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福井・敦賀・洲本三市方言の動向 : 大阪弁の広がり

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Academic year: 2021

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(1)(25). 福 井 ・敦 賀 ・洲 本 三市 方 言 の動 向 ︱︱ 大 阪弁 の広 が り︱︱. 良. 場 面 調査 場 面 差 に関 す る項 目 と し て設 定 し た のは次 の三項 であ る。 雨が ︶降 って いる から﹂ ﹁いく ら ︵ 捨 て る﹂ ﹁︵ 値 段と ﹁ 値 段 と のみ ︵ 場 面 設定 は次 の三場 面 であ る。 ﹁いく ら ︵. ︶ 内 の内 容 で設 定 し た。. 三年 生 一ク ラ ス男 女 合 せ て約 四十名 。成 人 、 中 学 生 と も そ の土 地 生 え ぬき の人 を条 件 と した。. 敦 賀 市 で は 二十才 代 の女性 一名 を含 む ︶。中 学 調 査 に当 って は、 成 人層 五十 五才 以 上 六十 五才 ま で の男 女 各 一名 ︵. 調 査 内 容 と し て、 場 面 調査 ・語 彙 調 査 ・語 法 調査 と し た。. こ のよう な こと か ら今 回 は大 阪 弁 の広 が り を見 る のに上 記 三市 を選 んだ 。. 東 京 型 ︶ であ る。 び 、 ま た、 香 川 ・徳 島 へ延 び て いる。 北 西 に当 る兵 庫 県 の北 半 、 但 馬 は鳥 取 と 同 じ 乙種式 ︵. 京 阪 語 は古 く か ら北 東 と 、 南 西 への広 が りを見 せ て いる。 たと えば 、 ア ク セ ント にし ても京 阪型 は能 登 半 島 へ延. 出 し て いる のかを見 る た め、 北 の福井 市 ・敦 賀 市 と南 の洲 本 市 におけ る状 況 を試 み た。. 全 国 共 通語 化 が 進 む に つれ て、 大阪 方 言 が ど のよう な衰 退 を示 す か、 あ る いは依 然 そ の勢 力 を保 って周 辺 部 に進. 田.

(2) (26) 福井 0敦 賀・ 洲本三市方言の動向. 0   ふ つう ︵ 近 所 の店 で︶ ②   大 阪 の人 に対 し て ︵ 大 阪 の店 で︶ 0   東 京 の人 に対 し て ︵ 東 京 の店 で︶ 質 問 文 ﹁いく ら ︵ 値 段 と の場 合 、. ︿近 所 の店 で物 の値 段 を たず ね ると き 、﹁目引 引 ﹂ と 聞 き ます か、﹁な んぼ ﹂ と聞 き ます か﹀ ︿ 大 阪 の店 で⋮ ⋮﹀ ︿ 東 京 の店 F ⋮ ←. 以下 の ︵ 表 ︶ の百 パ ー セ ント で示 し た のは中 学 生 。 そ の棒 の上 に○ 印 を つけ た部分 の項 が 成 人 の答 え であ る。 中. 学 生 男 の ﹁いく ら ﹂ の部 分 に ○ 印 が あ れ ば 、  成 人男 が ﹁いく ら﹂ と いう こと であ る。 敦 賀 の ▽印 は若 い女 性 を示 す。. ﹁い く ら ︵ 値 段と. 福 井 o敦 賀 は男 女 と も イ ク ラが 一般 であ る ︵ 以 下、  コ 般 ﹂ と はそ の土地 で広 く使 われ て いる形 を いう︶ が 、  福. 井 で ﹁大 阪 の店 で﹂ に ナ ンボが 現 れ る。 そ れ が 、敦 賀 で はさ ら に ﹁大 阪 ﹂ の方 で ナ ンボが 急 増 す る。敦 賀 の女 子中. 学 生 は ふだ んイ ク ラと 言 って いな が ら、 大 阪 へ行 けば ナ ンボ と たず ね る のであ る。 これ は ナ ンボ を大 阪弁 と 考 え て. いる か ら であ ろう 。 敦 賀 の男 子 で ﹁ 東 京 ﹂ に ナ ンボが あ る のは ﹁ 近 所 ﹂ で ナ ンボ と な って いる のが そ のま ま ﹁東 京 ﹂ でも 残 ったも の で ﹁大 阪 ﹂ は当 然 と いう形 と な ったも のであ る。. これ に対 し て洲 本 は ナ ンボ が 一般 だ か ら、 ﹁大 阪 ﹂ で は急 減 す る。特 に女 子 は著 し い。 ナ ンボ は自 分 た ち の土 地 の ことば だ か ら ﹁大 阪 ﹂ で は使 わ な い、 大 阪弁 と は思 って いな い。.

(3) (27). 田. 鎌. 良. 二. (表 1). ○. イクラ 福井. 男. 近. 100. 所. ナ ンボ. ○. 94. 大阪で. 16 ○. 東京 で. 女. 100. 所. [100. 大阪 で. __95. 近. 1 15. 100. 東京 で. __. 敦賀. 男. 近. 所. o. 74. 大阪 で. 東京で1. ナ ンボ ナ ンエ ン. ○. イクラ. ナ ンボ. o. 96. 夕6. 1. ナ ンボ. [4j. ナ ンボ ○. ▽ 女. 近. 所. 大阪 で. 95. _. 15 ▽ ○. 74. 1. 26. ▽ ○ 東京 で イ クラ. 洲本. 男. 近. 所. 121. 大阪 で. 53. 東京 で. 59. o. 1 ○. 近. 所. 181. ○. 10b. 1. o 1 12. 35. ナ ンエ ン. 1o_. 32. 大阪 で. 東京で. 35. ○. イクラ 女. ナ ンボ. 88. ○. ナ ンポ.

(4) (28) 福井・ 敦賀・ 洲本三市方言の動向. ﹁捨 て る﹂ ︿いら な く な った物 を ご み箱 に ﹁捨︲ d刻 劇 こと を ふ つうど のよう に言 います か﹀ ︿大 阪 の人 に対 し て⋮ ⋮﹀ ︿ 東京 の人 に対 し て⋮ o ←. 福 井 は男 女 と も ステ ルが 一般 であ る。 ﹁ふ つう﹂ でも ホ カ スは出 な い のに、 ﹁大 阪 の人 に対 し て﹂ にな ると男 女 と も 僅 か で はあ るが 現 れ る。. 敦 賀 にな ると ﹁ぶ つう﹂ で ステ ル ・ホ カ スが 半 々。 女 子 は ホ カ スが多 い。僅 か であ るが ﹁大 阪 ﹂ で は ﹁ふ つう﹂. よ り も ホ カ スが 多 く 、 ﹁東 京 ﹂ で は ﹁ふ つう ﹂ よ りも ステ ルが 多 く ホカ スが 少 く な って いると いう こと は、   ホカ ス は大 阪 弁 と 思 って いる こと に よ る のであ ろう 。. 福 井 よ りも敦 賀 が 地 理 的 に大 阪 に近 いた め大 阪 弁 のホ カ スが 多 く な る のは当 然 なが ら、 意 識 的 にも ホカ スは ﹁大 阪 ﹂ と 思 う こと が 福 井 よ り も 強 い のであ ろう 。. 洲 本 は ホ ルが 一般 的 。 そ の ホ ルが ﹁大 阪 ﹂ ﹁東 京 ﹂ へと 減 って いく 。 しかし、  ホ ルは ﹁ 放 る﹂ だ から但 言意 識 も 薄 く かな り残 るも のであ ろう 。 沢 雨 が ︶ 降 って い る か ら﹂. ︿ズ 雨 が ︶ 降 って いる か ら 、 行 く のは や め ろ﹂ と いう とき 、 ﹁降 って いるから﹂ のと こ ろを ふ つうど のよう に言 い ます か﹀ ︿大 阪 の人 に対 し て ⋮ ⋮﹀ ︿ 東 京 の人 に対 し て⋮ ⋮﹀. 本 稿 は先 に ﹁近 畿 、 中 国 境 界 地帯 の方 言 動 向 ﹂ 翁甲 南 女 子 大 学 研 究 紀 要第 二十 五号﹄ 平 成 元年 二月 ︶ と し て発 表 し た も のと 関 連 し たも の であ る。. 前 回 のも のは兵 庫 ︱ ︱ 岡 山 ・兵 庫 ︱ ︱ 鳥 取 の線 で成 人 男 女 o中 学 生男 女各 一名 ず つのも のであ った。.

(5) (29). 鎌. 田 良 (表. ステル 福井. 男. ふつ う 1. 95. 大阪で1. 二. 2). o. ホ ル. 1巧. o. 90. │. ホ ル ホカス. 15T司. ○ 東京 で. 女. 男. 100. ふつ うL__. 90. 大阪でL__. 85. 東京で. 敦賀. 1. o. ふつうL__. 東京で L_. 65. ふつ う. 大阪でL_ 東京でL_. ホル. 15「. 0. │. 万. ホ カス. 1. 48. ▽. 0▽ 1 35. 男. 。. 52 1 62. 1. Ω ュ. 67 1 38. 1 1. ホル o. ステ ル. 洲本. ○▽. 1. 38. 3o. ナゲル. 「51 Ъ. ホ カス. _. ステ ル. 52 " 48. ナグ ル. 1161. 0. L__100. 大阪でL. 女. 1. ホ カス. ふつ う 大阪で 東京で ホル○. 女. 95. ふつ う. 15. 大阪で. 東京でL_. 65. ○. 「. 35. 1.

(6) (30) 福井 。敦賀 0洲 本三市方言の動向. 。 。 項 目 は大 体 今 回 のも のと 似 たも ので、特 に ﹁場 面 差 ﹂ の項 目 は同 じ であ る 前 回 のも のを参 考 に見 て頂 き た い 。 こ の 沢 雨 が ︶ 降 って いる か ら ﹂ の項 で は前 回 に次 のよう に分 け た. フ‘ タ l ⑥ フ当. 劣 ラ ⑦. フリ ョん 多. ③. ⑨. フッ. 。 これ にさ ら に次 の四種 を つけ. 了 ョー タ. シ. ツ. ケ. テ. 、 フ ッ テ ル カ ラ   ②   フ ッ ト ル カ ラ   ③   フ ッ ト ルデ 、 フ ッテ イ ル ノデ ①   フ ッ テ イ ル カ ラ. l ⑤ ルケ. これ は共 通 語 色 の多 いも のか ら 順 に地方 色 の多 いも の へと な ら べ た つも り であ る. イ ル フ ツ ケ ヽ ト フ ル. 20. 。. 東 京 ﹂ で はさ ら に少 な く 、 特 に女 子 で は全く なく な 敦 賀 の⑪ ⑫ の サカイ、 サ ケ は ﹁大 阪 ﹂ で は少 し残 るも の の ﹁. 。 全 体 と し て敦 賀 と 洲 本 は② が 一般 と な って いる こと が 言 え る. 本 人 の記 し た ま ま の形 で記 し て お いた。. 、 。 、 ルが 僅 かな が ら出 て いる。 全 体 と し て は ト ルにな って いる ョル ト ルの意味 性 は神 戸 など と同 じだ が ョルで は. 。 洲 本 に は こ の場 合 サ カイ系 が 出 て いな い。 し か し、 洲 本 市 に サカ イ系 が 一般 にな い ので はな い ﹁て いる﹂ の コ. 。 阪﹂ ﹁ 東 京 ﹂ で は① にな って いる。 若 い女 性 は共 通 語 化 が はや い のが 一般的 であ る. 。 と 減 って いき ﹁東 京 ﹂ で は 八十 パ ー セ ント以 上 が ① にな る 、 敦 賀 は ﹁て いる﹂ が ト ルと な る。⑩ は理由 助 詞 が カ ラ でな く シと な るも のだが これ に は少 し意 味 のず れが あ る 。 、 成 人︶ は ﹁大 かも しれ な い。 ⑪ ⑫ は サ カイ、 サ ケと な る のであ る か ⑬ は カ サ ラが 現 れ る こ の敦 賀 の若 い女 性 ︵. ⑩  フ ット ル シ  ⑪   フ ット ルサ カイ ⑫   フ ット ルサ ケ ⑬   フ ット ルカ サ ラ 、 東 京 ﹂ に近 く な る 福 井 はも と も と① が 半 数 か ら そ れ 以 上 であ る。③ は理 由 助 詞 カ ラが デ にな るも の そ のデ は ﹁. 加 え る こと にす る。. テ ④.

(7) (31). 鎌 (表. 福井. 男. 田 良 二. 3)「 (雨 が)降 っているから」. ふつ っ ○. 大阪 で ○. 東京 で ①. 女. o. ③. ふつ う ○. 大阪 で. 敦賀. 男. ○. 84. 東京 で. 116. ふつ フ 大阪 で 東京で. 女. ① 、 つ う 115 バ. 1. __. ▽ 大阪 で. 70. ②. O▽. O. 1J51. ⑫⑬. ⑫. 85. 東京 で. 淋. 男. ふつ う 大阪 で. 49. ○. 1 51. ○ 東京で. 女. 59. 10o. ふつ う. ① o 大阪でL_曼 9 東京で. 59. ○. ②o. _. 1 41 1 41. 1.

(8) (32) 福井・敦賀・ 洲本三市方言の動向. 語 彙 調査. 。 ︿ あ な たが 、 ふだ ん お使 いにな って いる ことば に つ いて お聞 き し ます 次 のよう な ことば を お使 いにな る のかど ﹀ う か、 次 の三 つの中 から選 ん で下 さ い。. 聞 いた こと も な い︶ 自 分 は使 わ な いが 聞 いた こと はあ る︶間劇   3  刷劇劃η= ︵ 1  使 う   2  ︵. 。 こ こ にあげ た語 は 一般 に大 阪 語 と みら れ て いるも の で、 前 田勇 著 ﹃大 阪弁 の研究 ﹄ に出 て いるも のであ る オジ. 手 ャミ ︵お手 玉︶o ハン ナリ シタ ︵し っと り し上 品 で はな や かな よう す ︶ は楳 垣実 霊昼 言葉 ﹄ から補 ったも ので、 ︵. さ す︶ ・ ニナウ ︵て んび ん棒 でか つぐ︶ ・ ニナウ 傘 を︶ キ ル ︵ 手 袋 を︶ サ ス ︵はめる︶ o ︵ 袋 を︶ ハク ︵は め る︶o︵. と う も ろ こし︶ oチリ メンジ ャ 煮 込 み お で ん︶ oナ て ハ ︵ が んば る︶oカ ントダ キ ︵ 同 ︶・キバ ル ︵ ︵ 同 ︶ oイ ナウ ︵ き び し い︶ は本 稿 で補 ったも のであ る。 床 屋 ︶oキ ツイ ︵ コ ︵しらす ︶oサ ンパ ツヤ ︵ 結 果 から見 て次 の三群 に分 け る。 A群 は三市 と も に ﹁使 う ﹂ が 多 いも の。. 茄 子 ︶・チリ メンジ ャ コ ︵しらす ︶・サ ンパ ツヤ 名 詞 六語 、 動 詞 五語 、 形 容 詞 三語 の計 十 四語 であ るが 、 ナ スビ ︵. 暖 め る︶ な ど の 日常 生活 に 直結 す 煮 る︶・ヌク メル ︵ 手 袋 を は め る︶・タ ク ︵ ︵ 床 屋 ︶・オ ト ツイ ︵一昨 日︶・ハク ︵ るも のであ る。 大 阪語 の進 出 、 広 が りを 示 す も のと 言 え よう 。. 。 B群 は三市 に片 寄 り のあ るも の。 と いう よ り洲 本 市 のみ に ﹁使 う﹂ が 多 いも の これ は他 の三市 よ りも 地 理的 に 近 いと いう こと か ら く るも のと も 考 え ら れ る。. も のも ら い︶ など は全 国 的 に但 言 形 の多 いも のであ り、 ケ ッタ ク ソ ヮ ルイ ︵いま いま し い︶ などあ ま メバ チ コ ︵.

(9) (33). 鎌. 田 (表. ナス ビ (茄 子 ). 福井 敦賀 洲本. コ. 、 ら. ヽノ. (し. ヤ ¨ ン. メ. ノす ヽ. チリ. 福井 敦賀 洲本. 福井 敦賀 洲本. 福井. (― 昨 日). 敦賀 洲本. 福井. (ば ってん). 敦賀 洲本. 男 女男 女男 女. ペケ. 男 女男 女男 女. オ トツ イ. 男 女 男 女男 女. サ ンパ ッヤ (床 屋 ). 男 女 男 女 男 女. 二. 4-A). 使 う はXN 男 女 男 子 男 女. 良. 聞 く [‥. 11」. 使 わない. l. l.

(10) 福井・敦賀 0洲 本三市方言の動向. ナキ ミソ (泣 虫). 福井 敦賀 llJド ツ. ・ ク. 福井. (煮 る). 敦賀 洲本. 福井. ). 敦賀 洲本. 福井 敦賀 洲本. 福井 敦賀 洲本. 男 女男 女男 女. キバ ル (が んば る). 男 女男 女男 女. ヌクメル (あ たため る). 男 女 男 女 男 女. ナオス (か たづける. 男 女男 女男 女. 夕. 男 女 男 女 男 女. (34).

(11) (35). ハ. 鎌. ク. 男 女 男 女 男 女. 福井. (手 袋 をはめ る). 敦賀 洲本. 福井 │. 敦賀 │. 洲本. ミズ クサ イ 福井 (水 っIFい ∼ 水 けが多 い)敦 賀 洲本. シンキ クサ イ (じ れったい). 福井 敦賀 洲本. ヨー ケ. 福井. (た くさん. 0. おおぜ い. ). 1女. 賀. │││1本. 男 女男 女男 女. キ ツイ (き び しい). 男 女 男 女 男 女. 男 女 男 女 男 女. 男 女 男 女 男 女. 田 良 二.

(12) 福井・敦賀・洲本三市方言の動向. 福井 0. 敦賀 洲本. 男 女 男 女 男 女. ギ ョー サ ン (た くさん おおぜ い). (表 福井 敦賀 洲本. 福井 敦賀 洲本. ネ キ (す ぐそば). 井1曇 福 賀1曇 敦 洲 本1曇 福井 敦賀 洲本. 男 女 男 女 男 女. イチ ビル (調 子 にの っで さわ ぐ). 男 女男 女 男 女. カン トダキ (煮 込みおでん). 男 女 男 女 男 女. メバ チ コ (も の もらい). 4-B). (36).

(13) (37). I::「. 鎌. れ を. ][. 膵1曇. 福井 敦賀 洲本. (だ. ヤ め・. 福井. む ちゃ くちゃ). 敦賀 ・. ア ンジ ョー (ち ゃん と・ うま く). 洲本. 福井 敦賀 洲本. 男 女 男 女 男 女. 男 女男 女男 女. ワ. 男 女 男 女男 女. スコイ (ず るい). 井   賀 本 福   敦  洲. ケ ッタクソワル イ (い ま い ま しい). 男 女 男 女 男 女. 田 良 二.

(14) 福井 0敦 賀・洲本三市方言の動向 (表. 敦賀 洲本. (ゆ. 福井. でた まご) 敦賀 洲本. 洲本. 福井 敦賀 洲本. ヤゼ ン (昨 晩 ). 男 女男 女男 女. ナ ンバ (と うもろ こ し). 男 女 男 女男 女. ソ ゲ 福井 (本 片 の とげ、 手 にささるもの)敦 賀. 男 女 男 女 男 女. ニ ヌキ. 男 女男 女男 女. ヽ ミ玉 ャ手 ゛ ンお オ <. 福井. 4-C). 井1曇 福 賀1曇 敦 洲 本1曇. IIII. (38).

(15) (39). オム シ (味 噌 ). ア. モ. (餅 ). 田 良 二. 鎌. 福 井1曇 敦 賀1曇 洲 本1曇. │. 福 井1曇 賀1曇 敦 洲 本1曇 男. オ トガイ (あ ご). エー シ (お 金持 ち). モ ンビ (祝 日). 福 井1曇 賀1曇 敦 洲 本1曇 井1曇 福 賀1曇 敦 洲 本1霙 井1曇 福 敦 賀1曇 洲 本1曇. 閂. ― ― ― 閻. 濱.

(16) (40). 福 井1曇 賀1曇 敦 洲 本1曇. オ トンボ (末 っ子 ). li::「. に『[ 淋1曇. 福井 │. 敦賀 洲本. (く. 福井. す ぐる). 敦賀 洲本. 男 女男 女男 女. コ ソボ ル. 男 女 男 女 男 女. イナ ウ (て んびん棒 で かつ ぐ). 男 女男 女 男 女. んびん棒 で かつ ぐ). (て. 井  賀   本 福  敦   洲. ニナ ウ. │.

(17) (41). キ. ル. (傘 をさす). 鎌. 田 良 二. 井1曇 福 賀1曇 敦 洲 本1曇. (衣 服 な どを、 修繕 す る). 男女男 女男 女. 井  賀 本 福 敦 洲. ツズ クル. 1■. ■. │. _. l. 客 娩→ 淋1曇 男 女男 女男 女. ズ ツナ イ (切 な い、 つ らい、 苦 しい). 井   賀   本 福   敦   洲. ダンナイ (さ しつかえない). 福 井1曇 賀1曇 敦 洲 本1曇. ポ:=│ 1. ポ::=] :::::::::i:│. │.

(18) (42). ノ 二 た 意 単 ゃ ら キ )][ 琳 1曇 男 女男 女男 女. っ とりと上品で は なや か). (し. 井   賀 本 福   敦 洲. ハ ンナ リ. 誕猿な → 淋1曇. l. │. │. ]. │.

(19) 田 良 二 鎌. (43). 煮 込 み お で ん︶ のよう に、 お かず を ニル ︵ り にも 大 阪 の特 殊 性 のあ るも の、 また、 カ ントダ キ ︵ 煮 る︶ と いう 地域 に はな く タ ク ︵ 炊 く ︶ と いう 地 域 でなけ れば 生 ま れ な い形 のも の。. ず る い︶ は敦 賀 のみ に多 く 、   ヤ ツ スは女 子 に限 るも のが あ る。 敦 賀 は京 都 ヤ ツ ス ︵お し ゃれ をす る︶・ス コイ ︵ に近 い の で これ は京 都 語 と し て生 き て いるも のかと 思 う 。. そば ︶ 福 井 は全 く ﹁使 わ な い﹂が 、 敦 賀 は かな りあ る。特 に女 子 は知 って いる。 洲 本 は殆 ど の者が 知 って ネキ ︵.   二地 点 と も 女 子 の方 が 多 い。 福 井 ま で は こ の語 は届 いて いな い。 京 都 型 と いう よ り 大 阪 型 の語 と いえ よう いる。 か。 こ こ にあ げ た限 り名 詞 よ りも 動 詞 の方 に ﹁使 う﹂ 率 が 高 いよう だ 。. C群 は 三市 と も ﹁使 わ な い﹂ が 多 いも の。 大 阪 弁 の衰 退 を示 す も のであ る。 三市 の中 学 生 にと って知 ら な い こと.  ただ オ ジ ャミ ︵お手 玉Y ニヌキ ︵ ゆ で卵 ︶ の 二 つは福 井 の女 子 に ﹁聞 く ﹂ が 多 い。 少 く と も親 の代 ま ば であ る。 で は使 って いた のだ ろう 。. と う も ろ こし︶ 以 下 の各語 は大 阪 から最 も 遠 い福 井 では殆 んど ソゲ ︵ 木 片 のとげ 、 手 にさ さ るも の︶ ・ナ ンバ ︵ な い。 大 阪 の但 言性 の強 いも のであ る。. 文 法 調査 三市 を中 心 と し た見 方 をす る。. 表 5︶ は阪 神 間 から岡 山 県 ・但 馬 から鳥 取 への線 をも記 し たが そ れ と 三市 と の関 係 を見 て いく 。 こ こ にあげ た ︵. ︵ 表 5︶ の 甲 南 女 子 大 学 三年 生 阪神 間在 住 者 の ﹁阪 神 間 ﹂ と は 兵 庫 県 の大 阪 府 に近 い 尼 崎 市 ・川 西市 ・宝 塚 市 ・. 伊 丹市 ・三 田市 ・芦 屋 市 と 川 辺郡 であ る。 こ の辺 り の人 口は ほぼ 神 戸 市 と 同 じ位 で百 四十 万人 ほど にな る。.

(20) (44) 福井・敦賀・ 洲本三市方言の動向. 甲 南 女 子 中 学 は神 戸 市 在 住 者 であ る。 御 影 中 学 は神 戸 市 の東 部 の東 灘 区 にあ る市 立 中 学 で以 下 の各 中 学 は公 立 で 学 区 制 であ る。.  こ ﹁ 福 浦 ﹂ は赤 穂 福 浦 地 区 で昭 和 三十 六年 ま で岡 山 県 であ ったが 、  同 年 以降 兵庫 県 赤 穂 市 に編 入さ れ たと ころ。. 竜 野﹂ ﹁相 生 ﹂ はJ R山 陽 本 線 。﹁相 生﹂ こ の中 学 生 は赤 穂 中 学 に通 学 し て いる。 ﹁日生 ﹂ ﹁備 前 ﹂ は岡 山 県 であ る。﹁.  一方 、 ﹁和 田山﹂ から から ﹁ 備 前 ﹂ ま で はJ R播 州 赤 穂 線 であ る。 阪 神 間 から備 前 ま でを 以 下 ﹁ 赤 穂 線 ﹂ と いう 。.  これ は J R 山 陰 本 線 であ るが 、 ﹁出 石 ﹂ は J R 線 は通 って いな ﹁鳥 取 ﹂ ま でを 以 下 ﹁但 馬線 ﹂ と よ ぶ こと にす る。 い。 豊 岡 市 か ら東 の京 都 府 寄 り にバ スで 三十 分 程 の出 石 郡 出 石 町 であ る。. ︵ 表 5︶ の甲 南 女 子中 学 の斜 線 左 上 は ﹁阪 神 間 ﹂、 右 下 は ﹁神 戸 ﹂、 甲 南 女 子 大 学 はす べ て ﹁阪 神 間﹂。 以 下、福 浦. を 除 く 各 地 点 の斜 線 左 上 は中 学 生 男 子、 右 下 は中 学 生女 子 の使 用 率 。 各 中学 と も 一ク ラ ス約 四十名 、 男 子 二十名 、. 女 子 二十 名 位 。 各 地点 生 え ぬき の者 。 ほ か に各 地 点 と も 成 人男 女 一名 ず つを調査 し た。 そ れ は斜 線 右 上 端男 性 、 女. 性 は左 下 端 に黒 三角 印 で使 用 を 示 し た。 豊 岡 ・鳥 取 の左 下 端 に 二本 線 を 記 し た のは同 市 の若 い女 性 の使 用 を意 味 す 0。 フ 中 学 生 の使 用 率 は次 の通 り であ る。 ■   八十 パ ー セ ント以 上使 用 ▼  一 ハ十 パ ー セ ントー 七 十 九 パ ー セ ント +   四 十 パ ー セ ントー 五十 九 パ ー セ ント 十 パ ー セ ントー 三十 九 パ ー セ ント ●   一一 ○   十 パ ー セ ントー 十 九 パ ー セ ント o  九 パ ー セ ント以 下.

(21) (45). 田 良 二. 鎌. \. \. \. \. \. \. \. \\. \. \. \. \ \ \\ \ \\ \\ \. \. \. \\\. \. \. \\. \. \\. \. \\\ \ \\ \ \\. \. \. \\. ゝ \. ぜ. ヨ. \ \\. 蝙. 潤‖. \. 詳. 監. \\ \ \\. 認. 斗. 碁. 繭. \. 博. □. 聖1 葺. \\ \. E田 さ. \. \\. Ё. \. \. 鴻. \. \. 酎. 回. \. \\\. コ. 鵬. \\. \\. \. \\ \ \ \. \\. \\. \. \. \\. \. \. \. \\. \. \\. \\. \. \ \ \. \. \. 淋. >. \\. 昂. 薄. \ \\ \\\. 劇. EE. 塚. 事. 酔. 琳. 熱. ヽ. \. 一 \. \\\. \. 整. \\. \ \ \ \\ \\ \\\ \ \\\ \ \ \\ \ \. \ \ \\ \ \ \\. \. ). \. \. \\ \ \\ \ \ \ \\ \ ゝ \\ \ \\ \ \ \ \\ \ \\. \. ]咽 汁中汁. \ \\. \ \. \. ]―E. ■中汁. \. 淋 alE. \. 響. 証. \ \. 避. 絆. 半. 戯. \. 淋3 ︵. \. \. \. \\. \. \. マ. \\. P 畔 サ 中 τ. マ. \. \. ,. \\ \ \ \\ \\\ \ \\ \\ \ \\. \ \. \\ + +. \. \. 半 導. \. +. \. ,. ヽ さ ヾ. \. ヽヾ. マ. と ヽ F ヾ. ヽ さ 汁. ヽキ ヽ マ. と ヽ汁 ヘ. \\. N峨 中τ. マ , キI Fマ. \. キー. \. 十持 マ , キ ▼ク ヾ. 十 ヾ. マ. マ. 十 ¶ ︰・. 十汁ヘ. ,. ω 沐 中τ. キー. ,. ヽ マ ゝ/ マ. ヽ 対. Ц I ク ヾ. ヾ︱ク ヾ. Ц 汁 ヘ. \\ \.

(22) (46). \ \\. \. 咽汁 咽汁 耐中 甜中 ■ 汁. \\ \. 卜 ゆ o汁. \\ \. ヽ ︱ ヽ. \. \. 斗︱ ヽ. ゞ式. \\ + +. ■. \. ヽ ヽヽ. \\ 丈 \. ぇて 斗 キ ¶ マ︵. N\\ \. い 簡 叶¨古゛τ. マ. +. 斗 キ マで ∠マ. \武. \. + +. \\ \ \\ \. ,. 斗 十 ¶ マ斗 ミ. \. 斗十 ヾヾ. 斗や ヽ さT︶. \. 一 斗 ︿中 心. ヽ し ヽ汁 し. 汁し ヽ ЦT ︶. \ \ \\\ \\\ ゝ\. \. N 洲 か ︿ 中 心. \ \\. 汁し ヽ とT︶. 汁ピ ヽ 日T ︶. ﹁ ヽ し ヽキ き. ←汁 き ヽ ヽ こ︵. ︿ 中 心. 汁︱ 汁 し. ■. \. ∞ 鷲. ヽ︱ 汁 ビ. 汁 へ汁 し. 汁 ヽ十 じ. ヽ︱ 斗 し. \\. \\. \. \\ \\ \\ \ \\. \\. 蒻. ヨ. \\. 環. 甜. \\. 博. 薔. \\. 甜. 斗. 誌. 前. \\ \\. \\\. \\\. \\. \. \. \\. ×. \. \. \. \. \\. \\\ \\\. \. \\ \ \\\ \. \. ×. \\. \. N. \. \ \. \. \. \\\. ゝ \. ×. \. \\. ×. ×\. ×. \. X. \. 回. \. 彗. 隷. \\\. \\. 斗. 菫. \\ \ \ \ \ \ \ 」型\\ \ \ \ \ \ ゝ \凶\ 」 ヨ\ \ \\ \ 型\ 図 ヨゝ\ \N \ \ \ \ ゝゝ\ \ \\ ゝゝN ヨ\\ \ \\ ニ\\ \N \ \ \ 巴ゝ \ \ ゝ\ ゝ \. \. \. \\ \ \\ ゝ \\ \ \\ ×\ \. \ \. 湾. 鴻. 淋. >. 酎. ロ. コ. 臓. 尋. 蕩. EE. 環. 事. 酔. 琳. \. 紬. 済. \. 淋. 飾. \\. 督. か. 墜 \N. 聴. 響. 半. 前. ゝヨ ゝ \. E田 曽. 劇. L. ド\ \\ トtは. 眸. \ 一 \一. \\. ゞ. \. 一 \. \. \. \\. \. \\. ×一. \. \\. \一 \. ×. \. \. 一 \. \. \. 一 \. \一 \. \ \ \ \. \\ \\ \\. \ \\ \ ゝ\. \一. \ヽ\. \. \\ \\. \. \\ N\. │×.

(23) 田 良 二 鎌 ( 47 ). ﹁書 か な い﹂ な ど の 否 定 形 以 下 、 各 項 と も 本 稿 で は 三市 を中 心 と し て見 て いく 。. 洲 本 市 は ヘンで相 生 、 赤 穂 など と同 じ。敦 賀 、 福井 は ンで岩 美 、鳥 取 お よび 日生 、備 前 と 同 じ 、 即 ち、 近 畿 型 を ヘン、 中 国 型 を ンと す ると敦 賀 、 福井 は中 国 型 と な る。 敦 賀 、 福 井 は近 畿 の東 。鳥 取 、 備 前 ︵ 岡 山 県 ︶ は近 畿 の西 だ から 近 畿 の ヘン の東 西 に ンが あ る こと にな る。.

(24) (48) 福井・敦賀・ 洲本三市方言の動向. 。 さ ら に、 カ カ ンの形. 。 キ ラ型 ︵キ ラ ヘン、 キ ラ ン︶ が あ る こと も 同. ま た、 洲 本 の女 子 に は カ ケ ヘンが 多 く 、 これ は但 馬線 の和 田山 から竹 野 ま で のも のと 同形 も かな り あ ると いう点 で は相 生、 赤 穂 と は異 る。 同様 に ﹁着 な い﹂ と キ レ ヘンが あ る点 で但 馬線 の竹 野 ま でと 同 じ. 様 の こと が いえ る。 。 ﹁来 な い﹂ の洲 本 は ケ ー ヘンが 多 く 、 こ の辺 り で は新 し い形 と いわ れ る コー ヘンも多 く な って いる 成 人 は新 し い コー ヘンで はな く古 い形 と さ れ る ケ ー ヘンであ る。 。 敦 賀 、 福 井 はや はり 西 の鳥 取 と 同 じ形 のも のが 多 い ﹁会 ・ つ 父〓ったと の 促 音 便 、 ウ音 便. 、 洲 本 は相 生 、赤 穂 と 同 じ オ ー タ の形 が 本 来 のも のであ る こと は成 人 が そう な って いる こと か ら も わ か るが 甲 南 。 即 ち、 共 通語 化 が. 女 子 中 学 、 女 子 大 学 も ア ッタが 多 いよう に若 い人 の間 で は こ の形 が ど んど ん進 出 し てき て いる. 。 進 ん で いる のであ る。 そ の点 、 敦 賀 、 福 井 も 同 様 で ア ッタ の方 が 率 も多 く な って いる. 。 但 馬 線 は本 来 の ア ー タ の地 域 であ った こと は成 人層 が 各 地 点 と も そ う であ る こと からも わ か る ﹁起 き られ な い﹂ な ど の状 況 不 可能形. 今 回 の調 査 で は こ の形 の ほ か に ﹁まだ幼 く て書 く こと が でき な い﹂ の能 力 不可能 の形 も 調 べ たが 能 力 で は ョーカ 。  エー カ カ ンな ど の ョー ・エーが つく か、 そ れ を つけ な い別 の形 かなど であ った 能 力 の方 は本 稿 で は省 く こ カ ン、. と にす る。 、 、 、 洲 本 の成 人が そ う な って いる よう に古 く か ら こ の地 で は オ キ ン ン オ キ ン ヘンの形 であ ったが ま た も う 一つ 、 表 5︶ でも和 田山 から香 住 ま で に現 れ て いる。 オ キ レ ン ヘンの形 も 古 く か ら あ る。 これ は但 馬 に多 い形 で こ の ︵. 、 、 これ は オ キ レ ルと いう 可能 動 詞 のオ キ ンと 否 定 ヘンの上 に可能 レ ルを つけ て 不可能 助 動 詞 レ ヘンを作 り オ キ レ.

(25) 田 良 二 鎌. (49). 十 レ ヘンと な ったも のであ る。 敦 賀、福井 は ︵ 表 5︶ の通 り鳥 取 と 同 じ よう であ る。 ﹁赤 く な る﹂ と ﹁明 るく な る﹂. こ の語 を 調 査 し た のは赤 穂 市 で古 く から両語 と も ア コー ナ ルと な る ので、 ﹁西 の空 が ア コー ナ ル﹂ で同 音 衝 突 す る ことが あ ると いう こと か ら であ る。. 洲 本 で は特 に成 人層 は男 女 各 一名 の調査 であ るが 、 ﹁ 赤 ﹂ も ﹁明 ﹂ も と も に ア カ ー ナ ルと な って いる。 中 学 生 に. も アカ ー ナ ルは両 語 にあ るが 、 ﹁赤 ﹂ に は ア コー ナ ルはあ るも の の ﹁明 ﹂ に は ア コー ナ ルはな い。 敦 賀 の成 人 女 性 は両語 と も ア コーナ ルと な って いる。. 敦 賀 o福 井 に は標 準 式 の ア カ ク ナ ル、 アカ ルク ナ ルが中 学 生 で多 く な ってき て いる ことが 見 られ る。 ﹁無 く な る﹂. 成 人 層 で は 三市 と も ノー ナ ルが 多 いが 、中 学 生 で は ナク ナ ルが 八十 パ ー セ ント以 上 。 ただ、 福井 の成 人 女 性 が ナ ク ナ ルにな って いる。. な お、 ナ ー ナ ルな ど ア段 を のば す 言 い方 は但 馬線 に多 く ︵ 会 ︶ ア ー タ、 ︵ 赤 ︶ アカ ー ナ ル、 ︵ 明 ︶ アカ ー ナ ルが 成 人 層 に見 ら れ る よう に これ が 古 い形 であ る。 ﹁書 か せ る﹂ な ど の使 用形. 五段活 用 未 然 形 に使 役助 動 詞 ス ・サ スを つけ る形 と セ ル ・サ セ ルを つけ る形 とが 混在 し て いる。. 洲 本 は今 ま で見 てき た よう に、 本 来 カ カ スであ ったも のが 、 標 準 式 のカ カ セ ルにな ってき た こと が 成 人 使 用 と中. 学 生 使 用 と の関 係 から見 ら れ る。 洲本 の成 人 は相 生 、赤 穂 と 同 形 のも のが 多 いが 中 学 生 は成 人 と は異 ったも のを使 う よう にな ってき て いる こと か ら右 のよう な ことが いえ る。.

(26) (50) 福井・敦賀・洲本三市方言の動向. 。 賀 、 ら 敦 賀 ・福 井 も カ カ スから カ カ セ ルにな ったが そ れ が 洲 本 より も 早 く から行 な わ れ たも のかと見 れ る 敦 の 。 。 っ の方 が 共 通 語 化 成 人 男 性 が カ カ スであ り女性 が カ カ セ ル 福 井 は成 人 男 女 と も カ カ セ ルにな て いる よ り都 会 地 。 し やす いと いう こと が あ る か ら であ る ﹁来 れば ﹂ な ど の仮 定 形. 、 共 通語 化 が 進 洲 本 は キ タ ラ。 敦 賀 o福井 は キ タ ラか ら ク レバ にな ったも のと 見 られ るが 敦 賀 よ りも福井 の方 が 。 ん で いる こと は ﹁書 か せ る﹂ と 同 様 であ る. 。. 指 定 助動 詞 グ ・ジ ャ ・ャ 、 。 ジ ャが 多 いと こ ろ であ 洲 本 の中 学 男 子 にジ ャが か な り見 られ る 淡 路 島 は 山 陽 地区 ま た 四国 の影 響 かも と も と スυ. 。 、 っ 、 富 山 ・石 川 は ジ ャと ャ の併 用 地 域 で あ るが 福 井 の中 学 女 子 は 百 パ ー セ ン ト ヤ に な て い る. ら中 学 生 女 子 一般 的 に ジ ャが 古 く ヤが 新 し いと 考 え る と 若 い女 性 が 新 し い こと ば を 早 く と り 入 れ る と いう こと か 、 さ ら に、 新 し い共 通 語 化 の. 。 、 も 同 様 で ャが 多 く な って い る と こ ろが 洲 本 は ヤだ け を 見 る と 男 女 同 じだ が そ の分. ダ に な って い る のだ と 思 わ れ る 。. 立洲 本稿を成す に当 っては三市 の教育委員会社会教育課と福井市立明道中学校 ・敦賀市立気比中学校 。松陵中学校 ・洲本市 浜中学校 にご協力頂 いた。記 して謝意を表す る。. なお、調査時期 は平成 一年 六月 から十月 であ る。 町教委 。各中学校 また、文法項目 は各市町村教育委員会と各市町村 の中学校 で豊岡市立北中学校 ・鳥取市立東中学校 。各市 に謝意 を表す る。 。 これ の調査 は昭和 六〇年 七月 から六 二年九月 でぁ る.

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