令和元年度「市長への提言」
傾向分析報告書
令和2年12月
内容
1.「市長への提言」とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2. 1年間(令和元年度)での傾向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-1.受付形態別傾向・・・・・・・・ ・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-2.意見種別件数傾向 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-2-1.要望の分類別傾向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-3.分類別傾向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-3-1.「①行政力の強化・市民自治」について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-3-2.「②安全・安心のまちづくり」について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-3-3.「③教育・子育て」について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-3-4.「④都市基盤の整備・市内産業」について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-3-5.「⑤健康・福祉・平和・人権」について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-3-6.「⑥地球環境・地域の自然・住みよい環境」について・・・・・・・・・・・・・・・ 2-3-7.「⑦歴史・文化・生涯学習」について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-3-8.「⑧その他」について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-3-9.「⑨コロナ」について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 付録(改善事例) 1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 6 6 7 7 8204 302 265 150 200 250 300 350 H29 H30 R01
1.「市長への提言」とは
市政に対する、具体的な意見や要望等については、市長への提言として、「提言はがき」、「E メール」、「来庁」、「郵送」等の方法で寄せられます。 令和元年度における受付件数は265件、内容に応じて対応した件数(※1)は283件でした。 (※1)受け付けた件数の中に複数の意見があるため、受付件数とは異なります。2. 1年間(令和元年度)での傾向
表1.傾向分析項目 提言の内容に応じて対応した283件について、傾向を分析するため、受付形態別、意見種別、分 類別にまとめました。受付形態別は6種類、意見種別は6種類、分類別は9種類にそれぞれ分けて、 表1に示しました。また、分類についての項目内容を表2に示しました。1
表2.分類別項目の内容について 図1.提言受付件数 受付形態別 意見種別 分類別 来庁 問い合わせ ①行政力の強化・市民自治 電話 提案 ②安全・安心のまちづくり FAX 要望 ③教育・子育て はがき 苦情・批判 ④都市基盤の整備・市内産業 郵送 感謝・お礼 ⑤健康・福祉・平和・人権 Eメール その他意見 ⑥地球環境・地域の自然・住みよい環境 ⑦歴史・文化・生涯学習 ⑧その他 ⑨その他(コロナ) 分類別項目 項目内容 ①行政力の強化・市民自治 市役所の業務内容・市政の運営や市民対応など ②安全・安心のまちづくり 防災・防犯、震災に関する内容など ③教育・子育て 学校施設、子育ての環境・支援など ④都市基盤の整備・市内産業 交通に関する安全対策、公共機関、駐車場・駐輪場など ⑤健康・福祉・平和・人権 各種保険制度・医療、生活支援、差別問題など ⑥地球環境・地域の自然・住みよい環境 野生生物、近隣問題、空き家・空き地、騒音など ⑦歴史・文化・生涯学習 スポーツ関係、観光、広報、図書館など ⑧その他 上記の分類に含まれない内容 ⑨その他(コロナ) 新型コロナウイルスに関する内容2-1.受付形態別傾向
受付形態別件数を図1に示しました。 考察 インターネットやスマートフォンの普及でEメールでの提言が多数を占めています。はがきでの 提言は平成30年度より大きく減少しましたが、FAXを含めEメールが使用できない方にとっての手 段となっていることがうかがえます。よって、提言はがきを本館・別館受付や各支所等、市民が 訪ねやすい箇所に配置し、改めて配置場所の周知を市職員も含めて行います。2
2-2.意見種別件数傾向
次に、意見種別に傾向を分析したものを図2に示しました。 考察 2年間とも要望が多数を占めているため、次項に要望の内容について分析していきます。 38 3 105 13 143 16 3 61 11 174 0 90 180 来庁 電話 FAX はがき 郵送 Eメール H30 R01 図1.受付形態別件数比較表 178 17 28 31 4 74 155 1 48 60 6 13 0 50 100 150 200 要望 お問い合わせ 提案 苦情・批判 感謝・お礼 その他意見 H30 R01 図2.意見種別比較表考察 要望の内訳をみると、道路の整備に関する意見が最も多く寄せられました。駅から住宅への 人通りが多い道について、道路の拡幅や歩道の設置を求める声が多く、子どもが死亡する事故 や高齢者による自動車運転事故が報道で大きく取り上げられたことから、歩行者の交通安全対 策についての意見が増えたものと考えられます。その他、新型コロナ関連の要望も2月、3月 の短期間で多数寄せられました。
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2-2-1.要望の分類別傾向
次に提言全体での①~⑨の分類について、図4に示しました。 平成30年度と比較すると④と⑥が増加し、その他は減少したことがわかりました。また、①~ ⑧の内容の分析を行い、内容について次項から分析していきます。2-3.分類別傾向
図3.要望の分類別比較 図4.分類別比較表 8 4 25 35 16 25 9 6 27 0 20 40 47 20 56 43 35 36 43 52 32 8 47 48 29 48 25 13 33 0 30 60 H30 R012-3-1. 「①行政力の強化・市民自治」について(32件)
2-3-2.「②安全・安心のまちづくり」について(8件)
「①行政力の強化・市民自治」について、図5に示しました。 「②安全・安心のまちづくり」について、図6に示しました。 図5. 「①行政力の強化・市民自治」の内容 図6. 「②安全・安心のまちづくり」」の内容 考察 職員の窓口応対についての意見・苦情のほか、ホームページ上での緊急時の情報発信につい てや、ひらぽカードに関する問い合わせなど、様々な意見が寄せられました。施設の整備では 、公共施設に子ども等へ配慮した備品を設置してほしいなどの意見がありました。 考察 地震・台風などの災害に関する意見は、大きな地震・台風による被害があった前年度よりも 大幅に減少しましたが、今年度は、防災備品や避難時の支援についての要望が最も多く寄せら れ、地域における防災活動について関心が高まったことが分かりました。その他、防犯カメラ の設置を求める声もありました。4
職員について 38% 苦情 19% ホームページ 9% 提案 9% 庁舎・施設の 管理・整備 9% その他 16% 避難所や防 災について 37% 防犯 37% 台風 13% その他 13%2-3-4.「④都市基盤の整備・市内産業」について(48件)
「④都市基盤の整備・市内産業」について、図8に示しました。 考察 児童の見守りや、歩道の設置を提案する意見や、道路幅の拡幅および整備など、歩行者の安全 について意見が多く寄せられました。保育園児が死亡する交通事故が他県で発生し、全国的に 子どもの交通安全対策が課題として認識されたため、交通事故防止の意識が高まったと考えら れます。2-3-3. 「③教育・子育て」について(47件)
「③教育・子育て」について、図7に示しました。 図7. 「③教育・子育て」の内容 図8. 「④都市基盤の整備・市内産業」の内容 考察 小・中学校については、タブレット学習や、運動会、給食などの学校活動に対するご意見が 寄せられました。次に、幼稚園・保育所の選考方法についてのご意見が多く、市長の公約とし て待機児童をゼロにすることや教育環境整備の取り組みにより、関心が高まっていると考えら れます。 また、学校施設では、トイレの修繕、施設の建て替えの意見があり、教育施設の老朽化に伴 い改善の要望があることがわかりました。5
交通安全・ 歩道 40% 道路などの 公共整備 25% 都市計画・ 振興 19% その他 10% バス 6% 小・中学校 31% 幼稚園・保育 所 18% 学校施設 15% 留守家庭 9% その他 27%2-3-5.「⑤健康・福祉・平和・人権」について(29件)
2-3-6.「⑥地球環境・地域の自然・住みよい環境」について(48件)
「⑤健康・福祉・平和・人権」について、図9に示しました。 「⑥地球環境・地域の自然・住みよい環境」について、図10に示しました。 考察 障害福祉サービスに関する意見、高齢者の交通費助成を求める意見や、医療費を高校3年 生まで助成してほしいとの意見などがありました。特に、高齢者による交通事故が全国的に 問題となっていたため、運転免許返納後の交通手段について関心が高まったことが分かりま した。 考察 近隣開発に伴い生活環境を心配する声が多く寄せられました。また、地球環境保護について の意見も多くみられました。温暖化が進み、環境について関心が高いことがわかりました。 その他、公園については大型遊具やフットサル施設の設置、公園の清掃を希望する意見があ りました。 図9. 「⑤健康・福祉・平和・人権」の内容 図10. 「⑥地球環境・地域の自然・住みよい環境」の内容6
障害 22% 高齢者 23% 医療助成 19% 生活支援 13% その他 23% 自然・生活 環境 33% 公園 23% 廃棄物 17% 野生動物 8% 受動喫煙 6% その他 13%2-3-7. 「⑦歴史・文化・生涯学習」について(25件)
2-3-8. 「⑧その他」について(13件)
「⑦歴史・文化・生涯学習」について、図11に示しました。 「⑧その他」について、図12に示しました。 図11. 「⑦歴史・文化・生涯学習」の内容 考察 イベントについての提案が多く、ラグビーワールドカップや大阪・関西万博などの大きなイ ベントが話題となった年であり、市で参加する、または市民が集まってスポーツ等を応援する 場を市が提供し、街のPRや活性化につなげてはどうかというご意見でした。次に、図書館に 関する意見が多く、枚方市駅周辺の再整備にあわせて街の大きな魅力として図書館機能をさら に充実させてほしいという期待が高まりつつあることが分かりました。7
イベント・ 活動 40% 図書館 36% 生涯学習市民 センター 12% 総合文化施設 4% 施設その他 8% 市への提案・意見 50% 駐車場料金の有料化 36% その他 14% 考察 市への提案・意見では、市名の変更案や市役所組織へのご意見がありました。その他、駐車 場料金が有料であることに反対する意見もあり、駐車場を普段よく利用されている方からのご 意見が寄せられました。 図12. 「⑧その他」の内容2-3-9. 「⑨その他(コロナ)」について(33件)
「⑨その他(コロナ)」について、図13に示しました。 マスク 40% 学校関係 36% 市の対応 9% 図書館等 3% その他 12% 考察 新型コロナウイルスの、国内での感染者が発生したことから感染拡大の不安が広がり、2月 から3月にかけて、マスク配布の要望や、小・中学校の臨時休校への意見やオンライン授業の 要望、公共施設の利用制限についての苦情など、33件のご意見が寄せられました。 図13. 「⑨その他(コロナ)」の内容8
≪改善事例≫ 乾電池回収 BOX について 【内容】 生涯学習市民センターに電球や乾電池の回収 BOX を設置されるようになり、便利でよく 利用していますが、乾電池の回収 BOX は中にたくさん入っていると重くて開きません。扉 の形状をペットボトルなどの回収のように、穴から滑り落ちるタイプにすることを検討し てもらえますか。 【対応】 当該回収ボックス(乾電池回収BOX含む)につきましては、ご意見を受けて、ボックス を引き出さなくても電池類を入れられるよう改善いたしました。
≪改善事例≫ 公共施設のトイレへのサニタリーボックス設置について 【内容】 子ども発達支援センターを利用していましたが、女子トイレにサニタリーボックス (汚物入れ)がなく、大変不便です。 【対応】 子ども発達支援センターでは、なのはな(肢体不自由児通所部分)、すくすく(地域 支援事業)及び外来セラピーにおいて、親子通所を基本としていることから、保護者が 長時間施設に滞在することもあり、今回のご意見を受けて、サニタリーボックスを設置 いたしました。
≪改善事例≫ について 【内容】 家から保育所へ持っていっている白ごはんが冷たいので、温かいご飯を提供してほしい です。 【対応】 市内公立保育所では、これまで、3才クラス以上のこども達に白ごはんまたはパンをお弁 当箱に詰めてご持参いただいておりましたが、あたたかいごはんを提供してほしいとのた くさんのご希望があり、令和2年4月から、ごはんやパンを給食で提供しています。
≪改善事例≫ について 【内容】 広い歩道に自転車専用道を設けて下さい。電動三輪車も通行できれば良いです。 【対応】 自転車は、軽車両扱いとなり、原則車道を走るとされています。本市では、自転車が快適 に走行できるよう、自転車通行帯(青い矢羽根)の整備を進めており、自転車通行帯の整備 が進むことで、自転車と歩行者の接触による事故が軽減できるものと考えております。