁︿略﹀︒﹂ といふねえさんの聲がしました︒六鵬5囲 おとうさんは昨日分家の叔 い せ 父さんと︑夜汽車で伊勢参宮に立た れました︒筆勢8団 ︿略﹀︑千年もたったかと思 ふ老木の下へ行った時には︑︿略﹀︒七13図 ゆゑに之を地球といふ︒
七16図 海を分けて太平洋・大西
洋・印度洋とし︑︿略﹀︒七18図 ︿略﹀︑陸を分けて︑アジヤ 洲・ヨーロッパ洲・︿略﹀・及び大 洋洲とす︒七44図 其の中我が大日本豊凶と︑ ︿略﹀を世界の五大里子といふ︒七53図圃 日本中の小野生︑ 八百 萬人ありといふ︒七63図齪 日本中の小學校︑ 三萬 近くありといふ︒七71図圏 世界に比なき帝國の 強 き御民となるべしと︒七71図鴎世界に比なき帝國の 強
き御民となるべしと︒七了2図圃 強き御民となるべしと︒七72図鯛 強き御民となるべしと︒七97 おとうさんにうか曳ったら︑ かもめだとおっしゃった︒七108 船頭が﹁皆さん︑そろくお したくだ︒﹂と言ったので︑︿略V︒七115 ︿略﹀︑﹁皆さん︑ これが目じ るしだよQ﹂と言った︒七128 ﹁丸山君︑かれひだ︒﹂と言つ て︑つかんで見せると︑︿略﹀︒ 七137 何時か知らない人とも話し合 ふやうになって︑︿略﹀︒七186 ﹁︿略﹀︒﹂といふ使の後から︑ ﹁︿略﹀︒﹂といふ使が來たが︑︿略﹀︒七188 ﹁︿略﹀︒﹂といふ使の後から︑ ﹁大挙も討死されました︒﹂といふ使 が煮たが︑︿略﹀︒七195 又南の海上にはひしひしと軍 船を浮べて︑︿略﹀︒七199 義貞は馬から下りてかぶとをぬぎ︑はるぐと海上を琶ました︒ ほうでう七202 義貞今︿略﹀︑賊臣北條をほ ろぼさうとしてるます︒七204 さて︑心の中に︑︿略﹀と念 じて︑︿略﹀︒七216 義貞は之を見て︑﹁ものども 進め︒﹂と︑其の遠干がたを眞一文 字に鎌倉さして攻めこみました︒七233 ︿略﹀︑村の人は之を杜松と呼 んでみる︒七249 ︿略﹀ずっと前から南アメリ カへ行ってみるといふことだ︒ ばとうくわんぜおん七254 塚の前に馬頭観世音とほっ た石が立ってるて︑︿略﹀︒七268 ︿略﹀︑いざといふ時には︑そ れに乗って出かけた︒ しげたゴ七271 畠山重忠は︿略﹀︑馬をしょ つて下りたといふし︑︿略﹀︒七275 八寸・九寸などといふのは︑ 四尺八寸・四尺九寸などのことで︑ ︿略﹀︒ と き七276 ︿略﹀︑五尺あると︑十寸といと一と 9
ふ︒七277 それ以上は十寸一寸・十寸二
寸などといふ︒ ヨド七289図 市中ヲ流ル・川ヲ淀川トイ
フ︒七307図 獅子はおどろきてふりはな
さんとしたれど︑︿略﹀︒
七312図 今や獅子の息はたえんとす︒
七315図 武士の馬は︿略﹀︑おそれ
て其所に近づかんともせず︒
七317図 く略V︑蛇は眞二つとなりて︑
大地にのたうちまはりてたふれたり︒
七326図 これより獅子は︿略﹀︑武
士には無二の從者となれり︒
七329図 く略V︑武士は海をこえてふ
るさとへ蹄ることとなれり︒
七331図 獅子はもとより武士にした
がひて行かんとせり︒
七334図 こ\に武士と獅子とはわか
れざるを得ざることとなりぬ︒
七346二言 田の面は水の直々と︑
蛙の聲もにぎはしく︑︿略﹀︒
七357囲 町に大山通・︿略﹀などと︑
日露職雫の時の大將方の名を取って
つけてあるのは面白いでせう︒
七366團 ︿略﹀︑日本の町よりはかへ
つて西洋の都會に似てみるといひま
す︒.七381圏 第一第二第三と三つならん
でるて︑︿略V︒
七388困 大連の貿易高は︿略﹀︑大
てい大阪ぐらみだといひます︒ 七391團 ︿略﹀︑輸入品は綿布が一番 多いといふことです︒七412 軍人をのせた御用船が今しも 港を出ようとした其の時︑︿略﹀︒七414 ︿略﹀︑﹁ごめんなさい︒
く︒﹂といひく︑見送人をおし
分けて︑︿略﹀︒七421御用船を見つけると︑
﹁︿略﹀︒﹂とさけんだ︒七427 おばあさんは﹁やれく︒﹂ といって︑其所へすわった︒七431 郡長をはじめ︑見送の人々は みんな泣いたといふことである︒七438 ︿略﹀︑信玄は兵を二手に分け て︑はさみうちにしようとした︒七465 第六回目にいたって︑信玄か ら謙信へ︑﹁︿略﹀︒﹂と申しこんだ︒ あんまひころく七466 翌日武田方からは安間彦六と いふ大の男が︑︿略﹀︑上杉方の陣へ 向つた︒ はぜがはよござゑもん七472圓 これは長谷川與五左衛門と 申す者︑︿略V︒ ようひむしや七474 上杉方からは ︿略﹀鎧武者 が一人あらはれて︑﹁︿略﹀︒﹂と名の つた︒七486 ︿略﹀︑武田方から十騎ばかり︑ 木戸を開いて切って出ようとした︒七492 此の時信玄は之を止めて︑ ﹁︿略﹀︒約束の川中島は謙信に渡 す︒﹂といったので︑︿略V︒七498 トンテンカン︑トンテンカント︑毎朝暗イウチカラ︑弟子ヲ相手 痛打ツツチノ音が聞エマシタ︒七519 ︿略﹀若イムスコガ︑︿略﹀︑ トンテンカン︑トンテンカント︑働 イテヰマス︒七526早知も︿略﹀︑皆さんと同じ やうに︑あの運動場で遊んだり︑此 の講堂でお話を聞いたり致しました︒七534再三の乗ってみる太平丸とい ふのは︑︿略V︒七549園 く略V︑月夜には波が銀色に 光って︑其の美しいことは何ともい ひやうがありません︒七553園 何萬とも知れないいるかが︑ はね上ってはおよぎ︑︿略﹀︒七561園其所にみる人は︑私どもと はまるでちがった風をして︑まるで ちがった言葉で話をしてゐます︒七566園 航海といふものは︑︿略﹀︒七569園 ︿略﹀︑船は今にも沈むかと 思ふやうになります︒七583園 一たい船にはら七んぎとい ふ物があって︑︿略﹀︒七592圏 又海岸には所々に燈皇があ りますから︑それを見ると︑あれは 何所だといふことが分ります︒七603園 それはく略﹀︑まだ海を恐 れる人もあるといふことで︑︿略V︒七608園 こんなことでは︑どうして 海國の民といはれませう︒七615図︿略﹀︒﹂とむすびたる時は︑ はく 拍手の写しばらくはやまざりき︒
七621 連日の雨で︑川といふ川には 水があふれました︒ あ べ七626 中でも安倍川の宿は一そうの 人ごみであったと申しますが︑︿略﹀︒七626囹 ︿略﹀︑﹁それ︑川が渡れ る︒﹂といふことになりますと︑ ︿略﹀︒七627園 ︿略﹀︑我もくと先をあら そって渡りました︒七628 渡るといっても︑自分一人で は渡ることは出來ません︒七635 大ぜいの人々が口々に人夫を 呼んでは我先に渡らうとしますし︑ ︿略﹀︒七641 ︿略V 一人の男が︑人夫と渡 賃を高いやすいと言ってあらそって ゐましたが︑︿略﹀︒七642 ︿略﹀ ︸人の男が︑人夫と渡 賃を高いやすいと言ってあらそって ゐましたが︑︿略﹀︒七643 ︿略V︑相談は出來ないものと 見きったのでせう︑︿略﹀︒七653 ︿略﹀︑渡賃が高いといって︑ 此のあぶない川を一人でこしたほど の人である︒七656 氣の毒なことだと思って︑人 夫はすぐ川を渡って︑かの男を追つ かけました︒七663 人夫は﹁もしく︒﹂と呼び かけて︑たつねました︒七671 ﹁落し物をしましたから︒﹂と いひくかけ出します︒
七682 ﹁︿略V︒﹂といって︑人夫は財