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亜鉛メッキ鋼管 : モルタルの付着強度について

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(1)

亜鉛メッキ鋼管 : モルタルの付着強度について

著者

三谷 勲, 馬籠 祥一

雑誌名

鹿児島大学工学部研究報告

28

ページ

55-65

別言語のタイトル

Experiments on the bond strength between

mortar and zinked steel pipe

(2)

亜鉛メッキ鋼管 : モルタルの付着強度について

著者

三谷 勲, 馬籠 祥一

雑誌名

鹿児島大学工学部研究報告

28

ページ

55-65

別言語のタイトル

Experiments on the bond strength between

mortar and zinked steel pipe

(3)

亜鉛メッキ鋼管一モルタルの付着強度について

三 谷 勲 ・ 馬 篭 祥 一 *

(受理昭和61年5月31日) EXPERIMENTSONTHEBONDSTRENGTHC BETWEENMORTARANDZINKEDSTEELPIPE

IsaoMITANIandShoichiMAGOME*

Awirenettingfencesupportedwithzinkedsteelpipetrusseswasblowndownbyatyphoon

(1985,13).Thecauseofthefailurewasthoughttobethatbondbetweenthemortarusedforthe

basesofthefenceandthesteelpipeswasnotsufficienttoresistthepull-outforcesofthewind・

Inordertoexaminethebondstrengthbetweenmortarandsteelpipes,pull-outandpush-down

testswereconducted・Theembeddedlengthsofthepipeinthemortarare800mmforthepull−out

testandfrom50tol50mmforthepush−downtest・Thestrengthofmortarvariedineachtest・

Thepull-outtestresultswascomparedwiththoseofthepush−downtestanditwasfoundthat

thebondstrengthforthedeeplyembeddedpipesinthepull-outtestisaboutfiftypercentofthatfor

thepipesembeddedfrom50tol50mminthepush−downtest・Andacomparisonwiththepush-down

testandprevioustestresultsshowsthatthebondstrengthbetweenthezinkedsteelpipeandmortar

isverysimilartothatbetweensteelplateandconcrete. 1 . は じ め に 柱脚を完全埋込形式(充填モルタルと鋼管の間の応 力伝達をすべて付着に依存する形式)とした鋼管フェ ンスが台風(1985年13号)によって倒壊した。倒壊フェ ンスは図−1に示す構造で,亜鉛メッキ鋼管を用いた トラスを支柱としている。倒壊フェンスの柱脚部は図 −2に示すように,台風時の引抜力により抜け出して おり,倒壊の主因は完全埋込形式の柱脚部が風圧に よって生じた引抜力に耐えることができなかったため であると推定された。 倒壊主因の構造的検討に際し,亜鉛メッキ鋼管一モ ルタル間の付着強度に関する資料を必要としたが,こ の方面に関する既往の研究が見当らなかったので,亜 鉛メッキ鋼管一モルタルの付着強度に関する資料を得 ることを目的として,現場引抜試験,実大模型引抜試 *旭化成工業株式会社 験,および押抜試験を行った。本報はその結果の報告 である。 2 . 実 験 2 . 1 現 場 引 抜 試 験 倒壊フェンスの大多数に柱脚部の抜出しが認められ たが,フェンス両端部には抜出しが認められないもの も あ っ た 。 抜 出 し が 認 め ら れ な か っ た 支 柱 を 利 用 し て 倒壊フェンスの引抜耐力を調べた。 a・試験体および実験方法 支柱に使用された鋼管は外径60.5mm,厚さ2.3 m m の 亜 鉛 メ ッ キ 鋼 管 で あ る 。 柱 脚 部 の 埋 込 長 さ は lOOOmmで,基礎フーチングに設けられた直径約200 mmの穴に鋼管を挿入した後,モルタルが充填されて いる。 台風時に引張力を受けた側の鋼管を地上約500mm の位置で切断し,引抜力載荷装置を取り付けた後,実 験 を 行 っ た 。 加 力 装 置 は 次 節 に 述 べ る 実 大 模 型 引 抜 試

(4)

。②C○一 56 C画つ[一 2000

2000 2000

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−「− 弄 需 語 『 ‐ F F 〒 テ コ 需 丁 図−1亜鉛メッキ鋼管を支柱に用いたフェンスの構造図 11、端末上部ジーョーエント 、中間上部ジョ・イント、 図 − 3 現 場 引 抜 試 験 風 景 、、X麓X‘ 、︾ぬ[。。画[。○函[○つ画一

爵急一ユ|富急一↓︲んや坐11︲↓。

端 バ ン ド 、 中 間 バ ン ド

〆 中間中部ジョイント 〆 端 末 中 部 ジ ョ イ ン ト 、 ∼ l l

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ストッパー4.5×]9 の叩ずゆ /

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鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 8 号 ( 1 9 8 6 ) 図 − 2 柱 脚 部 の 抜 出 し の 様 子 r 媛 一 f も

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中 間 下 部 ジ ョ イ ン ト / 〃 一手ソI C函守弓。つ国○ロロ︼ 〃

端 末 下 部 ジ ョ イ ン ト 、

(5)

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' 1 . 111‘ 画 I ▲ 加力装置を図−5に,加力風景を図−6に示す。基礎 フーチングに相当するコンクリートブロック(約l

m3)には鋼管挿入用の穴(直径150mm,深さ1000mm)

が12個設けられている。この穴に鋼管を挿入した後, モルタルが充填される。充填モルタルの設計四週強度 は3種類とし,早強ポルトランドセメントを用いてい る。実験は4つのシリーズからなっており,そのうち 3つはモルタル充填後12日目,1つは68日目に載荷 を行った。各試験体の実験条件等を表−1に示す。同 表中モルタル強度はlOO‘×200のシリンダーによる 圧縮および割裂試験より求め,鋼管の降伏応力度等は 圧縮試験より求めたものである。 引抜力はPC鋼棒を介してセンターホールジャッキ により加え,容量が50トンのロードセルによって測 定した。変位(抜出し量)は鋼管露出部の最下部に目 印を付け,物指により測定した。また試験体材長方向 の応力変化を調べる目的で,60−Aシリーズの試験体 にはワイヤーストレインゲージ(WSG)を貼付して いる。図−7に60−Aシリーズ試験体の様子を示す。 同図は実験終了後,コンクリートおよびモルタルを除 験の場合と同じ(図−5参照)で,実験風景を図−3 に示す○引抜力はセンターホールジャッキで与え,荷 重は容量50トンのロードセルを用いて測定し,抜出 し量は鋼管露出部の最下部(コンクリート表面近く) に目印を付け,最小目盛0.5mmの鋼尺を用いて測定 した。 b,実験結果 平均付着応力度(て)−変位(抜出し量6)関係を 図−4に示す。なおr=引抜荷重/付着表面積である。 図中に記したPmaxは各試験体の最大引抜耐力である。 鋼板とコンクリートの短期許容付着応力度は,コン

クリート強度が200kg/cm2(建築構造物に使用され

る通常のコンクリートあるいはモルタルではこの程度

の強度は充分期待できる)の時,6kg/cm2である1)・

本試験体(2体)の最大耐力時の平均付着応力度は

5.1kg/cm2と3.5kg/cm2であり,6kg/cm2よりかなり

低い値である。この一因は付着長さが長いため,一様 な付着応力分布が期待できないことにあろう。 2 . 2 実 大 模 型 引 抜 試 験 付着長が長い場合の付着強度を調べる目的で実大に 近い模型を製作し引抜試験を行った。 a、試験体および実験方法 試験体に使用した鋼管は倒壊フェンスと同質のもの で,60.5‘×2.3および50.8#×1.6の2種類である。

蝉儲斗

3.0 セ ン タ ー ホ ー ノ て(k9/cm2) モ ル /接合 ボ ル ト 金具 支柱 (溝形鋼) 耐 圧 板 5.0 三谷・馬篭:亜鉛メッキ鋼管一モルタルの付着強度について

§

ト コ ン ク リ ー 砂 2.0 ダ ル ツキ鋼管 亜 鉛 メ 図 − 5 引 抜 試 験 加 力 装 置 図 − 4 現 場 引 抜 試 験 結 果 │・○ y蝋・畷;

職 議

、‘..、’4..へ.-,."'・ ・、思凡;嬢鐙 ・_‘.'。?P首..$, 0 1 . 0 2 0 ろ . 0 4.0 8(c、)

(6)

材 58 Ft (kg/c'n2) l

Dm

r 28

諾鰹 唾謡輪蕊 鹿 児 , 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 8 号 ( 1 9 8 6 )

:鰯箪 ”、、篭璽 図 − 6 実 大 模 型 引 抜 試 験 風 景 去したもので,黒い部分は貼付ゲージの防水保護膜で ある。 b・実験結果 平均付着応力度(で)−変位(6)との関係を図一 8(a)∼(d)に示す。同図(a)および(b)は鋼管径60.5mm の場合で,モルタル強度F・はそれぞれ270,229

kg/cm2である。同図(c)および(d)は鋼管径50.8mmの

場合で,それぞれFc=248および331kg/cm2である。

使用鋼管の降伏耐力は60−Aおよび60-Bシリーズ

の場合15.3トン,50−Cおよび50−,の場合8.1ト ンである。従って,60−A−1および50−,−2の試 験体の最大荷重は鋼管母材の降伏耐力に近く,60−B −1,50−Cシリーズ,50−,−1,および50−,− 3の場合は最大荷重が降伏耐力を上回っている。いず

れの試験体の場合もモルタル強度は200kg/cm2を上

回っているが,平均付着応力度の最大値(てmax)は 図 − 7 ひ ず み ケ ー ジ を 貼 付 し た 試 験 体 の 内 部 の 様 子 4.6∼11.0kg/Cm塾の範囲にあり,モルタル強度を200 kg/cm2としたときの鋼板一モルタル間の短期許容付 着応力度6kg/cm2が必ずしも達成されていない。但 し,60−Aシリーズの試験体ではWSGの防水保護膜 が施されているので,付着面積が約10%減少するが でmaxの計算において付着表面積は(周長)×(埋込 み深き)としている。 60−Aシリーズ試験体の上部2ケ所(コンクリート 上端面より25mmおよび175mm,図−9中挿図参照) に貼付したWSGによるひずみ測定結果より,この2 点間における付着応力度を求めた。その結果を図−9 に 示 す 。 同 図 の で − P 曲 線 の 勾 配 が 急 変 す る 点 ( 図 中 表 − 1 実 大 模 型 引 抜 試 験 ・ 実 験 条 件 等 331 68 ひ 3.43 管 洲 ル タ ル モ Fc (kg/cm2) 、 (m、) △面 50.9 試 験 体 名 3.7] Fc=圧縮強度,Ft=引張強度,D=鋼管外径,t=鋼管厚さ,。v=降伏応力度,2=埋込み深さ oy (t/cm2) (日) Imml 1 60−A 270 24 12 3 229 60.6 2.2 6 0 − B − 2 3 20 12 800 5 0 − C − 2 3 1 50−,−2 3 12 248 r〕の

(7)

59 T(k9/cm2) '5 8(m、) 60-A−lP■ax二15.0ton.T■ax二9.8k月/㎡ 60-A−2P■aX二7.0t0,.T■aX二4.6kg/cd 60−A−3P■aX=7.0t0,.丁■ax=4.6kg/Cd

− ト ー − 1 − − − −

6 0 − A − 1 1 ↓ -− 10 ’’’’’’一 ︲jIlGlllIIトーllllllllllllll・I︲︲︲︲鍵一一一︲︲ +︲︲縄︲−1 −畦一一 く皇一 一一 ︲卦i、へ一〆 一へ、ヘキ ーー︽︾、6 5 0 20 40 60 8(m、) (a)60−Aシリーズ T(k9/cm2)

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4[】 三谷・馬篭:亜鉛メッキ鋼管一モルタルの付着強度について 5 。 20 40 60 8(m、) (c)50−Cシリーズ

実大模型引抜試験:平均付着応力度一変位曲線

(b)60−Bシリーズ T(k9/cmE) 0 15 50-C−1P■ax=8.6ton、7■ax=6.7kg/㎡ 50-C−2P■aX=9.9ton,γ■ax=7.7kg/㎡ 50−C−3P■ax二9.8ton.r■ax=7.7kg/㎡ 1−−− 10 b − l 0 0 2 0 4 0 6 5 図 − 8 0 5

/−− -竺聖了

B−1 | ’ 60-B−1P南axg16.8t0,.7■ax二11.0kg/㎡ 60-B−2P■ax=12.3ton.T■ax二8.1kg/㎡ 60-暖3P■ax言13.7ton.T■ax=9.0kg/㎡ 11lト ∼ ■ ∼ / −. 0 − − ∼ 、 ∼ − − −1つ000ⅡⅡU0−U1JpD

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(8)

60 T(k9/cm量) '5 10 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 8 号 ( 1 9 8 6 )

5 0 − ト 1 50−D−1P■ax=9.4ton.T■ax=7.3kg/㎡ 50−D−2P■ax=8.0ton・丁■ax二6.3kg/㎡ 50−D−3P■ax二9.3ton.T■ax=7.3kg/㎡

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」-−− 0 図−8 20 40 60 8(m、) (d)50−Dシリーズ 実大模型引抜試験:平均付着応力度一変位曲線(つづき) ▽印)は試験体上部において付着が破壊した時期に対 応する。付着が破壊した後もての値が零になっていな い。これは鋼管一モルタル間の摩擦抵抗により鋼管の 応力がモルタル部へ伝わることに起因する。60−Aシ リーズ1,2,3各試験体の最大荷重時の平均付着応

力度rmaxはそれぞれ9.8,4.6,4.6kg/cm2(図−8

(a)参照)であるから,局所的に付着が破壊するときの て(k9んrTf) 2 V

X/6C Z、ひ--。- 。 司戸一宅 図 − 9 ひ ず み ゲ ー ジ よ り 求 め た r − P 関 係 (但し,では挿図中150mm間における付着応力度) 付着強度はこれらの約2倍であることがわかる。 2 . 3 押 抜 試 験 付着長さが長い場合,最大引抜荷重時の平均付着応 力度は局所的に付着の破壊が生ずる時の付着強度をか なり下回ることが前節の実験で明らかになった。鋼板 とコンクリートの付着強度に関する実験において,引 抜試験結果と押抜試験結果との間に差異が認められな い2)ので,本節では加力装置が簡単な押抜試験により, 付着長さが短い場合についての付着強度を調べる。 a、試験体および実験方法 試験体の1例を図一10に示す。使用鋼管はすべて 48.8ウ×2.3の亜鉛メッキ鋼管である。実験変数は付 着長さ2(=50∼150mm),モルタル強度(水セメン ト比で45∼75%)および載荷位置の3つである。各 試験体の実験条件等を表−2に示す。試験体名田一回 一回のうち田はモルタルの水セメント比(%),回は 付着長さ(m、),囚は載荷板の半径の別(S…内径60 mm,L…内径100mm,図−11参照)を表している。 加力装置の概要を図−12に示す。押抜力を万能試験 機で加え,試験体下端部とモルタル上端面間の相対変 位をダイヤルゲージを用いて測定している。 b・実験結果 平均付着応力度(r)−変位(6)曲線の数例を図 − 1 3 に 示 す 。 変 位 6 に は モ ル タ ル お よ び 鋼 管 の 圧 縮 変形も含まれているので,付着の破壊はr−6曲線の 最大点であるとしてよい。引抜試験体の場合に比べ, 最大耐力以後の耐力低下が急激である。これは付着長

(9)

2.3 61 48.9 が短かい場合には付着応力が材長にわたってほぼ一様 に分布し,付着の破壊が付着表面の全体において同時 に生ずることに起因する。 よ−ノ阿亘 3.実験結果の検言寸 で同時 3.1Tmax-Fc関係に及ぼす諸要因の影響 本実験結果の一覧を表−3に示し,でmax-Fc関係 を図−14に示す。同図中,破線は文献1)に示され る鋼板の短期許容付着応力度である。一点鎖線は押抜 試 験 の 結 果 の 上 ・ 下 限 の 目 安 を 与 え る も の と し て 選 ん だものである。 同図より下記1∼4の事柄が認められる。 1.付着長が50∼150mmの範囲においては,付着長 は付着強度(=最大荷重/付着表面積)に影響を与 ル タ ル えなし』・ 2.鋼管の降伏荷重に近ル、引抜力を付着抵抗のみに よ っ て コ ン ク リ ー ト へ 伝 達 で き る 程 度 に 付 着 長 が 長 い場合の付着強度は,付着長が短い場合の50%以 下であり,鋼板の短期許容付着応力度に対しての余 裕はほとんどない。 3.亜鉛メッキ鋼管一モルタルの付着強度rmaxは 0.04Fc+5≦てmax≦0.06Fc+8 の範囲にある。 4.載荷板の半径(Sタイプ…60mm,LタイプlOO mm) が付着強度に及ぼす影響は小さい。 押抜試験・実験条件等

/鋼管

25 384

〕樋 坐

SLSLSLSL

l’一一一一一−

505075750101

00006677

図−10押抜試験体の例 表 − 2 2.3 15 2

竿

-

1

鋼 モ ル ダ ル 埋 込 長 0(m、) 材 令 (日) j

Dm

l 試 験 体 名 Ft (kg/cm‘) Fc (kg/cm2) (m、) lOO

22

45−050−L 45−lOO−L 50 100 三谷・馬篭:亜鉛メッキ鋼管一モルタルの付着強度について 172 14 11 260 75−050−L 2.60 2.04 6.16 2.10

1111−1111

75−100−L

55007755

11

Fc=圧縮強度,Ft=引張強度,D=外径,t=厚さ 48.9 20 17 50 2 2.03 1.65 3.55 4.63 75 75 150 150 4 8 . 9 1 2 . 3 17 17 17 226 4 8 . 9 1 2 . 3

(10)

62 D 5 C モ ル タ ル モ ル タ ル 荷板 荷 板 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 8 号 ( 1 9 8 6 ) 、

一 一 一 z Q Q - 、 、 鋼 管

(a)SType 管 (b)LType 図−11押抜荷重の載荷位置 表 − 3 実 験 結 果 の 一 覧 0.074 平 均 値 rmax (kg/c肝) 恥一Hl唖岬唖唾一心 試 験 体 名 備 琴 60−A 60−B 50−C 50−D 平 均 値 45−050−L 270 229 248 331

40282222

6.3 9.4 7.4 7.0 0.023 0.041 0.027 0.024

引抜試験

0.029 0.028 0.054

押抜試験

幡心一哩唖 Fc,Ft=それぞれモルタルの圧縮強度および引張強度 てmax=最大耐力/付着表面積 引張試験結果は各シリーズ3体の平均値である。 45−100−L

SLSLSL

−一一一一−

550055

77−,577

001100

一|’’一’

000000666677

1.13 0.89 75−lOO−L

SLL

一一一

000

一○一○5

110

005777

15.4 20.1 13.4 18.4

(11)

0 63 2 0 0 d 図−14てmax−Fc関係 3 . 2 付 着 長 さ が 長 い 場 合 の 付 着 強 度 と 局 所 付 着 強 度 と の 比 較 60−Aシリーズにおいてはひずみゲージによるひず み測定結果に基づいて,局所付着応力度の変化を調べ た(図−9参照)。表−4に平均付着強度と局所付着 強度との比較を示す。同表より付着長さが長い場合, 平 均 付 着 強 度 は 局 所 的 に 付 着 が 破 壊 す る 時 の 付 着 強 度 の50∼60%であることがわかる。従って,支柱の全 引抜力を付着抵抗に期待するような設計では許容付着 ﹃︺ 応力度の低減が必要である。 八 1 「

図−12押抜試験実験装置(斜線部が試験体)

T(k9/cnf) 30

300 20 A 八 州 緬

f

J

'0 0 . 5 1 0 8(m、) 図−13押抜試験:平均付着応力度一変位曲線の例 L 〕 15 ﹁J FL 三谷・馬篭:亜鉛メッキ鋼管一モルタルの付着強度について 門︺ 付着長(、、)

引抜800 tmox(k9/cm2) 3

一 ・ イ

ーくてmax=0.06Fc+8

一 一 ● B三一一

一.茸一・/6一・

● ○ 一 一・へtmax=0.04Fc+5 9−.一一一 一 一 G 一 一 一 十 □

t

-

-

一一一一一一一一一一 。 2

(12)

64 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 8 号 ( 1 9 8 6 ) 表−4平均付i奇強度と局所付着強度との比較 (ヅ│抜試験60−Aシリーズ) 試 験 体 堀 平 均 付 着 強 度 rmax(kg/cnr) 局所付着強度*’ 唾(kg/(wf) てmax/産 9.8 18.0 − ().54 4.6 9.2 60-A−3 4.6 7.8 0.59 *1防水保護膜による付着面積の減少を無視している。 3.3鋼板,丸鋼に関する実験結果との比較

鋼板および丸鋼に関する実験結果2.3)を表−5に示

す。また本実験結果のうち,付着長さが短い押抜試験 結果との比較を図−15に示す。同図の縦軸は付着強度

rmaxとコンクリートあるいはモルタルの引張強度Ft

との比である。同図より下記の事柄が認められる。 l・鋼板・亜鉛メッキ鋼管とも,Fcの変化にかか

わらず,でmax/Ftの値は約1.0であり,資料分布の

下限はrmax/Ft=0.8である。 2 . 亜 鉛 メ ッ キ 鋼 管 の 付 着 強 度 は 丸 鋼 の 約 2 / 3 で ある。 4 . 結 び 亜鉛メッキ鋼管一モルタルの付着強度を知る目的で 引抜試験および押抜試験を行ない,付着強度とモルタ ル強度との関係,付着長さが長い場合の平均付着強度 と局所付着強度との関係を調べた。更に鋼板および丸 鋼に関する付着強度との比較を行ない,次の結論を得 た。 1.亜鉛メッキ鋼管一モルタル付着強度は鋼板一コン クリートの付着強度と同程度である。 2.亜鉛メッキ鋼管一モルタルの付着強度はモルタル の引張強度にほぼ等しい。 3.付着長さが長い場合,許容付着応力度を約50% 低減する必要がある。 表 − 5 鋼 板 お よ び 丸 鋼 に 関 す る 既 往 の 実 験 結 果 bノ【羽 Fc、Ft=それぞれコンクリートの圧縮強度および引張強度 《 = 埋 込 み 深 さ ( 付 着 長 さ ) てmax=最大耐力/付着表面積 文献2)は凪−6×50,文献3)は16dに関するものである。

(13)

同解説,1980年,pp・’0. 2)坪井善勝,若林実,末永保美:鉄骨鉄筋コンクリー トに関する実験的研究No.12鉄骨の付着に関す る実験(1),日本建築学会関東支部第18号研究発表 会1955年9月,pp、79∼82. 3)六車照,森田司郎,富田幸次郎:鋼とコンクリー トの付着に関する基礎的研究(1.付着応力分布 について),日本建築学会論文報告集,第131号, 1967年1月,pp.l∼8. 65 文 献

1)日本建築学会:鋼管コンクリート構造計算規準.

亡mox/F↑

謝 辞

実験に際し,久徳琢磨助手,清野章弘,山田昭浩(大

学院2年)各氏の御協力を得ました。また東洋エクス

テリア㈱から御協力・御援助を得ました。ここに記し

て感謝の意を表します。 押 抜 ’ リ | 抜 ︲ノ︵︾ r, l O O 2 0 0 3 0 0 F c ( k 9 / c m 2 ) 図−15鋼板、丸鋼に関する実験結果との比較 【】 別昌P 三谷・馬篭:亜鉛メッキ鋼管一モルタルの付着強度について 」

● 、

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