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Keysight InfiniiVision 1000 Xシリーズ・オシロスコープ ユーザーズ・ガイド

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(1)

1000 X シリーズ・オシロス

コープ

ユーザー

ズ・ガイド

(2)

2005-2016

米国および国際著作権法の規定に基づ き、Keysight Technologies, Inc. に よる事前の同意と書面による許可なし に、本書の内容をいかなる手段でも (電子的記憶および読み出し、他言語 への翻訳を含む)複製することはでき ません。

マニュアル・パーツ番号

54612-97002

第 1 版 , 2016 年 11 月 印刷 マレーシア 発行:

Keysight Technologies, Inc. 1900 Garden of the Gods Road Colorado Springs, CO 80907 USA

リビジョン履歴

54612-97002, 2016 年 11 月

保証

本書に記載した説明は「現状のまま」 で提供されており、改訂版では断りな く変更される場合があります。また、 Keysight Technologies 株式会社(以 下「Keysight」という)は、法律の許 す限りにおいて、本書およびここに記 載されているすべての情報に関して、 特定用途への適合性や市場商品力の黙 示的保証に限らず、一切の明示的保証 も黙示的保証もいたしません。 Keysight は本書または本書に記載さ れた情報の適用、実行、使用に関連し て生じるエラー、間接的及び付随的損 害について責任を負いません。 Keysight とユーザの間に本書の内容 を対象とした保証条件に関する別個の 書面による契約が存在し、その契約の 内容が上記の条件と矛盾する場合、別 個の契約の保証条件が優先するものと 本書に記載されたハードウエア及びソ フトウエア製品は、ライセンス契約条 件に基づき提供されるものであり、そ のライセンス契約条件の範囲でのみ使 用し、または複製することができま す。

米国政府の権利

本ソフトウェアは連邦調達規則 (FAR) 2.101 により定義される「商用コン ピュータソフトウェア」です。 FAR 12.212 および 27.405-3 ならびに国防 総省調達規則 (DFARS) 227.7202 に従 い、合衆国政府は、商用コンピュータ ソフトウェアを、当該ソフトウェアが 通常公衆に提供される場合と同様の条 件で調達します。 したがって、 Keysight は本 EULA に記された自社の 標準的な商用ライセンス契約に基づ き、合衆国政府顧客に本ソフトウェア を提供します。これは、エンド・ユー ザ・ライセンス契約 (EULA) によって 具体化されています。EULA は、 www.keysight.com/find/sweulaから ダウンロードできます。 本 EULA で定 められているライセンスは、独占的な 権限を示すもので、これによって米国 政府には、ソフトウェアを使用、変 更、頒布および開示が許されます。 本 EULA とそこに定めるライセンスは、 Keysight が以下の行為その他を行う ことを要求するものでも許容するもの でもありません: (1) 通常は公衆に 提供されていない商用コンピュータソ フトウェアまたは商用コンピュータソ フトウェアのドキュメンテーションに 関する技術情報の提供;または (2) 商用コンピュータソフトウェアもしく は商用コンピュータソフトウェアのド キュメンテーションの使用、改変、複 製、発表、実演、展示もしくは開示に 関して通常公衆に提供されている権利 の範囲を超えた、合衆国政府への権利 の開放その他の供与。 本 EULA に定め る要件以外の更なる政府要件が課され 商用コンピュータソフトウェアの提供 者全員に対し明示的に要求され、か つ、本 EULA の別の箇所に明記されて いる場合はこの限りではありません。 Keysight は、本ソフトウェアのアッ プデート、改訂またはその他の改変を 行う義務を一切負わないものとしま す。 FAR 2.101 で定義されているすべ ての技術データについては、FAR 12.211 および 27.404.2、および DFARS 227.7102 に従い、米国政府は FAR 27.401 または DFAR 227.7103-5 (c) で定義されている制限された権限 を超えない範囲で調達します。これは すべての技術データに適用されます。

安全に関する注意事項

注 意

注意の指示は、危険を表しま す。ここに示す操作手順や規 則などを正しく実行または遵 守しないと、製品の損傷また は重要なデータの損失を招く おそれがあります。指定され た条件を完全に理解し、それ が満たされていることを確認 するまで、注意の指示より先 に進まないでください。

(3)

則などを正しく実行または遵 守しないと、怪我または死亡 のおそれがあります。指定さ れた条件を完全に理解し、そ れが満たされていることを確 認するまで、警告の指示より 先に進まないでください。

(4)

Keysight InfiniiVision 1000 X シリーズ・オシロスコープの特長:

~

Digital Storage Oscilloscope

DSOX1102AG 70 MHz 2 GSa/ s

表 1 1000 X シリーズのモデル番号、帯域幅

モデル: EDUX1002A EDUX1002G DSOX1102A DSOX1102G

チャネル: 2 帯域幅 : 50 MHz 70 MHz、DSOX1B7T102 アップグレー ドにより 100 MHz サンプリング・レート : 1 G サンプル /s 2 G サンプル /s メモリ: 100 kpts 1 Mpts セグメント・メモリ: なし あり 波形発生器: なし あり (20 MHz) なし あり (20 MHz) マスク / リミット・テスト なし あり

(5)

デオ。DSOX1000 シリーズ・モデルに付加:パターン、立ち上がり/立ち下 がり時間およびセットアップ / ホールド。 • シリアル・デコード / トリガ・オプション:EDUX1000 シリーズ・モデルに は I2C および UART/RS232。DSOX1000 シリーズ・モデルに付加:CAN、LIN、 SPI • 演算波形:加算、減算、乗算、除算、FFT(大きさまたは位相)およびロー パス・フィルタ。 • 他のチャネルや演算波形との比較に使用できる基準波形(2 個)。 • 多数の内蔵測定。 • 末尾に G が付くモデルは内蔵波形発生器を備え、正弦波、方形波、ランプ、 パルス、DC、ノイズが使用できます。 • USB ポートにより印刷、保存、データ共有が容易になります。 • オシロスコープにはクイック・ヘルプ・システムが組み込まれています。 任意のキーを押し続けると、クイック・ヘルプが表示されます。クイック・ ヘルプ・システムの詳細な使用法については、“ 内蔵クイック・ヘルプの 使用 " ページ 32 を参照してください。 InfiniiVision オシロスコープの詳細については、次の Web サイトを参照して ください。www.keysight.com/find/scope

(6)

本書では、InfiniiVision 1000 X シリーズ・オシロスコープの使用法を説明し ます。 オシロスコープを梱包から出し て初めて使用するには: • 章 1, “ 入門 ,” ページから始まる 13 波形を表示してデータを収集す るには: • “ 実行、停止、シングル収集(実行コント ロール)" ページ 34 • “ 水平軸コントロール " ページ 35 • “ 垂直軸コントロール " ページ 38 • “FFT スペクトル解析 " ページ 42 • “ 演算波形 " ページ 46 • “ 基準波形 " ページ 48 • “ ディスプレイの設定 " ページ 49 トリガをセットアップしたり、 データの収集方法を変更したり するには: • “ トリガ " ページ 52 • “ 収集コントロール " ページ 57 測定の実行とデータの解析: • “ カーソル " ページ 63 • “ 測定 " ページ 65 • “ マスク・テスト " ページ 67 • “ デジタル電圧計 " ページ 74 • “ 周波数応答解析 " ページ 75 内蔵波形発生器を使用するに は: • “ 波形発生器 " ページ 77 ライセンスで有効になるシリア ル・バス・デコード / トリガ機 能を使用するには: • “ シリアル・バス・デコード / トリガ " ペー ジ 78 保存/リコール/印刷を行うに は: • “ 保存/リコール(セットアップ、画面、 データ)" ページ 85 • “ 印刷(画面)" ページ 88

(7)

• “ 環境条件 " ページ 94 • “ プローブとアクセサリ " ページ 95 • “ ソフトウェア/ファームウェア・アップ デート " ページ 96 • “ 権利表示 " ページ 97

注 記

一連のキー/ソフトキーを押す操作の簡略表示 一連のキーを押す操作は簡略化して示します。[Key1] を押し、次に Softkey2 を押し、次に Softkey3 を押す操作は、次のように簡略化して示します。 [Key1]> Softkey2 > Softkey3 を押します。

キーには、フロント・パネルのキー([Key])とソフトキー(Softkey)があり ます。ソフトキーとは、オシロスコープのディスプレイの真下にある 6 個の キーです。

(8)
(9)

/

4

本書の内容

/

6

1

入門

パッケージ内容の確認

/

14

オシロスコープの電源オン

/

15

オシロスコープへのプローブの接続

/

16

アナログ入力の最大入力電圧

/

16

オシロスコープ・シャーシをフローティングにするこ

とはできません

/

16

波形の入力

/

17

デフォルトのオシロスコープ・セットアップのリコー

/

18

オートスケールの使用

/

19

パッシブ・プローブの補正

/

20

フロント・パネルのコントロールとコネクタ

/

21

各国語用フロント・パネル・オーバレイ

/

27

リア・パネル・コネクタ

/

29

オシロスコープ・ディスプレイの見方

/

30

内蔵クイック・ヘルプの使用

/

32

(10)

水平軸コントロール

/

35

水平ノブおよびキー

/

35

水平ソフトキー・コントロール

/

35

ズーム

/

36

垂直軸コントロール

/

38

垂直軸ノブおよびキー

/

38

垂直軸ソフトキー・コントロール

/

38

アナログ・チャネル・プローブ・オプション設

/

40

アナログ・バス・ディスプレイ

/

41

FFT スペクトル解析

/

42

FFT 測定のヒント

/

42

FFT DC 値

/

44

FFT エリアジング

/

44

FFT スペクトル・リーケージ

/

45

演算波形

/

46

演算波形の単位

/

47

基準波形

/

48

ディスプレイの設定

/

49

ユーザが作成したテキスト・ファイルからラベルのリ

ストをロードするには

/

50

トリガ

/

52

トリガ・ノブおよびキー

/

52

トリガ・タイプ

/

52

トリガ・モード、結合、除去、ホールドオフ

/

53

外部トリガ入力

/

55

(11)

カーソル

/

63

カーソル・ノブとキー

/

63

カーソル・ソフトキー・コントロール

/

63

測定

/

65

マスク・テスト

/

67

マスク・ファイル作成 / 編集

/

67

デジタル電圧計

/

74

周波数応答解析

/

75

波形発生器

/

77

シリアル・バス・デコード / トリガ

/

78

CAN デコード / トリガ

/

79

I2C デコード / トリガ

/

80

LIN デコード / トリガ

/

81

SPI デコード / トリガ

/

82

UART/RS232 デコード / トリガ

/

83

保存/リコール(セットアップ、画面、データ)

/

85

長さコントロール

/

86

印刷(画面)

/

88

ユーティリティ設定

/

89

USB ストレージ・デバイス

/

91

[Quick Action] クイック・アクション・キーの設

/

91

仕様と特性

/

93

環境条件

/

94

適合宣言書

/

94

(12)

権利表示

/

97

(13)

1 入門

パッケージ内容の確認 / 14 オシロスコープの電源オン / 15 オシロスコープへのプローブの接続 / 16 波形の入力 / 17 デフォルトのオシロスコープ・セットアップのリコール / 18 オートスケールの使用 / 19 パッシブ・プローブの補正 / 20 フロント・パネルのコントロールとコネクタ / 21 リア・パネル・コネクタ / 29 オシロスコープ・ディスプレイの見方 / 30 内蔵クイック・ヘルプの使用 / 32 この章では、オシロスコープを初めて使用する場合の手順について説明しま す。

(14)

パッケージ内容の確認

• 輸送用カートンに損傷がないかどうか調べます。 輸送用カートンに損傷が見つかった場合は、梱包内容の確認とオシロスコー プの機械的 / 電気的検査が済むまで、輸送用カートンや緩衝材を保管してお いてください。 • 下記の品目と、注文したオプションのアクセサリが揃っていることを確認し ます。 • InfiniiVision 1000 X シリーズ・オシロスコープ • 電源コード(種類は販売元の国によって決まります) • 2 本のオシロスコープ用プローブ

(15)

オシロスコープの電源オン

AC 電源ライン 要件 電源電圧、周波数、電力 • ~ ライン 100 ~ 120 Vac、50/60/400 Hz • 100 ~ 240 Vac、50/60 Hz • 最大 50 W 通風要件 通気孔はふさがないでください。冷却のためには空気の流れが妨げられないこ とが必要です。空気が出入りする場所をふさがないように注意してください。 ファンはオシロスコープの左側面と下部から空気を取り入れ、背面から排出し ます。 オシロスコープをベンチトップ配置で使用する場合は、十分な冷却のために、 オシロスコープの側面に 50 mm 以上、上部と背面に 100 mm 以上の空間を設け てください。 オシロスコープ の電源をオンに するには 1 電源コードをオシロスコープのリアに差し込んだ後、適切な電源コンセント に接続します。電源コードがオシロスコープの足に挟まれないようにしてく ださい。 2 オシロスコープは、100 ~ 240 VAC の範囲の入力電源電圧に自動的に対応し ます。付属の電源コードは、販売先の国に合わせてあります。 3 電源スイッチを押します。 電源スイッチは、フロント・パネルの左下隅にあります。オシロスコープがセ ルフテストを実行し、数秒後に動作状態になります。

警 告

電源コードは必ずアース付きのものを使用してください。電源コードの

アースは必ず接続してください。

(16)

オシロスコープへのプローブの接続

1 オシロスコープ・プローブをオシロスコープ・チャネルの BNC コネクタに接 続します。 2 プローブのフック・チップを被試験デバイスまたは回路の目的のポイントに 接続します。プローブのグランド・リードは必ず回路のグランド・ポイント に接続してください。

注 意

アナログ入力の最大入力電圧

150 Vrms、200 Vpk

注 意

オシロスコープ・シャーシをフローティングにすることはできません

グランドを接続せず、オシロスコープのシャーシがフローティングの状態

で測定を行うと、不正確な結果が得られたり、機器が損傷するおそれがあ

ります。プローブのグランド・リードは、オシロスコープのシャーシと電

源コードのグランド・ワイヤに接続されます。2 つの通電ポイントの間で

測定を行うには、十分なダイナミック・レンジを持つ差動プローブを使用

してください。

警 告

オシロスコープのグランド接続の保護機能を無効にしないでください。オ

シロスコープは電源コードを通じてグランドに接続しておく必要がありま

す。グランドを接続しない場合は、感電事故の危険があります。

(17)

波形の入力

Probe Comp 信号はプローブの補正に使用します。 1 チャネル 1 からフロント・パネルの Demo、Probe Comp 端子にオシロスコー プ・プローブを接続します。 2 プローブのグランド・リードをグランド端子(Demo 端子の隣)に接続しま す。

(18)

デフォルトのオシロスコープ・セットアップのリコール

デフォルトのオシロスコープ・セットアップをリコールするには: 1 [Default Setup](デフォルト設定)を押します。 デフォルト・セットアップは、オシロスコープのデフォルト設定を復元しま す。これにより、オシロスコープは既知の動作条件になります。 保存 / リコール・メニューには、すべての出荷時設定を復元するオプション や、セキュア消去を実行するオプション( “ 保存/リコール(セットアップ、 画面、データ)" ページ 85 を参照)もあります。

(19)

オートスケールの使用

[Auto Scale] オートスケールを使用すると、入力信号の表示が最適になるよ うにオシロスコープを自動的に設定できます。 1 [Auto Scale] オートスケールを押します。 オシロスコープのディスプレイに次のような波形が表示されます。 2 以前のオシロスコープ設定に戻したい場合は、オート・スケールを元に戻す を押します。 3 「高速デバッグ」オートスケールをオンにするには高速デバッグを、オート スケール対象のチャネルを切り替えるにはチャネルを、オートスケール中に 収集モードを保持するには収集モードを押します。 これらのソフトキーは、オートスケール詳細設定メニューに表示されるもの と同じです。参照 : “ ユーティリティ設定 " ページ 89. 波形は表示されるが、方形波の形が上記と違っている場合は、次の手順を実行 します “ パッシブ・プローブの補正 " ページ 20。 波形が表示されない場合は、プローブがフロント・パネルのチャネル入力 BNC と Demo/Probe Comp 端子にしっかりと接続されていることを確認します。

(20)

パッシブ・プローブの補正

オシロスコープのパッシブ・プローブは、接続するオシロスコープ・チャネル の入力特性に合わせて補正する必要があります。プローブの補正が適切でない と、重大な測定誤差が生じます。 1 Probe Comp 信号を入力します( “ 波形の入力 " ページ 17 を参照)。 2 [Default Setup] デフォルト・セットアップを押して、デフォルトのオシロ スコープ・セットアップをリコールします( “ デフォルトのオシロスコー プ・セットアップのリコール " ページ 18 を参照)。

3 [Auto Scale] オートスケールを押して、Probe Comp 信号に対してオシロス コープを自動的に設定します( “ オートスケールの使用 " ページ 19 を参 照)。 4 プローブの接続先のチャネル・キーを押します([1]、[2] など)。 5 Channel メニューで、プローブを押します。 6 Channel Probe メニューで、プローブ・チェックを押し、画面に表示される 手順を実行します。 必要な場合は、金属製でない工具(プローブに付属)を使ってプローブのト リマ・キャパシタを調整し、パルスができるだけフラットになるようにしま す。 一部のプローブ(たとえば N2140/42A プローブ)では、トリマ・キャパシタ はプローブの BNC コネクタにあります。他のプローブ(たとえば N2862/63/90 プローブ)では、トリマ・キャパシタはプローブ・チップ上の 黄色い調整部分です。 7 プローブを他のすべてのオシロスコープ・チャネルに接続します。 ⿵ṇࡀ᏶඲ ⿵ṇ୙㊊ 㐣⿵ṇ

(21)

フロント・パネルのコントロールとコネクタ

フロント・パネルの

キー

とは、押すことができるすべてのキー(ボタン)を指 します。

ソフトキー

とは、特にディスプレイのすぐ隣にある 6 個のキーを指します。メ ニューおよびソフトキー・ラベルは、フロント・パネルの他のキーを押すと表 示されます。ソフトキーの機能は、オシロスコープのメニューごとに切り替わ ります。 下の図の番号に対応する説明が、その下の表に記載されています。 >$XWR6FDOH@࣮࢜ࢺࢫࢣ࣮࣭࣮ࣝ࢟ >'HIDXOW6HWXS@ ࢹࣇ࢛ࣝࢺ࣭ ࢭࢵࢺ࢔ࢵࣉ࣭ ࣮࢟ a 0+]* V ࢶ࣮࣭࣮ࣝ࢟ 㟁※ࢫ࢖ࢵࢳ ࢯࣇࢺ࣮࢟ >,QWHQVLW\@ ㍤ᗘ࣮࢟ ධຊࣀࣈ ࢺ࣭ࣜ࢞ ࢥࣥࢺ࣮ࣟࣝ Ἴᙧ࣮࢟ 'HPR3UREH&RPS ࠾ࡼࡧ*URXQG ➃Ꮚ ([W7ULJ ධຊ 86% ࣍ࢫࢺ࣭࣏࣮ࢺ >+HOS@࣊ࣝࣉ࣭࣮࢟ ᐇ⾜ไᚚ࣮࢟  ᐃࢥࣥࢺ࣮ࣟࣝ Ỉᖹ㍈࠾ࡼࡧ཰㞟ࢥࣥࢺ࣮ࣟࣝ ᆶ┤㍈ ࢥࣥࢺ࣮ࣟࣝ ἼᙧⓎ⏕ჾฟຊ ࢔ࢼࣟࢢ࣭ ࢳࣕࢿࣝධຊ >%XV@ࣂࢫ࣭࣮࢟ 1. 電源スイッチ 1 回押すと電源がオンになります。もう一度押すと電源がオフになります。“ オシ ロスコープの電源オン " ページ 15 を参照してください。 2. ソフトキー これらのキーの機能は、キーの隣の画面に表示されているメニューによって異なり ます。 この 戻るキーを押すと、ソフトキー・メニューの 1 つ前の階層に戻ります。階 層の一番上では、 戻るキーを押すとメニューがオフになり、オシロスコープ情 報が代わりに表示されます。 Back Back

(22)

3. [Intensity] 輝度キー キーを押して点灯させます。点灯したら、入力ノブを回して、波形の輝度を調整し ます。 アナログ・オシロスコープと同様に、輝度コントロールを調整することにより、信 号の細部を観察することができます。 4. 入力ノブ 入力ノブは、メニューの項目を選択したり、値を変更したりするために用いられま す。入力ノブの機能は、現在のメニューとソフトキーの選択に基づいて変わります。 入力ノブ 記号がソフトキーの上に表示された場合は、入力ノブを使用して値 を選択できることに留意してください。 選択を行うには、入力ノブを回すだけで済む場合もあります。場合によっては、入 力ノブを押すことにより選択をオン/オフすることもあります。また、入力ノブを 押して、ポップアップ・メニューを消去することができます。 5. [Default Setup] デ フォルト・ セットアッ プ・キー このキーを押すと、オシロスコープのデフォルト設定が復元されます(詳細は “ デ フォルトのオシロスコープ・セットアップのリコール " ページ 18 を参照)。 6. [Auto Scale] オートスケー ル・キー [AutoScale] オートスケール・キーを押すと、オシロスコープはどのチャネルに動 作が存在するかをすばやく判定し、それらのチャネルをオンにして、入力信号が表 示されるようにスケールを設定します。参照 : “ オートスケールの使用 " ペー ジ 19。

(23)

7. 水平軸および 収集コント ロール 水平軸および収集コントロールは、以下で構成されています。 • 水平スケール・ノブ:水平セクションでマークされたノブを回し、 時 間 /dev 設定を調整します。ノブの下の記号は、このコントロールが波形を水平ス ケールで拡大縮小する機能を持つことを示しています。 水平スケール・ノブを押して、粗調整と微調整を切り替えます。 • 水平位置ノブ:マークが付いたノブを回して 波形データを水平方向にパンし ます。捕捉波形のトリガ前の部分(ノブを時計回りに回す)またはトリガ後の部 分(ノブを反時計回りに回す)を表示できます。オシロスコープが停止している とき(Run モードでないとき)に波形のパンを行うと、最後に実行された収集か らの波形データが表示されます。 • [Acquire] 収集キー:このキーを押して収集メニューを開きます。ここで、ノー マル、XY、ロール・タイム・モードを選択すること、ズームを有効 / 無効にする こと、トリガ時間基準ポイントを選ぶことができます。 同様に、ノーマル、ピーク検出、アベレージングまたは高分解能収集モードを選 択することもでき、DSOX1000- シリーズ・モデルではセグメント・メモリを選択 できます( “ 収集モードの選択 " ページ 57 を参照)。 • ズーム・ キー: ズーム・キーを押すと、収集メニューを開かずに、オ シロスコープのディスプレイをノーマル・セクションとズーム・セクションに分 割できます。 詳細については、以下を参照してください “ 水平軸コントロール " ページ 35。 8. Run Control キー [Run/Stop] キーが緑に点灯している場合は、オシロスコープは実行中であり、トリ ガ条件が満たされたときにデータを収集します。データ収集を停止するには、 [Run/Stop] を押します。 [Run/Stop] キーが赤く点灯している場合は、データ収集は停止しています。データ 収集を開始するには、[Run/Stop] を押します。 シングル収集を捕捉して表示するには(オシロスコープが実行中と停止中のどちら の場合も)、[Single] を押します。オシロスコープがトリガするまで、[Single] キーは黄色に点灯します。 詳細については、“ 実行、停止、シングル収集(実行コントロール)" ページ 34 を参照してください。

(24)

9. 測定コント ロール Measure コントロールには、以下のものがあります。 • [Analyze] 解析キー:このキーを押すと、トリガ・レベル設定、測定しきい値設 定、ビデオ・トリガの自動設定/表示、デジタル電力計などの解析機能にアクセ スできます( “ デジタル電圧計 " ページ 74 を参照)。 • [Meas] 測定キー:このキーを押すと、定義済みのいくつかの測定を利用できま す。参照 : “ 測定 " ページ 65。 • [Cursors] カーソル・キー:このキーを押すと、カーソルのモードとソースを選 択するメニューが開きます。 • カーソル・ノブ:このノブを押すと、ポップアップ・メニューからカーソルを選 択できます。ポップアップ・メニューが閉じたら(タイムアウトを待つか、ノブ をもう一度押す)、ノブを回して選択したカーソルの位置を調整します。 10 . ツール・キー ツール・キーには、以下のものがあります。 • [Save/Recall] 保存 / リコール・キー — このキーを押して、オシロスコープ設 定、画面イメージ、波形データまたはマスク・ファイルを保存するか、設定、マ スク・ファイル、基準波形をリコールします。参照 : “ 保存/リコール(セット アップ、画面、データ)" ページ 85。 • [Utility] ユーティリティ・キー:このキーを押すと、ユーティリティ・メ ニューにアクセスできます。このメニューでは、オシロスコープの I/O 設定の指 定、ファイル・エクスプローラの使用、プリファレンスの設定、サービス・メ ニューの使用、その他のオプションの選択が可能です。参照 : “ ユーティリティ 設定 " ページ 89。 • [Display] ディスプレイ・キー: このキーを押してメニューにアクセスします。 ここでは、残光表示を有効にする、ディスプレイ・グリッド(格子線)輝度を調 整する、波形にラベルを付ける、注釈を付加する、および表示をクリアすること ができます( “ ディスプレイの設定 " ページ 49 を参照)。 • [Quick Action] クイック・アクション・キー:このキーを押して、選択された以 下のクイック・アクション(すべてのスナップショットの測定、印刷、保存、リ コール、ディスプレイの固定など)の手順を実行します。参照 : “[Quick Action] クイック・アクション・キーの設定 " ページ 91。

• [Save to USB] USB に保存キー: このキーを押して、USB ストレージ・デバイスへ のクイック保存を実行します。

(25)

11 . Trigger コン トロール トリガ・コントロールは、オシロスコープがデータを捕捉するためにトリガする方 法を決定します。これらのコントロールには以下のものがあります。 • レベル・ノブ:レベル・ノブを回して、選択済みのアナログ・チャネルのトリ ガ・レベルを調整します。 ノブを押すと、レベルが波形の 50 %の値に設定されます。AC 結合を使用してい る場合は、レベル・ノブを押すとトリガ・レベルが約 0 V に設定されます。 アナログ・チャネルのトリガ・レベルの位置は、ディスプレイの左端にあるトリ ガ・レベル・アイコン (アナログ・チャネルがオンの場合)で示されます。 ディスプレイの右上隅に、アナログ・チャネルのトリガ・レベル値が表示されま す。 • [Trig] トリガ・キー:このキーを押して、トリガ・タイプ(エッジ、パルス、 幅、ビデオ、など) を選択します。参照 : “ トリガ・タイプ " ページ 52。ま た、すべてのトリガ・タイプに影響を与えるオプションも設定できます。参照 : “ トリガ・モード、結合、除去、ホールドオフ " ページ 53。 • [Force] 強制キー:トリガを発生させ(どんな場合でも)、収集を表示します。 このキーは、ノーマル・トリガ・モードで、トリガ条件が満たされたときだけ収 集が行われる場合に便利です。このモードでは、トリガが発生しない場合(すな わち、"Trig'd?" インジケータが表示される場合)、[Force] 強制を押してトリガ を強制的に発生させることにより、入力信号を観察できます。 • [External] 外部キー:このキーを押して外部トリガ入力オプションを設定しま す。参照 : “ 外部トリガ入力 " ページ 55。 12 . 波形キー その他の波形コントロールには、以下のものがあります。 • [FFT] FFT キー:FFT スペクトル解析機能にアクセスするために使用します。参照 : “FFT スペクトル解析 " ページ 42。 • [Math] 演算キー:演算(加算、減算など)波形機能にアクセスするために使用し ます。参照 : “ 演算波形 " ページ 46。 • [Ref] リファレンス・キー:基準波形機能にアクセスするために使用します。基 準波形とは、波形を保存して表示し、他のアナログ・チャネルや演算波形と比較 できる機能です。参照 : “ 基準波形 " ページ 48。 • [Wave Gen] 波形発生キー: 末尾に G が付く、内蔵波形生成器を備えたモデルで、 このキーを押して波形生成機能にアクセスします。参照 : “ 波形発生器 " ペー ジ 77。 13 . [Help] ヘル プ・キー Help メニューを開きます。このメニューでは、概要のヘルプ項目を表示したり、言 語を選択したりできます。関連項目 “ 内蔵クイック・ヘルプの使用 " ページ 32。 5

(26)

14 . [Bus] バス・ キー 以下が可能な場合は、バス・メニューが開きます。 • アナログ・チャネル入力と外部トリガ入力からなるバスを表示します。ここで、 チャネル 1 は最下位ビット、外部トリガ入力は最上位ビットです。関連項目 “ アナログ・バス・ディスプレイ " ページ 41。 • シリアル・バス・デコードを有効にします。関連項目 “ シリアル・バス・デ コード / トリガ " ページ 78。 15 . Ext Trig 入 力 外部トリガ入力 BNC コネクタ。参照 : “ 外部トリガ入力 " ページ 55 この機能の説 明について参照してください。 16 . 垂直コント ロール 垂直コントロールには、以下のものがあります。 • アナログ・チャネル・オン / オフ・キー:これらのキーは、チャネルをオン / オ フしたり、チャネルのソフトキー・メニューにアクセスしたりするために使用し ます。チャネル・オン / オフ・キーは各アナログ・チャネルに 1 つずつあります。 • 垂直スケール・ノブ:各チャネルについて とマークされたノブがありま すこれらのノブは、各アナログ・チャネルの垂直軸感度(利得)を変更するため に使用します。 チャネルの垂直軸スケール・ノブを押して、微調整と粗調整の間で切り替えます。 信号拡大のデフォルト・モードは、チャネルのグランド・レベル用ですが、画面 中央を中心にした拡大に変更することもできます。 • 垂直位置ノブ:これらのノブは、ディスプレイ上のチャネルの垂直位置を変更す るために使用します。垂直位置コントロールは各アナログ・チャネルに 1 つずつ あります。 画面の右上部分に一時的に表示される電圧値は、画面の垂直軸の中央とグラン ド・レベル( )アイコンとの間の電圧差を表します。垂直拡大がグランド中心 に設定されている場合、これは画面の垂直軸中央の電圧も表します。 詳細については、以下を参照してください “ 垂直軸コントロール " ページ 38。 17 . アナログ・ チャネル入力 これらの BNC コネクタには、オシロスコープ・プローブまたは BNC ケーブルを接続 します。 InfiniiVision 1000 X シリーズのオシロスコープでは、アナログ・チャネル入力の インピーダンスは 1 MΩです。 また、自動プローブ検出機能はないので、正確な測定結果を得るためにプローブ減 衰比を正しく設定する必要があります。参照 : “ アナログ・チャネル・プローブ・ オプション設定 " ページ 40。

(27)

各国語用フロント・パネル・オーバレイ

フロント・パネルのキーとラベルのテキストを翻訳したフロント・パネル・ オーバレイが、多言語用に用意されています。購入時に各国語版オプションを 選択すると、該当するオーバレイが付属します。 フロント・パネル・オーバレイをインストールするには: 1 フロント・パネルのノブをゆっくりと引っぱって外します。 18 . 波形発生器出 力 末尾が G のモデルでは、内蔵波形発生器が Gen Out BNC に正弦波、方形波、ランプ、 パルス、DC またはノイズを出力できます。[Wave Gen] 波形生成キーを押すと、波形 発生器をセットアップできます。参照 : “ 波形発生器 " ページ 77。 また、トリガ出力信号またはマスク・テスト障害信号を、Gen Out BNC コネクタに送 信することができます。参照 : “ ユーティリティ設定 " ページ 89。 19 . Demo/Probe Comp、Ground 端子 • Demo 端子:この端子は、プローブの入力キャパシタンスを接続先のオシロスコー プ・チャネルと整合させるために使用する Probe Comp 信号を出力します。参照 : “ パッシブ・プローブの補正 " ページ 20。ライセンスが必要ないくつかの機 能では、この端子からデモ信号やトレーニング信号が出力されます。

• Ground 端子:Ground 端子は、Demo/Probe Comp 端子に接続したオシロスコープ・ プローブに使用します。 20 . USB ホスト・ ポート このポートは、USB マス・ストレージ・デバイスやプリンタをオシロスコープに接続 するために使用します。 USB 互換のマス・ストレージ・デバイス(フラッシュ・メモリ、ディスク・ドライブ など)を接続して、オシロスコープのセットアップ・ファイルや基準波形を保存/ リコールしたり、データや画面イメージを保存したりできます。参照 : “ 保存/リ コール(セットアップ、画面、データ)" ページ 85。 印刷するには、USB プリンタを接続します。印刷の詳細については、“ 印刷(画面) " ページ 88 を参照してください。 また、USB ポートを使って、オシロスコープのシステム・ソフトウェアをアップデー トすることもできます。 USB マス・ストレージ・デバイスを取り外す前に「取り出し」操作を行う必要はあり ません。単に、実行したファイル操作がすべて完了していることを確認し、USB ドラ イブをオシロスコープのホスト・ポートから取り外します。 注意: オシロスコープの USB ホスト・ポートにホスト・コンピュータを接続しな いでください。オシロスコープはホスト・コンピュータからはデバイスとして認識 されるので、ホスト・コンピュータはオシロスコープのデバイス・ポートに接続す る必要があります。参照 : “ リア・パネル・コネクタ " ページ 29 を参照してくだ さい。

(28)

2 オーバレイの横にあるタブをフロント・パネルの溝に差し込みます。 3 フロント・パネルのノブを再び取り付けます。

(29)

リア・パネル・コネクタ

下の図の番号に対応する説明が、その下の表に記載されています。 86% ࢹࣂ࢖ࢫ࣭ ࣏࣮ࢺ 㟁※ࢣ࣮ࣈ࣭ࣝ ࢥࢿࢡࢱ ࢣࣥࢪࣥࢺ࣭ࣥ ࣟࢵࢡ✰ 1. 電源コード・ コネクタ ここには電源コードを差し込みます。 2. ケンジント ン・ロック穴 ここには、機器を保護するためのケンジントン・ロックを装着します。 3. USB デバイ ス・ポート このポートは、オシロスコープをホスト PC に接続するために使用します。ホスト PC から USB デバイス・ポート経由でリモート・コマンドを送信できます。

(30)

オシロスコープ・ディスプレイの見方

オシロスコープのディスプレイには、収集波形、セットアップ情報、測定結 果、ソフトキー定義が表示されています。 図 1 オシロスコープ・ディスプレイの見方 ࢔ࢼࣟࢢ࣭ࢳࣕࢿࣝ ឤᗘ ࢫࢸ࣮ࢱࢫ ⾲♧⾜ ࢔ࢼࣟࢢ࣭ ࢳࣕࢿࣝ ࠾ࡼࡧ ࢢࣛࣥࢻ ࣭ࣞ࣋ࣝ ࢺ࣭ࣜ࢞ࣞ࣋ࣝ ࢺ࣭࣏ࣜ࢞࢖ࣥࢺࠊ ᫬㛫ᇶ‽ 㐜ᘏ᫬㛫 ᫬㛫 GLY ᐇ⾜೵Ṇ ࢫࢸ࣮ࢱࢫ ࢺ࣭ࣜ࢞ ࢱ࢖ࣉ ࢺ࣭ࣜ࢞ ࢯ࣮ࢫ  ᐃ ࢺ࣭ࣜ࢞ࣞ࣋ࣝ ࢯࣇࢺ࣮࣭࢟ ࣛ࣋ࣝ࠾ࡼࡧ ᝟ሗ㡿ᇦ ࣮࢝ࢯࣝᐃ⩏  ᐃ ࡑࡢ௚ࡢἼᙧ ステータス表示行 ディスプレイのいちばん上の行には、垂直軸、水平軸、トリガのセットアップ情報 が表示されます。 表示領域 表示領域には、波形収集データ、チャネル識別子、アナログ・トリガ、グランド・ レベル・インジケータが表示されます。各アナログ・チャネルの情報は、それぞれ 異なる色で表示されます。 信号の細部は、256 レベルの輝度で表示されます。 表示モードの詳細については、“ ディスプレイの設定 " ページ 49 を参照してくだ さい。

(31)

ソフトキー・ラベ ルおよび情報領域 フロント・パネルにあるキーのほとんどは、押されると、短いメニュー名およびソ フトキー・ラベルがその領域に表示されます。ラベルはソフトキーの機能を説明し ます。ソフトキーは通常、選択されているモードまたはメニューに関する追加のパ ラメータを設定するために使用します。 キーを押す結果 戻るキーは、メニュー階層に沿って、ソフトウェア・ラベルが オフになり、情報領域が表示されるまで戻します。情報領域は収集、アナログ・ チャネル、演算機能および機運波形情報を含んでいます。 また、指定されたタイムアウト時間後、ソフトキー・メニューを自動的にオフにす るように指定することができます([Utility] ユーティリティ > オプション > メ ニュー・タイムアウト)。 キーを押す結果 戻るキーは、情報領域が表示されている場合、最も最近表示さ れたメニューに戻します。 測定領域 測定またはカーソルがオンになっている場合、この領域には測定およびカーソル結 果が自動的に含まれます。 測定がオフになっている場合、この領域は追加状態情報を表示し、チャネル・オフ セットや他の構成パラメーターを説明します。 Back Back

(32)

内蔵クイック・ヘルプの使用

クイック・ヘル プを表示するに は 1 ヘルプを表示したいキー、ソフトキーまたはノブを押して、そのまま押し続 けます。 クイック・ヘルプを画面から消去するには、別のキーを押すかノブを回しま す。 ユーザ・インタ フェースとク イック・ヘルプ の言語を選択す るには ユーザ・インタフェースとクイック・ヘルプの言語を選択するには: 1 [Help] ヘルプを押し、言語ソフトキーを押します。 2 入力ノブを、希望する言語が選択されるまで回します。

(33)

2 クイック・リファレンス

実行、停止、シングル収集(実行コントロール) / 34 水平軸コントロール / 35 垂直軸コントロール / 38 アナログ・バス・ディスプレイ / 41 FFT スペクトル解析 / 42 演算波形 / 46 基準波形 / 48 ディスプレイの設定 / 49 トリガ / 52 収集コントロール / 57 カーソル / 63 測定 / 65 マスク・テスト / 67 デジタル電圧計 / 74 波形発生器 / 77 シリアル・バス・デコード / トリガ / 78 保存/リコール(セットアップ、画面、データ) / 85 印刷(画面) / 88 ユーティリティ設定 / 89 仕様と特性 / 93 環境条件 / 94 プローブとアクセサリ / 95 ソフトウェア/ファームウェア・アップデート / 96 権利表示 / 97

(34)

実行、停止、シングル収集(実行コントロール)

複数の収集の結果を表示するには、残光表示を使用します。“ ディスプレイの 設定 " ページ 49 を参照してください。 シングル/実行 とレコード長 最大データ・レコード長は、シングル収集のほうが、オシロスコープの実行中 (または実行後の停止中)の場合よりも大きくなります。 • シングル:シングル収集は、常に使用可能な最大のメモリを使用します。こ れは実行中に捕捉される量の 2 倍以上であり、オシロスコープは 2 倍以上の 数のサンプルを記憶します。時間 /div 設定が低速な場合は、シングル収集 で使用可能なメモリが増えるため、収集の実効サンプリング・レートは上が ります。 • 実行:実行中には(シングル収集の場合に比べて)、メモリが半分に分割さ れます。これにより収集システムは、1 つのレコードを収集しながらその前 の収集データを処理することができ、1 秒間に処理できる波形の数を大幅に 増やすことができます。実行中は、波形更新レートが高い方が入力信号を正 確に表現できます。 データ収集のレコード長をできるだけ長くするには、[Single] シングル・ キーを押します。 レコード長に影響する設定の詳細については、“ 長さコントロール " ペー ジ 86 を参照してください。 表 2 実行制御機能 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプをご覧ください) 収集の実行 [Run/Stop] 実行 / 停止(実行中はキーは緑色に点灯します) 収集停止 [Run/Stop] 実行 / 停止(停止するとキーは赤色に点灯します) シングル収集 [Single] シングル(オシロスコープがトリガするまで、キーは黄色に点灯します) オシロスコープがトリガしない場合は、[Force Trigger] 強制トリガを押して即座 にトリガを発生させ、シングル収集を実行できます。

(35)

水平軸コントロール

水平ノブおよびキー

水平ソフトキー・コントロール

下の図は、[Aquire] 収集キーを押すと表示される収集メニューを示します。 ࢺ࣭ࣜ࢞ ࣏࢖ࣥࢺ ᫬㛫 ᇶ‽ 㐜ᘏ ᫬㛫 ᫬㛫 GLY ࢺ࣭ࣜ࢞ ࢯ࣮ࢫ ࢺ࣭ࣜ࢞ࣞ࣋ࣝ ࡲࡓࡣࡋࡁ࠸್ ;<ࡲࡓࡣ ࣮࣭ࣟࣝ ࣮ࣔࢻ ࣀ࣮࣐ࣝ ᫬㛫࣮ࣔࢻ ࢬ࣮࣒࣭ ࢱ࢖࣒࣮࣋ࢫ ᫬㛫ᇶ‽

(36)

時間基準は、ディスプレイ・グリッド上部に白抜きの三角形 (∇) で示されま す。水平スケールノブを回すと、波形が時間基準点 (∇) を中心に拡大縮小さ れます。 トリガ・ポイントは、常時、time = 0 ですが、ディスプレイ・グリッド上側 に、小さい塗り潰し三角形 (▼) により表示されます。 遅延時間は、トリガに関する基準点の時間です。水平位置( )ノブを回す と、トリガ・ポイント (▼) が時間基準 (∇) の左または右に移動し、遅延時 間を表します。 収集メニューでは、時間モード(ノーマル、XY、ロール)の選択、ズームのオ ン、タイムベース微調整(バーニア)、時間基準の設定を実行できます。 関連項目 “ 収集コントロール " ページ 57

ズーム

ズーム・ウィンドウは、通常の時間 /div ウィンドウの一部を拡大したもので す。ズームをオン(またはオフ)にするには、 ズーム・キーを押します (または、[Acquire] 収集キーを押し、ズーム・ソフトキーを押します)。 表 3 水平機能 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプをご覧ください) 時間モード [Acquire] 収集 > 時間モード(ノーマル、XY、または、ロール) XY 時間モード [Acquire] 収集 > 時間モード、XY チャネル 1 は X 軸入力で、チャネル 2 は Y 軸入力です。Z- 軸入力 (Ext Trig) はト レースのオン / オフを切り替えます(ブランキング)。Z がロー (<1.4 V) の場合は、 Y 対 X が表示されます。Z がハイ (>1.4 V) の場合は、トレースはオフになります。 同じ周波数の 2 つの信号の位相差をリサジュー方式により測定することは、XY ディ スプレイ・モードの一般的な使用方法です(次のサイトで『XY Display Mode Example』の説明を参照してください:www.keysight.com/find/xy-display-mode)。 ロール時間モード [Acquire] 収集 > 時間モード、ロール

ズーム

[Acquire] 収集 > ズーム(または、 ズーム・キーを押します) 時間基準 [Acquire] 収集 > 時間基準(左、中央、右)

(37)

࣐࣮࢝ࡣ ࡢ㛤ጞ࠾ࡼࡧ⤊஢ࢆ♧ࡋࡲࡍ ࢬ࣮࣒࣭࢘࢕ࣥࢻ࢘ ࣀ࣮࣐࣭ࣝ ࢘࢕ࣥࢻ࢘ ࡢ᫬㛫GLY ࢬ࣮࣒࣭ ࢘࢕ࣥࢻ࢘ ࡢ᫬㛫GLY ࣀ࣮࣐࣭ࣝ ࢘࢕ࣥࢻ࢘ 㐜ᘏ᫬㛫ࡀ୍᫬ⓗ ࡟⾲♧ࡉࢀࡲࡍ Ỉᖹ఩⨨ࣀࣈࢆᅇࡍ࡜  ࢬ࣮࣒࣭ ࢘࢕ࣥࢻ࢘ ಙྕ␗ᖖ ᣑ኱⾲♧ࡉࢀࡿ ࢬ࣮࣒࣭ ࢘࢕ࣥࢻ࢘࡟ ࡢ㑅ᢥࢬ࣮࣒

(38)

垂直軸コントロール

垂直軸ノブおよびキー

垂直軸ソフトキー・コントロール

下の図は、[1] チャネル・キーを押すと表示されるチャネル 1 メニューを示し ます。

(39)

表示されている各アナログ・チャネルのグランド・レベルは、 アイコン (画面の左端)の位置で識別されます。 ࢳࣕࢿࣝࠊ 9GLY ࢳࣕࢿࣝ ࢢࣛࣥࢻࣞ࣋ࣝ ࢺ࣭ࣜ࢞ࢯ࣮ࢫ ࢺ࣭ࣜ࢞ࣞ࣋ࣝࡲࡓࡣࡋࡁ࠸್ ࢳࣕࢿࣝ ࢢࣛࣥࢻࣞ࣋ࣝ 表 4 垂直軸機能 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプをご覧ください) チャネル結合 [1/2] 1/2 > 結合(DC または AC) チャネル結合はトリガ結合とは無関係です。トリガ結合を変更する方法について は、“ トリガ・モード、結合、除去、ホールドオフ " ページ 53 を参照してくださ い。 チャネル帯域幅制 限 [1/2] 1/2 > 帯域幅制限 垂直軸スケール微 調整 [1/2] 1/2 > 微調整 チャネル反転 [1/2] 1/2 > 反転

(40)

アナログ・チャネル・プローブ・オプション設定

チャネル・メニューで、プローブ・ソフトキーはチャネル・プローブ・メ ニューを開きます。 このメニューでは、減衰比や測定単位など、接続されたプローブのパラメータ を選択できます。

注 意

正確な測定を行うには、オシロスコープのプローブ減衰率設定と使用する

プローブの減衰率を一致させる必要があります。

表 5 プローブの機能 チャネル・プロー ブ・メニュー 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプ をご覧ください) チャネル単位 [1/2] 1/2 > プローブ > 単位(ボルト、アンペア) プローブ減衰比 [1/2] 1/2 > プローブ > プローブ、比率 / デシベル , 入 力ノブ 垂直軸スケールを変更し、測定結果がプローブ先端の実際の電 圧を反映するようにします。 チャネル・ス キュー [1/2] 1/2 > プローブ > スキュー、 入力ノブ プローブ・チェッ ク [1/2] 1/2 > プローブ > プローブ・チェック パッシブ・プローブ(N2140A、N2142A、N2862A/B、N2863A/B、 N2889A、N2890A、10073C、10074C、1165A などのプローブ)の 補正プロセスをガイドします。

(41)

アナログ・バス・ディスプレイ

アナログ・チャネル入力と外部トリガ入力からなるアナログ・バスを表示でき ます。どの入力チャネルもバスに割り当てることができます。バス値ディスプ レイが格子線下部に表示されます。チャネル 1 は最下位ビット、外部トリガ入 力は最上位ビットです。 表 6 アナログ・バス・ディスプレイ機能 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプをご覧ください) アナログ・バス、 ディスプレイ [Bus] バス > ディスプレイ [Bus] バス > 選択、 選択する入力ノブ アナログ・バス、選択ソフトキーまた は入力ノブを押して、有効または無効にします アナログ・バス、 チャネル割り当て [Bus] バス > チャネル、 入力ノブ、入力ノブを押して割り当てを作成または消 去します アナログ・バス、 数値ベース [Bus] バス > ベース、 入力ノブ(Hex、バイナリ) アナログ・バス、 チャネル 1 しきい 値レベル [Bus] バス > Ch1 しきい値、 入力ノブ、入力ノブを押して 0 V とします アナログ・バス、 チャネル 2 しきい 値レベル [Bus] バス > Ch2 しきい値、 入力ノブ、入力ノブを押して 0 V とします アナログ・バス、 外部トリガ入力し きい値レベル [Bus] バス > 外部しきい値、 入力ノブ、入力ノブを押して 0 V とします

(42)

FFT スペクトル解析

FFT は、アナログ入力チャネルを使った高速フーリエ変換の計算に使用します。 FFT は、指定されたソースのデジタイズされた時間レコードを受け取って、周 波数ドメインに変換します。 FFT 機能を選択すると、FFT スペクトルが、単位 dBV の振幅対周波数としてオ シロスコープのディスプレイにプロットされます。横軸の表示値が時間から周 波数 (Hz) に、縦軸の表示値が V から dB に変わります。 FFT 機能は、クロストーク問題の検出、増幅器の非線形性に起因するアナログ 波形の歪み問題の検出、アナログ・フィルタの調整などに使用します。

FFT 測定のヒント

FFT レコードに対して収集されるポイント数は最大 65,536 で、周波数スパンが 最大の場合は、すべてのポイントが表示されます。FFT スペクトルが表示され たら、周波数スパン・コントロールと中心周波数コントロールをスペクトラ ム・アナライザのコントロールと同じように使って、目的の周波数をより詳し く調査できます。波形の必要な部分を画面の中心に配置し、周波数スパンを狭 めると表示分解能が上がります。周波数スパンを狭めると、表示されるポイン トの数が減少し、表示が拡大されます。 表 7 FFT の機能 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプをご覧ください) FFT スパン / 中央 [FFT] FFT > スパン [FFT] FFT > センター FFT ウィンドウ [FFT] FFT > 設定 > ウィンドウ (ハニング、フラット・トップ、長方形、Blackman Harris、合わせて“FFT スペクトル・リーケージ " ページ 45 を参照) FFT 垂直軸単位 [FFT] FFT > 設定 > 垂直軸単位 (デシベル、VRMS) FFT 自動設定 [FFT] FFT > 設定 > 自動設定 FFT 波形、スケー ル [FFT] FFT > スケール、 入力ノブ FFT 波形、オフ セット [FFT] FFT > オフセット、 入力ノブ

(43)

FFT スペクトルが表示されているときに、[FFT] FFT キーと [Cursors] カーソ ル・キーを使用して、測定機能と FFT メニューの周波数ドメイン・コントロー ルとを切り替えます。 より大きい時間 /div 設定を選択することにより実効サンプリング・レートを 下げると、FFT 表示の低周波数分解能が向上しますが、エイリアス成分が表示 される可能性も増加します。FFT の分解能は、実効サンプリング・レートを FFT 内のポイント数で割った値です。実際には、表示分解能はこの値より低く なります。ウィンドウの形状によって、近接する 2 つの周波数を分解する FFT の能力が制限されるからです。近接する 2 つの周波数を分解する FFT の能力を テストするには、振幅変調された正弦波の側波帯を調べる方法が適していま す。 ピーク測定の垂直確度を最大にするには: • プローブ減衰比が正しく設定されていることを確認します。オペランドが チャネルの場合は、プローブ減衰比はチャネル・メニューから設定します。 • 入力信号がほぼ画面全体を占め、かつクリップされないように、ソース感度 を設定します。 • フラット・トップ・ウィンドウを使用します。 • FFT 感度を 2 dB/div などの高感度レンジに設定します。 ピークの周波数確度を最大にするには: • ハニング・ウィンドウを使用します。 • カーソルを使用して、目的の周波数に X カーソルを配置します。 • カーソルを正確に配置するため周波数スパンを調整します。 • カーソル・メニューに戻り、X カーソルを微調整します。

FFT の使用法の詳細については、Keysight Application Note 243、

The

Fundamentals of Signal Analysis

を参照してください

(http://literature.cdn.keysight.com/litweb/pdf/5952-8898E.pdf)。 『

Spectrum and Network Measurements

』(Robert A. Witte 著)の第 4 章にも、

有用な情報が記載されています。

注 記

FFT 分解能

FFT の分解能は、サンプリング・レートを FFT ポイント数で割った値 (fS/N) です。FFT ポイント数が一定(最大 65,536)の場合は、サンプリング・レート が低いほど分解能は高くなります。

(44)

FFT DC 値

FFT 計算で求められる DC 値は不正確です。画面中央でのオフセットが考慮され ないからです。DC 近傍の周波数成分を正確に表すために、DC 値は補正されま せん。

FFT エリアジング

FFT を使用するときには、周波数のエリアジングに注意することが重要です。 このために、FFT 測定を実行するオペレータは、周波数ドメインの予想される 内容についてある程度の知識を持つとともに、サンプリング・レート、周波数 スパン、オシロスコープの垂直帯域幅について考慮する必要があります。FFT 分解能(サンプリング・レートを FFT ポイント数で割った値)は、FFT メ ニューが表示されているときにソフトキーの真上に表示されます。 エリアジングは、信号内にサンプリング・レートの 2 分の 1 よりも高い周波数 成分が存在するときに発生します。FFT スペクトルがこの周波数によって制限 されるので、これより上の成分は低い(エイリアス)周波数に表示されます。 以下の図に、エリアジングを示します。これは 990 Hz 方形波のスペクトルで、 多数の高調波を持ちます。方形波の水平時間 /div 設定がサンプリング・レー トを設定し、FFT 分解能 1.91 Hz になります。表示された FFT スペクトラム波 形では、入力信号のナイキスト周波数より上の成分が鏡映反転(エリアジン グ)され、右端で折り返されています。

注 記

ナイキスト周波数と周波数ドメインのエリアジング

ナイキスト周波数とは、リアルタイム・デジタイジング・オシロスコープがエ リアジングを起こさずに収集できる最高の周波数です。この周波数は、サンプ リング・レートの半分です。ナイキスト周波数より上の周波数はアンダーサン プリングされ、エリアジングの原因となります。エリアジング周波数成分は、 周波数ドメインではナイキスト周波数で折り返した位置に表示されるため、ナ イキスト周波数は折り返し周波数とも呼ばれます。

(45)

周波数スパンは 0 からナイキスト周波数までの範囲なので、エリアジングを防 止する最良の方法は、有意な大きさのエネルギーを持つ入力信号のすべての周 波数成分を含むように周波数スパンを設定することです。

FFT スペクトル・リーケージ

FFT 演算では、時間レコードが繰り返されると仮定しています。レコード内の サンプル波形のサイクル数が整数でないと、レコードの最後で不連続が生じま す。これをリーケージと呼びます。スペクトル・リーケージを減少させるた め、FFT 演算の前に、信号の最初と最後で滑らかに 0 に近づくウィンドウが フィルタとして適用されます。FFT メニューに用意されているウィンドウは、 ハニング、フラット・トップ、方形、ブラックマン・ハリスの 4 種類です。 リーケージの詳細については、Keysight Application Note 243、

The

Fundamentals of Signal Analysis

を参照してください

(http://literature.cdn.keysight.com/litweb/pdf/5952-8898E.pdf)。 図 2 エリアジング

(46)

演算波形

演算機能は、アナログ・チャネルおよび下位演算機能上で実行できます。結果 の演算波形は薄紫色で表示されます。 表 8 演算機能 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプをご覧ください) 算術演算子 [Math] 演算 > 演算子(加算、減算、乗算、除算、FTT 大きさ、FFT 位相、ロー・パ ス・フィルタ) カスケード演算機 能 [Math] 演算 > ソース 演算機能波形、ス ケール [Math] 演算 > スケール、 入力ノブ 演算機能波形、オ フセット [Math] 演算 > オフセット、 入力ノブ

ヒ ン ト

演算機能のヒント

アナログ・チャネルまたは演算機能がクリップされている(画面に全体が表示 されない)場合は、結果として表示される演算機能もクリップされます。 機能が表示されたら、アナログ・チャネルをオフにして、演算波形を見やすく することができます。 演算機能波形に対しては、[Cursors] カーソルや [Meas] 測定による測定を実 行できます。 表 9 FFT(大きさ)、FFT(位相)演算子機能 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプをご覧ください) 自動設定 [Math] 演算 > 自動設定 スパン / 中心 [Math] 演算 > その他 > スパン [Math] 演算 > その他 > 中央

(47)

演算波形の単位

各入力チャネルの単位を、チャネルのプローブ・メニューの単位ソフトキーを 使って V または A に設定できます。演算機能波形の単位を次に示します。 2 つのソース・チャネルが使用され、チャネルがそれぞれ異なる単位に設定さ れていて、単位の組合わせが解決できない場合は、演算機能に対してスケール 単位 U(未定義)が表示されます。 垂直軸単位 [Math] 演算 > その他 > 垂直軸単位(FFT(大きさ)用):デシベルまたは V RMS。 FFT(位相)の場合:ラジアンまたは度数。) FFT(位相)ゼロ位 相基準点 [Math] 演算 > その他 > ゼロ位相基準(トリガ、ディスプレイ全体) 表 9 FFT(大きさ)、FFT(位相)演算子機能 ( 続き ) 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプをご覧ください) 表 10 ローパス・フィルタ演算子機能 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプをご覧ください) 演算ローパス・ フィルタのカット オフ周波数 [Math] 演算 > 帯域幅 演算機能 単位 加算または減算 V または A 乗算 V2、A2、または W (Volt-Amp) FFT 大きさ dB(デシベル)または V RMS. FFT 位相 度数またはラジアン

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基準波形

アナログ・チャネルまたは演算波形は、オシロスコープの 1 つまたは 2 つの基 準波形位置に保存できます。その後、基準波形を表示して、他の波形と比較で きます。一度に表示できる基準波形は 1 つです。 表 11 基準波形機能 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプをご覧ください) 基準波形、ディス プレイ [Ref] 基準 > 基準ディスプレイ 基準波形、保存 [Ref] 基準 > 保存 / クリア > ソース、[Ref] 基準 > 保存 / クリア > 保存 基準波形、ス キュー [Ref] 基準 > スキュー、 入力ノブ 基準波形、スケー ル [Ref] 基準 > スケール、 入力ノブ 基準波形、オフ セット [Ref] 基準 > オフセット、 入力ノブ 基準波形、クリア [Ref] 基準 > 保存 / クリア > クリア [Save/Recall] 保存 / リコール > デフォルト / 消去 > セキュア消去 基準波形、情報 [Ref] 基準 > 保存 / クリア > ディスプレイ情報 基準波形、情報、 透明な背景 [Ref] 基準 > 保存 / クリア > 透明 基準波形、USB ス トレージ・デバイ スに保存 / リコー ル [Save/Recall] 保存 / リコール > 保存 > フォーマット、基準波形データ (*.h5) [Save/Recall] 保存 / リコール > リコール > リコール、基準波形データ (*.h5)

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ディスプレイの設定

高速な時間 /div 設定や低いトリガ速度などのさまざまな信号特性に対応する ために、表示されたアナログ入力チャネル波形の輝度を調整できます。 波形残光表示をオンにすることができます。ここで、新しい収集があるとオシ ロスコープは表示をは更新しますが、前の収集結果はすぐには消去されませ ん。前の収集はすべて、輝度を下げて表示されます。新しい収集は、通常のカ ラーと輝度で表示されます。 表 12 表示機能 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプをご覧ください) 波形輝度(アナロ グ入力チャネル用) [Intensity] 緯度(入力ノブのすぐ下にある小さい丸型キー) 輝度を高くすると、ノイズや稀にしか発生しないイベントを最大限に表示できます。 輝度を低くすると、複雑な信号がより詳細に表示されます。 残光表示、無限 [Display] ディスプレイ > 残光表示 > 残光表示、∞ 残光表示 残光表示、可変 [Display] ディスプレイ > 残光表示 > 残光表示、可変 残光表示、[Display] ディ スプレイ > 残光表示 > 時間、 入力ノブ 残光表示クリア [Display] ディスプレイ > 残光表示 > 残光表示クリア ディスプレイ・ク リア [Display] ディスプレイ > ディスプレイ・クリア [Quick Action] クイック・アクション・キーでディスプレイをクリアするように設 定することもできます。“[Quick Action] クイック・アクション・キーの設定 " ページ 91 を参照してください。 グリッド輝度 [Display] ディスプレイ > グリッド > 輝度 , 入力ノブ グリッド・タイプ [Display] ディスプレイ > グリッド > グリッド(フル、mV、IRE) 波形ラベル [Display] ディスプレイ > ラベル > “ ユーザが作成したテキスト・ファイルからラベルのリストをロードするには " ページ 50 も参照。 ラベル・ライブラ リ・リセット [Utility] ユーティリティ > オプション > 設定 > デフォルト・ライブラリ 注釈 [Display] ディスプレイ > 注釈 >

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ユーザが作成したテキスト・ファイルからラベルのリストをロードす

るには

テキスト・エディタでラベルのリストを作成し、ラベル・リストをオシロス コープにロードすることができます。これにより、オシロスコープのコント ロールでなくキーボードを使ってラベル・リストを編集できます。 最大 75 個のラベルのリストを作成して、オシロスコープにロードできます。 ラベルはリストの先頭に追加されます。75 個より多くのラベルをロードした場 合は、最初の 75 個だけが記憶されます。 テキスト・ファイルからオシロスコープにラベルをロードするには: 1 テキスト・エディタを使ってラベルを作成します。1 つのラベルの長さは最 大 10 文字です。ラベルとラベルの間はライン・フィードで区切ります。 2 ファイル名を labellist.txt とし、USB マス・ストレージ・デバイスに保存 します。

3 ファイル・エクスプローラ([Utility] > File Explorer を押す)を使って オシロスコープにリストをロードします。 ディスプレイ固定 [Quick Action] クイック・アクション・キーでディスプレイを固定するように設定 する必要があります。“[Quick Action] クイック・アクション・キーの設定 " ペー ジ 91 を参照してください。 トリガ・レベルの調整、垂直軸/水平軸設定の調整、データの保存などのさまざま な操作によって、表示の固定が解除されます。 表 12 表示機能 ( 続き ) 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプをご覧ください)

表 1 1000 X シリーズのモデル番号、帯域幅
表 18 カーソル機能 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプをご覧ください) カーソル・モード [Cursors] カーソル &gt; モード マニュアル・カー ソル・モード [Cursors] カーソル &gt; モード、マニュアル (そして、選択と調整にカーソル・ノブを使用) 波形追跡カーソ ル・モード [Cursors] カーソル &gt; モード、波形追跡 測定カーソル・ モード [Meas] 測定 (カーソルは最も新しく追加された測定に使用された場所を示します) バイ
表 19 測定機能 機能 フロント・パネル・キー / ソフトキー配置(詳細は内蔵ヘルプをご覧ください) 測定タイプ [Meas] 測定 &gt; タイプ: すべての測定のス ナップショットを 作成 [Meas] 測定 &gt; タイプ:すべてのスナップショットを作成、測定を追加 [Quick Action] キーで全スナップショット・ポップアップを表示するように設定す ることもできます。“[Quick Action] クイック・アクション・キーの設定 &#34; ペー ジ 91 を参照してください。 電圧測
表 25 CAN デコード / トリガ機能
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参照

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