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病棟看護師の Organizational Citizenship Behavior 促進要因の検討

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Academic year: 2021

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292 *1 川崎医療短期大学 看護科 *2 関西福祉大学 看護学部 看護学科 (連絡先)島村美砂子 〒701-0194 倉敷市松島316 川崎医療短期大学      E-mail : [email protected] 資 料

病棟看護師の Organizational Citizenship Behavior

促進要因の検討

島村美砂子

*1

 福武まゆみ

*1

 難波峰子

*2 1.緒言  従来,我が国の企業組織は組織の効率を促進する インフォーマルな役割の担い手が存在する1).この ことは,我が国の看護の組織においても同様とされ ている.しかし,近年の看護の現場は医療の高度化 と看護業務の複雑化や細分化が進み2),日々の看護 業務は多様化と多忙さに加えて効率が重視されるよ うになった.その結果,同僚への自然に発生する手 助けや配慮などインフォーマルな役割の担い手が減 少してきている傾向にある.  組織心理学,経営学の分野では業績の向上に関わ る重要な概念として組織の社会的機能を円滑にす る行動として Organizational Citizenship Behavior (以下 OCB と略す)が注目されてきた.Organ は OCB とは「任意の行動であり公式の報酬システム によって直接もしくは明確に承認されているもので はなく,集合的に組織の効率を促進するものである」 と述べている1).このような行動は一般企業におい てのみでなく,看護の組織においても重要であり, 病棟という看護師が働く小集団の中のメンバー相互 の親和性,協力性が働きやすさや仕事への意欲に繋 がるであろう.  一方,日本には「奉職」といった言葉があるよう に自分の所属する組織のためによかれと自発的に仕 事をすることが当たり前という雰囲気があるが,現 在の医療現場は多様化と多忙に加え効率が重視され る中で,業務として規定されている仕事のみを行う ようになると組織の人間関係が悪くなり , 業務は円 滑に行われなくなる.そこで,組織の機能を円滑に するとされている OCB について日本の病棟看護師 における促進要因について検討する必要がある. OCB に関する研究においては OCB の促進要因の検 討がなされており,その要因として組織コミットメ ント,職務満足などが報告されている.具体的には 組織コミットメントや職務満足が高まると OCB が 促進されると言われている3-5).さらに,OCB は国 の文化の影響を受けるとの報告もある6).看護にお ける海外の文献を概観すると,OCB と職務満足, 組織コミットメントの関連では,これらが OCB を 促進すると言われている7,8).また,看護師のストレ スと OCB の関連では OCB が多く行われる職場で は看護師のストレスが軽減されるといった報告もな されている9).看護における日本の OCB 研究の概 要は,男性看護師による OCB の内容研究であり男 性看護師の OCB の具体的内容として力仕事,機械 の修理,スタッフ間の緩衝材であった10)  これらのことから,看護師組織における OCB の 促進要因において職務満足,組織コミットメントの 関連は明らかにされているが,個人要因,環境要因 など具体的な要因は明らかにされていない.個人要 因は現在の勤務先の病棟における勤務歴であり,環 境要因は組織の概要を表すものである.これらの要 因と OCB の関連を明らかにすることで病棟看護師 における OCB を促進するための介入の視点が明ら かになる.そこで,組織の凝集性を高め,業務効率 を促進し病棟看護師の人的資源管理に資するための 個人要因,環境要因を明らかにすることが重要と考 える.  そこで,本研究は日本の病棟看護師における OCB の促進要因について検討し,OCB に対する組 織コミットメントとの関連を明らかにすることを目 的とする. 2.概念枠組み  本研究において,組織心理学における Kim and Mauborgne11)のモデルを基盤とした.個人要因,環 境要因が態度を表す組織コミットメントに影響し, このことが行動である OCB に関係するという枠組

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みとした. 3.方法 3. 1 用語の定義  本研究では,OCB とは「任意の行動であり公式 の報酬システムによって直接,もしくは明確に承認 されているものではなく,集合的に組織の効率を促 進するもの」と定義した12) 3. 2 調査内容 3. 2. 1 属性  基本属性として年齢,性別,職種,最終学歴,職 位について尋ねた. 3. 2. 2 個人要因  看護師経験年数,病棟配属期間,部署異動回数に ついて尋ねた. 3. 2. 3 環境要因  環境要因は設置主体,病院の看護師数,病棟の看 護師数,病院の病床数について設問した.上司・同 僚の支援については,NIOSH(米国国立労働安全 保健研究所)職業性ストレス調査票13)の社会的支援 を用いた.項目として「次の人たちはあなたの仕事 が楽になるようにどのくらい配慮や手助けをしてく れますか」等8項目(各4項目)の上司・同僚につい て各々「1点:そういう人はいない」~「5点:非常 に手助けや配慮をしてくれる」の5件法で尋ねた. 得点が高いほうが上司・同僚からの支援があるよう に配点されている. 3. 2. 4 組織コミットメント(態度)  組織コミットメントについては,Meyer et al. が 開発し14)高橋が翻訳した15)情動的・継続的・規範的 からなる18項目3次元の尺度を用いた.情動的コミッ トメントは,組織に対する感情的な愛着であり「私 はこの病棟に愛情を感じている」等の6項目で尋ね た.継続的コミットメントは,組織に対する損得勘 定であり「病棟を辞めるとしたら代わりの部署が見 からずに困るだろう」規範的コミットメントは理屈 抜きの感情であり「今,この病棟を辞めてしまった ら罪の意識を感じるだろう」など各6項目の7件法で 尋ねた.「1点:全くその通りではない」~「7点: その通りである」で行った.得点が高いほうが病棟 にコミットしている.本尺度の組織コミットメント 尺度日本語版は内的整合性があることが示されてい る15) 3. 2. 5 OCB(行動)

 OCB は,Podsakoff et al. による修正版 OCB 尺 度16)24項目を西田17)が邦訳したものを使用した.「多 くの仕事を抱えている人の手助けをする」等の項 目に対して6件法「1点:全く行っていない」~「6 点:常に行っている」で行った.得点が高いほう が OCB を行うように配点されている.本尺度は我 が国における測定尺度として内的整合性を示してい る17) 3. 3 対象と調査方法 3. 3. 1 研究対象  A 県の平成24年度版 保健福祉施設・病院等一 覧を基に20床以上の一般病院(精神科を除く)174 病院の中から無作為に50病院を抽出した.抽出され た50病院の看護部長あてに文書にて調査の依頼を行 ない同時に調査実施可能な病棟勤務の看護師数を把 握した.了解が得られた20施設802人に調査票を配 図1 概念枠組み

ᅗ 㻝 ᴫ㻌 ᇶᮏᒓᛶ㻌 ᖺ㱋䞉ᛶู䞉⫋✀㻌 ᏛṔ䞉⫋఩㻌 ಶேせᅉ㻌 ⑓Ჷ㓄ᒓᮇ㛫㻌 㒊⨫␗ືᅇᩘ㻌 ┳ㆤᖌ⤒㦂ᖺᩘ㻌 ⎔ቃせᅉ㻌 タ⨨୺య㻌 ⑓㝔䛾┳ㆤᖌᩘ㻌 ⑓Ჷ䛾┳ㆤᖌᩘ㻌 ⑓㝔䛾⑓ᗋᩘ㻌 ୖྖ䛾ᨭ᥼㻌 ྠ൉䛾ᨭ᥼㻌 ⤌⧊㻌 䝁䝭䝑䝖䝯䞁䝖㻌 ᝟ືⓗ㻌 ⥅⥆ⓗ㻌 つ⠊ⓗ㻌 Organizational Citizenship Behavior ែᗘ㻌 ⾜ື㻌

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布した. 3. 3. 2 データ収集方法  データ収集期間は,2012年8月1日~8月10日とし た.また,調査方法は,無記名自記式質問紙調査票 及び返信用封筒を個別包装し,必要人数分,看護部 長宛に送付し,看護部長より対象者に調査票の配布 を依頼した.回収は,研究者への直接個別返送とした. 3. 3. 3 分析方法  基本属性,個人要因,環境要因と組織コミットメ ントについて記述統計量を算出し,組織コミットメ ント,OCB で重回帰分析をおこなった.  データ分析には統計解析パッケージソフト SPSS (Version17.0)for Windows を使用した.なお, 有意水準は5%未満とした. 3. 3. 4 倫理的配慮  看護部長あてに依頼文と調査票を郵送し研究の趣 旨,倫理的配慮を文書にて説明し了解を得た.対象 者には、研究の目的・協力への自由意思の尊重・プ ライバシーの保護等について事前に文書で説明し, 結果は統計的に処理し個人が特定されることはない こと,調査票およびデータの管理は厳重に行うこと を説明書に明記し調査票の回収をもって研究への同 意が得られたとした.なお本調査は岡山県立大学倫 理委員会の承認を得ている(審査番号232). 4.結果 4. 1 対象者の概要  調査可能な看護師802名に調査票を配布し,回収 数は517(64.4%)であった.分析対象者は各尺度 に欠損の無いものとし,394名(49.1%)とした.  基本属性は表1に示した通り,平均年齢は40.1±9.4 歳であり,女性が9割以上を占め,専門学校卒が約8 割を占めていた.病院の病床数は152.5±76.6床で, 職位は8割がスタッフであり,設置主体は6割が民間 であった.看護職平均経験年数は197.6±109.1ヵ月 で,平均病棟配属期間は53.4±51.7ヵ月で,平均部 署異動回数は2.1±2.6回であった. 4. 2 各尺度の平均得点  各尺度の平均得点は表2に示した.情動的コミッ トメント23.0,継続的コミットメント24.5,規範的 コミットメント21.5,組織コミットメント69.2,上 司の支援16.2,同僚の支援16.8,OCBは111.9であった. 4. 3 OCB と組織コミットメント  OCB を従属変数とし,組織コミットメントを独 立変数として重回帰分析を行った結果,OCB には 情動的コミットメント(β=.189, p<.05)が有意な    Mean    SD        (%) 年齢(歳)   40.1   (9.4) 性別        男性(人)      10  (2.5)  女性(人)              384 (97.5) 最終学歴      専門学校卒(人)            313      (79.4)  短期大学卒(人)         36 (9.1)  大学卒(人)           16 (4.1)  その他(人)         29 (7.4) 病院の病床数(床)  152.5   (76.6)    職位        師長(人)          35 (8.9)  主任(人)             42 (10.7)  スタッフ(人)             316 (80.2) 経験年数(月)    197.6  (109.1) 病棟配属期間(月) 53.4   (51.7) 病棟異動回数(回)   2.1   (2.6) 設置主体      公的                 133 (33.8)  民間                 237 (60.2)  その他                13 (3.3) 表1 対象の属性  n=394

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関連を示し,調整済み決定係数は.020であった(表3). 5.考察 5. 1 対象者の概要  本研究と2011年看護職員就業状況実態調査18)を比 較すると,本研究の平均年齢は40.1±9.4歳に対して 実態調査では50~54歳(16%)が最も多く,平均年 齢は一般的な対象よりやや低い.性別は本研究では 女性が97.5%に対して実態調査では94.0%であるた めほぼ同様の結果が得られている.また,看護師と しての通算就業年数では本研究では5~10年未満が 18.2%と最も多く,実態調査は5~10年未満が19.3% と最も多かった.以上の結果から,本研究の調査対 象者は,2011年厚生労働省看護職員就業状況実態調 査と比較しほぼ同様の対象といえる. 5. 2 各尺度の平均得点  表2に示した各尺度の平均得点は,組織コミット メントにおいては難波ら19)の研究結果より低い結果 となった.この結果については,難波ら19)の研究は 病院を対象とした研究であるが本研究は病棟を対象 とした研究であるため低い値となったと考える.ま た,上司・同僚の支援が難波ら19)の研究結果より高 い結果となったことは,本研究は病棟単位であり病 棟においては上司・同僚が身近でイメージしやすい と考えるが詳細については今後,検討する必要があ る. 5. 3 OCB と組織コミットメント  OCB と組織コミットメントの関連を検討した結 果,組織コミットメントの3次元(情動的,継続的, 表2 各尺度の平均得点 n=394 n=394 表3 組織コミットメントと OCB   範囲 Mean SD 情動的コミットメント 7~42 23.0 7.3 継続的コミットメント 7~42 24.5 4.9 規範的コミットメント 7~42 21.5 7.0 組織コミットメント 18~126 69.2 16.9 上司の支援 4~20 16.2 3.1 同僚の支援 4~20 16.8 2.6 OCB 24~144 111.9 15.1   OCB       β     情動的コミットメント .189 * 継続的コミットメント -.048 規範的コミットメント -.005   Adjusted R2 .020     *p<.05     規範的)の中の情動的コミットメントと関連がみら れた.すなわち,情動的コミットメントか高いこと で OCB が促進されると言える.  西田20),林と大渕21),グレッグ22)によると,OCB と情動的コミットメントの関連は情動的コミットメ ントが高いほど OCB を行うことが明らかにされて いる.すなわち,組織に対して愛着を感じこの組織 で働いていきたいと感じている人ほど組織の事に積 極的に参加し,周囲に配慮や気配りができることを 意味している.そして,OCB と情動的コミットメ ントの関連は看護師組織においても特異な現象では ないということが本研究において明らかとなったと 考える.このことは,組織に対して強い愛着や一体 感を感じている人は OCB により組織に対する貢献 を具体化し,実行するという西田20)と同様であった.  情動的コミットメント以外の継続的コミットメン ト,規範的コミットメントについては,継続的コミッ トメントは損得勘定であり,規範的コミットメント は理屈抜きにコミットするという忠誠心を表すこと である.また,組織内での経験が期待と一致し欲求 が満足されると情動的コミットメントが養われ,組 織に対する投資や損得勘定が知覚されると継続的コ ミットメントが形成され,組織に対する忠誠心を強 調するような社会化を経験すると規範的コミットメ ントが養成されると言われている23).そして,情動 的コミットメントは OCB に関係するが継続的・規 範的コミットメントは無関係または負の関係にある ことも明らかになっている23).このことは,OCB と組織コミットメントの2次元(継続的,規範的) の関連が強いものではないという結果と一致した.  しかし,他の職業に比べ説明率が低い傾向にある が統計的には有意であり,グレッグ22)の研究結果と 同様に専門性の高い職業である看護師は組織ではな く職業にコミットメントしていると言える. 6.本研究の限界と課題  OCB と組織コミットメント(情動的)の説明率 が低いことから組織コミットメント以外の要因(組 織公正性)の検討と情動的コミットメントを高める 要因の検討が必要である.  また,本調査は A 県内のみの調査でありこの範 囲での一般化は不十分と考えることから,今後は調 査対象を拡大していく必要がある. 7.結論  組織管理を目的とした組織の凝集性を高め,業務 の効率を促進するため,日本の看護師組織におけ る OCB 促進要因を明らかにすることを目的として

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おこなった結果,組織コミットメントと OCB の関 連については情動的コミットメントとの関連があっ た.  本研究は看護管理の立場から検討し,今後の病棟 管理において情動的コミットメントを高めることが 看護師の OCB の促進に寄与するという示唆を得た. 文    献 1) デニス・オーガン,フィリップ・ポザコフ,スコット・マッケンジー共著,上田泰訳: 組織市民行動.初版,白桃 書房,東京,2007. 2) 平井さよ子:看護職のキャリア開発―転換期のヒューマンリソースマネジメント―.初版,日本看護協会出版会, 東京,2009.

3) Mowday RT, Porter LW, Steers RM:Employee organizations linkages:The psychology of commitment, absenteeism and turnover. Academic Press, NewYork, 1982.

4) Williams S and Shiaw WT:Mood and organizational citizenship behavior: The effects of positive affect on employee organizational citizenship behavior intentions. Journal of Psychology,133(6),656-668,1999.

5) 田中堅一郎:組織市民行動―測定尺度と類似概念 , 関連要因および規定要因について―.経営行動科学,15(1), 1-28,2001.

6) 西田豊昭:企業における組織市民行動に関する研究―企業内における自主的な行動の原因とその動機―.経営行動 科学,11(2),101-122,1997.

7) Park J, Yun E and Han S:Factors influencing nurses’ organizational citizenship behavior. Journal of Korean Academy of Nursing,39(4),499-507,2009.

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10) 高橋亮:男性看護師による組織市民行動に関する研究.経営行動科学,20(2),203-212,2007.

11) Kim WC and Mauborgne RA:Procedural justice, attitudes, and subsidiary top management compliance with multinationals’ corporate strategic decisions. Academy of Management Journal,36(3),502-526,1993.

12) Smith CA, Organ DW and Near JP:Organizational citizenship behavior:Its nature and antecedents. Journal of Applied Psychology,68(4),653-663,1983.

13) Hurrell JJ and Mclaney MA:Exposure to job stress : A new psychometric instrument. Scandinavian Journal of Work, Environment, & Health,14(1),27-28,1988.

14) Meyer JP, Allen NJ, and Smith CA:Commitment to organizations and occupations:Extension and test of a three-component conceptualization. Journal of Applied Psychology,78(4),538-551,1993.

15) 高橋弘司:組織コミットメント尺度の項目特性とその応用可能性.経営行動科学,11(2),123-136,1997. 16) Podsakoff PM, MacKenzie SB, Moorman RH and Fetter R:Transformational leader behaviors and their effects

of followers’ trust in leader, satisfaction, and organizational citizenship behaviors. Leadership Quarterly,1(2),

107-142,1990. 17) 西田豊昭:企業における組織市民行動に関する研究.経営行動科学,11(2),101-122,1997. 18) 厚生労働省:平成23年(2011)看護職員就業状況等実態調査結果.   http.//ceron.jp/url/www.mhlw.go.jp/stf/houdou/3/,2011.(2012.10.5確認) 19) 難波峰子,矢嶋裕樹,二宮一枝,高井研一:看護師の組織・職務特性と組織コミットメントおよび離職意向の関連. 日本保健科学学会誌,12(1),2009. 20) 西田豊昭:職務満足,組織コミットメント,組織公正性,OCB が職場の有効性に及ぼす影響.経営行動科学,13(3), 137-158,2000. 21) 林洋一郎,大渕憲一:従業員の組織に対する公正知覚と組織志向―経済的交換モデルと集団価値モデル―.産業・ 組織心理学研究,12(2),99-110,1999. 22) グレッグ美鈴:臨床看護師の組織コミットメントを促す経験.岐阜県立看護大学紀要,6(1),11-18,2005. 23) 日本労働研究機構:調査研究報告書№161. 組織の診断と活性化のための基盤尺度の研究開発―HRM チェックリス トの開発と利用・活用―.日本労働研究機構,東京,2003. (平成28年11月7日受理)

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Examination of Factors Enhancing Organizational Citizenship Behavior in

Ward Nurses

Misako SHIMAMURA, Mayumi FUKUTAKE and Mineko NANBA

(Accepted Nov. 7,2016)

Keywords : nurse’s ward, organizational citizenship behavior, organizational management, business efficiency Correspondence to : Misako SHIMAMURA   Kawasaki College of Allied Health Professions

Kurashiki, 701-0194, Japan

E-mail :[email protected]

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