Japanese Physical Therapy Association
NII-Electronic Library Service
Japar ユese Physlcal Therapy Assoclatlon理 学療 法学 第
41
巻 第7
号428
〜
438
頁 (2014
年 )研 究 論 文
(
原 著
)
環
境調 整 を併用
した
運動
療法
が
薬
原
性錐体外
路 症状 を伴 う
慢性統合
失
調
症
者
の
歩
行
機能
に
及
ぼ
す影響
に
つ い
て
*一
ラ
ンダ
ム
化
ク
ロス
オ
ー
バ
ー
比 較 試
験
一
四
方 公 康
1
)#岡 崎 信
也
1
)山 本 隆
一
2
)
木 村
保
3
)
要 旨
【目的 】 本研 究
で は,
環 境 調 整
を併
用 し た 運 動療 法
が薬
原性 錐 体 外 路 症 状
を伴 う慢 性
統 合 失 調 症 者の歩
行機 能
に及
ぼす 影 響
につ いて検 討
し た。【
対 象
】
C
精
神科
病 院 閉 鎖 病 棟 入 院 中
の薬 原 性 錐 体 外 路 症 状
を合 併
した慢 性 統 合 失 調 症 者
18
名
と し た。
【
方 法
】
ラ ンダム にA
群
10
名
とB
群
8
名
の2
群
に分 け
,
両
群 に 同 じ内容
の 運動 療 法 を
4
週 間実 施 し
,
そ
の前 後
の歩 行 機 能
に有 意
差 が ないこ と を確
認 した。
その後 休
止期 間
は設
けず
,
A
群
は,
環境 調 整 を実 施
した 運 動療 法 を開 始
し,
B
群
は,
環 境 調
整 を 実施
し ない運動療 法 を 開始
し,4
週 間 後 に そ れ ぞ れの条件
を 入 れ替 え
る,
ラン ダ ム化
クロ スオー
バー
比 較試 験
に より実 施
した
。
【
結果 】環
境 調 整 実 施 前 後
で は,
歩
行 機
能 に有 意
な変 化 を 認
めた
。ま た
,
動 作 確 認表
の作 成
が,
環境 調
整の中でも
っ とも有 効
であっ た。
【
結
論】
本 研究
か ら.
環境 調 整 を併 用 し
た運 動療 法
が,
薬 原 性 錐 体
外 路 症状 を伴 う慢
性 統 合
失調
症者
の歩 行 機 能 に おいて,
有 効 で あ る 可能性
が示 唆
された。キ
ー
ワー
ド環 境 調 整
,
薬 原性 錐 体 外
路 症 状,
慢性 統 合 失
調症 者
緒
言統 合 失 調 症の
治 療
は,
抗 精神 病 薬
に よ る薬物 治療
を 中心 とす
ること
が多 く
,
治 療 過 程
におい て,
抗 精 神 病 薬
の副 作 用
による薬 原 性 錐 体 外 路 症 状
が出 現 す
る ケー
ス も 少 なく
ない 1)。 こ の副 作 用
は,
転 倒
事
故に影
響
を与
え る 可能 性
が高 く
,
活 動 量
の低 下
,
高 齢 化
との悪 循 環
に より
,
精 神 科
に お け る入 院
の長 期 化
を助 長 す
る要 因
と なっ てい る2)3)。
し た がっ て,
薬
原性 錐 体 外 路 症 状
を伴
う
慢 性
統合 失 調
症者
に おい て,
安 定
し た歩 行 機 能
の獲 得
は必 要 不
可欠
であ
る と思
わ れる。統 合 失
調症 者
へ の運 動 療 法
につ い ては,
精神
お よ び身
体 活 動
の低
下に対
して,
身体 的
,
精 神
的,
社 会 的レベ ル *The Effect of Exercise Therapy
Coml
〕ined with EnvironmentalManipu[ation on the Walking Function of Patients with Chronic
Schizophrenia and Drug
−
induced Extrapyramida]Symptoms
/ARandomized Crossover Comparative Study
l)宇 治おうば く病院 リハ ビリ テ
ー
ション科(〒611
−
OOII 京都 府 宇 治 市五ヶ庄三番 割32−
D
Kimiyasu Shikata
,
PT.
MS,
Sinya Okazaki,
MD、
PhD :Departmen し of Rehabilitation,
Uji Oubaku Hospita}2>九 州 保 健福祉 大学 薬 学 部
Ryuichi Yamamo しo
,
PhD:School Qf Pharmaceutical Sciences.
Kyusyu University of Health and Welfare3) 阪 奈中央リハ ビ リ テ
ー
ション専門学 校Tamotsu Kimura
,
PT.
MS;Hanna
Centra且College of Rehabi 瓧ation # E
−
mail:reharoom @eijinkai.
or.
jp
(受 付日
2011年9月6日/受理 日
2014年7月9日) を 高 め るこ とが
期 待
でき
るとさ れ てい る 4)。
ま た,
錐 体 外 路 症 状 を合 併
し た症 例
に対 す
る運 動 療 法
につ い て も,
運動 能 力 改 善 効 果
は報 告
さ れてい る 5)。
した がっ て,
薬 原 性 錐体 外 路 症 状
を伴 う慢 性 統 合
失 調 症 者に対 す る 運 動療 法
は,
歩 行 機 能
の改 善 を も
た らす 可 能 性
が期 待
で き る。し か し
,
薬 原 性 錐 体 外 路
症状
を伴 う慢
性 統合 失
調症 者
へ の運動 療 法
につ い て,
検 討
し た報 告
は 数 少 ない。
この背
景 に は 以 下の理由
が考 え
ら れる。1
)
運動 療 法
の多
く は,
再 学 習 能 力
に依 存 す
る面 が あ り
,
同
じ内容
のプロ グ ラム を繰
り返 すこ とが多
い 6)。 そ のた め,
意 欲 低 下 が み られ る統 合 失 調 症 者
におい ては,
な お さ ら 反復
継続
が 困難
であ
ると推 測
さ れ る点
,2
) 集
中力
や意 欲 低
下を示 す
慢 性 統 合
失調
症者
に対 する運 動 療 法の介
入が,
精 神 的負
担 を助 長 さ
せ る可 能 性
が あ る7)点
,3
) 薬 原 性 錐 体 外 路
症 状 を 合併 し
た慢 性 統 合 失調
症者
の治療
に おいて は,
抗
精 神 病 薬
の減 量
や変 更
,
パー
キンソ ン病 治 療 薬の併
用 に よ る薬 物 治 療
が選 択
さ れてい る 8)た め,
運動 療 法
の効
果を判 断 す
る こ とが困 難
であ る 点,4
) 精 神 科 病 院
の リ ハ ビ リ テー
シ ョ ン部 門
におい て,
精 神 科 医 や神 経 内 科
医
,
薬 剤 師
や理 学療 法
士 が 連携
して治 療
でき
る施 設
が 少な
い点
。
よっ て,
薬 原 性 錐
体
外 路 症 状 を伴 う慢 性 統 合 失
調症 者
に対
し,
効 果
的 な 運 動 療 法 を提 供 す
る に はなん ら かの 工夫 が 必 要
であ
ること が推 測
でき
る。
N工 工一
Electronlc Llbrary薬原性 錐体 外 路 症 状 を伴
う
慢 性統 合 失調症者へ の環 境 調 整 429慢 性 統 合 失 調 症
の治 療
は,
現 実
の認
識不
足 を補 う
た め に,
状 況 を再 現
し繰 り返
し行 う
こ と や他 者
との共 有 共 感
が有効
であ
ると
の報告
9
)や,
自身
の状 況
を認 識
し やす
い よう
に
,
問 題 点 を振 り返 り見 直 す 必 要 が あ
ると
の報 告
10) があ
る。ま
た.
山 本 ら
4)は
,
閉 鎖 病 棟
での運 動 療 法
に つ い ては,
自 由意 志
に よ る参 加 を促 す
よう
に した と報 告
し
て いる。こ の よ
う な背 景
のも
と,
今 回
,
薬 原 性 錐体 外 路 症 状
を伴 う慢 性 統 合 失 調 症 者
の運 動 療 法
に4
つの環境
調 整(
L
喜 び
の共有
,2.
動
作
確
認
表
の作
成
,3.
ビ デ オ カメ ラ の使 用
,
4.
希 望
日時
の受
け 入 れ)
を併
用 す
るこ とで,
運
動 療 法のみの介 入 と 比較
しt歩 行 機 能
へ の影響
および各
環 境 調
整 が 患者
の満足 度
に及
ぼす 影 響 を
ランダ
ム化
クロ ス オー
バー
比較 試験
により検 討 し
た。方
法
1
.
対 象
本 研 究
の目的
および方
法
を
口頭
お よ び書 面
にて説 明
した う え
で,
理 解
し 同意 を
得
ら れ たC
精神 科
病 院 閉 鎖 病
棟
に 入 院 し てい る薬 原 性錐 体 外 路
症状
を伴 う慢 性 統 合 失
調症
者
で,
次
の選 択
基準
を満
た し た患 者
とし
た。1
) 主
治
医
に より
,
薬 原 性 錐 体 外 路 症 状
と診 断 が な さ れ
てい る,
2
) 統 合 失 調 症
を発 症
してから
10
年 以
上経 過
し てい る,
3
)
パー
キ
ンソン病 治 療 薬 が 投 与 さ れ
ていな
い,4
)
理 学 療 法 介 入
に同 意 を 得
ている,5
)
インタ ビュー
が 可能 な
コ ミュ ニ ケー
シ ョ.
ン能
力
を
有
す
る,6
) 身
体 的
に歩
行
が自立
し て おり病 棟
の廊
下 を実
際
に歩行
し ている。 た だ し,6
つ の条 件 を満
たし
てい ても
,
運 動療 法
の介
入 が,
精 神 的 負 担
を助 長 さ
せ る可 能 性
があ
ると主 治 医
が判 断
し た症 例 は適 応 除 外 と した
。以 上
の条 件 を
満
た し た対
象
は18
名 (
男 性
9
名
,
女性
9
名 )
であ
った
。
以 前
,
我
々がC
精
神科 病
院
閉
鎖 病 棟 入 院 中
の薬 原 性
錐 体 外 路 症 状 を合 併
し た慢 性 統 合 失
調症
者
16
名
の介 入
研 究
の際
,
8
週 間
の脱 落 率
は0
% であ
っ た。
前
回の脱
落
率
か ら想 定 す
る と,
今
回16 名
の参加
が 必要
と な る が,4
週 間
の延 長 を考 慮 し 目標 症 例 数 を
18
名 と
し た。対 象 者
の投 与 薬 剤 (
抗 精 神 病 薬 )
につ い て は,
フェ ノ チアジン系
の レボメ プロ マ ジ ン,
ブ チロ フ ェ ノ ン系
の ハ ロ ペ リド
ー
ル,
プ
ロムペ リ ドー
ル,
ベ ンズ
ア ミ ド系
の ス ル ピ リド
,
非 定 型抗 精 神 病 薬
の リス ペ リ ドン,
オラ ンザ ピン,
クロザ
ピン であ
っ た。
す
べての対 象 者
は,
数 種 類
の抗 精神 病 薬 を組
み合 わ
せ て使用
してい た。
抗
精神
病 薬
の組 合
せ方
法
は対象 者
ご と に異 な
っ てお り
,一
定
の傾 向
は 認 め ら れ な かっ た。
2.
研究
期
間
と研 究
デザ
イン研 究 期 間
は12
週 間
と し,
研 究
に 関与
し ない1
名 (
C
精 神 科 病 院
IT
シ ステム管 理 室
ス タッ フ)
が対
象
者
18
名
を,
乱 数 表
に て ランダ
ム にA
群
10
名 と
B
群
8
名
の2
群
に分 け
た。まず
,
両 群
の各
パ ラメー
ター
に差
が ない こ とを事 前
に証 明 す
る 必 要 が あ る た め,
基準
期 を 設 け 両 群 に 運動療法 (
ス ト レッチ ング,
バ ラン ス練 習
,
歩
行 練 習 )
を4
週間 実 施
し,
その前 後
の歩 行 機 能
に有 意 差
が ない こ と を確
認 し た。
その後 休
止期 間
は設 け ず
.
A
群
は.
4
つ の環 境 調 整
を実 施 し
た運 動 療 法 を 開始 し
,B
群
は,
環 境
調整
を実 施
しない運 動 療 法
を 開始
し,
そ れ ぞ れの条 件
を 入 れ替
え る,
クロスオー
バー
法
により実 施
した。
な お,
基 準 期 以 降
の最 初
の4
週 間 を前介 入 期
,
そ の後
の4
週間
を 後 介 入 期 と
し,
評 価 時 期
は,4
週 間の各
期前 後
の時 点
と し た。
図1
に研 究全 体
の フロー
チャー
トを示 す
。3.
運 動 療法
の介 入頻 度
お よ び時 間
介 入 頻 度
お よ び時 間
は,
週
2
回 (
1
回
40
分 ) と
し た。精神
障
がい者
の運 動 療 法
につ い ては,
意欲 が 安 定
して持
続
さ れな
い こと が多 く
,
週
1
〜2
回 が適 切
との報
告
11>,
お よ び 主治 医 を含 む病 棟
ス タッフと
の相 談
に より
,
精神
的
スト
レ スな
どを含 め
,
十分 な 配慮
が必 要
であ る と判 断
した結 果
であ
っ た。
4.
倫 理 的
配慮
対
象
者
の研 究 参 加
へ の任 意 性 を保 障 す
るた
め に,
参 加
者
に対
し,
研 究 目的
・
方 法
,
途 中
で参 加 を
やめ
ることが
で き,
そ
の場 合 治 療 な
どで不利 益
な取
り扱
いを受
け ない こ とを説 明 し
,
参 加 意 思 を再 度 確 認
し たう
え
で 同意
書
を交
わし
た。 デー
タの分 析
.
結 果
の公
表
に おいて個
人名
や施
設名
はす
べ て匿 名
と し,
デー
タ は,
す
べ て鍵
のか か る場 所
に保 管 し
.
本 研 究
の目的 以 外
に は使 用
し ない こ と,
ビ デ オ カメラの録 画
デー
タな
どの個 人
デー
タ は研 究 終
了後
,
消 去
・
破 棄 す
る こ とを約 束
した。
な お,
本
研究
は字
治 お う ば く病 院倫 理 委 員 会
の承 諾 を受
け て実施
し た(
承
認 番 号 第
20130515
−
1
号 )
。運 勳 プ
ログ
ラ ム1.
ス ト レッ チング対
象
と し た筋
・
伸 張 方 法
は.
大 胸 筋 鎖 骨 部 胸 肋
部(
端
座位
にて両 肩 関節 を伸 展
・
内 転 )
,
大 腰 筋
(
腹 臥位
に て股 関 節
の軽 度 外 転 位 を維 持 し
,
股 関
節
を
伸
展
)
,
半
腱様
筋
・
半 膜 様 筋 (
背 臥 位
に て 股 関 節の 屈 曲・
内転
・
内旋 位
を維 持 し
,
膝 関 節 を伸 展
し な が ら,
踵
を体幹
長 軸
に対
し て平 行
かつ 上方
に引 き上 げ
る)
,
大
腿二頭筋
(
背
臥位
に て股
関節
屈
曲外 転
・
外 旋 位
を維 持
し,
膝
関節
を伸
展 し な が ら,
踵 を体 幹 長 軸 に対 し
て平 行
かつ上 方
に 引き
上げ
る)
を各
部
,
約
10
〜
20
秒
かけ
て2
セ ッ ト行
っ た。本
研究
で はt精
神 面
に よる余
分 な 緊 張
や抵 抗 を和
ら げ る た め,
スト
レ ッチ前
に持 続 時
間,
反復
回数
疼 痛
が出 現
し た際
の対 応
に関 す
る情 報 を含
めた
オ リエ ンテー
ショ ン をJapanese Physical Therapy Association
NII-Electronic Library Service
Japar ユese Physical Therapy Association430
理 学 療 法 学 第41 巻 第7号・
主治医 に よ り,
薬原性 錐 体 外 路 症 状 と診 断がな されて い る・
統 合 失 調 症 を発 症し て か ら10
年 以上経
過し ている・
パー
キン ソン病 治 療 薬 が 投 与 されていない・
理学療 法介入 に 同 意 を 得 てい る・
インタビュー
が 可 能 なコ ミ.
z ニ ケー
シ ョン能 力 を有
す る・
身 体 的に歩 行が 自立 して お り病棟
の 廊 ドを実 際に歩 行し ている 参 加 :< n=
18 >評
価 基 準期
評 価1
ラ ンダ ム 割 付丶
前
介 入
期
畢
畢
評
条 件 の 入 れ 替 え
条 件 の 入 れ 替 え
ll
韲
二
罪
・灘
鯨
量
図 1 ランダム化クロス オー
バー
比較 試 験の フロー
チャー
ト ランダム化 クロ ス オー
バー
比較 試 験の フロー
チ ャー
トを示 す.
今回,
薬 原 性 錐 体 外路 症 状 を 合 併 し た 慢 性 統 合 失調 症者に 対 し て,
環境 調 整 を 行い,
運 動療 法 効 果に及ぼす 影 響につ い て検 討す る た め,
エ ビデン ス レベ ルが 高い ラン ダム化クロ スオー
バー
比 較 試験に て,
合 計12週の運 動 療 法の介 入を行っ た.
基準 期に おいて評価
が 可 能 で あっ た 人 数 と 運 動 療法 介人後に おい て解 析可能であっ た入数は同 数18名 (脱 落 者ない で あっ た,
実 施
し た12)。
2.
バ ラン ス練 習
本研 究
の バ ランス練 習
では,
前 方
・
後 方
ス テッ プ(
体
幹・
股 関 節伸
展 を 引 き出
し,
前 後
の立 ち直 り反
応 を促 す
日的 )
,
左 右
クロ ス レッ グ(
体 幹
・
股 関 節 伸 展
を引
き 出し
,
体 軸 内 回 旋
を伴 う側 方
の立 ち直 り
反 応 を促
す 目 的)
を行
っ た。
3.
歩 行 練 習
す く
み足
や突 進 現 象
の改 善
お よ び歩 幅
の増 大 を 囗 的 と し て,
おも
に視 覚 的手 が か り
に よる振 り出
しや 立位
にて 足踏
みを
し な が ら腕 を振
る運 動
を,
セ ラピス トがモ デル とな りメ トロ ノー
ム の音
に合
わ せて3
分 聞(
腕 振 り頻 度
は1
分 あ た り88
回) 行
っ た。4.
時
間 と順 序
および休 憩
につ い て各
運動 プ
ロ グ ラムの時 間
と順 序
は,
1
.
ス トレッチング(
約
15
分)
,2.
バ ラン ス練 習(
約
10
分 )
,
3
.
歩 行 練 習 (
約
15
分
)
,
トー
タル の介
入時
聞を
40
分 と
した
。ま
た,
意
欲の減 退につな が る 恐 れ があ
る継 続
した休 憩 (
3
分
以 上)
や,
プラッ トホー
ム 上 での臥 床
に よ る休 息
におい て は 避 け る よう
に し た。4
つの 環境
調整
本 研 究
で実 施
し た環 境 調 整
の コ ンセ プ トと して,
特
別 かつ高 価 な機 器 を用
いな
い こと,
セラピス トが特
別 な治
療 介
入 を受
け なく
ても実 施
でき
る こと,
セ ラ ピ ス ト と家 族 や病 棟
ス タッ フが情 報
を共 有
しやす
い こ とと した。1
.
喜
び の共 有
本 研 究
では,
対 象 者
の歩 行 機
能 に 対 する意 識
を高
め る N工 工一
Electronic Library薬原性錐 体 外 路 症状を伴 う慢 性 統 合 失 調 症 者へ の環 境 調 整 431 目 的 で
,
喜
び を共 有 す
る環 境 調 整
を行
っ た。 こ の際
,
病
棟
ス タッフだけ
でな く家 族
にも協 力 し
て いた だき
,
運 動
療
法 場 面
だけ
でな く
,
病 棟
で の生活 場 面
におい ても
,
動
作
の改 善
が少
しでも認
めら
れ た場 合
に は,
対
象者
と一
緒
に なっ て喜
んでい た だく
よう
に指導
し た。
ま た,
運動 療
法
場 面 に おいて は,
担 当 看 護 師 も し く は その 日の リー
ダー
看 護
師
に,5
分
程度 見 学
し て も らい,
賞 賛 (
「身 体
の動 きが
よくな りま した ね」 な
ど) を 中心 と
した声
が けをお 願
いした
。本
研究
で は,
過 度の喜
び や 励 ま しがス トレ ス を与
え る 可能性
があ
る こ と か ら,
注 目
と賞 賛
を中心
と し た関
わり
方
が,
対 象 者
に負 担
を与
えて いな
いかを確 認 す
る 目的
で,
入 院 生活
チェ ッ ク表 (
図
2
−
a)
の ス ト レ ス フェ イ ス スケ
ー
ル(
図 中
※2
> を用
いた
。な お
,
スト
レ ス フェイ
ID
*** 氏 名 *** 週目H
年 / ( ) / ( ) / ( ) / ( 〉 / ( ) /(
)
/(
)
熟 睡感 ※ 1追
加 眠 剤 使 用 ス トレ ス ※2
食 事 量食 欲
※1
尿 便 (回数・
性 状 ) そ の他
12
※ ※ 1:全 く無
い 2 :ない 3 :普
通 4 :ある 5 :十 分 ある◎ ◎ ◎ ◎ ◎
1 :す
ごく感 じ る2
:ま あ ま あ感
じ る3
:少しだ け感
じる4
:ほ とん ど感
じない5
:気 分 が 良い一
週 間の感 想 等 図2
−
a 入 院 生活チェ ッ ク表 入 院生活 チェ ック表 を 示 す.
入 院 生活チェ
ック表(
図2
−
a)
の ス ト レス フェ イス スケー
ル(図 中※2)の,
1
(
すごく感じ る)
〜
3
(
少しだけ感じ る)
に チェ
ッ ク が な さ れ ている場 合は,
主 治 医 と相 談 し,
介 入 方 法に問 題が ない か を確
認 し た.
Japanese Physical Therapy Association
NII-Electronic Library Service
Japar ユese Physlcal Therapy Assoclatlon432
理 学 療 法 学 第41 巻 第7号 ス スケー
ル の,1
(
す
ごく感
じ る)
〜3
(
少
しだ
け感
じ る)
にチェ ッ クが な さ れてい る場
合 は.
主 治
医 と相 談
し,
介
入方 法
に問
題 が ない か を確
認 し た。
2
.
動 作 確 認 表
の作 成 (
図
2
−
b
)
動 作 確 認 表
は,
主 治医
,
病棟
スタッフや 家 族にも 提 示し
,
対 象 者
の現 状 把 握 お
よ び成 果
の共 有
を促 す 目的
.
運動 療 法 効
果 を確
認す
る 目 的 と して使
用 した。動 作 確 認 表
に は.
歩 行
,
日常 生 活
の項
目を提 示
し,
週
1
同見 直
しを行
っ た。
3
.
ビ デオ カメ ラを使 用 す
る目的
にあ
っ た 正 しい 運動 療 法
の方 法
と な る よう
,
ビデ オカ メ ラを使
用 して動
作の修 正・
指 導 を 行っ た。
修 正 に つ いては
,
練 習 中
の言 語
に よる教 示
は控 え
,
動 作 練 習 場
面 を
ビ デ オカ メラで撮 影 し
,
運 動 療 法 終 了 後
にビデオ カ メラ を 再生
し な が ら指 導 を行
っ た。
4.
希 望
日時
の受
け 入 れ環 境 調整
を実 施 す
る際
の介
人 日時
は,
各
回 終 了後
(
初回
は3
日前
)
に対 象 者
の次 回希
望 日時
を確
認 し,
対 象 者
が指 定
し た 日時
と し た。
環 境 調 整
を 実施
し ない期
間 に お いて は,
セ ラ ピストが
1
週 間 前
に指 定
し た 日時
と し た。
本研 究
では,
各
主治 医
と相
談 し対象
者の希
望 日 時 を受
け入
れる こと が,
対 象 者
の退 院 を 阻害
し ない こ とを確
認 し了 承
を得
て行
っ た。
評 価
項 目本研 究
では,
主要
ア ウ ト カム を歩
行機 能
と し,
二次
ア ウ トカ ムを環 境 調 整 満 足 度
とし
た。L
歩
行機 能
対
象 者
は10m
の歩 行 区 間
の前 後
に3m
ず
つ の予 備 路
を 取っ た合 計
16m
を 歩 き
,
検 者
は ス トッ プウォ ッチに て対 象 者 が 測定
区 間 を 通過 す
る時 間
を測 定
し た。
対 象 者
に は,
「
で き る 限 り速 く歩
い て 下 さい」 と指 示 し
た。転
倒 等
の事
故
が ない よう
に,
検
者
が対
象
者
のや や後 方 を歩
き
,
各 対 象 者
につ き3
回 測 定 し,
最 速 値 を 分析
に 用いた。
な
お,
デー
タ処 理
で使 用
し た歩 幅
,
歩
行 率
,
歩
行
速 度 は,
すべ て古 名
ら ]3)の方 法
に し た がっ て身
長 補 正 し たも
の であっ た。2.
環 境 調整 満
足度
調
査方 法
は 選 択方 式
のアンケー
ト用 紙 (
図
2
−
c)
を作
成 し,
調 査 項 目 は,
環境
調整
の満 足 度 (
喜
びの共 有
動 作 確 認 表
の作
成,
ビデ オ カメ ラの 使 用
,
希 望
日時
の受 け 入
れ,
総 合 満足 度 )
と し,
そ れ ぞ れ を5
段
階評 価 (
1
.
不 満
〜
5
.
満 足 )
で 数値 化
し た。
前
・
後 介 入
期 終
r
後
の満足 度
をも
とに,
各 対 象 者
の各
項 目 に お け る平 均 満足 度 を代 表値
とし検 討
し た。な
お,
環境 調
整 を実
施
しな
い期 間 (
A
群
の後 介 人 期
,
B
群
の前 介 入 期
)
に お いては 総 合満
足 度のみとした。
3.
各 環 境 調 整
にお け
る聴 き取 り調 査
4
つ の 環境 調 整
のう
ち,
喜
びの共 有
お よ び 動 作 確 認 表 の作 成
につ い て は,
対 象 者 お
よ び病 棟
ス タッ フに対 す
る 聞き取 り調 査 を行
い,
ビ デ オカ メ ラ の使 用
お よ び希
望 日 時の受
け 入 れ につ い て は,
対 象 者
に対 す
る聞
き取 り
調 査ID
** *t
_
一一
○年
× 月 △ 口 (前回よ り1
週 間 後 ) 歩 行 前 回の目標:歩 幅 を 大 き くす る。
現 在:踵から床に接 地し てい る。
目標:前 を見 て,
腕 を 大 き く振る。
日常 動 作 前 回の目標:昼食
は,
ひ と り で ホー
ルまで歩 く。
現 在:朝 食のみ
,
病 棟スタッ フに よ る介
助歩行
。
目 標:毎 食,
ひ と り で ホー
ル まで歩 く。
図2−
b
動 作 確 認 表 動 作 確認表の一
例 を示 す.
運 動 療 法を提 供 する な かで,
対象者
の運動 機 能 を把 握し,
治 療 者と目標を共有 するた めに用い た.
賞 賛
を中
心と し た声かけはいかがで した か ?動
作
を確認 しな が ら表 を作 成 する作 業はいか がで し た か ? ビデ
オ カメラで の動作
の確
認はいかがで したか?患者様
が ご希 望 され た 日時 と することは いか がで し た か ? 運 動 療 法に対し て満足 さ れ ま し た か ? [ 満 足・
や
や満
足・
どち らでも ない・
や や 不 満・
不 満〕 [ 満足
・
や や 満 足・
ど ち ら で もない・
や や 不 満・
不 満ユ [ 満 足
・
や や 満 足・
ど ち ら でも ない・
や や 不 満・
不 満] [ 満 足
・
や や満足・
どちら でも ない・
や や 不 満・
不満 ] [ 満足・
や や 満 足・
どちら でも ない・
や や 不 満・
不満
] 図2
−
c 環境調整 満足 度 調 査 環境
調整満 足 度 調査のアンケー
トを示 す.
対 象者 に は治 療 を担 当し ていない検者が,
ア ンケー
ト用 紙 を も と に対 面 法で調 査 を 実施し.
担
当の理学療 法 士には 留 置 法で行っ た.
各
項目 を5
段 階 評価 (L 不満〜
5,
満足 )で 数 値 化 し た.
N工 工一
Electronlc Llbrary薬 原 性 錐 体 外 路 症 状 を伴 う慢 性 統 合 失 調 症 者へ の環 境 調 整
433
を行
っ た。聞 き取 り調 査
の方 法
は,
環 境 調 整 を実 施
した期 間 が 終 了 した 際
に,
非構 造化 面接 法 を用
いt
直接 聞 き
取
っ た内 容 を言 語 化 し要 約 した
。
4.
参 加
率
参加 率
はt
両群
の基
準
期
お よ び前
・
後
介
入期
の各
回の参
加 率
(
日数
)
をも
と に,4
週 間
ご と各 対 象 者
の平 均 参
加 率
を代 表値
と し検 討
した。5.
身 体 活 動 量
本研 究
では,
運 動 療 法
に対 す
る環 境 調 整
の影響 を確 認
す
る必 要
があ
るた め,
生活
の中
で の身 体 活 動 量 を把 握 す
る目的
で,
歩 数 計 (
オム ロ ンヘ ル ス社 製
,HJ−108
)
を
使
用 した
。歩 数 計 は
.
装 着 部位
に よっ て影響 を 受 け
る 可能
性
が あ る14)こと か ら,
今
回,
装着 部 位
を右
上前 腸 骨 棘
直
上 と した。
な お.
装着 時 間
は,
午
前 7
時
〜
午後
7
時
と し,
各
対
象
者
の各
期 最 初
の1
週 間分
の総
歩
数
か ら,
1
日 分の平均 歩 数
を求
め.
その値
を代 表 値
と し検 討
し た。6
,
薬 物 投 与 量
の調 査
薬物 投 与 量
が,
薬 原性 錐 体 外 路 症 状
に影響 す
る可能性
が 報 告 され
ている 1)ことか ら
,
本 研 究
で は,
運
動療法
効
果 に お け る 薬 物 投 与 量の影 響
を確
認す
る 目 的で,
週1
回(
前
・
後介
入期
各
4
回,
計
8
回
)
薬 物 投 与
量 を調
査 し,
4
回分
の平 均
値
を代 表 値
と し検
討
し た。な
お,
薬 物
はChlorpromazine
で換 算 し た。
す
る 目的
でPANSS
を 実 施
し た。
PANSS
は主
と し て,
統 合 失 調 症
の精 神 症 状 を
把
握
す
る こと を
目的
と し て,
Kay
ら(
1991
)
に よっ て開発
さ れ,
広 く
使
用 さ れて い る15)。
評 価 項 目
は,
陽 性 尺 度
7
項 目
,
陰 性 尺 度
7
項 目
,
総合 精 神 病 理 尺 度
16
項 目
の合 計
30
項 目か ら な る
。評 価
方 法
は,
1 (
な し)
〜
7
(
最 重 度 )
の7
段 階 評 価 (
各 項
目
の点 数 が低
い ほど症 状 が 軽
い)
であ
る。本研 究
で は,
山
田ら
15)に よ る 日本 語 版 を使 用
し,
評 価
につ い て は,
各 対 象 者
の主 治
医 に依 頼
し,
PANSS
に よ る 精 神 症 状 評価 を
週1
回(
前
・
後介
入期各
4
回,
計
8
回
)
実 施
し,4
回分
の各 尺 度 平均 点 を代 表値
と し検 討
し た。
解 析 方 法
群 内
比較
に はtWilcoxon符 号 順 位
検
定
を実 施
し,
群
間
比較
には,
Mann
−
Whitney
U
検 定 (
男 女 比
のみFisher
exact
probability
) を実 施 した
。また
,
参 加 率 と満 足 度
との相 関 関係
に は,
Spearman
の 順位 相
関 係 数 を 用い た。
な
お.
統 計 処
理 に は統
計
用 プロ グ ラムSYSTAT13
for
Windows
を使 用
し,
有 意 水 準
は5
%未 満 と
し た。
結
果
1.
各
群
に おけ
る対
象者
の身
体
・
精 神 特 性
の比 較 (
表
1
)
お よ び 基準 期
の参 加 率
につ い てす
べ て の項 目
にお
い て,
有 意差 は認
めな
かった
。基 準
期
の参 加 率
にお
い ても
,
A
群
69.
3
±42.
1
%,
B
群
63.
6
±49
.
8
% であ り
,
有 意 差
は認
め な かっ た。
7.Positive
andNegative
Syndrome
Scale
(
PANSS
)
本 研 究 で は
,
運 動 療 法 に お け る 精神
症 状の影 響
を確 認
2.
基 準 期 (
表
2
)
歩 行 機 能
,
身体 活 動 量
および薬 物 投 与量
に有 意 差
は認
表
1
各
群 に おけ
る対 象 者
の身体
・
精神 特 性
の比較
A
群 (
n=
10
)
B
群(
n=8
)
有 意 差 男女
比 年 齢(
歳)
身 長 (cm ) 平 均 罹 病 期間 (年 )歩幅 (
cm)
歩行
速度 (
m /min)
歩行率 (
stePS /min)
身体活
動量(
steps)
薬 物投 与 量 (mg ) 陽性 尺 度 陰性尺度 総合 尺 度6
;463 ユ ±268
160
.
8
:ヒ21
.
0
28
ユ±23
,
3
48
.
2
±109
5
&3
±20
.
4
121
.
6
±32
.
9
2418 ± 2078383
ユ ±291
.
2
14
.
9
±13
.
0
192
±18
.
4
369
±27
,
6
3
:560
.
8
±29
ユ158
.
9
±18
.
9
26
.
2
±20
.
4
46
.
7
±11
.
4
55.
1
±228
116.
1
±349
2631 ±2313
368
ユ ±27L3
13
,
3
±12
.
2
2L5
± 17.
434
ユ ±22
,
3
SSSS
& &SSSSSS
凡 瓦N
瓦NNN
凡 凡 瓦 瓦N
平 均値±標準 偏差,
N
.
S
.
:net significantMann
.
Whitney
U
検 定男 女比 の み
Fisher
exact probability 薬 物はChlorpromazine
換算
とし た.
各 群にお ける対 象 者の身 体
・
精 神 特 性の比較を示 す.
値
は平 均 値±標 準 偏 差で表 記.
薬 物はChlorpromazine
で換 算し た、
解 析 方法 に は,
Mann−
Whitney U 検 定を用い,
Japanese Physical Therapy Association
NII-Electronic Library Service
Japar ユese Physical Therapy Association434
理学 療 法 学 第41
巻 第7
号 め な かっ た。
3
.
前 介 入 期 (
tc
2
,
表
3
)
環 境 調 整 を実 施 し
たA
群
にお
いて は.
歩 幅
歩 行 速
度
に有 意 な 変 化 を 認 め
た(
p
〈O.
Ol
)
。環 境 調 整 を 実 施
し ないB
群
において,
歩 行 機 能
に有 意
な変 化
は認
め な かっ た。
ま
た.
身 体 活 動 量
お よ び薬 物 投 与量
の群 内 比 較
において,
有 意
な差
は認
め なか っ た。PANSS
の群問
比較
に おい て,
陰性
尺度
に有 意 な 差 を認
め た(
p
<0,
05
)
。参 加 率
お よ び 総合 満
足度
に おい て,A
群
はB
群
と比 し
て,
著 明
に高
い こと を認
め た (p
〈0.
OD 。
両群
の参 加
率
と総 合 満 足 度
の関
連性
は,
有
意 な 正の相 関 を 認 め た(
P
<0
.
Ol
)
ロ
表
2
各 期 介 入前 後
の歩 行 機 能
,
身体 活 動 量
お よ び薬 物 投 与
量の変化
基 準 期 A 群 (運 動 療 法の み)n=
10介
入前
介入後有 意差
B群 (運 動 療 法の み)n
=
8
介 人 前 介 入 後 有 意 差 歩 幅 (cm ) 歩 行 速 度 (m /min ) 歩行 率 (steps /min ) 身 体 活 動量 薬物 投 与 量 (mg ) 48.
2 ± 10.
958
.
3
±20
.
4
121
.
6
±32
.
9
2418
±2078
383.
1 ± 291、
2
47.
9 ± ll.
257
.
1 ± 24,
7
118
.
6
± 29、
22294
±1782
402
.
6
±302
.
8
SSSSS
NNNNN46
.
7±ll
.
4
55.
1 ± 22.
8
116.
1 ± 34.
92631
±2313
368
.
1
±271
.
3
47
,
3
±13
ユ 57.
0
±29
,
2
118.
7 ± 31,
72791
± 2906391
.
7
± 283,
4N
.
S
.
N
.
S
.
N.
S
.
N.
S.
N、
S.
前 介入期A
群 (環境 調整 )n=
10
介人前 介入後 有 意 差 B群 (運 動 療 法のみ)n=
8
介入前 介入後 有 意 差 歩 幅 (cm )歩行
速度 (
m 〆min)
歩
彳了率(steps 〆min ) 身 体 活 動 量 薬 物 投 与 量 (mg ) 47
.
9 ± 11.
257
.
1
±20
.
7
11
&6
±29
.
2
2294
±1782
402.
6
±302
,
8
53、
4 ± 13.
767
.
8
±26
.
9
125
.
6
±31
.
4
2489
±2032
424.
2 ± 280.
2 P <0
.
OlP
<0
.
Olp
〈0
.
05
N
.
S
.
N.
S.
47
.
3
± 13.
1
57
.
0 ± 29.
2 /18.
7
±31
.
72791
±2906
391.
7 ± 283,
448
.
9
±14
.
0
58、
3
±26
.
4
119.
0 ± 34.
42591
±2106
399.
1 ±242
.
3
SSSSS
NNNNN
後 介入 期A
群 (運動 療 法の み)n=
10 介入前 介入後 有 意差 B群 (環 境 調整)n=
8 介 入前 介入 後 有意 差 歩 幅 (cm ) 歩 行 速 度 (m /min ) 歩 行 率 (steps 〆min ) 身体 活 動量 薬 物 投与量 (mg )53
.
4
±13
.
7
68.
8
±26
,
9
125,
6
±31
.
42489
±2032
4242
±280
,
2
54
,
8
±15
.
2
71
.
0
±28
.
8
130.
1
±40
.
2
2366
±1892
411
.
6
±202
.
9
N
.
S
.
N
.
S
.
N
.
S
.
N.
S
.
N
、
S
.
48
、
9
±14
.
0
58
,
3
±26A
119
,
0
±34
.
4
2591 土 2106399
.
1 ± 242.
3
55
.
7
± 16.
465
.
0
±29
.
2
126
.
4
±389
2684
±2422
438.
5 土 217.
9 pく0.
01p く0
,
05p
<0
.
05
N
.
S
.
N.
S
,
平 均値
±標準
偏 差、
N
.
S
.
;not significantWilcoxon
符 号 順 位 検 定 薬 物 はChlorpromazine
換算と し た,
各
期介入前 後の歩行機
能,
身
体 活動 量 およ び薬 物 投 与 量の変 化を示 す.
で換算し た.
解 析 方 法に は,
Wilcoxon
符 号 順 位 検 定 を用いた.
値は平均 値±標 準 偏差で表 記.
薬物 はChlorpromazine
表 3
前
・
後 介
入期
のPANSS
評価
,
参 加 率 お
よび総合 満 足 度 評価
前 介 入 期A
群(
環境
調 整)
B
群(
運 動 療 法の み) n=
10 n≡
8 有 意 差 後 介入期A
群 (運動 療 法のみ )B
群 (環 境 調 整 ) n≡
10
n=
8
有 意 差 陽性.
尺度 陰性尺度 総 合尺度 14.
3
± 13,
5
18.
3 ± 16.
2372
± 26.
6
12.
6 ± 11.
5 23.
7 ± 16ユ 35.
9± 25.
8 N.
S
,
p<0.
05 N,
S
.
15
.
8
±14
.
1
22
.
5 ±182
32
、
3
±18
.
4
13
.
6
±12
.
2
19
.
8
± ]4
.
8
34
.
6
±22
ユ N.
S
.
N.
S.
N.
S.
参 加 率 (%) 総 合 満足 度 相 関 係 数8L8
±56
.
2
4
ユ±2
.
6
0.
683* *65
.
4
± 48ユ3
,
0
±22
0
.
622
* * pく0.
01P <D
.
Ol
67
.
1 ±4423
,
3
±2
.
5
0
.
572
*82
.
7
±51
.
0
4
.
3
±3
.
80
.
673
* * p< 0.
05p 〈0
.
05
平 均 値±標 準 偏 差,
N
.
S
,
:not significant* * :p<
0
.
01
*
;p〈O
.
05
Mann−
Whitney U検定
お よ びSpearman
の順 位相 関係 数前
・
後 介入期のPANSS
評 価,
参 加 率お よ び総 合 満足度評 価 を 示 す.
値は平 均 値±標 準 偏 差.
検定
を 用い,
参 加 率および総 合 満 足 度の関連性におい て,
Spearman
の順 位 相関係 数 を用い た.
群 問比較には
,
Mann
−
Whitney
U
薬 原 性 錐 体