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外国語教育との関連性を考える--基礎ゼミを担当して

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Academic year: 2021

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(1)Oα. ZP 嗣. 1.は. じめ に. 今 年 度 か ら1年. 生 を対 象 と した基 礎 ゼ ミを担 当 す る こ と とな っ た。 中 国語 以 外 の授 業 は. 初 め て で あ る 。 い っ た い 何 を ど う教 え た ら 良 い の か 分 か ら な い 。 そ も そ も 、 基 礎 ゼ ミ に教 科 書 は な く、 何 を 教 え る か は 、 担 当 す る 各 教 員 が 決 め る の で あ る 。 各 教 員 の 「専 門 」 は 異 な る た め 、 当 然 、 「基 礎 」 の 定 義 は そ れ ぞ れ 異 な り、 不 安 を 感 じた の は 私 だ け で な い よ う であった。 そ の た め か 、 基 礎 ゼ ミ に つ い て 何 名 か の 先 生 方 と 一 緒 に 話 し合 う 機 会 が 何 度 か あ っ た 。 初 め は 、 あ く まで 自分 が で きそ う な こ と を提 案 す る に過 ぎな か っ た 。 私 の場 合 、 例 え ば 、 中 国 に 関 す る テ キ ス ト を 与 え 、 輪 読 後 、 レ ポ ー トを 作 成 す る と い っ た こ と で あ る 。 し か し、 そ れが. 「基 礎 」 で あ る の か 、 納 得 で き な か っ た 。. 色 々 と悩 ん だ 末 、 大 学1年. 生 に必 要 な もの は、 与 え られ た 課 題 を こ なす だ け で は な く、. 自 分 で 問 題 を 見 つ け 、 そ の 本 質 を 論 理 的 に 理 解 し、 他 者 と意 見 交 換(コ ン)す. ミュ ニ ケ ー シ ョ. る こ と に よ っ て 、 よ り良 い 解 決 策 を 探 し て 行 く こ と で あ る 、 と 私 は 考 え る に 至 っ. た 。 論 理 的 思 考 力 に は 、 「読 む 、 書 く、 話 す 、 聞 く」 の 基 礎 的 学 習 能 力 の 習 得 が 欠 か せ な い 。 「読 む こ と」、 「聞 く こ と 」 で 問 題 へ の 意 識 や 関 心 を 高 め 、 「書 く こ と 」、 「話 す こ と」 で 自 己 表 現 力 を 身 に 付 け る 。 つ ま り、 基 礎 ゼ ミで は こ う し た 「読 む 、 書 く、 話 す 、 聞 く」 の ス キ ル ア ッ プ が 求 め ら れ て い る も の と 考 え 、 案 を 練 り直 し た 。 何 事 も 第 一 歩 は 難 し く 、 今 年 度 の 基 礎 ゼ ミ で は 、 「書 く こ と 」 か ら始 め る こ と に し た 。 身 近 に 起 き た ニ ュ ー ス の 中 か ら 、 関 心 を抱 い た 問 題 を テ ー マ に 小 論 文 を書 く。 そ して ク ラ ス で 発 表 し、 討 論 す る こ と で 、 論 理 的 で よ り豊 か な 表 現 力 が 身 に 付 く こ と を 目 指 した 。 以 下 、 経 営 学 部13人 を 対 象 と し た 授 業 内 容 を振 り返 り、 基 礎 ゼ ミ と語 学 教 育 の 関 係 に つ い て 述べ てみたい。. 外 国語 教育との関連性を考える. 郵85.

(2) サオし ま ま. 鰹騨鍵獺 欝麟繋獄蹴 へ  に   まゐま まぼ ホうセ め だま. 2、 基 礎 ゼ ミ の 授 業 計 画 と到 達 目標. モ キ ヤ ぴ. 2.]授. 業計画. モ や. ハ. 表1に 示 す よ うに授 業 は大 き く4段 階 に分 け た 。 初 め の3回 は 、 キ ャ ンパ ス案 内 や 図書 館 ガイ ダ ンス を行 い 、 い ち早 く近 畿 大 学 で の生 活 に慣 れ 、 ゼ ミ生 同士 の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンの基 礎 を作 る こ と を 目指 した 。そ の後 の5回 は 「読 む こ と」 と 「 調 べ る こ と」 を 主体 に 、 問 題 発 見 能 力 、 問 題 解 決 能 力 、情 報 収 集 能 力 の 養 成 を 目指 した 。 続 い て3回 は 「書 く こ と」 と 「ま とめ る こ と」 を主体 に、 文 章 表 現 能力 、 最 後 の3回 は 「 話 す こ と」 「聞 く こ と」 で 口頭 発 表 能力 の養 成 を 目指 した 。. 2.2近 第1回. 大 生 と して の 自 覚 目 の 授 業 で は 、 ゼ ミ の 目 的 と 進 め 方 を 説 明 し、 自 己 紹 介 、 続 い て 本 学 の 紹 介 ビ デ. オ 鑑 賞 、 最 後 に キ ャ ンパ ス 案 内 を 行 っ た 。 こ の ビ デ オ は 、 受 験 生 向 け に 作 ら れ た 本 学 の 長 所 を ア ピ ー ル した もの だ が 、 新 入 生 に 見 せ る の も 良 い 刺 激 に な る の で は な い か と思 い 、 入 試 広 報 課 か ら拝 借 し た 。 ま ず は 自分 た ち の こ と を 知 る と い う 意 味 で 、 母 校 を 理 解 し、 近 大 生 と し て の 自覚 を 深 め て も ら い た か っ た 。 キ ャ ンパ ス 案 内 は 、 時 間 の 都 合 上 、11月 ホ ー ル の み で 終 わ っ た 。11月 ホ ー ル に は 、 トレ ー ニ ン グ ル ー ム(地 保 健 管 理 セ ン タ ー(3階)、. 自習 室(4階)な. 下1階)、. 語 学 セ ン タ ー(2階)、. ど充 実 し た 設 備 が あ る に も か か わ ら ず 、 意 外. と利 用 す る学 生 は 少 ない ら しい。 他 の授 業 で 、 語 学 セ ン ター 開 講 講 座 の宣 伝 をす る と、 た い て い 「語 学 セ ン タ ー っ て 、 ど こ に あ る の で す か 」 と い っ た 質 問 を 受 け る 。 在 学 中 、 是 非 と も一 度 は 利 用 して も ら い た い と思 い 、 語 学 セ ン タ ー の ス タ ッ フ に お 願 い し て 案 内 して い ただいた。 2回. 目 の 授 業 で は 、 履 歴 書 の 書 き方 を題 材 に し た 。 こ れ も 他 の 授 業 で 偶 然 知 り得 た こ と. だ が 、 履 歴 書 が 正 確 に 書 け な い 学 生 は 意 外 と 多 い 。 そ も そ も履 歴 書 な ど、 人 が 添 削 す る も の で は な い が 、 自 己 表 現 方 法 の 一 つ で あ り、 そ れ だ け で 人 柄 や 性 格 が 判 断 さ れ て し ま う こ と さ え あ る 。 形 式 に 沿 っ て 正 確 に 書 く こ と の 重 要 性 を 認 識 させ 、 ア ル バ イ ト先 に 提 出 す る と い う 設 定 で 書 い た 。 ま た 、 ア ル バ イ トは ど う や っ て 探 す か 、 キ ュ ー ダ ス へ 移 動 し、 イ ン タ ー ネ ッ トか ら の 検 索 方 法 も練 習 し た 。 3回. 目の 授 業 は 、 図書 館 ガ イ ダ ンス で あ る 。 図 書 館 の ス タ ッ フ にお 願 い して 、館 内 案 内. と端 末 装 置 を 利 用 した 情 報 収 集 方 法 に つ い て 講 義 し て い た だ い た 。. 幾.

(3) G Gα ' Z O﹂. 23問. 題 発 見 ・情 報 収 集 ・問 題 解 決 能 力 の 養 成. 4回. 目 の 授 業 か ら 、 ゼ ミ本 題 へ 移 っ た 。 「テ ー マ を 見 つ け よ う 」 と 題 し た ワ ー ク シ ー ト. を 配 布 し 、 最 新 の 新 聞 記 事 の 中 か ら 関 心 を 抱 い た ニ ュ ー ス を 探 し 、 そ の 内 容(い が 、 ど こ で 、 何 を し た)を200字 5回. つ 、だれ. 程 度 に 要 約 、 な ぜ 関 心 を 抱 い た か そ の 理 由 も書 い た 。. 目 の 授 業 で は 、 「テ ー マ の 設 定&情. 報 収 集 」 と 題 し た ワ ー ク シ ー トを 配 布 し 、 小 論. 文作 成 の 手 順 を説 明 した後 、作 業 を進 め た 。 そ の 手 順 とは 、 (1)問. 題 提 起:自. 分 が 関 心 を 抱 い た ニ ュ ー ス に つ い て 、 な ぜ 関 心 を抱 い た の か 理 由 を. 考 え 、 そ の ニ ュ ー ス に つ い て の 問 題 点(或 (2>テ. ー マ 設 定:そ. い は キ ー ワ ー ド)を. 挙 げ る。. の 問 題 点 に 対 し て 、 ど の よ う な 「イ エ ス ・ノ ー 」 形 式 の 問 題 提 起. にす るべ きな の か を考 え る 。 (3)意. 見 提 示 二そ の テ ー マ に 対 し て 、 「イ エ ス 」 の 立 場 を と る の か 、 「ノ ー 」 の 立 場 を と るの か 考 え る。. (4)展. 開:イ. エ ス ・ノ ー の 根 拠 を 示 す 。 問 題 と な っ て い る 事 柄 の 背 景 ・原 因 ・歴 史 的. 経 過 ・結 果 ・背 後 に あ る 思 想 ・実 現 す る た め の 対 策 な ど 、 で き る 限 り深 く掘 り下 げ る(→ (5)結 6回. 論:全. そ の た め に は テ ー マ に 関 す る 情 報 を 集 め る 必 要 が あ る)。 体 を 整 理 し 、 イ エ ス か ノ ー か を は っ き り述 べ る 。. 目の授 業 は 、情 報 収 集 の 時 間 と した 。 本 来 は、 取 材 や現 地 視 察 に よ っ て情 報 を得 る. こ と が 望 ま しい が 、 時 間 の 都 合 上 、 こ こ で は 図 書 館 を 利 用 し た 。 学 生 は 、 そ れ ぞ れ 関 心 を 抱 い た 記 事 を コ ピ ー し、 そ の 後 、 関 連 記 事 や 文 献 を 、 図 書 館 内 の端 末 を 利 用 して収 集 し た。 7回. 目 の 授 業 で は 、 中 問 発 表 を 行 っ た 。今 ま で の 作 業 の 出 来 具 合 を チ ェ ッ ク し 、 不 十 分. な 点 を 補 っ た 。小 論 文 の テ ー マ は 、 ど ん な 内 容 で も 受 け 入 れ た 。 学 生 が 設 定 し た テ ー マ は 、 表2に. 示 す 通 りで あ る 。 経 営 学 部 だ け あ っ て 、 そ れ に 関 す る 問 題 を テ ー マ に し た も の が 多. い が 、 医療 や スポ ー ツ な ど、学 生 の 興 味 は比 較 的 多 岐 に渡 っ て い る 。 中 に は 、小 論 文 と し て 展 開 させ に くい も の も あ っ た が 、 学 生 が 自 分 で 設 定 した 問 題 で あ る た め 、 そ の 意 見 を 尊 重 す る意 味 で 、 あ え て変 更 は させ なか った 。 こ の 時 期 に な る と 、 ど の 授 業 で も そ う だ が 、 遅 刻 や 欠 席 が 目立 ち 始 め る 。8回. 目の授 業. で は 、 ゼ ミ生 の 歩 調 を 整 え る と い う 目 的 で 、 特 に 作 業 が 遅 れ て い る ゼ ミ生 に 対 し 、 個 別 指 導 を行 った 。. 外国語教育 との関連性 を考 える18フ.

(4) 欝繋騰. 霧 幕 擁γ1. 2.4文. 章表現能力の養成. 9回 目の 授 業 に な っ て 、 よ うや く文 章 作 成 の 段 階 に入 っ た 。 「文 章 を書 い て み よ う」 と 題 した ワ ー ク シー トを配 布 し、 文 章 の 書 き方(四 部構 成)の ア ウ トラ イ ン を示 した 。10回 目は、 字 数 を800∼1000文 字 以 内 と制 限 し、下 書 きの 作 成 時 間 と した 。11回目は 、 ゼ ミ生 一 人 ず つ に形 式 面 と内 容 面 か ら添 削 指 導 を行 っ た 。形 式 面 で は、 小 論 文 の体 裁 に な っ て い る か 、 文 体 は常 体 に な っ て い る か 、 表 現 は適 切 か ど うか な ど を注 意 した。 内 容 面 で は 、主 に 論 旨の 展 開 、 つ ま り問 題 提 起 に沿 っ た 自分 の意 見 が論 理 的 に構築 され て い るか ど うか に注 意 した 。. 2.5口. 頭発 表能力の養成. 12回 目 は 、 清 書 原 稿 を も と に ス ピ ー チ 練 習 と し た 。 ス ピ ー チ を す る 上 で の 注 意 点(姿 勢 、 発 声 、 問 の 取 り方 な ど)を 13回 目、14回. 指 導 し、 一 人 ず つ 練 習 を行 っ た。. 目 は 最 終 発 表 で あ る 。 単 に 発 表 す る だ け で な く、 表3に. 示す. 「ス ピ ー チ 評. 価 票 」 に、 自 己評 価 も含 め て 発 表 者 の評 価 を行 っ た。 評 価 票 を書 くこ とで 、 人 の 意 見 に耳 を傾 け 、 自 分 の 考 え と 比 較 す る こ と で 、 も の の 見 方 や 考 え 方 を 広 め て も ら う の が 狙 い だ っ た 。 本 来 は 、 こ の 評 価 票 を も と に、 活 発 な 討 論 会 へ と発 展 させ た か っ た が 、 時 間 の 制 限 上 、 残 念 な が ら ゼ ミ は こ の 段 階 で も っ て 終 了 し た 。 最 後 に 、 ゼ ミ生 全 員 の 小 論 文(表2) を 綴 っ た 「論 文 集 」 を 作 成 し、 ア ン ケ ー ト調 査 を行 っ た 。. 3.成. 果 と反 省 点. 学 生 ア ン ケ ー トの 結 果 を も と に、 ゼ ミ全 体 と授 業 内 容 につ い て の 成 果 と反 省 点 を 述 べ る。 ア ンケ ー トは大 学 が 用 意 した もの と、 自 ら作 成 した もの の2種 で あ る。 3.]大. 学 の ア ンケ ー ト. こ こ で は 、 図1に ア ンケ ー トの 最 後 の 設 問 「 基 礎 ゼ ミを履 修 して 感 じた こ とを 回答 して くだ さい 」 に含 まれ る9項. 目の結 果 の み を示 す 。総 体 的 に見 れ ば、 基 礎 ゼ ミが 役 に立 っ た. か 、 技 能 が 改 善 され た か 、 等 の設 問 に対 し、 「大 い にそ う思 う」 や 「そ う思 う」 と い う肯 定 的 評 価 が 、9項. 目中7項 目に お い て 過 半 数 以 上 得 られ た 。 しか し、 すべ て の 項 目に お い. て 「そ う思 わ な い 」 や 「全 くそ う思 わ な い」 とい う否 定 的 評 価 も見 られ る。特 に 「読 む こ と」 へ の満 足 度 が低 か っ た こ とは 、 十 分 反 省 しな け れ ば な ら な い。次 回 は この 点 に留 意 し、 単 に何 か を読 ませ る だ け で な く、 「要 約 」 や 「感 想 文 」 を提 出 す る、 或 い は 「 討論 」す る とい った こ とを もっ と積 極 的 に取 り入 れ た い 。 羅'灘 穫 ff188w.

(5) 9. 3.2自. 己 評 価 ア ンケ ー ト. も う 一 つ の ア ン ケ ー トは 、 個 人 的 に 作 成 し た も の で 、 「基 礎 ゼ ミ を 振 り返 っ て 感 じ た こ と を 答 え て く だ さ い 」 と い う 設 問 で あ る 。 図2に 示 す よ う に 、 基 礎 ゼ ミ の 内 容 に つ い て 、 「大 い に 役 立 っ た 」 や 「役 立 っ た 」 と い う肯 定 的 評 価 が 、10項 目 中9項 得 ら れ た 。た だ し 、 項 目1(本. 学 の 紹 介 ビ デ オ を 見 て)の. 目 に お い て7割. 以上. 評 価 が 、 こ ち らの期 待 す る ほ ど. で な か っ た 点 は 残 念 で あ る 。全 体 的 に は 、 履 歴 書 や 小 論 文 作 成 と い う 「書 く こ と 」 に 対 す る 満 足 度 は 高 か っ た が 、 ス ピ ー チ 、 つ ま り 「話 す こ と 」 に 対 す る 満 足 度 は 、 予 測 通 り高 く は な か っ た 。次 回 は 、 両 者 の バ ラ ン ス を よ く考 え て 指 導 した い 。 こ の 他 、 ゼ ミ に つ い て の 感 想 に 「友 だ ち が 増 え て よ か っ た 」 と い う声 が3名. か ら寄 せ ら. れ た 。ゼ ミが 学 生 同 士 の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 深 め る 場 を 提 供 で き た と い う 点 は 、 非 常 に 喜 ば し い こ と で あ る 。 ゼ ミ生 と の 親 睦 を 図 っ た ボ ー リ ン グ 大 会 は 、 私 に と っ て も楽 し い 思 い 出 と な っ た 。 しか し、 中 に は 「全 員 で 和 気 蕩 々 と仲 良 く な れ た ら よ か っ た 」 と活 発 さ の 物 足 り な さ を 挙 げ る 声 も あ っ た 。 ま た 、 「小 論 文 を 書 き 始 め て か ら書 き 終 わ る ま で 、 時 間 が 十 分 あ りす ぎ た 。 も う 少 し短 い 時 間 で や っ て も ら い た か っ た 」 と い う授 業 の 進 度 に 不 満 を 抱 く声 も あ っ た 。次 回 は 、 も う少 し内 容 に 充 実 さ を も た せ 、 和 気 蕩 々 と 互 い の 意 見 が 言 え る よ う な 機 会 を 提 供 し 、 ゼ ミ生 同 士 の 交 流 を 深 め て い き た い 。. 4、 外 国語 教 育 と の 関 連 性 今 回 、 基 礎 ゼ ミ を担 当 して 、基 礎 ゼ ミ と外 国 語 教 育 との 関 連 性 につ い て十 分 に考 え させ られ た 。 私 な りの初 め て の 基 礎 ゼ ミ を振 り返 っ て み る と、 当 然 なが ら、 基 礎 ゼ ミで は外 国 語 は教 えて い な い 。 しか し、 コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン能 力 の 向 上 を 目指 す とい う点 で は、 外 国 語 教 育 と何 ら変 わ りは な か っ た 。 極 端 な言 い 方 をす れ ば 、 そ の ツ ー ルが 外 国 語 で は な く、 母 国 語 で あ る とい うだ け で あ る。 つ ま り、 図3に 示 す よ うに語 学教 育 と全 く別個 の もの と して扱 うの で は な く、相 互 に関 連 す る もの と して 、 基 礎 ゼ ミの 果 た す 役 割 を考 え る 必 要 が あ る と思 う。 外 国 語 を習 得 す る 上 で 、 そ の土 台 と な る の は優 れ た 国 語 力 で は な い だ ろ う か。 相 手 の 意 見 が 的 確 に受 信 で き る能 力 、 自分 の 意 見 が 明 確 に 表 明 で き る発 信 能 力 、 そ の 双 方 の力 を高 め て い くこ とは 、 我 が 国 だ け で な く、 国 際 的 な舞 台 で 活 躍 す る に は 、 決 して 欠 か す こ とは で きな い 。 私 は、 与 え られ た 課 題 で は な く、 自分 で 問 題 を見 つ け る こ とか ら 「 基 礎 ゼ ミ」 を始 め た が 、 結 局 の と ころ 、 そ の役 割 は 、優 れ た 語 学 力 を持 つ 人 材 を育 成 す る とい う外 国 語 教 育 の 目指 す と こ ろ と一 致 した の で あ る 。外 国 語 教 育 に求 め ら れ る 「読 む、 書 く、 話 す 、 聞 く」. 腰. 教育と囎. 生を考える 睡.

(6) 語学教育部ジ ャ∼ナル. とい う4技 能 の バ ラ ンス の とれ た教 育 方 法 は 、基 礎 ゼ ミにお い て も効 果 的 で あ る。 他 の先 生 方 に とっ て は 、 自分 の専 門 と直接 結 び つ か な い科 目で あ るか も知 れ な い が 、 我 々語 学 教 育 に携 わ る教 員 に と って は 、非 常 に重 要 な科 目の一 つ で あ る と思 う。 今 後 、 基礎 ゼ ミで の 授 業 成 果 が 互 い に 発 表 しあ え る場 、語 学 教 育 に も役 立 つ 効 果 的 な教 授 法 が 考 え られ る場 が 設 け られ る こ とを期 待 した い 。. 表1基. 礎 ゼ ミの 授 業 内 容. 内容. 回 第1回. 目標. ガ イ ダ ンス 、近 大 紹 介 ビデ オ鑑 賞 、 キ ャ ンパ ス(11月. ホ ー ル)案. 近 大 生 と して の 自. 内. 覚 、 コ ミュ ニ ケ ー. 第2回. 履 歴 書 作 成 に よる 自己表 現 、 キ ュ ー ダス 案 内. 第3回. 図 書 館 の ガ イ ダ ンス(情 報 収 集 方 法). 第4回. テ ー マ 探 し、 ワ ー ク シ ー ト 「テ ー マ を 見 つ け よ う」. シ ョ ンの 基 礎 づ く り. テーマ設定、. 第5回 第6回. ワ ー ク シ ー ト 「テ ー マ の 設 定&情. 報収 集」. 情 報 収 集(図 書 館). 問 題 発 見 ・情 報 収 集 ・問 題 解 決 能 力 の養成. 第7回 中 間 発 表(個 別 指 導) 第8回. 190. 第9回. 文 章 作 成 、 ワ ー ク シ ー ト 「文 章 を 書 い て み よ う 」. 第10回. 文 章(下. 第11回. 添削指導. 第12回. ス ピー チ 練 習. 第13回. 最 終 発 表 、 ス ピー チ 評 価 、 論 文 集 作 成 、. 第14回. 評 価 ア ンケ ー ト. 書 き800∼1000字)提. 出. 文章表現能力の養成. 口 頭 発 表(コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン)能 力の養成.

(7) 表2経. 営 学 部1年 生 が基 礎 ゼ ミで 設 定 した小 論 文 テ ー マ. 分野. テーマ. 治 療 成 績 評 価 は医 師 た ち を も救 っ て くれ る の だ ろ うか. 医療. 患者 は放射線 治療 を受 けるべ きか 三 菱 「ス リー ダイ ヤ 」 ブ ラ ン ドは消 滅 す る か. 三菱ふ そ う虚偽報告 は会 長一人 の責任 か 経営. デ パ ー トは消 え去 る 運命 にあ る のか 吉 野 家 は牛 丼 で は生 きて い け ない のか. 牛肉偽装 は会長 の独 断で行われ たのか 少 子 化 を防 ぐこ とは可 能 か. 社 会 ・文 化. 鴨川納涼床 は廃止すべ きか ロ ジ ャ ー ・ク レ メ ン ス の 豪 腕 は 消 え 去 っ て し ま う の か. スポーツ. 浜 中 お さ む に未 来 は あ る の か 拉 致 被 害 者 は全 員 帰 国 で きる の だ ろ うか. 政治. 表3ス. 憲 法 第9条. は改 正 す べ きか. ピー チ 評 価 票. ス ピーチ評価票. さんの発表 評価項 目. 評価. 1.内. 容 は わ か りや す く 、 テー マ は は っき り して いた か. ABCDE. 2.文. の 構 成 は しっか り して い た か. ABCDE. 3.ま. と め 方 は よ か った か. ABCDE. 4.発. 表 者 の 気 持 ち はよ くあ らわ れ て い た か. ABCDE. 5.声. の大 き さ は 適 切 で あ った か. ABCDE. 6.抑. 揚 や話 す 速度 は 適 切 で あ った か. ABCDE. 7.問. の取 り方 や 強 弱(高 低)は 適 切 で あ っ た か. ABODE. 8.話. す 姿 勢 、 身 振 り、 視 線 の 位 置 は よ か っ た か. ABCDE. 内容. 技術. 態度 感 想(ス. ピー チ を 聞 い て,感. じた こ と,考 え た こ と,. 気 付 い た こ と を書 い て く だ さ い) *評 価A(と. て も よ い5点)B(良. い4点)C(普. 通3点)D(も. 合計. 点. う少 し2点)E(改. 善 が 必 要1点). 外国語教育 との 関連 性を考 える. 鑑.

(8) 学 の ア ン ケ ー ト 「基 礎 ゼ ミを履 修 して 感 じた こ と」9項. 目に対 す る回 答 結 果 3. 3. 項 目1. 1=コ[::1. 3 4. 語学教 育部 ジ ャーナル. 図1大. 1. 2. 1. 2. 1-0. 2. ト. 4. 4ト. 璽2. 6. 3コo. 6. ;1 憲. 2. 9. 1,0-1. 7 5 5. 図 大 い にそ う思 う 圃そう思 う 圏 どち らでもないaそ. う思 わ ない 口 全 くそ う思 わな い. 項 目1:大 学 生 活 に慣 れ る の に役 立 った 、 項 目2:学 習 意 欲 の 向 上 に役 立 っ た 、項 目3:文 章 を読 む 力 が 改 善 され た 、項 目4:文 章 を書 く力 が 改 善 され た 、 項 目5:発 表 す る 力 が 改 善 され た 、項 目6:問 題 を 自 分 で 調 べ 分 析 す る力 が 改 善 さ れ た 、 項 目7:講 義 や 発 表 を理 解 す る力 が 改 善 され た 、 項 目8:知 的 な 刺 激 を受 け た 、 項 目9:こ れ か らの 大 学 生 活 に 対 す る期 待 が 持 て た.回 答 者 数11名 、 グ ラ フ 中の 数 字 は 回答 者 数 を示 す.. 図2教. 員 の 自 己評 価 の ア ンケ ー ト 「基礎 ゼ ミを振 り返 っ て 感 じた こ と」10項目に対 す る回 答 結 果 1. 1. 1. 項 目1 0. !. 2. 1. …. 6. 一. ,1. 鞍 養6熱. 鵬¥'・. 【. 2垂. 2:::::::工::1 一. 一 一一. ト. 一. 1=0. 幽. 憩2!'_. 3C. 1Z1=D. 7. 一. '. 一. 4. 遷3麟1. ,一. i. 一. 5. 1=0. 7. 一. f'く. 螺7雛. 、. ・. 卍. ト,,. 雪. 4. 卜. 0. 一. 一 ・. 6. 舅2襲. ・. 8一. '七 γ トー一. 1=0. 0. 一. 7. '奪. 蕪4撫'. i. 一. 8. 鮎. 毒3睡'. 7. 冗M一. 5. 一. 0 1. 1. 冒. 90. 8. 102. 6. 2. i. 2::竃::ユ茎[::1=0 1=1=0. i. 囚 大 い に役 立 った 圏役 立 った D役 立 ってい ない 口全 く意 味 が な か った □無 回 答. 項 目1:本. 校 の 紹 介 ビ デ オ を 見 て 、 項 目2:履. を 受 け て 、 項 目4:小. 歴 書 の 書 き方 を勉 強 して 、 項 目3:図. 論 文 の テ ー マ を 新 聞 記 事 か ら 探 し て 、 項 目5:小. (テ ー マ の 設 定 方 法 、 文 の 組 み 立 て 方 な ど)、 項 目6:図 し 、 情 報 収 集 し た こ と に つ い て 、 項 目7:小 チ して 、 項 目9:ス. の 数 字 は 回 答 者 数 を 示 す.. 達92. 論 文 の 書 き方 を 勉 強 し て. 書 館 や キ ュ ー ダ スへ 行 っ て 、 資 料 を検 索. 論 文 の 添 削 指 導 を 受 け て 、 項 目8:小. ピ ー チ 評 価 票 を 書 い て 、 項 目10:評. 書 館 で説 明 会. 価 票 を 見 て.回. 論 文 をス ピ ー. 答 者 数11名. 、 グラフ中. 0.

(9) 鵡鮨 細. Zρ 嗣. 'GJ,的寺 並 是 什 広?. 亀. Σ==‡>. 聞 く. お互いの考えを. o◎ 読む 図3. 細. 書 く. 基 礎 ゼ ミ と外 国 語 科 目の 関 係. 糧 繍. 外 国語教育 との関連性を考える.

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