• 検索結果がありません。

Œä‘Oè‚Æ‹IˆÉ”¼“‡‚É‚¨‚¯‚éd—Í‚ÌŽžŠÔ•Ï‰»‚ÌŠÏ‘ª

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "Œä‘Oè‚Æ‹IˆÉ”¼“‡‚É‚¨‚¯‚éd—Í‚ÌŽžŠÔ•Ï‰»‚ÌŠÏ‘ª"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

D-21

御前崎と紀伊半島における重力の時間変化

重力の時間変化観測グループ(責任者:○中村佳重郎) 1.はじめに 地震に関係する重力の時間変化(ここでは経年変化)を検出することを目的として、京都大学では 1970 年代から東海地方や紀伊半島において重力の精密測定を繰り返し実施してきている。使用した重力計は ラコスト重力計を中心に、最近ではシントレックス自動重力計も使用されている。この事業は東海地方 では東京大学地震研究所(井筒屋貞勝)と京都大学(一戸時雄、他)の共同研究として始められ、その 後、独自の観測網を構築していた名古屋大学(志知龍一、他)とも共同研究として実施されてきた。そ の後、国立天文台水沢(中井新二)からも参加があった。他機関のメンバーは既に定年で退職し、現在 は京都大学だけで続けられている。紀伊半島では中川一郎および当時大学院生であった里村幹夫によっ て精力的に展開され、その後、大学院生の塚本博則や福田洋一に中継されて中村佳重郎や東敏博が 1980 年頃引き継いだ。現在は、中村が浅田照行に支援を仰ぎながら続けている。(敬称は省略) 2.観測およびデータ 東海地方においては 御前崎―掛川―森―春野―佐久間―水窪 を主要測線として春野―水窪は最低 2回、春野―御前崎は最低3回の往復測定を実施している。重力の測定精度は約10μGal 以内である。 今回は観測方式がほぼ固定された 1981 年以降のデータを使用することとし、また全期間を通して均質 なデータで統一するために京都大学によって得られたデータだけを使用することとした。 紀伊半島では、半島を右回りと左回りに回って1往復とし、1∼2年ごとに1回の頻度で精密測定を 実施している。使用している重力計の数は3台である。測定精度は10μGal の後半ではあるが 20μGal 以内である。 3.結果 東海地方において、御前崎付近の重力は、水準測量の結果と比較するとほぼフリーエアー勾配に近い 割合で定常的に増加している。一方、紀伊半島においては、半島の南端附近でも重力の増加の傾向があ ると断言するには厳しい変動量である。下の図は「海岸昇降検知センター」から発表された紀伊半島に ある験潮所の潮位変化の資料を図にしたものである。明瞭な潮位の上昇が認められるのは串本だけのよ うである。紙面の都合により重力変化の図はここでは割愛します。

紀伊半島に於ける潮位変化 (m)

1.6 1.8 2 2.2 2.4 2.6 2.8 3 3.2 3.4 3.6 1895 1905 1915 1925 1935 1945 1955 1965 1975 1985 1995 2005 鳥羽 尾鷲 浦神 串本 白浜 海南 和歌山

参照

関連したドキュメント

議 長 委 員

③ 新産業ビジョン岸和田本編の 24 ページ、25 ページについて、説明文の最終段落に経営 者の年齢別に分析した説明があり、本件が今回の新ビジョンの中で謳うデジタル化の

7.法第 25 条第 10 項の規定により準用する第 24 条の2第4項に定めた施設設置管理

運転時の異常な過渡変化及び設計基準事故時に必要な操作は,中央制御室にて実施可

一日最大給水量 42,662 立方メートル 一日平均給水量 34,857 立方メートル. (令和

一日最大給水量 40,596 立方メートル 一日平均給水量 35,682

同研究グループは以前に、電位依存性カリウムチャネル Kv4.2 をコードする KCND2 遺伝子の 分断変異 10) を、側頭葉てんかんの患者から同定し報告しています

一方、Fig.4には、下腿部前面及び後面におけ る筋厚の変化を各年齢でプロットした。下腿部で は、前面及び後面ともに中学生期における変化が Fig.3  Longitudinal changes