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答えさせる場合でも, 単語中心の発話にならないように, 帯学習から Q&A を取り入れ, 主語 動詞に着目させるようにする また, 事前に英語で原稿を作成させ, まとまった英文で Show & Tell が行えるように指導したい My Project 2 では, 自分の好きな人を紹介するスピーチを行

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Academic year: 2021

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(1)

(1) 単元観

本課では,大介が教室で折り紙の人形をクラスメートに見せながら Show & Tell を行う。その後, 大介がマイクとウッド先生と折り紙について対話をするという形式をとっている。既習表現とあわせ て,My Project 2「人を紹介しよう」でのパフォーマンス課題へとつながる。

学習指導要領においては,(1)言語活動 イ 話すことの(オ)「与えられたテーマについて簡単 なスピーチをすること」と,(3)言語材料 エ 文法事項の(ア)文,d「疑問文のうち,動詞で始 まるもの,助動詞(can,do,may など)で始まるもの,or を含むもの及び疑問詞(how,what,when, where,which,who,whose,why)で始まるもの」のうち助動詞 can を扱う単元である。小学校の『Hi, friends! 2』の Lesson 3 で can について慣れ親しんでいるが,中学校では助動詞が初出である。助動 詞の役割と文構造を理解させるベースになる単元だといえる。また,疑問詞 How が単独で出てくる単 元でもある。

単元の終わりには,原稿を準備すれば 30 語程度で,人物について紹介するスピーチができるように なる。Program 8 から My Project 2 へと学習する中で,好きな人を紹介する Show & Tell のために必 要な言語材料や表現方法を習得し,段階的にスピーチ原稿の作成ができる単元である。 (2) 生徒観 本学級の生徒は,9月に行った英語の授業に関するアンケートにおいて,「英語が好きか」という問 いに対し,69.4%の生徒が英語に対して好意的であった。また,「英語を使ってどんなことをしてみた いか」という問いに対しては,英検合格や英語で文や手紙を書いたりする活動に加えて,外国人と自 分の趣味について話してみたい,相手の好きなことについて聞いてみたい,海外に行って日本のこと を説明したい,日本にいる外国人に説明したい,などという意見が多くあった。英語が話せるように なりたいと思う生徒は,全体の91.3%,ALT に英語が通じるとうれしいと答えた生徒は 88.9%だった。 また,授業の中での話す活動においては,授業の中でのペアでの Q&A など,決められた質問をす る場合は積極的に英語で答えようとしている。一方同じ内容でも,単語を変えたり,聞き方を変える ような半突発的な質問に関しては,半数以上の生徒が単語で答えてしまう。しかし,前期に行った自 己紹介(スピーチ)では,準備ができていれば自信をもって大きな声で発表できた。原稿を準備し,暗 記することで自信につながったと考えられる。 (3) 指導観

本単元では,小学校6年生で学習しているcan をおもに取り扱っているが,Oral Introduction など でcan を用いて話をしても,ほとんどの生徒が理解できているようである。これまで口頭で言ったり, 耳で聞いて答えることができたりしていた内容を,単元の終わりには友達ができることの紹介を単語 をつなぎ合わせるのではなく,主語・動詞のある文で言えるようにしていきたい。突発的に質問をし, 英語 第1学年 東広島市立八本松中学校 単 元 名 本単元で育成する資質・能力 人間関係形成力,主体性,思考力・判断力・表現力

「PROGRAM 8 Origami & My Project 2」(Sunshine English

Course 1)

(2)

答えさせる場合でも,単語中心の発話にならないように,帯学習からQ&A を取り入れ,主語・動詞 に着目させるようにする。また,事前に英語で原稿を作成させ,まとまった英文でShow & Tell が行 えるように指導したい。My Project 2 では,自分の好きな人を紹介するスピーチを行うが,特に主語 が三人称単数の場合,動詞の現在形には s がつくということと,助動詞の後の動詞には,主語の人称 に関わらず原形になるということを目で確認させたのち,言い方や書き方への指導を行っていく。自 分のことについて表現したり,生徒同士での問答をしたりしながら使い方に慣れ,自己表現につなが るようにしていく。

・簡単なShow & Tell で自分の家族や好きな人について話す。

・他の人の話を聞くときに,メモをとるなどしながら,相手の話に関心を持って聞く。 ・助動詞can を用いた文の構造を理解する。 ・疑問詞How を用いた文の構造を理解する。 【本質的な問い】 ・自分の知っている情報を正しく伝えるためにはどうすればよいか。 【永続的理解】 ・相手に分かりやすく伝えるためには,提示する情報の関連を意識して伝える順番を考える。 ・強勢,イントネーション,区切りなど基本的な英語の音声の特徴をとらえ,正しく発音する。 【パフォーマンス課題】 クラスのみんなにあなたの好きな人を英語で紹介しましょう。友だちや歌手,タレント,スポーツ 選手など,その人の特徴や性格などをこれまでに学習したいろいろな表現を使って発表しましょう。 あなたは誰のことについて話してみたいですか。 ア コミュニケーションへ の関心・意欲・態度 イ 外国語表現の能力 ウ 外国語理解の能力 エ 言語や文化についての 知識・理解 ① 他の人の話を聞くとき に,メモをとるなどし ながら,相手の話に関 心 を 持 っ て 聞 い て い る。

① 簡単なShow & Tellで 自分の家族や好きな人 について話すことがで きる。 ① 助動詞 can を用いた文 の 構 造 を 理 解 し て い る。 ② 疑問詞How を用いた文 の 構 造 を 理 解 し て い る。 【人間関係形成力】周りの人と上手にコミュニケーションを図る。 ・相手のスピーチを聞くときに,積極的にメモを取るなど相手の話に関心を持つ。

〔Show & Tell を行う活動〕

単元の目標

本単元において育成しようとする資質・能力とのかかわり

単元(題材)の評価規準

(3)

【主体性】物事を自分のこととして捉え,積極的にかかわろうとする。

・モデルスピーチを聞き,どのように自分のスピーチに生かせばよいか考える。

〔Show & Tell を聞く活動〕 【思考力・判断力・表現力】知識や情報を活かしながら,論理的に思考する。

・紹介したい情報について整理し,準備をすれば 30 語程度で人物について紹介することができる。 〔Show & Tell を行う活動〕

(全 10 時間 本時 1/11) 次 学習内容(時数) 評 価 関 表 理 知 評価規準 (評価方法) 資質・能力の評価 (評価方法) 一 先生の得意なことを紹介 する。 ◎ エ①助動詞 can を用いた文の構造を理解し ている。(活動の観察) 本単元で身に付ける技能 や理解する内容を知る。 (本時) 【主体性】モデルスピーチ を聞き,どのように自分の スピーチに生かせばよいか 考えようとする。 (活動の観察) 二 教科書本文を通して can の使い方を理解する。(2) ◎ エ①助動詞 can を用いた文の構造を理解し ている。(後日テスト) 三 「できること」と「できな いこと」を伝える。(1) ◎ ア①他の人の話を聞くときに,メモをとる などしながら,相手の話に関心を持っ て聞いている。(活動の観察) 四 教科書本文を通してHow の使い方を理解する。(2) ◎ エ②疑問詞 How を用いた文の構造を理解 している。(後日テスト) 五 どのようにするのか尋ね たり答えたりする。(1) ◎ ア①他の人の話を聞くときに,メモをとる などしながら,相手の話に関心を持っ て聞いている。(活動の観察) 六 自分の好きな人について

◎ イ①簡単なShow & Tellで自分の家族につ

いて話すことができる。 (活動の観察) 【人間関係形成力】相手の スピーチを聞くときに,積 極的にメモを取るなど相手

指導と評価の計画

情報収集 整理・分析 まとめ・創造・表現 課題設定 情報収集 情報収集 整理・分析 まとめ・創造・表現

(4)

(1)本時の目標 助動詞can を用いた文の構造を理解する。 (2)評価規準 【言語や文化についての知識・理解】 助動詞can を用いた文の構造を理解している。 (3)資質・能力の評価規準 【主体性】モデルスピーチを聞き,どのように自分のスピーチに生かせばよいか考える。 (4)本時の学習展開

Show & Tell を行う。(1) ○ ア①他の人の話を聞くときに,メモをとる

などしながら,相手の話に関心を持っ て聞いている。 (記述分析) の話に関心を持つ。(記述分 析) 後 日 後 日 自分の好きな人について Show & Tell を行う。(3)

◎ イ①簡単なShow & Tellで自分の好きな人

について話すことができる。 (後日スピーキングテスト) 【表現力】紹介したい情報 について整理し,準備をす れば 30 語程度で人物につい て紹介することができる。 (活動の観察) ◎ ○ エ①助動詞canを用いた文の構造を理解し ている。(後日テスト) エ②助動詞Howを用いた文の構造を理解し ている。(後日テスト) 学習活動 指導上の留意事項(○) (◇「特別な支援を必要とする生徒」「◆努力を 要する状況」と判断した生徒への指導の手立て) (□ICTを活用した指導の工夫) 評価規準 ☆観点(評価方法) ★資質・能力 (評価方法) 1 Warm-up (10 分) ○あいさつ ○BINGO ○楽しく語彙習得ができるように心がける。 2 本時のめあての確認(2 分) 本時のめあて「八中の先生の得意なことを紹介する文を作ろう。」

本時の学習

実行 振り返り

(5)

3 情報の収集(8 分) ○学校の先生の好きなことやで きること,できないことなどの 情報から,先生を当てるクイズ を行う。 ○助動詞 can を用いた英文の構 造を知る。 ○口頭練習を行う。 ○英文をしっかり聞き,ヒントを聞き取るよう に伝える。 ◇グループで考えさせる。 ○助動詞 can の文章を板書し,動詞の後のsに ついて考えさせる。 ◆板書を残し,振り返りができるようにする。 ○先生方の写真とできること,できないことの 表を提示し,全員で言ってみる。 4 表現活動(20 分) ○先生方のできること,できない ことの情報に自分が知ってい るほかの情報を加え,先生を紹 介するメモを書き,実際に紹介 する。 ○自分の知っている情報を書き出してみる。 ○伝える順番を考える。 ◆全員が正しく英語を使えているかチェックす るとともに,机間指導をし,必要があれば黒 板の例文のどこを変えたらいいか考えさせ る。 ◇ペアで考えさせる。 ☆【言語や文化につ いての知識・理解】 助動詞can を用いた 文の構造を理解して いる。(活動の観察) 5 パフォーマンス課題の確認 (5 分) ○教師の Show & Tell を聞いて

スピーチの方法をイメージす

る。 ○教師が Show & Tell を行って見せ,単元の終 わりに行う Show & Tell をイメージさせる。

★【主体性】モデルス ピーチを聞き,どの ように自分のスピー チに生かせばよいか 考えようとする。 (活動観察) T: He(She) can ~, but he(she) can’t ~.

He(She) likes ~. He(She) doesn’t like ~. Who’s this?

S: Is he(she) ~? T: That’s right.

【例】 Hi, everyone.

Do you know this beautiful woman? She is Beyonce. She is from the U.S. She can sing very well.

I often listen to her songs. She is a movie star too. I love her movies very much. Thank you for listening.

He plays ~. He can play ~. 【パフォーマンス課題】クラスのみんなにあなたの好きな人を英語で紹介 しましょう。家族や友だち,歌手やタレント,スポーツ選手など,その人 の特徴や性格などをこれまでに学習したいろいろな表現を使って発表しま しょう。あなたは誰のことについて話してみたいですか。

(6)

※太線囲みは言語活動 6 本時の振り返り(3 分) ○自己評価を行う。 7 次時の予告と宿題提示 (2 分) ○次時への見通しをもつ。 生徒のまとめ例 ・得意なことを言うときは can を使えばよいということが分かった。 ・Show & Tell というスピーチをするときは声の大きさや話す順番,目線な

どに気をつけて行いたい。

どんなことに気を付けてスピーチしたらいいんだろう? ・話す内容 ・話す順番

参照

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